JPH05153150A - Atm交換方式 - Google Patents

Atm交換方式

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JPH05153150A
JPH05153150A JP33981091A JP33981091A JPH05153150A JP H05153150 A JPH05153150 A JP H05153150A JP 33981091 A JP33981091 A JP 33981091A JP 33981091 A JP33981091 A JP 33981091A JP H05153150 A JPH05153150 A JP H05153150A
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JP
Japan
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cell
buffer
highway
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cell storage
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Withdrawn
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JP33981091A
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English (en)
Inventor
Yuji Kato
祐司 加藤
Tsugio Kato
次雄 加藤
Hiroshi Tomonaga
博 朝永
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、1つの入力ハイウェイと複数本の
出力ハイウェイとを有し、出力ハイウェイ間でセル蓄積
バッファを共有するATM交換方式に関し、セル蓄積バ
ッファのセル蓄積総量を見ることによって、特定ハイウ
ェイへ負荷が集中した時でも他の出力ハイウェイへの出
力が少ない場合には、セル廃棄が起こらないようにする
ことを目的とする。 【構成】 セル蓄積バッファ3のセル蓄積総量が所定値
をこえた状態で、特定の出力ハイウェイに負荷が集中し
はじめると、特定の出力ハイウェイに向かうセルに対し
て、該セル蓄積バッファ3への入力規制をかけるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの入力ハイウェイ
と複数本の出力ハイウェイとを有し、出力ハイウェイ間
でセル蓄積バッファを共有するATM交換方式に関す
る。
【0002】ATM交換機では、情報をセル毎に分解
し、セルフルーティングに基づいて情報の交換を行なっ
ている。小型・経済的なATM交換機を構成するため
に、加入者線速度の何倍かに通話路速度をあげて交換す
る方式が有望である。この場合は加入者線の速度を通話
路の速度までもちあげて、スイッチングしたあと、加入
者線の速度におとす必要がある。
【0003】
【従来の技術】図5は従来のATM交換方式を示すブロ
ック図であり、この図5において、51はセル廃棄手段
であり、このセル廃棄手段51は、閾値オーバ検出手段
58の検出出力を受けて、入力ハイウェイ上を送られて
くるセルの廃棄を行なうものである。
【0004】52はセル蓄積バッファであり、このセル
蓄積バッファ52は、送られてくるセルを一時的に蓄え
るものであり、書き込み制御部53により書き込みを制
御され、読み出し制御部54により読み出しを制御され
るようになっている。
【0005】なお、上述のごとく書き込み制御部53は
セル蓄積バッファ52への書き込みを制御するものであ
り、読み出し制御部54はセル蓄積バッファ52からの
読み出しを制御するものである。
【0006】55は空きバッファキューであり、この空
きバッファキュー55は、読み出し制御部54から送ら
れるセル蓄積バッファ52の空きアドレス情報を送られ
