JPH0516432Y2 - - Google Patents

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JPH0516432Y2
JPH0516432Y2 JP4885586U JP4885586U JPH0516432Y2 JP H0516432 Y2 JPH0516432 Y2 JP H0516432Y2 JP 4885586 U JP4885586 U JP 4885586U JP 4885586 U JP4885586 U JP 4885586U JP H0516432 Y2 JPH0516432 Y2 JP H0516432Y2
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belt
power transmission
load power
thermal conductivity
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/166V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は凹凸を有するニユートラルベルトにブ
ロツクを取り付けた高負荷伝動ベルトに係り、特
にベルトの発熱を抑え、ベルトの伝達力、耐久力
を向上せしめた上記ベルトに関するものである。
(従来の技術) ニユートラルベルトの長手方向に沿つて直角定
ピツチで上下にブロツクをボルト等により締着せ
しめた高負荷伝動ベルトは可変速のベルト駆動装
置の所望の速度比の変化に対応して幅に対する厚
みの比率が小さな構造をとることができることか
ら近時、自動車用の始めとして広く用いられ、数
多くの発明、考案が進められている。
しかしながら、上述の如き構造からなる高負荷
伝動ベルトの1つの問題として発熱の問題があ
る。
即ち、上記ベルトは高負荷伝動時において、屈
曲と、ブロツク及びニユートラルベルト間の摩擦
ならびに歪変形などにより次第に発熱する。
そして、この発熱が続くと、ゴムの劣化、ロー
プとゴム間の接着劣化、帆布及びゴムの損耗、ブ
ロツクの剛性低下など種々の弊害を生じ、結果と
してベルト全体の伝達力、耐久力の低下を招来す
るこを免れない。
ところで、かかる発熱に関して、従来、種々の
対策が講じられて来たがその多くはそれによるボ
ルトのゆるみなど間接的なものが殆んどであり、
発熱自体を抑えようとする試みはなされていな
い。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上述の如き実状に対処し、ブロツクに
熱伝動性良好な粉末を配することによりベルトに
発生する熱を大気に放散し、ベルトの発熱あるい
は蓄熱を抑制せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本考案の特徴とするところは、前記ニユ
ートラベルトの長手方向に沿つて直角定ピツチで
上下にブロツクを締結固定せしめた高負荷伝動ベ
ルトにおいて、上下ブロツクの少くとも一方のブ
ロツクにアルミ粉末など熱伝導性の良好な粉末材
料を分散混入せしめた点にある。
ここで前記ブロツクの形状は特に問わず、従
来、既知の各種形状のものも使用可能であるが、
少なくとも前記粉末材料を混入したブロツクに
は、これが上ブロツクの場合には上面又は/及び
下面、又、下ブロツクの場合には下面又は/及び
上面に凸部を設けることが熱放散の点で有利であ
る。
なお、上記熱伝導性良好な粉末の混入は上下ブ
ロツクの一方のみでもよいが、両ブロツク共に混
入することがより効果的である。
用いる熱伝導性良好な粉末としてはアルミ粉
末、銅粉末、鉄粉末、黄銅粉末などの金属粉末で
ある。
(作用) かくして、上記の如く構成された高負荷伝動ベ
ルトはベルトに熱が発生したとしても、当該熱伝
導性良好な粉末の存在により該粉末を通ジテ放散
されると共に、又、ブロツクの側面はプーリに接
触していることから、プーリを介しても大気中に
放散され、ベルトの発熱が完全に抑制される。殊
にプーリがフインーなどを有しているとなお、放
散効果は大である。
又、ブロツクの熱による物性の低下も回避され
る。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ更に本考案の実施
例を説明する。
第1図は本考案高負荷伝動ベルトの好適な実施
例であり、図において、aは高負荷伝動ベルト、
1は上下に凹凸を有するニユートラルベルト、
2,3は該ニユートラルベルト1の長手方向に沿
つて上下に直角定ピツチで配設された上部及び下
部ブロツクを示し、前記ニユートラベルト1はス
パイラル状の抗張体ロープ4を被覆して弾性体5
が配層されており、図示していないが必要に応
じ、その上面又は上下面に帆布が被着される。
ここで、上記スパイラル状に並列埋設された抗
張体ロープ4はポリエステル、脂肪族ポリアミ
ド、芳香族ポリアミド、あるいはガラス繊維、ワ
イヤー等から選ばれた低伸度高強力のロープ抗張
体からなり、これを被覆する前記弾性体5はNR
(天然ゴム、SBR(スチレン・ブタジエンゴム)、
CR(クロロプレンゴム)、NBR(ニトリルゴム)、
IIR(ブチルゴム)、ハイパロン(クロルスルフオ
ン化ポリエチレン)EPT,EPR,エピクロルヒ
ドリンなどの単一材又はこれらを適宜ブレンドし
たゴムあるいはポリウレタン等からなる。
