JPH0515302Y2 - - Google Patents

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JPH0515302Y2
JPH0515302Y2 JP1989117787U JP11778789U JPH0515302Y2 JP H0515302 Y2 JPH0515302 Y2 JP H0515302Y2 JP 1989117787 U JP1989117787 U JP 1989117787U JP 11778789 U JP11778789 U JP 11778789U JP H0515302 Y2 JPH0515302 Y2 JP H0515302Y2
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pulley
levers
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shaped lever
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、身体障害者などの歩行訓練に使用さ
れる歩行訓練具に関するもので、とくに、両脇を
脇当てパツドに載せることによつて両脇が支えら
れ、胴体の周囲を固定バンドで取り巻くことによ
つて上体が支えられた訓練者に対して、天井に付
設したレールに沿つて走行する滑車の助けを借り
て上記レールの方向に沿う歩行の練習をさせるた
めの歩行訓練具に関するものである。
[従来の技術] 従来の歩行訓練具の一例を第9図に示す。図に
おいて、L型レバー51,52は、ヒンジ53に
よつて交差の状態に係着される。L型レバー5
1,52の上端は、いずれも補助腕54によつて
リング55に係着している。一方、ヒンジ53と
リング55とは、引張ばね56によつて直接に連
結されている。この構造のために、L型レバー5
1,52の下端に付設した相対向する一対の脇当
てパツド57,57は、荷重がかからないとき
は、引張ばね56の引張力によつて相互間の間隔
を開こうとするが、訓練者が肘を載せるなどのこ
とによつて脇当てパツド57,57の上面に荷重
がかかると、荷重の大きさに応じて引張ばね56
が伸ばされて、脇当てパツド57,57は相互に
接近の方向に移動しようとする。
58は固定バンドで、保持棒59によつてL型
レバー51,52の下部に固着される。
60は滑車で、歩行訓練具の全重量ならびに訓
練者によつて加えられる重量を支持した状態でレ
ール61に沿う走行が可能である。
以上の従来装置によつて歩行訓練を受けるため
には、訓練者は固定バンド58を左右に押し開い
てほぼその中央位置まで前進した後、両脇を脇当
てパツド57に載せることにより、その時点で訓
練者の両脇が支えられ、固定バンド58を胴体の
周囲に巻くことによつて上体が支えられて、訓練
者の体重が部分的に滑車60によつて担持された
状態となり、レール61に沿う滑車60の移動に
導かれて歩行の訓練を受けることができる。
[考案が解決しようとする課題] 上記の従来装置によつて歩行訓練を受ける場
合、次のような問題点がある。
1 一対のL型レバー51,52の間の広さは、
訓練者の年令、体格、あるいは個人的要求など
によつてそのつど自由に変更できる構造である
ことが望ましいが、この従来装置では、脇当て
パツド57にかかる荷重に応じてのみ画一的に
広さが規制される構造であり、訓練者の要求に
応じて自由に広さを調整することはできない。
2 訓練者が歩行訓練具に向かつて前進し、訓練
具を上体に装着しようとする場合、支えに頼ら
ないで独りで佇立が可能な訓練者の場合には、
特に深刻な問題とはならないが、歩行訓練具の
対象者は、その多くが車椅子に乗つた人であ
り、車椅子で前進してきた場合、車椅子のまま
でL型レバー51,52の間に上体を入れ、そ
の状態で両脇を脇当てパツド57に載せること
によつて、まず両脇からの支持を受けようとし
ても、脇当てパツド57の下方に位置する固定
バンド58、ならびに固定バンドを保持する保
持棒59が邪魔をして、車椅子を脇当てパツド
が利用できる位置まで進めることができない。
したがつて、車椅子の訓練者は、介添え者なし
