JPH0514280A - 光周波数分割多重伝送装置 - Google Patents

光周波数分割多重伝送装置

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JPH0514280A
JPH0514280A JP3165360A JP16536091A JPH0514280A JP H0514280 A JPH0514280 A JP H0514280A JP 3165360 A JP3165360 A JP 3165360A JP 16536091 A JP16536091 A JP 16536091A JP H0514280 A JPH0514280 A JP H0514280A
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optical
frequency
signal
filter
frequency division
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JP3165360A
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Hideaki Tsushima
英明 対馬
Shinya Sasaki
慎也 佐々木
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Hitachi Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters

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Abstract

(57)【要約】 【目的】大容量の情報を1本の光ファイバにて送る光周
波数分割多重伝送装置に関し、送信光源の故障や光ファ
イバの断線などが発生しても光受信装置が安定に制御さ
れた局発周波数を有する光周波数分割多重伝送装置を実
現することにある。 【構成】光周波数分割多重送信装置及び光周波数分割多
重受信装置のそれぞれに周期的な光透過特性を有する光
フィルタを配置し、それぞれの光フィルタは絶対安定化
された基準光周波数にて安定化し、各光信号周波数は光
周波数分割多重送信装置に配置された光フィルタの周期
的な透過特性に、また、各局発周波数は光周波数分割多
重受信装置に配置された光フィルタの周期的な透過特性
にそれぞれ安定化することにより実現できる。 【効果】光信号周波数は光周波数分割多重送信装置に
て、また、局発周波数は光周波数分割多重受信装置にて
それぞれ独立に安定化されているため、送信光源の故障
や光ファイバの断線などの原因により光周波数分割多重
受信装置に光信号が入力しない場合でも、局発周波数は
安定に制御され続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大容量の情報を1本の
光ファイバにて送るために光周波数分割多重技術を利用
した光伝送装置に係る。
【0002】
【従来の技術】光周波数分割多重伝送装置(以下、周波
数分割多重をFDMと呼ぶ。但し、FDMはFrequency
division multiplexingの略)は通常複数(N台、Nは
1以上の自然数)の送信光源を有する光FDM送信装置
と、光FDM信号を伝送する光ファイバと、複数(N
台)のヘテロダイン光受信機を有する光FDM受信装置
とから構成されている。送信光源の周波数間隔は通常一
定値Dopに安定化されている。また、それぞれのヘテロ
ダイン光受信機(例えば第n番目、nは自然数で1≦n
≦N)は対応する送信側の光源(第n番目)から出力さ
れた光信号だけを受信している。光FDM伝送装置の従
来例については例えば文献アイ・イ−・イ−・イ−、フ
ォトニクステクノロジレタース、第2巻、ナンバー1
2、第914頁−第916頁(IEEE Photonics Technol
ogy Letters, vol.2, No.12, pp.914-916)等において
記述されている。従来の光FDM伝送装置では、受信し
ている光信号の中心周波数(以下、光信号周波数と略
記)の変動に追従するように局発光源の周波数(以下、
局発周波数と略記)を制御することにより、両者の差周
波数(以下、中間周波数と呼ぶ)を一定値fIFに安定化
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では中間周
波数が一定となるように局発周波数を制御していたた
め、送信光源の故障や光ファイバの断線などの原因によ
り光FDM受信装置に光信号が入力しくなると、局発周
波数の制御が不能となるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題は、光FDM送
信装置及び受信装置のそれぞれに周期的な光透過特性を
有する光フィルタを配置し、それぞれの光フィルタは絶
対安定化された基準光周波数にて安定化し、各光信号周
波数は光FDM送信装置に配置された光フィルタの周期
的な透過特性に、また、各局発周波数は光FDM受信装
置に配置された光フィルタの周期的な透過特性にそれぞ
れ安定化することにより実現できる。
【0005】本発明の目的は上記問題の解決すること、
即ち、送信光源の故障や光ファイバの断線などの原因に
より光FDM受信装置に光信号が入力しない場合であっ
ても、光FDM受信装置の局発周波数の制御が可能な光
FDM伝送装置を実現することにある。
【0006】
【作用】代表的な光フィルタとしてファブリペロ共振器
(以下、FP共振器と略記)を例に取る。FP共振器の
光透過特性は、共振器材料固有の屈折率n0と共振器長
Lとで決まる周期(通常FSRと呼ばれている。FSR
は Free Spectral Rangeの略)を有する。FSRの値は
c/2Ln0(但し、cは真空中での光速)で与えられ
ることが知られている。従って、Lとn0とを決めるこ
とによりFP共振器のFSRを自由に設計することがで
きる。
【0007】本発明では、光FDM送信装置および光F
DM受信装置にそれぞれ1個ずつのFP共振器(送信F
P共振器および受信FP共振器)を配置する。特に、送
信FP共振器および受信FP共振器のFSR(FSR1
およびFSR2)に次式を満足させると、本発明の装置
を単純な構成で実現することができる。
【0008】 FSR1=(1/m1)・Dop (但し、m1は自然数)…(式1) FSR2=(1/m2)・Dop (但し、m2は自然数)…(式2) FSR2=(1/k)・fIF (但し、kは自然数) …(式3) 上記3式を満足するFP共振器の透過特性の例を図2
(a)および(b)に示す。同図において、横軸は光周波数を
表しており、縦軸は光の電力密度およびFP共振器の透
過率を表している。破線はそれぞれのFP共振器の透過
特性を表している。同図(a)はFSR1=Dop(但し、
1=1)の場合を、また、同図(b)はFSR2=(1/
4)・Dop=fIF(但し、m2=4、k=1)の場合
を、それぞれ表している。
【0009】本発明ではさらにこれら二つのFP共振器
の透過特性を絶対安定化された基準光周波数F0に対し
てそれぞれ独立に安定化する。図2の例は、基準光周波
数F0において透過率がピークとなるように二つのFP
共振器を安定化した場合を示している。次に、このよう
に安定化されたFP共振器に対して光FDM送信装置で
はチャネル1、チャネル2、…、チャネルNの光信号周
波数を送信FP共振器の透過率がピークとなる各光周波
数に安定化する。この結果、チャネル1、チャネル2、
…、チャネルNの光信号周波数はそれぞれF0+Dop
0+2Dop、…、F0+NDopとなり、光信号周波数の
間隔はDopに安定化される。一方、光FDM受信装置で
は、チャネル1、チャネル2、…、チャネルNの光信号
