JPH05129860A - 電力増幅装置及び送信装置 - Google Patents

電力増幅装置及び送信装置

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JPH05129860A
JPH05129860A JP29310191A JP29310191A JPH05129860A JP H05129860 A JPH05129860 A JP H05129860A JP 29310191 A JP29310191 A JP 29310191A JP 29310191 A JP29310191 A JP 29310191A JP H05129860 A JPH05129860 A JP H05129860A
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JP
Japan
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signal
power amplifier
circuit
input
period
Prior art date
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Pending
Application number
JP29310191A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Nakanishi
英一 中西
Tetsuo Onodera
哲雄 小野寺
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 線形化電力増幅装置において、スペクトラム
拡がりを伴うことなくバースト制御を行なう。 【構成】 バースト送信の過渡期間において、切替回路
11の波形整形回路14を介して円滑化された入力信号
RFinの包絡線信号をフィードバックループ内の比較
器4に入力するようにしたことにより、比較規準自体が
滑らかになり、滑らかなバースト制御を実現できる。ま
た、電力増幅装置への入力信号がQAM信号である送信
装置においては、バースト送信の過渡期間の送信データ
を、前記QAM信号の振幅変動が最小となるデータにし
たことにより、滑らかなバースト制御を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信用無線送信機
等に用いられる線形化電力増幅装置及びそれを備えた送
信装置に関し、特に、そのバースト制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えばQAM(quadrature amplitude m
odulation)信号を電力増幅する場合には、その振幅も重
要な要素であり、線形増幅することを要する。
【0003】図2はこのような包絡線帰還を用いた従来
の線形化電力増幅装置の構成を示すものである。
【0004】図2において、飽和形電力増幅器(PA)
1が電力増幅を行なうものであるが、この飽和形電力増
幅器1は、その出力信号(出力電力)を制御するために
制御端子15を有しており、この端子の印加電圧(制御
信号)に応じて出力電力を変化させる。しかし、この電
力増幅器1は飽和形であるので、制御信号と出力信号は
非線形な関係がある。従って、飽和形電力増幅器1を用
いて線形増幅器を構成するために、図2のように包絡線
帰還を用いている。
【0005】以下、この線形化増幅を実現させる構成に
ついて説明する。飽和形電力増幅器1の出力信号RFo
utの一部は、出力カップラ(例えば結合ストリップラ
イン)13により取り出されて出力検波器2に与えられ
る。出力検波器2は、取出された信号の包絡線信号を得
てゲインβ1のゲイン可変器3を介して比較器4の反転
入力端子に与える。
【0006】一方、入力信号RFinの大部分は入力カ
ップラ12を経て飽和形電力増幅器1に入力され、一部
分は入力カップラ12で取り出されて入力検波器5に入
力される。入力検波器5は、入力信号の包絡線信号を得
た後ゲインβ2のゲイン可変器6を介して比較器4の非
反転入力端子に与える。
【0007】比較器4は、出力信号における包絡線信号
と入力信号における包絡線信号との差分を得てこの差分
