JPH0516678U

JPH0516678U - 伸縮テイツシユケース

Info

Publication number: JPH0516678U
Application number: JP9014091U
Authority: JP
Inventors: 富貴子垂水
Original assignee: 富貴子垂水
Priority date: 1991-08-09
Filing date: 1991-08-09
Publication date: 1993-03-02

Abstract

(57)【要約】【目的】ケースの側面を折りたたみできるようにした
ティッシュケース。【構成】ティッシュペーパーが入る大きさのケースに
於いて、側面が伸縮できる折り側板（３）で形成したテ
ィッシュケース。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、高さが自在に伸縮できるティッシュケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ティッシュケースには木、プラスチック、その他種々のものがあり、構成も市販の紙ケース入りのものをそのまま入れて使用するタイプと、中味のみ入れ替えて使えるものがあったが、いずれも基本的には一定の形状を成す固定ボックスタイプのものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のティッシュケースは、ケース付き市販品を入れて使用するタイプと、中味を入れ替えて使うタイプとも素材、形状種々あったが、いずれも一定の高さを形成する固定ボックスタイプであるので、定量のティッシュしか収納できず、さらに少なくなったときはティッシュが引き出しにくかったり、中に落ち込んでしまいその都度指を入れて引っ張り出すという面倒なことを経験することは多かった。又、収納ケースを大量に運搬する場合は、軽くても折りたためないので大きなスペースを必要とし、多少なりともコスト高の要因にもなっている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、従来の以上のような欠点を解消することを目的とし、次のような構成としている。一定量のティッシュペーパーが入る大きさのケースに於いて、周囲側面をアコーデオン状又は提燈様に自在に折りたためる折り側板（３）や折り側壁（８）で形成して、自在にケースの高さを伸縮できる構成としている。

【０００５】

【作用】このティッシュケースは次のようにして使用する。ケースを裏返えして底蓋板（４）を開き一定量のティッシュの中味を入れてから底蓋板（４）を止め縁（５）の内側に差し込んで閉じる。ケースはティッシュを収納した量に応じて側面部の折り板（３）及び折り側壁（８）が伸びてピッタリ納まり、ティッシュの使用量に応じて少なくなるとケースの高さも低くなり、最後の一枚までスムーズに取り出せることができる。

【０００６】

【実施例】

この考案の実施例を図面を参照にして説明する。

【０００７】第１実施例この考案の第１実施例を図１の一部欠損斜視図と図２の断面図、図３の使用例図を参照にして説明する。矩形状の上板（１）の中央部に取り出し口（２）を設け、その上板（１）の下方周囲の側面にアコーデオン状の折り側板（３）で収納部を形成し、さらに、底部の一方側長辺部にチョウバン状に底蓋板（４）を設けて、その対向部のケースに止め縁（５）を形成したティッシュケースを薄いプラスチックで一体成型して、取り出し口（２）にビニール（６）を付けて本考案を構成している。尚、折り側板（３）は適度な強さで自在に伸縮できるものとし、中味を出し入れする底蓋板（４）は他の方法でも差しつかえない。又、この考案は一体成型されているが、多少厚めの素材で接着形成で丈夫に作ってもよい。

【０００８】第２実施例この考案の第２実施例を図４の一部欠損斜視図を参照にして説明する。第２実施例に於いては、側面部が提燈状にしている。まず、矩形状に細い針金又は竹ひごを曲げて容体の骨組み（７）を作り、その外側又は両面に紙か布を張り付けて折り側壁（８）を形成し本考案を構成している。尚、上板（１）及び底蓋板（４）は第１実施例と同じでもよいし、他の方法でもよい。さらに、第１、第２実施例ともケースは角状でもよいが、丸形でもよく大きさも特に限定されるものでない。

【０００９】

【考案の効果】

この考案は、側面部を折りたたみ状にしているので、次のような長所および効果を提供できるティッシュケースである。イ．ケースの側面が自在に折りたためるので使用量に応じて中味が減っても、その量に対応してケースの高さが変えられるので、最後の一枚までスムーズに取り出せる。ロ．伸縮度合は多少の余裕があるので、定量より多く入れることもでき、又市販の紙ケース付きのまま入れることも可能である。ハ．中味のみ一定量を真空パックにし、それにこのケースを組み合わせても極めてコンパクトにできる。ニ．自在に折りたためる構成であるので、使用時にも便利であるが、大量に運送、保管に於いてもスペースをとらず、コスト安の要因を提すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例を示す一部欠損斜視図。

【図２】第１実施例を示す断面図。

【図３】本考案の使用例図。

【図４】第２実施例を示す一部欠損斜視図。

【符号の説明】

（１）・・・上板（２）・・・取り出し口（３）・・・折り側板（４）・・・底蓋板（５）・・・止め縁（６）・・・ビニール（７）・・・骨組み（８）・・・折り側壁

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ティッシュペーパーが入る大きさのケー
スに於いて、側面が伸縮できる折り側板（３）で形成し
て成る構成の伸縮ティッシュケース。
【請求項２】側面を細長い素材で骨組み（７）を作
り、紙又は布を張り付けて折り側壁（８）を形成して成
る構成である請求項１記載の伸縮ティッシュケース。