をヘテロダイン検波するために用いる局発光1、局発光
2、…、局発光Nをそれぞれ受信FP共振器の透過特性
がピークとなる光周波数F0+Dop+fIF、F0+2Dop
+fIF、…、F0+NDop+fIFにDop間隔で安定化す
る。この結果、ある光信号周波数と対応する局発周波数
の周波数差はどのチャネルの場合もfIFとなる。従っ
て、チャネルnの光信号を局発光源(n)を有するヘテロ
ダイン検波器にて受信すると、得られる信号の中間周波
数は必ずfIFとなる。このとき光信号周波数と局発周波
数はそれぞれ独立に安定化されているので、光信号がヘ
テロダイン検波器に入力しなくても局発周波数は安定に
制御され続ける。
【0010】以上、本発明によれば、光信号周波数は光
FDM送信装置にて、また、局発周波数は光FDM受信
装置にてそれぞれ独立に安定化されているため、送信光
源の故障や光ファイバの断線などの原因により光FDM
受信装置に光信号が入力しくなっても、局発周波数は安
定に制御され続けるという効果を得る。
【0011】
【実施例】1.第1実施例 図1及び図2に本発明の第1実施例を示す。光FDM伝
送装置は、N個の情報信号(チャネル1信号−チャネル
N信号)を入力として光FDM信号を出力とする光FD
M送信装置(図1)と、光FDM信号を伝送する光ファ
イバ(図中1)と、光FDM信号を入力としてチャネル
1信号−チャネルN信号を出力とする光FDM受信装置
(図2)とから構成されている。各光信号に施される変
調方式としては、周波数偏移キーイング、振幅偏移キー
イング、および、位相偏移キーイング等が考えられる。
【0012】1.1 光FDM送信装置 光FDM送信装置は送信光フィルタと、送信光フィルタ
安定化装置(図中2)と、N台の光送信機(チャネル1
光送信機−チャネルN光送信機)(図中の3)と、N台
の光送信機から出力された光信号を合波して光FDM信
号を出力する光合波器と、光FDM信号を2分岐する光
カプラとから構成されている。
【0013】(1)送信光フィルタ安定化装置 まず初めに構成を説明する。送信光フィルタ安定化装置
の構成要素は、絶対安定化された基準光周波数F0を出
力する光周波数基準光源と、光源から出力された光に周
波数f0で周波数変調を施す光周波数変調器と、周波数
変調された光と光FDM信号とを合波して送信ファブリ
ペロ共振器(透過特性は図3(a)の破線で示されてい
る)に入力する光カプラと、送信ファブリペロ共振器か
ら出力した光を電気信号に変換して検出信号を得るフォ
トダイオードと、検出信号から周波数f0の信号成分を
抽出する帯域通過フィルタ(図中のBPF、中心周波数
0)と、抽出信号と発振器からの信号(周波数f0)と
を掛算する掛算器と、掛算された信号の中から誤差信号
を抽出する低域通過フィルタ(図中のLPF、遮断周波
数fLPF、fLPF≪f0)と、誤差信号により送信ファブ
リペロ共振器の温度を制御する温度制御回路である。光
周波数基準光源は、例えば、文献アイ・イ−・イ−・イ
−、フォトニクステクノロジレタース、第1巻、ナンバ
ー6、第140頁−第141頁(IEEE Photonics Techn
ology Letters, vol.1, No.6, pp.140-141)等において
記述されている構成にて実現できる。光周波数変調器
は、電気光学効果を有するリチウムナイオベイト等を用
いて実現することができる。また、送信FP共振器は、
例えば、合成石英やBK−7等の材料を用いて実現する
ことができる。これらの材料は温度変化に対して零でな
い膨張率を有するため、その温度を変化することにより
共振器の長さを制御することができる。
【0014】次に動作原理を説明する。図4には、基準
光源から出力された周波数F0の光を用いて送信FP共
振器を安定化する場合に各部で得られる信号の波形を示
す。図4(a)には、光周波数変調器に印加する周波数
0の電圧信号を示す。電圧印加の結果、光周波数変調
器の出力として周波数変調を受けた光信号(中心周波数
0、周波数偏移±ΔF、ΔF≪Dop/2)を得ること
ができる(同図(b))。この光信号を、図3(a)に
示すような透過特性を有する送信FP共振器に入力し
て、その出力をフォトダイオードで検出すると、図4
(c)に示すような検出信号を得ることができる。この
ような波形が得られるのは、送信FP共振器が周波数F
0において透過率のピークを有しており、周波数変調信
号の光周波数がF0に一致する毎に送信FP共振器から
出力する光のパワーが極大になるためである。この時、
検出信号の変動の周波数は2f0となる。従って、この
検出信号は帯域通過フィルタによって除去される。この
結果、低域通過フィルタから出力する誤差信号は零とな
り、温度制御回路は送信FP共振器の温度を変化させる
ことなく一定に保つ。即ち、送信FP共振器の透過率が
ピークとなる周波数はF0に安定化され続ける。ところ
が、送信FP共振器の透過特性が変動して周波数F0
ΔFにおいて透過率のピークを有するようになると、検
出信号は図4(d)に示すような波形となる。この検出
信号は周波数f0を有しており、帯域通過フィルタを通
過する。発振器からの信号(周波数f0)を掛算してや
ると周波数が零近傍(直流近傍)の正の信号を発生す
る。この信号を低域通過フィルタに入力すると正の誤差
信号が出力される。この誤差信号により、送信FP共振
器の透過率がピークとなる周波数をF0+ΔFからF0
戻すように温度制御回路が動作する。一方、送信FP共
振器の透過特性が変動して周波数F0−ΔFにおいて透
過率のピークを有するようになると、検出信号は図4
(e)に示すような波形(周波数はf0であるが、
(d)の場合に比較して位相180度ずれている)とな
り、負の誤差信号を得る。この結果、温度制御回路は同
図(d)の場合とは逆の方向に動作し、送信FP共振器
の透過率がピークとなる周波数をF0−ΔFからF0に戻
す。以上より、図1に示す送信ファブリペロ共振器安定
化装置により、送信FP共振器の透過特性は周波数F0
においてピークを有するように制御される。なお、送信
FP共振器には基準光周波数F0のほかに光FDM信号
も入力しているが、光FDM信号を構成する各光信号の
伝送速度に比較して周波数f0を十分に大きくとれば、
光FDM信号の影響は帯域通過フィルタ(中心周波数f
0)により除去できる。即ち、光FDM信号が送信FP
共振器に入力していても図4に示したと同様の信号を得
ることができる。
【0015】(2)光送信機 上記送信FP共振器に対して各送信光源の周波数を安定
化するための装置の構成例を図1の光送信機として示
す。光送信機は、送信光源と、加算器と、光信号周波数
安定化回路とから構成されている。各チャネルの光送信
機は同様の構成を有している。なお、チャネルn光送信
機内の送信光源を送信光源(n)と呼ぶものとする。本構
成では光FDM信号を上記光カプラ経由で上記送信FP
共振器に入力する。送信FP共振器の透過率がピークと
なる周波数と各光信号周波数との対応関係は図3(a)
に示す通りである。フォトダイオードから出力された検
出信号は分岐されて各チャネル光送信機内の光信号周波
数安定化回路に分配される。検出信号にはすべての送信
光源の周波数揺らぎの情報が含まれている。このため、
例えばチャネル1の光送信機では、検出信号に対してチ
ャネル1信号を掛算して相関をとることにより、チャネ
ル1の送信光源の周波数揺らぎの情報(相関信号)だけ
を抽出している。相関信号はさらに低域通過フィルタ
(図中のLPF、遮断周波数fLPF、fLPF≪各信号の伝
送速度f0)により高域成分が除去され、誤差信号とし
て出力される。誤差信号はチャネル1信号およびバイア
ス信号と加算されて送信光源(1)に注入される。誤差
信号は、送信光源(1)の光周波数が送信FP共振器の
透過率がピークとなる周波数F0+Dopに安定化される
ような極性で注入される。同様の動作により、他のチャ
