JPH05151346A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH05151346A JPH05151346A JP31451191A JP31451191A JPH05151346A JP H05151346 A JPH05151346 A JP H05151346A JP 31451191 A JP31451191 A JP 31451191A JP 31451191 A JP31451191 A JP 31451191A JP H05151346 A JPH05151346 A JP H05151346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- latch
- address
- value
- memory
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分割された画面に対応するメモリチップだけ
を使用して重複部分の画像データをそれぞれの処理装置
にきれ目なく供給可能な画像処理装置を提供する。 【構成】 各領域が互いに隣接するように複数領域に分
割された画像を各々記憶する複数のメモリ1,2と、メ
モリごとに独立したアドレスを発生すべく複数のメモリ
1,2に対応して設けられた複数のアドレス発生部1
9,20とを具備し、この複数のアドレス発生部19,
20はそれぞれ、複数領域のうち互いに隣接する領域に
ついては他領域のアドレスを連続して発生する。
を使用して重複部分の画像データをそれぞれの処理装置
にきれ目なく供給可能な画像処理装置を提供する。 【構成】 各領域が互いに隣接するように複数領域に分
割された画像を各々記憶する複数のメモリ1,2と、メ
モリごとに独立したアドレスを発生すべく複数のメモリ
1,2に対応して設けられた複数のアドレス発生部1
9,20とを具備し、この複数のアドレス発生部19,
20はそれぞれ、複数領域のうち互いに隣接する領域に
ついては他領域のアドレスを連続して発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
特に、画像メモリをいくつかに分割して、それぞれ分割
された部分から同時に画素を読み出す装置に関する。
特に、画像メモリをいくつかに分割して、それぞれ分割
された部分から同時に画素を読み出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像のコンボリュージョン演算に
おいては図9に示すように注目画素D1 に対してその近
傍の8画素の値D2 〜D9 を使用して値を確定させてい
た。例えば、1の部分の値G1 を求めるために、G1 =
9×D1 −D2 −D3 −D4 −D5 −D6 −D7 −D8
−D9 なる式を用いて計算する。
おいては図9に示すように注目画素D1 に対してその近
傍の8画素の値D2 〜D9 を使用して値を確定させてい
た。例えば、1の部分の値G1 を求めるために、G1 =
9×D1 −D2 −D3 −D4 −D5 −D6 −D7 −D8
−D9 なる式を用いて計算する。
【0003】したがって図10のように高速処理のため
画像を2分割して並列処理をしようとすると、重複部分
であるS1,S2の画素については双方のバスB1,B
2に出力しなければならない。そこでS1,S2の部分
を図11に示すように2つづつ用意しておき画像をメモ
リに入力する際にここに同時に書き込んでしまい、読み
出す時に、別のS1,S2から読み出すことですべての
データを処理装置に供給していた。
画像を2分割して並列処理をしようとすると、重複部分
であるS1,S2の画素については双方のバスB1,B
2に出力しなければならない。そこでS1,S2の部分
を図11に示すように2つづつ用意しておき画像をメモ
リに入力する際にここに同時に書き込んでしまい、読み
出す時に、別のS1,S2から読み出すことですべての
データを処理装置に供給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような方法においては、重複部分のメモリへの書き込
みを同時に実行するために同一のメモリチップを使用で
きない。例えば2分割のためには重複メモリ2つと、分
割メモリ2つの合計4つのメモリが必要になる。本発明
の画像処理装置はこのような課題に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、分割された画面に対応
するメモリチップだけを使用して重複部分の画像データ