信号を制御端子15に帰還電圧として印加する。
【0008】次に、以上の構成の作用を説明し、入力信
号RFinの振幅成分を忠実に(線形に)増幅している
ことを明らかにする。
【0009】振幅成分が刻々と変化する、例えばQAM
信号の一部は、入力カップラ12で取り出され、入力検
波器5で検波されてQAM信号の振幅成分(包絡線)が
生成される。この包絡線信号は、適当なゲインβ2で増
幅されて比較器4の規準信号となる。
【0010】出力信号RFoutも、同様に出力検波器
2で検波されてその振幅成分(包絡線)が生成され、適
当なゲインβ1で増幅されて比較4に与えられる。
【0011】ここでゲインβ1及びβ2は電力増幅器1
の増幅率が考慮されて選定されている。比較器4は、入
力信号RFinから得られた規準信号に対する、出力信
号RFoutの包絡線の誤差分をフィードバック信号と
して制御端子15に印加しており、かくして、このフィ
ードバックループの動作により、電力増幅器1が非線形
増幅動作しても常に入力信号RFinの振幅成分が出力
信号RFoutにも再現(線形増幅)されるようにな
る。
【0012】すなわち、QAM信号の振幅成分の帯域で
十分なループゲインを有していれば、制御端子15の印
加電圧−出力電力の非線形性もループゲイン分だけ改善
される。
【0013】ところで、デジタル方式の自動車電話シス
テムでは、一般にTDMA(時分割多重によるキャリア
共用)が採用されている。従って、無線送信機は、ある
特定の時間毎に送信を行なう必要があり、線形化電力増
幅装置においても、オン/オフ制御、すなわちバースト
制御を行なう必要がある。
【0014】例えば、上述したデジタルセルラ自動車電
話システムにおいては、3チャンネルのTDMAが採用
されているため、図3に示すように、20msec毎の
6.66msecの間だけバースト送信する必要があ
る。
【0015】以下、このバースト制御について説明す
る。
【0016】図4(B)は、上述したデジタルセルラ自
動車電話システムについての送信バーストの規定であ
る。最初の3シンボル期間はガードタイムで、次の3シ
ンボル期間で規定の電力レベルまで立上げ、最後の3シ
ンボル間で電力レベルを立下げることになっている。
【0017】このような電力レベルの立上げ、立下げに
当たっては次のことが重要となる。すなわち、立上げ及
び立下げは、できるだけ滑らかに行なわなければならな
い。これは、急激な立上りや立下り波形は高い周波数成
分を含んでおり、立下りや立上りの瞬間に送信スペクト
ラムが拡がってしまい、隣接チャンネル妨害の原因とな
るためである。すなわち、図4(A)に破線で示すよう
な傾きが急な波形変化や、1点鎖線で示すような角張っ
ている波形変化は好ましくなく、実線で示すような滑ら
かな波形変化が好ましい。
【0018】従来、このような滑らかなバースト制御を
行なう方法としては、電力増幅器の出力側にPINダ
イオードによる可変アッテネータを使ってAM変調する
方法や、ベースバンドのI,Q信号を滑らかに立上げ
たり立下げたりする方法等があった。
【0019】図5はの方法の説明図である。電力増幅
器の出力側に設けられている伝送線路18の位相が所定
量異なる位置には、カソードがアースされている2個の
PINダイオード19及び20が設けられている。これ
らPINダイオード19及び20は、順バイアス時のバ
イアス電流によってインピーダンスが変化するので、可
変アッテネータとして使用できる。従って、出力信号を
PINダイオード19及び20のバイアス電流でバース
ト変調できる。
【0020】図6はの方法の説明図である。デジタル
方式の自動車電話システムでは、電力増幅装置の直前
に、図6に示す直交変調器が設けられ、I信号とキャリ
ア信号とを乗算器21で乗算すると共に、Q信号とπ/
2移相器23を介したキャリア信号とを乗算器22で乗
算し、両乗算信号を合成器24で合成して電力増幅装置
に対する入力信号(QAM信号)を形成するようにして
いるが、変調入力のI,Q信号を所望の波形で立上げ又
は立下げることにより、電力増幅装置への入力電力レベ
ルも滑らかに変化し、滑らかなバースト制御を実現して
いる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
