JPH05143561A - 複合計算機システム - Google Patents

複合計算機システム

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JPH05143561A
JPH05143561A JP30048391A JP30048391A JPH05143561A JP H05143561 A JPH05143561 A JP H05143561A JP 30048391 A JP30048391 A JP 30048391A JP 30048391 A JP30048391 A JP 30048391A JP H05143561 A JPH05143561 A JP H05143561A
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JP
Japan
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memory
computer
bus
adapter
data
Prior art date
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Application number
JP30048391A
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English (en)
Inventor
Kaoru Abe
薫 阿部
Hiroshi Okamoto
弘 岡本
Yasushi Sekine
泰 関根
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、高性能で小型な複合計算機シス
テムを構成するために高速なデータ転送ときめ細かなデ
ータ転送を少ないハードウェアで実現することを可能と
するものである。 【構成】 第一の計算機1と第二の計算機6を、それぞ
れのメモリバス12及び13に直結したバスアダプタ1
6及び17で結合した。このバスアダプタ16及び17
は基本的にメモリバス側に対するリクエスト機構で構成
されたバーストアクセス機構とランダムアクセス機構を
内蔵しそれぞれの動作を独立に行う。 【効果】 ハードウェア量の小さなバスアダプタ16及
び17がメモリバスに直結しているのでデータ転送を高
速にかつきめ細かく行うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の計算機を結合
した複合計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の複合計算機システムの一例
を示す。この図において、1は第一の計算機(図中略
称、計算機Aと称する)、2は第一の計算機の基本処理
装置(図中同様にBPUと称する)、3は第一の計算機
のメモリ、4は第一の計算機のチャネルアダプタ(図
中、IOPと称する)、5は第一の計算機のチャネル装
置、6は第二の計算機(図中略称、計算機Bと称す
る)、7は第二の計算機の基本処理装置(図中同様にB
PUと称する)、8は第二の計算機のメモリ、9は第二
の計算機のチャネルアダプタ(図中、IOPと称す
る)、10は第二の計算機のチャネル装置、12は第一
の計算機のメモリバス、13は第二の計算機のメモリバ
ス、14は第一の計算機のチャネルバス、15は第二の
計算機のチャネルバスである。
【0003】次に動作について説明する。今、計算機B
が計算機Aのメモリの内容を参照する動作をする場合を
考える。計算機Bにおいて、チャネルアダプタ9は基本
処理装置7からの割込などによって起動されるとプログ
ラムにしたがって動作を開始する。このプログラムに
は、計算機Aのメモリを参照するという動作内容、転送
すべき元のメモリ3上の先頭アドレス、転送サイズ、転
送先のメモリ8上のアドレスなどが記述されている。こ
のとき、チャネルアダプタ9は計算機Aのメモリを参照
するという動作内容を理解して、チャネルアダプタ9自
身の下に接続されているチャネルバス15が空くのをを
待ってチャネル装置10にプログラムの内容に従ったコ
マンドを送出する。即ち計算機Aのメモリを参照すると
いう動作内容、転送すべき元のメモリ3上の先頭アドレ
ス、転送サイズ、転送先のメモリ8上の先頭アドレスと
いったものである。チャネル装置10はそれらのコマン