をそれぞれの処理装置にきれ目なく供給可能な画像処理
装置を提供することにある。
たような方法においては、重複部分のメモリへの書き込
みを同時に実行するために同一のメモリチップを使用で
きない。例えば2分割のためには重複メモリ2つと、分
割メモリ2つの合計4つのメモリが必要になる。本発明
の画像処理装置はこのような課題に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、分割された画面に対応
するメモリチップだけを使用して重複部分の画像データ
をそれぞれの処理装置にきれ目なく供給可能な画像処理
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画像処理装置は、各領域が互いに隣接す
るように複数領域に分割された画像を各々記憶する複数
の記憶手段と、各記憶手段ごとに独立したアドレスを発
生すべく上記複数の記憶手段に対応して設けられた複数
のアドレス発生手段とを具備し、該複数のアドレス発生
手段はそれぞれ、複数領域のうち互いに隣接する領域に
ついては他領域のアドレスを連続して発生することを特
徴とする画像処理装置。
めに、本発明の画像処理装置は、各領域が互いに隣接す
るように複数領域に分割された画像を各々記憶する複数
の記憶手段と、各記憶手段ごとに独立したアドレスを発
生すべく上記複数の記憶手段に対応して設けられた複数
のアドレス発生手段とを具備し、該複数のアドレス発生
手段はそれぞれ、複数領域のうち互いに隣接する領域に
ついては他領域のアドレスを連続して発生することを特
徴とする画像処理装置。
【0006】
【作用】すなわち、本発明においては、各領域が互いに
隣接するように画像を複数領域に分割し、各領域に対応
して独立したアドレス発生するとともに、複数領域のう
ち互いに隣接する領域については他領域のアドレスを連
続して発生する。
隣接するように画像を複数領域に分割し、各領域に対応
して独立したアドレス発生するとともに、複数領域のう
ち互いに隣接する領域については他領域のアドレスを連
続して発生する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を説明する。
【0008】図1に画像を2分割する場合の全体図を示
す。図において、画像データはデータバス5を通してメ
モリ1、2に送られる。メモリ1,2に対するアドレス
はアドレスバス6を通してメモリ1,2に与えられる。
その内の一部は、デコーダ4によってデコードされ、メ
モリのチップセレクト信号7,8になる。この信号で画
像分割された部分がそれぞれのメモリ1,2に転送され
る。
す。図において、画像データはデータバス5を通してメ
モリ1、2に送られる。メモリ1,2に対するアドレス
はアドレスバス6を通してメモリ1,2に与えられる。
その内の一部は、デコーダ4によってデコードされ、メ
モリのチップセレクト信号7,8になる。この信号で画
像分割された部分がそれぞれのメモリ1,2に転送され
る。
【0009】メモリからデータを読み出す時には、メモ
リ1,2から出力データバス9,10を通してコントロ
ーラ3に転送され、ここで重複部分が後述する方法で処
理され、順にそれぞれの画素データバス11,12を通
して出力される。この時メモリ1,2の読み出し用のア
ドレスはコントローラ3がそれぞれのアドレス情報をア
ドレスバス13,14を通してメモリに与える。このよ
うにメモリ1,2は書き込み用と読み出し用の2種類の
アドレスを受け取るので、マルチプレクサ15,16で
必要なアドレスがメモリ1,2に入るように切替える。
以下、画像データ読み出し時の動作を説明する。
リ1,2から出力データバス9,10を通してコントロ
ーラ3に転送され、ここで重複部分が後述する方法で処
理され、順にそれぞれの画素データバス11,12を通
して出力される。この時メモリ1,2の読み出し用のア
ドレスはコントローラ3がそれぞれのアドレス情報をア
ドレスバス13,14を通してメモリに与える。このよ
うにメモリ1,2は書き込み用と読み出し用の2種類の
アドレスを受け取るので、マルチプレクサ15,16で
必要なアドレスがメモリ1,2に入るように切替える。
以下、画像データ読み出し時の動作を説明する。
【0010】図2はコントローラ3の詳細な構成である
がアドレス生成部分は後で説明する。この回路の説明に
先立って入力する画像を定義しておく、入力画像は図3
のような8×4画素で構成されており、それぞれのアド
レスを000〜015,100〜115とすると、それ
ぞれが出力データバス9,10に出力されるデータのア
