JPH05145697A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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JPH05145697A
JPH05145697A JP30337391A JP30337391A JPH05145697A JP H05145697 A JPH05145697 A JP H05145697A JP 30337391 A JP30337391 A JP 30337391A JP 30337391 A JP30337391 A JP 30337391A JP H05145697 A JPH05145697 A JP H05145697A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
case
adhesive
light receiving
receiving element
Prior art date
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Pending
Application number
JP30337391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshioka
宏 吉岡
Shinichi Hayashi
眞一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームおよびカバーガラスによって筐体を
構成するイメージセンサにおいて、画像形成上問題とな
る接着剤の筐体内への流入を防止する。 【構成】 筐体を構成するカバーガラス3とフレーム1
との接着面に溝14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像情報処理装置等
に用いて好適なイメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のいわゆる密着型といわれるイメー
ジセンサの構造は、図4に示されるとおり、筐体を第1
フレーム1、第2フレーム2およびカバーガラス3で構
成している。第1フレーム1は、側面長手方向に対し2
分割するような形で空間部が設けられ、第1空間部1A
には受光素子アレイ4にカバーガラス3上の原稿5の読
み取り位置5Aの像を結像させるための光学系(結像素
子アレイ,例えば短焦点の屈折率分布型ロッドレンズア
レイ)6が固定されている。
【0003】また、第1空間部1Aの横(図4では左
側)には第2空間部1Bが設けられ、ここには原稿5の
読み取り位置5Aを照射するための光源7が取り付けら
れている。光源7の光8はカバーガラス3に載置された
原稿5の読み取り位置5Aを正確に照射しなければなら
ず、そのため、第2空間部1Bには傾斜部が設けられ、
この傾斜を利用して光源7を取り付けることで、光源7
の光8が読み取り位置5Aを照射するようになってい
る。
【0004】光学系6と受光素子アレイ4との間には、
第1フレーム1をくりぬく形で光路であるスリット9が
形成され、したがって、光源7の光8により照射された
原稿5の読み取り位置5Aの像は、光学系6を介し、ス
リット9を通って受光素子アレイ4上で結像し、ここで
光電変換が行われる。
【0005】一方、受光素子アレイ4は、電気信号を送
るための基板10上の、スリット9を通して原稿読み取
り位置5Aの像が正確に結像するような位置に設けら
れ、受光素子4と基板10は、スリット9の下側に設け
られた第1フレーム1の第3空間部1Cに保持されると
ともに、第2フレーム2により支持される。
【0006】また、イメージセンサの筐体を構成するに
ついては、カバーガラス3と第1フレーム1とは接着剤
により接着面11A,11Bで固定されるとともに、第
1フレーム1と第2フレーム2とは連結部材12によ
り、第1フレーム1と連結部材12とが第2フレーム2
をはさみ込む形で結像される。なお、13は、第1フレ
ーム1の角部接着面11A,11Bに隣接して設けられ
たカバーガラス3のはめ込みマージン用の溝である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来構造のイメージセンサにあっては、筐体を構成する
第1フレーム1とカバーガラス3とを接着剤により接着
面11A,11Bで固定する際、接着剤が完全に固化す
る前に筐体内部に流入することがある。すると、光源7
より入射し、原稿読み取り位置5Aで反射した光8が流
入した接着剤により反射,屈折し、原稿読み取り位置の
像を受光素子アレイ4の受光部に正確に結像させること
ができないという問題を生じている。
【0008】また、第1フレーム1とカバーガラス3と
の接着面11A,11Bには、これに隣接して設けられ
たはめ込みマージン用の溝13があるから、ある程度接
着剤の流入はくいとめることはできるものの、これとは
別に、外部に浮遊するごみがこの隙間より筐体内部に取
り込まれ、これも乱反射の一因となって流入接着剤同様
の画像形成上の悪影響となっている。
【0009】本発明の目的は、かかる従来構造に起因す
る問題点を解消し、筐体内へは接着剤やごみが入り込ま
ないイメージセンサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、光電変換を行う受光素子と、この受光素
子にスリットを通して原稿の読み取り位置の像を結像さ
せる光学系と、前記原稿の読み取り位置を照射する光源
と、前記原稿に接するカバーガラスと、前記各部材が取
り付けられ、前記カバーガラスとともに筐体を構成する
フレームと、を具え、前記カバーガラスと前記フレーム
との接着面に溝を形成したこと、を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、フレームとカバーガラスとで
筐体を構成するにあたり、両部材の接着面に溝が形成さ
れているので、筐体内部に流入しようとする接着剤はこ
の溝に流れ込んで筐体内部へ入らないばかりか、両部材
の接着はより強固なものとなる。
【0012】
【実施例】以下、図面に示した実施例にもとずき本発明
のイメージセンサについて説明する。なお、従来技術と
同一部材には同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0013】図1および図2は本発明の第1実施例を示
