JPH0516685A - トラクタ等のデフ装置 - Google Patents

トラクタ等のデフ装置

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Publication number
JPH0516685A
JPH0516685A JP16957391A JP16957391A JPH0516685A JP H0516685 A JPH0516685 A JP H0516685A JP 16957391 A JP16957391 A JP 16957391A JP 16957391 A JP16957391 A JP 16957391A JP H0516685 A JPH0516685 A JP H0516685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential
diff
gear
case
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16957391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nakagawa
秀明 中川
Kinya Okamoto
欣也 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH0516685A publication Critical patent/JPH0516685A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トラクタ等に用いられるデフ装置を小型化し、
左右のデフサイドギヤ3,4を共用化して、コストダウ
ンを図る。 【構成】駆動されるデフケース1の内側に配設したデフ
ピニオンギヤ2の左右に、デフサイドギヤ3,4を噛合
し、このうち一側のデフサイドギヤ3のデフ軸5と該デ
フケース1との間に、咬合離脱切換自在のデフロックク
ラッチ6を設けてなるトラクタ等のデフ装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ等のデフ装
置に関する。四輪走行形態の他に二輪走行形態の走行伝
動装置に利用でき、更には、カルチベータ等の農作業管
理機の作業軸の伝動装置にも利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタ等の車輪伝動に用いられるデフ装置は、デフケース
の内側に収容されるピニオンギヤの左右両側に噛合され
るデフサイドギヤが、各々異なった形態でデフ軸に軸受
けされ、又、デフロッククラッチがこれらデフサイドギ
ヤとデフケースとの間に亘って設けられる等、デフ装置
として大きくなり易く、左右のデフギヤ形態を各別に製
作する等の不経済性もあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、駆動される
デフケース1の内側に配設したデフピニオンギヤ2の左
右に、デフサイドギヤ3,4を噛合し、このうち一側の
デフサイドギヤ3のデフ軸5と該デフケース1との間
に、咬合離脱切換自在のデフロッククラッチ6を設けて
なるトラクタ等のデフ装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】デフケース1の駆動によって
デフピニオンギヤ2を介して左右一対のデフサイドギヤ
3,4が差動回転される。デフロックを行うときは、デ
フロッククラッチ6を咬合することによって、デフ軸5
とデフケース1とが一体回転の状態となってデフロック
され、差動伝動は行われない。
【0005】このようにデフロッククラッチ6は、デフ
軸5とデフケース1との間にあって、咬合、離脱するも
のであるから、左右一対のデフサイドギヤ3,4は、単
にデフ軸と一体的に回転するように設ける構成であれば
よく、同じギヤとして製作してコストダウンを図ること
ができ、このデフサイドギヤ3,4等の外周面から左右
外側面を覆うデフケースの形態を不要とするから、構成
簡単で、小型化できる。
【0006】
【実施例】図例は、この発明を農作業管理機に利用した
場合を示す。図1〜図3において、伝動ケース7は、上
記にエンジン8を装着し、下部に左右一対のデフ軸9,
5を軸架し、エンジン8によってギヤ10を介して駆動
される駆動軸11と、該デフ軸9,5心上のデフケース
との間をチエン12伝動する構成としている。13は駆
動軸11側のスプロケット、14はデフケース1側のス
プロケットである。
【0007】デフ軸9,5は、軸ピン15によって同芯
上に回転自在に軸受けされて、このデフ軸9,5の内端
部には同一形態のデフサイドギヤ4,3が固定されて一
体回転する構成である。又、この一側のデフ軸5には、
スプライン嵌合させたデフロッククラッチ6が、ばね1
6によって常時外側へ弾発され、このデフロッククラッ
チ6とデフケース1との間で軸方向移動によって咬合し
たり離脱できる構成としている。
【0008】デフケース1は、左右のデフサイドギヤ
4,3間に噛合されたデフピニオンギヤ2の外周に筒状
に形成されて、外周面に前記スプロケット14を形成
し、デフロッククラッチ6と対向する側面にクラッチ咬
合部17を形成する。このデフロッククラッチ6を操作
するデフロックシフター18は伝動ケース7の内側に枢
着19され、この伝動ケース7上部のデフロックアーム
20、及びロッド21等を介して操作ハンドル22部か
ら操作連動される。
【0009】該デフ軸9,5は伝動ケース7の左右両側
部に軸受けされて、外側端に取付軸部23を突出し、車
輪を装着したり、作業軸24を連結することができる。
作業軸24としては、カルチ爪25やカルチディスク2
6等を装着する。27はエンジンスタータ、28はエン
