JPH051510Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH051510Y2
JPH051510Y2 JP1986186901U JP18690186U JPH051510Y2 JP H051510 Y2 JPH051510 Y2 JP H051510Y2 JP 1986186901 U JP1986186901 U JP 1986186901U JP 18690186 U JP18690186 U JP 18690186U JP H051510 Y2 JPH051510 Y2 JP H051510Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoiler
bumper
slider
drive shaft
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986186901U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6394092U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986186901U priority Critical patent/JPH051510Y2/ja
Publication of JPS6394092U publication Critical patent/JPS6394092U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH051510Y2 publication Critical patent/JPH051510Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、フロントバンパーの下方へ突出す
る姿勢と、フロントバンパー内に格納される姿勢
とに上下動させる車両の可動式フロントスポイラ
ー装置に関する。
[従来の技術] 従来、可動式のフロントスポイラーにあつて
は、例えば、実開昭57−59190号公報に示す如く、
フロントバンパー内に納まる格納姿勢と、必要に
応じてフロントバンパーの下端より下方へ突出す
る作動姿勢とに回動可能となる。
可動式のフロントスポイラーは、第5図と第6
図に示す如くヒンジ101を支点として回動可能
な駆動機構103のアーム105にスポイラー本
体107が取付けられ、ヒンジ101を支点に回
動するようになつている。これにより、スポイラ
ー本体107は格納姿勢と作動姿勢とに制御され
る。
[考案が解決しようとする問題点] 前記した如くスポイラー本体107はヒンジ1
01を支点とする回動となる所から、格納姿勢と
作動姿勢との作動軌跡は弧状の動きとなる。
このために、スポイラー本体107が大きく湾
曲する形状になると格納姿勢時において、鎖線で
示す如く中央部位がバンパー109の下端111
より下方へ突出し一部分露出する不具合いが発生
するようになりスポイラー本体107の形状に制
約を受けるようになる。この場合、例えば、実開
昭61−161178号公報に示すようにスポイラーを上
下動させることで前記不具合いの解消が図れるが
反面、公報第1図に示すように駆動装置B、左右
中央室内装置A,A、側部案内装置C,C、連係
装置D,Dを必要とする等装置全体が複雑化、大
型化する等の問題を招来する。
そこで、この考案は、コンパクト化が図れると
共に組付性の面でも優れた車両の可動式フロント
スポイラー装置を提供することを目的としてい
る。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案は、車両
の両側部に設けたバンパーステーとの取り付け手
段を有し、上下方向に伸びるガイド部を形成した
左右一対のブラケツトと、ブラケツトに装着され
前記ガイド部に沿つて伸びる駆動軸を有する駆動
源と、駆動軸に移動可能に設けられると共に、前
記ガイド部により案内される摺動子と、摺動子に
設けられ、車両のスポイラーを車両前後方向を軸
として回動可能に固定し得る取付部と、取付部に
設けられたスポイラーとで構成してある。
[作用] かかる可動式フロントスポイラーにおいて、摺
動子を駆動装置によつて上方又は下方へ制御す
る。これにより、フロントスポイラーは上下動し
バンパー内に納まる格納姿勢とバンパーの下端よ
り突出する作動姿勢とに制御される。この場合、
スポイラープレートは上下方向の動きで格納姿勢
と作動姿勢となるためフロントバンパーの形状に
影響されることなく確実な格納状態が得られるよ
うになる。
[実施例] 以下、第1図乃至第4図の図面を参照しなが
ら、この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は自動車3のフロントバンパーを示して
いる。フロントバンパー1は合成樹脂製のバンパ
ーカバー5と、該カバー5の内側に設けられたバ
ンパーレインフオース7とを有し、バンパーカバ
ー5のカバー本体は断面コ字状に形成され、裏面