ドレスとなる。以下、前者を0側画像、後者を1側画像
と呼び、それぞれ、図1のメモリ1,メモリ2に格納さ
れるものとする。
がアドレス生成部分は後で説明する。この回路の説明に
先立って入力する画像を定義しておく、入力画像は図3
のような8×4画素で構成されており、それぞれのアド
レスを000〜015,100〜115とすると、それ
ぞれが出力データバス9,10に出力されるデータのア
ドレスとなる。以下、前者を0側画像、後者を1側画像
と呼び、それぞれ、図1のメモリ1,メモリ2に格納さ
れるものとする。
【0011】バス9から出力された画像データはラッチ
17でラッチされるか又はMUX19に入力される。ラ
ッチ17の出力は、MUX19又はMUX20の入力と
なる。バス10から出力されたデータは、ラッチ18,
21又はMUX20に入力される。
17でラッチされるか又はMUX19に入力される。ラ
ッチ17の出力は、MUX19又はMUX20の入力と
なる。バス10から出力されたデータは、ラッチ18,
21又はMUX20に入力される。
【0012】これより、MUX19の出力としてはバス
9、ラッチ17,18,21の出力の内1つが選択出力
される。また、MUX20の出力としてはバス10,ラ
ッチ17,18の出力の内1つが選択出力される。
9、ラッチ17,18,21の出力の内1つが選択出力
される。また、MUX20の出力としてはバス10,ラ
ッチ17,18の出力の内1つが選択出力される。
【0013】図4に各アドレス、ラッチのタイミング出
力を示す。アドレス0は0側画像のためのアドレスで、
アドレスバス13を介してメモリ1に与えられ、アドレ
ス1は1側画像のためのアドレスでアドレスバス14を
介してメモリ2に与えられる。ここでXXX及びXは、
内容が何でも良い値(使用しない値)及び不定の値であ
る。また画像メモリからはアドレスされたデータがその
アドレスと同じ値をもって出力されるものとする。
力を示す。アドレス0は0側画像のためのアドレスで、
アドレスバス13を介してメモリ1に与えられ、アドレ
ス1は1側画像のためのアドレスでアドレスバス14を
介してメモリ2に与えられる。ここでXXX及びXは、
内容が何でも良い値(使用しない値)及び不定の値であ
る。また画像メモリからはアドレスされたデータがその
アドレスと同じ値をもって出力されるものとする。
【0014】ここで、画像の3×3の演算を行うために
は、図6のようなラインバッファを使用した回路を使用
すると、画像メモリから順に1画素づつ読み出すだけで
演算プロセッサからは、3×3マトリクス演算の結果が
表われる。
は、図6のようなラインバッファを使用した回路を使用
すると、画像メモリから順に1画素づつ読み出すだけで
演算プロセッサからは、3×3マトリクス演算の結果が
表われる。
【0015】すなわち、画像メモリ100から出力され
たデータは演算プロセッサ103のa入力に入ると同時
に、シフタ101に入力される。この値はライン中の画
素数と同じだけ遅れて出力され、bに入力されると同時
にこの値はシフタ102に入力され、同様にc端子に入
力される。
たデータは演算プロセッサ103のa入力に入ると同時
に、シフタ101に入力される。この値はライン中の画
素数と同じだけ遅れて出力され、bに入力されると同時
にこの値はシフタ102に入力され、同様にc端子に入
力される。
【0016】また、シフタは画像メモリ100からデー
タを出力するクロックと同じクロックでデータをシフト
し、1ライン分の画素をメモリすることができる。した
がって、1ライン分遅れて出力される。
タを出力するクロックと同じクロックでデータをシフト
し、1ライン分の画素をメモリすることができる。した
がって、1ライン分遅れて出力される。
【0017】このような回路を使用すると、画素メモリ
から1画素づつ順に読み出すだけでマトリクス演算用回
路に3画素づつ順に与えることができる。3画素づつ与
えられた画素は、図7のラッチ群を利用して、3×3マ
トリクス演算用のデータを作り出せる。
から1画素づつ順に読み出すだけでマトリクス演算用回
路に3画素づつ順に与えることができる。3画素づつ与
えられた画素は、図7のラッチ群を利用して、3×3マ
トリクス演算用のデータを作り出せる。
【0018】まず、0側画像メモリに、003なるアド
レスを入力し、出力された値をラッチ17でラッチす
る。次のアドレスが出力されたタイミングでは0側画像
メモリは何も出力しない(又は出力されてもその値は使
用されない)。次にアドレス000が入力され、画像デ
ータがMUX19に入力され、MUX19はこの値を出
力する。
レスを入力し、出力された値をラッチ17でラッチす