ドを受け取ると、通信路11を通じて計算機Aのチャネ
ル装置5に同様の内容のコマンドを送る。するとチャネ
ル装置5はチャネルバス14が空くのを待ってチャネル
アダプタ4に対しリクエストを発行しメモリ3の内容を
参照するリクエストが来ている旨を知らせる。チャネル
アダプタ4は、その内容、即ち転送すべき元のメモリ3
上の先頭アドレス、転送サイズに従って順次メモリ3を
アクセスしその内容をチャネル装置5に転送する。チャ
ネル装置5は、順次受け取った内容を通信路11を通じ
てチャネル装置10に送り、チャネル装置10はチャネ
ルアダプタ9にチャネル装置5より受け取った内容をお
くる。しかる後にチャネルアダプタ9はチャネル装置1
0より受け取った内容を順次メモリ8上に転送する。チ
ャネルアダプタ9は全ての転送を終了したとき基本処理
装置7に対して割込を発生し、基本処理装置7はこの割
込処理により計算機Aのメモリからの転送を終了したこ
とを知ったのちにメモリ8にアクセスし等価的に計算機
Aのメモリ3の内容を参照する。ここで、この例で示す
チャネルアダプタ及びチャネル装置はその動作効率を実
用的なものとするために、バーストモードのアクセス形
態をとらざるを得ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合計算機シス
テムは以上のように構成されているので、各部でのコマ
ンドやデータ転送のオーバヘッドが大きいために実際に
メモリの内容参照を開始できるまでに、非常に時間がか
かりまたその転送形態がいわゆるバーストモードである
ために、フラグ制御の様な数バイト程度の小さな転送/
参照を繰り返すといったきめ細かなアクセスが非常に不
得手であるというなどの問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、データ転送のオーバヘッドを
小さくするとともに、きめ細かなメモリアクセスを少な
いハードウェアで実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る複合計
算機システムは、チャネルバスではなく、メモリバスに
直接接続されるアダプタによって結合されているもので
ある。
【0007】また、第2の発明に係る複合計算機システ
ムのアダプタは、たとえば、少なくともバーストアクセ
ス機構とランダムアクセス機構の両方を独立に搭載して
いる。
【0008】また、第3の発明に係る複合計算機システ
ムのアダプタは、バーストアクセス機構とランダムアク
セス機構の両方とも計算機内メモリバス側と計算機外側
とのデータ転送を双方向で実現しているが、このバース
トアクセス機構とランダムアクセス機構の両方とも基本
的に計算機外側からメモリバスへのリクエストを行うと
いう単方向の回路構成をとることによりハードウェア量
を大幅に削減している。
【0009】
【作用】第1の発明における複合計算機システムは、互
いに他方のメモリ内容をそれぞれのメモリバスに直接接
続されたアダプタを通じて基本処理装置からのリード/
ライトで参照/変更する。このアダプタは、基本処理装
置からコマンドをライトされることによりチャネル装置
のようなバーストモードのアクセス動作を可能としてい
るので従来の形態どおりの大量のデータ転送も効率良く
行うことが可能で、またメモリバスに直結されているの
で従来のものに比べオーバヘッドを少なく出来、また一
般にチャネルバスより高速なメモリバスをアクセスする
ために転送速度を大幅に向上することが出来る。
【0010】第2の発明における複合計算機システムの
アダプタはその内部構成として、たとえば、バーストア
クセス機構とランダムアクセス機構等の2以上の動作手
段を独立に搭載しているので、例えば大量のデータをバ
ーストモードで転送中に計算機間でプログラムの同期制
御を行うためのメモリを用いたフラグ操作を行うと云っ
た、並列動作が可能である。
【0011】第3の発明における複合計算機システムの
アダプタはその内部構成として独立に持っているバース
トアクセス機構とランダムアクセス機構のどちらも自己
の計算機から他の計算機のメモリバスにリクエストを出
す事のみを基本とする構造を持っており、自己の計算機
内のメモリバス側からアダプタへのリクエストはコマン
ドとして受付て動作する事により、見かけ上双方向のデ
ータ転送の機能を実現しているため、ハードウェア量を
