JPH05165781A - 情報販売端末装置，情報販売システムおよびそれらの方法 - Google Patents
情報販売端末装置，情報販売システムおよびそれらの方法Info
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- JPH05165781A JPH05165781A JP3332183A JP33218391A JPH05165781A JP H05165781 A JPH05165781 A JP H05165781A JP 3332183 A JP3332183 A JP 3332183A JP 33218391 A JP33218391 A JP 33218391A JP H05165781 A JPH05165781 A JP H05165781A
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- General Business, Economics & Management (AREA)
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユーザに配布した携帯用記憶媒体上の有料情
報を販売契約成立後にただちに販売する。 【構成】 ＣＤ−ＲＯＭ上に記憶する有料情報および無
料情報を異なる論理フォーマットで書き込んでおき、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭシステム２００に装着されたＣＤ−ＲＯＭの
無料情報をパーソナルコンピュータ１００により読取り
可能となし、ＣＤ−ＲＯＭの有料情報については販売契
約成立後のパスワード入力により読取り可能とする。
報を販売契約成立後にただちに販売する。 【構成】 ＣＤ−ＲＯＭ上に記憶する有料情報および無
料情報を異なる論理フォーマットで書き込んでおき、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭシステム２００に装着されたＣＤ−ＲＯＭの
無料情報をパーソナルコンピュータ１００により読取り
可能となし、ＣＤ−ＲＯＭの有料情報については販売契
約成立後のパスワード入力により読取り可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報の有料販売と無料
提供が可能な情報販売端末装置，情報販売システムおよ
びそれらの方法に関する。
提供が可能な情報販売端末装置，情報販売システムおよ
びそれらの方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ソフトウエアプログラムやデータ
ベースなどの情報の販売サービスをユーザが受ける場
合、次の２つの販売方法がある。
ベースなどの情報の販売サービスをユーザが受ける場
合、次の２つの販売方法がある。
【０００３】（１）ソフトウエアプログラム情報が記憶
されている携帯用記憶媒体を情報サービス会社が販売
し、ユーザ側ではこの携帯用記憶媒体を購入する。ユー
ザは購入した携帯用記憶媒体を、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置に装着した後、情報処理装置により
携帯用記憶媒体から情報を読出す。
されている携帯用記憶媒体を情報サービス会社が販売
し、ユーザ側ではこの携帯用記憶媒体を購入する。ユー
ザは購入した携帯用記憶媒体を、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置に装着した後、情報処理装置により
携帯用記憶媒体から情報を読出す。
【０００４】（２）情報サービス会社に設置したホスト
コンピュータとユーザ側に設置した端末装置を通信回線
で接続する。ユーザは端末装置を利用して情報サービス
会社側のホストコンピュータに、サービスを受けたいデ
ータベースの内容を連絡する。
コンピュータとユーザ側に設置した端末装置を通信回線
で接続する。ユーザは端末装置を利用して情報サービス
会社側のホストコンピュータに、サービスを受けたいデ
ータベースの内容を連絡する。
【０００５】情報サービス会社側のホストコンピュータ
は、連絡されたデータベースにより検索を行い、検索結
果として得られた情報をユーザ側の通信端末装置に送信
すると共に、情報サービスの販売代金や販売代金請求に
必要なユーザ情報を装置内部に記憶する。情報サービス
会社ではホストコンピュータに記憶された販売代金情報
およびユーザ情報に基づき、代金を郵便等でユーザに請
求する。
は、連絡されたデータベースにより検索を行い、検索結
果として得られた情報をユーザ側の通信端末装置に送信
すると共に、情報サービスの販売代金や販売代金請求に
必要なユーザ情報を装置内部に記憶する。情報サービス
会社ではホストコンピュータに記憶された販売代金情報
およびユーザ情報に基づき、代金を郵便等でユーザに請
求する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記第１の方法は、有
料で販売した情報に、無料の他の情報、たとえばプログ
ラムの価格情報等を付加することが容易であり、他の情
報の付加処理に関し、情報サービス会社側の負担する費
用が小さいという利点がある。また、ユーザ側にとって
は携帯用記憶媒体を郵便等で受領するので、購入申し込
みから受領までに時間がかかるという欠点があった。
料で販売した情報に、無料の他の情報、たとえばプログ
ラムの価格情報等を付加することが容易であり、他の情
報の付加処理に関し、情報サービス会社側の負担する費
用が小さいという利点がある。また、ユーザ側にとって
は携帯用記憶媒体を郵便等で受領するので、購入申し込
みから受領までに時間がかかるという欠点があった。
【０００７】上記第２の方法は、ユーザ側では迅速に情
報を受け取ることができるという利点があるのに対し、
ユーザを受ける情報が大量になると、情報の通信に時間
がかかり、通信回線の使用料金が高額になるという欠点
があった。
報を受け取ることができるという利点があるのに対し、
ユーザを受ける情報が大量になると、情報の通信に時間
がかかり、通信回線の使用料金が高額になるという欠点
があった。
【０００８】このため、第２の方法は情報サービス会社
が提供情報の案内を無料で行うことはできず、情報サー
ビス会社にとっては好適な方法とは言えなかった。
が提供情報の案内を無料で行うことはできず、情報サー
ビス会社にとっては好適な方法とは言えなかった。
【０００９】そこで、上述の点に鑑みて、本発明の目的
は、ユーザに無料情報を提供すると共に、必要があれば
迅速に情報販売を行うことのできる情報販売端末装置，
情報販売システムおよびそれらの方法を提供することに
ある。
は、ユーザに無料情報を提供すると共に、必要があれば
迅速に情報販売を行うことのできる情報販売端末装置，
情報販売システムおよびそれらの方法を提供することに
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明装置は、有料
で販売する有料情報を予め記憶した記憶媒体を装着し、
当該装着された記憶媒体から前記有料情報を読出すため
の情報読出し手段と、前記有料情報の引き渡しのために
与えられたパスワードを入力するパスワード入力手段
と、該パスワード入力手段から入力されたパスワードと
予め定められた登録パスワードとの照合を行うパスワー
ド照合手段と、当該パスワード照合の結果、前記パスワ
ードおよび前記登録パスワードの一致判定が得られた場
合にのみ、前記有料情報の引き渡しのために前記情報読