る。次のアドレスが出力されたタイミングでは0側画像
メモリは何も出力しない(又は出力されてもその値は使
用されない)。次にアドレス000が入力され、画像デ
ータがMUX19に入力され、MUX19はこの値を出
力する。
【0019】次に、アドレス001、002がメモリに
入力され、それに応じた値が出力される。この値も同様
にMUX19から出力される。次のアドレス007がメ
モリに入力されたタイミングで初めにラッチ17がラッ
チした値をMUX19が出力する。メモリが007のデ
ータを出力している時に、ラッチ17はその値をラッチ
する。したがってこのアドレスが入力されているタイミ
ングは前半でそれまでラッチしていた値をMUXが出力
し、後半でラッチは別の値を新たにラッチしようとす
る。次のアドレスが出力されているタイミングでは、1
側画像のデータ100が必要になるタイミングなので、
ラッチ21の出力がMUX19から出力されるようにな
る。
入力され、それに応じた値が出力される。この値も同様
にMUX19から出力される。次のアドレス007がメ
モリに入力されたタイミングで初めにラッチ17がラッ
チした値をMUX19が出力する。メモリが007のデ
ータを出力している時に、ラッチ17はその値をラッチ
する。したがってこのアドレスが入力されているタイミ
ングは前半でそれまでラッチしていた値をMUXが出力
し、後半でラッチは別の値を新たにラッチしようとす
る。次のアドレスが出力されているタイミングでは、1
側画像のデータ100が必要になるタイミングなので、
ラッチ21の出力がMUX19から出力されるようにな
る。
【0020】ラッチ21のラッチタイミングは、図でわ
かるようにアドレス100の値が出力されている時に行
われる。1側画像メモリの動作は後で説明する。ここま
での動作で1ライン分すなわち000,001,00
2,003,100の値が順にMUX19から出力され
た。この後は同様の動作をくり返し、次のラインの値が
出力される。
かるようにアドレス100の値が出力されている時に行
われる。1側画像メモリの動作は後で説明する。ここま
での動作で1ライン分すなわち000,001,00
2,003,100の値が順にMUX19から出力され
た。この後は同様の動作をくり返し、次のラインの値が
出力される。
【0021】次に1側画像メモリの動作を説明する。1
側アドレスは、まず103がメモリに入力されこの時メ
モリから出力された値はラッチ18でラッチされる。次
のアドレスがメモリに入力されているタイミングで、ラ
ッチ17がラッチした値をMUX20が選択出力する。
次に100アドレスがメモリに入力され、この時出力さ
れた値がラッチ21によってラッチされかつMUX20
が選択出力する。
側アドレスは、まず103がメモリに入力されこの時メ
モリから出力された値はラッチ18でラッチされる。次
のアドレスがメモリに入力されているタイミングで、ラ
ッチ17がラッチした値をMUX20が選択出力する。
次に100アドレスがメモリに入力され、この時出力さ
れた値がラッチ21によってラッチされかつMUX20
が選択出力する。
【0022】次の101,102アドレスの時は、MU
X20に入力されMUX20は入力されたタイミングで
出力する。次の107アドレスがメモリに入力されたタ
イミングでは先にラッチ18によってラッチされた値が
MUX20によって選択出力される。又、同じタイミン
グではメモリが出力された値をラッチ18がラッチす
る。したがってこのタイミングでは0側画像と同様に前
半でラッチ18がラッチした値をMUX20が選択出力
し、後半ではメモリから出力された値をラッチする。こ
のようにしてMUX20は1ライン分の値003,10
0,101,102,103なるアドレスの値が順に出
力される。MUX20からは同様に次のラインの値が順
に出力される。
X20に入力されMUX20は入力されたタイミングで
出力する。次の107アドレスがメモリに入力されたタ
イミングでは先にラッチ18によってラッチされた値が
MUX20によって選択出力される。又、同じタイミン
グではメモリが出力された値をラッチ18がラッチす
る。したがってこのタイミングでは0側画像と同様に前
半でラッチ18がラッチした値をMUX20が選択出力
し、後半ではメモリから出力された値をラッチする。こ
のようにしてMUX20は1ライン分の値003,10
0,101,102,103なるアドレスの値が順に出
力される。MUX20からは同様に次のラインの値が順
に出力される。
【0023】ここで0側,1側画像メモリに与えるアド