大幅に削減することが出来る。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下に本発明の一実施例の複合計算機システ
ムを図について説明する。図1において、1は第一の計
算機(図中略称、計算機Aと称する)、2は第一の計算
機の基本処理装置(図中同様にBPUと称する)、3は
第一の計算機のメモリ、16は第一の計算機の本発明に
係るバスアダプタ(図中、アダプタと称する)、6は第
二の計算機(図中略称、計算機Bと称する)、7は第二
の計算機の基本処理装置(図中同様にBPUと称す
る)、8は第二の計算機のメモリ、17は第二の計算機
の本発明に係るバスアダプタ(図中、アダプタと称す
る)、12は第一の計算機のメモリバス、13は第二の
計算機のメモリバス、4は第一の計算機のチャネルアダ
プタ(図中、IOPと称する)、9は第二の計算機のチ
ャネルアダプタ(図中、IOPと称する)である。
【0013】図2は、本発明に係るバスアダプタの構成
概略図である。図について説明する。20はメモリバス
のクロックに基づいてメモリバス側のプロトコルを制御
するためのメモリバス側の制御回路(図中、制御回路M
と称する)、22は通信路上のクロックに基づいて通信
路上でのプロトコルを制御するための制御回路(図中、
制御回路Cと称する)、21はメモリバス側と通信路側
が位相の異なるクロックで動作しているのでこれを同期
化するための同期化回路、23は実際にメモリバスとの
バーストモード動作を行うに当ってのデータパスを包含
するバーストアクセス機構、24はメモリバスとのラン
ダムアクセス動作を行うに当ってのデータパスを包含す
るランダムアクセス機構であり、バーストアクセス機構
23とランダムアクセス機構24はメモリバス側制御回
路20及び通信路側制御回路22の制御のもとで動作す
る。このように、バーストアクセス機構23とランダム
アクセス機構24は分離された構成となっている。
【0014】図3(a)はバスアダプタ中のバーストア
クセス機構の構成概略図であり、30はメモリバスにリ
クエストを出す際のメモリアドレスを保持するメモリア
ドレスレジスタ、31はバーストモードのリクエストア
ドレスを順次生成するためのアドレスアダー、32はア
ドレスアダーの入力セレクタ、33はメモリバスへのバ
ーストモードアクセスの先頭アドレスを保持するバース
トモードベースアドレスレジスタ、34はメモリバスへ
バーストモードライトアクセスするためのデータを通信
路側から順次キューイングするためのライトFIFO、
35はメモリバスからのバーストモードのレスポンスを
順次キューイングするためのリードFIFOである。
【0015】図3(b)はバスアダプタ中のランダムア
クセス機構の構成概略図であり、36はメモリバスにリ
クエストを出す際のメモリアドレスを保持するメモリア
ドレスレジスタ、37はランダムモードのリクエストア
ドレスを加算生成するためのアドレスアダー、38はリ
クエストアドレス生成のためのベースアドレスレジス
タ、39はリクエストアドレス生成のためのオフセット
アドレスレジスタ、40はライトリクエストのためのデ
ータを保持するライトデータレジスタ、41はメモリバ
スからのリードレスポンスを保持するリードデータレジ
スタである。
【0016】次に動作について説明する。 (1)まず、第二の計算機即ち計算機Bのメモリ上8へ
第一の計算機即ち計算機Aのメモリ3の内容をバースト
モードで転送する場合を考える。基本処理装置7は、メ
モリ8上にバスアダプタ17がいかなる動作をすべきか
を示すプログラムを生成する。ここには、メモリ3から
転送されてくるデータが格納されるメモリ8のアドレ
ス、サイズ、バーストリードであることなどが書かれて
いる。ここまでは従来例と同様である。次いで基本処理
装置7は、メモリ3上の転送すべきデータの転送サイ
ズ、メモリ8の先頭アドレス、及びバーストモードのリ
ード動作を行う旨のコマンドをバスアダプタ17に対し
て発行する。バスアダプタ17はこれら一連のコマンド
群をコマンドデータとしてリードデータレジスタ41に
取り込む。ここで、本来レスポンスデータを保持するレ
ジスタがコマンドレジスタとして逆方向のリクエストに
対して作用する点に注意されたい。バスアダプタ17は
次いで、通信路をアクセスして計算機Aのバスアダプタ