では、このような従来の歩行訓練具を利用する
ことが不可能ということになる。
3 L型レバーの床面からの高さを、内蔵モータ
付きの昇降装置によつて調節し、滑車60の走
行を、滑車に付設したモータによつて制御する
ようにした歩行訓練具は、従来からあるにはあ
るが、このための制御スイツチは、いずれの場
合も訓練室の壁際などに設置されていて、これ
では介添え者や訓練指導者による制御スイツチ
の操作はできても、訓練者自身による操作は不
可能である。また、訓練中に異常事態が発生し
たなどの場合にも、従来装置では、訓練者自身
による通報はできない。
さらに、L型レバー51,52の上端と、補助
腕54との連結がパンタグラフ式であるため、L
型レバーに作用する重量によつてその高さに多少
の変動があり、床面からのL型レバーの高さに関
しての調節は、いくらか精度の高い調節が要求さ
れる場合、その変動分も考慮に入れるとなると、
可なり複雑な作業となる。
本考案は、一対のL型レバーの間の広さ、すな
わち一対の脇当てパツド間の広さを、きわめて簡
単な操作で、しかも車椅子上の訓練者自身の手に
よつてもきわめて容易に調節することができるよ
うにし、また、車椅子に乗つた訓練物の場合も、
一対のL型レバーの間の中央位置まで車椅子のま
まで、なんら邪魔者の介在しない状態で前進する
ことができ、そのため爾後の操作としての胴体へ
の固定バンドの巻き付け作業も、訓練者自身の手
によつて容易に行える歩行訓練具を提供すること
を第1の目的としている。
また、脇当てパツドを、訓練者の種別に応じて
形状やサイズの異なる数種類のものを用意し、必
要に応じて簡単に交換ができるようにし、あるい
は脇当てパツドの破損、変形、汚れなどに応じて
直ちに交換できるようにすることを第2の目的と
するものである。
さらに、天井を走行する滑車の駆動モータの制
御、ならびにL型レバーの高さを調節するための
昇降装置の制御を、介添え者や訓練指導者はもと
より、訓練者自身の手によつても車椅子に乗つた
ままで、きわめて容易に行うことのできるように
することを第3の目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案の歩行訓練
具は、それぞれの脇当てパツドを付設した一対の
L型レバーの相互間の間隔を調整するために、上
記一対のレバーの上端を綴じ合わせるヒンジの近
傍位置で且つ訓練者の手が容易に届く位置に、一
対のレバーのそれぞれにピンによつて枢支される
一対のねじ棒を中央に大径部が形成された鞘状の
本体によつて互いに連結するターンバツクルが設
けられ、上記固定バンドを上記L型レバーの下部
に保持棒によつて保持し、該保持棒は固定バンド
とともに訓練者の進入方向に通路を開く側への旋
回を可能にピンにより枢支されて、保持棒の上記
旋回によつて固定バンドを起倒させ得る構成とし
たものである。
また、請求項2記載のように、型レバーの下端
の部分に付設する脇当てパツドは、付設の態様を
着脱可能の差込式とすることが望ましい。
さらに、請求項3記載のように、L型レバーの
上端のヒンジの部分と上記滑車との間にL型レバ
ーの床面からの高さを調節するための昇降装置を
設けることは効果的である。
さらにまた、請求項4記載のように、天井のレ
ールに沿つて走行する滑車を駆動するためのモー
タを滑車に設け、そのモータの制御ならびに上記
昇降装置の制御を遠隔操作するためのペンダント
式のスイツチボツクスを設けてもよい。
[作用] 上記の構成を有する歩行訓練具によれば、その
使用態様の一例として、訓練者が車椅子を使用し
ている身体障害者であるとすると、訓練者は車椅
子の操作によつて歩行訓練具に向かつて前進し、
そのまま訓練具の一対のL型レバーの中央の位置
まで深く進入する。このとき、L型レバーの相互
間の間隔は、車椅子の訓練者でも手の届く位置に
設けられたL型レバー上のターンバツクルを、そ
の中央付近に形成される大径部を手で掴んで回転
することにより、自由に調節することができる。
この調節作業は、ターンバツクルの取付位置
が、一対のL型レバーの上端を綴じ合わせている
ヒンジの近傍の位置で、且つ訓練者の手が容易に
届く位置であるため、梃子の原理によつて、僅か