た順に蓄えておくものである。
【0007】56はセレクタであり、このセレクタ56
は、セルがセル蓄積バッファ52のどのアドレスに書き
込まれたかを空きバッファキュー55の先頭のアドレス
情報から受け取り、そのアドレスをセルの行き先に応じ
て読み出しアドレス管理バッファ57−1,57−2,
57−3,57−4に記憶させるものである。
【0008】読み出しアドレス管理バッファ57−1,
57−2,57−3,57−4はそれぞれ出力ハイウェ
イ#1,#2,#3,#4に対応しているものであり、
対応している出力ハイウェイを通って出力されるセルが
記憶されているセル蓄積バッファ52のアドレスを記憶
しておくものである。
【0009】58は閾値オーバ検出手段であり、この閾
値オーバ検出手段58は、読み出しアドレス管理バッフ
ァ57−1,57−2,57−3,57−4がそれぞれ
のバッファ量に対してどれだけの割合を使用している状
態であるかというバッファ使用率をみているもので、読
み出しアドレス管理バッファ57−1,57−2,57
−3,57−4のバッファ使用率がいずれか一つでも各
出力ハイウェイ毎に設定された閾値を越えると、そのこ
とをセル廃棄手段51に伝えるものである。
【0010】59は速度変速部であり、この速度変速部
59は、入力ハイウェイの情報伝達速度を出力ハイウェ
イの情報伝達速度に変換するものである。
【0011】このような構成により以下のような動作を
行なう。入力ハイウェイ上を送られてきたセルは、書き
込み制御部53の指示によって、空きバッファキュー5
5の先頭に記憶されているアドレスと同じセル蓄積バッ
ファ52のアドレスに書き込まれる。
【0012】セレクタ56は、セルの行き先に応じて、
読み出しアドレス管理バッファ57−1,57−2,5
7−3,57−4のいずれかに、空きバッファキュー5
5の先頭に記憶されているアドレスを移す。そして、読
み出しアドレス管理バッファ57−1,57−2,57
−3,57−4では、移された順にアドレスを記憶して
いる。また、読み出し制御部54では、読み出しアドレ
ス管理バッファ57−1,57−2,57−3,57−
4の先頭に記憶されているアドレスを受け取り、そのア
ドレスに蓄えられているセルをセル蓄積バッファ52か
ら読み出してそのアドレスを記憶していた読み出しアド
レス管理バッファに対応している出力ハイウェイにその
セルを出力するように制御するとともに、読み出したこ
とによって空になったセル蓄積バッファ52のアドレス
を空きバッファキュー55に伝える。
【0013】そして、空きバッファキュー55では、送
られてきた順にアドレスを記憶する。また、読み出し制
御部54の指示によって読み出されたセルは、速度変換
部59を介して、行き先に応じた出力ハイウェイに出力
される。
【0014】このとき、閾値オーバ検出手段58は読み
出しアドレス管理バッファ57−1,57−2,57−
3,57−4のバッファ使用率を監視しており、いずれ
か一つでもバッファ使用率が各出力ハイウェイ毎に設定
された閾値をオーバーした場合は、そのことをセル廃棄
手段51に伝え、これによりセル廃棄手段51では、バ
ッファ使用率が所定の許容値をオーバーした読み出しア
ドレス管理バッファに対応した出力ハイウェイに向かう
セルを選択的に廃棄する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のATM交換方式では、各出回線毎の能率に応
じたバッファを持つ必要が有り、共有バッファ化するこ
とによるバッファ量の削減ができない。
【0016】今、例えば2.4Gbpsのスループット
の入力ハイウェイから16加入者の150Mbpsに分
離するセル振り分け器について考えると、待ち行列理論
によれば、セル着時間の擾乱を吸収するために、出力回
線の使用効率を90%で廃棄率を10-10 を満足するに
は、ランダムなセルの到着を仮定すると、一出回線当た
り100セル分のバッファを必要とする。従って、16
回線分を振り分けるためには、1600セル分のバッフ
ァを必要とするが、このバッファを共通化すると、バッ
