JPH05146358A - 電気湯沸器 - Google Patents

電気湯沸器

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Publication number
JPH05146358A
JPH05146358A JP31054591A JP31054591A JPH05146358A JP H05146358 A JPH05146358 A JP H05146358A JP 31054591 A JP31054591 A JP 31054591A JP 31054591 A JP31054591 A JP 31054591A JP H05146358 A JPH05146358 A JP H05146358A
Authority
JP
Japan
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water quality
liquid
container
water
circulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP31054591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Tanaka
裕展 田中
Yoshitada Nakao
善忠 中尾
Kunio Hamada
邦夫 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31054591A priority Critical patent/JPH05146358A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内の液体を加熱・保温する電気湯沸器に
おいて、容器内の液体のカルキ臭などの除去を時間や電
力を無駄に消費することもなく最適に行うことを目的と
する。 【構成】 水質判断手段9と浄水手段17と循環手段1
8と循環制御手段19を備えた構成、また水質判断手段
9と水質表示手段22と表示制御手段23を備えた構成
により、地域や季節によって違う液体の水質を判断し、
カルキなどの不純物の濃度に応じて循環浄水を行い、効
率よく、かつ経済的に浄水でき、また、使用者は適時、
水質を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭などで用いる
収容液体を加熱・保温し、かつ浄水機能を有する電気湯
沸器に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の電気湯沸器について説明す
る。図3に示すように、本体1内には上面開口の容器2
が配設され、容器2の開口部には蓋3が配置され、容器
2の外底部には液体を加熱する熱源たる加熱手段4と容
器2内の液体の温度を間接的に計測する温度センサ5が
設置されている。沸騰検知手段6は温度センサ5の出力
から液体の沸騰を検知すると、加熱手段4の通電を制御
する通電制御手段7に信号を出力する。通電制御手段7
は沸騰検知手段6から信号を受け取った後、一定時間加
熱を継続させカルキなどの揮発性不純物の除去を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、カルキなどの不純物を除去するのに、沸騰
後、一定時間加熱を継続するので電力の消費が大きくな
り、時間もかかるという問題点を有していた。また不純
物が除去されている過程が表示されていないため、使用
者にはどのくらい不純物が除去されているのか分からな
いという問題点も有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、第1の目的として、地域や季節によって違う水質を
判断し、必要以上に長時間の沸騰を維持させることな
く、効率よくかつ、経済的にカルキなどの不純物の除去
を行い、また、第2の目的として、地域や季節によって
変化する水質を判断し、これを表示することにより、使
い勝手を良くした電気湯沸器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電気湯沸器は、
第1の目的を達成するために、容器内の液体の循環手段
と、循環手段によって循環された液体中の不純物を除去
する浄水手段と、容器内の液体の水質判断手段と、水質
判断手段によって求められた値が所定の値になるまで循
環手段に駆動信号を出力する循環制御手段を備えた構成
と、また、第2の目的を達成するために、容器内の液体
の水質判断手段と、音または光で水質を表示する水質表
示手段と、水質判断手段の値に応じて水質表示手段に信
号を出力する表示制御手段を備えた構成を有している。
【0006】
【作用】これらの構成により、容器内の液体の水質を判
断し、水質に応じて循環手段を作動させることとなり、
また使用者は適時水質を確認することとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0008】本発明の実施例を示す図1および図2で
は、従来例と同一部品に同一番号を付して説明は省略す
る。
【0009】(実施例1)図1に示すように、容器2の
内底部には液体の導伝率を計測する電極8が設置されて
おり、水質判断手段9と接続されている。
【0010】また、容器2の下方の排出口10からポン
プ11と導水管12を介して水路切換手段13に水路が
形成されており、この水路は水路切換手段13内の弁1
4の状態により外部吐出口15または内部吐出口16の
いずれかに切り換えられる。内部吐出口16より吐出さ
れた液体は、活性炭などを内蔵した浄水手段17を通り
容器2内にもどされる。循環手段18はポンプ11を駆
動するものであり、循環制御手段19によって駆動され
る。また本体1の上面に設置された操作つまみ20を操
作すると、操作つまみ20に連動したスイッチ21の接
点が切り替わり、その信号により循環制御手段19が循
環手段18を駆動させる。また、このとき操作つまみ2
0に連動して弁14が切り換わり水路が外部吐出口15
に切り換えられ、容器2内の液体が外部に吐出される。
【0011】水質判断手段9は、容器2内の液体の導伝
率を電極8によって計測し、液体の導伝率が所定の値に
なった時点で、循環制御手段19に信号を出力し、循環
制御手段19は水質判断手段9からの出力信号に応じて
循環手段18に制御信号を出力する。