ネルの送信光源(2)−(N)はそれぞれ対応する送信
FP共振器の透過率ピークに安定化される。即ち、チャ
ネル1、チャネル2、…、チャネルN光信号周波数はそ
れぞれF0+Dop、F0+2Dop、…、F0+NDopに安
定化される。なお、上記安定化方法の原理については例
えば文献、エレクトロニクスレタース、第23巻、ナン
バー14、第750頁から第752(Electronics Lett
ers vol.23, No.14, pp.750-752)にて記述されてい
る。
【0016】1.2 光FDM受信装置 図2に受信側の装置構成例を示している。光FDM受信
装置は、受信光フィルタと、受信光フィルタ安定化装置
(図中6)と、N台のヘテロダイン光受信器(チャネル
1ヘテロダイン光受信器−チャネルNヘテロダイン光受
信器)(図中7)と、光FDM信号をN台のヘテロダイ
ン光受信器に分波する光分波器とから構成されている。
【0017】(1)受信光フィルタ安定化装置 受信光フィルタ安定化装置の動作は光FDM送信装置内
の送信ファブリペロ共振器安定化装置と同一のである。
送信ファブリペロ共振器安定化装置に光合波器を加えた
構成となっているのは、各ヘテロダイン光受信機から出
力された局発光を合波して受信ファブリペロ共振器に入
力するためである。光合波器としてはマッハツェンダ型
光フィルタやスターカプラを用いることができる。
【0018】(2)ヘテロダイン光受信機 まず初めに構成について説明する。チャネル1ヘテロダ
イン光受信機を例として構成を説明する。チャネル1ヘ
テロダイン光受信機の構成要素は、加算器の出力により
駆動され、且つ、光周波数F0+Dop+fIFの局発光を
出力する局発光源と、局発光を分岐する光カプラと、光
カプラの一方の出力を用いて光信号を受信して基底帯域
信号を出力する偏波ダイバシティ光受信機と、偏波ダイ
バシティ光受信機から出力される信号からチャネル1信
号を識別再生する識別再生回路と、上記受信ファブリペ
ロ共振器安定化装置で得られた検出信号から誤差信号を
得る局発周波数安定化回路である。さらに、局発周波数
安定化回路の構成要素は、上記検出信号から周波数f1
の成分を抽出する帯域通過フィルタ(BPF、中心周波
数f1)と、正弦波信号を出力する発振器(周波数は帯
域通過フィルタの中心周波数と同じでf1)と、抽出信
号と正弦波信号とを掛算する掛算器と、掛算された信号
の中から誤差信号を抽出する低域通過フィルタ(LP
F、遮断周波数fLPF、fLPF≪f1)と、誤差信号と正
弦波信号とバイアス信号とを加算する加算器である。各
チャネルのヘテロダイン光受信機は同様の構成を有して
いる。但し、発振器の周波数および帯域通過フィルタの
中心周波数はチャネル1、チャネル2、…、チャネルN
に対してf1、f2、…、fNでありチャネル毎に異なっ
ている(f1≠f2≠…≠fN≠f0)。また、チャネルn
ヘテロダイン光受信機内の局発光源を局発光源(n)と呼
ぶものとする。上記偏波ダイバシティ光受信機は例えば
文献、アイ・イー・イー・イー、ジャーナル オブ ラ
イトウェーブ テクノロジー、第エルティー5巻、ナン
バー2、第274頁から第276頁(IEEE,Journal of
Lightwave Technology, vol.LT-5, no.2, pp.274-276)
において記述されている構成にて実現できる。
【0019】次に動作原理を説明する。ヘテロダイン光
受信機では、チャネル1、チャネル2、…、チャネルN
の局発光源(局発光源(1)−局発光源(N))の光周
波数を受信FP共振器の対応するピーク透過率周波数
(F0+Dop+fIF、F0+Dop+2fIF、…、F0+D
op+NfIF)に安定化するために、局発光源を微小な正
弦波電流にて周波数変調する。チャネル1、チャネル
2、…、チャネルNそれぞれに対して変調周波数f1
2、…、fN(f1≠f2≠…≠fN≠f0)を割り当て
る。チャネル1ヘテロダイン光受信機を例にとって安定
化の動作を説明する。図5は各部の信号波形を示す。同
図(a)は、変調電流の波形を示いる。変調の結果、周
波数F0+Dop+fIFを中心として周波数変調を受けた
光信号を得ることができる(同図(b))。この光信号
を、図1(b)破線で示すような透過特性を有する受信
FP共振器に入力して、その出力をフォトダイオードで
検出すると、図5(c)に示すような検出信号を得るこ
とができる。このような波形が得られるのは、受信FP
共振器が周波数F0+Dop+fIFにおいて透過率のピー
クを有しており、周波数変調信号の光周波数がF0+D
op+fIFに一致する毎に受信FP共振器から出力する光
のパワーが極大になるためである。この時、検出信号の
変動の周波数は2f1となる。従って、この検出信号は
帯域通過フィルタによって除去される。この結果、低域
通過フィルタから出力する誤差信号は零となり、局発光
源(1)の周波数は一定に保たれる。ところが、局発光
源(1)の周波数が変動して中心周波数がF0+Dop
IF−ΔFとなると、検出信号は図5(d)に示すよう
な波形となる。この検出信号は周波数f1を有してお
り、帯域通過フィルタを通過し、発振器からの信号(周
波数f1)との掛算により周波数が零近傍(直流近傍)
の正の信号を発生する。この結果、低域通過フィルタか
らは正の誤差信号が出力される。この誤差信号により、
局発光源(1)の周波数はF0+Dop+fIFに戻され
る。一方、局発光源(1)の周波数が変動して中心周波
数がF0+Dop+fIF+ΔFとなると、検出信号は図5
(e)に示すような波形となり、負の誤差信号を得る。
この結果、局発光源(1) の周波数はF0+Dop+fIF
ΔFからF0+Dop+fIFに戻される。なお、受信FP
共振器には局発光源(1)からの光のほかに、他の局発
光源(2)−(N)からの光等も入力しているが、それ
ぞれの光は異なる周波数にて周波数変調されているた
め、各ヘテロダイン光受信機が有する帯域通過フィルタ
(BPF)により自身の局発光源周波数の揺らぎの情報
だけを抽出できる。即ち、他の光が受信FP共振器に入
力していても図5に示したと同様の波形の信号を得るこ
とができる。以上より、ヘテロダイン光受信機のチャネ
ル1、チャネル2、…、チャネルNの局発光源の光周波
数はそれぞれF0+Dop+fIF、F0+2Dop+fIF
…、F0+NDop+fIFに安定化される。
【0020】1.3 光FDM伝送装置 以上より、図1の構成の光FDM伝送装置により、チャ
ネルn(1≦n≦N)の光信号をチャネルnヘテロダイ
ン光受信機にて受信すると、得られる信号の中間周波数
は必ずfIFとなる。このとき光信号周波数と局発周波数
はそれぞれ独立に安定化されているので、光信号がヘテ
ロダイン検波器に入力しなくても局発周波数は安定に制
御され続けるという効果を得る。
【0021】2.第2実施例 図6には光FDM受信装置の第2実施例の構成を示す。
第2実施例は、第1実施例の光FDM受信装置を情報分
配型光FDM伝送システム用に改良したものである。光
FDM送信装置(構成は図1の場合と同じ)にて得られ
た光FDM信号は異なる光ファイバを経由して異なる場
所に配置されたチューナブルな光FDM受信装置に分配
される。光FDM受信装置では、送られてきた光FDM
信号の中から希望する光信号を1チャネル選んで受信す
る。受信する光信号のチャネルを切り替えるために局発
光源の周波数を切り替える必要があり、受信装置側には
チューナブルなヘテロダイン光受信機が設置されてい
る。
【0022】本実施例の光FDM受信装置は、受信光フ
ィルタと、受信光フィルタ安定化装置と、チューナブル
ヘテロダイン光受信機(図中11)とから構成されてい
る。受信光フィルタ安定化装置の構成は図6に10とし
て示した通りであり、第1実施例の装置6から光カプラ
を取り除いた構成に等しい。これは、本光受信装置が局
