JPH05148670A - 金属の腐食抑制剤 - Google Patents
金属の腐食抑制剤Info
- Publication number
- JPH05148670A JPH05148670A JP36159191A JP36159191A JPH05148670A JP H05148670 A JPH05148670 A JP H05148670A JP 36159191 A JP36159191 A JP 36159191A JP 36159191 A JP36159191 A JP 36159191A JP H05148670 A JPH05148670 A JP H05148670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- metal
- corrosion inhibitor
- alcohols
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/04—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in markedly acid liquids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 酸性水溶液環境下で金属の腐食反応を抑制す
ることにより、金属が腐食溶解するのを抑制する金属の
腐食抑制剤を提供する。 【構成】この抑制剤の組成は、不飽和結合を有するアル
コール類、２環以上のヘテロ環芳香族化合物類、アリー
ルアルキルアルデヒド類、及び第４級アルキルアンモニ
ウム塩類の４成分からなる液組成、あるいは、これらの
組成に、さらにスルホン酸基を有するアニオン性界面活
性剤を含む。
ることにより、金属が腐食溶解するのを抑制する金属の
腐食抑制剤を提供する。 【構成】この抑制剤の組成は、不飽和結合を有するアル
コール類、２環以上のヘテロ環芳香族化合物類、アリー
ルアルキルアルデヒド類、及び第４級アルキルアンモニ
ウム塩類の４成分からなる液組成、あるいは、これらの
組成に、さらにスルホン酸基を有するアニオン性界面活
性剤を含む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、酸性水溶液環境下で金
属の腐食反応を抑制することにより、金属が腐食溶解す
るのを抑制する、金属の腐食抑制剤に関するものであ
る。
属の腐食反応を抑制することにより、金属が腐食溶解す
るのを抑制する、金属の腐食抑制剤に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、金属の腐食を減少させるために、
各種無機あるいは有機物質を添加することにより金属と
水溶液環境との反応によって発生する腐食を減少させる
手段を講じてきた。
各種無機あるいは有機物質を添加することにより金属と
水溶液環境との反応によって発生する腐食を減少させる
手段を講じてきた。
【０００３】すなわち、一般的に腐食抑制剤と呼ばれて
いるものを使用し、腐食反応速度を小さくするために、
金属表面でのアノード反応を抑制する方法、カソード反
応を抑制する方法、あるいはこれら両反応を抑制する方
法等により金属の腐食量を減少させている。
いるものを使用し、腐食反応速度を小さくするために、
金属表面でのアノード反応を抑制する方法、カソード反
応を抑制する方法、あるいはこれら両反応を抑制する方
法等により金属の腐食量を減少させている。
【０００４】しかしながら、金属と酸との反応によって
起こる金属の腐食反応は腐食のメカニズムから考察され
るように、中性水溶液中での腐食反応とは異なり酸性水
溶液中においては極めて厳しい腐食環境下にあると言え
る。このことから、高濃度の酸溶液では腐食量を抑制す
ることは非常に困難であり、市販の腐食抑制剤でも９７
〜９８％の抑制効果しか得られていない。
起こる金属の腐食反応は腐食のメカニズムから考察され
るように、中性水溶液中での腐食反応とは異なり酸性水
溶液中においては極めて厳しい腐食環境下にあると言え
る。このことから、高濃度の酸溶液では腐食量を抑制す
ることは非常に困難であり、市販の腐食抑制剤でも９７
〜９８％の抑制効果しか得られていない。
【０００５】ところが、酸洗で使用される塩酸あるいは
硫酸は、腐食反応によって溶解する鉄のイオンが酸溶液
中に増加することにより、その目的である錆の除去、す
なわち金属表面清浄能力が極度に減少し、酸の短期間で
の廃棄交換が必要となる。このため腐食量を少なくすれ
ばするほど酸の洗浄能力は維持され、その結果酸の寿命
が延長されることとなり、より経済的な酸洗浴が得られ
ることとなる。これらの事由により、酸性水溶液環境下
での金属の溶解量が少ないほど酸洗の腐食抑制剤として
優れていると言える。
硫酸は、腐食反応によって溶解する鉄のイオンが酸溶液
中に増加することにより、その目的である錆の除去、す
なわち金属表面清浄能力が極度に減少し、酸の短期間で
の廃棄交換が必要となる。このため腐食量を少なくすれ
ばするほど酸の洗浄能力は維持され、その結果酸の寿命
が延長されることとなり、より経済的な酸洗浴が得られ
ることとなる。これらの事由により、酸性水溶液環境下