16のバーストモードベースアドレスレジスタ33に先
ほどバスアダプタ17のレジスタ41に取り込んだ先頭
アドレスをセットする。この際図2における制御回路C
22ではバーストモードのリード動作を行う旨のコマン
ドが検知され、ただちにバスアダプタ16はメモリ3に
対してリードリクエストを発行する。バスアダプタ16
はアドレスアダー31を用いて順次リクエストアドレス
を生成し必要なだけのリードデータをリードFIFO3
5に取り込む。この連続リード動作は必要なだけの転送
サイズを転送し終るかリードFIFO35がいっぱいに
なるか何等かの異常が検知されるまで続けられる。最初
のリードレスポンスが返ってくるとバスアダプタ16は
直ちにリードFIFO35からリードデータを取りだし
通信路をアクセスしてバスアダプタ17へデータを送出
する。すると、バスアダプタ17は順次送られてくるデ
ータをライトFIFO34に取り込み次いでメモリ8へ
順次転送する。このデータ送出の動作はバスアダプタ1
6のリードFIFO35が空になるか、バスアダプタ1
7のFIFO34がいっぱいになるか、転送すべき全て
のデータを転送し終るか、何等かの異常が検知されるま
で行われる。バスアダプタ17は転送が終了した時点で
基本処理装置7へ割込などによって転送を終了したこと
を知らせ、基本処理装置7はその知らせをもってメモリ
8の内容を参照するなどの動作は従来例と同様である。
ここで、バーストモードの転送においてランダムアクセ
ス機構も一部用いるがコマンドの送受にのみ用いている
ので転送の主たる部分には用いられておらず殆どの期間
でランダムアクセス機構はフリーである。
【0017】(2)次に、第二の計算機即ち計算機Bの
メモリ8上の内容を第一の計算機即ち計算機Aのメモリ
3上へバーストモードで転送する場合を考える。基本処
理装置7は、メモリ8上にバスアダプタ17がいかなる
動作をすべきかを示すプログラムを生成する。ここに
は、メモリ3上へ転送すべきデータが格納されているメ
モリ8のアドレス、サイズ、ライトバースト動作である
ことなどが書かれている。ここまでは、従来例と同様で
ある。次いで、基本処理装置7はメモリ8上の転送すべ
きデータの転送サイズ、先頭アドレス、及びバーストモ
ードのライト動作を行う旨のコマンドをバスアダプタ1
7に対して発行する。バスアダプタ17はこれら一連の
コマンド群をコマンドデータとしてリードデータレジス
タ41に取り込む。バスアダプタ17は次いで、通信路
をアクセスして計算機Aのバスアダプタ16のバースト
モードベースアドレスレジスタ33に先ほどバスアダプ
タ17のレジスタ41に取り込んだ先頭アドレスをセッ
トする。この際図2における制御回路C22ではバース
トモードのライト動作を行う旨のコマンドが検知され、
バスアダプタ16はバスアダプタ17からデータが転送
されてくるのを待つ。一方、バスアダプタ17はメモリ
8上のプログラムにしたがってメモリ8上の転送すべき
データを図3(a)におけるリードFIFO35に取り
込み通信路をアクセスし、バスアダプタ16へ送出す
る。バスアダプタ16はバスアダプタ17から転送され
てくるデータを順次ライトFIFO34に取り込みメモ
リ3上のアドレスを順次生成しメモリ3上へ転送する。
この、メモリ3上へのリクエスト動作、及び転送終了条
件、形態などは前述の(1)と同様である。上記
(1)、(2)ともバスアダプタはメモリバスに対して
マスタとして動作する。
【0018】(3)次に、第二の計算機即ち計算機Bの
基本処理装置7が直接第一の計算機即ち計算機Aのメモ
リ3の内容をリードする場合を考える。基本処理装置7
は、まずメモリ3上のリードアドレスを生成するための
ベースアドレスをコマンドとしてバスアダプタ17に対
して発行する。このコマンドの処理は図3(b)におけ
る、データレジスタ41を経由して計算機Aのバスアダ
プタ16のベースアドレスレジスタ38にセットされ
る。次いで、基本処理装置7はバスアダプタ18に対し
ビット数の小さなオフセットアドレスとともにリードリ
クエストを発行する。バスアダプタ17はそのリクエス
トを受け取りバスアダプタ16に対し送出するが、この
際オフセットアドレスはビット数が小さいためデータレ
ジスタではなく制御データとして図2における制御回路
M20に取り込まれ処理される。このときデータレジス
タ41は使用されないことに注意されたい。次いで、バ