すもので、筐体は第1フレーム1,第2フレーム2およ
びカバーガラス3で構成される。筐体内には、光電変換
を行うための直線状に配列された受光素子アレイ4と、
この受光素子アレイ4にスリット9を通して原稿読み取
り位置5Aの像を結像させるための光学系(短焦点結合
素子アレイ)6と、読み取り位置5Aを照射するための
光源(LEDユニット)7とがそれぞれ配置され、光源
7の光8により照射された原稿5の読み取り位置5Aの
像は、光学系6を介し、スリット9を通って受光素子4
上で結像し、ここで光電変換が行われるよう構成され
る。
【0014】第1フレーム1とカバーガラス3との接着
は、接着面に接着剤を塗布して行われるが、本実施例で
は第1フレーム1上の接着面11A,11B両側に、し
かも、長手方向全長にわたって溝14が形成され、固化
する前の接着剤が筐体内部へ侵入するのを防止してい
る。
【0015】図3は本発明の第2の実施例を示したもの
であり、第1の実施例と異なり、第1フレーム1上の接
着面11A,11Bのうちの一方11Aにのみ溝14が
形成されている。しかも、溝14は、第1フレーム1の
光路により近い接着面11Aが選択されている。したが
って、本実施例では溝14を設けなかった接着面11B
から固化する前の接着剤が筐体内に侵入する可能性はあ
るものの、光路8から比較的遠い位置にあるため、接着
剤流入に伴う画像読取への影響は無視し得るものであ
る。また、溝14を設けないことによって接着面11B
の幅を縮少できるので、装置の小型化にも寄与し得る。
【0016】なお、上記2つの実施例においては、溝1
4が長手方向全長に渡って形成されている場合を説明し
たが、溝14を第1フレーム1の接着面11A,11B
に形成する目的は、接着に際し余分な接着剤が筐体内に
侵入するのを防止し、溝14で確実に吸収することにあ
る。したがって、溝14は長手方向全長に渡って設ける
必要もないし、形状および深さ,位置等については接着
剤の侵入を防止するという観点から適宜選択し得るもの
である。
【0017】
【発明の効果】以上、実施例にもとずいて詳細に説明し
たように、本発明によれば、カバーガラスとフレームと
で筐体を構成するにあたり、その接着面に溝が形成され
ているから、組立ての際に使用する接着剤の筐体内への
侵入を防止することができる。
【0018】また、溝の形成により接着剤の筐体内への
侵入を防止できる結果、筐体内へ外部に浮遊するごみが
隙間より侵入するのも防止される。
【0019】したがって、原稿の読み取りに関し、筐体
内に流入した接着剤による反射,屈折,および侵入した
ごみによる乱反射の影響をうけず、原稿読み取り位置の
像を正確に受光素子へ結像することができるため、鮮明
な読取画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す上面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】従来構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1フレーム 2 第2フレーム 3 カバーガラス 4 受光素子アレイ 5 原稿 5A 原稿の読み取り位置 6 光学系(結像素子アレイ) 7 光源 9 スリット 11A,11B 接着面 14 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換を行う受光素子と、 この受光素子にスリットを通して原稿の読み取り位置の
    像を結像させる光学系と、 前記原稿の読み取り位置を照射する光源と、 前記原稿に接するカバーガラスと、 前記各部材が取り付けられ、前記カバーガラスとともに
    筐体を構成するフレームと、を具え、 前記カバーガラスと前記フレームとの接着面に溝を形成
    したこと、 を特徴とするイメージセンサ。
JP30337391A 1991-11-19 1991-11-19 イメージセンサ Pending JPH05145697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30337391A JPH05145697A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 イメージセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30337391A JPH05145697A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 イメージセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05145697A true JPH05145697A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17920222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30337391A Pending JPH05145697A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 イメージセンサ

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JP (1) JPH05145697A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003084210A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Lecteur d'image
JP2009147586A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Rohm Co Ltd 画像読取装置および画像読取装置の製造方法
JP2009165110A (ja) * 2007-12-13 2009-07-23 Rohm Co Ltd 画像読取装置
KR20150077267A (ko) * 2013-12-27 2015-07-07 파나소닉 디바이스 썬크스 주식회사 변위 센서

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