JPH0513522U - 湿式粉塵回収装置 - Google Patents

湿式粉塵回収装置

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JPH0513522U
JPH0513522U JP7011491U JP7011491U JPH0513522U JP H0513522 U JPH0513522 U JP H0513522U JP 7011491 U JP7011491 U JP 7011491U JP 7011491 U JP7011491 U JP 7011491U JP H0513522 U JPH0513522 U JP H0513522U
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正明 根本
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料切断時に発生する粉塵を効率的に回収処
理すること。 【構成】 竪型筒状容器1内を、第一、第二仕切板5,
6により仕切って、第一、第二及び第三集塵室7,8,
9を形成する。粉塵含有空気導入口2からの粉塵含有空
気は、第一集塵室7内を上昇し、次いで第二集塵室8内
を下降し、しかる後に第三集塵室9内を上昇して空気排
出口3から排出される。又シャワーノズル20から第一
及び第二集塵室7,8の上方に噴射された水は、フィル
ター材24を水洗しつつ粉塵と共に流下して汚水沈澱槽
10に流下する。該汚水沈澱槽10の底部に沈積した粉
塵は汚水として汚水排出口17から排出され処理され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、材料切断時に発生する粉塵を効率よく回収し得る湿式粉塵回収装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼材を加熱しこの加熱部分に高圧酸素で鉄粉を吹付けて材料を切断するパウダ ー切断機が、9クローム鋼材等の材料切断に用いられており、このパウダー切断 機による材料切断時に、鉄粉及びカーボン系の粉塵が大量に発生し飛散する。こ の発生した粉塵の回収に際し、従来は集塵機を材料の切断場所へ搬送するために 市販の比較的小容量の乾式集塵器が用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、市販の乾式集塵器では、大量の粉塵を回収し処理を行うことが 構造上困難であり、又大型にすると粉塵の回収は可能となるが、集塵器の設置場 所の面で問題となり、更に粉塵の回収処理に手間を要しその際に粉塵の飛散が生 じ好ましくない。
【0004】 本考案は上述の実情に鑑み、9クローム鋼材等の材料の切断時に発生する粉塵 の回収処理を効率よく行い得る湿式粉塵回収装置を提供することを目的としてな したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、竪型筒状容器内にほぼ水平に簀の子状板を取付け、竪型筒状容器の 側部に簀の子状板よりも下方に粉塵含有空気導入口を設け、前記竪型筒状容器に 、簀の子状板よりも上方に位置する空気排出口を設け、竪型筒状容器の前記簀の 子状板上部空間に、下部が簀の子状板に固定され上端が竪型筒状容器の天井部ま で達しない高さの第一仕切板と、下端が簀の子状板に又上端が竪型筒状容器の天 井部に夫々固定された第二仕切板を、前記粉塵含有空気導入口側から空気排出口 側へ交互に設けて前記上部空間に竪型筒状容器及び簀の子状板並びに第一或いは 第二仕切板若しくは第一及び第二仕切板により仕切られ且つフィルター材が収納 された複数且つ奇数の集塵室を形成し、前記簀の子状板の下部空間に、前記粉塵 含有空気導入口側で且つ該粉塵含有空気導入口よりも下方に位置する汚水沈澱槽 