の調節寸法が脇当てパツドの近辺では拡大される
ので、調節作業はきわめて簡単容易である。ま
た、ターンバツクル機構が非可逆連動機構である
ために、調整後の状態はそのまま安定して保持さ
れ、移動によつて調整状態に狂いが生じるなどの
ことがなく、きわめて高い信頼性を維持すること
ができる。
また、L型レバーの下部に設けた保持棒と、保
持棒によつて保持される固定バンドとは、保持棒
をL型レバーの下部に付設する態様として、保持
棒が固定バンドとともに訓練者の進入方向に通路
を開く側への旋回を可能にピンによつて枢支され
ているので、保持棒の旋回によつて固定バンドを
保持棒とともに上記進入方向の奥に向かつて押し
倒して置くことにより、車椅子を中央位置まで進
入させるのになんら邪魔にならない。
また、滑車ならびに昇降装置の遠隔操作用のペ
ンダント式のスイツチボツクスは、この位置にあ
る訓練者の手の届く場所に吊り下げられるので、
スイツチの操作によつて、L型レバーの床面から
の高さを訓練者自身の手で自由に調節することが
可能である。この結果、訓練者の両脇は、L型レ
バー上の脇当てパツドによつて安定して支えられ
る状態となるので、ここで倒してあつた保持棒を
手前側に起こし、固定バンドで胴体の周囲を取り
巻く。この作業によつて、訓練者の上体は完全に
訓練具に支持された状態となるので、訓練者自身
によるスイツチボツクスの操作により、滑車を駆
動して任意の速度のもとに前後進の歩行訓練を実
施することができる。
さらに、訓練者の種別に応じ、またはその他の
理由で脇当てパツドを取り替える必要のある場合
には、L型レバーに対する脇当てパツドの付設の
態様が着脱可能の差込式であるため、これをL型
レバーから抜き取り、あるいは差し込むことによ
つて簡単に取り替えが可能である。
さらにL型レバーの床面からの高さの調節は、
L型レバーの上端のヒンジの部分と滑車との間に
設けた昇降装置の操作によつて行うことができ
る。
さらにまた、天井のレールに沿つて走行する滑
車の駆動モータの制御ならびに昇降装置の制御
は、ペンダント式のスイツチボツクスによつて、
訓練者自身の手によつても容易に実施が可能であ
る。
[実施例] 本考案の歩行訓練具の実施例について、図面を
参照して説明すると、第1図〜第5図ならびに第
10図において、一対のL型レバー1および2
は、上端を吊り具3のヒンジ4によつて連接され
ている。
5はターンバツクルで、第10図に示すよう
に、一対のL型レバー1,2のそれぞれの上であ
つて、ヒンジ4の近傍位置で且つ訓練者の手が容
易に届く位置に、ピン6a,7aによつて一対の
互いにねじ方向を異にするねじ棒6,7がそれぞ
れ枢支されている。ターンバツクル5の本体5a
には、一対のねじ棒6,7がそれぞれ両端からね
じ込まれて中央にローレツト加工を施された大径
部5bが形成されている。本体5aの大径部5b
を手で掴んで回転させると、その回転方向に応じ
てL型レバー1,2は互いに接近し、あるいは離
間する。
8は脇当てパツドで、L型レバー1,2の下端
部に取り付けられる。その取付要領の一例が第4
図に示される。同図で、9は脇当てパツド8の下
面に設けた穴であり、10は、L型レバー1,2
の上面に突設したスピンドルである。脇当てバツ
ド8をL型レバー1,2の下端部に取り付けるに
は、脇当てパツドの穴9にスピンドル10が入る
ように脇当てパツド8を上から下ろし、脇当てパ
ツド8の下面に設けた着脱フアスナーをそなえる
巻片11をL型レバーの周囲に巻き付ければよ
い。
12は、固定バンド13をL型レバー1,2の
下部に保持するための保持棒で、保持棒12は、
固定バンド13とともに訓練者の進入方向に通路
を開く側への旋回を可能に、ピン14によつてL
型レバー1,2の下面に枢支される。この構成に
より、保持棒12の上記旋回によつて固定バンド
13を起倒させることができる。固定バンド13
は、ナイロンなどで作られた柔軟性のある帯状体
で、そのほぼ中央を保持棒12に固着されてい
る。固着の態様の一例が第5図に示される。15
は固着ベルトで、固定バンド13のほぼ中央に止
着され、保持棒12の周囲を巻いてその端部を着
脱フアスナー16によつて接着することにより、