での金属の溶解量が少ないほど酸洗の腐食抑制剤として
優れていると言える。
【０００６】例えば、みがき特殊帯鋼を８６０℃で焼入
れ、４２０℃で焼戻した材料を酸洗する場合、４Ｎ塩酸
溶液に１-フェニル-２-チオ尿素を０．２５％添加した
場合に見られるように、この時の腐食反応、すなわち金
属の腐食速度は無添加時より９０％小さいが、その腐食
速度は０．１１ｍＡ／ｃｍ2であり、鉄の腐食量に換算
すると酸性溶液中への溶解量は１．１５ｇ／ｍ2・ｈｏ
ｕｒである。
れ、４２０℃で焼戻した材料を酸洗する場合、４Ｎ塩酸
溶液に１-フェニル-２-チオ尿素を０．２５％添加した
場合に見られるように、この時の腐食反応、すなわち金
属の腐食速度は無添加時より９０％小さいが、その腐食
速度は０．１１ｍＡ／ｃｍ2であり、鉄の腐食量に換算
すると酸性溶液中への溶解量は１．１５ｇ／ｍ2・ｈｏ
ｕｒである。
【０００７】従って、もし、この腐食量を１／２に減少
させることが可能になれば酸洗浴の寿命を２倍にするこ
とが出来ることは明白である。このように酸洗浴の腐食
量を可能な限り抑制することによって酸の酸洗能力を長
期に維持できることとなる。従ってより腐食抑制効果の
大きい腐食抑制剤の開発が望まれている。
させることが可能になれば酸洗浴の寿命を２倍にするこ
とが出来ることは明白である。このように酸洗浴の腐食
量を可能な限り抑制することによって酸の酸洗能力を長
期に維持できることとなる。従ってより腐食抑制効果の
大きい腐食抑制剤の開発が望まれている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本考案は、金属の腐食
を抑制することにより、金属材料の表面処理における錆
の除去を目的とした酸洗工程等の酸性水溶液環境におい
て不必要に起こる金属素地の溶解を防止し、酸の酸洗能
力を長期に維持し、結果として酸の寿命を延ばす目的の
ものである。従って、より抑制作用の大きい金属の腐食
抑制剤を開発することにより、これらの問題を解決しよ
うとするものである。
を抑制することにより、金属材料の表面処理における錆
の除去を目的とした酸洗工程等の酸性水溶液環境におい
て不必要に起こる金属素地の溶解を防止し、酸の酸洗能
力を長期に維持し、結果として酸の寿命を延ばす目的の
ものである。従って、より抑制作用の大きい金属の腐食
抑制剤を開発することにより、これらの問題を解決しよ
うとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、水溶液環境か
ら金属材料の腐食を防止するために種々研究を重ねた結
果、不飽和結合を有するアルコール類、２環以上のヘテ
ロ環芳香族化合物類、アリールアルキルアルデヒド類、
及び第４級アルキルアンモニウム塩類の４成分を一定組
成比率で最小限含有する液組成、あるいは、これらの液
組成に、請求項目２に示すように、さらにスルホン酸基
を有するアニオン性界面活性剤を添加したものが、その
目的に合致するものであることを見出した。
ら金属材料の腐食を防止するために種々研究を重ねた結
果、不飽和結合を有するアルコール類、２環以上のヘテ
ロ環芳香族化合物類、アリールアルキルアルデヒド類、
及び第４級アルキルアンモニウム塩類の４成分を一定組
成比率で最小限含有する液組成、あるいは、これらの液
組成に、請求項目２に示すように、さらにスルホン酸基
を有するアニオン性界面活性剤を添加したものが、その
目的に合致するものであることを見出した。
【００１０】すなわち、本発明は、不飽和結合を有する
アルコール類０．５〜５．０ｍｌ／ｌ、２環以上のヘテ
ロ環芳香族化合物類０．１〜０．５ｇ／ｌ、アリールア
ルキルアルデヒド類０．１０〜１．５０ｍｌ／ｌ、及び
第４級アルキルアンモニウム塩類０．０５〜０．２５ｇ
／ｌの４成分をこれらの濃度範囲で少なくとも含有する
液組成のものである。さらには、請求項２に示すように
スルホン酸基を有するアニオン性界面活性剤を０．０〜
０．２ｇ／ｌ含有するものである。これらの物質を有効
成分とする腐食抑制剤を金属の表面に吸着被覆させるこ
とによって、酸性水溶液中での金属の溶解反応を抑制す
るものである。この時、本発明による金属の腐食抑制剤
は特に強く腐食を抑制する性質のものであり、抑制効果
の非常に大きな優れた腐食抑制剤である。
アルコール類０．５〜５．０ｍｌ／ｌ、２環以上のヘテ
ロ環芳香族化合物類０．１〜０．５ｇ／ｌ、アリールア
ルキルアルデヒド類０．１０〜１．５０ｍｌ／ｌ、及び
第４級アルキルアンモニウム塩類０．０５〜０．２５ｇ
／ｌの４成分をこれらの濃度範囲で少なくとも含有する
液組成のものである。さらには、請求項２に示すように
スルホン酸基を有するアニオン性界面活性剤を０．０〜
０．２ｇ／ｌ含有するものである。これらの物質を有効
成分とする腐食抑制剤を金属の表面に吸着被覆させるこ
とによって、酸性水溶液中での金属の溶解反応を抑制す
るものである。この時、本発明による金属の腐食抑制剤
は特に強く腐食を抑制する性質のものであり、抑制効果
の非常に大きな優れた腐食抑制剤である。
【００１１】この腐食抑制剤のより好ましい組成比は、
不飽和結合を有するアルコール類１．０〜３．５ｍｌ／
ｌ、２環以上のヘテロ環芳香族化合物類０．２０〜０．
４ｇ／ｌ、アーリルアルキルアルデヒド類０．１２５〜