スアダプタ17は通信路をアクセスし計算機Aのバスア
ダプタ16のオフセットアドレスレジスタ39(図3
(b)参照)にオフセットアドレスをセットする。バス
アダプタ16はこれをもって計算機Aのメモリ3にリー
ドリクエストを発行しリードレスポンスを得てデータレ
ジスタ41に取り込む。しかる後にバスアダプタ16は
通信路をアクセスし計算機Bのバスアダプタ17にこの
データを返送してくる。バスアダプタ17はこのデータ
をレスポンスとして基本処理装置7に返送する。このよ
うに、ランダムモードのアクセスの場合は、バーストア
クセス機構は全く用いず、従って通信路の競合制御を適
度に行うことによりバーストモードの転送を行っている
ときにもランダムモードのアクセスが可能である。
【0019】(4)次に、第二の計算機即ち計算機Bの
基本処理装置7が直接第一の計算機即ち計算機Aのメモ
リ3上へデータをライトする場合を考える。基本処理装
置7は、まずメモリ3上のライトアドレスを生成するた
めのベースアドレスをコマンドとしてバスアダプタ17
に対して発行する。このコマンドの処理は図3(b)に
おける、データレジスタ41を経由して計算機Aのバス
アダプタ16のベースアドレスレジスタ38にセットさ
れる。次いで、基本処理装置7はバスアダプタ18に対
しビット数の小さなオフセットアドレスとともにライト
リクエストを発行する。バスアダプタ17はそのリクエ
ストを受け取りバスアダプタ16に対し送出するが、こ
の際オフセットアドレスはビット数が小さいためデータ
レジスタではなく制御データとして図2における制御回
路M20に取り込まれ処理される。このときデータレジ
スタ41にはライトデータが格納される。次いで、バス
アダプタ17は通信路をアクセスし計算機Aのバスアダ
プタ16のオフセットアドレスレジスタ39(図3
(b)参照)にオフセットアドレスを、またライトデー
タをライトデータレジスタ40にセットする。バスアダ
プタ16はこれをもって計算機Aのメモリ3にライトリ
クエストを発行し、メモリライトを行う。上記(3)、
(4)ともバスアダプタ17はメモリバス13に対して
はバススレーブとして動作し、バスアダプタ16はメモ
リバス12に対してはバスマスタとして動作する。
【0020】以上、この実施例では、異なったシャーシ
に実装される計算機内のメモリが接続されている(メモ
リバス)バスを、直接アダプタで結合されたことを特徴
とする複合計算機システムを説明した。また、異なった
シャーシに実装される計算機内のメモリが接続されてい
るバス(メモリバス)を直接結合するアダプタが、バー
スト動作モードとランダムアクセスモードの2つの動作
モードを持つことを特徴とする複合計算機システムを説
明した。また、異なったシャーシに実装される計算機内
のメモリが接続されているバス(メモリバス)を直接結
合するアダプタのバースト動作機構とランダムアクセス
機構の両方が独立に動作できるように構成されたことを
特徴とする複合計算機システムを説明した。また、異な
ったシャーシに実装される計算機内のメモリが接続され
ているバス(メモリバス)を直接結合するアダプタが、
メモリバス側とシャーシ外との双方向の転送機能を少な
いハードウェアで実現したことを特徴とする複合計算機
システムを説明した。
【0021】実施例2.なお、上記実施例では、ランダ
ムアクセス機構のベースアドレスレジスタが1つの場合
を示したが、複数個持たせることによって複数のタスク
などによるさらに効率のよいメモリ空間のアクセスが可
能である。
【0022】実施例3.又、上記実施例では、バスアダ
プタがバーストモードの動作を行うに当って、自己のメ
モリ空間即ちバスアダプタ17がメモリ8をアクセスす
る場合及びバスアダプタ16がメモリ3をアクセスする
場合に、バスアダプタはそれぞれのメモリに書かれたプ
ログラムにしたがって動作しているが、これらのプログ
ラムはそれぞれの基本処理装置即ちバスアダプタ17に
対しては基本処理装置7及びバスアダプタ16に対して
は基本処理装置2が直接コマンドとして与えてもよい。
【0023】実施例4.又、上記実施例では、バースト
モードのアドレス生成にアドレスアダーを用いて増分値
(図中inc_valと示されている)に従ったアドレ
スを加算によって生成しているがこの部分はカウンタを
用いて生成してもよく、増分値が一定の場合にはさらに