出し手段による前記有料情報の読出しを許可する制御手
段とを具えたことを特徴とする。
で販売する有料情報を予め記憶した記憶媒体を装着し、
当該装着された記憶媒体から前記有料情報を読出すため
の情報読出し手段と、前記有料情報の引き渡しのために
与えられたパスワードを入力するパスワード入力手段
と、該パスワード入力手段から入力されたパスワードと
予め定められた登録パスワードとの照合を行うパスワー
ド照合手段と、当該パスワード照合の結果、前記パスワ
ードおよび前記登録パスワードの一致判定が得られた場
合にのみ、前記有料情報の引き渡しのために前記情報読
出し手段による前記有料情報の読出しを許可する制御手
段とを具えたことを特徴とする。
【００１１】第２の発明装置は、第１の発明装置に加え
て、前記記憶媒体には、無料で提供する無料情報をさら
に記憶しておき、前記制御手段は前記無料情報について
は前記パスワードの照合なしに前記情報読出し手段によ
る読出しを許可することを特徴とする。
て、前記記憶媒体には、無料で提供する無料情報をさら
に記憶しておき、前記制御手段は前記無料情報について
は前記パスワードの照合なしに前記情報読出し手段によ
る読出しを許可することを特徴とする。
【００１２】第３の発明装置は、注文のあった有料情報
の種類内容を入力する種類情報入力手段と、販売可能な
有料情報に対応させて、当該情報引き渡しのために与え
るパスワードを記憶したパスワード記憶手段と、前記種
類情報入力手段から入力された種類内容に対応のパスワ
ードを前記パスワード記憶手段から検索により抽出する
抽出手段とを有するホスト装置と、第１の発明の情報販
売端末装置とを具えたことを特徴とする。
の種類内容を入力する種類情報入力手段と、販売可能な
有料情報に対応させて、当該情報引き渡しのために与え
るパスワードを記憶したパスワード記憶手段と、前記種
類情報入力手段から入力された種類内容に対応のパスワ
ードを前記パスワード記憶手段から検索により抽出する
抽出手段とを有するホスト装置と、第１の発明の情報販
売端末装置とを具えたことを特徴とする。
【００１３】第４の発明方法は、有料で販売する有料情
報を予め記憶した記録媒体を、情報販売端末装置の情報
読出し装置に装着し、前記有料情報の引き渡しのために
与えられたパスワードを入力し、当該入力されたパスワ
ードについて、予め定められている登録パスワードとの
パスワード照合を実行し、当該パスワード照合により前
記パスワードおよび前記登録パスワードの一致判定が得
られた場合にのみ、情報引き渡しのために前記情報読出
し装置により前記記憶媒体から前記有料情報を読出しす
ることを特徴とする。
報を予め記憶した記録媒体を、情報販売端末装置の情報
読出し装置に装着し、前記有料情報の引き渡しのために
与えられたパスワードを入力し、当該入力されたパスワ
ードについて、予め定められている登録パスワードとの
パスワード照合を実行し、当該パスワード照合により前
記パスワードおよび前記登録パスワードの一致判定が得
られた場合にのみ、情報引き渡しのために前記情報読出
し装置により前記記憶媒体から前記有料情報を読出しす
ることを特徴とする。
【００１４】第５の発明は、有料情報の引き渡しのため
に与えるパスワードをホスト装置に記憶しておき、注文
のあった有料情報の種類内容を前記ホスト装置に入力
し、該ホスト装置では入力の種類内容に対応の前記パス
ワードを検索により抽出し、第４の発明の方法により読
出された前記有料情報を外部装置に引き渡すことを特徴
とする。
に与えるパスワードをホスト装置に記憶しておき、注文
のあった有料情報の種類内容を前記ホスト装置に入力
し、該ホスト装置では入力の種類内容に対応の前記パス
ワードを検索により抽出し、第４の発明の方法により読
出された前記有料情報を外部装置に引き渡すことを特徴
とする。
【００１５】
【作用】第１，第４の発明では、販売契約成立後にユー
ザに対して与えられるパスワードを用いて、記憶媒体か
ら有料情報を読出すことができる。このため、記憶媒体
を販売契約前にユーザに配布しておくことができ、ユー
ザは必要に応じて、この記憶媒体上の有料情報を購入す
ることができる。
ザに対して与えられるパスワードを用いて、記憶媒体か
ら有料情報を読出すことができる。このため、記憶媒体
を販売契約前にユーザに配布しておくことができ、ユー
ザは必要に応じて、この記憶媒体上の有料情報を購入す
ることができる。
【００１６】第２の発明では、上記記憶媒体上の無料情
報をパスワード照合なしに自由に読出し、見ることがで
きる。
報をパスワード照合なしに自由に読出し、見ることがで
きる。
【００１７】第３，第５の発明では注文の有料情報に対
応するパスワードを自動的に抽出するので、ユーザの有
料情報の購入待機時間を短縮することができる。
応するパスワードを自動的に抽出するので、ユーザの有
料情報の購入待機時間を短縮することができる。
【００１８】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１９】図１は本発明第１実施例のシステム構成を
示す。
示す。
【００２０】図１において、公衆回線２５０にソフトウ
エア・データベース販売会社の電話受付オペレーション
センタ３００に電話器１６０が接続されている。
エア・データベース販売会社の電話受付オペレーション
センタ３００に電話器１６０が接続されている。
【００２１】電話受付オペレーションセンタ３００はＬ
ＡＮ（ローカルエリアネットワーク）等の通信回線３５
０を介して複数の通信端末装置４００，４１０とも接続
されている。
ＡＮ（ローカルエリアネットワーク）等の通信回線３５
０を介して複数の通信端末装置４００，４１０とも接続
されている。
【００２２】パーソナルコンピュータ１００およびＣＤ
−ＲＯＭシステム２００がローカルの情報販売端末装置
を構成する。
−ＲＯＭシステム２００がローカルの情報販売端末装置
を構成する。
【００２３】システム動作の説明に先立って、上述の各
構成部の回路および動作説明を行う。
構成部の回路および動作説明を行う。
【００２４】図１の電話受付オペレーションセンタ３０
０の回路構成を図２に示す。
０の回路構成を図２に示す。
【００２５】図２において、ホストコンピュータ３０
１，第１〜第３サブコンピュータ３０２〜３０５，キー
ボード３０６およびＣＲＴ（陰極線管）表示装置３０７
がバスに共通接続されている。
１，第１〜第３サブコンピュータ３０２〜３０５，キー
ボード３０６およびＣＲＴ（陰極線管）表示装置３０７
がバスに共通接続されている。
【００２６】ホストコンピュータ３０１はＣＤ−ＲＯＭ
を配布する各ユーザについてのユーザ情報、すなわち、
名前，住所，クレジットカードナンバ，シリアル（識
別）ナンバを内部の記憶装置に記憶している。また、上
記記憶装置にはその他、ユーザに提供するデータベース
関連のサービス情報等をも記憶しておく。
を配布する各ユーザについてのユーザ情報、すなわち、
名前，住所，クレジットカードナンバ，シリアル（識
別）ナンバを内部の記憶装置に記憶している。また、上
記記憶装置にはその他、ユーザに提供するデータベース
関連のサービス情報等をも記憶しておく。
【００２７】ホストコンピュータ３０１は上記記憶装置
内のユーザ情報についての照合処理やサービス情報につ
いての検索処理を行う。
内のユーザ情報についての照合処理やサービス情報につ
いての検索処理を行う。
【００２８】第１サブコンピュータ３０２は自動音声応
答交換機３０３と接続し、自動音声応答交換機３０３を
介して、注文情報，ユーザ（関連）情報を受信し、ユー
