JPH05152666A - 狭帯域化レーザ - Google Patents

狭帯域化レーザ

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JPH05152666A
JPH05152666A JP31242591A JP31242591A JPH05152666A JP H05152666 A JPH05152666 A JP H05152666A JP 31242591 A JP31242591 A JP 31242591A JP 31242591 A JP31242591 A JP 31242591A JP H05152666 A JPH05152666 A JP H05152666A
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JP
Japan
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grating
width
beam expander
prism
wavelength
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JP31242591A
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Hitoshi Wakata
仁志 若田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、3pm以下の波長幅を達成して、
ステッパの要求仕様を満足させることを目的とするもの
である。 【構成】 ビームエキスパンダの倍率をM、グレーティ
ングへのビームの入射角度をβとしたとき、Mtanβ
≧80となるように、倍率及び入射角度を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】請求項1ないし請求項3の発明
は、例えば半導体装置の露光用光源に使用されるエキシ
マレーザなどの狭帯域化レーザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体に0.5μm以下の線を露光する
ための装置(ステッパ)用光源として、波長の短いエキ
シマレーザが注目されている。そして、このエキシマレ
ーザを実際にステッパに用いる際の条件として、レンズ
の収差の点より、波長幅を3pm以下にし、しかもスペ
クトルに構造があったり裾が広がっていたりしてはいけ
ない。また、露光むらを防ぐために、発散角が1mra
d以上ある高次モードのビームにすること、加工速度を
高めるために、ビーム出力を数W以上にすることなどが
要求されている。
【0003】また、エキシマレーザの狭帯域化の技術と
しては、文献Can.J.Phys.63,214(1
985年)に示されているようにビームエキスパンダと
グレーティングを使う方法、グレーティングへの入射角
度を大きくする方法などがある。また、別の文献App
l.Phys.B51,91(1990年)には、プリ
ズムによるビームエキスパンダとグレーティングとを併
用した例が示されている。さらに、文献Appl.Ph
ys.Lett.51,1063(1987年)には、
エシェルと呼ばれるタイプのグレーティングを用いた例
が示されている。
【0004】図11は例えば文献Appl.Phys.
B51,91に示された従来のエキシマレーザを示す構
成図である。図において、1は部分反射鏡、2は媒質と
なるガスが封入されている放電チャンバ、3a及び3b
は放電チャンバ2の両端部に設けられている第1及び第
2の窓、4は第1ないし第3のプリズム4a〜4cから
なるビームエキスパンダ、5はグレーティング、6はグ
レーティング5の傾きを変えるためのマイクロメータ、
7はマイクロメータ6に接続されているコントローラで
ある。
【0005】次に、動作について説明する。放電チャン
バ2のガス中で放電を行うと、紫外の強い光が発生す
る。発生した光は、窓3a,3bから放電チャンバ2外
へ放射され、部分反射鏡1とグレーティング5とからな
る光共振器中を往復して強められかつその波長が選択さ
れ、レーザビームとなる。このとき、ビームエキスパン
ダ4により、ビームが拡大され、グレーティング5の波
長選択能力が高められる。
【0006】また、分光器(図示せず)によりビームの
波長が測定され、その結果をもとにコントローラ7から
マイクロメータ6に指示が出力される。マイクロメータ
6は、コントローラ7からの指示により、グレーティン
グ5の傾きを変え、ビームの波長を変える働きをする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエキシマレーザにおいては、波長幅4.3pm
のビームを得ることができるが、これではステッパに必