ハードウェア量を削減することが可能である。
【0024】実施例5.又、上記実施例では、バースト
モードアクセスとランダムアクセスモードを動作手段の
例としたが、シリアルモードアクセス、パケットモード
アクセス等の他の動作手段であってもよく、2つ以上の
動作手段がある場合でもかまわない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば複合
計算機システムを、メモリバスに直接接続されるバスア
ダプタの結合で構成したために、データ転送のオーバヘ
ッドが少なく高速にデータ転送が可能である。
【0026】又、第2の発明によるバスアダプタは、バ
ーストモードアクセスとランダムアクセス等の少なくと
も2以上の動作手段が独立かつ並列に動作出来るために
複数のタスクでこのバスアダプタを共有できるのでシス
テム性能を格段に向上することが可能である。
【0027】又、第3の発明によるバスアダプタは、機
能面では双方向のリクエストを実現しているが、データ
レジスタの使い方を工夫することによりハードウェアと
してはメモリバス側へのリクエスト機構を基本とするデ
ータパスのみを持っているのでより少ないハードウェア
で高機能な複合計算機システムを構成することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による複合計算機システムを
示す概略構成図である。
【図2】この発明の実施例による複合計算機システムの
バスアダプタを示す構成概略図である。
【図3】この発明の実施例による複合計算機システムの
バスアダプタのバーストアクセス機構を示す構成概略
図、及び、この発明の実施例による複合計算機システム
のバスアダプタのランダムアクセス機構を示す構成概略
図である。
【図4】従来例の複合計算機システムを示す構成概略図
である。
【符号の説明】
1 第一の計算機 2 基本処理装置 3 メモリ 4 チャネルアダプタ 5 チャネル装置 6 第二の計算機 7 基本処理装置 8 メモリ 9 チャネルアダプタ 10 チャネル装置 11 通信路 12 メモリバス 13 メモリバス 14 チャネルバス 14 チャネルバス 20 メモリバス側制御回路 21 同期化回路 22 通信路側制御回路 23 バーストアクセス機構 24 ランダムアクセス機構 30 メモリアドレスレジスタ 31 アドレスアダー 32 セレクタ 33 ベースアドレスレジスタ 34 ライトデータFIFO 35 リードデータFIFO 36 メモリアドレスレジスタ 37 アドレスアダー 38 ベースアドレスレジスタ 39 オフセットアドレスレジスタ 40 ライトデータレジスタ 41 リードデータレジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する複合計算機システム (a)メモリが接続されるメモリバスを有する第1と第
    2の計算機、(b)第1と第2の計算機のメモリバスを
    結合するアダプタ手段。
  2. 【請求項2】 前記アダプタ手段は、少なくとも2つの
    動作手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    複合計算機システム。
  3. 【請求項3】 前記アダプタ手段は、計算機からのアク
    セスをコマンドとして受けつけ、計算機へのアクセスを
    アクセスされる計算機のメモリバスのリクエストで実行
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の複
    合計算機システム。
JP30048391A 1991-11-15 1991-11-15 複合計算機システム Pending JPH05143561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5733384B2 (ja) * 2011-02-24 2015-06-10 富士通株式会社 情報処理装置

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JPS63276137A (ja) * 1987-05-07 1988-11-14 Nec Corp 遠隔保守診断方式

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