JPH05143390A - トレース装置 - Google Patents
トレース装置Info
- Publication number
- JPH05143390A JPH05143390A JP3302072A JP30207291A JPH05143390A JP H05143390 A JPH05143390 A JP H05143390A JP 3302072 A JP3302072 A JP 3302072A JP 30207291 A JP30207291 A JP 30207291A JP H05143390 A JPH05143390 A JP H05143390A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プログラム命令の実行順序を確認するトレー
ス装置において、任意の出力契機で必要な実行情報を限
定し、出力して、より正確に命令の実行順序を確認す
る。 【構成】 命令の実行順序が確認されるプログラム１０
０の出力契機１１，１２に実行情報収集手段１を実装す
る。実行情報指定手段４で、実行情報とその出力契機で
出力するか否かの情報を持つ、収集情報テーブル１０が
作成され、プログラム１００の命令実行時に実行情報収
集手段１の実行情報限定手段２で参照し、その出力契機
で出力する実行情報を限定し、収集する。収集された実
行情報は、実行情報出力手段３で論理ボリューム３００
に出力される。
ス装置において、任意の出力契機で必要な実行情報を限
定し、出力して、より正確に命令の実行順序を確認す
る。 【構成】 命令の実行順序が確認されるプログラム１０
０の出力契機１１，１２に実行情報収集手段１を実装す
る。実行情報指定手段４で、実行情報とその出力契機で
出力するか否かの情報を持つ、収集情報テーブル１０が
作成され、プログラム１００の命令実行時に実行情報収
集手段１の実行情報限定手段２で参照し、その出力契機
で出力する実行情報を限定し、収集する。収集された実
行情報は、実行情報出力手段３で論理ボリューム３００
に出力される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムの命令が実
行されたときの領域の内容や分岐命令の情報等の実行情
報を出力することにより、命令の実行順序に誤りがない
かどうかを確認するトレース装置に関する。
行されたときの領域の内容や分岐命令の情報等の実行情
報を出力することにより、命令の実行順序に誤りがない
かどうかを確認するトレース装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のトレース装置で出力される実行情
報は、その出力契機、内容が固定に設定されていた。
報は、その出力契機、内容が固定に設定されていた。
【０００３】また、任意の場所で実行情報を収集する場
合はプログラムのロジックを意識して実行情報の出力を
設定し、設定された箇所で収集される情報は、少なくと
も設定箇所毎に固定であった。
合はプログラムのロジックを意識して実行情報の出力を
設定し、設定された箇所で収集される情報は、少なくと
も設定箇所毎に固定であった。
【０００４】実行情報の出力制御方法はプログラム全体
での制御で、例えば、テスト時の実行情報を出力するか
本番時の実行情報を出力するか等の指定が取られている
が、出力契機毎に出力情報の指定をする方法はなかっ
た。
での制御で、例えば、テスト時の実行情報を出力するか
本番時の実行情報を出力するか等の指定が取られている
が、出力契機毎に出力情報の指定をする方法はなかっ
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トレース装置では、出力契機で出力する固定に設定され
た実行情報以外の情報を収集したい場合に、プログラム
ロジックを意識して、新たに実行情報の出力を設定しな
ければならず、プログラム自体の変更あるいは再コンパ
イルをすることもしばしば発生した。そのため、プログ
ラムの変更に伴う誤動作の作り込みの危険性があった。
トレース装置では、出力契機で出力する固定に設定され
た実行情報以外の情報を収集したい場合に、プログラム
ロジックを意識して、新たに実行情報の出力を設定しな
ければならず、プログラム自体の変更あるいは再コンパ
イルをすることもしばしば発生した。そのため、プログ
ラムの変更に伴う誤動作の作り込みの危険性があった。
【０００６】また、実行情報の限定は、プログラム全体
での指定だけで、出力契機毎に必要な実行情報のみを限
定して出力することができないため、不必要な情報が大
量に出力されることになり、実行順序を追跡するために
多大な工数を要していた。
での指定だけで、出力契機毎に必要な実行情報のみを限
定して出力することができないため、不必要な情報が大
量に出力されることになり、実行順序を追跡するために
多大な工数を要していた。
【０００７】本発明の目的は、プログラム命令に実行順
序を確認するトレース装置において、任意の出力契機で
必要な実行情報を限定し、出力して、より正確に命令の
実行順序を確認することにある。
序を確認するトレース装置において、任意の出力契機で
必要な実行情報を限定し、出力して、より正確に命令の