バースト制御方法では、それぞれ次のような欠点があっ
た。
【0022】の方法の場合、実際上、電力増幅装置の
出力信号について必要なキャリアオフレベルを得るため
には、複数のPINダイオードが必要であり、そのバイ
アス制御回路も必要となる。そのため、部品数が多くな
り、構成及びコストの点で問題がある。
【0023】の方法の場合、直交変調器へのI,Q信
号を変化させるものであるが、一般に、直交変調器のキ
ャリアオフ時におけるキャリアリークは30dB程度で
あり、変調器の出力レベルを十分に絞ることは不可能で
ある。従って、電力増幅装置がキャリアオフレベルまで
出力電力を絞り切ることが不可能である。
【0024】また、上述の両バースト制御方法では、立
上げ時及び立下げ時の信号波形に対する考慮を行なって
おらず、そのため、滑らかな立上げ及び立下げを行なお
うとしても、信号波形によっては限界があった。
【0025】第1の本発明は、以上の点を考慮してなさ
れたものであり、簡単な構成でスペクトラム拡がりのな
いバースト制御を実現できる電力増幅装置を提供しよう
とするものである。
【0026】第2の本発明は、送信の停止期間において
出力電力をキャリアオフレベルに十分に絞り切ることが
できる電力増幅装置を提供しようとするものである。
【0027】第3の本発明は、立上げ時及び立下げ時の
バースト制御に適した信号波形を、内部の電力増幅装置
に供給することができる送信装置を提供しようとするも
のである。
【0028】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ゲイン可
変端子を有し入力信号を減衰させる可変アッテネータ
と、制御端子を有し前記可変アッテネータの出力を電力
増幅する飽和形電力増幅器と、前記入力信号の包絡線信
号を規準とした、前記電力増幅器からの出力信号の包絡
線信号の誤差信号のうち直流成分を前記制御端子に入力
し交流成分を前記ゲイン可変端子に入力するフィードバ
ックループとを備え、前記入力信号を線形電力増幅する
包絡線帰還を用いた送信装置用電力増幅装置であって、
前記入力信号の包絡線信号を円滑化する波形整形回路を
備えた切替回路を設け、この切替回路が、バースト送信
の過渡期間では、前記波形整形回路を介した前記入力信
号の包絡線信号を前記フィードバックループ内の比較器
に入力するようにしたものである。
【0029】第2の発明は、前記の電力増幅装置に、バ
ースト送信の立下げ開始から一定時間経過後、前記制御
端子及びゲイン可変端子における電圧を強制的に一定期
間零に設定するキャリア・オフ回路を設けたものであ
る。
【0030】第3の発明は、前記の電力増幅装置を備
え、該電力増幅装置への入力信号がQAM信号である送
信装置において、バースト送信の過渡期間の送信データ
を、前記QAM信号の振幅変動が最小となるデータにし
たものである。
【0031】
【作用】第1の本発明では、バースト送信の過渡期間に
おいて、波形整形回路を介して円滑化された入力信号の
包絡線信号をフィードバックループ内の比較器に入力す
るようにしたことにより、比較規準自体が滑らかにな
り、滑らかなバースト制御を実現できる。
【0032】第2の本発明では、バースト立下り時にキ
ャリア・オフ回路により電力増幅器の制御端子等を強制
的に零電圧に保持することにより、切替回路の波形整形
回路における残差電圧や振動による影響を防止し、電力
増幅装置の出力電力を迅速にオフレベルまで絞り込んで
いる。
【0033】第3の本発明では、バースト送信の過渡期
間の送信データを、QAM信号の振幅変動が最小となる
データにしたことにより、バースト制御の円滑性を実現
できる。
【0034】なお、QAM信号が、π/4シフトDQP
SK変調信号であるならば、バースト送信の立上り期間
では位相遷移を+45度(又は−45度)とし、立下り
期間では位相遷移を−45度(又は+45度)とする送
信データが、振幅変動を最小とするものになる。
【0035】
【実施例】図1は本発明の実施例であって、帯域分割形
の線形化電力増幅装置の回路図である。図1において、
7,9は低域濾波器(LPF)、8は高域濾波器(HP
F)、10はゲイン可変端子16を有する減衰量が可変
のRF可変アッテネータ(RF可変ATT)、11は後