一方、前記ブロツク2,3は好ましくは前記ニ
ユートラベルト1を構成する弾性体5又は凹凸部
構成弾性体に比し剛性大なる材料、具体的には硬
度85以上の硬質ゴム、硬質ポリウレタンや、フエ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ナイロン樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリル樹脂、メタアクリル樹
脂、ポリイミド樹脂等の各樹脂又はそれら樹脂に
綿糸、化学繊維、ガラス繊維、金属繊維などの短
繊維等を混入した強化樹脂あるいは上記樹脂を含
浸させた帆布を渦巻状もしくは積層して成形硬化
したもの、ゴムをフリクシヨン、コーテイング、
糊引き等した帆布を渦巻状もしくは積層して成形
硬化したもの等からなる。
そして、上記のブロツク2,3は通常、前記ベ
ルト1に対しその上下面の少なくとも一面に、図
示実施例の場合には上下両面に配されてニユート
ラルベルト1を貫通するボルト、リベツト等の止
着材6によりベルト長手方向に沿つて直角方向に
所要定ピツチをもつて締結固着されている。
なお、上記構成において、上下のブロツク2,
3は、その形状として、通常下部ブロツク3は側
面逆台形状に、一方、上部ブロツク2は側面横長
長方形状に形成され、ベルト1との接触面におい
ては互いに嵌合し合う凹凸嵌合形状となつてお
り、第1図ではニユートラルベルト1の凹部と上
下ブロツク2,3の凸部が嵌合した状態でベルト
1及び上下ブロツク2,3を貫通するボルト等の
止着材6によりベルト長手方向に所要ピツチで締
結固着されているが、これは逆の場合、即ちブロ
ツク側を凹部、ベルト側を凸部としてもよく、
又、他の凹凸嵌合形状であつても差支えない。
しかも、上記第1図においては、更にその上下
両ブロツク2,3にはその上部ブロツク2の上面
に凸部が形成されている。
これは大気との接触面積を大きくし、またフイ
ンとしての効果をもたせ放熱を促進させるのに有
利なためである。
しかして、前記の如きブロツク構成において、
7は本考案の要部をなす熱伝導性良好な粉末であ
り、第1図においては上下両ブロツク2,3に平
均して分散混入されている。
勿論、これは上下両ブロツク共でなく何れか一
方のブロツクのみでもある程度有効であることは
前述の通りである。
かくして上記高負荷伝動ベルトは、動力伝動ベ
ルトとしてプーリに巻き掛けられて使用される
が、高負荷伝動時において発熱が生じても、熱伝
導性良好な粉末の混入によりプーリを通じて熱放
散が行なわれ、発熱が蓄積されることがなく、発
熱より生ずる種々の弊害を防止することができ、
円滑な動力伝達が保障される。
(考案の効果) 本考案は以上のようなニユートラルベルトの長
手方向に沿つて上下ブロツクを配した高負荷伝動
ベルトの少くとも上下何れ一方のブロツクにアル
ミ粉末など熱伝導性良好な金属などの粉末を混入
せしめたものであり、ベルトに発生した熱を該粉
末を通じてプーリを介し大気中に放散することが
でき、高負荷伝動時にベルト屈曲、ブロツクとベ
ルト間の摩擦、あるいは歪などにより発熱が起る
としても該熱は放散されてベルトに蓄熱されるこ
となく、従つてベルト発熱によるゴムの劣化、ブ
ロツクの剛性、耐摩耗性など物性の低下はもとよ
り、止着材のゆるみを促すこともなく、ベルトの
伝達力を確保し、耐久力を向上させることができ
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案高負荷伝動ベルトの実施例を示
すベルト長手方向部分断面図である。 a……高負荷伝動ベルト、1……ニユートラベ
ルト、2,3……上下ブロツク、4……抗張体ロ
ープ、5……弾性体、6……止着材、7……熱伝
導性良好な粉末。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 凹凸を有するニユートラルベルトの長手方向
    に沿つて直角所要ピツチで上下にブロツクを嵌
    合させ、ボルト、リベツトなどの止着材により
    締着してなる高負荷伝動ベルトの前記上下のブ
    ロツクに熱伝導性良好な粉末材料を分散混入せ
    しめたことを特徴とする高負荷伝動ベルト。 2 熱伝導性良好な粉末材料を分散混入したブロ
    ツクが上面又は/及び下面に凸部を有する形状
    のブロツクである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の高負荷伝動ベルト。 3 熱伝導性良好な粉末材料がアルミ、銅、鉄、
    マグネシウム、錫、亜鉛、タングステン、ニツ
    ケル、モリブデン、金、銀、ケイ素、ジルコニ
    ウム、ビスマスあるいはその合金の単独又は2
    種以上を混合したものである実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項記載の高負荷伝動ベル
    ト。
JP4885586U 1986-03-31 1986-03-31 Expired - Lifetime JPH0516432Y2 (ja)

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JPS62163350U JPS62163350U (ja) 1987-10-17
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