発光源を1台のみ有しているためである。受信ファブリ
ペロ共振器を基準光周波数F0 に安定化する方法も第1
実施例の場合と同様である。
【0023】本実施例の第1実施例との違いは、受信す
る光信号のチャネルに応じて局発光源の周波数を切り替
える点にある。図6の11にはチューナブルヘテロダイ
ン光受信機の構成を示す。図2のヘテロダイン光受信機
7に光チューナ13を加えた構成となっているほか、局
発周波数安定化回路12にはスイッチ14が付加されて
いる。光チューナは周波数f1の信号成分を除去する低
域通過フィルタ(LPF、遮断周波数f1´、f1´<f
1)と、局発周波数切り替え時に検出信号として発生す
るパルス数をカウントするパルスカウンタと、カウント
されたパルス数とチャネル切り替え時に発生するはずの
パルス数(リクエストされるチャネルにより異なる)と
を比較する比較器と、比較器の出力に応じてチューナブ
ル局発光源の周波数制御およびスイッチのオン/オフを
行うコントローラとから構成されている。スイッチがオ
ン状態の場合、局発周波数は受信FP共振器のあるピー
ク透過率周波数に安定化されるが、オフ状態の場合には
安定化されない。以下、この光チューナの動作を図7及
び図8を用いて説明する。例として、チャネル1からチ
ャネルNに切り替える場合を考える。図7には、受信F
P共振器の透過特性と周波数切り替え前後の局発周波数
の配置を示す。受信FP共振器の透過特性は第1実施例
の場合と同一であり、基準光周波数F0 において透過率
がピークとなるように特性が安定化されている。同図で
は受信信号をチャネル1からチャネルNに切り替えるた
めに局発周波数をF0+Dop+fIFからF0+NDop+f
IFに切り替えている。周波数F0+Dop+fIFからF0
NDop+fIFの間には、受信FP共振器が4(N−1)
−1個の透過率ピークを有している(但し、起点と終点
の周波数における透過率ピークは除く)。この結果、受
信FP共振器から出力される検出信号には、局発周波数
が透過率ピークを通過する度にパルスが発生する。パル
ス発生とスイッチのオン/オフ状態および局発周波数と
の対応関係を図8に示す。同図(a)は、スイッチがオ
ン状態であるかオフ状態かを示す図である。チャネル1
を受信している状態でチャネルNに切り替えたいという
チャネルリクエスト信号が光チューナに入力すると、ス
イッチをオフ状態としてピーク透過率周波数への局発周
波数安定化を中止する。次に同図(b)に示すように、
局発周波数をF0+Dop+fIFからF0+NDop+fIF
向かってい掃引する。掃引の過程で検出信号には同図
(c)に示すようなパルスが発生する。パルスカウンタ
は発生したパルス数をカウントし、パルス数が4(N−
1)−1個となった次のパルスで局発周波数の掃引を停
止し、再びスイッチをオン状態にして局発周波数をF0
+NDop+fIFにある受信FP共振器のピーク透過率周
波数に安定化する。チャネルNの光信号周波数はF0
NDopであるので、ヘテロダイン検波して得られる信号
の中間周波数はfIFとなり、直ちにチャネルNの受信が
開始される(チューニング完了)。同様の原理により、
チャネル1、チャネル2、…、チャネル(N−1)を選
択しようとする場合、局発光源の光周波数はそれぞれF
0+Dop+fIF、F0+2Dop+fIF、…、F0+(N−
1)Dop+fIFに切り替えられた後に安定化され、直ち
に受信を開始することができる。ここで、局発周波数の
制御は光FDM受信装置内で行われているので、光FD
M信号が光受信装置に入力しなくても局発周波数は安定
に制御され続けるという効果を得る。さらに、光FDM
信号の中のあるチャネルが抜けていてもチューニング誤
りは発生しないという効果も得る。
【0024】3.伝送装置の接続の実施例 図9には本発明の伝送装置の接続例を表わす。同図
(a)は、Nチャネルの信号を伝送できる本発明の伝送
装置を2台縦続接続したものである。このような構成に
より、伝送装置を1台のみ使用した場合に比較して総伝
送距離を長くすることができる。さらに接続台数を増や
すことによっても(3以上)、また、光増幅機を光ファ
イバに接続することによっても、総伝送距離を長くする
ことができる。図9(b)は、Nチャネルの信号を伝送
できる本発明の伝送装置の後段に、mチャネル伝送でき
る伝送装置(チャネル1からチャネルmを伝送)と、
(N−m)チャネル伝送できる伝送装置(チャネルm+
1からチャネルNを伝送)とを接続したものである。こ
の構成によれば、Nチャネルを分割して1部分のチャネ
ルを異なる場所に伝送することができる。例えば、mチ
ャネル伝送できる伝送装置の光FDM受信装置と(N−
m)チャネル伝送できる伝送装置の光FDM受信装置を
異なる場所に配置すれば、チャネル1からチャネルmの
信号と、チャネルm+1からチャネルNの信号とは別の
場所に伝送される。チャネルの分割方法および分割数を
変えれば、伝送する場所の数を増加することもできる。
また、同図(b)の構成に同図(a)の構成を組み合わ
せれば、距離的に大きく離れた異なる場所に必要なチャ
ネルを分割して伝送することもできる。図9(c)に
は、本発明の第1実施例の伝送装置の後段に、第2実施
例の伝送装置を接続したものである。本構成によれば、
異なる複数の場所にNチャネルの信号を分配できる。さ
らに、図9の(a)、(b)および(c)の構成を組み
合わせれば、距離的に大きく離れた複数の場所に、Nチ
ャネルの信号を分配できる。なお、光増幅機を光ファイ
バに接続すれば伝送距離をさらに長くすることができ
る。また、図9(a)−(c)において、送信端の光F
DM送信装置と受信端の光FDM受信装置以外の光FD
M送信および受信装置の一部あるいはすべてを光増幅器
に置換すれば、光FDM伝送装置の構成をさらに単純化
できる。
【0025】4.他の実施例 なお、本発明は上記実施例に限定されない。例えば、送
信および受信のファブリペロ共振器は必ずしも、図3に
示すような透過特性を有する必要はない。その例を図1
0に示す。同図では、局発光1は送信ファブリペロ(F
P)共振器のピーク透過率周波数に、局発光2は透過率
がピーク値および極小値以外となる光周波数に、また、
局発光3は透過率が極小となる光周波数に安定化してい
る。FP共振器の透過率がピーク値および極小値以外と
なる光周波数への安定化は、誤差信号を零に近付けるよ
うに制御するのではなく、零でない基準電圧に近づくよ
うに制御すれば実現できる。また、透過率が極小となる
光周波数への安定化は、例えば、図2における受信光フ
ィルタ安定化装置の誤差信号の極性を反転してやること
により実現できる。即ち、送信装置及び受信装置内のF
P共振器の透過特性が基準光周波数により安定化され、
且つ、送信装置及び受信装置内の送信光源及び局発光源
の周波数がそれぞれの光フィルタの透過特性を基準とし
て安定化されていれば、上記実施例と同様の効果を得る
ことができる。また、光周波数基準光源の周波数は送信
装置と受信装置とで異なっていても、それぞれの周波数
が公知であれば上記実施例と同様の効果を得ることがで
きる。また、Nが1の場合、即ち、FDM伝送でない場
合にも同様の効果を得る。また、光信号周波数の間隔は
一定値でなくても同様の効果を得る。また、チャネル毎
に伝送速度が異なっていても良い。いずれにしても、ヘ
テロダイン光受信機にて得られる中間周波数が設計値に
略一致していれば良い。また、上記FP共振器のかわり
にマッハツェンダー型の光フィルタ等を用いても同様の
効果を得る。また、光FDM送信装置における光信号周
波数の安定化方法は、他の方法であっていも良い。例え
ば、光FDM受信装置と同様に周波数が異なる発振器と
帯域通過フィルタとを各光送信機内に設置して、光FD
M受信装置と同様の原理にて光信号周波数を安定化する
ことできる。結果として、例えば、図3に示されるよう