レスは通常のカウンタのように順に値がインクリメント
されるものではないので図5のような回路によって生成
する。この回路で生成される値は、以下の値がくり返さ
れれば良い。 3→0→0→1→2→7→4→4→5→6→11→8→
8→9→10→15→12→12→13→14→3 これは前出のアドレス0のXXXを0に変えたものと同
じである。
レスは通常のカウンタのように順に値がインクリメント
されるものではないので図5のような回路によって生成
する。この回路で生成される値は、以下の値がくり返さ
れれば良い。 3→0→0→1→2→7→4→4→5→6→11→8→
8→9→10→15→12→12→13→14→3 これは前出のアドレス0のXXXを0に変えたものと同
じである。
【0024】ラッチ30及びラッチ40から出力される
値は図8の様になる。ラッチ30には33の初期値レジ
スタの値‘3’がまずラッチされ、ラッチ40には初期
値レジスタ43の値‘15’がラッチされる。又ラッチ
30の出力は、4ビットの加算回路32にも入力される
ので、Dラッチ35の出力と加算して4が出力される。
ただしDラッチ35には、カウント開始前に値1がプリ
セットされているものとする。ラッチ30の値は(4n
−1)検出回路34で4の倍数より1小さい値の時だけ
出力が論理0になる回路で値がチェックされる。ここ
で、一般には、1ラインL画素、nを1より大きい自然
数とすれば、L/2・n−1であるが、この実施例では
L=8なので、4n−1となる。
値は図8の様になる。ラッチ30には33の初期値レジ
スタの値‘3’がまずラッチされ、ラッチ40には初期
値レジスタ43の値‘15’がラッチされる。又ラッチ
30の出力は、4ビットの加算回路32にも入力される
ので、Dラッチ35の出力と加算して4が出力される。
ただしDラッチ35には、カウント開始前に値1がプリ
セットされているものとする。ラッチ30の値は(4n
−1)検出回路34で4の倍数より1小さい値の時だけ
出力が論理0になる回路で値がチェックされる。ここ
で、一般には、1ラインL画素、nを1より大きい自然
数とすれば、L/2・n−1であるが、この実施例では
L=8なので、4n−1となる。
【0025】今ラッチ30の出力は3なので検出回路の
出力は0となる。この値がDラッチ35に入力される。
加算器32の出力はMUX31を通して、ラッチ30に
入力され、次のクロックでラッチされると同時に、Dラ
ッチ35には値0がラッチされる。ラッチ30は今ラッ
チした4を出力し、この値が加算器32と(4n−1)
検出回路34に入力される。加算器32にはこの4とD
ラッチ35の出力が入力される。Dラッチ35の出力は
0になっているので加算器の出力は再び4になる。とこ
ろが、(4n−1)検出回路34の出力は1となるので
この値がDラッチ35に入力される。
出力は0となる。この値がDラッチ35に入力される。
加算器32の出力はMUX31を通して、ラッチ30に
入力され、次のクロックでラッチされると同時に、Dラ
ッチ35には値0がラッチされる。ラッチ30は今ラッ
チした4を出力し、この値が加算器32と(4n−1)
検出回路34に入力される。加算器32にはこの4とD
ラッチ35の出力が入力される。Dラッチ35の出力は
0になっているので加算器の出力は再び4になる。とこ
ろが、(4n−1)検出回路34の出力は1となるので
この値がDラッチ35に入力される。
【0026】次のクロックでこの1がDラッチ35に、
又4がラッチ30にラッチされる。Dラッチ30は再度
4を出力するが、加算器の入力すなわちDラッチ35の
出力が1となっているので、加算器32の出力は5とな
る。このようにして5→6→7とカウントが進み、7と
なった時に、Dラッチ35の入力が再び0となり次のク
ロックで加算器への出力が0となるために7→8→8と
4n(4の倍数)を2回カウントする。このようにし
て、図8上のカウント値を、ラッチ30は出力すること
ができる。
又4がラッチ30にラッチされる。Dラッチ30は再度
4を出力するが、加算器の入力すなわちDラッチ35の
出力が1となっているので、加算器32の出力は5とな
る。このようにして5→6→7とカウントが進み、7と
なった時に、Dラッチ35の入力が再び0となり次のク
ロックで加算器への出力が0となるために7→8→8と
4n(4の倍数)を2回カウントする。このようにし
て、図8上のカウント値を、ラッチ30は出力すること
ができる。
【0027】同様にして、ラッチ40は初期値15から
スタートする値を出力することができる。加算器42は
4ビット(一般に、1ラインL画素とするとL/2ビッ