ザ情報についてホストコンピュータ３０１に登録情報と
の照会を指示すると共に、照会結果に基づき、情報の販
売の可否を判定する。販売可の判定が得られたときは本
発明に関わる演算パスワードと販売料金を自動音声応答
交換機３０３を介してユーザ側の電話器１６０に応答送
信する。
答交換機３０３と接続し、自動音声応答交換機３０３を
介して、注文情報，ユーザ（関連）情報を受信し、ユー
ザ情報についてホストコンピュータ３０１に登録情報と
の照会を指示すると共に、照会結果に基づき、情報の販
売の可否を判定する。販売可の判定が得られたときは本
発明に関わる演算パスワードと販売料金を自動音声応答
交換機３０３を介してユーザ側の電話器１６０に応答送
信する。
【００２９】また、第１サブコンピュータ３０２は、ソ
フトウエア・データベース販売会社との間で情報サービ
スについての契約成立後は、ＣＤ−ＲＯＭの特定部分か
ら情報を読出すための演算パスワード（後述）を、自動
音声応答交換機３０３を介してユーザ側の電話器１６０
に送信する。
フトウエア・データベース販売会社との間で情報サービ
スについての契約成立後は、ＣＤ−ＲＯＭの特定部分か
ら情報を読出すための演算パスワード（後述）を、自動
音声応答交換機３０３を介してユーザ側の電話器１６０
に送信する。
【００３０】第２サブコンピュータ３０４は、販売店側
に設置された第１，第２通信端末装置４００，４１０と
の間で情報の授受を行う。
に設置された第１，第２通信端末装置４００，４１０と
の間で情報の授受を行う。
【００３１】第３サブコンピュータ３０５は、その内部
記憶装置に提供サービスの価格情報やシステムメンテナ
ンス情報を記憶し、他のコンピュータとこれら情報の授
受を行う。
記憶装置に提供サービスの価格情報やシステムメンテナ
ンス情報を記憶し、他のコンピュータとこれら情報の授
受を行う。
【００３２】キーボード３０６からは上述の各コンピュ
ータに対する動作指示や登録しておく上述の情報を入力
する。ＣＲＴ表示装置３０７はキーボード３０６から入
力された情報や上記各コンピュータから出力された情報
の表示に用いる。
ータに対する動作指示や登録しておく上述の情報を入力
する。ＣＲＴ表示装置３０７はキーボード３０６から入
力された情報や上記各コンピュータから出力された情報
の表示に用いる。
【００３３】次に、図１のパーソナルコンピュータ１０
０およびＣＤ−ＲＯＭシステム２００について図３によ
り説明する。
０およびＣＤ−ＲＯＭシステム２００について図３によ
り説明する。
【００３４】パーソナルコンピュータ１００には、周知
のものを使用できるので説明は簡単に留める。図２にお
いて、パーソナルコンピュータ１００は、中央演算処理
装置（ＣＰＵ）１０１，リードオンリメモリ（ＲＯＭ）
１０２，ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）１０３，キ
ーボード１０４，ＣＲＴ表示装置１０５，フロッピーデ
ィスクドライブ（ＦＤＤ）１０６，拡張スロット１０
７，ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）１０８から主に
構成されている。
のものを使用できるので説明は簡単に留める。図２にお
いて、パーソナルコンピュータ１００は、中央演算処理
装置（ＣＰＵ）１０１，リードオンリメモリ（ＲＯＭ）
１０２，ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）１０３，キ
ーボード１０４，ＣＲＴ表示装置１０５，フロッピーデ
ィスクドライブ（ＦＤＤ）１０６，拡張スロット１０
７，ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）１０８から主に
構成されている。
【００３５】ＣＰＵ１０１はＲＯＭ１０２に格納された
システムプログラムに従って装置全体のシステム制御を
実行する他、フロッピーディスク（ＦＤ）２０６やＣＤ
−ＲＯＭ２０５上に格納されたアプリケーションプログ
ラムを読出し、演算処理を行う。
システムプログラムに従って装置全体のシステム制御を
実行する他、フロッピーディスク（ＦＤ）２０６やＣＤ
−ＲＯＭ２０５上に格納されたアプリケーションプログ
ラムを読出し、演算処理を行う。
【００３６】ＲＡＭ１０３には、上記アプリケーション
プログラムやＣＰＵ１０１に対する入出力情報を一時記
憶する。キーボード１０４からはＣＰＵ１０１に対する
情報入力を行う。
プログラムやＣＰＵ１０１に対する入出力情報を一時記
憶する。キーボード１０４からはＣＰＵ１０１に対する
情報入力を行う。
【００３７】ＣＲＴ１０５はキーボード１０４からの入
力情報やＣＰＵ１０１の演算結果を表示する。
力情報やＣＰＵ１０１の演算結果を表示する。
【００３８】ＦＤＤ１０６は装着のＦＤ２０６に対する
情報の読み／書きをＣＰＵ１０１の指示で、行う。
情報の読み／書きをＣＰＵ１０１の指示で、行う。
【００３９】拡張スロット１０７には周辺機器と接続す
るための入出力インタフェースを装着する。本実施例で
はＣＤ−ＲＯＭシステム専用のインタフェースボード２
０１が拡張スロット１０７に装着される。
るための入出力インタフェースを装着する。本実施例で
はＣＤ−ＲＯＭシステム専用のインタフェースボード２
０１が拡張スロット１０７に装着される。
【００４０】ＨＤＤ１０８にはＣＤ−ＲＯＭ２０５から
転送された無料情報や有料情報を記憶する。
転送された無料情報や有料情報を記憶する。
【００４１】次に、本発明に関わるＣＤ−ＲＯＭシステ
ム２００について説明する。
ム２００について説明する。
【００４２】ＣＤ−ＲＯＭシステム２００は、専用イン
タフェースボード２０１，ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０
２，システムパスワードメモリ２０４，ＦＤ２０６およ
びＣＤ−ＲＯＭ２０５から主に構成され、図示しないが
電源用アダプタをも有している。
タフェースボード２０１，ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０
２，システムパスワードメモリ２０４，ＦＤ２０６およ
びＣＤ−ＲＯＭ２０５から主に構成され、図示しないが
電源用アダプタをも有している。
【００４３】ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２，システムパ
スワードメモリ２０４は１つのケース内に格納されてい
る。
スワードメモリ２０４は１つのケース内に格納されてい
る。
【００４４】専用インタフェースボード２０１上には暗
号解読用ＩＣ２０１Ａが搭載され、パーソナルコンピュ
ータ１００のＣＰＵ１０１の指示があったときにのみ、
ＣＤ−ＲＯＭ２０５から読出された情報についての暗号
解読処理を暗号解読用ＩＣ２０１Ａにより行う。
号解読用ＩＣ２０１Ａが搭載され、パーソナルコンピュ
ータ１００のＣＰＵ１０１の指示があったときにのみ、
ＣＤ−ＲＯＭ２０５から読出された情報についての暗号
解読処理を暗号解読用ＩＣ２０１Ａにより行う。
【００４５】ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２はパーソナル
コンピュータ１００のＣＰＵ１０１の指示でＣＤ−ＲＯ
Ｍ２０５に対して情報の読み／書きを行う。
コンピュータ１００のＣＰＵ１０１の指示でＣＤ−ＲＯ
Ｍ２０５に対して情報の読み／書きを行う。
【００４６】システムパスワードメモリ２０４にはシス
テムパスワードおよび照合用登録パスワードを記憶して
