JPH05168993A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

Info

Publication number
JPH05168993A
JPH05168993A JP35697591A JP35697591A JPH05168993A JP H05168993 A JPH05168993 A JP H05168993A JP 35697591 A JP35697591 A JP 35697591A JP 35697591 A JP35697591 A JP 35697591A JP H05168993 A JPH05168993 A JP H05168993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
coating material
tank
tube
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35697591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Kikunaga
和久 菊永
Takanori Yamada
孝範 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP35697591A priority Critical patent/JPH05168993A/ja
Publication of JPH05168993A publication Critical patent/JPH05168993A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スパイラルフィン付チューブの表面への塗装
を十分に行い、また塗装面を均一とし、かつ塗料の飛散
を少なくする。 【構成】 塗料循環ライン11の塗料タンクから塗料2
2をポンプ、配管16を通して塗料収容槽12内に受け
口12aから連続的に供給し、常時塗料で充満させる。
一方、搬送ライン13の駆動ローラ21により、スパイ
ラルフィン付チューブ18を塗料収容槽12内に一定速
度で連続的に通過させ、浸漬により該チューブ18に表
面塗装を施す。塗料収容槽12のチューブ進入口12
b、退出口12cからから溢れ出た塗料22は、ケーシ
ング19下部の排出口20から上記塗料タンクに戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装装置、特に熱交換
器に使用されるスパイラルフィン付チューブを連続的に
表面塗装するのに最適な塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、この種のスパイラルフィン付チ
ューブに連続的な表面塗装を行うための塗装装置の従来
例を示す。
【0003】図3において、、多数の駆動ローラ1を有
する搬送ラインが設けられ、この搬送ラインの駆動ロー
ラ1の回転により、チューブ2aの外周にスパイラルフ
ィン2bが設けられたスパイラルフィン付チューブ2
が、一定速度で水平方向(例えば図の矢印a方向)に搬
送されるようになっている。そして、搬送ラインの途中
には複数のスプレーノズル3が設けられ、これらのスプ
レーノズル3から塗料4が連続的に噴射されて、スパイ
ラルフィン付チューブ2の表面塗装が行われるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のスプ
レーノズル3を用いた従来の塗装装置によると、スパイ
ラルフィン付チューブ2のフィンピッチが小さい場合、
塗料4がスパイラルフィン2bの奥まで入り難く、した
がって例えば図4に示すように、スパイラルフィン2b
の先端部分しか塗装されず、チューブ2aの表面への塗
装が十分に行われないことがある。
【0005】また、スプレーノズル3によると、微粒子
化された塗料が被塗装面に直接到着して初めて塗膜が形
成される訳であるが、塗料のはねかえり等により間接的
に到着するところでは、被塗装面に到達するまでに霧化
された塗料が乾燥固化して付着するため、塗膜ではなく
スプレイダストが形成されることがある。したがって、
塗装面が不均一であり、塗料の飛散が多く、塗料費の増
加をきたすなどの問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、スパイラルフィン付チュ
ーブ等の塗装についてチューブ表面への塗装が十分に行
え、かつ塗装面が均一で、塗料の飛散が少なく、塗料費
の低減も図れる塗装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による塗装装置は、塗料を塗料循環ポンプ
により連続的に供給する塗料循環ラインと、この塗料循
環ラインから塗料を受け、常時内部に塗料が充満してい
る塗料収容槽と、この塗料収容槽内に被塗装対象物を一
定速度で連続的に通過させる搬送ラインとを備えてい
る。
【0008】
【作用】上記の手段によれば、内部に塗料を充満させた
塗料収容槽に被塗装対象物を通過させて、いわゆる浸漬
式に連続塗装を施すようにしたので、例えばスパイラル
フィン付チューブの塗装を行う場合、そのフィンピッチ
が小さくても、スパイラルフィンの奥まで塗料を入り込
