JPH0515138A - リニアパルスモータ - Google Patents

リニアパルスモータ

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Publication number
JPH0515138A
JPH0515138A JP18352991A JP18352991A JPH0515138A JP H0515138 A JPH0515138 A JP H0515138A JP 18352991 A JP18352991 A JP 18352991A JP 18352991 A JP18352991 A JP 18352991A JP H0515138 A JPH0515138 A JP H0515138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic pole
pulse motor
linear pulse
mover
pole teeth
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18352991A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Takano
慶二 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP18352991A priority Critical patent/JPH0515138A/ja
Publication of JPH0515138A publication Critical patent/JPH0515138A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアパルスモータの構造を変更することな
く、安価でかつ簡単な構成で可動子と固定子の相対位置
関係を検出する位置検出器を提供する。 【構成】 リニアパルスモータ1は固定子2と可動子3
により構成され、固定子2の側面であって可動子3の移
動方向に位置検出器20が外付けされている。位置検出
器20は投光部と受光部とからなり、可動子3に形成さ
れた磁極歯8の凹凸を検出する。可動子3に形成された
磁極歯8をスケールとするので、構成が簡単で安価な位
置検出機構を有するリニアパルスモータとすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクド
ライブの磁気ヘッドの駆動装置などに用いられるリニア
パルスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】リニアパルスモータは、一般の回転型モ
ータの固定子、回転子を直線的に展開したものと考える
ことができ、与えられたパルス信号に応じて駆動され
る。但し、モータの自起動周波数以上のパルスレートで
は駆動できないので、移動時の可動子の磁極歯の位置を
検出して先送りで信号を与えるようにすると、オープン
時の数倍の速度で駆動することができる。
【0003】従来のリニアパルスモータの一実施例を図
7に示す。リニアパルスモータ1は、磁極歯を有するス
ケール8上を移動する可動子2と、可動子2に取り付け
られた磁極歯33、及び磁極歯33に巻回されたコイル
32を有している。
【0004】可動子2が移動すると、それぞれの磁極歯
33に券回されたコイル32には誘起電圧が発生する。
この誘起電圧を検出することにより、可動子2の位置を
検出することができる。図8は、可動子2の位置を検出
するための検出回路の一例の構成を示すブロック図であ
り発振器34は高周波信号を各コイル32a〜32dに
供給する。磁極歯33のピッチはスケール8の磁極歯の
ピッチの1.5倍となるように形成されており、引算器
37aによりコイル32aに発生する誘起電圧とコイル
32cに発生する誘起電圧の差を検出し、同期整流回路
35aで整流し、さらにローパスフィルタ(LPF)3
6aにより同期整流回路35aの出力の低域成分を抽出
して正弦波形(a)を得る。同様にコイル32b、及び
コイル32dにそれぞれ発生する誘起電圧の差を引算器
37bで検出し、同期整流回路35b、LPF36bで
処理して、正弦波形(b)を得る。得られた2つの正弦
波形は可動子2とスケール8との相対位置に応じて変化
することになるので、これを監視することにより可動子
2のスケール8上の位置を検出することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のリ
ニアパルスモータにおける位置検出装置は、可動子2の
駆動コイルとは別のコイル32a〜32dを設ける必要
があり、このためモータの小型化に限界がある。また、
高周波を発生して誘起電圧を検出するための検出回路が
複雑であるという欠点を有していた。
【0006】本発明は、モータを大型化することなく簡
単な構成により位置を検出することのできるリニアパル
スモータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリニアパルスモ
ータは、磁極歯を有する可動子と、可動子に対向して設
けられコイルと磁極歯を有する固定子とを有するリニア
パルスモータであって、固定子あるいは可動子のいずれ
かの側面に他方の磁極歯面に対して光を照射する光源
と、磁極歯面により反射された光を受光する受光素子と
からなる検出手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成のリニアパルスモータにおいては、光
源から照射された光が可動子または固定子に形成された
磁極歯面で反射される。反射された光は受光素子で検出
され、電気信号に変換される。変換された電気信号は、
可動子と固定子との相対位置に応じて変化する信号とな
る。
【0009】
【実施例】図1は、本発明のリニアパルスモータの一実
施例の構成を示す斜視図であり、図2は図1の側面図で
ある。
【0010】平板状リニアパルスモータ(以下モータと
言う)1は、固定子2上をリテーナ5が支持するボール
14及びローラ15を介して、可動子3が矢印方向に移
動自在になされている。固定子2はヨーク11、コイル
12及び磁極歯13からなり、補強板4に固定されてい
る。この補強板4の上面にはV字溝19が形成されてお
り、リテーナ5が支持する2個のボール14が嵌入す
る。このV字溝19にボール14が嵌入することによっ
て補強板4に対するリテーナ5の移動方向が規定され
る。また、可動子3の下面にもV字溝18が形成されて
おり、このV字溝18にもリテーナ5のボール14が嵌
入する。この嵌入によってリテーナ5に対する可動子3
の移動方向が規定されている。
【0011】以上のことから、可動子3は補強板4のV
字溝19に平行な方向に移動することになる。補強板4
には取り付け板6がねじ止めされ、取り付け板6を介し
てフロッピーディスクドライブなどの装置内に取り付け
られる。
【0012】位置検出器20は、モータ1の可動子3の
移動方向の外側に取り付けられ、可動子3にエッチング
等で形成された磁極歯8の凹凸を検出する。
【0013】図3は、図2の位置検出器20の一実施例
の構成を示す断面図である。可動子3に形成された磁極
歯8は、山部29と谷部30とが交互に一定のピッチP
で配列されている。位置検出器20はLEDやレーザ光
源からなる投光部22と、フォトダイオードやフォトト
ランジスタなどからなる受光部23より構成され、それ
ぞれの位置検出器20間のピッチは磁極歯8のピッチP
