JPH05158893A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH05158893A
JPH05158893A JP32444691A JP32444691A JPH05158893A JP H05158893 A JPH05158893 A JP H05158893A JP 32444691 A JP32444691 A JP 32444691A JP 32444691 A JP32444691 A JP 32444691A JP H05158893 A JPH05158893 A JP H05158893A
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JP
Japan
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control means
command
microcomputer
state memory
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP32444691A
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English (en)
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Masayasu Saeki
正康 佐伯
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は制御装置に関し、通信経路で接続さ
れた複数の制御手段に機能を分担させた制御装置で細か
な仕様の差を有する多数の品種に対してできるだけ部品
の共通化を図ることを目的とする。 【構成】 入出力処理用の主制御手段1、機器制御用の
従制御手段2、及び通信経路3を備え、主制御手段1か
らは機器の制御に関するコマンド及び状態情報要求コマ
ンドが送出され、従制御手段2からは機器の状態情報が
送出される制御装置において、機器制御コマンドは機種
間で共通の基本制御動作に対応する命令のみで構成さ
れ、主制御手段1は目標状態メモリと現状態メモリ12
を備え、これらを比較してコマンドを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御手段とそれ
らを接続する通信経路を備える制御装置に関し、特に表
示及び操作スイッチの入力処理等の操作者とのインター
フェース部分を制御する主制御部と機器の本体部の動作
制御を行う従制御部とで構成され、主制御部と従制御部
の間でコマンドと状態に関する情報を通信として全体と
しての制御を行う制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年各種機器の制御はマイクロコンピュ
ータ(以下マイコンと称す。)により行われることが多
い。そのような制御装置の構成例を図4に示す。この例
では、マイコン10のみですべての制御を行っており、
操作者への表示はI/Oポート4を介して表示装置5へ
行われ、操作者は表示を見ながらスイッチ6を操作す
る。このスイッチ6をI/Oポート4を介して読み取っ
て、スイッチ操作に応じた機器本体の制御をI/Oポー
ト7を介して行う。図4において8は、例えばスイッチ
やD/A変換器等の機器本体の制御要素であり、マイコ
ン10がこの制御要素に信号を出力することにより実際
の動作が行なえる。また機器本体各部の状態を出力する
センサ等もこの中に含まれ、マイコン10はこれらの出
力を読み取り、制御を行う。
【0003】図4に示した例では、制御用のマイコンは
1個でありこれがすべての制御を行うが、制御機能を分
割してそれぞれの制御機能を複数のマイコンに分担させ
ることが行われる。この構成例を図5に示す。図5で
は、1個の主マイコン1と3個の従マイコン2が備わっ
ており、各従マイコン2と主マイコン1との間に通信経
路3が設けられている。主マイコン1は表示処理及び入
力装置からの操作を読み取る処理等を行ない、操作に応
じて動作を行う部分を担当する従マイコン2に操作に応
じたコマンドを送出する。従マイコン2はこのコマンド
に応じた動作を行わせるようにI/Oポート7を介して
信号を出力する。
【0004】主マイコン1から従マイコン2へのコマン
ドには、各部の状態を検出して主マイコン1へ送出する
ように要求するコマンドも含まれ、このコマンドに応じ
て従マイコンは検出した機器本体の各部の状態を送出す
る。主マイコン1はこの状態を受け、必要な表示を行
う。図5のように複数のマイコンを用いる方が、単一の
マイコンですべての処理を行うのに比べて、低コストの
マイコンを利用できることやマイコン自体に故障が発生
した場合の故障診断が容易であるという利点があり、複
数のマイコンを用いるのが一般的である。
【0005】図5に示した構成では、主マイコン1と従
マイコン2との間で通信を行う必要がある。通信量が増
加すると通信に要する時間が増大し、それだけ応答速度
が低下する。そのため主マイコン1から従マイコン2へ
送出されるコマンドは、複雑な処理を一つにまとめた動
作を従マイコン2が行うことを要求する形式にしてい
る。例えばCDプレーヤにおいては、主マイコンからは
何番目かの曲の頭出しをするように要求するコマンドが
送出され、これに応じて従マイコンではトラッキングサ
