JPH05139227A - 自動車走行安全確認装置 - Google Patents

自動車走行安全確認装置

Info

Publication number
JPH05139227A
JPH05139227A JP3310741A JP31074191A JPH05139227A JP H05139227 A JPH05139227 A JP H05139227A JP 3310741 A JP3310741 A JP 3310741A JP 31074191 A JP31074191 A JP 31074191A JP H05139227 A JPH05139227 A JP H05139227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
detection means
confirmation device
safety confirmation
control command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3310741A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Arita
悟 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3310741A priority Critical patent/JPH05139227A/ja
Publication of JPH05139227A publication Critical patent/JPH05139227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車走行時の死角部分の安全確認が容易に
行なえる自動車走行安全確認装置を提供することを目的
とする。 【構成】 物体検知手段20が、運転者の視覚の死角範
囲に電波を発射し、反射する電波によって物体を検知す
る。速度検知手段22は、物体との相対速度を計測す
る。制御手段24は、物体検知手段20による物体の検
知および速度検知手段22による物体の相対速度に基づ
いて、制御指令を発生する。警報発生手段26は、制御
手段24の制御指令により警報を発生する。これによ
り、死角部分の安全確認を容易に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車走行安全確認
装置に関し、特にその死角範囲の安全確認装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車走行時には、図6に示すように、
自動車2の運転者4は、主に視覚によって直接に前方や
側方の安全を、ドアミラー6やルームミラーにより後方
の安全を確認しながら運転する。最近では、人間の視覚
以外の手段で走行の安全を補助するものとして、種々の
安全確認装置が開発されている。例えば、自動車の障害
物検知装置としては、高速走行時に前方の障害物を検知
するもの、後進時に後方の障害物を検知するものなどが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車走行安全確認装置においては次のような問題点が
あった。
【0004】上記のように、自動車2の運転者4は、主
に視覚によって前後左右の安全を確認しながら運転す
る。しかし、自動車2には、図5に示すような死角部分
があってこの部分に他の自動車8が入ると非常に見えに
くいことが知られている。運転者4は、合流時や車線変
更時には、この死角部分に他の自動車8,10が入って
いないかどうか、何度か後方を振り向いて確認する必要
があるため、前方の注意などがおろそかになり走行上危
険な状態になるという問題があった。また、死角部分の
さらにピラーにあたる部分(点線部分)に二輪車10の
ような小さなものがあると、完全に死角に入ってしま
い、振り向いても見えず非常に危険な状態になるという
問題もあった。
【0005】この発明は上記問題を解決し、自動車走行
時の死角部分の安全確認が容易に行なえる自動車走行安
全確認装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自動車走
行安全確認装置は、運転者の視覚の死角範囲に電波を発
射し、反射する電波によって物体を検知する物体検知手
段、物体との相対速度を計測する速度検知手段、物体検
知手段による物体の検知および速度検知手段による物体
の相対速度に基づいて、制御指令を発生する制御手段、
制御手段の制御指令により警報を発生する警報発生手
段、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2に係る自動車走行安全確認装置
は、請求項1に係る自動車走行安全確認装置において、
物体検知手段は、走行の方向角度変更時にのみ動作する
こと、を特徴としている。
【0008】
【作用】この自動車走行安全確認装置は、物体検知手段
が、運転者の視覚の死角範囲に電波を発射し、反射する
電波によって物体を検知する。速度検知手段は、物体と
の相対速度を計測する。制御手段は、物体検知手段によ
る物体の検知および速度検知手段による物体の相対速度
に基づいて、制御指令を発生する。警報発生手段は、制
御手段の制御指令により警報を発生する。これにより、
死角部分の安全確認を容易に行なうことができる。さら
に、物体検知手段は、走行の方向角度変更時にのみ動作
するようにしている。これにより、必要な時にのみ動作
するので誤動作を防止し、省電力を図ることができる。
【0009】
【実施例】図1に、この発明による一実施例である自動
車走行安全確認装置の構成を示す。物体検知手段20
が、運転者の視覚の死角範囲に電波を発射し、反射する
電波によって物体を検知する。速度検知手段22は、物
体との相対速度を計測する。制御手段24は、物体検知
手段による物体の検知および速度検知手段による物体の
相対速度に基づいて、制御指令を発生する。警報発生手
段26は、制御手段24の制御指令により警報を発生す
る。
【0010】図2に、図1の各手段を構成する場合の、
具体的なハードウエアを示す。CPU30には、ROM
32,RAM34,超音波センサ36,速度センサ3
8,警報ブザー40が接続されている。CPU30は、
ROM32に格納されたプログラムにしたがって各部を
制御するものである。RAM34は、判断基準となる所
