JPH05138500A - ドリル加工装置 - Google Patents

ドリル加工装置

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Publication number
JPH05138500A
JPH05138500A JP30065591A JP30065591A JPH05138500A JP H05138500 A JPH05138500 A JP H05138500A JP 30065591 A JP30065591 A JP 30065591A JP 30065591 A JP30065591 A JP 30065591A JP H05138500 A JPH05138500 A JP H05138500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
cutting resistance
motor
torque
workpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP30065591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Muramatsu
康彦 村松
Toshiyuki Takagi
敏行 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工時の異常をワーク側で早期に検出し、ワ
ークの不良化を未然に防止できるドリル加工装置を実現
することを目的とする。 【構成】 ワークが固定されたテーブルをダイレクト・
ドライブ・モータに取付け、ダイレクト・ドライブ・モ
ータが発生する保持トルクをもとにドリル加工の切削抵
抗を検出する。そして、切削抵抗が所定の基準値を超え
たときは、ドリルの送り速度を遅くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークに対してドリル
により加工を行うドリル加工装置に関するものであり、
特に、加工時の異常を検出しワークの不良化を防止した
ドリル加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドリル加工装置では、ワーク自身
の位置を固定し、ドリルの回転数と送り速度、切削液の
種類を適切に選択することによってドリル加工を行って
いる。また、最近は、ドリルの折れを防止するために、
ドリル側に異常荷重検出器を設けたものがある。
【0003】しかし、実際のドリル加工では、加工時の
異常はワーク側の方に先に発生する。このため、ドリル
側に異常検出機能があっても、結局ワーク自身は不良品
になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するためになされたものであり、加工時の
異常をワーク側で早期に発見し、ワークの不良化を未然
に防止できるドリル加工装置を実現することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テーブル上に
固定されたワークに対してドリルにより加工を行うドリ
ル加工装置において、ダイレクト・ドライブ・モータと
このモータの回転を検出する回転センサからなり、前記
ダイレクト・ドライブ・モータのロータには前記テーブ
ルが直接取り付けられていて、ダイレクト・ドライブ・
モータの保持トルクによりテーブルの位置を固定するア
クチュエータと、ダイレクト・ドライブ・モータのコイ
ルに供給される励磁電流をもとにテーブルの位置固定の
ためにダイレクト・ドライブ・モータが発生する保持ト
ルクを検出するトルク検出手段と、このトルク検出手段
の検出値からドリル加工の切削抵抗を検出する切削抵抗
検出手段と、この切削抵抗検出手段の検出値が所定の基
準値を超えたときにドリルの送り速度を低減するドリル
制御手段と、を具備したことを特徴とするドリル加工装
置である。
【0006】
【作用】このような本発明では、ワークが固定されたテ
ーブルをダイレクト・ドライブ・モータに取付け、ダイ
レクト・ドライブ・モータが発生する保持トルクをもと
にドリル加工の切削抵抗を検出する。そして、切削抵抗
が所定の基準値を超えたときは、ドリルの送り速度を遅
くしてワークの不良化を未然に防止する。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例を示した構成図である。
【0008】図1において、1はワーク、2はワーク1
が固定されたテーブル、3はワーク1に対して加工を行
うドリル、4はドリル3に上下方向の送り動作を行わせ
る送り手段である。5はテーブル2を位置決めするアク
チュエータで、ダイレクト・ドライブ・モータ(以下、
DDモータとする)51と回転センサ52からなる。D
Dモータ51のロータにはテーブル2が直接取り付けら
れている。回転センサ52はDDモータ51の回転を検
出するもので例えば磁気レゾルバや光学式エンコーダ等
が用いられる。
【0009】6は与えられた指令値と回転センサ52の
検出信号をもとにDDモータ51の回転位置,回転速
度,出力トルク等を制御する制御信号を出力する制御
部、7は制御部6の制御信号をもとにDDモータ51の
コイルに励磁電流を供給する駆動回路、8は駆動回路7
から供給される励磁電流をもとにDDモータ51の出力
トルクを検出するトルク検出手段である。9はトルク検
出手段8で検出した出力トルクからドリルの切削抵抗を
検出する切削抵抗検出手段、10は切削抵抗検出手段9
で検出した切削抵抗が所定の基準値を超えたときは送り
手段4に制御信号を送ってドリルの送り速度を減速する
ドリル制御手段である。
【0010】このように構成したドリル加工装置の動作
を説明する。ドリルで切削加工を行うときは、DDモー
タ51は回転位置を固定し、ワーク1を位置決めする。
このとき、DDモータ51は、コイルに供給される励磁
電流で保持トルクを発生している。ドリル3がワーク1
に対して切削加工を行うと、ドリルからワークにかかる
力の分力により、テーブル2に回転モーメントがかか
る。この回転モーメントは、図2に示すように、ドリル
からワークにかかる力の円周方向分力をF、切削が行わ
れる位置の半径をrとすると、Frとなる。このような
回転モーメントFrに対してDDモータ51は保持トル
クを発生してテーブル2の回転位置を保持しようとす
る。ドリル加工の切削抵抗が大きくなると、テーブル2
にかかる回転モーメントFrが大きくなり、制御部6は
DDモータ51に供給する励磁電流を増加して保持トル
クを大きくする制御を行う。トルク検出手段8は駆動回
路7から供給される励磁電流からDDモータ51が発生
する保持トルクを検出する。切削抵抗検出手段9は、検
出した保持トルクから切削抵抗を検出する。ドリル制御
手段10は、検出した切削抵抗が所定の基準値を超えて
いる場合は、ワークにかかる力が大きすぎるため、送り
手段4に制御信号を送ってドリルの送り速度を遅くす
る。このようにして加工時の異常をワーク側で検出して
ドリルの動作を制御する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ワーク1が固定された
テーブル2をDDモータに取付け、DDモータが発生す
る保持トルクをもとにドリル加工による切削抵抗を検出
している。これによって、加工時の異常をワーク側から
早期に検出することができ、ワークの不良化を未然に防
止することができる。すなわち、本発明にかかるドリル
加工装置では、加工を施した後に不良品を検出するので
はなく、加工の最中に異常が発生したときは、加工状態
を変えてワークが不良品になるのを未然に防止するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】切削加工により発生する回転モーメントを示し
た図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 テーブル 3 ドリル 4 送り手段 5 アクチュエータ 51 DDモータ 52 回転センサ 6 制御部 7 駆動回路 8 トルク検出手段 9 切削抵抗検出手段 10 ドリル制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上に固定されたワークに対して
    ドリルにより加工を行うドリル加工装置において、 ダイレクト・ドライブ・モータとこのモータの回転を検
    出する回転センサからなり、前記ダイレクト・ドライブ
    ・モータのロータには前記テーブルが直接取り付けられ
    ていて、ダイレクト・ドライブ・モータの保持トルクに
    よりテーブルの位置を固定するアクチュエータと、 ダイレクト・ドライブ・モータのコイルに供給される励
    磁電流をもとにテーブルの位置固定のためにダイレクト
    ・ドライブ・モータが発生する保持トルクを検出するト
    ルク検出手段と、 このトルク検出手段の検出値からドリル加工の切削抵抗
    を検出する切削抵抗検出手段と、 この切削抵抗検出手段の検出値が所定の基準値を超えた
    ときにドリルの送り速度を低減するドリル制御手段と、
    を具備したことを特徴とするドリル加工装置。
JP30065591A 1991-11-15 1991-11-15 ドリル加工装置 Pending JPH05138500A (ja)

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