いる。照合用登録パスワードは、本発明に関わるパスワ
ード照合に用いられる。
テムパスワードおよび照合用登録パスワードを記憶して
いる。照合用登録パスワードは、本発明に関わるパスワ
ード照合に用いられる。
【００４７】次に、図３のＣＤ−ＲＯＭ２０５について
説明する。
説明する。
【００４８】図４はＣＤ−ＲＯＭ２０５の記憶領域につ
いての構成を示す。
いての構成を示す。
【００４９】図４において、記憶領域Ａには標準的な論
理フォーマットで書き込まれた第１情報が格納されてい
る。記憶領域Ｂには上記標準的な論理フォーマットとは
異なる特殊な専用論理フォーマットで書き込まれた第２
情報が格納されている。
理フォーマットで書き込まれた第１情報が格納されてい
る。記憶領域Ｂには上記標準的な論理フォーマットとは
異なる特殊な専用論理フォーマットで書き込まれた第２
情報が格納されている。
【００５０】本実施例では標準的な論理フォーマットと
してはＩＳＯ（国際標準機構）で決定されたハイシェラ
・フォーマットと呼ばれる論理フォーマットを用いる。
してはＩＳＯ（国際標準機構）で決定されたハイシェラ
・フォーマットと呼ばれる論理フォーマットを用いる。
【００５１】記憶領域Ｂ内の特定領域には、図５に示す
ように暗号処理を施した第３情報を、専用論理フォーマ
ットで書き込みしている。
ように暗号処理を施した第３情報を、専用論理フォーマ
ットで書き込みしている。
【００５２】本実施例では、記憶領域Ａに格納する第１
情報は、ディレクトリ情報およびユーザが無料で見るこ
とのできる販売プログラムについての内容，定価を示す
情報である。ディレクトリ情報は、ＣＤ−ＲＯＭ内に格
納された複数のプログラム情報の識別名、各プログラム
の格納アドレス、および記憶領域Ａ，Ｂ，Ｃの識別名を
示すパラメータ情報から構成され、ＣＤ−ＲＯＭ内から
情報を読出す際に参照される。
情報は、ディレクトリ情報およびユーザが無料で見るこ
とのできる販売プログラムについての内容，定価を示す
情報である。ディレクトリ情報は、ＣＤ−ＲＯＭ内に格
納された複数のプログラム情報の識別名、各プログラム
の格納アドレス、および記憶領域Ａ，Ｂ，Ｃの識別名を
示すパラメータ情報から構成され、ＣＤ−ＲＯＭ内から
情報を読出す際に参照される。
【００５３】記憶領域Ｂに格納する第２情報は、ユーザ
が無料でパーソナルコンピュータ上で実行できる試行用
プログラムである。記憶領域Ｃに格納する第３情報は、
販売契約成立後にパーソナルコンピュータ側に移転する
有料のプログラムおよびデータである。第３情報は予め
暗号化されている。
が無料でパーソナルコンピュータ上で実行できる試行用
プログラムである。記憶領域Ｃに格納する第３情報は、
販売契約成立後にパーソナルコンピュータ側に移転する
有料のプログラムおよびデータである。第３情報は予め
暗号化されている。
【００５４】以下、図１のシステムの本発明に関わる動
作を説明して行く。
作を説明して行く。
【００５５】（ａ）ユーザの登録処理 ユーザはＣＤ−ＲＯＭ２０５，ＦＤ２０６，パッケージ
ソフトおよびＣＤ−ＲＯＭシステム本体（図３参照）を
購入すると、ユーザ情報を記載した登録用葉書をソフト
ウエア・データベース販売会社に送付する（図６参
照）。ソフトウエア・データベース販売会社では、登録
用葉書を受け取ると、操作者が図２のキーボード３０６
から登録用葉書に記載されたユーザ情報を入力し、ホス
トコンピュータ３０１内の記憶装置（不図示）に登録す
る。
ソフトおよびＣＤ−ＲＯＭシステム本体（図３参照）を
購入すると、ユーザ情報を記載した登録用葉書をソフト
ウエア・データベース販売会社に送付する（図６参
照）。ソフトウエア・データベース販売会社では、登録
用葉書を受け取ると、操作者が図２のキーボード３０６
から登録用葉書に記載されたユーザ情報を入力し、ホス
トコンピュータ３０１内の記憶装置（不図示）に登録す
る。
【００５６】この後、２枚目以降のＣＤ−ＲＯＭ２０５
が無料でソフトウエア・データ販売会社からユーザに配
布される。
が無料でソフトウエア・データ販売会社からユーザに配
布される。
【００５７】（ｂ）ＣＤ−ＲＯＭ２０５内の販売案内情
報の表示 ユーザは、購入したＣＤＲＯＭまたは配布されたＣＤＲ
ＯＭをＣＤ−ＲＯＭシステム本体のＣＤ−ＲＯＭドライ
ブ２０２に装着し、当初、購入したＦＤ２０６をパーソ
ナルコンピュータ１００のＦＤＤ１０６に装着する。次
に、パーソナルコンピュータ１００のキーボード１０４
からＦＤ２０６上のＣＤ−ＲＯＭ用のシステムプログラ
ム（図８，図９に図示）の起動をＣＰＵ１０１に指示す
る。ＣＰＵ１０１では、図８，図９の制御手順をＨＤＤ
１０８上に読出した後、演算を開始する。
報の表示 ユーザは、購入したＣＤＲＯＭまたは配布されたＣＤＲ
ＯＭをＣＤ−ＲＯＭシステム本体のＣＤ−ＲＯＭドライ
ブ２０２に装着し、当初、購入したＦＤ２０６をパーソ
ナルコンピュータ１００のＦＤＤ１０６に装着する。次
に、パーソナルコンピュータ１００のキーボード１０４
からＦＤ２０６上のＣＤ−ＲＯＭ用のシステムプログラ
ム（図８，図９に図示）の起動をＣＰＵ１０１に指示す
る。ＣＰＵ１０１では、図８，図９の制御手順をＨＤＤ
１０８上に読出した後、演算を開始する。
【００５８】すなわち、ＣＰＵ１０１はＦＤ２０６上に
格納されている処理メニュー情報を読出し、ＣＲＴ表示
装置１０５に表示させる（図８のＳ１０）。本実施例で
は次の処理が用意されている。
格納されている処理メニュー情報を読出し、ＣＲＴ表示
装置１０５に表示させる（図８のＳ１０）。本実施例で
は次の処理が用意されている。
【００５９】（１）ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の販売プログ
ラム案内情報の表示処理 （２）ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の試行用プログラムのパー
ソナルコンピュータへの転送（インストール）処理 （３）ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の販売プログラムについて
の購入手続表示処理および販売契約成立後の販売プログ
ラムのパーソナルコンピュータへの転送処理 そこで、ユーザは表示画面の表示を見て、販売プログラ
ム案内情報の表示処理を選択するための指示情報をパー
ソナルコンピュータ１００のキーボード１０４から入力
する（図８のステップＳ２０）。パーソナルコンピュー
タ１００のＣＰＵ１０１ではこの指示情報に基づき、読
出し用フォーマットとして標準論理フォーマットを設定
し、ＣＤ−ＲＯＭ２０５上のプログラム案内情報を読出
す（図８のステップＳ３０→Ｓ１００）。
ラム案内情報の表示処理 （２）ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の試行用プログラムのパー
ソナルコンピュータへの転送（インストール）処理 （３）ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の販売プログラムについて
の購入手続表示処理および販売契約成立後の販売プログ
ラムのパーソナルコンピュータへの転送処理 そこで、ユーザは表示画面の表示を見て、販売プログラ
ム案内情報の表示処理を選択するための指示情報をパー
ソナルコンピュータ１００のキーボード１０４から入力
する（図８のステップＳ２０）。パーソナルコンピュー
タ１００のＣＰＵ１０１ではこの指示情報に基づき、読
出し用フォーマットとして標準論理フォーマットを設定
し、ＣＤ−ＲＯＭ２０５上のプログラム案内情報を読出