１．０ｍｌ／ｌ、及び第４級アルキルアンモニウム塩類
０．０８０〜０．１５０ｇ／ｌの範囲で選ばれる。ま
た、スルホン酸基を有するアニオン性界面活性剤は０〜
０．１ｇ／ｌの範囲で選択される。開発に当たっては、
塩酸あるいは硫酸溶液を用いて金属の腐食速度を電気化
学的手法により測定した。すなわち、分極抵抗法を用い
て金属表面の腐食電位と腐食電流を測定し、得られた腐
食電流の値から腐食速度すなわち腐食量を求めた。
不飽和結合を有するアルコール類１．０〜３．５ｍｌ／
ｌ、２環以上のヘテロ環芳香族化合物類０．２０〜０．
４ｇ／ｌ、アーリルアルキルアルデヒド類０．１２５〜
１．０ｍｌ／ｌ、及び第４級アルキルアンモニウム塩類
０．０８０〜０．１５０ｇ／ｌの範囲で選ばれる。ま
た、スルホン酸基を有するアニオン性界面活性剤は０〜
０．１ｇ／ｌの範囲で選択される。開発に当たっては、
塩酸あるいは硫酸溶液を用いて金属の腐食速度を電気化
学的手法により測定した。すなわち、分極抵抗法を用い
て金属表面の腐食電位と腐食電流を測定し、得られた腐
食電流の値から腐食速度すなわち腐食量を求めた。
【００１２】これらの測定結果を総合的に検討し、本発
明による腐食抑制効果の大きい金属の腐食抑制剤の開発
に至った。
明による腐食抑制効果の大きい金属の腐食抑制剤の開発
に至った。
【００１３】
【実施例１】４Ｎ塩酸溶液中での金属の腐食抑制効果に
ついて、表１に例示するように不飽和結合を有するアル
コール類として２-プロピン-１オール、２環以上のヘテ
ロ環芳香族化合物類としてアクリジン、アリールアルキ
ルアルデヒド類としてシンナムアルデヒド、及び第４級
アルキルアンモニウム塩類として ｎ-ドデシルトリメチ
ルアンモニウムクロリドを用いた場合の腐食抑制に対す
る効果判定を行った結果、下記の結果が得られた。この
時の組成成分と添加濃度を表１に示す。 表 １ ──────────────────────────────────── 組 成 成 分 添 加 濃 度 ─────────────────────────────────── ─１．２-プロピン-１- オール ２．５ （ｍｌ／ｌ） ２．アクリジン ０．３０ （ｇ／ｌ） ３．シンナムアルデヒド ０．２５ （ｍｌ／ｌ） ４．ｎ−ドデシルトリメチル- -アンモニウムクロリド ０．１０ （ｇ／ｌ） ────────────────────────────────────
ついて、表１に例示するように不飽和結合を有するアル
コール類として２-プロピン-１オール、２環以上のヘテ
ロ環芳香族化合物類としてアクリジン、アリールアルキ
ルアルデヒド類としてシンナムアルデヒド、及び第４級
アルキルアンモニウム塩類として ｎ-ドデシルトリメチ
ルアンモニウムクロリドを用いた場合の腐食抑制に対す
る効果判定を行った結果、下記の結果が得られた。この
時の組成成分と添加濃度を表１に示す。 表 １ ──────────────────────────────────── 組 成 成 分 添 加 濃 度 ─────────────────────────────────── ─１．２-プロピン-１- オール ２．５ （ｍｌ／ｌ） ２．アクリジン ０．３０ （ｇ／ｌ） ３．シンナムアルデヒド ０．２５ （ｍｌ／ｌ） ４．ｎ−ドデシルトリメチル- -アンモニウムクロリド ０．１０ （ｇ／ｌ） ────────────────────────────────────
【００１４】腐食抑制効果の測定に当たっては、腐食速
度の大きい環境下で試験するために、酸性水溶液として
４Ｎ塩酸溶液を用いた。また、測定試料としては、８６
０℃で焼入れし、さらに４００℃で焼戻した、みがき特
殊帯鋼を用いた。上記組成及び上記濃度で腐食の抑制効
果を測定した結果、その抑制効果は表２の通りであっ
た。
度の大きい環境下で試験するために、酸性水溶液として
４Ｎ塩酸溶液を用いた。また、測定試料としては、８６
０℃で焼入れし、さらに４００℃で焼戻した、みがき特
殊帯鋼を用いた。上記組成及び上記濃度で腐食の抑制効
果を測定した結果、その抑制効果は表２の通りであっ
た。
【００１５】
【実施例２】今回開発した腐食抑制剤の効果を判定する
ために、市販の腐食抑制剤と比較試験した結果を下記に
示す。腐食量の測定は４Ｎ塩酸溶液を用い、測定試料に
はみがき特殊帯鋼を用いた。腐食抑制剤の組成は表３に
示すものを使用し、市販の腐食抑制剤としては、ＡとＢ
の２つの製品を比較試験として用いた。その結果を表４
に示す。 表 ３ ──────────────────────────────────── 組 成 成 分 添 加 濃 度 ──────────────────────────────────── １．２-プロピン-１-オ−ル ２．５ （ｍｌ／ｌ） ２．アクリジン ０．２５ （ｇ／ｌ） ３．シンナムアルデヒド ０．２５ （ｍｌ／ｌ） ４．ｎ−ドデシルトリ-メチル- アンモニウムクロリド ０．１２５ （ｇ／ｌ） ５．エチレンスルホン酸ナトリウム ０．１０ （ｇ／ｌ） ────────────────────────────────────
ために、市販の腐食抑制剤と比較試験した結果を下記に
示す。腐食量の測定は４Ｎ塩酸溶液を用い、測定試料に