ませることが可能となり、チューブ表面まで十分に塗装
することができる。
【0009】また、塗料循環ポンプにより常に塗料収容
槽の内部に塗料を充満させて、被塗装対象物を一定速度
で通過させるようにしているため、塗料との接触面に均
一な塗膜ができ、塗装面が均一となる。
【0010】さらに、塗料収容槽内で液状の塗料中に被
塗装対象物を通過させるので、塗料の飛散が少なく、塗
料費の低減も図れるようになる。
【0011】
【実施例】以下、図1および図2を参照して本発明の一
実施例について詳細に説明する。本実施例はスパイラル
フィン付チューブの表面に連続塗装を施す塗装装置につ
いてのもので、図1は同塗装装置の全体を示す系統図、
図2は同塗装装置の要部の構成を示す斜視図である。
【0012】図1に示すように、本実施例による塗装装
置は、大別して、塗料循環ライン11と、塗料収容槽1
2と、搬送ライン13とを備えている。塗料循環ライン
11は、塗料タンク14から複数の塗料循環ポンプ15
を介して塗料収容槽12に接続される複数の塗料供給配
管16を有する構成とされ、他に、塗料補給用の補助ラ
イン17を備えている。
【0013】また、塗料収容槽12は、図2に詳細に示
すように、横長の筒状のもので、その軸方向両端部およ
び上面が開口し、該上面開口部が塗料受け口12aとさ
れ、塗料供給配管16が臨んでいる。一方、塗料収容槽
12の両側面開口部は、それぞれ、被塗装対象物である
スパイラルフィン付チューブ18の進入および退出用の
進入口12bおよび退出口12cとされている。
【0014】そして、この塗料収容槽12を囲んでケー
シング19が設けられ、このケーシング19の下部に設
けた塗料排出口20が塗料タンク14の上部に連通して
いる。また、ケーシング19の両側面には、それぞれ、
被塗装対象物であるスパイラルフィン付チューブ18の
進入および退出用の進入口19aおよび退出口19bが
開口している。
【0015】さらに、搬送ライン13は、図2に詳細に
示すように、複数の駆動ローラ21が間隔を置いて配置
された構成とされ、被塗装対象物であるスパイラルフィ
ン付チューブ18を塗料収容槽12内に一定速度で連続
的に通過させるようになっている。
【0016】次に、作用について説明する。塗装時に
は、塗料循環ライン11の塗料タンク14から塗料22
が塗料循環ポンプ15により、塗料供給配管16を通し
て塗料収容槽12の塗料受け口12aに連続的に供給さ
れる。
【0017】一方、搬送ライン13では、被塗装対象物
であるスパイラルフィン付チューブ18がケーシング1
9の進入口19aを通して塗料収容槽12に進入口12
bから一定速度で連続的に搬入された後、塗料収容槽1
2の退出口12cを経て、ケーシング19の退出口19
bから排出される。
【0018】ここで、塗料循環ライン11から塗料22
を受けて、常時内部に塗料22が充満している塗料収容
槽12内で、一定速度で連続的に通過するスパイラルフ
ィン付チューブ18に浸漬による塗装が施される。そし
て、塗料収容槽12の進入口12bおよび退出口12c
からから溢れ出た塗料22は、ケーシング19下部の塗
料排出口20から塗料タンク14に環流される。
【0019】以上述べた如く、本実施例によれば、内部
に塗料22を充満させた塗料収容槽12にスパイラルフ
ィン付チューブ18を通過させて、いわゆる浸漬式に連
続塗装を施すようにしたので、たとえフィンピッチが小
さくても、フィンの奥まで塗料を入り込ませることが可
能となり、チューブ表面まで十分に塗装することができ
る。
【0020】また、塗料循環ポンプ15により常に塗料
収容槽12の内部に塗料22を充満させて、スパイラル
フィン付チューブ18を一定速度で通過させるようにし
ているため、塗料22との接触面に均一な塗膜ができ、
塗装面が均一となる。
【0021】さらに、塗料収容槽12内で液状の塗料2
2中にスパイラルフィン付チューブ18を通過させるの
で、塗料22の飛散が少なく、塗料費の低減も図れるよ
うになる。
【0022】なお、図1に示した実施例では、塗料収容
槽12の塗料受け口12aに臨む2本の塗料供給配管1
6に加え、他の1本の塗料供給配管16が塗料収容槽1
2の底部に直接接続され、塗料循環ポンプ15および塗
料供給配管16について3系列となっているが、必要に
応じて増減できることは勿論である。また、スパイラル
フィン付チューブ18以外の他の細長い部材等の被塗装
対象物の塗装にも同様に適用できることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、内
部に塗料を充満させた塗料収容槽に被塗装対象物を通過
させて、いわゆる浸漬式に連続塗装を施すようにしたの
で、例えばスパイラルフィン付チューブの塗装を行う場
合、たとえフィンピッチが小さくても、スパイラルフィ
ンの奥まで塗料を入り込ませることが可能となり、チュ
ーブ表面まで十分に塗装することができ、また、塗料循
環ポンプにより常に塗料収容槽の内部に塗料を充満させ
て、被塗装対象物を一定速度で通過させるようにしてい
るため、塗料との接触面に均一な塗膜ができ、塗装面が
均一となり、さらに、塗料収容槽内で液状の塗料中に被
塗装対象物を通過させるので、塗料の飛散が少なく、塗
