JPH05165946A - 印鑑照合装置 - Google Patents

印鑑照合装置

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JPH05165946A
JPH05165946A JP3328929A JP32892991A JPH05165946A JP H05165946 A JPH05165946 A JP H05165946A JP 3328929 A JP3328929 A JP 3328929A JP 32892991 A JP32892991 A JP 32892991A JP H05165946 A JPH05165946 A JP H05165946A
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Withdrawn
Application number
JP3328929A
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English (en)
Inventor
Yuji Kojima
雄次 小島
Shigeo Tanji
成生 丹治
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は印鑑照合装置に関し、直接印鑑を接
触させて印面の凹凸形状を読み取ることができる印鑑照
合装置を実現することを目的とする。 【構成】 互いに平行な2面10a,10bを有する透
明な導光体10の一方の面10aに検出すべき凹凸物体
20を接触させ、他方の面10bの外側から入射させた
光21を導光体10と物体20との接触面で散乱させ
て、該散乱光の一部を導光体10の一端に設けられた結
像レンズ14を介して画像センサ17に結像させ、物体
20の凹凸面形状を検出する装置において、上記導光体
10の一方の面10aに光学的に透明な弾性体11を設
けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印鑑照合装置に関する。
詳しくは印鑑を押印せずに直接照合できる印鑑照合装置
に関する。
【0002】近年、印鑑証明の取得、銀行の預金通帳等
の印鑑照合作業の増大に伴い、自動化が要求されてい
る。このため、印鑑読み取り装置が提供されているが、
一旦押印したものを読み取るため、作業が煩雑となり、
作業工数も大となっている。
【0003】
【従来の技術】従来の印鑑照合を行うための印鑑読み取
り装置は、一旦印鑑を紙にきれいに押印し、その押印さ
れた印影を装置に読み取らせるものである。ところが一
旦紙に押印したものを照合に用いるため、その後の事務
処理が長くなること、更に印鑑の中の汚れも問題となっ
ていた。このため、印鑑を紙を介さず直接読み取ること
が考えられる。
【0004】従来、印鑑のような凹凸のあるものを直接
読み取るものとしては指紋採取装置がある。これは、図
3に示すようにガラス等の透明な平板1の下側の面の一
部にホログラム2を設け、別に照明用レーザ光源3と撮
像素子4を配設したものである。
【0005】そして、指紋を採取するときは、透明平板
1の上側の面に指5を接触させる。すると指紋の凸部か
ら反射した散乱光は透明平板1のあらゆる方向に進むの
に対し、指紋の凹部からの反射光は透明平板1との間に
空気層があるため透明平板1には臨界角以下でしか入射
しない。そこで凸部からの反射角を臨界角以上の全反射
条件で透明平板中を伝播させ、この光6をホログラム2
によって外部に導き、撮像素子4によって検出すれば凹
部からの光は検出されないためコントラストの良い像が
得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の指紋採取装置の
ような凹凸面検出装置で印鑑を読み取ろうとすると、硬
質材料で形成された印鑑の印面は柔軟性がなく、透明平
板に密着しないため良好な像は得られない。
【0007】本発明は、直接印鑑を接触させて印面の凹
凸形状を読み取ることができる印鑑照合装置を実現しよ
うとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の印鑑照合装置に
於いては、互いに平行な2面10a,10bを有する透
明な導光体10の一方の面に検出すべき凹凸物体20を
接触させ、他方の面10bの外側から入射させた光21
を導光体10と物体20との接触面で散乱させて、該散
乱光の一部を導光体10の一端に形成された結像レンズ
14を介して画像センサ17に結像させ、物体20の凹
凸面形状を検出する装置において、上記導光体10の一
方の面10aに光学的に透明な弾性体11を設けたこと
を特徴とする。
【0009】また、それに加えて、上記弾性体11がシ
リコン樹脂からなることを特徴とする。また、それに加
えて、上記画像センサ17を金属筐体15でシールド
し、且つ該金属筐体15の一部に開口絞り13を設け、
該開口絞り13を導光体10と結像レンズ14との間に
配置したことを特徴とする。この構成を採ることによ
り、直接印鑑を接触させて印面の凹凸形状を読み取るこ
とができる印鑑照合装置が得られる。
【0010】
【作用】導光体10の物体を接触させる面に光学的に透
明な弾性体11を設けたことにより、該弾性体の柔軟性
により印鑑20との密着性が良くなり、画像センサ面に
おける像のぼけは少なくなる。また導光体10と結像レ
ンズ14との間に金属筐体15の一部に開口させた開口
絞り13を設けたことにより、迷光を抑えて分解能を向
上させることができる。さらに金属筐体15は画像セン
サ17を電磁シールドし外部からの電磁的雑音の混入に
よる画像品質の低下を防止することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図である。同図
において、10は二面10a,10bが平行で且つ透明
なガラス等の導光体で、その一方の面10aは印鑑の凹
凸面を検出するために該凹凸面を接触させる面となって