す（図８のステップＳ３０→Ｓ１００）。
【００６０】より具体的には、ＣＰＵ１０１はＣＤ−Ｒ
ＯＭ２０５上のディレクトリ情報を参照し、プログラム
案内情報の格納アドレスを検出した後、この読出しアド
レスと読出し命令をＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２に指示
する。ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２は読出し命令に応じ
指示された読出しアドレスの記憶情報（プログラム案内
情報）を読出し、ＣＰＵ１０１に転送する。ＣＰＵ１０
１は順次に転送されるプログラム案内情報をＨＤＤ１０
８に一時記憶した後、ＣＲＴ表示装置１０５上にプログ
ラム案内情報を表示させる（図８のステップＳ１１０→
Ｓ１２０）。
ＯＭ２０５上のディレクトリ情報を参照し、プログラム
案内情報の格納アドレスを検出した後、この読出しアド
レスと読出し命令をＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２に指示
する。ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２は読出し命令に応じ
指示された読出しアドレスの記憶情報（プログラム案内
情報）を読出し、ＣＰＵ１０１に転送する。ＣＰＵ１０
１は順次に転送されるプログラム案内情報をＨＤＤ１０
８に一時記憶した後、ＣＲＴ表示装置１０５上にプログ
ラム案内情報を表示させる（図８のステップＳ１１０→
Ｓ１２０）。
【００６１】この結果、ユーザは表示画面上のプログラ
ム案内情報を見て、販売可能なプログラムや試行可能な
プログラムを知ることができる。
ム案内情報を見て、販売可能なプログラムや試行可能な
プログラムを知ることができる。
【００６２】この後、キーボード１０４からの終了の指
示に応じてＣＰＵ１０１は本制御手順を終了する（ステ
ップＳ１３０→終了）。
示に応じてＣＰＵ１０１は本制御手順を終了する（ステ
ップＳ１３０→終了）。
【００６３】（ｃ）試行プログラムの実行 ＣＲＴ表示装置１０５の表示画面上に上述の処理メニュ
ーを表示させた後（図８のステップＳ１０）、ユーザは
処理メニューの中の試行プログラムの転送処理をキーボ
ード１０４から指示する（図８のステップＳ２０）。
ーを表示させた後（図８のステップＳ１０）、ユーザは
処理メニューの中の試行プログラムの転送処理をキーボ
ード１０４から指示する（図８のステップＳ２０）。
【００６４】ＣＰＵ１０１は、この指示に応じて、プロ
グラム選択モードに移行するので、続いて、ユーザは試
行したい試行プログラムの識別名等をキーボード１０４
から指示入力する（図８のステップＳ２０→Ｓ３０→Ｓ
４０→Ｓ２００）。
グラム選択モードに移行するので、続いて、ユーザは試
行したい試行プログラムの識別名等をキーボード１０４
から指示入力する（図８のステップＳ２０→Ｓ３０→Ｓ
４０→Ｓ２００）。
【００６５】この後、ＣＰＵ１０１は専用論理フォーマ
ットを設定し、この専用論理フォーマットに従って、指
示された試行プログラムを、ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０
２を介してＣＤ−ＲＯＭ２０５から読出し、ＨＤＤ１０
８に転送する（図８のステップＳ２１０→Ｓ２２０）。
ットを設定し、この専用論理フォーマットに従って、指
示された試行プログラムを、ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０
２を介してＣＤ−ＲＯＭ２０５から読出し、ＨＤＤ１０
８に転送する（図８のステップＳ２１０→Ｓ２２０）。
【００６６】以下、ユーザはキーボード１０４からプロ
グラム実行命令を入力することでＣＰＵ１０１にＨＤＤ
１０８上の試行プログラムを実行させることができる。
グラム実行命令を入力することでＣＰＵ１０１にＨＤＤ
１０８上の試行プログラムを実行させることができる。
【００６７】（ｄ）販売プログラムの購入 ＣＲＴ表示装置１０５の表示画面上に上述の処理メニュ
ーを表示させた後（図８のステップＳ１０）、ユーザは
処理メニューの中の購入処理をキーボード１０４から指
示する（図８のステップＳ２０）。
ーを表示させた後（図８のステップＳ１０）、ユーザは
処理メニューの中の購入処理をキーボード１０４から指
示する（図８のステップＳ２０）。
【００６８】ＣＰＵ１０１は購入処理の指示が入力され
たことを識別すると（図８のステップＳ５０）、図９の
実行手順に移行する。すなわち、ＣＰＵ１０１は販売手
続についてのメッセージ案内をＦＤ２０６から読出し、
ＣＲＴ表示装置１０５の表示画面に表示する（図９のス
テップＳ３００）。
たことを識別すると（図８のステップＳ５０）、図９の
実行手順に移行する。すなわち、ＣＰＵ１０１は販売手
続についてのメッセージ案内をＦＤ２０６から読出し、
ＣＲＴ表示装置１０５の表示画面に表示する（図９のス
テップＳ３００）。
【００６９】ユーザはソフトウエア・データベース販売
会社の電話受付オペレーションセンタ３００へ電話をか
ける。このとき、ユーザは購入情報を電話受付オペレー
ションセンタ３００の自動音声応答機３０３の案内音声
に従って電話器のプッシュホンにより番号で入力する。
この購入に必要なユーザ関連情報としてはＣＤ−ＲＯＭ
システムに対して予め割当てられている、シリアルナン
バ（ＩＤナンバ），代金支払に必要なクレジットナン
バ，購入の意志を示す識別番号，購入したいプログラム
またはデータの識別番号が用意されている。
会社の電話受付オペレーションセンタ３００へ電話をか
ける。このとき、ユーザは購入情報を電話受付オペレー
ションセンタ３００の自動音声応答機３０３の案内音声
に従って電話器のプッシュホンにより番号で入力する。
この購入に必要なユーザ関連情報としてはＣＤ−ＲＯＭ
システムに対して予め割当てられている、シリアルナン
バ（ＩＤナンバ），代金支払に必要なクレジットナン
バ，購入の意志を示す識別番号，購入したいプログラム
またはデータの識別番号が用意されている。
【００７０】自動音声応答交換機３０３は上述のユーザ
関連情報を受信する毎に受信のユーザ関連情報を第１サ
ブコンピュータ３０２に転送する。
関連情報を受信する毎に受信のユーザ関連情報を第１サ
ブコンピュータ３０２に転送する。
【００７１】第１サブコンピュータ３０２はホストコン
ピュータ３０１に登録されているユーザ情報および予め
定めた販売条件に基づき、販売を許可するか否かの判定
を行う。販売を許可する場合は、第１サブコンピュータ
３０２から自動音声応答交換機３０３に、販売プログラ
ムまたは販売データに対応する演算パスワードおよび販
売料金を音声でユーザ側の電話器に通信するように指示
する。
ピュータ３０１に登録されているユーザ情報および予め
定めた販売条件に基づき、販売を許可するか否かの判定
を行う。販売を許可する場合は、第１サブコンピュータ
３０２から自動音声応答交換機３０３に、販売プログラ
ムまたは販売データに対応する演算パスワードおよび販
売料金を音声でユーザ側の電話器に通信するように指示
する。
【００７２】なお、第１サブコンピュータ３０２内のメ
モリには有料情報の識別番号と有料情報の引き渡しに用
いるパスワードをテーブル形態で格納しており、第１サ
ブコンピュータ３０２のＣＰＵの検索により、注文を受
けた有料情報の識別番号に対応のパスワードを抽出す
る。
モリには有料情報の識別番号と有料情報の引き渡しに用
いるパスワードをテーブル形態で格納しており、第１サ