に対して1/4×Pだけオフセットしたピッチ、nP+
1/4×Pとなるように配列されている。磁極歯8は例
えばエッチングなどで加工されるため、谷部30は侵食
の関係で円弧状となる。従って投光部22から谷部30
に照射された光は、散乱されて受光部23に反射光が戻
らない。一方山部29に照射された光は反射して受光部
23にて検出される。このようにして磁極歯8の凹凸を
検出することが可能である。また位置検出器20のピッ
チが1/4だけオフセットしているので、90°位相の
ずれた検出信号を取り出すことができる。
【0014】なお位置検出器20は、可動子3の磁極歯
8を検出するようにしているが、これを可動子8側に取
り付け、固定子2の磁極歯13を検出するようにしても
よい。
【0015】図4は、本発明のリニアパルスモータの他
の一実施例の構成を示す斜視図である。位置検出器20
は、LEDなどの投光部24、フォトトランジスタなど
の受光部25、部分透過板21及び磁極歯8からなって
いる。部分透過板21はその変位方向イと直交する方向
に延びた非透過領域27と透過領域28とが交互に一定
ピッチPで配列されている。但し、非透過領域27と透
過領域28の変位方向イにおける長さは、必ずしも等し
くする必要はない。
【0016】非透過領域27は光の透過率の低い(好ま
しくは不透明の)領域であり、透過領域28は透過率の
高い(好ましくは透明な)領域であり、例えば部分透過
板21はガラス板や透明プラスチック基板などの透明プ
レートに一定ピッチごとに黒色塗料を印刷して非透過領
域27を形成し、透明プレートのままの部分を透明領域
28とすることにより製作することができる。
【0017】磁極歯8の表面には、部分透過板21の変
位方向イと直交する方向に延びた谷部30と山部29と
が、部分透過板21の同期パターンと同じピッチPで交
互に配列されている。但し、谷部30と山部29の変位
方向イにおける長さも、必ずしも同一である必要はな
い。谷部30は図3の説明と同様に反射率が低く、一方
山部29は反射率が高い。
【0018】部分透過板21は、磁極歯8の表面と平行
に配置されており、部分透過板21と磁極歯8の間の距
離bが部分透過板21および磁極歯8のパターンピッチ
Pよりも小さくなるように配置されている。
【0019】図5は、本発明のリニアパルスモータのさ
らに他の一実施例の構成を示す斜視図であり、一対の投
光部24および受光部25が複数設けられ、部分透過板
21を挟んで磁極歯8と反対側に並べて配置されてお
り、投光部24、受光部25と部分透過板21との距離
a(図6参照)が部分透過板21と磁極歯8との距離b
よりも十分大きくなるように配置されている。
【0020】図5に示すように、投光部24、受光部2
5の対を2組用いることで、90°位相のずれた信号を
取り出すことができる。ここで可動子3の磁極歯8は1
/4×Pだけずれており、位置検出器20の2組の投受
光部は、磁極歯8と平行に配置される。なお、磁極歯8
のピッチが位相ずれしていない場合には、位置検出器2
0における部分透過板21のパターンを1/4×Pだけ
ずらすようにする。
【0021】位置検出器20の投光部24、受光部25
はフォトマイクロセンサを用いることができるので安価
に実現できる。
【0022】図6は、信号処理回路の一実施例を示す回
路図であり、受光部25で検出された光は、信号処理回
路31で増幅されて、比較器26によって矩形波信号と
して処理される。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のリニアパルスモ
ータによれば、磁極歯をスケールとして扱うことになる
ので、構成部品が少なく、またモータの構造を変更する
ことなく小型で簡単な構成により位置検出器を外付けす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアパルスモータの一実施例の構成
を示す斜視図である。
【図2】図1のリニアパルスモータの側面図である。
【図3】図1の位置検出器20の一実施例の構成を示す
側面図である。
【図4】本発明のリニアパルスモータの第2の一実施例
の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明のリニアパルスモータの第3の一実施例
の構成を示す斜視図である。
【図6】図4、図5の位置検出器20による位置検出回
路の一実施例を示す回路図である。
【図7】従来のリニアパルスモータの一実施例の構成を
示す斜視図である。
【図8】従来の位置検出回路の一実施例の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 平板状リニアパルスモータ 2 固定子 3 可動子 8 磁極歯 13 磁極歯 20 位置検出器 21 部分透過板 22、24 投光部 23、25 受光部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁極歯を有する可動子と、前記可動子に
    対向して設けられコイルと磁極歯を有する固定子とを有
    するリニアパルスモータであって、前記固定子あるいは
    可動子のいずれかの側面に他方の磁極歯面に対して光を
    照射する光源と、前記磁極歯面により反射された光を受
    光する受光素子とからなる検出手段を備えたことを特徴
    とするリニアパルスモータ。
JP18352991A 1991-06-28 1991-06-28 リニアパルスモータ Withdrawn JPH0515138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18352991A JPH0515138A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 リニアパルスモータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP18352991A JPH0515138A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 リニアパルスモータ

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Publication Number Publication Date
JPH0515138A true JPH0515138A (ja) 1993-01-22

Family

ID=16137433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18352991A Withdrawn JPH0515138A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 リニアパルスモータ

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JP (1) JPH0515138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5793128A (en) * 1995-03-31 1998-08-11 Minolta Co., Ltd. Encoder and motor with an encoder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903