と、該汚水沈澱槽からの上澄液を受入れる濾過槽を設け、前記簀の子状板と汚水 沈澱槽及び濾過槽の間に、前記空気排出口側から粉塵含有空気導入口側へ向って 下り勾配に形成され且つ先端が粉塵含有空気導入口の下縁より下側位置でしかも 前記汚水沈澱槽の上部に達する傾斜板を設け、前記簀の子状板と傾斜板との間の 空間に、粉塵含有空気導入口に近接した集塵室の下部に位置する空間と該集塵室 以外の集塵室の下部に位置する空間を仕切り且つ下端が傾斜板の上面に接触する ベローズを配設し、所定の第一仕切板の上部空間に、集塵室へ向って水を噴射す るシャワーノズルを配設し、該シャワーノズルに一端を連結した送水管の他端を ポンプに連結すると共に、該ポンプに一端を連結した給水管の他端を濾過槽に挿 入設置し、汚水沈澱槽の下端に汚水排出口を設けたことを特徴とする湿式粉塵回 収装置、にかかるものである。
【0006】
【作用】
第一仕切板の上部空間に設置せるシャワーノズルから水を集塵室に上方から噴 射して、集塵室内のフィルター材を伝わり簀の子状板から流下せしめると共に、 粉塵含有空気導入口から粉塵含有空気を導入して、シャワーノズル設置空間部で 上昇から下降に向きを変え、しかる後に傾斜板の上面で向きを下降から上昇に変 えて空気排出口から排出する。集塵室で粉塵含有空気中の粉塵がフィルター材に 遮られ流下水に含まれた状態、所謂汚染水になって簀の子状板から汚水沈澱槽に 流下すると共に、傾斜板やベローズを伝わって汚水沈澱槽に流れる。又傾斜板の 傾斜上端部分から該傾斜板上面に沿い流れる汚染水はベローズを押上げて汚水沈 澱槽に流れる。前記ベローズにより粉塵含有空気導入口からの粉塵含有空気が遮 られているので、竪型筒状容器の粉塵含有空気導入口側の内面と該内面と対峙す る第一仕切板とで形成する集塵室以外の集塵室に直接下方から流れ込むことがな く、粉塵含有空気導入口からの粉塵含有空気は、各集塵室で段階的に浄化され空 気排出口から排出される。各集塵室からの汚染水は、汚水沈澱槽で粉塵を含む汚 水と上澄液に分離され汚水は底部分に沈澱し汚水排出口から排出されると共に、 上澄液は濾過槽に流出し、該濾過槽内の水をポンプによりシャワーノズルに送り 出し該シャワーノズルから水を噴射する。
【0007】
【実施例】
以下、図1〜図4を参照しつつ本考案の実施例を説明する。
【0008】 図中1は円筒形の竪型筒状容器であり、一側中央部部分より下側には粉塵含有 空気導入口2が又他側上端部分には空気排出口3が夫々設けられていると共に、 竪型筒状容器1の、粉塵含有空気導入口2の上側部分内面には、ほぼ水平に簀の 子状板4が取付けられていて竪型筒状容器1が上下に分割されている。
【0009】 前記竪型筒状容器1の上側部分には、第一仕切板5及び第二仕切板6が上下方 向に平行に適宜間隔で配置されていて、第一仕切板5はその上端を竪型筒状容器 1の天井面から下方へ離し且つ下端を簀の子状板4から下方へ突出した状態で両 側端面が竪型筒状容器1の内面に図1及び図2に示す如く取付けられており、又 第二仕切板6はその上端を竪型筒状容器1の天井面に且つ下端を簀の子状板4に 夫々当接した状態で両側端面が竪型筒状容器1の内面に図1及び図2に示す如く 取付けられており、竪型筒状容器1の粉塵含有空気導入口2側内面と第一仕切板 5との間に第一集塵室7が、第一仕切板5と第二仕切板6との間に第二集塵室8 が、竪型筒状容器1の空気排出口3側内面と第二仕切板6との間に第三集塵室9 が夫々形成されている。
【0010】 前記竪型筒状容器1の底部分には、少なくとも前記第一集塵室7から流下する 汚染水を受ける汚水沈澱槽10が又該汚水沈澱槽10の上澄液を受入れる濾過槽 11が夫々形成されるように、上端を粉塵含有空気導入口2の下側より低くした 板部材12の下端面が竪型筒状容器1の底面に又両側端面が竪型筒状容器1の内 面に図1及び図4に示す如く取付けられている。