要な波長幅3pmを満たしていないという問題点があっ
た。また、エシェルグレーティングを用いて狭帯域化す
るものについても、波長幅は6pmであり、ステッパの
要求仕様を満たしていないという問題点があった。ま
た、波長純度やビーム出力などについても、ステッパの
要求仕様を満足させる必要がある。
【0008】請求項1ないし請求項3の発明は、上記の
ような問題点を解決することを課題としてなされたもの
であり、波長幅を十分に小さくすることができ、波長純
度を高くすることができ、ビーム出力を高くすることが
できる狭帯域化レーザを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る狭
帯域化レーザは、ビームエキスパンダの倍率をM、グレ
ーティングへのビームの入射角度をβとしたとき、Mt
anβ≧80となるように、倍率及び入射角度を設定し
たものである。
【0010】請求項2の発明に係る狭帯域化レーザは、
プリズムを有するビームエキスパンダを用い、グレーテ
ィングを有する光共振器の長さをL、放電幅をωとした
とき、プリズムの法線に対してビームのなす角度θが、
θ>ω/8Lの関係を満たすようにしたものである。
【0011】請求項3の発明に係る狭帯域化レーザは、
グレーティングを有する光共振器中に、放電幅の16%
以上の幅を有するスリットを設けたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、Mtanβを80
以上としてビームエキスパンダ及びグレーティングの性
能を規定することにより、ビームの波長幅を3pm以下
にする。
【0013】請求項2の発明においては、ビームエキス
パンダのプリズムへの入射角度を規定することにより、
プリズムの面と部分反射鏡との間で生じる弱い発振を止
め、波長純度を高める。
【0014】請求項3の発明においては、スリット幅を
広くすることにより、ビーム出力を高くする。
【0015】
【実施例】以下、請求項1ないし請求項3の発明の実施
例を図について説明する。図1は請求項1ないし請求項
3の発明の一実施例によるエキシマレーザを示す構成図
であり、図11と同一又は相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0016】図において、11は第1及び第2の窓3a,
3bにそれぞれ対向している2枚のスリット板であり、
これらのスリット板11には、それぞれスリット11aが設
けられている。12はビームエキスパンダ4,グレーティ
ング5及びマイクロメータ6からなる狭帯域化モジュー
ルである。
【0017】このエキシマレーザの動作の概要の説明
は、従来例と同様であるので省略し、ここでは課題であ
る波長幅を決めている要因について説明する。図1に示
されているように、グレーティング5へ入射したビーム
が再び元の方向に回折されるような配置は、リトロー配
置と呼ばれている。
【0018】この場合、グレーティング5の法線に対す
るビームの角度(入射角度)をβとすると、次の関係式
が成り立つ。但し、次式中、mは次数と呼ばれる整数、
λはビームの波長、nはグレーティング5が置かれてい
る環境の屈折率、dはグレーティング5に切られている
溝の幅である。
【0019】mλ=2ndsinβ
【0020】従って、波長幅δλ1は、次式から求めら
れる。但し、次式中、δβは、グレーティング5に入射
するビームの発散角である。また、屈折率の変化や溝幅
の誤差による波長幅は無視した。
【0021】δλ1=cotβ×λδβ
【0022】一方、無数にあるグレーティング5の溝に
よる回折光の干渉を考慮すると、発散角0のビームが入
射したときの波長幅δλ2は、良く知られた次式により
与えられる。但し、次式中、kは光共振器を多数回往復
することにより決まる定数、Nはビームが照らしている
グレーティング5の溝の総数である。
【0023】δλ2=kλ/mN
【0024】実際のビームの波長幅δλは、上のような
要因による波長幅の重ね合わせにより決まっている。
【0025】ところで、上記の文献Appl.Phy
s.B51,91では、次数m=11、N=600×5
6=33600と記載されており、また発振中にビーム
が2.5往復するとしたとき、K=0.66となること
が実験的に求められていることから、δλ2を計算する
と、0.44pmとなる。従って、この文献におけるビ
ームの波長幅4.3pmは、δλ2ではなく、主にビー
ムの発散角で決まるδλ1に支配されているものと考え
られる。
【0026】ここで、放電チャンバ2から出た光の発散
角をδθ、ビームエキスパンダ4の倍率をMとすると、
グレーティング5に入射するビームの発散角δβは、δ
β=δθ/Mとなる。以上のことから、この狭帯域化方
式によるエキシマレーザのビーム波長幅δλは、次式に
より与えられる。