述の切替回路、その他は図2で同一の番号を付したもの
と同様のものである。
【0036】入力信号RFinは入力カップラ12、R
F可変ATT10を通り、飽和形電力増幅器(PA)1
で電力増幅された後、出力カップラ13から出力信号R
Foutとして出力される。飽和形電力増幅器1の出力
信号RFoutの一部は、出力カップラ13により取り
出されて出力検波器2に与えられ、この出力検波器2に
よって出力信号の包絡線信号が得られ、これがゲインβ
1のゲイン可変器3を介して比較器4の反転入力端子に
与えられる。一方、入力信号RFinの一部は、入力カ
ップラ12で取り出されて入力検波器5に与えられ、こ
の入力検波器5によって入力信号の包絡線信号が得ら
れ、これがゲインβ2のゲイン可変器6及び後述する切
替回路11を介して比較器4の非反転入力端子に与えら
れる。比較器4は、出力信号における包絡線信号と入力
信号における包絡線信号との差分を得て、これを帰還制
御信号としてLPF7及びLPF8に出力する。
【0037】この帰還制御信号は飽和形電力増幅器1の
平均出力電力レベルを決定するDC成分(低周波成分)
と振幅変動の歪みを補償する交流成分(高周波成分)を
含んでいる。LPF7に入力された帰還制御信号は交流
成分を除去されて制御端子15に印加され、飽和形電力
増幅器1の利得を制御する。従って、飽和形電力増幅器
1による電力制御は主として平均電力レベルの制御とし
て機能する。一方、HPF8に入力された帰還制御信号
はDC成分を除去され、データ振幅変動に十分追従でき
る帯域で帯域制限しているLPF9を通ってゲイン可変
端子16に印加され、RF可変ATT10の減衰量を制
御する。従って、RF可変ATT10の減衰量の制御は
主として振幅歪補償の制御として機能する。
【0038】このように、図1の線形化電力増幅装置で
は、帰還制御電圧をDC成分と交流成分とに分離し、D
C成分により平均電力レベルを制御し、交流成分により
振幅歪補償を行っているので、飽和形電力増幅器1での
電力制御範囲を縮小し、AM−PM変換歪みを軽減する
ことができる等の利点が得られる。
【0039】なお、上記のRF可変ATT10は、例え
ば図5に示すようなPINダイオード等を用いた高周波
可変アッタネータでよく、またLPF7,9及びHPF
8は図8に示すような抵抗R、コンデンサCからなる1
次の単純な回路でよい。またLPF7,HPF8,LP
F9の周波数特性はそれぞれ図7のA,C,Bに示すよ
うに設定してあり、カットオフ周波数はそれぞれf
0 (例えば1kHz)、f1 (例えば100kHz)、
0 となっている。
【0040】次に、上記の切替回路11の動作を中心に
説明する。バースト制御に当っては、スプリアス拡散防
止の観点から出力信号RFoutを滑らかに立上げ、立
下げる必要があるが、制御ループはバーストの立上げ、
立下げの変化に十分迅速に応答できることを考慮する
と、比較器4の反転入力端子への入力電圧、即ち切替回
路11の出力電圧を滑らかに立上げ、立下がるようにし
てやればよい。
【0041】この切替回路11は、図1に示すようにゲ
イン可変器6からの入力信号の包絡線信号を比較器4に
与える2つのルートRA及びRBを有する。ルートRA
には、スイッチSW1が介挿されている。他方のルート
RBには、スイッチSW2、図9に詳細構成を示す波形
整形回路14、及びスイッチSW3が順に介挿されてい
る。
【0042】各スイッチSW1,SW2,SW3は、図
示しないタイミング制御回路からのバースト制御信号に
よってオンオフ動作する単純なスイッチでなり、例えば
CMOS等のICで構成される。
【0043】波形整形回路14は、包絡線信号を円滑化
することで、後述するようにバースト制御の立上げ及び
立下げ時の波形を整形するためのものである。この波形
整形回路14は、例えば図9に示すように、演算増幅器
を用いたアクティブフィルタで構成された、RCフィル
タ部を2段有する2次のローパスフィルタ(以下、2次
回路と呼ぶ)で実現される。
【0044】図9において、抵抗Rgは直流入力レベル
を0Vに設定するための接地抵抗であり、バッファ増幅
器Hを介してローパスフィルタ本体に与えられる。ロー
パスフィルタ本体は、演算増幅器OPと、バッファ増幅