ジン8の燃料タンク、29はマフラー、30はフェンダ
ー、31はハンドルフレーム、32はこのハンドルフレ
ーム31に沿って後方へ延長させたインレットチューブ
である。33は伝動ケース7の後部に設けた抵抗棒、3
4はスロットルレバ、35はエンジン8を停止するスト
ップスイッチである。
【0010】図4、図5において、上例と異なる点は、
伝動ケース7内の伝動機構を、チエン12伝動機構に代
えて縦軸36による軸伝動機構とし、ハンドル22には
デッドマンクラッチレバ37を設ける構成としたもので
ある。エンジン8のクラッチ軸38から遠心クラッチ3
9を介して縦軸36を駆動し、この縦軸36の下端から
デフケース1周面のウォームホイルギヤ40にはウォー
ムギヤ41で伝動してデフ軸9,5を伝動する構成であ
る。
【0011】このような遠心クラッチ39により動力伝
達する管理機において、ハンドル22におけるスロット
ルレバ34を回動することにより、スロットルワイヤ4
3を引いて、アイドリング位置Nから、低速位置L、高
速位置Hと変速するように構成し、このスロットルワイ
ヤ43のアウターワイヤ44の受けアーム45を、デッ
ドマンクラッチレバ37の遠心クラッチ39入り位置O
N、切り位置OFFの操作とテコ機構46で連動して、
遠心クラッチ39の切り位置OFFではスロットルワイ
ヤ43を緩め、入り位置ONでは引っ張る。47は受け
アーム45の戻しばねである。48,49は受けアーム
45の回動位置を係止するストッパーである。42は操
作盤である。50は受けアーム45の支軸、51はスロ
ットルレバ34とデッドマンクラッチレバ37との支軸
である。
【0012】受けアーム45は、ばね47でストッパー
48側へ引っ張られて、アウターワイヤ44を緩めるよ
うに働いているから、デッドマンクラッチレバ37は、
クラッチ切り位置OFFにあって、従ってエンジン8は
低速回転で遠心クラッチ39は切りの状態にある。又、
このデッドマンクラッチレバ37を握ってクラッチ入り
位置ONにすると、受けアーム45によってアウターワ
イヤ44が押されて、スロットルワイヤ43が張るため
に、エンジン8回転が高くなり、遠心クラッチ39が入
りの状態となって、作業を行うことができる。
【0013】又、スロットルレバ34は、該デッドマン
クラッチレバ37とは独立的に操作してエンジン8の回
転を調節操作できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示す。
【図1】伝動ケース部の正断面図。
【図2】その一部の側面図。
【図3】作業機全体の斜面図。
【図4】一部別実施例の側断面図。
【図5】そのハンドル操作部の側面図。
【符号の説明】
1 デフケース 2 デフピニオンギヤ 3 デフサイドギヤ 4 デフサイドギヤ 5 デフ軸 6 デフロッククラッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動されるデフケース1の内側に配設し
    たデフピニオンギヤ2の左右に、デフサイドギヤ3,4
    を噛合し、このうち一側のデフサイドギヤ3のデフ軸5
    と該デフケース1との間に、咬合離脱切換自在のデフロ
    ッククラッチ6を設けてなるトラクタ等のデフ装置。
JP16957391A 1991-07-10 1991-07-10 トラクタ等のデフ装置 Pending JPH0516685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16957391A JPH0516685A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 トラクタ等のデフ装置

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JP16957391A JPH0516685A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 トラクタ等のデフ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0516685A true JPH0516685A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15888984

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16957391A Pending JPH0516685A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 トラクタ等のデフ装置

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JP (1) JPH0516685A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004231113A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 管理作業機のデフロック操作構造
US7192376B2 (en) * 1997-03-12 2007-03-20 Norihiro Ishii Axle driving apparatus
CN103266018A (zh) * 2013-06-17 2013-08-28 许昌学院 一种环氧化大豆油的制备方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20040330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523