はみがき特殊帯鋼を用いた。腐食抑制剤の組成は表３に
示すものを使用し、市販の腐食抑制剤としては、ＡとＢ
の２つの製品を比較試験として用いた。その結果を表４
に示す。 表 ３ ──────────────────────────────────── 組 成 成 分 添 加 濃 度 ──────────────────────────────────── １．２-プロピン-１-オ−ル ２．５ （ｍｌ／ｌ） ２．アクリジン ０．２５ （ｇ／ｌ） ３．シンナムアルデヒド ０．２５ （ｍｌ／ｌ） ４．ｎ−ドデシルトリ-メチル- アンモニウムクロリド ０．１２５ （ｇ／ｌ） ５．エチレンスルホン酸ナトリウム ０．１０ （ｇ／ｌ） ────────────────────────────────────
【００１６】これらの比較試験結果から今回開発した腐
食抑制剤の腐食抑制効果は市販品の抑制剤の３倍の抑制
効果を持つことが示された。
食抑制剤の腐食抑制効果は市販品の抑制剤の３倍の抑制
効果を持つことが示された。
【００１７】
【発明の効果】本発明の腐食抑制剤は、酸性水溶液環境
下における金属の腐食量を９９％以上抑制することが出
来、非常に顕著な腐食抑制効果を有する抑制剤を開発で
きた。
下における金属の腐食量を９９％以上抑制することが出
来、非常に顕著な腐食抑制効果を有する抑制剤を開発で
きた。
【００１８】この様に、この金属の腐食抑制剤は酸性水
溶液環境下での不必要な金属の腐食を抑制する上で非常
に大きな効果を発揮し、酸の金属表面清浄能力を長期に
維持するものである。
溶液環境下での不必要な金属の腐食を抑制する上で非常
に大きな効果を発揮し、酸の金属表面清浄能力を長期に
維持するものである。
Claims (2)
- 【請求項１】 不飽和結合を有するアルコール類０．
５〜５．０ｍｌ／ｌ、２環以上のヘテロ環芳香族化合物
類０．１〜０．５ｇ／ｌ，アリールアルキルアルデヒド
類０．１０〜１．５０ｍｌ／ｌ、及び第４級アルキルア
ンモニウム塩類０．０５〜０．２５ｇ／ｌを有効成分と
して成る金属の腐食抑制剤 - 【請求項２】 親水基としてスルホン酸基を有するア
ニオン性界面活性剤を含有する請求項１記載の金属の腐
食抑制剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36159191A JPH05148670A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 金属の腐食抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36159191A JPH05148670A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 金属の腐食抑制剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05148670A true JPH05148670A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18474203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36159191A Pending JPH05148670A (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 金属の腐食抑制剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05148670A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010094692A1 (de) * | 2009-02-18 | 2010-08-26 | Areva Np Gmbh | Verfahren zur dekontamination radioaktiv kontaminierter oberflächen |
| US8279580B2 (en) | 2006-10-17 | 2012-10-02 | Maxwell Technologies, Inc. | Electrode for energy storage device with microporous and mesoporous activated carbon particles |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP36159191A patent/JPH05148670A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8279580B2 (en) | 2006-10-17 | 2012-10-02 | Maxwell Technologies, Inc. | Electrode for energy storage device with microporous and mesoporous activated carbon particles |