料費の低減も図れる等の優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗装装置の一例を示す全体の系統
図である。
【図2】同塗装装置の要部の構成を示す斜視図である。
【図3】従来の塗装装置の一例を示す斜視図である。
【図4】同従来装置により塗装されたスパイラルフィン
付チューブの断面図である。
【符号の説明】
11 塗料循環ライン 12 塗料収容槽 13 搬送ライン 14 塗料タンク 15 塗料循環ポンプ 16 塗料供給配管 17 塗料補給用の補助ライン 18 スパイラルフィン付チューブ(被塗装対象物) 19 ケーシング 20 塗料排出口 21 駆動ローラ 22 塗料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料を塗料循環ポンプにより連続的に供給
    する塗料循環ラインと、この塗料循環ラインから塗料を
    受け、常時内部に塗料が充満している塗料収容槽と、こ
    の塗料収容槽内に被塗装対象物を一定速度で連続的に通
    過させる搬送ラインとを備えたことを特徴とする塗装装
    置。
JP35697591A 1991-12-25 1991-12-25 塗装装置 Withdrawn JPH05168993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35697591A JPH05168993A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35697591A JPH05168993A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05168993A true JPH05168993A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18451723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35697591A Withdrawn JPH05168993A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05168993A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2719485B2 (ja) 感光材料を処理する装置
US3620813A (en) Method of treating workpieces in a treating fluid
TWI228058B (en) Substrate treatment apparatus and substrate washing method
GB2031036A (en) Liquid Treatment of Metal Strip
JPS6246849B2 (ja)
US20020025169A1 (en) Automatic processing apparatus for photosensitive material
JP3461794B2 (ja) 潤滑被膜形成装置
US2599721A (en) Apparatus for distributing and drying uniform interior coatings in collapsible tubes
JPH05168993A (ja) 塗装装置
US3731647A (en) Apparatus for processing containers
US4466722A (en) Film developing apparatus having continuous circulation of developing liquids
TW200831719A (en) Apparatus and method for non-contact liquid sealing
US5418592A (en) Rack and a tank for a photographic processing apparatus
US5075711A (en) Method of and apparatus for developing photosensitive lithographic plate
JP2591432Y2 (ja) 塗工装置
US5426480A (en) Photographic film processing apparatus
JP2002234609A (ja) 流体塗布装置
JPH0649956B2 (ja) 基板の表面処理方法
JP2000230783A (ja) 乾燥処理装置
JP2949725B2 (ja) 被塗物搬送装置用洗浄装置
KR20210151359A (ko) 판유리용 비반사막 코팅장치
KR101158353B1 (ko) 대면적 기판의 도포액 도포장치
JPH0740262Y2 (ja) エナメル線の塗布装置
JP2002006463A (ja) 感光材料用自動現像機及び処理液塗り付け装置
JPH01173782A (ja) プリント基板の横型ソルダーコーティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311