ブコンピュータ３０２のＣＰＵの検索により、注文を受
けた有料情報の識別番号に対応のパスワードを抽出す
る。
【００７３】したがって、第１サブコンピュータ３０２
が本発明のホスト装置として動作し、自動音声応答交換
機３０３が本発明の種類情報入力手段として動作する。
が本発明のホスト装置として動作し、自動音声応答交換
機３０３が本発明の種類情報入力手段として動作する。
【００７４】自動音声応答交換機３０３内の検索処理装
置はこの指示に応じ予め装置内のメモリに記憶されてい
る音声メッセージの中から、指示された演算パスワード
および販売料金に対応する音声メッセージを選択抽出
し、ユーザ側の電話器１６０へ応答送信して販売契約を
終了する。
置はこの指示に応じ予め装置内のメモリに記憶されてい
る音声メッセージの中から、指示された演算パスワード
および販売料金に対応する音声メッセージを選択抽出
し、ユーザ側の電話器１６０へ応答送信して販売契約を
終了する。
【００７５】なお、第１サブコンピュータ３０２が販売
を許可できないと判断した場合は、その旨のメッセージ
を自動音声応答交換機３０３に応答させる。
を許可できないと判断した場合は、その旨のメッセージ
を自動音声応答交換機３０３に応答させる。
【００７６】このようにして、ユーザは電話受付オペレ
ーションセンタ３００から有料情報引き渡しのための演
算パスワードを知らされると、キーボード１０４から演
算パスワードを入力する（図９のＳ３２０）。
ーションセンタ３００から有料情報引き渡しのための演
算パスワードを知らされると、キーボード１０４から演
算パスワードを入力する（図９のＳ３２０）。
【００７７】ＣＰＵ１０１はＣＤ−ＲＯＭシステム本体
内のシステムパスワードメモリ２０４から専用インタフ
ェースボード２０１を介してシステムパスワードを読出
す。次に、ＣＰＵ１０１は入力の演算パスワードと上記
システムパスワードを合成し、照合用パスワードを作成
する（図９のステップＳ３３０）。
内のシステムパスワードメモリ２０４から専用インタフ
ェースボード２０１を介してシステムパスワードを読出
す。次に、ＣＰＵ１０１は入力の演算パスワードと上記
システムパスワードを合成し、照合用パスワードを作成
する（図９のステップＳ３３０）。
【００７８】ＣＰＵ１０１は、システムパスワードメモ
リ２０４から照合用登録パスワードを読出し、作成の照
合用パスワードとの一致比較を行う（図９のステップＳ
３４０→Ｓ３５０）。
リ２０４から照合用登録パスワードを読出し、作成の照
合用パスワードとの一致比較を行う（図９のステップＳ
３４０→Ｓ３５０）。
【００７９】正規の販入手続により演算パスワードがユ
ーザに知らされた場合は、上記両パスワードについては
一致判定が得られるので、ＣＰＵ１０１は、専用インタ
フェースボード２０１上の暗号解読用ＩＣ２０１Ａを起
動させる（ステップＳ３５０→Ｓ３６０）。
ーザに知らされた場合は、上記両パスワードについては
一致判定が得られるので、ＣＰＵ１０１は、専用インタ
フェースボード２０１上の暗号解読用ＩＣ２０１Ａを起
動させる（ステップＳ３５０→Ｓ３６０）。
【００８０】ＣＰＵ１０１は、読出し用フォーマットと
して、専用論理フォーマットを設定した後、購入を指示
されたプログラムをＣＤ−ＲＯＭ２０５から読出し、Ｈ
ＤＤ１０８に転送する。このとき、ＣＤ−ＲＯＭドライ
ブ２０２を介して読出される、暗号化されたプログラム
情報は暗号解読用ＩＣ２０１Ａにより暗号解読され汎用
の情報処理コード形態に変換される。このときのＨＤＤ
１０８が本発明の外部装置に相当する。
して、専用論理フォーマットを設定した後、購入を指示
されたプログラムをＣＤ−ＲＯＭ２０５から読出し、Ｈ
ＤＤ１０８に転送する。このとき、ＣＤ−ＲＯＭドライ
ブ２０２を介して読出される、暗号化されたプログラム
情報は暗号解読用ＩＣ２０１Ａにより暗号解読され汎用
の情報処理コード形態に変換される。このときのＨＤＤ
１０８が本発明の外部装置に相当する。
【００８１】この後、ＣＰＵ１０１は暗号解読用ＩＣ２
０１Ａを停止させ、本制御手順による情報販売処理を終
了する（図９のステップＳ３８０→Ｓ３９０）。
０１Ａを停止させ、本制御手順による情報販売処理を終
了する（図９のステップＳ３８０→Ｓ３９０）。
【００８２】以上、説明したように、本実施例では入力
された演算パスワードが照合用登録パスワードと部分的
に一致しないと、図８，図９における有料情報転送処理
へ移行せず、販売プログラムがパーソナルコンピュータ
１００側に転送されない。したがってＦＤ２０６の図
８，図９の制御手順を実行するときのパーソナルコンピ
ュータ１００のＣＰＵ１０１が本発明のパスワード照合
手段，制御手段として動作する。
された演算パスワードが照合用登録パスワードと部分的
に一致しないと、図８，図９における有料情報転送処理
へ移行せず、販売プログラムがパーソナルコンピュータ
１００側に転送されない。したがってＦＤ２０６の図
８，図９の制御手順を実行するときのパーソナルコンピ
ュータ１００のＣＰＵ１０１が本発明のパスワード照合
手段，制御手段として動作する。
【００８３】また、演算パスワードはソフトウエア・デ
ータベース販売会社とユーザとの間で販売契約が成立し
ないとユーザに知らされない。このため、たとえば、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ２０５をユーザが保有していてもＣＤ−ＲＯ
Ｍ２０５上の販売プログラム上は演算パスワードの入力
がない限り、取り出すことはできない。
ータベース販売会社とユーザとの間で販売契約が成立し
ないとユーザに知らされない。このため、たとえば、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ２０５をユーザが保有していてもＣＤ−ＲＯ
Ｍ２０５上の販売プログラム上は演算パスワードの入力
がない限り、取り出すことはできない。
【００８４】加えて、販売プログラムは暗号化され、専
用フォーマットでＣＤ−ＲＯＭ２０５に書き込まれてい
る。このため、本実施例のＣＤ−ＲＯＭ２０５システム
以外のＣＤ−ＲＯＭシステムを用いて、ＣＤ−ＲＯＭ２
０５の記憶情報を読出しても、読出した情報は意味のな
いデータとなる。このため、ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の販
売プログラムの機密が守られる。
用フォーマットでＣＤ−ＲＯＭ２０５に書き込まれてい
る。このため、本実施例のＣＤ−ＲＯＭ２０５システム
以外のＣＤ−ＲＯＭシステムを用いて、ＣＤ−ＲＯＭ２
０５の記憶情報を読出しても、読出した情報は意味のな
いデータとなる。このため、ＣＤ−ＲＯＭ２０５上の販
売プログラムの機密が守られる。
【００８５】以上、述べた実施例の他、以下の例を実施
することができる。
することができる。
【００８６】（１）暗号解読用ＩＣ２０１Ａは専用イン
タフェースボード２０１に限らず、ＣＤ−ＲＯＭシステ
ム本体側、たとえば、ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２上や
パーソナルコンピュータ１００側に搭載してもよい。ま
た、暗号解読処理をソフトウエアで実行する場合は、暗
号解読用プログラムをＦＤ２０６に格納しておく。
タフェースボード２０１に限らず、ＣＤ−ＲＯＭシステ
ム本体側、たとえば、ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２上や
パーソナルコンピュータ１００側に搭載してもよい。ま
た、暗号解読処理をソフトウエアで実行する場合は、暗