な光信号周波数が得られれば上記効果を得ることができ
る。また、光FDM送信装置および受信装置にて用いら
れている光合波器および光分波器は光スターカプラで
も、また、光合波・分波器と光スターカプラとを組み合
わせたものであっても良い。また、図3では信号周波数
および局発周波数はいずれもFP共振器の透過率がピー
クとなる周波数に安定化されているが、必ずしもピーク
となる周波数に安定化しなくても良い。例えば、透過率
が極小となる周波数でも良いし、透過率のピークと極小
値の間の適当な点でも良い。結果として、光信号周波数
と局発周波数の差が所望の中間周波数fIFに等しくなれ
ば良い。これは、基準光周波数とFP共振器の透過率と
の関係についても同様である。また、送信および受信光
フィルタ安定化装置では光周波数基準光源からの光に光
周波数変調器を用いて周波数変調を施しているが、光周
波数基準光源に直接変調をかけて周波数変調を施した光
を得ても良い。例えば、光周波数基準光源が半導体レー
ザである場合、半導体レーザに注入する電流を変調する
ことにより周波数変調された光が得られることは良く知
られている。光源を直接変調した場合の送信光フィルタ
安定化装置の構成例は図11に示してある。また、送信
側の光フィルタを光FDM送信装置内の光合波器と共用
しても良い。このような共用は、送信側の光フィルタと
してマッハツェンダ型の光フィルタを用いることにより
実現できる。共用した場合の光FDM送信装置の構成例
を図11に示す。送信光フィルタ安定化装置(図中の1
5)及び各光送信機の構成は図1の場合と同じである。
しかし、送信光フィルタ安定化装置内の光カプラは不要
となり、また、各光送信機からの出力光もマッハツェン
ダ型の光フィルタ(図中の16)に入力する。光フィル
タから出力される光FDM信号は2分岐されて、一方は
光ファイバに送出され、他方は、送信光フィルタ安定化
装置内のフォトダイオードに入力し、図1の場合と同じ
原理で各光信号周波数が安定化される。この構成によれ
ば、光FDM送信装置の構成を図1の場合よりも単純化
できる。同様に、光FDM受信装置においても、複数の
局発光を合波する合波器と受信側の光フィルタとを共用
することにより装置の構成を図2や図6の場合よりも単
純化できる。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明によれば、光信号周波数は
光FDM送信装置にて、また、局発周波数は光受信装置
にてそれぞれ独立に制御(安定化およびチューニング)
されているため、送信光源の故障や光ファイバの断線な
どの原因により光FDM受信装置に光信号が入力しない
場合でも、局発周波数は安定に制御され続けるという効
果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光FDM送信装置の第1実施例の構成図
【図2】光FDM受信装置の第1実施例の構成図
【図3】ファブリペロ共振器の透過特性および信号光と
局発光の周波数数配置
【図4】送信光ファイバ安定化装置内の各部における信
号波形を表わす図
【図5】チャネル1ヘテロダイン光受信機内の各部にお
ける信号波形を表わす図
【図6】光FDM受信装置の第2実施例の構成図
【図7】ファブリペロ共振器の透過特性および局発光の
周波数配置
【図8】パルス発生とスイッチのオン/オフ状態および
局発周波数との対応関係
【図9】本発明の伝送装置の接続例を表わす図
【図10】ファブリペロ共振器の透過特性および局発光
の周波数配置の他の例
【図11】光FDM送信装置の他の実施例の構成図
【符号の説明】
1…光ファイバ、2…送信光フィルタ安定化装置、3…
光送信機、4…送信ファブリペロ共振器、5…光信号周
波数安定化回路、6…受信光フィルタ安定化装置、7…
ヘテロダイン光受信機、8…受信ファブリペロ共振器、
9…局発周波数安定化回路、10…受信光フィルタ安定
化装置、11…チューナブルヘテロダイン光受信機、1
2…局発周波数安定化回路、13…光チューナ、14…
スイッチ、15…送信光フィルタ安定化装置、16…光
フィルタ。

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる波長の複数の光信号を周波数分割多
    重化して出力する光周波数分割多重送信装置と、該複数
    の光信号をそれぞれ受信する複数のヘテロダイン光受信
    機を有する光周波数分割多重受信装置とから構成される
    光周波数分割多重伝送装置において、該光周波数分割多
    重送信装置には周波数軸上で周期的な光透過特性を有す
    る第1光フィルタと、第1光フィルタの透過特性を安定
    化する第1光フィルタ安定化装置と、第1光フィルタの
    透過特性を基準にして該複数の光信号の中心周波数をそ
    れぞれ安定化する光信号周波数安定化回路とを設け、該
    光周波数分割多重受信装置には周波数軸上で周期的な光
    透過特性を有する第2光フィルタと、第2光フィルタの
    透過特性を安定化する第2光フィルタ安定化装置と、第
    2光フィルタの透過特性を基準にして該複数のヘテロダ
    イン光受信機がそれぞれ有する局発光源の周波数をそれ
    ぞれ安定化するための局発周波数安定化回路とを設け、
    上記安定化された複数の光信号の中心周波数と各光信号
    に対応する上記安定化された局発光源の周波数との差を
    各ヘテロダイン光受信機に最適な中間周波数に略一致さ
    せることを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記第1光フィルタが
    有する透過特性の周期1を上記光信号の中心周波数間隔
    の自然数分の1(1/自然数)に設定することを特徴と
    する光周波数分割多重伝送装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記第2光フィルタが
    有する透過特性の周期2を上記光信号の中心周波数間隔
    の自然数分の1(1/自然数)に設定することを特徴と
    する光周波数分割多重伝送装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、上記周期2を上記中間
    周波数の自然数分の1(1/自然数)に設定することを
    特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、上記第1光フィルタ安
    定化装置は、絶対安定化された基準光周波数を出力する
    第1光周波数基準光源と、この光源から出力された光に
    周波数f0で周波数変調を施す光周波数変調器と、周波
    数変調された光と上記光周波数分割多重信号とを合波し
    て上記第1光フィルタに入力する光カプラと、該光フィ
    ルタから出力した光を電気信号に変換して検出信号を得
    るフォトダイオードと、検出信号から周波数f0近傍の
    信号成分を抽出する帯域通過フィルタと、周波数f0
    正弦波信号を出力する発振器と、該抽出信号と該正弦波
    信号とを掛算する掛算器と、掛算された信号の中から誤
    差信号を抽出する低域通過フィルタ(遮断周波数
    LPF、fLPF≪f0)と、誤差信号により上記第1光フ
    ィルタの温度を制御する温度制御回路とから構成されて
    いることを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、上記第2光フィルタ安
    定化装置は、絶対安定化された基準光周波数を出力する
    第2光周波数基準光源と、光源から出力された光に周波
    数f0で周波数変調を施す光周波数変調器と、上記複数
    の局発光を合波するスターカプラと、周波数変調された