ファ量を削減することができ、160セルで同様の特性
を得ることができる。
【0017】しかし、共有バッファ形式のセルふり分け
器では、特定ハイウェイへ負荷が集中した時に、他の出
力ハイウェイへの出力が少ないにも係わらずセル廃棄が
起こる可能性がある。
【0018】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、セル蓄積バッファのセル蓄積総量を見ること
によって、特定ハイウェイへ負荷が集中した時でも他の
出力ハイウェイへの出力が少ない場合には、セル廃棄が
起こらないような共有バッファ形式のATM交換方式を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1はセル廃棄手段であ
り、このセル廃棄手段1は、第2輻輳検出手段2の出力
と第1輻輳検出手段7の出力とを受けて、入力ハイウェ
イ上を送られてくるセルの廃棄を行なうものである。
【0020】2は第2輻輳検出手段で、この第2輻輳検
出手段2は、空きバッファキュー6からの情報と入力ハ
イウェイ上を送られてくるセルの行先情報とを受けて、
空きバッファキュー6からの情報でセル蓄積バッファ3
のセル蓄積総量が所定値を越えることが検出されると、
そのとき、入力ハイウェイ速度の1/Nの帯域を越える
セルを、該所定値を越えている間廃棄するよう、セル廃
棄手段1に指示するものである。
【0021】3はセル蓄積バッファであり、このセル蓄
積バッファ3は、送られてくるセルを一時的に蓄えるも
のであり、書き込み制御部4により書き込みを制御さ
れ、読み出し制御部5により読み出しを制御される。
【0022】なお、書き込み制御部4はセル蓄積バッフ
ァ3への書き込みを制御するものであり、読み出し制御
部5はセル蓄積バッファ3からの読み出しを制御するも
のである。
【0023】6は空きバッファキューであり、この空き
バッファキュー6は、読み出し制御部5から送られるセ
ル蓄積バッファ3の空きアドレス情報を送られた順に蓄
えておくものである。
【0024】7は第1輻輳検出手段であり、この第1輻
輳検出手段7は、空きバッファキュー6からの情報と最
大使用ハイウェイ検出手段10からの情報を基に、空き
バッファキュー6からの情報でセル蓄積バッファ3のセ
ル蓄積総量が所定値を越えていることが検出されると、
そのとき、専有しているバッファ数が最大の出力ハイウ
ェイに向かうセルを、該所定値を越えている間廃棄する
よう、セル廃棄手段1に指示するものである。
【0025】8はセレクタであり、このセレクタ8は、
セルがセル蓄積バッファ3のどのアドレスに書き込まれ
たかを空きバッファキュー6の先頭のアドレス情報から
受け取り、そのアドレスをセルの送り先に応じて読み出
しアドレス管理バッファ9−1,9−2,・・・,9−
Nに記憶させるものである。
【0026】読み出しアドレス管理バッファ9−1,9
−2,・・・,9−Nはそれぞれ出力ハイウェイ#1,
#2,・・・,#Nに対応しているものであり、対応し
ている出力ハイウェイ#i(i=1,2,・・,N)を
通って出力されるセルが記憶されているセル蓄積バッフ
ァ3のアドレスを記憶しておくものである。
【0027】10は最大使用ハイウェイ検出手段であ
り、この最大使用ハイウェイ検出手段10は、読み出し
アドレス管理バッファ9−1,9−2,・・・,9−N
がそれぞれのバッファ量に対してどれだけの割合を使用
している状態であるかというバッファ使用率をみること
により、その時どの出力ハイウェイ行きのセルがセル蓄
積バッファ3において最も多くのバッファを使用してい
るかを検出するものである。
【0028】11は速度変換部であり、この速度変換部
11は、入力ハイウェイの情報伝達速度を出力ハイウェ
イの情報伝達速度に変換するものである。
【0029】
【作用】上述の本発明のATM交換方式では、セル蓄積
バッファ3のセル蓄積総量が所定値を越えた状態で特定
の出力ハイウェイに負荷が集中しはじめると、その特定
の出力ハイウェイに向かうセルに対してセル蓄積バッフ
ァ3への入力規制をかけることが行なわれる(請求項
1)。