| WO2010094692A1 (de) * | 2009-02-18 | 2010-08-26 | Areva Np Gmbh | Verfahren zur dekontamination radioaktiv kontaminierter oberflächen |
| JP2012518165A (ja) * | 2009-02-18 | 2012-08-09 | アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 放射能で汚染された表面の除染方法 |
| US8353990B2 (en) | 2009-02-18 | 2013-01-15 | Areva Np Gmbh | Process for chemically decontaminating radioactively contaminated surfaces of a nuclear plant cooling system using an organic acid followed by an anionic surfactant |
| KR101295017B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2013-08-09 | 아레바 게엠베하 | 방사성 오염된 표면의 제염 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2839146B2 (ja) | 錆除去方法および組成物 | |
| US4705665A (en) | Method for inhibiting oxidation of ferrous metals with alkyl glycosides and composition for cleaning ferrous metals | |
| WO2012024680A1 (en) | Rust removing composition | |
| CA2089445C (en) | Carboxylic acid-based corrosion-inhibiting composition and application thereof in corrosion prevention | |
| JPH04231484A (ja) | フェニルメルカプトテトラゾール／トリルトリアゾール腐食抑制組成物 | |
| US20220119650A9 (en) | Method for anti-corrosion treatment of a metal surface with reduced pickling material | |
| JP2010070805A (ja) | スケール除去・防錆剤 | |
| US20040147422A1 (en) | Cleaner composition for formed metal articles | |
| US5614028A (en) | Method of cleaning and passivating a metal surface with acidic system and ethoxylated tertiary dodecyl mercaptan | |
| JPH0141705B2 (ja) | ||
| JP2006348324A (ja) | 腐食抑制剤組成物、酸洗浄液組成物、及び金属の酸洗浄方法 | |
| JPH05148670A (ja) | 金属の腐食抑制剤 | |
| US3335090A (en) | Corrosion inhibition with propargyl benzylamine | |
| US2617771A (en) | Corrosion retarder | |
| US3642641A (en) | Corrosion inhibition | |
| JP4703813B2 (ja) | 酸洗浄液およびこれに添加する腐食抑制剤 | |
| US3337470A (en) | Corrosion inhibition with propargyl cyclohexylamine | |
| JP3398724B2 (ja) | 鋼等の金属材料の腐食防止剤 | |
| US3428566A (en) | Process of corrosion inhibition with 1-hexyn-3-ol | |
| US3579447A (en) | Method of removing copper deposits from ferrous metal surfaces using hydroxyalkyl thiourea | |
| JP2013133458A (ja) | 水性洗浄剤 | |
| US1961097A (en) | Inhibiting process and product | |
| US3282850A (en) | Corrosion inhibition with dipropargyl butylamine | |
| JPH01215991A (ja) | 酸洗いの酸液用添加剤 | |
| RU2096526C1 (ru) | Состав мэ-4 для удаления окалины с поверхности цветных металлов и их сплавов |