【0011】 前記簀の子状板4と汚水沈澱槽10、濾過槽11との間に傾斜板13が竪型筒 状容器1の空気排出口3側内面から汚水沈澱槽10の上方に渡り下り勾配となり 且つ傾斜下端が竪型筒状容器1の粉塵含有空気導入口2側内面から離して配置さ れており、傾斜板13の周面が図1及び図3で示す如く竪型筒状容器1の内面に 取付けられていて、濾過槽11及び汚水沈澱槽10の一部に渡り天井が形成され ており、分離板14がその上端を傾斜板13の傾斜下端と連設し且つ下端を汚水 沈澱槽10の底面から離した状態で両端面が竪型筒状容器1の内面に図1及び図 4に示す如く上下方向に取付けられていて、分離板14により汚水沈澱槽10が 汚染水を受入れる部分と上澄液を分離板14の上端を越えて濾過槽11に流出す る部分に分けられている。
【0012】 尚、傾斜板13と分離板14とを一体として傾斜板13の傾斜下端部分を下方 に折曲げて分離板14を形成してもよい。
【0013】 前記第一仕切板5の簀の子状板4からの突出端と、傾斜板13の上面と、竪型 筒状容器1の内面とで形成せる垂直な間口を閉塞するように、ゴム製のベローズ 15が、第一仕切板5の簀の子状板4からの突出端に、傾斜板13の傾斜面にそ の傾斜下端側に向けて重なった状態でボルト16により取付けられていて、粉塵 含有空気導入口2からの粉塵含有空気がベローズ15及び第一仕切板5に沿い上 昇し且つ第二集塵室8及び第三集塵室9から滴下した液体が、ベローズ15を傾 斜板13の傾斜面から押上げて汚水沈澱槽10に流下するようになっており、該 汚水沈澱槽10の下端部には汚水排出口17が設けられていると共に、空気排出 口3にはファン19内蔵の空気排出管18が連結されている。
【0014】 前記第一集塵室7と第二集塵室8との上方の連通空間(第一仕切板5の上部空 間)には、これら第一集塵室7と第二集塵室8にまたがってシャワーノズル20 が配設されていて第一及び第二集塵室7,8に水が上方から噴射されるようにな っており、前記シャワーノズル20に一端が連結された送水管21の他端はポン プ22に連結されていると共に、該ポンプ22に一端が連結された給水管23の 他端は濾過槽11内に挿入配設されていて、ポンプ22により濾過槽11から水 が給水管23及び送水管21を経てシャワーノズル20に供給し得るようになっ ている。
【0015】 前記第一集塵室7と第二集塵室8には、螺旋形等の種々の形状のステンレス切 削屑がフィルター材24として第一仕切板5の上端部分まで空気流通空間を形成 する如く収納されていると共に、第三集塵室9にもフィルター材24が空気排出 口3下側部分まで空気流通空間を形成する如く収納されている。
【0016】 前記竪型筒状容器1の下面には、支持脚25が取付けられていて該支持脚25 により竪型筒状容器1が架台等に設置されるようになっており、前記ポンプ22 は固定板26を介し支持脚25に支持されている。尚、図1中27は水面計、2 8は点検口、29は竪型筒状容器1の天井部開口蓋であり、又30は一端が軸流 ファンに連結された粉塵送気管であって竪型筒状容器1に粉塵含有空気を導入す るものであり、更に31は汚水排出口17に配設されたバルブである。
【0017】 以下、作動について図1に基づき説明する。
【0018】 ポンプ22を駆動して濾過槽11内の水を、実線矢印で示す如く給水管23及 び送水管21を経てシャワーノズル20に供給し、該シャワーノズル20から第 一集塵室7と第二集塵室8に水を上方から破線で示す如く放射状に噴射して、こ の噴射水が第一集塵室7及び第二集塵室8内のフィルター材24間を通り簀の子 状板4から流下するようにし、粉塵送気管30から粉塵含有空気を粉塵含有空気 導入口2を介し第一集塵室7の底部である簀の子状板4の下側空間に導入する。