号解読用プログラムをＦＤ２０６に格納しておく。
【００８７】（２）本実施例では販売用プログラムをＣ
Ｄ−ＲＯＭに格納しているが、他の携帯用記憶媒体、た
とえばフロッピーディスクを用いることもできる。この
場合は、ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２に代わる読出し装
置としてはフロッピーディスクドライブを用いることに
なる。
Ｄ−ＲＯＭに格納しているが、他の携帯用記憶媒体、た
とえばフロッピーディスクを用いることもできる。この
場合は、ＣＤ−ＲＯＭドライブ２０２に代わる読出し装
置としてはフロッピーディスクドライブを用いることに
なる。
【００８８】（３）専用論理フォーマットは、格納プロ
グラムが複数種ある場合、１種のみでなく、複数種とす
ると、プログラムに対する機密性が高まる。
グラムが複数種ある場合、１種のみでなく、複数種とす
ると、プログラムに対する機密性が高まる。
【００８９】（４）本実施例では案内情報を規格化され
た論理フォーマットでＣＤ−ＲＯＭ２０５に記憶し、試
行プログラム，販売用プログラムを専用の特殊論理フォ
ーマットで記憶しているが、重要度の低いプログラムに
ついては無料の試行プログラムを規格された論理フォー
マットで、有料の販売用プログラムについては暗号処理
無しの特殊論理フォーマットで記憶させてもよい。この
場合、ＣＤ−ＲＯＭシステム２００には暗号解読用ＩＣ
は必要ない。
た論理フォーマットでＣＤ−ＲＯＭ２０５に記憶し、試
行プログラム，販売用プログラムを専用の特殊論理フォ
ーマットで記憶しているが、重要度の低いプログラムに
ついては無料の試行プログラムを規格された論理フォー
マットで、有料の販売用プログラムについては暗号処理
無しの特殊論理フォーマットで記憶させてもよい。この
場合、ＣＤ−ＲＯＭシステム２００には暗号解読用ＩＣ
は必要ない。
【００９０】（５）本実施例ではシステムパスワードメ
モリ２０４にシステムパスワード，照合用（登録）パス
ワードを記憶させているが、照合用登録パスワードをＣ
Ｄ−ＲＯＭ２０５上に格納しおくと、ＣＤ−ＲＯＭ２０
５の配布毎に照合用登録パスワードを変えることがで
き、販売用プログラムの機密性がさらに高まる。
モリ２０４にシステムパスワード，照合用（登録）パス
ワードを記憶させているが、照合用登録パスワードをＣ
Ｄ−ＲＯＭ２０５上に格納しおくと、ＣＤ−ＲＯＭ２０
５の配布毎に照合用登録パスワードを変えることがで
き、販売用プログラムの機密性がさらに高まる。
【００９１】また、パスワード照合処理を簡略化したい
場合は、システムパスワードを設ける必要はなく、単に
登録パスワードのみの照合を行えばよい。
場合は、システムパスワードを設ける必要はなく、単に
登録パスワードのみの照合を行えばよい。
【００９２】（６）本実施例ではパーソナルコンピュー
タ側でパスワード照合処理を実行させているが、機密性
を重要視しない場合やＦＤ２０６を設けない場合は、パ
スワード照合処理を省略することができる。このような
システムでは、予め、無料提供用の情報の論理フォーマ
ットの内容を印刷物の形態でユーザに知らせておき、電
話による販売契約の成立後、有料用の専用論理フォーマ
ットの内容をユーザに電話またはファクシミリ等で知ら
せる。
タ側でパスワード照合処理を実行させているが、機密性
を重要視しない場合やＦＤ２０６を設けない場合は、パ
スワード照合処理を省略することができる。このような
システムでは、予め、無料提供用の情報の論理フォーマ
ットの内容を印刷物の形態でユーザに知らせておき、電
話による販売契約の成立後、有料用の専用論理フォーマ
ットの内容をユーザに電話またはファクシミリ等で知ら
せる。
【００９３】（７）暗号化の方法として暗号キーコード
とプログラムによる排他的論理和などの演算処理による
暗号化を用いて、このときの暗号キーコードをパスワー
ドとして用いる方法もある。この場合、本発明のパスワ
ード入力手段，パスワード照合手段はパーソナルコンピ
ュータではなくＣＤ−ＲＯＭ本体に設ける。
とプログラムによる排他的論理和などの演算処理による
暗号化を用いて、このときの暗号キーコードをパスワー
ドとして用いる方法もある。この場合、本発明のパスワ
ード入力手段，パスワード照合手段はパーソナルコンピ
ュータではなくＣＤ−ＲＯＭ本体に設ける。
【００９４】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ユーザに対して一つの（携帯用）記憶媒体により無
料情報および有料情報の提供ができ、加えて、有料情報
については販売契約成立後に迅速にユーザに提供でき
る。また、プログラムやデータの販売価格は一定でな
く、他の流通方式による価格やユーザの購入頻度に合わ
せ、記憶媒体を新たに配布することで販売価格を変化さ
せられるという効果が得られる。
ば、ユーザに対して一つの（携帯用）記憶媒体により無
料情報および有料情報の提供ができ、加えて、有料情報
については販売契約成立後に迅速にユーザに提供でき
る。また、プログラムやデータの販売価格は一定でな
く、他の流通方式による価格やユーザの購入頻度に合わ
せ、記憶媒体を新たに配布することで販売価格を変化さ
せられるという効果が得られる。
【図１】本発明第１実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】図１の電話受付オペレーションセンタ３００の
回路構成を示すブロック図である。
回路構成を示すブロック図である。
【図３】図１のパーソナルコンピュータ１００およびＣ
Ｄ−ＲＯＭシステム２００の回路構成を示すブロック図
である。
Ｄ−ＲＯＭシステム２００の回路構成を示すブロック図
である。
【図４】図３のＣＤ−ＲＯＭ２０５の記憶領域を示す説
明図である。
明図である。
【図５】図３のＣＤ−ＲＯＭ２０５の記憶領域を示す説
明図である。
明図である。
【図６】本発明実施例の購入手続を示す説明図である。
【図７】本発明実施例の購入手続を示す説明図である。
【図８】図３のＣＰＵ１０１の実行する制御手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図９】図３のＣＰＵ１０１の実行する制御手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
１００ パーソナルコンピュータ １０１ ＣＰＵ １０７ 拡張スロット １０８ ＨＤＤ ２００ ＣＤ−ＲＯＭシステム ２０１ 専用インタフェースボード ２０１Ａ 暗号解読用ＩＣ（集積回路） ２０２ ＣＤ−ＲＯＭドライブ ２０４ システムパスワードメモリ ２５０ 公衆回線 ３００ 電話受付オペレーションセンタ
Claims (5)
- 【請求項１】 有料で販売する有料情報を予め記憶した
記憶媒体を装着し、当該装着された記憶媒体から前記有
料情報を読出すための情報読出し手段と、 前記有料情報の引き渡しのために与えられたパスワード
を入力するパスワード入力手段と、 該パスワード入力手段から入力されたパスワードと予め
定められた登録パスワードとの照合を行うパスワード照
合手段と、 当該パスワード照合の結果、前記パスワードおよび前記
登録パスワードの一致判定が得られた場合にのみ、前記
有料情報の引き渡しのために前記情報読出し手段による
前記有料情報の読出しを許可する制御手段とを具えたこ
とを特徴とする情報販売端末装置。 - 【請求項２】 前記記憶媒体には、無料で提供する無料
情報をさらに記憶しておき、前記制御手段は前記無料情
報については前記パスワードの照合なしに前記情報読出