固定バンド13を保持棒12に取り付けるように
したものである。
左右一対の固定バンド13は、対向するそれぞ
れの端部を相互に接合しまたは離間し得る手段、
たとえば、第5図に示す例では、着脱フアスナー
17がそれぞれの端部に付設されており、それに
よつて訓練者の胴体を左右から取り巻いたとき、
不用意に固定バンドが外れるなどのことがないよ
うに、その端部を係止できる構造になつている。
18は滑車で、歩行訓練具ならびに訓練者の重
量の一部を吊り下げた状態で、レール19に沿つ
て走行することが可能である。20は可逆式のモ
ータで、滑車18の走行動力を提供するためのも
のである。
21は昇降装置で、L型レバー1,2の上端と
滑車18との間に設けられ、可逆式のモータ22
の作動によつてL型レバー1,2の床面からの高
さを調節することができる。
23はペンダント式のスイツチボツクスで、コ
ード24によつて訓練者を含む関係者による操作
の便利な位置に吊り下げられ、これによつて滑車
用のモータ20、ならびに昇降装置用のモータ2
2の遠隔操作が可能である。また、非常事態発生
の可能性を考慮して、緊急通報のできるブザーを
スイツチボツクス23にあわせて装着しておく
と、きわめて便利である。25はスイツチボツク
ス23用の載せ台で、訓練者にとつて使い勝手の
よいL型レバー1または2上の適当位置に設けら
れる。
以上のように構成される歩行訓練具によつて歩
行訓練を行うには、第6図〜第8図に示すよう
に、たとえば車椅子を利用する訓練者の場合、車
椅子を操作して歩行訓練具に向かつて前進し、一
対のL型レバーの中央の位置まで深く進入する。
L型レバーの相互間の間隔は、ターンバツクル5
を手で回転することにより、車椅子の訓練者によ
つても容易に調節が可能である。
また、固定バンドと保持棒とは、保持棒を旋回
することによつて、いずれも下方に倒されてい
て、車椅子を中央位置まで進入させるのになんら
邪魔にならない。
さらに、滑車ならびに昇降装置の遠隔操作用の
ペンダント式のスイツチボツクスは、この位置に
ある訓練者の手の届く場所に吊り下げられるの
で、スイツチの操作によつてL型レバーの床面か
らの高さを訓練者の手で調節が可能である。この
結果、訓練者の両脇は、L型レバー上の脇当てパ
ツドによつて安定して支えられる状態となるの
で、ここで倒してあつた保持棒を手前側に起こ
し、固定バンドで胴体の周囲を取り巻く。この作
業によつて、訓練者の上体は完全に訓練具に支持
された状態となるので、訓練者自身によるスイツ
チボツクスの操作により、滑車を駆動して任意の
速度のもとに前後進の歩行訓練を実施することが
できる。
さらにまた、脇当てパツドの付設の態様は、着
脱可能の差込式であるため、巻片11の操作によ
つて簡単容易に着脱が可能である。
また、L型レバーの高さの調節は、昇降装置2
1によつて行われ、この調節ならびに滑車の駆動
モータ20の制御をペンダント式のスイツチボツ
クス23を用いて、訓練者自身の手により総括的
に行うことができる。このスイツチボツクスは、
操作の都合上載せ台25に載せて置くことも勿論
可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されるの
で、つぎのような効果がある。
1 一対のL型レバーの間の広さは、その設定が
訓練者にとつてきわめて重要であり、その間隔
調整機構の調整の操作は、訓練者の手で微調整
が楽に行われるのと同時に、調整後の状態が安
定して保持されて狂うことがない機構であるこ
とが必要である。本願装置では、これを一組の
ターンバツクルの組み込みによつて解決し、し
かもその取付位置を、訓練者が車椅子に乗つて
いる場合であつても、訓練者の手が車椅子の上
から楽に届く位置に選んで、自身の手であらか
じめその調整を行つた後、車椅子をL型レバー
の間に進入させることができるようにしたの
で、車椅子からL型レバーへの体の移動を、全
く独力で行うことが可能である。
また、車椅子に乗つた訓練者が、胴体への固
定バンドの巻き付け作業を行う場合、訓練者が
単独でこれを行うためには、車椅子に乗つたま
まで、なんら邪魔物の介在しない状態で一対の
L型レバーの間をその中心部の位置まで深く進