【0019】 第一集塵室7の底部である簀の子状板4の下側部分に導入された粉塵含有空気 は、汚水沈澱槽10の水面と、傾斜板13の傾斜下端部分と、第一仕切板5の簀 の子状板4からの突出部分と、ベローズ15とにより、第二及び第三集塵室8, 9下側空間とは遮られているので、第一仕切板5の簀の子状板4からの突出部分 及び該突出部分に取付けられたベローズ15に沿い白抜き矢印で示す如く簀の子 状板4の空隙部を通り第一集塵室7内を上昇することになる。
【0020】 即ち、粉塵送気管30から第一集塵室7内に入った粉塵含有空気は、フィルタ ー材24から滴下するシャワーノズル20からの噴射水とフィルター材24とに 衝突しつつ該フィルター材24間を通り抜けて粉塵を分離しながら上昇し、第一 集塵室7と第二集塵室8の上方連通空間部を通り該第二集塵室8に至り、一方分 離された粉塵は第一集塵室7内のフィルター材24間を滴下する水と共に破線矢 印で示す如く簀の子状板4を通り汚水沈澱槽10に流下する。
【0021】 第一集塵室7で浄化された空気は、第二集塵室8内を白抜き矢印で示す如くシ ャワーノズル20からの噴射水と共にフィルター材24と衝突しつつ該フィルタ ー材24を通り抜けて粉塵を更に分離しながら下降し、このようにして浄化され た空気は、傾斜板13で向きを変えられて第三集塵室9内を白抜き矢印で示す如 くフィルター材24と衝突しつつ該フィルター材24間を通り抜けて、粉塵及び 水分を分離しながら上昇し、空気排出口3からファン19により吸引され大気に 排出される。
【0022】 前述した如く粉塵送気管30からの粉塵含有空気は、第一、第二及び第三集塵 室7,8,9内をフィルター材24と衝突しつつ該フィルター材24間を白抜き 矢印で示す如く通り抜けるので、通過距離が長くなって段階的に且つ効率的に粉 塵分離が行われることになる。
【0023】 第二集塵室8内で分離された粉塵は、破線矢印で示す如く滴下する水と共に簀 の子状板4を通り傾斜板13に流下し、又第三集塵室9内で分離された粉塵及び 水分は破線矢印で示す如く傾斜板13に滴下し、上記のようにして該傾斜板13 に至った粉塵含有水(汚染水)は合流しつつ傾斜板13に沿い流れベローズ15 を押上げて汚水沈澱槽10に流下する。
【0024】 汚水沈澱槽10に流下した粉塵含有水は、該汚水沈澱槽10で分離板14を境 にして破線矢印で示す如く下降し上昇する間に粉塵が分離され、この分離された 粉塵は汚水沈澱槽10の底部に沈澱堆積し汚水として汚水排出口17からバルブ 31を経て排出回収され、汚水沈澱槽10の上澄液は破線矢印で示す如く板部材 12を越えて濾過槽11に至り、このようにして該濾過槽11に貯留された水は ポンプ22により給水管23及び送水管21を経てシャワーノズル20から噴射 される。従って水は、シャワーノズル20からの噴射、汚水沈澱槽10及び濾過 槽11での回収、シャワーノズル20への供給の過程がポンプ22により繰返さ れており、所謂循環されている状態にある。
【0025】 前記第一、第二、第三集塵室7,8,9内のフィルター材24は、常時流下す る水により水洗されている状態にあるので、フィルター材24に粉塵が付着して も洗い落とされることになり、該フィルター材24が目詰まりを起こすことはな い。
【0026】 更に水面計27により濾過槽11の水位を、又点検口28から竪型筒状容器1 内を点検し、濾過槽11内の水が不足した場合には水を補充する。
