JPH0513462Y2 - - Google Patents

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JPH0513462Y2
JPH0513462Y2 JP1986013163U JP1316386U JPH0513462Y2 JP H0513462 Y2 JPH0513462 Y2 JP H0513462Y2 JP 1986013163 U JP1986013163 U JP 1986013163U JP 1316386 U JP1316386 U JP 1316386U JP H0513462 Y2 JPH0513462 Y2 JP H0513462Y2
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JP
Japan
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cutter
tooth
gear
burr
work gear
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JP1986013163U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワークギヤを切削形成した時にその
端面側に生じるカエリを除去するワークギヤのカ
エリ取りカツタ構造に関するものである。
(従来技術) 一般に、機械加工で歯切りを行つてワークギヤ
を形成した場合に、その切削方向の終端側の端部
に歯面に沿つてひれ状のカエリが生じるものであ
るが、このワークギヤを使用する前に上記カエリ
を除去する必要がある。このカエリを除去するカ
ツタとしては、例えば、実開昭57−28831号に見
られるように、円板形状のロータリカツタを、回
転しているワークギヤの端面に沿つて直交方向か
ら押し当てて除去するようにしたものが提案され
ている。
しかるに、上記のような先行例のカツタにおい
ては、部分的にカエリが切除できずに残つてしま
う恐れがある。すなわち、ワークギヤの回転方向
に対してカツタがカエリを歯部側に押切るように
作用する部分では良好な除去が行えるが、カツタ
がカエリを歯谷側に押すように作用する部分で
は、このカエリが谷部内に折れ曲がつて残ること
がある。特に、ワークギヤがヘリカルギヤの場合
には、端面と歯面のなす角度が鋭角部分のカエリ
が除去しにくいものである。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、ワークギヤの歯面に
沿つたカエリ全体に切断力を有効に作用させて、
確実にカエリを除去するようにしたワークギヤの
カエリ取りカツタ構造を提供することを目的とす
るものである。
(考案の構成) 本考案のカツタ構造は、ガイドギヤ体とその側
面に設けたカツタ本体とからなり、ガイドギヤ体
はワークギヤに噛合う歯形状を有し、該ガイドギ
ヤ体をワークギヤに噛合わせた状態でガイドギヤ
体に接する端面部分が、ガイドギヤ体の歯の断面
形状よりサイズの大きい歯形状を有するカツタ本
体でカエリを除去するようにしたことを特徴とす
るものである。
(考案の効果) 本考案によれば、ワークギヤとガイドギヤ体と
の噛合いに伴い、カツタ本体のカツタ部分が、ワ
ークギヤの歯面に沿つて形成されている各部のカ
エリに対してそれぞれ谷部側から歯部側にカエリ
を押切るように作用することになり、カエリ全体
に切断作用を生じさせることができ、ヘリカルギ
ヤに対しても確実なカエリ除去機能を得ることが
できるものである。
(実施例) 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図がカツタの正面図、第2図が中央縦断面図
である。
カエリ取りカツタ1は、ガイドギヤ体2とカツ
タ本体3とからなる。このガイドギヤ体2とカツ
タ本体3とは、両者の側面が当接されて締付ボル
ト4によつて一体に締結され、両者の中心部には
回転軸(図示せず)に装着するための取付孔1a
が開設されている。
上記ガイドギヤ体2は、第2図に鎖線で示すワ
ークギヤ5の歯5aと噛合う歯形状の歯部2aを
全周に有し、例えば、ワークギヤ5がスパーギヤ
の場合にはスパーギヤ形状に、ヘリカルギヤの場
合には同様のヘルカルギヤ形状に形成される。
一方、前記カツタ本体3は外周に、上記ガイド
ギヤ体2の歯部2aの断面形状と略相似形でサイ
ズの大きい歯形状のカツタ部3aが、同ピツチで
同歯数設けられている。そして、上記カツタ本体
3のカツタ部3aの歯形状と、ガイドギヤ体2の
歯部2aの歯形状とは位相が合致した状態で、両
者が締結されている。
上記カエリ取りカツタ1によるワークギヤ5の
カエリ取り作用を、第3図に基づいて説明する。
ガイドギヤ体2の歯部2aがワークギヤ5の歯5
aと噛合つて回転するのに伴つて、ワークギヤ5
の端面側に位置する側方のカツタ本体3は同様に
ワークギヤ5の歯5aと噛み合うように回転す
る。そして、ワークギヤ5の端面に略接触して回
転するカツタ本体3において、上記ワークギヤ5
の歯形状よりサイズの大きいカツタ部3aは、順
次歯面に沿つて形成されているカエリに接触除去
する。すなわち、まず、Aに示すようにワークギ
ヤ5のある歯5aに対する噛合い始めの状態にお
いては、手前側の歯5aの端面における歯先側か
ら歯元側にカエリを歯部側に押して切除し、続い
て、Bに示すように先端のカツタ部3aで谷底部
分のカエリを中心方向に押し切り、さらに、Cに
示すようにワークギヤ5の次の歯5aの歯面にお
けるカエリを歯元側から歯先側に同様に歯部側に
押して切除する。このように、カツタ3aは回転
に伴つて、ワークギヤ5の端面に突出するカエリ
を順次歯形状内方に押し切るように作用し、カエ
リ全体を確実に除去するものである。
上記のようにカエリ取りカツタ1をそのガイド
ギヤ体2をワークギヤ5に対して噛合わせ、カツ
タ本体3のカツタ部3aをワークギヤ5端面に当
てるように操作することによつて、カエリを良好
にかつ確実に除去することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例おけるワークギヤの
カエリ取りカツタのガイドギヤ体側からの正面
図、第2図は中央縦断面図、第3図A,B,Cは
噛合いの移行に伴うカエリ除去作用を示す説明図
である。 1……カエリ取りカツタ、2……ガイドギヤ
体、2a……歯部、3……カツタ本体、3a……
カツタ部、4……締付ボルト、5……ワークギ
ヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークギヤの端面側に生じたカエリを除去する
    カツタであつて、前記ワークギヤに噛合うガイド
    ギヤ体と、該ガイドギヤ体の側面に設けられ外周
    にカツタ部を有するカツタ本体とからなり、該カ
    ツタ本体のカツタ部は、ガイドギヤ体に接する端
    面部分がガイドギヤ体の歯の断面形状よりサイズ
    の大きい歯形状に形成されていることを特徴とす
    るワークギヤのカエリ取りカツタ構造。
JP1986013163U 1986-01-31 1986-01-31 Expired - Lifetime JPH0513462Y2 (ja)

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JP1986013163U JPH0513462Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP1986013163U JPH0513462Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62123821U JPS62123821U (ja) 1987-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5868725B2 (ja) * 2012-02-29 2016-02-24 三菱重工業株式会社 歯車バリ取り工具、歯車バリ取り装置およびそれらを用いた歯車加工装置並びに歯車バリ取り方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS594248A (ja) * 1982-06-29 1984-01-11 Fujitsu Ltd 時分割回線交換システム

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