【0027】δλ=λδθ/(Mtanβ)
【0028】図2は上式の関係を発散角δθ=1mra
dとして図示したものである。この図から、Mtanβ
を80以上に設定すれば、ステッパの要求仕様である3
pmを実現できることがわかる。
【0029】次に、図3はプリズムを用いたビームエキ
スパンダの働きを示す説明図である。ビームエキスパン
ダは、球面レンズやシリンドリカルレンズを用いても良
いが、1方向に拡大する場合はプリズムが良く用いられ
る。図3は2個のプリズムを用いた例で、ビームが約1
0倍に拡大されていることがわかる。
【0030】通常、図3のθ4は、拡大率を大きくする
ために0度に近い角度で用いられる。しかし、完全に0
度であると、プリズムと部分反射鏡1(図1)との間で
光共振器が組まれることになり、グレーティング5(図
1)を通らない成分が発生して波長純度が低下してしま
う。
【0031】これを防止するためには、放電幅をω(放
電強度分布をガウシアンで近似したとき最大値の1/e
2により与えられる幅とする)とし、光共振器の長さを
Lとしたとき、θ4>ω/8Lとすれば良いことが、実
験等により明らかにされた。これは、ビームが4往復し
たとき放電が生じている領域から外れるという条件に相
当する。
【0032】我々の例では、ω=5mm、L=1300
mmであるから、θ4は0.48mrad以上にすれば
よい。通常、プリズムの法線とビームとのなす角度θの
うち、θ4及びθ8が最も小さいので、これらが上記の
条件を満足すれば、他についても条件を満足する。
【0033】なお、θの上限としては、理論的にはθ<
90度であるが、実用上は70〜80度程度が適当であ
る。
【0034】また、この面に図3のような無反射コート
(AR)を施せば、理論的には光共振器ができず、波長
純度が向上する。しかし、現実的には、エキシマレーザ
の波長領域では、反射率を完全に0にすることはできな
いため、ARだけでは多少の波長純度劣化が残る。そこ
で、ARに加えて、面を傾けておけば効果的である。
【0035】図4は1個のプリズムについてビームの入
射角度(図3のθ1)とビームの拡大率Mとの関係及び
入射角度と入射面に対してp偏光成分の反射率Rpとの
関係を示す関係図である。但し、計算上θ4は0とし
た。
【0036】反射が大きいとレーザの効率が下がるの
で、反射率は許容範囲内でできるだけ小さくし、拡大率
はできるだけ大きくすることが望ましい。入射角度57
度(ブリュースター角)では、反射率は0になるが、拡
大率は1.5と小さい。3pmを得るための考察による
と、プリズムビームエキスパンダ全体の倍率としては、
20から30倍にする必要があるため、このプリズムを
用いるとすると7〜8個連ねなければならないことにな
る。或は、入射角度を80度以上にすれば、拡大率は
4.2以上になり、プリズムは2〜3個で済むが、1個
当たり23%以上となってレーザの効率が低下する。
【0037】そこで、入射角度は60〜80度程度と
し、3〜4個のプリズムを連ねるのが妥当である。ま
た、入射面に反射率を低減するためのコートを施すこと
ができれば、入射角度のより大きいプリズムを使用する
ことができる。このコートは、ビームの偏光成分のう
ち、少なくとも一方に対して反射率が小さければよい。
それは、発振開始の早い時期にビームの偏光が反射率の
低い偏光成分に揃ってしまうため、レーザの発振効率は
偏光を考えないときと殆ど変わらないという事情によ
る。
【0038】但し、偏光成分が選択されていると加工に
異方性が生じるので、このビームを使って微細加工を行
うときには、光共振器から出たビームをλ/4素子に通
し、円偏光に変えておくなどの工夫が必要である。
【0039】反射率を低減するコートを施す場合、コー
トの耐光強度が問題となる。耐光強度は、光のエネルギ
ー密度に反比例するので、放電チャンバに近いプリズム
(例えば図1の第1のプリズム4a)にはコートを施さ
ず、その代わり入射角度を小さくし、ビームが拡大され
てエネルギー密度が下がったあとは、コート付きのプリ
ズムを用いることも考えられる。
【0040】Mtanβが80以上なければ3pmが実
現できないということは、上述した通りである。ビーム
エキスパンダの倍率Mが20〜30の場合、βの値はそ
れぞれ88.5〜69.4度以上でなければならない。
倍率Mをさらに大きくすると、入射角度は小さくできる
が、ビームが広がった分、プリズムやグレーティングの
サイズを大きくしなければレーザの効率が低下する。
【0041】また、倍率Mを小さくすると、入射角度β
を大きくしなければならず、グレーティングの回折効率
が低下して、やはりレーザの効率が低下する。88.5
〜66.9度といった大きな入射角度で用いるときは、
エシェルと呼ばれている階段状の溝が切られたタイプの
グレーティングを使用することにより(文献Appl.