【0012】以上のように構成された電気湯沸器につい
て以下その動作を説明する。まず蓋3が開かれ容器2内
に液体を入れ、商用電源に接続すると加熱手段4が通電
され容器2内の液体が加熱されるとともに、水質判断手
段9によって水質が判断される。
【0013】液体の導伝率は液体中の容存イオン量に依
存し、とくに液体中に含まれるカルキ(Cl)の量が多
いほど導伝率が高くなるので、水質判断手段9はこの導
伝率から液体中に含まれるカルキなどの濃度が分かる。
つまり電極8で計測した導伝率を所定の値と比較するこ
とにより水質を判断し、カルキなどが除去されたと判断
すると、循環制御手段19に信号を出力する。
【0014】循環制御手段19は水質判断手段9からの
信号を確認し、もし信号がカルキなどが十分除去されて
いない信号ならば、循環手段18にオン信号を出力しポ
ンプ11を駆動する。ここで操作つまみ20が操作され
ていないなら、水路切換手段13内の弁14の状態は内
部導出口16側になっているので、ポンプ11を駆動す
ることによって排出口10から排出された容器2内の液
体は、導水管12を通り内部吐出口16から浄水手段1
7によってカルキなどの不純物が除去され容器2内にも
どされる。また、水質判断手段9からの信号がカルキな
どが十分に除去された信号になったなら、循環制御手段
19は循環手段18にオフ信号を出力する。
【0015】また、操作つまみ20が操作されると、水
路切換手段13内の弁14の状態が外部吐出口15側に
切り換わり、循環手段18が駆動され容器2内の液体は
外部吐出口15から外部に吐出される。
【0016】以上のように本実施例によれば、浄水手段
17と循環手段18と水質判断手段9と循環制御手段1
9を設けることにより、地域や季節によって違う液体の
水質を判断し、カルキなどの不純物の濃度に応じて最適
な浄水を行うので、電力を無駄に消費することもなく、
時間がかかるという問題を防ぐことができる。
【0017】(実施例2)図2に示すように、本体1の
上部には水質を表示する水質表示手段22が配置されて
いる。
【0018】水質判断手段9は、容器2内の液体の導伝
率を電極8によって計測し、液体の導伝率が所定の値に
なった時点で、表示制御手段23に信号を出力する。表
示制御手段23は水質判断手段9からの出力信号に応じ
て、水質表示手段22に制御信号を出力する。
【0019】以上のように構成された電気湯沸器につい
て以下その動作を説明する。まず蓋3が開かれ容器2内
に液体を入れ商用電源に接続すると、加熱手段4が通電
され容器2内の液体が加熱されるとともに、水質判断手
段9によって水質が判断される。
【0020】液体の導伝率は液体中の溶存イオン量に依
存し、とくに液体中に含まれるカルキ(Cl)の量が多
いほど導伝率が高くなるので、水質判断手段9はこの導
伝率から液体中に含まれるカルキなどの濃度が分かる。
【0021】表示制御手段23は水質判断手段9からの
出力信号に応じて、LED(発光ダイオード)で構成さ
れた水質表示手段22に信号を出力し、容器2内の液体
の水質を表示する。
【0022】以上のように本実施例によれば、水質判断
手段9と水質表示手段22と表示制御手段23を設ける
ことにより、液体中に含まれるカルキなどの濃度を表示
することができるため、使用者はカルキなどの成分が多
いときには再加熱を行うなどしてカルキなどを減らすこ
とができ、安心して使用できる。なお、本実施例におい
て水質表示手段22はLEDを使用したが、ブザーを使
用してカルキなどの濃度が所定の値以下になったとき数
回鳴らして、使用者に報知する構成としても同様の効果
がえられる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、容器内の液体の循環手段と、循環手段によ
って循環された液体の不純物を除去する浄水手段と、容
器内の液体の水質判断手段と、水質判断手段によって求
められた値が所定の値になるまで循環手段にオン信号を
出力する循環制御手段を備えた構成により、水質に応じ
て浄水が行うことができ、時間や電力を無駄に消費する
こともなく、効率よくかつ経済的に浄水が行える優れた
電気湯沸器を実現できるものである。
【0024】また、容器内の液体の水質判断手段と、音
または光で水質を表示する水質表示手段と、水質判断手
段の値に応じて、水質表示手段に信号を出力する表示制
御手段を備えた構成により、使用者は表示により液体の
水質を知ることができる使い勝手の良い優れた電気湯沸
器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気湯沸器の概念を一
部を欠載して断面を示した正面略図
【図2】本発明の第2の実施例の電気湯沸器の概念を一
部を欠載して断面を示した正面略図
【図3】従来の電気湯沸器の概念を一部を欠載して断面
を示した正面略図
【符号の説明】
2 容器 4 加熱手段 8 電極 9 水質判断手段 17 浄水手段 18 循環手段 19 循環制御手段 22 水質表示手段 23 表示制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器と、前記容器内の液体
    の加熱手段と、前記容器内の液体の循環手段と、前記循
    環手段によって循環された液体の不純物質を除去する浄
    水手段と、前記容器内の液体の水質判断手段を備え、前
    記水質判断手段によって求められた値が所定の値になる
    まで前記循環手段に駆動信号を出力する循環制御手段を
    備えた電気湯沸器。
  2. 【請求項2】液体を収容する容器と、前記容器内の液体
    の加熱手段と、前記容器内の液体の水質判断手段と、音
    または光で表示する水質表示手段を備え、前記水質判断
    手段によって求められた値に応じて、前記水質表示手段
    に制御信号を出力する表示制御手段を備えた電気湯沸
    器。
JP31054591A 1991-11-26 1991-11-26 電気湯沸器 Pending JPH05146358A (ja)

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JP31054591A JPH05146358A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 電気湯沸器

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