実行順序を確認することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のトレース装置
は、実行情報を出力することにより、命令の実行順序に
誤りがないかどうかを確認するトレース機能において、
出力契機毎に出力する実行情報とその実行情報を出力す
るか否かの情報を指定する実行情報指定手段と、指定さ
れた情報を保持する収集情報テーブルと、出力契機にお
いて、前記テーブル内の収集情報を参照し、指定された
実行情報だけを出力する実行情報限定手段と、収集した
実行情報を出力する実行情報出力手段と、任意の出力契
機で任意の実行情報を収集することを可能とする実行情
報収集手段とを含むことを特徴とする。
は、実行情報を出力することにより、命令の実行順序に
誤りがないかどうかを確認するトレース機能において、
出力契機毎に出力する実行情報とその実行情報を出力す
るか否かの情報を指定する実行情報指定手段と、指定さ
れた情報を保持する収集情報テーブルと、出力契機にお
いて、前記テーブル内の収集情報を参照し、指定された
実行情報だけを出力する実行情報限定手段と、収集した
実行情報を出力する実行情報出力手段と、任意の出力契
機で任意の実行情報を収集することを可能とする実行情
報収集手段とを含むことを特徴とする。
【０００９】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示す構成例であ
る。
る。
【００１１】図１を参照すると、本実施例は、トレース
装置により、図示しない記憶手段に格納された実行順序
が確認されるプログラム１００と、実行順序を確認する
ための実行情報を出力するトレース機能２００と、実行
情報を出力する少なくとも１つの論理ボリューム３００
から構成される。さらに、トレース機能２００は、実行
情報収集手段１と、実行情報限定手段２と実行情報出力
手段３と実行情報指定手段４、及び実行情報指定手段４
により作成され、実行限定手段２で参照される収集情報
を格納する収集情報テーブル１０とを有する。
装置により、図示しない記憶手段に格納された実行順序
が確認されるプログラム１００と、実行順序を確認する
ための実行情報を出力するトレース機能２００と、実行
情報を出力する少なくとも１つの論理ボリューム３００
から構成される。さらに、トレース機能２００は、実行
情報収集手段１と、実行情報限定手段２と実行情報出力
手段３と実行情報指定手段４、及び実行情報指定手段４
により作成され、実行限定手段２で参照される収集情報
を格納する収集情報テーブル１０とを有する。
【００１２】プログラム１００には、実行情報を収集す
る出力契機１１，１２が設定されている。
る出力契機１１，１２が設定されている。
【００１３】表１は、図１に示す収集情報テーブル１０
の情報格納構成例を示す。
の情報格納構成例を示す。
【００１４】図２は、図１に示す実行情報限定手段の処
理の一例を示すフローチャートである。
理の一例を示すフローチャートである。
【００１５】
【表１】表 １
【００１６】
【表２】表 ２ 例えば、プログラム１００実行時にトレース装置を起動
させ出力契機１１と出力契機１２で実行情報を出力する
場合、始めに、出力契機１１で実行情報を出力する前
に、実行情報指定手段４で収集情報テーブル１０を作成
する。
させ出力契機１１と出力契機１２で実行情報を出力する
場合、始めに、出力契機１１で実行情報を出力する前
に、実行情報指定手段４で収集情報テーブル１０を作成
する。
【００１７】収集情報テーブル１０の方式としては、出
力契機毎に実行情報を決定し、プログラムの実行命令、
実行情報等によって出力するか否かの情報を付加する、
表１に示す構成例と、予め、固定的に実行情報を決定
し、出力契機にあわせて出力するか否かの情報を付加す
る、表２に示す構成例等がある。
力契機毎に実行情報を決定し、プログラムの実行命令、
実行情報等によって出力するか否かの情報を付加する、
表１に示す構成例と、予め、固定的に実行情報を決定
し、出力契機にあわせて出力するか否かの情報を付加す
る、表２に示す構成例等がある。
【００１８】ここでは、表１に示す構成例を用いて説明
する。
する。
【００１９】収集情報テーブル１０の作成後、出力契機
１１の実行情報を格納する。出力契機１１で収集する実
行情報Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄを順に格納し、今回のトレースで
出力する実行情報には“○”を、出力しない実行情報に
は“×”を格納する。
１１の実行情報を格納する。出力契機１１で収集する実
行情報Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄを順に格納し、今回のトレースで
出力する実行情報には“○”を、出力しない実行情報に
は“×”を格納する。
【００２０】出力契機１１で実行情報を出力するため
に、プログラム内の出力契機１１に埋め込まれた実行情
報収集手段１の実行情報限定手段２で収集情報テーブル
１０を参照する。
に、プログラム内の出力契機１１に埋め込まれた実行情
報収集手段１の実行情報限定手段２で収集情報テーブル
１０を参照する。
【００２１】図２に示す処理３０より出力契機に実行情
報があるか否かを判断する。実行情報がある場合は、処
理３１より実行情報が“○”か否かを判断し、“○”の