Phys.Lett.51,1063)レーザの効率を
向上させることができる。
【0042】次に、光共振器中に挿入するスリットにつ
いて検討する。図5は図1の要部を示す斜視図である。
図において、13はレーザ媒質を励起するための放電チャ
ンバ2内の放電領域であり、通常ω×dの長方形の断面
を持っている(幅の定義は前記の通り)。また、スリッ
ト板11には、幅a×長さbのスリット11aが開いてい
る。
【0043】スリット11aは、発散角を制限(例えば1
mrad)したり、ビームの放射方向を安定化したりす
るために用いられるもので、光共振器中のどこに設けて
もよい。また、スリット板11の個数は、1個でも3個以
上でもよい。さらに、放電領域13が安定に存在すれば、
放電領域13がスリットの役割を果たすので、スリット板
11は設けなくてもよい。
【0044】図6はスリットの幅(図5のa)と対応す
る放電幅との比に対するレーザ出力をプロットしたもの
で、スリットの幅が放電幅の16%になると、出力はス
リットがないときの半分になる。レーザの発振効率を上
げるには、スリットの幅は上記の値より大きくするのが
好ましいと考えられる。また、放電領域の狭い方に対し
てビームを拡大する方が、プリズムやグレーディングか
ら溢れるビームの割合が小さくなり、発振の効率を上げ
ることができる。
【0045】また、スリットの幅が大きくなると、スリ
ットそのものによる効果が小さくなるが、具体的には、
スリットの幅が放電幅の150%を越えると、スリット
による影響がなくなってしまう。従って、スリットの幅
の上限は、放電幅の150%程度であると考えられる。
【0046】なお、プリズムを用いたビームエキスパン
ダ4及びグレーディング5の配置は、特に限定されるも
のではなく、例えば図7に示すように互い違いに並べた
り、図8に示すように1個のプリズムだけ向きを変えた
り、図9に示すように総て同じ方向に並べたり、又は図
10に示すようにプリズムの内面の反射を利用して向き
を変えたりしてもよい。一般には、互い違いの方がよ
く、プリズムによる波長選択が起こらず、プリズムの熱
歪みなどの影響を受けにくい。しかし、図9のように、
狭帯域化部が長くなるので、熱歪みなどの影響を考慮し
つつ、他の方式を検討することになる。
【0047】また、上記実施例では部分反射鏡1とグレ
ーティング5とからなる光共振器を示したが、例えば複
数枚のミラーとグレーティング5とからなるものなど、
他の構成のものでもよい。さらに、上記実施例ではステ
ッパの仕様を満たすためのエキシマレーザについて示し
たが、他の狭帯域化レーザであってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
狭帯域化レーザは、ビームエキスパンダの倍率をM、グ
レーティングへのビームの入射角度をβとしたとき、M
tanβ≧80となるように、倍率及び入射角度を設定
したので、波長幅を3pm以下と十分に小さくすること
ができ、ステッパなどの要求仕様を満足させることがで
きるという効果を奏する。
【0049】また、請求項2の発明の狭帯域化レーザ
は、プリズムを有するビームエキスパンダを用い、グレ
ーティングを有する光共振器の長さをL、放電幅をωと
したとき、プリズムの法線に対してビームのなす角度θ
が、θ>ω/8Lの関係を満たすようにしたので、プリ
ズムによって光共振器が組まれず、波長純度を十分に高
くすることができ、ステッパなどの要求仕様を満足させ
ることができるという効果を奏する。
【0050】さらに、請求項3の発明の狭帯域化レーザ
は、グレーティングを有する光共振器中に、放電幅の1
6%以上の幅を有するスリットを設けたので、発散角を
制限したり、ビームの放射方向を安定化したりしつつ、
十分なビーム出力が得られ、ステッパなどの要求仕様を
満足させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例によるエキシマレー
ザを示す構成図である。
【図2】発散角を1mradとしたときの波長幅δλと
Mtanβとの関係を示す関係図である。
【図3】プリズムを用いたビームエキスパンダの働きを
示す説明図である。
【図4】1個のプリズムについてビームの入射角度(図
3のθ1)とビームの拡大率Mとの関係及び入射角度と
入射面に対してp偏光成分の反射率Rpとの関係を示す
関係図である。
【図5】図1の要部を示す斜視図である。
【図6】スリットの幅と放電幅との比に対するレーザ出
力の関係を示す関係図である。
【図7】図1のビームエキスパンダ及びグレーティング
の配置の第1の変形例を示す構成図である。
【図8】図1のビームエキスパンダ及びグレーティング
の配置の第2の変形例を示す構成図である。
【図9】図1のビームエキスパンダ及びグレーティング
の配置の第3の変形例を示す構成図である。
【図10】図1のビームエキスパンダ及びグレーティン
グの配置の第4の変形例を示す構成図である。
【図11】従来のエキシマレーザの一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
4 ビームエキスパンダ 4a 第1のプリズム 4b 第2のプリズム 4c 第3のプリズム 5 グレーティング 11a スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭帯域化素子としてビームエキスパンダ
    及びグレーティングが用いられている狭帯域化レーザに
    おいて、前記ビームエキスパンダの倍率をM、前記グレ
    ーティングへのビームの入射角度をβとしたとき、Mt
    anβ≧80となるように、前記倍率及び前記入射角度
    が設定されていることを特徴とする狭帯域化レーザ。
  2. 【請求項2】 狭帯域化素子としてビームエキスパンダ
    及びグレーティングが用いられている狭帯域化レーザに
    おいて、前記ビームエキスパンダはプリズムを有してお
    り、前記グレーティングを有する光共振器の長さをL、
    放電幅をωとしたとき、前記プリズムの法線に対してビ
    ームのなす角度θが、θ>ω/8Lの関係を満たしてい
    ることを特徴とする狭帯域化レーザ。
  3. 【請求項3】 狭帯域化素子としてビームエキスパンダ
    及びグレーティングが用いられている狭帯域化レーザに
    おいて、前記グレーティングを有する光共振器中に、放
    電幅の16%以上の幅を有するスリットが設けられてい
    ることを特徴とする狭帯域化レーザ。
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