ーボ停止、ピックアップ移動、トラッキングサーボをか
ける、ディスク回転数制御等の一連の動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】各種機器を製品化する
場合、使用する部品はできるだけ共通化することでコス
ト低減や開発時間の短縮を図るが、製品の目標仕様に応
じて同様の機能であっても内容の一部が若干異なるのが
一般的である。そのため機器本体の機構部品や回路基板
は共通化しても、操作パネルやマイコンのプログラムは
機種毎に変えることが多い。
【0007】しかし機器本体は付属するマイコンを含め
て一個のユニットとして扱われるため、マイコンの制御
内容が一部でも異なれば別個のユニットとして扱う必要
がある。このため機種の数が増加すると、生産工程や補
修部品の管理において扱う部品やユニットの数が増加し
てコスト増加や在庫数の増加という問題を生じる。また
開発工程においてもすべてのマイコンの準備やテストを
行う必要があり、作業量が増大するという問題がある。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、機器本体の部品の共通化だけでなく付属するマ
イコンも共通化することにより開発、生産及び補修のそ
れぞれにおいて効率の向上を図ることを目的すとる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、上
記問題点を解決するため、共通化される機器本体の制御
を行う従マイコンの制御内容を機種間で共通の基本制御
動作に対応するものに限定し、主マイコンから従マイコ
ンへのコマンドもこの制御内容に限定する。そして一連
の処理の管理は主マイコン側で行うようにする。図1は
本発明の制御装置の基本構成を示す図であり、他図にお
いても同様の機能部分には同一の番号を付して表わす。
【0010】すなわち本発明の制御装置は、表示及び操
作スイッチの入力の処理を行う主制御手段1、機器本体
の動作制御を行う従制御手段2、及び主制御手段1と従
制御手段2との間の通信経路3を備え、主制御手段1か
ら従制御手段2へは機器本体の制御に関するコマンド及
び状態情報の送出に関するコマンドが送出され、従制御
手段2から主制御手段1へは機器の状態情報が送出され
る制御装置において、機器本体の制御に関するコマンド
は機種間で共通の機器本体の基本制御動作に直接対応す
る命令のみで構成されており、主制御手段1は機器本体
の制御目標の状態を記憶する目標状態メモリ11と従制
御手段2より通信される機器本体の状態を記憶する現状
態メモリ12とを備え、目標状態メモリ11と現状態メ
モリ12とを比較して目標状態メモリ11に記憶された
状態に近づけるためのコマンドを生成する。
【0011】
【作用】前述のようにたとえ機器本体の共通化を図って
も付属する従制御手段2が異なったのではこの部分の共
通化を図ることはできない。そこで従制御手段2の制御
内容を機種間で共通の基本動作に対応するものに限定し
て共通化を図れるようにする。そして主制御手段1で機
種毎の差違に対応する。
【0012】この場合、主制御手段1から従制御手段2
へのコマンドは、機種間で共通の基本動作に対応する従
来より簡単なものだけであるから、これまで従制御手段
2で行っていた一連の処理の管理の一部は主制御手段1
で行うことが必要である。そのため主制御手段1は操作
者により入力された指示に応じて目標状態メモリ11を
変更し、従制御手段2から受信した状態を記憶する現状
態メモリ12と比較して目標状態メモリ11に近づける
ようなコマンドを生成して送出する。
【0013】
【実施例】本発明をCDプレーヤに適用した実施例の構
成を図2に示す。図2に示すように表示装置5での表示
及び操作スイッチ6からの入力をマスタコントローラ1
がI/Oポート4を介して処理する。CDマイコン2は
I/Oポート7を介して機器の各制御要素に信号を出力
すると共に、各センサの出力を読み取る。マスタコント
ローラ1とCDマイコン2の間は通信線3で接続されて
おり、マスタコントローラ1からは各種コマンドが送出
され、CDマイコン2からは読み取った機器各部の状態
が送出される。
【0014】マスタコントローラ1からCDマイコン2
に送出されるコマンドは読み取った状態を送信するよう
に要求するコマンドの他、機器本体の各部の動作を制御
するスイッチの切換等の一連の動作を組み合せた制御動
作に対応するコマンドが含まれる。これらのコマンドは
たとえ機種が異なり動作内容が一部異なる場合でも、機
器本体が同じであれば共通化できる動作内容に限定され
る。従ってマスタコントローラ1は、従来のように単に
スイッチ操作に対応したコマンドを送出するのではな
く、これらのコマンドで機器の各部の動作を制御して、
スイッチ操作により指示された動作を実現する必要があ
る。そのためマスタコントローラ1内には、機器の状態
に関するメモリが二個備わっており、一個は操作スイッ
チにより指示された状態を実現した時の状態を記憶する
目標状態メモリであり、指示がある毎に更新される。も
う一個は実際の状態を示す現状態メモリであり、CDマ
イコン2が読み取った後マスタコントローラ1に送出さ
れた状態に基づいて更新される。
【0015】図2に示した実施例におけるマスタコント
ローラ1での処理を示したのが図3のフローチャートで
ある。ステップ101で初期化を行い、各部の状態を検
出するためCDマイコン2に状態送出を要求するコマン
