JPH0515816U - 金属バンド用素子 - Google Patents

金属バンド用素子

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JPH0515816U
JPH0515816U JP7237991U JP7237991U JPH0515816U JP H0515816 U JPH0515816 U JP H0515816U JP 7237991 U JP7237991 U JP 7237991U JP 7237991 U JP7237991 U JP 7237991U JP H0515816 U JPH0515816 U JP H0515816U
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JP
Japan
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connecting pin
half element
holes
center
pin
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JP7237991U
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森義 林
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森義 林
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ピンを利用して連結する穴に挿入して固く接
合した状態の時計用バンドを得ることができる金属バン
ド用素子を提供するものである。 【構成】 素子部2と連結ピン3とから構成され、素子
部はプレス方式で構成された一方の半素子2Aと、他方
の半素子2Bとから構成され、一方の半素子2Aの内面
と、他方の半素子2Bの内面とを結合して構成されてい
るものにおいて、半素子2Aと半素子2B間に形成され
る穴2C,2Dのうち一方の穴の内面に突起2A3を突
設せしめ、各素子部2を結合する時は、連結ピンを素子
部の穴2C,2Dに挿入する。この場合、連結ピン3の
リング状溝内に突起2A3が突き出た状態になり係止さ
れるよう構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案の金属バンド用素子は、ピンを利用して連結する穴に挿入して固く接合 した状態の時計用バンドを得ることができるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 出願人が特願平2−4736号として出願した「ステンレス金属バンドの製造 方法」は、ステンレス金属に圧力をかけて延ばし広げて底面に2個以上の半円形 凹槽が設けられているステンレス棒の未完成品を形成し、2本のステンレス棒の 未完成品を半円形凹槽が対面する状態で合わせて半田で溶接して2個以上のピン 穴を有するステンレス棒を形成したのち、当該ステンレス棒を切断切削し小単元 塊を形成し、これら小単元塊のピン穴をピンで連結する製造方法である。 その他に、特願平2−4737号として出願した「ステンレス金属バンドの製 造方法」は、ステンレス金属をパンチプレスで圧縮して底面には2列以上の平行 する半円形凹槽が刻設された半単元塊を形成し、これら2個の半単元塊を半円形 凹槽を対面させた状態で合わせて模型に入れて半田で溶接して、2個のピン穴を 有する単元塊を構成し、これら単元塊を当該単元塊におけるピン穴をピンで連結 して金属バンドを得るよう構成した金属バンドの製造方法である。 そして、これら二つの発明は、ともにピンを利用して穴に挿入して連結となり 、そしてこのピンには凸凹の滑り止めの模様が刻まれたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 ピンは製造上においてはやや面倒であり、若し凸凹の滑り止めの模様が刻まれ なかったらピンはしっかりと固定されることはないと同時に、取り出す時におい てもとても不便であり、特にそのピンは一旦取り出されたら繰り返し使用するこ とはできない。
【0004】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち、本考案は、素子部2と連結ピン3とから構成され、素子部はプレス 方式で構成された一方の半素子2Aと、他方の半素子2Bとから構成され、かつ 、当該一方の半素子2Aの内面と、他方の半素子2Bの内面とを結合して構成さ れているものにおいて、一方の半素子2Aは前辺中央に平面コ字状の連結用くぼ み部と、後辺中央に平面コ字状の連結用突出部が形成されていると共に、半素子 2Aの内面側には平行に前後の半円形溝2A1,2A2が形成されていると共に 、これら半円形溝2A1,2A2のうち一方の半円形溝2A1内には半球状ある いは円錐状の突起2A3が突設され、また、他方の半素子2Bは前辺中央に平面 コ字状の連結用くぼみ部と、後辺中央に平面コ字状の連結用突出部が形成されて いると共に、半素子2Bの内面側には平行に前後の半円形溝2B1,2B2が形 成されていることで、素子部2には当接された半円形溝によって前後の穴2C, 2Dが形成され、かつ、この穴の一方に突起2A3が突出した状態に構成されて いると共に、連結ピン3はステンレス線を素材として構成され、その長さは素子 部2の長さとはほぼ同じで、連結ピン3には半円形溝に対応する位置にリング状 溝3A,3Bが刻設され、かつ、各素子部2を結合する時、この連結ピン3を素 子部の穴2C,2Dに入れ、そして、連結ピン3のリング状溝内に突起2A3が 突き出た状態になり係止されるよう構成されている金属バンド用素子である。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 1は本案の金属バンド用素子で、素子部2と連結ピン3とから構成されている 。 先ず、図1,2を参照して、素子部2はプレス方式で構成された一方の半素子 2Aと、他方の半素子2Bとから構成され、かつ、当該一方の半素子2Aの内面 と、他方の半素子2Bの内面とを当接したのち、粘着方式或はボルトでの結合方 式で結合して構成されている。 そして、一方の半素子2Aは前辺中央に平面コ字状の連結用くぼみ部と、後辺 中央に平面コ字状の連結用突出部が形成されていると共に、半素子2Aの内面側 には平行に前後の半円形溝2A1,2A2が形成されていると共に、これら半円 形溝2A1,2A2のうち一方の半円形溝2A1内には半球状あるいは円錐状の 突起2A3がプレス加工で突設されている。