【0030】詳しくは次のようになる。すなわち、第1
輻輳検出手段7は、セル蓄積バッファ3のセル蓄積総量
が所定値を越えていることを空きバッファキュー6の使
用状況より判断すると、そのときどの出力ハイウェイが
セル蓄積バッファ3において専有しているバッファ数が
最大であるかを最大使用ハイウェイ検出手段10の検出
結果よりみて、セル廃棄手段1にセル廃棄を指示する。
セル廃棄手段1では第1輻輳検出手段7の出力を受け
て、セル蓄積バッファ3において専有しているバッファ
数が最大の出力ハイウェイに向かうセルをセル蓄積バッ
ファ3のセル蓄積総量が所定値を越えている間廃棄する
ことにより、セル蓄積バッファ3への入力規制をかける
(請求項2)。
【0031】または次に述べるようにしても良い。すな
わち、第2輻輳検出手段2は、セル蓄積バッファ3のセ
ル蓄積総量が所定値を越えていることを空きバッファキ
ュー6の使用状況より判断すると、特定の出力ハイウェ
イに入力ハイウェイ速度の1/Nの帯域を越えてセルが
到着したならば、該当するセルをセル蓄積バッファ3の
セル蓄積総量が所定値を越えている間廃棄するようにセ
ル廃棄手段1に指示する。このようような第2輻輳検出
手段2の出力を受けてセル廃棄手段1でセル廃棄が行な
われることにより、セル蓄積バッファ3への入力規制を
かける(請求項3)。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図2に示すものは、セル廃棄手段1,第2輻輳検出手
段2,セル蓄積バッファ3,書き込み制御部4,読出制
御部5,空きバッファキュー6,第1輻輳検出手段7,
セレクタ8,読出アドレス管理バッファ9−1,9−
2,9−3,9−4,最大使用ハイウェイ検出手段1
0,速度変速部11をそなえて構成されているが、これ
らのもののうちセル廃棄手段1,セル蓄積バッファ3,
書き込み制御部4,読出制御部5,空きバッファキュー
6,セレクタ8,読出アドレス管理バッファ9−1,9
−2,9−3,9−4,速度変速部11は、図5に示し
た従来例とほぼ同様のものであるので、その説明は省略
する。
【0033】なお、本実施例では、出力ハイウェイと読
出アドレス管理バッファとは4つずつ設けられている。
すなわち、図2において、出力ハイウェイ#1,#2,
#3,#4はそれぞれ読出アドレス管理バッファ9−
1,9−2,9−3,9−4に対応している。
【0034】ところで、第2輻輳検出手段2は、空きバ
ッファキュー6からの情報と入力ハイウェイ上を送られ
てくるセルの行先情報とから、セル廃棄手段1にセル廃
棄を指示するものであるが、具体的には、空きバッファ
キュー6からの情報でセル蓄積バッファ3のセル蓄積総
量が所定値を越えることが検出されると、そのとき、入
力ハイウェイ速度の1/4の帯域を越えるセルを、該所
定値を越えている間廃棄するようセル廃棄手段1に指示
するものである。
【0035】このために、この第2輻輳検出手段2は、
具体的には図4に示すような回路構成となっている。す
なわち、この図4において、41−1,41−2,41
−3,41−4は出力回線識別部であり、この出力回線
識別部41−1,41−2,41−3,41−4はそれ
ぞれ出力ハイウェイ#1,#2,#3,#4に対応して
おり、入力ハイウェイ上を送られてきたセルが、どの出
力ハイウェイに向かうものであるかを識別するものであ
る。
【0036】42−1,42−2,42−3,42−4
はアップダウンカウンタ(U/Dカウンタ)であり、こ
のU/Dカウンタ42−1,42−2,42−3,42
−4はそれぞれ出力ハイウェイ#1,#2,#3,#4
に対応しており、対応する出力回線識別部からの信号と
減算パルス、そして、空きバッファキュー6からの信号
を受けて、セル廃棄手段1へセル廃棄の信号を出力する
ものである。
【0037】このような構成により、以下のような動作
を行なう。出力回線識別部41−1,41−2,41−
3,41−4では、入力ハイウェイ上を送られているセ
ルの向かっている出力ハイウェイを識別する。対応して
いる出力ハイウェイに向かうセルが到着すると、出力回
