JPH05162284A - 印刷用スクリーン上のインク回収方法 - Google Patents

印刷用スクリーン上のインク回収方法

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Publication number
JPH05162284A
JPH05162284A JP33522491A JP33522491A JPH05162284A JP H05162284 A JPH05162284 A JP H05162284A JP 33522491 A JP33522491 A JP 33522491A JP 33522491 A JP33522491 A JP 33522491A JP H05162284 A JPH05162284 A JP H05162284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing screen
screen
recovery
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP33522491A
Other languages
English (en)
Inventor
Renji Tanaka
錬治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】印刷用スクリーン上のインク溜まりのインク
を、そのスクリーンを構成している紗を傷つけることな
く、また効率良く回収することを目的とする。 【構成】印刷用スクリーン上のインク溜まり9及び10
に吸引装置11の吸引口を持ちきたし、そのインク溜ま
り9及び10に溜まったインク8を吸引装置11を作動
させることにより、その吸引口から吸引し、その吸引し
たインクをインク回収容器16に回収する方法である。 【効果】インクの取り残しがなくなり、紗を傷つけた
り、破ることがなく、またインク回収作業の時間を短縮
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、電気回路印
刷配線基板を製造するために用いられるスクリーン印刷
機の印刷用スクリーン上に溜まったインクを回収するイ
ンク回収方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2を用いて、例えば、電気回路パター
ン等を印刷配線基板に印刷し、インク溜まりに溜まった
インクを回収する従来のインク回収方法を説明する。符
号1は全体として印刷用スクリーンを示す。この印刷用
スクリーン1は、中空の金属枠(以下、単に「枠」と記
す)2と、この枠2の底面に、例えば、約10Kg/c
2 の力で張りつけられた紗3とから構成されている。
枠2はアルミ等の金属製角パイプを、例えば、一辺が9
00mmの四辺形に構成され、また紗3は、例えば、テ
トロンの細い糸で編んだもので、その一部を拡大断面で
同図Cに示した。同図Cにおいて符号4は縦糸を示し、
符号5は横糸を示していて、この織物の両面に塗布され
た乳材6に、所望の電気回路パターン等を露光し、現像
等を施すと、電気回路パターン等が形成された印刷用ス
クリーン1ができあがる。このような印刷用スクリーン
1を印刷配線基板(図示していない)の上に置き、印刷
用スクリーン1上に供給されたインク8をスキージ7
で、同図Aにおいて、上下に移動させながら擦り込む
と、そのインク8が前記乳材6がない紗3の目を通り、
印刷配線基板の表面に電気回路パターン等が印刷され
る。この電気回路パターン等が印刷された印刷配線基板
の後の処理工程は、この発明の対称ではないので省略す
る。
【0003】所で、前記のように、印刷用スクリーン1
の上を前後にスキージ7を移動させて、次々に供給され
てくる印刷配線基板にインク8を擦り込むにつれて、そ
の一部のインク8がスキージ7の前後のインク溜まり9
及び10に溜まり始める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにインク溜ま
り9及び10に溜まったインク8は、従来のインク回収
方法では、金属製のヘラで何度も擦るようにすくい取っ
てインク回収容器の戻していた。しかし、このような手
作業によるインク回収方法は、取り残しや紗3を破って
しまうことがあり、また手作業のために時間が掛かり、
次の印刷用スクリーンの交換が遅れ、効率良く製造する
ことができなかった。この発明は、このような諸欠点を
解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明は、印
刷用スクリーン上のインク溜まりに吸引装置の吸引口を
持ちきたし、そのインク溜まりに溜まったインクを吸引
装置を作動させることにより、その吸引口から吸引し、
その吸引したインクをインク回収容器に回収する方法を
採った。
【0006】
【作用】従って、吸引作用により、インクを確実に綺麗
に素早く回収することことができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1を用いて説明
する。図1はこの発明のインク回収方法第1の実施例を
説明するための搬送装置の一部斜視図である。なお、説
明の便宜上、図2に示した印刷用スクリーン及びスキー
ジと同一部分には同一符号を付し、かつそれらの構成、
動作等の説明も省略する。図1において、符号11は、
全体として、吸引装置を示している。この吸引装置11
は吸引ノズル12、吸引ホース13、吸引ポンプ14及
び排出ホース15とから構成されている。この吸引装置
11は、この発明では図示していないスクリーン印刷機
本体に内蔵してある。また符号16はインク回収容器を
示す。
【0008】この発明の印刷用スクリーン上のインク回
収方法では、前記吸引ノズル12及び吸引ホース13を
スクリーン印刷機本体の側面から取り出し、前記吸引ノ
ズル12の先端の吸引口を前記インク溜まり9及び10
に軽く持ちきたし、吸引ポンプ14を作動させながら吸
引ノズル12を左右に移動させ、それらのインク溜まり
9及び10に溜まったインク8を吸い取る。この場合、
インク溜まり9及び10の紗3に傷が付かないように、
それらの紗3の上を吸引ノズル12の吸引口が軽くなぞ
るように移動さすことが肝要である。吸引されたインク
は排出ホース15を通じてインク回収容器16に排出
し、回収することができる。インクの回収が終わると、
前記吸引ノズル12及び吸引ホース13をスクリーン印
刷機本体の元の場所に収納する。なお、一層、インク溜
まり9及び10の紗3に傷を付けたり、紗3を破損させ
ないために、吸引ノズル12の吸引口の紗に接触する部
分を、表面が滑らかで比較的柔らかな、例えば、テフロ
ンのような合成樹脂や合成ゴムで構成するとよい。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の印刷用スクリーン上のインク回収方法によれば、イ
ンクの取り残しがなくなり、紗を傷つけたり、破ること
がなく、またインク回収作業の時間を短縮できる。更に
またインクをこぼさず、手などにインクが付かない等、
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインク回収方法第1の実施例を説明
するための搬送装置の一部斜視図である。
【図2】従来技術のインク回収方法を説明するための印
刷用スクリーンとスキージを示し、同図Aはその平面
図、同図Bは同図AのA−A線上の断面図、そして同図
Cは同図Aの一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 印刷用スクリーン 2 金属枠 3 紗 7 スキージ 8 インク 9 インク溜まり 10 インク溜まり 11 吸引装置 12 吸引ノズル 14 吸引ポンプ 16 インク回収容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用スクリーン上のインク溜まりに吸引
    装置の吸引口を持ちきたし、該インク溜まりに溜まった
    インクを該吸引装置を作動させることにより、該吸引口
    から吸引し、その吸引したインクをインク回収容器に回
    収することを特徴とする印刷用スクリーン上のインク回
    収方法。
JP33522491A 1991-12-18 1991-12-18 印刷用スクリーン上のインク回収方法 Pending JPH05162284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33522491A JPH05162284A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 印刷用スクリーン上のインク回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33522491A JPH05162284A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 印刷用スクリーン上のインク回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162284A true JPH05162284A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18286144

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JP33522491A Pending JPH05162284A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 印刷用スクリーン上のインク回収方法

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JP (1) JPH05162284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901904A1 (en) * 1997-09-05 1999-03-17 Ianua S.p.A Screen printing machine with improved device for aspirating excess ink

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901904A1 (en) * 1997-09-05 1999-03-17 Ianua S.p.A Screen printing machine with improved device for aspirating excess ink
US6186063B1 (en) 1997-09-05 2001-02-13 Ianua S.P.A. Screen printing machine with improved device for aspirating excess ink

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