おり、該面10aには光学的に透明な弾性体11が被覆
されている。なお該透明な弾性体11には弾性に優れた
シリコーン樹脂が好適であり、その厚さは0.1〜0.
2mm程度が良い。
【0012】また、導光体10の一方の端面は斜めに形
成されて反射面12となっており、他方の端面には開口
絞り13を介して結像レンズ14が設けられている。
【0013】上記開口絞り13は、例えば以下の如くに
して形成される。即ち、印鑑の接触面の中心からの伝播
光線を光軸Lに選んだ時、その光軸Lに垂直な面を導光
体10の端面に形成しておき、金属筐体15の一面を形
成する金属板15aに開口絞り13を形成したものを、
該開口絞り13が光軸の位置になるように導光体10の
端面に接着し、さらにその上に開口絞り13が結像レン
ズ14の曲率中心位置になるように透明板16を介して
接着する。これらの接着剤としては光の伝播を防げない
ために光学接着剤を用いて行う。
【0014】また、結像レンズ14の結像面には2次元
CCDなどの光電気変換素子からなる画像センサ17が
プリント板18に搭載されて配置されており、その信号
はケーブル19で外部に引き出され図示なき印鑑照合回
路に接続される。なお、導光体10の凹凸面を接触させ
る面10aからの全反射条件で反射された光が反射面1
2で反射して結像レンズ14で結像されるときに結像面
が傾斜するため、画像センサ17も傾斜して配置されて
いる。そして該画像センサ17は、一方の壁に前記開口
絞り13が設けられた金属筐体15に収容されている。
【0015】このように構成された本実施例の作用を図
2により説明する。先ず導光体10の物体を接触させる
面10a上の弾性体11に印鑑20の印面を適当な接触
圧で接触させ、該印面に図示なき光源より光21を照射
する。印面に照射されて反射する光のうち、凸部からの
散乱光は導光体10の中をあらゆる方向に進むのに対
し、凹部からの反射光は空気層を通るため導光体10に
は臨界角以下でしか入射しない。そこで凸部からの反射
光の一部を全反射条件で導光体10の中を図において右
方に伝播させ、さらに反射面で左方に反射させて結像レ
ンズ14により画像センサ17に結像させる。これによ
り凹部からの光は完全にカットできるためコントラスト
の良い像が得られる。
【0016】この場合、印鑑20の印面が硬くとも、弾
性体11に柔軟性があるため、十分に接触させることが
でき、良好な像を得ることができる。また開口絞り13
は導光体10内を伝播する迷光を除去し像のコントラス
トを向上させることができ、金属筐体15は画像センサ
17をシールドして外部からの電磁雑音の影響を防止す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、導光体の上部に透明な
弾性体を設けたことにより、印鑑と良く密着するため画
像センサ面上でのぼけが少なくなり、印鑑照合率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例の作用を説明するための図であ
る。
【図3】従来の指紋採取装置を示す図である。
【符号の説明】
10…導光体 11…弾性体 12…反射面 13…開口絞り 14…結像レンズ 15…金属筐体 16…透明板 17…画像センサ 18…プリント板 19…ケーブル 20…印鑑(物体) 21…光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な2面(10a,10b)を
    有する透明な導光体(10)の一方の面(10a)に検
    出すべき凹凸物体(20)を接触させ、他方の面(10
    b)の外側から入射させた光(21)を導光体(10)
    と物体(20)との接触面で散乱させて、該散乱光の一
    部を導光体(10)の一端に設けられた結像レンズ(1
    4)を介して画像センサ(17)に結像させ、物体(2
    0)の凹凸面形状を検出する装置において、 上記導光体(10)の一方の面(10a)に光学的に透
    明な弾性体(11)を設けたことを特徴とする印鑑照合
    装置。
  2. 【請求項2】 上記弾性体(11)がシリコン樹脂から
    なることを特徴とする請求項1の印鑑照合装置。
  3. 【請求項3】 上記画像センサ(17)を金属筐体(1
    5)でシールドし、且つ該金属筐体(15)の一部に開
    口絞り(13)を設け、該開口絞り(13)を導光体
    (10)と結像レンズ(14)との間に配置したことを
    特徴とする請求項1の印鑑照合装置。
JP3328929A 1991-12-12 1991-12-12 印鑑照合装置 Withdrawn JPH05165946A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121727A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Shicoh Eng Co Ltd レンズ駆動装置
JP2013242833A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Witswell Consulting & Services Inc 印面電子化装置
JP2018136764A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 ユニオンコミュニティー シーオー エルティディUnioncommunity Co.,Ltd 二重弾性構造を備えた判子スキャナ及びその方法
JP2019193102A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 ユニオンコミュニティー シーオー エルティディUnioncommunity Co.,Ltd 判子の凹凸パターンをスキャンすることができるパターンイメージスキャナ

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