線識別部は対応するU/DカウンタにカウンタUPの信
号を送る。
【0038】U/Dカウンタでは、対応する出力回線識
別部から信号が送られるとカウンタをUPし、減算パル
スが入るとカウンタをDOWNする。ただし、減算パル
スは同一出力ハイウェイに向かうセルが入力ハイウェイ
速度の1/4の帯域を占める場合に、U/Dカウンタの
カウンタがUPされる頻度と同一の頻度で送られる。U
/Dカウンタは、空きバッファキュー6の使用状態によ
り、セル蓄積バッファ3のセル蓄積総量が所定値を越え
ていることが分かると、出力可能な状態となり、さらに
カウンタの結果が0より大きい場合は、セル廃棄手段1
に、対応する出力ハイウェイに向かうセルを廃棄するよ
うに伝える。セル廃棄手段1では、U/Dカウンタの信
号を受けて、そのU/Dカウンタに対応する出力ハイウ
ェイへ向かうセルを廃棄する。
【0039】このような動作により、セル蓄積バッファ
3のセル蓄積総量が所定値を越えると、そのとき、入力
ハイウェイ速度の1/4の帯域を越えるセルを、セル蓄
積バッファ3のセル蓄積総量が所定値を越えている間廃
棄して、セル蓄積バッファ3への入力規制をかけること
ができるのである。
【0040】第1輻輳検出手段7は、空きバッファキュ
ー6からの情報と最大使用ハイウェイ検出手段10から
の情報を基に、空きバッファキュー6からの情報でセル
蓄積バッファ3のセル蓄積総量が所定値を越えたことが
検出されると、そのとき、専有しているバッファ数が最
大の出力ハイウェイに向かうセルを、該所定値を越えて
いる間廃棄するよう、セル廃棄手段1に指示するもので
ある。なお、この第1輻輳検出手段7を実現する方法と
しては、スイッチ回路を用いている。
【0041】最大使用ハイウェイ検出手段10は、読み
出しアドレス管理バッファ9−1,9−2,9−3,9
−4がそれぞれのバッファ量に対してどれだけの割合を
使用している状態であるかというバッファ使用率をみる
ことにより、その時どの出力ハイウェイ行きのセルがセ
ル蓄積バッファ3において最も多くのバッファを使用し
ているかを検出するものである。
【0042】このために、最大使用ハイウェイ検出手段
10は、具体的には図3に示すような回路構成となって
いる。すなわち、この図3において、31,33,35
はコンパレータであり、これらのコンパレータ31,3
3,35はいずれも2つの入力の大小を比較するもであ
る。
【0043】また、32,34はセレクタであり、36
はデコーダであるが、このデコーダ36は、コンパレー
タ31,33,35の出力を受けて、最大使用ハイウェ
イ番号を出力するものである。
【0044】このような構成により、以下のような動作
を行なう(図2,図3参照)。出力ハイウェイ#1,#
2,#3,#4にそれぞれ対応した、読出アドレス管理
バッファ9−1,9−2,9−3,9−4からバッファ
使用率が最大使用ハイウェイ検出手段10に入力される
と、コンパレータ31では、読出アドレス管理バッファ
9−1,9−2のバッファ使用率の大小を比較し、結果
に応じた信号を出力する。セレクタ32ではコンパレー
タ31の出力を受けて、読出アドレス管理バッファ9−
1,9−2のバッファ使用率の大きい方を出力する。
【0045】同様に、コンパレータ33では、読出アド
レス管理バッファ9−3,9−4のバッファ使用率の大
小を比較して、結果に応じた信号を出力し、セレクタ3
4では、コンパレータ33の出力を受けて読出アドレス
管理バッファ9−3,9−4のバッファ使用率の大きい
方を出力する。
【0046】コンパレータ35は、セレクタ32,34
の出力するバッファ使用率の大小を比較し、結果に応じ
た信号を出力する。デコーダ36では、コンパレータ3
1,33,35の出力信号の組み合わせに応じて、最大
使用ハイウェイ番号を出力する。このような動作によ
り、最大使用ハイウェイ番号を得ることができる。
【0047】上述の構成により、以下のような動作を行
なう。入力ハイウェイ上を送られてきたセルは、書き込
み制御部4の指示によって空きバッファキュー6の先頭
に記憶されているアドレスと同じセル蓄積バッファ3の