    光と該合波された局発光とを合波して上記第2光フィル
    タに入力する光カプラと、該光フィルタから出力した光
    を電気信号に変換して検出信号を得るフォトダイオード
    と、検出信号から周波数f0の信号成分を抽出する帯域
    通過フィルタと、周波数f0の正弦波信号を出力する発
    振器と、抽出信号と該正弦波信号とを掛算する掛算器
    と、掛算された信号の中から誤差信号を抽出する低域通
    過フィルタ(遮断周波数fLPF、fLPF≪f0)と、誤差
    信号により第2光フィルタの温度を制御する温度制御回
    路とから構成されていることを特徴とする光周波数分割
    多重伝送装置。
  7. 【請求項7】請求項5における第1光周波数基準光源の
    光周波数と請求項6における第2光周波数基準光源の光
    周波数とを一致させることを特徴とする光周波数分割多
    重伝送装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、上記第1光フィルタが
    有する透過特性の周期1を上記光信号の中心周波数間隔
    の自然数分の1(1/自然数)に設定し、上記第2光フ
    ィルタが有する透過特性の周期2を上記光信号の中心周
    波数間隔の自然数分の1(1/自然数)に設定し、上記
    周期2を上記中間周波数の自然数分の1(1/自然数)
    に設定することを特徴とする光周波数分割多重伝送装
    置。
  9. 【請求項9】請求項8において、上記光周波数基準光源
    の光周波数と、上記第1光フィルタの透過特性が極大あ
    るいは極小となる周波数と、上記第2光フィルタの透過
    特性が極大あるいは極小となる周波数とを一致させるこ
    とを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  10. 【請求項10】請求項8において、上記第1光フィルタ
    の透過特性が極大あるいは極小となる光周波数に上記該
    複数の光信号の中心周波数をそれぞれ該光信号周波数安
    定化回路により安定化し、上記第2光フィルタの透過特
    性が極大あるいは極小となる周波数に上記複数のヘテロ
    ダイン光受信機がそれぞれ有する局発光源の周波数をそ
    れぞれ該局発周波数安定化回路により安定化することを
    特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  11. 【請求項11】請求項8において、上記光周波数基準光
    源の光周波数と、上記第1光フィルタの透過特性が極大
    あるいは極小となる周波数と、上記第2光フィルタの透
    過特性が極大あるいは極小となる周波数とを一致させ、
    且つ、上記第1光フィルタの透過特性が極大あるいは極
    小となる異なる光周波数に上記該複数の光信号の中心周
    波数をそれぞれ該光信号周波数安定化回路により安定化
    し、上記第2光フィルタの透過特性が極大あるいは極小
    となる周波数に上記複数のヘテロダイン光受信機がそれ
    ぞれ有する局発光源の周波数をそれぞれ該局発周波数安
    定化回路により安定化することを特徴とする光周波数分
    割多重伝送装置。
  12. 【請求項12】請求項1において、上記第1光フィルタ
    および第2光フィルタとして、ファブリペロ光共振器を
    用いることを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  13. 【請求項13】請求項1において、上記第1光フィルタ
    および第2光フィルタとして、マッハツェンダ型光フィ
    ルタを用いることを特徴とする光周波数分割多重伝送装
    置。
  14. 【請求項14】請求項5において、上記光信号周波数安
    定化回路は、光周波数分割多重送信装置に入力する情報
    信号と上記検出信号とを掛算する掛算器と、掛算された
    信号の中から誤差信号を抽出する低域通過フィルタとか
    ら構成されることを特徴とする光周波数分割多重伝送装
    置。
  15. 【請求項15】請求項6において、上記局発周波数安定
    化回路は、上記検出信号から周波数f1の成分を抽出す
    る帯域通過フィルタと、正弦波信号を出力する発振器
    (周波数f1)と、抽出信号と正弦波信号とを掛算する
    掛算器と、掛算された信号の中から誤差信号を抽出する
    低域通過フィルタ(遮断周波数fLPF、fLPF≪f1
    と、誤差信号と正弦波信号バイアス信号とを加算する加
    算器とから構成されていることを特徴とする光周波数分
    割多重伝送装置。
  16. 【請求項16】請求項15において、上記複数のヘテロ
    ダイン光受信機がそれぞれ有する局発周波数安定化回路
    内の発振器の周波数はそれぞれ異なることを特徴とする
    光周波数分割多重伝送装置。
  17. 【請求項17】請求項1において、上記ヘテロダイン光
    受信機は、上記局発周波数安定化回路と、上記局発光源
    と、局発光を分岐する光カプラと、該光カプラの一方の
    出力を用いて光信号を受信して基底帯域信号を出力する
    偏波ダイバシティ光受信機と、偏波ダイバシティ光受信
    機から出力される信号から情報信号を識別再生する識別
    再生回路とから構成されていることを特徴とする光周波
    数分割多重伝送装置。
  18. 【請求項18】請求項17において、上記偏波ダイバシ
    ティ光受信機は、光信号を水平偏波および垂直偏波光信
    号に分離する偏波分離器と、上記局発光を第1および第
    2の局発光に分岐する光カプラと、第1局発光を用いて
    水平偏波光信号をヘテロダイン検波する第1バランスド
    レシーバと、第1バランスドレシーバから出力される第
    1中間周波信号を第1基底帯域信号に変換する第1復調
    回路と、第2局発光を用いて垂直偏波光信号をヘテロダ
    イン検波する第2バランスドレシーバと、第2バランス
    ドレシーバから出力される第2中間周波信号を第2基底
    帯域信号に変換する第2復調回路と、第1基底帯域信号
    と第2基底帯域信号とを加算して請求項17記載の基底
    帯域信号を出力する加算器とから構成されていることを
    特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  19. 【請求項19】請求項1記載の光周波数分割多重送信装
    置と、請求項1記載の光周波数分割多重受信装置とを光
    ファイバにて接続することを特徴とする光周波数分割多
    重伝送装置。
  20. 【請求項20】請求項19において、上記光ファイバに
    光増幅器を接続することを特徴とする光周波数分割多重
    伝送装置。
  21. 【請求項21】請求項1において、上記第1光フィルタ
    安定化装置は、絶対安定化された基準光周波数を中心と
    して周波数f0で周波数変調された光を出力する第1光
    周波数基準光源と、この光源から出力された光と上記光
    周波数分割多重信号とを合波して上記第1光フィルタに
    入力する光カプラと、該光フィルタから出力した光を電
    気信号に変換して検出信号を得るフォトダイオードと、
    検出信号から周波数f0近傍の信号成分を抽出する帯域
    通過フィルタと、周波数f0の正弦波信号を出力する発
    振器と、該抽出信号と該正弦波信号とを掛算する掛算器
    と、掛算された信号の中から誤差信号を抽出する低域通
    過フィルタ(遮断周波数fLPF、fLPF≪f0)と、誤差
    信号により上記第1光フィルタの温度を制御する温度制