【0007】 また、他方の半素子2Bは前辺中央に平面コ字状の連結用くぼみ部と、後辺中 央に平面コ字状の連結用突出部が形成されていると共に、半素子2Bの内面側に は平行に前後の半円形溝2B1,2B2がプレス加工で形成されている。 なお、図示は省略するが、この半円形溝2B1内にも半球状あるいは円錐状の 突起をプレス加工で突設することができる。 このため、素子部2には当接された半円形溝2A1,2B1、2A2,2B2 によって前後の穴2C,2Dが形成され、かつ、穴2Cに突起2A3が突出した 状態になる。
【0008】 図3が示す如く、連結ピン3はステンレス線で加工して形成され、その長さは 素子部2の長さとはほぼ同じで、その連結ピン3には半円形溝2A1,2B1な どに対応する位置にリング状溝3A,3Bが刻設され、かつ、この連結ピン3の 直径は穴2C,2Dの直径よりはやや小さいため、連結ピン3を適当な緩さで当 該素子部の穴2C,2Dに挿入することができる。
【0009】 そこで、図4,図5が示す如く、各素子部2を結合する時、この連結ピン3を 力強く打って素子部の穴2C,2Dに挿入する。そして、この場合、連結ピン3 を強引に穴2C中の突起2A3を通過させると、リング状溝3A内にこの突起2 A3が突き出た状態になり係止されることになる。 適数個の素子部2に対してこのような作業を続けることで、各素子部2は連結 され時計用金属バンドとなる。 そして、連結ピン3を取り外す必要があれば、先が尖った棒状のもので、連結 ピン3の一方端面を押すだけで、連結ピン3におけるリング状溝から突起は分離 することができるので、連結ピン3を穴の外に押し出すことができる。
【0010】 作用について効果と共に説明する。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 連結ピンと素子部は、その構成からみて製造しやすく、かつ、加工も迅速に行 うことができる。 連結ピンと素子部との結合も、極めて容易かつ確実である。 しかも、連結ピンと素子部との分離分解も容易であると共に、何回分離分解し ても繰り返し使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属バンド用素子の平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】連結ピンの正面図である。
【図4】組合わせた状態における断面図である。
【図5】組合わせた状態における略図的平面図である。
【符号の説明】
1 金属バンド用素子 2 素子部 3 連結ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子部(2)と連結ピン(3)とから構
    成され、素子部はプレス方式で構成された一方の半素子
    (2A)と、他方の半素子(2B)とから構成され、か
    つ、当該一方の半素子(2A)の内面と、他方の半素子
    (2B)の内面とを結合して構成されているものにおい
    て、一方の半素子(2A)は前辺中央に平面コ字状の連
    結用くぼみ部と、後辺中央に平面コ字状の連結用突出部
    が形成されていると共に、半素子(2A)の内面側には
    平行に前後の半円形溝(2A1,2A2)が形成されて
    いると共に、これら半円形溝(2A1,2A2)のうち
    一方の半円形溝(2A1)内には半球状あるいは円錐状
    の突起(2A3)が突設され、また、他方の半素子(2
    B)は前辺中央に平面コ字状の連結用くぼみ部と、後辺
    中央に平面コ字状の連結用突出部が形成されていると共
    に、半素子(2B)の内面側には平行に前後の半円形溝
    (2B1,2B2)が形成されていることで、素子部2
    には当接された半円形溝によって前後の穴(2C,2
    D)が形成され、かつ、この穴の一方に突起(2A3)
    が突出した状態に構成されていると共に、連結ピン
    (3)はステンレス線を素材として構成され、その長さ
    は素子部(2)の長さとはほぼ同じで、連結ピン(3)
    には半円形溝に対応する位置にリング状溝(3A,3
    B)が刻設され、かつ、各素子部(2)を結合する時、
    この連結ピン(3)を素子部の穴(2C,2D)に入
    れ、そして、連結ピン(3)のリング状溝内に突起(2
    A3)が突き出た状態になり係止されるよう構成されて
    いることを特徴とする金属バンド用素子。
JP7237991U 1991-08-14 1991-08-14 金属バンド用素子 Pending JPH0515816U (ja)

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JP7237991U JPH0515816U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 金属バンド用素子

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ID=13487608

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JP7237991U Pending JPH0515816U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 金属バンド用素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999047016A1 (fr) * 1998-03-17 1999-09-23 Citizen Watch Co., Ltd. Structure de liaison de blocs et ornement en forme de bande

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410303U (ja) * 1977-06-22 1979-01-23
JPS5631702A (en) * 1979-08-23 1981-03-31 Timex Corp Connecting pin of watch band

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