側に設けられたフツク9はバンパーレインフオー
ス7の孔11と係合している。さらに、カバー本
体の下部13はスカート状に下方へ延長された連
続する一体形状となつている。
レインフオース7は、車体の強度メンバ(図示
していない)に固着されたバンパーステー15に
固定支持されている。バンパーステー15には昇
降機構17のブラケツト19が取り付け手段とな
るボルト21、ナツト23によつて固着されてい
る。昇降機構17は駆動源となる駆動モータ25
と、該モータ25によつて回転自在に制御される
駆動軸27と、駆動軸27と螺合し合う摺動子2
9とを備えている。駆動モータ25は、出力軸3
1に減速した回転動力を伝える減速機構付のモー
タとなつており、図外の運転席近傍に設けられた
制御スイツチによつて正転及び逆転自在に制御さ
れると共に前記ブラケツト19に取付けられてい
る。
駆動軸27は前記ブラケツト19の上部軸受3
3と下部軸受35とによつて上下両端が回転自在
に支持され、上端部は前記駆動モータ25の出力
軸31と結合している。駆動軸27の外周には雄
ねじ37が、また、前記摺動子29の内側には雌
ねじ39がそれぞれ設けられ、駆動軸27の正転
及び逆転によつて摺動子29の上下動が可能とな
る。
即ち、摺動子29と駆動軸27とはナツトとボ
ルトの関係にあつて、摺動子29から延長された
第1アーム41の係合凹部43は前記ブラケツト
19の上下のガイド部45と係合している。これ
により、駆動軸27の正転又は逆転によつて摺動
子29は上下動するようになると共にこのように
構成された昇降機構17は他方にも対称に設けら
れている。
また、摺動子29には前記第1アーム41の反
対側に第2アーム47が設けられていると共に、
先端の取付部49にはフロントスポイラー51の
スポイラープレート53が段付ボルト55によつ
て取付けられている。段付ボルト55の段部57
はフロントスポイラー51のスポイラープレート
53に設けられた取付孔59内に嵌合すると共に
ねじ部61は取付部49のねじ孔49aと螺合し
ている。
フロントスポイラー51の最上昇位置と最下降
位置は前記ブラケツト19の上部軸受33と下部
軸受35とに設けられた第1スイツチS1と第2ス
イツチS2とによつて設定される。第1・第2スイ
ツチS1・S2は前記駆動モータ25のモータ回路に
設けられ、常時は閉成状態にあつて、該スイツチ
を押圧することで断の状態となり、駆動モータ2
5をオン・オフに制御する。
第1スイツチS1は上部軸受33に設けられると
共に摺動子29の最上昇時に該摺動子29が第1
スイツチS1に当接することで駆動モータ25の作
動が停止しフロントスポイラー51がフロントバ
ンパー1内に納まる格納姿勢(第1図鎖線)が得
られるようになつている。
第2スイツチS2は下部軸受35に設けられ摺動
子29の最下降時に該摺動子29が第2スイツチ
S2に当接することで駆動モータ25の作動が停止
しフロントスポイラー51がフロントバンパー1
の下端から突出した作動姿勢(第4図実線)が得
られるようになつている。
なお、63は摺動子29の上面と下面とに設け
られたストツパーを示しており、材質はラバー等
の弾性体で形成され第1・第2スイツチS1・S2
無理な負荷が作用するのを防ぐ機能を有してい
る。
このように構成されたスポイラー装置によれ
ば、第2図に示すように独立した構造簡単な形状
となつているため、ブラケツト19をバンパース
テー15に、取付部49とフロントスポイラー5
1にそれぞれ取付けることで容易に取付けられる
と共に、しかも、複雑な構造を招来することもな
い。
一方、駆動軸27を駆動モータ25からの動力
によつて正転又は逆転させることで、摺動子27
は上下動し、摺動子27の最上昇時にフロントス
ポイラー51はバンパー1の内側に納まる格納姿
勢となる。この場合、フロントスポイラー51は
上昇によつて格納状態が得られる所からフロント
スポイラー51の形状にとらわれることなく確実
な格納が可能となる。
一方、摺動子29の最下降時にフロントスポイ
ラー51はフロントバンパー1の下端より突出す
る作動姿勢となる。
なお、フロントスポイラー51の上下動時に一
方の駆動モータ25が停止したり、あるいは、各
摺動子29の昇降速度が異なる等、第3図に示す
ように正常側と異常側とに上下方向の差が発生す
ると、段付ボルト55aの段部57と取付孔59
とにおいて回動し取付部に支障を起こすことはな
い。この場合、取付孔59を長孔状としたり、ゴ
ム又はばね等の撓みを利用した可動吸収結合タイ
プとすれば大変好しい取付けとなる。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案のフロントス
ポイラー装置によれば摺動子とスポイラーとは、
車両前後方向を軸心として回動可能に設けてある
ため、上下動をスムーズにするための構造が不要
となり、上下動により格納位置と下降位置との間
にスポイラーを移動させるスポイラー装置として
の構造が簡単になると共にユニツト化が可能とな
る。しかも、ブラケツトをバンパーステーに、取
付部をスポイラーにそれぞれ取付ければよいた