アドレスに書き込まれる。セレクタ8は、セルの行き先
に応じて読出アドレス管理バッファ9−1,9−2,9
−3,9−4のいずれかに、空きバッファキュー6の先
頭に記憶されているアドレスを移す。読出アドレス管理
バッファ9−1,9−2,9−3,9−4では移された
順にアドレスを記憶している。
【0048】読出制御部5では、読出アドレス管理バッ
ファ9−1,9−2,9−3,9−4の先頭に記憶され
ているアドレスを受け取り、そのアドレスに蓄えられて
いるセルをセル蓄積バッファ3から読み出して、そのア
ドレスを記憶していた読出アドレス管理バッファに対応
している出力ハイウェイにそのセルを出力するように制
御するとともに、読み出したことによって空になったセ
ル蓄積バッファ3のアドレスを空きバッファキュー6に
伝える。空きバッファキュー6では送られてきた順にア
ドレスを記憶する。
【0049】また、読出制御部5の制御によって読み出
されたセルは速度変換部11を介して、行き先に応じた
出力ハイウェイに出力される。空きバッファキュー6の
使用状況を見ることによって、セル蓄積バッファ3での
バッファ使用量が分かるが、第1輻輳検出手段7では、
セル蓄積バッファ3のセル蓄積総量が所定値を越えてい
ることが分かると、スイッチがONとなって、最大使用
ハイウェイ検出手段10が、読出アドレス管理バッファ
9−1,9−2,9−3,9−4のバッファ使用率をみ
ることによって検出した、セル蓄積バッファ3にて専有
しているバッファ数が最大の出力ハイウェイをセル廃棄
手段1へ伝える。
【0050】セル廃棄手段1は、第1輻輳検出手段7の
スイッチがONの間、すなわちセル蓄積バッファ3のセ
ル蓄積総量が所定値を越えている間、セル蓄積バッフア
3にて専有しているバッファ数が最大の出力ハイウェイ
へ向かうセルを廃棄する。
【0051】一方、第2輻輳検出手段2では、セル蓄積
バッファ3のセル蓄積総量が所定値を越えていることが
分かると、入力ハイウェイ速度の1/4の帯域を越えて
特定の出力ハイウェイへ向かうセルが到着したならば該
当するセルを、セル蓄積バッファ3のセル蓄積総量が所
定値を越えている間廃棄するように、セル廃棄手段1に
指示する。そして、セル廃棄手段1では、第2輻輳検出
手段2の指示を受けて、該当するセルを廃棄する。
【0052】次に、具体例として、2.4Gbpsの入
力ハイウエイと4つの600Mbpsの出力ハイウエイ
を持つ場合の動作を説明する。なお、この場合、バッフ
ァ量として160セル分もっているものとする。
【0053】今、出力ハイウエイの容量は600Mbp
sであり、最大使用率を90%とすると、540Mbp
s以上のスピードでセルは到着しない。この場合は最大
でも各ハイウエイが40個以上のセルバッファを使用し
ない。しかし、瞬間的なトラヒックの偏りにより、例え
ば1番の出力ハイウエイ#1に集中すると、セルバッフ
ァを多く使い40個以上のバッファを使うことになる。
【0054】このとき、空きバッファを監視しておき、
設定しておいた閾値が、例えば30個を下回り、残りの
バッファが少なくなった場合は、まず、その時どのハイ
ウエイが最も多くのバッファを使用しているかを最大使
用ハイウエイ検出手段10により検出し、そのハイウエ
イに出力されるセルをセル廃棄手段1により選択に廃棄
する。
【0055】また、入力ハイウエイにおいて、常に出力
ハイウエイ毎に使用帯域を観測しておき、各出力ハイウ
エイに600Mbps以上の到着頻度でセルが到着した
場合は、該当するセルをすべて廃棄する。すなわち、セ
ルが到着と、該当する出力ハイウエイのU/Dカウンタ
をアップするが、このU/Dカウンタは600Mbps
の帯域に対応する頻度で減算されており、600Mbp
s以上の頻度でセルが到着すると、U/Dカウンタはオ
ーバーフローするので、これを検出して帯域のオーバー
を検出するのである。
【0056】以上から本実施例により、バッファを共有
化することにより、バッファ量を削減できるほか、バッ
ファの総量をみて規制をかけるために、特定ハイウェイ
へ負荷が集中した時に、他の出力ハイウェイへの出力が
少ないにもかかわらずセル廃棄が起こることがなくな