場合は、実行情報収集処理３２を行う。出力契機に対す
る実行情報がある間、処理３０の処理を繰り返す。
報があるか否かを判断する。実行情報がある場合は、処
理３１より実行情報が“○”か否かを判断し、“○”の
場合は、実行情報収集処理３２を行う。出力契機に対す
る実行情報がある間、処理３０の処理を繰り返す。
【００２２】実行情報収集手段１で限定収集された実行
情報を実行情報出力手段３で論理ボリューム３００に出
力する。
情報を実行情報出力手段３で論理ボリューム３００に出
力する。
【００２３】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、実行
情報を出力することにより、命令の実行順序を確認する
トレース装置において、任意の出力契機で必要な実行情
報のみ出力することが可能となり、より正確に命令の実
行順序を確認することができる。
情報を出力することにより、命令の実行順序を確認する
トレース装置において、任意の出力契機で必要な実行情
報のみ出力することが可能となり、より正確に命令の実
行順序を確認することができる。
【００２４】また、実行情報を限定することにより、出
力量の削減ができ、実行情報を出力する論理ボリューム
を効率的に使用できる。
力量の削減ができ、実行情報を出力する論理ボリューム
を効率的に使用できる。
【００２５】また、出力する実行情報をプログラムの変
更なしに変えることが可能となり、プログラム変更に伴
う誤動作を作り込むことがなくなる。
更なしに変えることが可能となり、プログラム変更に伴
う誤動作を作り込むことがなくなる。
【図１】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図２】図１に示す実行情報収集手段の処理の例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
１ 実行情報収集手段 ２ 実行情報限定手段 ３ 実行情報出力手段 ４ 実行情報指定手段 １０ 収集情報テーブル １１，１２ 出力契機 １００ プログラム ２００ トレース装置 ３００ 論理ボリューム
Claims (1)
- 【請求項１】 プログラムの命令が実行されたときの領
域の内容や分岐命令の情報等の実行情報を出力すること
により、命令の実行順序に誤りがないかどうかを確認す
るトレース装置において、 出力契機毎に出力する実行情報とその実行情報を出力す
るか否かの情報を指定する実行情報指定手段と、 指定された情報を保持する収集情報テーブルと、 出力契機において、前記収集情報テーブル内の収集情報
を参照し、指定された実行情報だけを出力する実行情報
限定手段と、 収集した実行情報を出力する実行情報出力手段と、 任意の出力契機で任意の実行情報を収集することを可能
とする実行情報収集手段とを含むことを特徴とするトレ
ース装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302072A JPH05143390A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | トレース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302072A JPH05143390A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | トレース装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143390A true JPH05143390A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17904582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3302072A Pending JPH05143390A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | トレース装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05143390A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901283A (en) * | 1996-09-04 | 1999-05-04 | Mitsubishi Electric Semiconductor Software Co., Ltd | Microcomputer |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3302072A patent/JPH05143390A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901283A (en) * | 1996-09-04 | 1999-05-04 | Mitsubishi Electric Semiconductor Software Co., Ltd | Microcomputer |
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