し手段による読出しを許可することを特徴とする請求項
１に記載の情報販売端末装置。 - 【請求項３】 注文のあった有料情報の種類内容を入力
する種類情報入力手段と、販売可能な有料情報に対応さ
せて、当該情報引き渡しのために与えるパスワードを記
憶したパスワード記憶手段と、前記種類情報入力手段か
ら入力された種類内容に対応のパスワードを前記パスワ
ード記憶手段から検索により抽出する抽出手段とを有す
るホスト装置と、 請求項１に記載の情報販売端末装置とを具えたことを特
徴とする情報販売システム。 - 【請求項４】 有料で販売する有料情報を予め記憶した
記録媒体を、情報販売端末装置の情報読出し装置に装着
し、 前記有料情報の引き渡しのために与えられたパスワード
を入力し、 当該入力されたパスワードについて、予め定められてい
る登録パスワードとのパスワード照合を実行し、 当該パスワード照合により前記パスワードおよび前記登
録パスワードの一致判定が得られた場合にのみ、情報引
き渡しのために前記情報読出し装置により前記記憶媒体
から前記有料情報を読出しすることを特徴とする情報販
売端末装置の情報販売方法。 - 【請求項５】 有料情報の引き渡しのために与えるパス
ワードをホスト装置に記憶しておき、 注文のあった有料情報の種類内容を前記ホスト装置に入
力し、 該ホスト装置では入力の種類内容に対応の前記パスワー
ドを検索により抽出し、 請求項４に記載の方法により読出された前記有料情報を
外部装置に引き渡すことを特徴とする情報販売方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3332183A JPH05165781A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 情報販売端末装置，情報販売システムおよびそれらの方法 |
| PCT/JP1992/001634 WO1993012492A1 (en) | 1991-12-16 | 1992-12-15 | Information selling system |
| AU30961/92A AU3096192A (en) | 1991-12-16 | 1992-12-15 | Information selling system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3332183A JPH05165781A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 情報販売端末装置，情報販売システムおよびそれらの方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05165781A true JPH05165781A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18252099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3332183A Pending JPH05165781A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 情報販売端末装置，情報販売システムおよびそれらの方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05165781A (ja) |
| AU (1) | AU3096192A (ja) |
| WO (1) | WO1993012492A1 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10241290A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報再生方法及び装置 |
| JPH1125596A (ja) * | 1997-07-07 | 1999-01-29 | Victor Co Of Japan Ltd | デジタルオーディオディスク及びその記録再生方法、エンコード装置並びにデコード装置 |
| JP2002184122A (ja) * | 2001-11-30 | 2002-06-28 | Victor Co Of Japan Ltd | エンコード装置及び再生装置 |
| JP2002184121A (ja) * | 2001-11-30 | 2002-06-28 | Victor Co Of Japan Ltd | エンコード方法及び再生方法 |
| JP2002222566A (ja) * | 2001-11-30 | 2002-08-09 | Victor Co Of Japan Ltd | デジタルオーディオディスク及び再生装置 |
| JP2002230897A (ja) * | 2001-11-30 | 2002-08-16 | Victor Co Of Japan Ltd | エンコード装置及び再生装置 |
| JP2002237131A (ja) * | 2001-11-30 | 2002-08-23 | Victor Co Of Japan Ltd | エンコード方法及び再生方法 |
| JP2002352511A (ja) * | 2002-03-27 | 2002-12-06 | Victor Co Of Japan Ltd | デジタルオーディオディスクの記録再生方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232493U (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-26 | ||
| JPS63317893A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-26 | ブラザー工業株式会社 | ソフトウェアダビング装置 |
| JPH0216633A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-19 | Nec Corp | ソフトウェア使用権登録方式 |
| JPH02181846A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | フアイル保護方法 |
| JPH0391047A (ja) * | 1989-09-04 | 1991-04-16 | Hitachi Ltd | 情報処理システム |
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1991
- 1991-12-16 JP JP3332183A patent/JPH05165781A/ja active Pending
-
1992
- 1992-12-15 WO PCT/JP1992/001634 patent/WO1993012492A1/ja active Application Filing
- 1992-12-15 AU AU30961/92A patent/AU3096192A/en not_active Abandoned
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1993012492A1 (en) | 1993-06-24 |
| AU3096192A (en) | 1993-07-19 |
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