る。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のATM交
換方式(請求項1〜3)によれば、バッファを共通化し
ているために、バッファ量を削減できるほか、セル蓄積
バッファのセル蓄積総量が所定値を越えると、そのと
き、専有しているバッファ数が最大の出力ハイウェイに
向かうセルを、該所定値を越えている間廃棄する、ある
いは、セル蓄積バッファのセル蓄積総量が所定値を越え
ると、そのとき、入力ハイウェイ速度の1/Nの帯域を
越えるセルを、該所定値を越えている間廃棄する、とい
うように、バッファの総量をみてバッファへの入力規制
をかけるために、特定のハイウェイへ負荷が集中した時
に、他の出力ハイウェイへの出力が少ないにもかかわら
ずセル廃棄が起こるということがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】最大使用ハイウェイ検出手段を示すブロック図
である。
【図4】第2輻輳検出手段を示すブロック図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,51 セル廃棄手段 2 第2輻輳検出手段 3,52 セル蓄積バッファ 4,53 書き込み制御部 5,54 読出制御部 6,55 空きバッファキュー 7 第1輻輳検出手段 8,32,34,56 セレクタ 9−1,9−2,9−3,9−4,9−N,57−1,
57−2,57−3,57−4 読出アドレス管理バッ
ファ 10 最大使用ハイウェイ検出手段 11,59 速度変速部 31,33,35 コンパレータ 36 デコーダ 41−1,41−2,41−3,41−4 出力回線識
別部 42−1,42−2,42−3,42−4 U/Dカウ
ンタ 58 閾値オーバ検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの入力ハイウェイと複数(N)本の
    出力ハイウェイとを有し、該出力ハイウェイ間でセル蓄
    積バッファ(3)を共有するATM交換方式において、 該セル蓄積バッファ(3)のセル蓄積総量が所定値をこ
    えた状態で、特定の出力ハイウェイに負荷が集中しはじ
    めると、該特定の出力ハイウェイに向かうセルに対し
    て、該セル蓄積バッファ(3)への入力規制をかけるこ
    とを特徴とする、ATM交換方式。
  2. 【請求項2】 該セル蓄積バッファ(3)のセル蓄積総
    量が所定値を越えると、そのとき、専有しているバッフ
    ァ数が最大の出力ハイウェイに向かうセルを、該所定値
    を越えている間廃棄することにより、該セル蓄積バッフ
    ァ(3)への入力規制をかけることを特徴とする請求項
    1記載のATM交換方式。
  3. 【請求項3】 該セル蓄積バッファ(3)のセル蓄積総
    量が所定値を越えると、そのとき、入力ハイウェイ速度
    の1/Nの帯域を越えるセルを、該所定値を越えている
    間廃棄することにより、該セル蓄積バッファ(3)への
    入力規制をかけることを特徴とする請求項1記載のAT
    M交換方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6009078A (en) * 1996-02-09 1999-12-28 Nec Corporation ATM switch device capable of favorably controlling traffic congestion

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6009078A (en) * 1996-02-09 1999-12-28 Nec Corporation ATM switch device capable of favorably controlling traffic congestion

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