    御回路とから構成されていることを特徴とする光周波数
    分割多重伝送装置。
  22. 【請求項22】請求項1において、上記第2光フィルタ
    安定化装置は、絶対安定化された基準光周波数を中心と
    して周波数f0で周波数変調された光を出力する第2光
    周波数基準光源と、上記複数の局発光を合波するスター
    カプラと、周波数変調された光と該合波された局発光と
    を合波して上記第2光フィルタに入力する光カプラと、
    該光フィルタから出力した光を電気信号に変換して検出
    信号を得るフォトダイオードと、検出信号から周波数f
    0の信号成分を抽出する帯域通過フィルタと、周波数f0
    の正弦波信号を出力する発振器と、抽出信号と該正弦波
    信号とを掛算する掛算器と、掛算された信号の中から誤
    差信号を抽出する低域通過フィルタ(遮断周波数
    LPF、fLPF≪f0)と、誤差信号により第2光フィル
    タの温度を制御する温度制御回路とから構成されている
    ことを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  23. 【請求項23】異なる波長の複数の光信号を周波数分割
    多重化して出力する光周波数分割多重送信装置と、該複
    数の光信号からひとつの光信号を選択受信するチューナ
    ブルなヘテロダイン光受信機を有する光周波数分割多重
    受信装置とから構成される光周波数分割多重伝送装置に
    おいて、該光周波数分割多重送信装置には周波数軸上で
    周期的な光透過特性を有する第1光フィルタと、第1光
    フィルタの透過特性を安定化する第1光フィルタ安定化
    装置と、第1光フィルタの透過特性を基準にして該複数
    の光信号の中心周波数をそれぞれ安定化する光信号周波
    数安定化回路とを設け、該光周波数分割多重受信装置に
    は周波数軸上で周期的な光透過特性を有する第2光フィ
    ルタと、第2光フィルタの透過特性を安定化する第2光
    フィルタ安定化装置と、第2光フィルタの透過特性を基
    準にして該ヘテロダイン光受信機が有するチューナブル
    な局発光源の周波数を安定化する局発光周波数安定化回
    路と、該局発光源の周波数をチューニングするための光
    チューナとを設け、上記安定化された複数の光信号の中
    心周波数と各光信号受信時の局発光源の周波数との差を
    ヘテロダイン光受信機に最適な中間周波数に略一致させ
    ることを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  24. 【請求項24】請求項23において、上記第1光フィル
    タ安定化装置は、絶対安定化された基準光周波数を出力
    する第1光周波数基準光源と、この光源から出力された
    光に周波数f0で周波数変調を施す光周波数変調器と、
    周波数変調された光と上記光周波数分割多重信号とを合
    波して上記第1光フィルタに入力する光カプラと、該光
    フィルタから出力した光を電気信号に変換して検出信号
    を得るフォトダイオードと、検出信号から周波数f0
    傍の信号成分を抽出する帯域通過フィルタと、周波数f
    0の正弦波信号を出力する発振器と、該抽出信号と該正
    弦波信号とを掛算する掛算器と、掛算された信号の中か
    ら誤差信号を抽出する低域通過フィルタ(遮断周波数f
    LPF、fLPF≪f0)と、誤差信号により上記第1光フィ
    ルタの温度を制御する温度制御回路とから構成されてい
    ることを特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  25. 【請求項25】請求項23において、上記第2光フィル
    タ安定化装置は、絶対安定化された基準光周波数を出力
    する第2光周波数基準光源と、光源から出力された光に
    周波数f0で周波数変調を施す光周波数変調器と、周波
    数変調された光と該局発光とを合波して上記第2光フィ
    ルタに入力する光カプラと、該光フィルタから出力した
    光を電気信号に変換して検出信号を得るフォトダイオー
    ドと、検出信号から周波数f0の信号成分を抽出する帯
    域通過フィルタと、周波数f0の正弦波信号を出力する
    発振器と、抽出信号と該正弦波信号とを掛算する掛算器
    と、掛算された信号の中から誤差信号を抽出する低域通
    過フィルタ(遮断周波数fLPF、fLPF≪f0)と、誤差
    信号により第2光フィルタの温度を制御する温度制御回
    路とから構成されていることを特徴とする光周波数分割
    多重伝送装置。
  26. 【請求項26】請求項24における第1光周波数基準光
    源の光周波数と請求項25における第2光周波数基準光
    源の光周波数とを一致させ、且つ、上記第1光フィルタ
    が有する透過特性の周期1を上記光信号の中心周波数間
    隔の自然数分の1(1/自然数)に設定し、上記第2光
    フィルタが有する透過特性の周期2を上記光信号の中心
    周波数間隔の自然数分の1(1/自然数)に設定し、上
    記周期2を上記中間周波数の自然数分の1(1/自然
    数)に設定することを特徴とする光周波数分割多重伝送
    装置。
  27. 【請求項27】請求項26において、上記光周波数基準
    光源の光周波数と、上記第1光フィルタの透過特性が極
    大あるいは極小となる周波数と、上記第2光フィルタの
    透過特性が極大あるいは極小となる周波数とを一致さ
    せ、且つ、上記第1光フィルタの透過特性が極大あるい
    は極小となる光周波数に上記該複数の光信号の中心周波
    数をそれぞれ該光信号周波数安定化回路により安定化
    し、上記第2光フィルタの透過特性が極大あるいは極小
    となる周波数に上記ヘテロダイン光受信機の局発光源の
    周波数を該局発周波数安定化回路により安定化すること
    を特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  28. 【請求項28】請求項25において、上記局発周波数安
    定化回路は、上記検出信号から周波数f1の成分を抽出
    する帯域通過フィルタと、正弦波信号を出力する発振器
    (周波数f1)と、抽出信号と正弦波信号とを掛算する
    掛算器と、掛算された信号の中から誤差信号を抽出する
    低域通過フィルタ(遮断周波数fLPF、fLPF≪f1
    と、誤差信号と正弦波信号バイアス信号とを加算する加
    算器とから構成されていることを特徴とする光周波数分
    割多重伝送装置。
  29. 【請求項29】請求項23において、上記ヘテロダイン
    光受信機は、上記局発周波数安定化回路と、上記チュー
    ナブルな局発光源と、局発光を分岐する光カプラと、該
    光カプラの一方の出力を用いて光信号を受信して基底帯
    域信号を出力する偏波ダイバシティ光受信機と、偏波ダ
    イバシティ光受信機から出力される信号から情報信号を
    識別再生する識別再生回路とから構成されていることを
    特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  30. 【請求項30】請求項23において、上記局発光周波数
    安定化回路は、安定化の停止及び再開の切り替えを行う
    スイッチを内蔵することを特徴とする光周波数分割多重
    伝送装置。
  31. 【請求項31】請求項30において、上記光チューナ
    は、周波数f1の信号成分を除去する低域通過フィルタ