定速度を記憶している。以下、図3に示すこの自動車走
行安全確認装置の動作のフローチャートにより、図1,
図2とともに説明する。
【0011】まず、制御手段であるCPU30が、物体
検知手段20である超音波センサ36をONにする。そ
して、図4に示すような超音波センサ36により、運転
者の死角範囲に超音波を発射して、反射する超音波の位
相差や時間差により物体を検知する(ステップS1)。
【0012】これと同時に、図4に示す速度検知手段2
2である速度センサ38をONにして、この物体と当該
自動車との相対速度を計測する(ステップS2)。これ
は、物体の対象を当該自動車と相対速度が接近している
とともに、走行方向が同じであるような自動車などに限
定するためである。死角に入って危険なのはこれらの自
動車などであるからである。従って、例えば、防音壁や
人などの静止物や相対速度の大きい対向車は対象外とな
る。また、猛スピードで飛ばして追ってくる他の自動車
などや極端にスピードの遅い他の自動車なども対象外に
なる。猛スピードで飛ばして追ってくる他の自動車は、
危険ではあるが、いつまでも死角にはないので運転者の
視覚により確認でき、極端に遅い他の自動車は、車線変
更時などに問題となることは少ないので、対象外とした
ものである。
【0013】次に、CPU30は、超音波センサ36に
よって物体を検知して、かつ、上記で述べたように、速
度センサ38によって計測されたその物体の相対速度の
絶対値がRAM34に記憶されている所定速度(例え
ば、約10km/h)より小さいという条件下でのみ、
制御指令を発生させる(ステップS3)。この制御指令
により、警報発生手段26である警報ブザー40は、警
報を発生させる(ステップS4)。これにより、運転者
は、死角部分に他の自動車などが入っていることに気付
くことができる。なお、ステップS3で物体の相対速度
が所定速度より大きければ、対象外なのでステップS1
に戻る。このように、この自動車走行安全確認装置は、
自動車走行時の死角部分の安全確認を容易に行なうこと
ができる。
【0014】次に、図5に示すような他の実施例による
自動車走行安全確認装置について説明する。この実施例
では、図1の自動車走行安全装置に加えて方向指示器状
態検知部58,操舵角検知部60を設けている。合流時
や車線変更時には、方向指示器であるウインカーを点滅
させたり、ハンドルを切ったりする。CPU30は、こ
のような時に、ウインカーのON信号やハンドルの操舵
角を検知して、その信号がある時にのみ超音波センサを
ONにするものである。これにより、走行中、特に危険
な車線変更などの方向角度変更時にのみ警報を発生させ
ることができ、誤動作を防止し、省電力を図ることがで
きる。
【0015】なお、この実施例では、物体検知手段に超
音波センサを使用しているが、光センサや赤外線センサ
でもよい。
【0016】さらに、この実施例では、警報発生手段に
警報ブザーを使用しているが、警報ランプでもよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1の自動車走行安全確認装置は、
物体検知手段が、運転者の視覚の死角範囲に電波を発射
し、反射する電波によって物体を検知する。速度検知手
段は、物体との相対速度を計測する。制御手段は、物体
検知手段による物体の検知および速度検知手段による物
体の相対速度に基づいて、制御指令を発生する。警報発
生手段は、制御手段の制御指令により警報を発生する。
これにより、死角部分の安全確認を容易に行なうことが
できる。
【0018】請求項2の自動車走行安全確認装置は、電
波発生手段が、走行の方向角度変更時にのみ動作するよ
うにしている。これにより、必要な時のみ動作するので
誤動作を防止し、省電力を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による自動車走行安全確認
装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施例による自動車走行安全確認
装置のハードウエア構成を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による自動車走行安全確認
装置の動作のフローチャートを示す図である。
【図4】超音波センサ,速度センサの設置状態を示す図
である。
【図5】この発明の一実施例による自動車走行安全確認
装置の構成を示す図である。
【図6】運転者の死角部分を示す図である。
【符号の説明】
20・・・物体検知手段 22・・・速度検知手段 24・・・制御手段 26・・・警報発生手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者の視覚の死角範囲に電波を発射し、
    反射する電波によって物体を検知する物体検知手段、 物体との相対速度を計測する速度検知手段、 物体検知手段による物体の検知および速度検知手段によ
    る物体の相対速度に基づいて、制御指令を発生する制御
    手段、 制御手段の制御指令により警報を発生する警報発生手
    段、 を備えたことを特徴とする自動車走行安全確認装置。
  2. 【請求項2】請求項1の自動車走行安全確認装置におい
    て、 物体検知手段は、走行の方向角度変更時にのみ動作する
    こと、 を特徴とする自動車走行安全確認装置。
JP3310741A 1991-11-26 1991-11-26 自動車走行安全確認装置 Pending JPH05139227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3310741A JPH05139227A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 自動車走行安全確認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3310741A JPH05139227A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 自動車走行安全確認装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05139227A true JPH05139227A (ja) 1993-06-08