ドを送ってこれらの受信を行う等の動作及びその状態に
基づいて必要な表示処理等を行う。ステップ102では
これらの状態に基づいて目標状態メモリと現状態メモリ
の設定を行う。
【0016】ステップ103では、スイッチの読み取り
を行い、その操作内容に応じてステップ104で目標状
態メモリを変更する。ステップ105で目標状態メモリ
と現状態メモリを比較して現状態メモリの内容から目標
状態メモリの内容に近づけるためのコマンドを生成し、
ステップ106でCDマイコン2に送出する。CDマイ
コン2はこのコマンドに対応する出力を行い、状態を読
み取ってマスタコントローラ1へ送出する。ステップ1
07では、このCDマイコンからの状態情報を読み取
り、ステップ108で現状態メモリを更新し、ステップ
109で目標状態と一致したかを判定する。そして一致
するまでこの動作を続ける。
【0017】以上のようにすることで、例えばSCAN
というコマンドに対して10秒の走査を行うと決められ
ていた時に15秒の走査を行うためにはCDマイコン2
のプログラム内容まで変える必要があったが、本実施例
ならばマスタコントローラ1からCDマイコン2に15
秒毎にトラックアップ処理を要求するコマンドを送出す
れば良く、CDマイコン2に変更を加える必要がない。
【0018】
【発明の効果】本発明により細かな仕様の変更に対して
主制御部(マスタマイコン)のみで対応することが可能
になり、本体部を制御する従制御部(スレーブマイコ
ン)の共通化が図れ開発、生産及び補修管理が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の基本構成を示す図である。
【図2】本発明をCDプレーヤに適用した実施例の構成
を示す図である。
【図3】実施例でのマスタコントローラの処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】単一のマイコンですべての制御を行う従来の制
御装置の構成を示す図である。
【図5】複数のマイコンが機能を分担して制御を行う従
来の制御装置の例を示す図である。
【符号の説明】
1…主制御手段 2…従制御手段 3…通信経路 4…I/Oポート 5…表示装置 6…入力装置 7…I/Oポート 8…機器の制御要素及びセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示及び操作スイッチの入力の処理を行
    う主制御手段(1)、 機器本体の動作制御を行う従制御手段(2)、及び 該主制御手段(1)と該従制御手段(2)との間の通信
    経路(3)を備え、 該主制御手段(1)から該従制御手段(2)へは該機器
    本体の制御に関するコマンド及び状態情報の送出に関す
    るコマンドが送出され、 該従制御手段(2)から該主制御手段(1)へは該機器
    の状態情報が送出される制御装置において、 該機器本体の制御に関するコマンドは、機種間で共通の
    該機器本体の基本制御動作に対応する命令のみで構成さ
    れており、 該主制御手段(1)は、該機器本体の制御目標の状態を
    記憶する目標状態メモリ(11)と該従制御手段(2)
    より通信される該機器本体の状態を記憶する現状態メモ
    リ(12)とを備え、該目標状態メモリ(11)と該現
    状態メモリ(12)とを比較して該目標状態メモリ(1
    1)に記憶された状態に近づけるためのコマンドを生成
    することを特徴とする制御装置。
JP32444691A 1991-12-09 1991-12-09 制御装置 Pending JPH05158893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32444691A JPH05158893A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32444691A JPH05158893A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 制御装置

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JPH05158893A true JPH05158893A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18165906

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JP32444691A Pending JPH05158893A (ja) 1991-12-09 1991-12-09 制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03164811A (ja) * 1989-11-22 1991-07-16 Nippon Seiko Kk サーボモータの送り補正方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03164811A (ja) * 1989-11-22 1991-07-16 Nippon Seiko Kk サーボモータの送り補正方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971111