入する必要があるが、本願装置では、固定バン
ドを保持する保持棒をL型レバーの下部に付設
する態様として、保持棒が固定バンドとともに
訓練者の進入方向に通路を開く側への旋回を可
能にピンによつて枢支して、保持棒の旋回によ
つて固定バンドを起倒させ得る構成としたの
で、保持棒の旋回によつて固定バンドを保持棒
とともに上記進入方向の奥に向かつて押し倒し
て置くことにより、車椅子を中央位置まで進入
させるのになんら邪魔物の介在しない状態とす
ることができる。
2 L型レバーに脇当てパツドを付設する態様
を、着脱可能の差込式とすることによつて、訓
練者の種別に応じて用意された形状やサイズの
異なる脇当てパツドとの交換、あるいは破損、
変形、汚れなどに対しての新品との交換の操作
がきわめて簡単容易に、しかも迅速に行われ
る。
3 天井を走行する滑車の駆動モータの制御、な
らびにL型レバーの高さを調節するための昇降
装置の制御を遠隔操作するためのペンダント式
のスイツチボツクスを設けることにより、とく
にその位置を訓練者自身にとつても操作勝手の
よい位置とすることによつて、介添え者や訓練
指導者はもとより、訓練者自身の手によつても
車椅子に乗つたままで、きわめて容易に制御の
操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の一実施例の斜視図、第2図
はその正面図、第3図はその使用状態の説明図、
第4図はその要部の拡大断面図、第5図は他の要
部の斜視図、第6図、第7図および第8図は、い
ずれも本案装置の使用状態を経時的に示す説明
図、第9図は従来装置の斜視図、第10図は本案
装置の要部の拡大断面図である。 1,2……L型レバー、4……ヒンジ、5……
ターンバツクル、5a……本体、5b……大径
部、6,7……ねじ棒、6a,7a……ピン、8
……脇当てパツド、12……保持棒、13……固
定バンド、14……ピン、18……滑車、19…
…レール、20,22……モータ、21……昇降
装置、23……スイツチボツクス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両脇を脇当てパツドに載せることによつて両
    脇が支えられ、胴体の周囲を固定バンドで取り
    巻くことによつて上体が支えられた訓練者に対
    し、天井に付設したレールに沿つて走行する滑
    車の助けを借りて上記レールの方向に沿う歩行
    の練習をさせるための歩行訓練具において、そ
    れぞれの脇当てパツドを付設した一対のL型レ
    バーの相互間の間隔を調整するために、上記一
    対のレバーの上端を綴じ合わせるヒンジの近傍
    位置で且つ訓練者の手が容易に届く位置に、一
    対のレバーのそれぞれにピンによつて枢支され
    る一対のねじ棒を中央に大径部が形成された鞘
    状の本体によつて互いに連結するターンバツク
    ルが設けられ、上記固定バンドを上記L型レバ
    ーの下部に保持棒によつて保持し、該保持棒は
    固定バンドとともに訓練者の進入方向に通路を
    開く側への旋回を可能にピンにより枢支され
    て、保持棒の上記旋回によつて固定バンドを起
    倒させ得る構成としたことを特徴とする歩行訓
    練具。 2 L型レバーの下端の部分に付設した脇当てパ
    ツドの付設の態様を、着脱可能の差込式とした
    請求項1記載の歩行訓練具。 3 L型レバーの上端のヒンジの部分と上記滑車
    との間にL型レバーの床面からの高さを調節す
    るための昇降装置を設けた請求項1または2記
    載の歩行訓練具。 4 天井のレールに沿つて走行する滑車を駆動す
    るためのモータを滑車に設け、そのモータの制
    御ならびに上記昇降装置の制御を遠隔操作する
    ためのペンダント式のスイツチボツクスを設け
    た請求項3記載の歩行訓練具。
JP1989117787U 1989-10-05 1989-10-05 Expired - Lifetime JPH0515302Y2 (ja)

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