トの加算器なので、15+1=0となる。これら2つの
カウント値はMUX52で必要な値が選択され出力され
る。これはラッチ30が(4n−1)なる値を出力して
いる時のみラッチ30の出力が出力されるようにしてお
くと、求めるカウント値(数列)を出力することができ
る。
スタートする値を出力することができる。加算器42は
4ビット(一般に、1ラインL画素とするとL/2ビッ
トの加算器なので、15+1=0となる。これら2つの
カウント値はMUX52で必要な値が選択され出力され
る。これはラッチ30が(4n−1)なる値を出力して
いる時のみラッチ30の出力が出力されるようにしてお
くと、求めるカウント値(数列)を出力することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、分割された画面に対応するメモリチップだけを使用
して重複部分の画像データをそれぞれの処理装置にきれ
目なく供給可能な画像処理装置を提供することができ
る。
は、分割された画面に対応するメモリチップだけを使用
して重複部分の画像データをそれぞれの処理装置にきれ
目なく供給可能な画像処理装置を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1のコントローラの詳細な構成を示す図であ
る。
る。
【図3】画素の構成例を示す図である。
【図4】各アドレス、ラッチのタイミング出力を示す図
である。
である。
【図5】0側,1側画像メモリに与えるアドレスを生成
するための回路構成図である。
するための回路構成図である。
【図6】ラインバッファを使用した画像の3×3の演算
回路の構成を示す図である。
回路の構成を示す図である。
【図7】3×3マトリクス演算用のデータを作り出すた
めのラッチ群の構成を示す図である。
めのラッチ群の構成を示す図である。
【図8】ラッチ及びラッチから出力される値を示す図で
ある。
ある。
【図9】コンボリュージョン演算の一例を説明するため
の図である。
の図である。
【図10】2分割された画像を並列処理する方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図11】従来の画像処理装置の問題点を説明するため
の図である。
の図である。
1,2…メモリ、3…コントローラ、4…デコーダ、5
…データバス、6…アドレスバス、7,8…チップセレ
クト信号、9,10…出力データバス、11,12…画
素データバス、13,14…アドレスバス、15,16
…マルチプレクサ。
…データバス、6…アドレスバス、7,8…チップセレ
クト信号、9,10…出力データバス、11,12…画
素データバス、13,14…アドレスバス、15,16
…マルチプレクサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 各領域が互いに隣接するように複数領域
に分割された画像を各々記憶する複数の記憶手段と、 各記憶手段ごとに独立したアドレスを発生すべく上記複
数の記憶手段に対応して設けられた複数のアドレス発生
手段とを具備し、 該複数のアドレス発生手段はそれぞれ、複数領域のうち
互いに隣接する領域については他領域のアドレスを連続
して発生することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31451191A JPH05151346A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31451191A JPH05151346A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151346A true JPH05151346A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18054169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31451191A Withdrawn JPH05151346A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05151346A (ja) |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP31451191A patent/JPH05151346A/ja not_active Withdrawn
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