【0027】 尚本考案は、図示し説明した実施例にのみ限定されることなく、例えば第一仕 切板5の下端が簀の状板4から突出した場合について説明したが、第一仕切板5 の下端が突出しない場合には第一仕切板5の下端と簀の状板4の接合部下側に直 接又は取付け部材を介しベローズ15を取付けて粉塵含有空気導入口2からの粉 塵含有空気が第二及び第三集塵室8,9の下側空間に導入されないようにするこ と、竪型筒状容器1の形状を円筒以外の形状にすること、支持脚25の底部分に キャスターを設けて移動可能にすること、3個以外の複数且つ奇数個の集塵室を 上竪型筒状容器1内に形成して粉塵含有空気を向きを変えて各集塵室を通過せし めることにより段階的に浄化して排出するようにすること等は任意であり、その 他、本考案の要旨を逸脱しない限り種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の湿式粉塵回収装置によれば、材料切断時に発生する 粉塵を効率よく回収できて、回収時に粉塵飛散が生じないので、大気汚染の防止 を図り得て公害対策上極めて有益である、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の湿式粉塵回収装置の構成及び作動状態
を示す縦断面図である。
【図2】図1のII方向矢視図にしてフィルター材を表
示していない図である。
【図3】図1のIII方向矢視図である。
【図4】図1のIV方向矢視図にして水を表示していな
い図である。
【符号の説明】
1 竪型筒状容器 2 粉塵含有空気導入口 3 空気排出口 4 簀の子状板 5 第一仕切板 6 第二仕切板 7 第一集塵室 8 第二集塵室 9 第三集塵室 10 汚水沈澱槽 11 濾過槽 12 板部材 13 傾斜板 15 ベローズ 17 汚水排出口 18 空気排出管 20 シャワーノズル 21 送水管 22 ポンプ 23 給水管 24 フィルター材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型筒状容器内にほぼ水平に簀の子状板
    を取付け、竪型筒状容器の側部に簀の子状板よりも下方
    に粉塵含有空気導入口を設け、前記竪型筒状容器に、簀
    の子状板よりも上方に位置する空気排出口を設け、竪型
    筒状容器の前記簀の子状板上部空間に、下部が簀の子状
    板に固定され上端が竪型筒状容器の天井部まで達しない
    高さの第一仕切板と、下端が簀の子状板に又上端が竪型
    筒状容器の天井部に夫々固定された第二仕切板を、前記
    粉塵含有空気導入口側から空気排出口側へ交互に設けて
    前記上部空間に竪型筒状容器及び簀の子状板並びに第一
    或いは第二仕切板若しくは第一及び第二仕切板により仕
    切られ且つフィルター材が収納された複数且つ奇数の集
    塵室を形成し、前記簀の子状板の下部空間に、前記粉塵
    含有空気導入口側で且つ該粉塵含有空気導入口よりも下
    方に位置する汚水沈澱槽と、該汚水沈澱槽からの上澄液
    を受入れる濾過槽を設け、前記簀の子状板と汚水沈澱槽
    及び濾過槽の間に、前記空気排出口側から粉塵含有空気
    導入口側へ向って下り勾配に形成され且つ先端が粉塵含
    有空気導入口の下縁より下側位置でしかも前記汚水沈澱
    槽の上部に達する傾斜板を設け、前記簀の子状板と傾斜
    板との間の空間に、粉塵含有空気導入口に近接した集塵
    室の下部に位置する空間と該集塵室以外の集塵室の下部
    に位置する空間を仕切り且つ下端が傾斜板の上面に接触
    するベローズを配設し、所定の第一仕切板の上部空間
    に、集塵室へ向って水を噴射するシャワーノズルを配設
    し、該シャワーノズルに一端を連結した送水管の他端を
    ポンプに連結すると共に、該ポンプに一端を連結した給
    水管の他端を濾過槽に挿入設置し、汚水沈澱槽の下端に
    汚水排出口を設けたことを特徴とする湿式粉塵回収装
    置。
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