め、取付作業が容易となる。また、可動式スポイ
ラーを上下動させれば、バンパーから突出する作
動姿勢とバンパー内に納まる格納姿勢が得られる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の可動式フロントスポイラー
の一部切断側面図、第2図は同上の分解斜視図、
第3図はフロントスポイラーの動作図、第4図は
フロントスポイラーを実施した自動車の斜視図、
第5図と第6図は従来のフロントスポイラーの動
きを示したもので、第5図は正面図、第6図は側
面図である。 主要な図面符号の説明、1……フロントバンパ
ー、25……駆動装置(駆動モータ)、29……
摺動子、51……フロントスポイラー、53……
スポイラープレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両の前方両側部に設けたバンパーステーとの
    取り付け手段を有し、上下方向に伸びるガイド部
    を形成した左右一対のブラケツトと、 ブラケツトに装着され前記ガイド部に沿つて伸
    びる駆動軸を有する駆動源と、 駆動軸に移動可能に設けられると共に、前記ガ
    イド部により案内される摺動子と、 摺動子に設けられ、車両のスポイラーを車両前
    後方向を軸として回動可能に固定し得る取付部
    と、取付部に設けたスポイラーと で構成したことを特徴とする車両の可動式フロン
    トスポイラー装置。
JP1986186901U 1986-12-05 1986-12-05 Expired - Lifetime JPH051510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186901U JPH051510Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186901U JPH051510Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6394092U JPS6394092U (ja) 1988-06-17
JPH051510Y2 true JPH051510Y2 (ja) 1993-01-14

Family

ID=31136885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986186901U Expired - Lifetime JPH051510Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051510Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309620B1 (ko) * 1999-11-26 2001-09-26 이계안 차량의 에어 댐 설치구조

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0116708Y2 (ja) * 1985-03-29 1989-05-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6394092U (ja) 1988-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62268778A (ja) フロントスポイラ装置
JP2592027B2 (ja) 車輌用電動格納式補助ステップ
EP0220606A3 (en) Remotely controlled pivotable external rearview mirror for lorries
JPH0729583B2 (ja) 車輌用電動格納式補助ステップ
JPH051510Y2 (ja)
JP3749074B2 (ja) 車両用開閉体の開閉装置
US5111341A (en) Drive device for truck mirror
JP2003089362A (ja) 自動車のフード構造
JPS6432940A (en) Collapsible mirror for vehicle
JPS6299456U (ja)
JPH0769067A (ja) 車両用の進退式ヒサシ
JP2595917Y2 (ja) 車両の格納式ステップ装置
JPH053404Y2 (ja)
JP3014698B2 (ja) 車両用電装品制御装置
KR200150432Y1 (ko) 1개의 모터가 사용된 자동차의 미러
KR900009003B1 (ko) 항력판을 겸하도록된 자동차의 후진시스템 및 그 장치
JPH0244590Y2 (ja)
KR200161422Y1 (ko) 전후 회동가능한 차량용 오디오 시스템
JPS6336978B2 (ja)
JPH0315758U (ja)
JPS6290849U (ja)
JPH052396Y2 (ja)
KR970000110Y1 (ko) 트럭의 발판
JPH018466Y2 (ja)
JPH01150886U (ja)