    と、局発周波数切り替え時に検出信号として発生するパ
    ルス数をカウントするパルスカウンタと、カウントされ
    たパルス数とチャネル切り替え時に発生する予定のパル
    ス数とを比較する比較器と、比較器の出力に応じて上記
    チューナブル局発光源の周波数制御および上記スイッチ
    の制御を行うコントローラとから構成されていることを
    特徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  32. 【請求項32】請求項23において、上記ヘテロダイン
    光受信機は、請求項30記載の局発周波数安定化回路
    と、請求項31記載の光チューナと、上記チューナブル
    局発光源と、局発光を分岐する光カプラと、該光カプラ
    の一方の出力を用いて光信号を受信して基底帯域信号を
    出力する偏波ダイバシティ光受信機と、偏波ダイバシテ
    ィ光受信機から出力される信号から情報信号を識別再生
    する識別再生回路とから構成されていることを特徴とす
    る光周波数分割多重伝送装置。
  33. 【請求項33】請求項23記載の光周波数分割多重送信
    装置と、請求項23記載の光周波数分割多重受信装置と
    を光ファイバにて接続することを特徴とする光周波数分
    割多重伝送装置。
  34. 【請求項34】請求項33において、上記光ファイバに
    光増幅器を接続することを特徴とする光周波数分割多重
    伝送装置。
  35. 【請求項35】複数Nチャネルの情報信号をそれぞれ光
    信号に変換するN台の光源と、該Nチャネルの光信号を
    合波して光周波数分割多重信号を出力する光合波器と、
    該光周波数分割多重信号を2分岐する光カプラと、該分
    岐光の一方を入力とし、且つ、周波数軸上で周期的な光
    透過特性を有する光フィルタと、光フィルタの透過特性
    を安定化する光フィルタ安定化装置と、光フィルタの透
    過特性を基準にして該Nチャネルの光信号の中心周波数
    をそれぞれ安定化するN台の光信号周波数安定化回路と
    から構成されることを特徴とする光周波数分割多重送信
    装置。
  36. 【請求項36】周波数分割多重化された複数Nチャネル
    の光信号を分離する光分波器と、該分離光信号をそれぞ
    れ受信して情報信号を再生する複数N台のヘテロダイン
    光受信機と、該複数N台のヘテロダイン光受信機がそれ
    ぞれ有する局発光源から出力する局発光を合波する光合
    波器と、該合波光を入力とし、且つ、周波数軸上で周期
    的な光透過特性を有する光フィルタと、光フィルタの透
    過特性を安定化する光フィルタ安定化装置と、光フィル
    タの透過特性を基準にして各局発光源の周波数をそれぞ
    れ安定化するためのN台局発周波数安定化回路とから構
    成されることを特徴とする光周波数分割多重受信装置。
  37. 【請求項37】周波数分割多重化された複数Nチャネル
    の光信号から1チャネルを選択受信するチューナブルな
    ヘテロダイン光受信機と、該ヘテロダイン光受信機が有
    するチューナブルな局発光源から出力する局発光を2分
    岐する光カプラと、該分岐光の一方を入力とし、且つ、
    周波数軸上で周期的な光透過特性を有する光フィルタ
    と、光フィルタの透過特性を安定化する光フィルタ安定
    化装置と、光フィルタの透過特性を基準にして該局発光
    源の周波数を安定化する局発光周波数安定化回路と、該
    局発光源の周波数をチューニングするための光チューナ
    とから構成されることを特徴とする光周波数分割多重受
    信装置。
  38. 【請求項38】複数Nチャネルの情報信号をそれぞれ光
    信号に変換するN台の光源と、該Nチャネルの光信号を
    合波して光周波数分割多重信号を出力し、且つ、周波数
    軸上で周期的な光透過特性を有する光フィルタと、該光
    周波数分割多重信号を2分岐する光カプラと、光フィル
    タの透過特性を安定化する光フィルタ安定化装置と、光
    フィルタの透過特性を基準にして該Nチャネルの光信号
    の中心周波数をそれぞれ安定化するN台の光信号周波数
    安定化回路とから構成されることを特徴とする光周波数
    分割多重送信装置。
  39. 【請求項39】周波数分割多重化された複数Nチャネル
    の光信号を分離する光分波器と、該分離光信号をそれぞ
    れ受信して情報信号を再生する複数N台のヘテロダイン
    光受信機と、該複数N台のヘテロダイン光受信機がそれ
    ぞれ有する局発光源から出力する局発光を合波し、且
    つ、周波数軸上で周期的な光透過特性を有する光フィル
    タと、光フィルタの透過特性を安定化する光フィルタ安
    定化装置と、光フィルタの透過特性を基準にして各局発
    光源の周波数をそれぞれ安定化するためのN台局発周波
    数安定化回路とから構成されることを特徴とする光周波
    数分割多重受信装置。
  40. 【請求項40】請求項1記載の光周波数分割多重伝送装
    置を複数台接続したことを特徴とする光周波数分割多重
    伝送装置。
  41. 【請求項41】複数Nチャネルの情報信号を伝送する請
    求項1記載の光周波数分割多重伝送装置の後段に、上記
    Nチャネルのうちmチャネル(mは自然数)を伝送する
    請求項1記載の光周波数分割多重伝送装置と、上記Nチ
    ャネルのうち残りのN−mチャネルを伝送する請求項1
    記載の光周波数分割多重伝送装置とを接続したことを特
    徴とする光周波数分割多重伝送装置。
  42. 【請求項42】mチャネル(mは自然数)の情報信号を
    伝送する請求項1記載の光周波数分割多重伝送装置と、
    pチャネル(pは自然数)の情報信号を伝送する請求項
    1記載の光周波数分割多重伝送装置との後段に、m+p
    チャネルを同時に伝送できる請求項1記載の光周波数分
    割多重伝送装置を接続したことを特徴とする光周波数分
    割多重伝送装置。
  43. 【請求項43】請求項1記載の光周波数分割多重伝送装
    置の後段に、請求項23記載の光周波数分割多重伝送装
    置を複数台接続することを特徴とする光周波数分割多重
    伝送装置。
  44. 【請求項44】請求項40記載の光周波数分割多重伝送
    装置の後段に、請求項41記載の光周波数分割多重伝送
    装置を接続し、その後段に請求項42記載の光周波数分
    割多重伝送装置を複数台接続することを特徴とする光周
    波数分割多重伝送装置。
  45. 【請求項45】請求項40乃至44記載の光周波数分割
    多重伝送装置において、送信端の光周波数分割多重送信
    装置と受信端の光周波数分割多重受信装置以外の光周波
    数分割多重送信および受信装置の一部またはすべてを光
    増幅器に置換することを特徴とする光周波数分割多重伝
    送装置。
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EP97115846A EP0814578A3 (en) 1991-07-05 1992-07-03 Optical frequency division multiplexing transmitter
EP92111277A EP0521514B1 (en) 1991-07-05 1992-07-03 Optical frequency division multiplexing transmission system
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