Family

ID=18008933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3310741A Pending JPH05139227A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 自動車走行安全確認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05139227A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000149197A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Toyota Motor Corp 車両周辺監視装置
JP2009020569A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Denso Corp 車両用走行支援装置
JP2021500673A (ja) * 2017-11-09 2021-01-07 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 二輪車で死角監視をする方法および制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000149197A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Toyota Motor Corp 車両周辺監視装置
JP2009020569A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Denso Corp 車両用走行支援装置
JP2021500673A (ja) * 2017-11-09 2021-01-07 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 二輪車で死角監視をする方法および制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070132563A1 (en) Speed-sensitive rear obstacle detection and avoidance system
JPH10119673A (ja) 車両の自動警報作動装置
JPH02246838A (ja) 車両用安全制御装置
JPH08241499A (ja) 後側方衝突警報装置
CN209492449U (zh) 泥头车盲区监测预警辅助自动刹车***及泥头车
JPH05139227A (ja) 自動車走行安全確認装置
KR20050120473A (ko) 회전식 초음파 센서를 이용한 가변 지향성 차량 주차 보조장치 및 제어 방법
KR960004138B1 (ko) 자동차의 안전 차선변경 장치
JPH0891159A (ja) 車両用接触事故防止装置
JPH05290299A (ja) 車両の障害物検知装置
KR0181685B1 (ko) 후진시 충돌방지장치
KR100240681B1 (ko) 보행자 감지장치
KR101017010B1 (ko) 차량의 충돌 경보 장치 및 방법
JP3203860B2 (ja) 車両用警報装置
JP2712547B2 (ja) 運転者の運転状態検出装置
KR100260186B1 (ko) 후부 충돌 방지 장치 및 그 제어 방법
KR0133293Y1 (ko) 차량의 측방향 진입차량 경고장치
KR0133976Y1 (ko) 자동차의 전후방 물체 경보장치
KR0126514Y1 (ko) 차량의 측방충돌 경보장치
KR970007728B1 (ko) 자동차의 안티 록 브레이크 시스템 자동 제어장치 및 그 방법
JPH035252A (ja) 後方レーダによる追突防止装置
KR0146579B1 (ko) 차속감응형 경고장치
JPS5848206Y2 (ja) 車両の左折事故防止装置
KR20210145909A (ko) 측·후방 경보 시스템을 이용한 탑승자 보호장치
JPS5848205Y2 (ja) 車両の左折事故防止装置