器Hの出力端と演算増幅器OPの非反転入力端とに介挿
された2個の抵抗R1及びR2と、抵抗R2と共にRC
フィルタ部を構成する一端が演算増幅器OPの非反転入
力端に接続するコンデンサC1と、一端が抵抗R1及び
R2の接続中点に接続すると共に他端が演算増幅器OP
の出力端に接続して抵抗R1と共にRCフィルタ部を構
成するコンデンサC2と、演算増幅器OPの反転入力端
及び出力端に接続された抵抗R3とから構成されてい
る。
【0045】このような2次回路(波形整形回路)14
のステップ入力応答は、図10に示したように、尖鋭度
Q値によってその出力波形を任意に設定できる。しか
も、RCフィルタ部を1個用いている1次回路に比べて
変化が滑らかであり、また、RCフィルタ部を3個以上
用いている3次回路以上に比較して十分な出力波形を得
られるにも拘らず構成が簡単である。この実施例では、
このように波形整形回路14として、2次回路を用いて
いることが一つの特徴である。
【0046】次に、線形化電力増幅装置におけるバース
ト制御動作について説明する。
【0047】図11は、送信バーストと切替回路11の
スイッチSW1,SW2,SW3の切替タイミングを示
したものであり、上述したデジタルセルラ自動車電話シ
ステムに対応したチャートである。
【0048】図11(A)は出力電力のオン(送信)オ
フ(停止)タイミングを示しており、基本的には矩形波
形状で表されるが、スペクトラムの拡がりを抑えるべく
立上り及び立下りを滑らかにすることが必要である。図
11(B)〜(D)に示すスイッチSW1,SW2,S
W3の動作において、オンは接続を、オフは開放を意味
する。また、各スイッチSW1,SW2,SW3の開閉
遷移時間は十分速いものとする。
【0049】以下、期間を次のようにT1,T2,T
3,T4,T5の5通りに分けて動作を説明する。
【0050】期間T1(〜t0 ):この期間ではスイッ
チSW3のみをオンとする(図11(D))。このと
き、スイッチSW1及びSW2が開放されているので、
入力信号の到来の有無に拘らず、切替回路11からの出
力(図11(E))は0V(グランド)となる。従っ
て、線形化ループが0Vを規準電圧として動作し、出力
電力は0となる。例えば、直交変調器(図6参照)から
リークされたキャリア信号が入力されても出力電力は0
となり、確実にキャリアオフレベルを実現できる。
【0051】期間T2(t0 〜t1 ):この期間ではス
イッチSW3に加えてスイッチSW2をオンとする。従
って、入力信号の包絡線信号がルートRBを経由できる
ようになる。この期間では送信動作に移行したため、入
力信号自体が立上っていくが、その包絡線信号を2次回
路14に入力しているため、切替回路11の出力信号
は、図11(E)に示すように入力包絡線信号の平均値
(積分値)に向かって滑らかに立ち上がる。このように
比較器4への規準電圧が滑らかに立上るので、出力電力
も滑らかに立上る。
【0052】期間T3(t1 〜t2 ):この期間では、
スイッチSW1及びSW2をオンとし、スイッチSW3
をオフとする。従って、入力信号の包絡線信号はルート
RAをそのまま通って切替回路11の出力信号となる。
このときには、入力信号自体が完全に立上っており、そ
の包絡線信号が比較器4に規準信号として与えられるの
で、通常のループ動作で線形増幅が行なわれる。
【0053】なお、スイッチSW3が開放されているの
で、2次回路14からの出力が比較器4に与えられるこ
とはないが、この2次回路14には包絡線信号が入力さ
れており、2次回路14から入力包絡線の平均レベル電
圧が出力されている。これは、後述する立下り期間での
滑らかな波形変化を意図して実行させているものであ
る。
【0054】期間T4(t2 〜t3 ):この期間では、
スイッチSW1及びSW2をオフとし、スイッチSW3
をオンとする。従って、このときには、2次回路14の
出力が切替回路11の出力信号として比較器4に与えら
れる。この期間では、2次回路14には入力包絡線信号
は入力されないが、2次回路14が有する時定数に従
い、通常動作時の包絡線信号の平均レベルから0Vへ2
次回路14のステップダウン応答波形で滑らかに立ち下
がる。従って、出力電力レベルも滑らかに立ち下がる。
【0055】期間T5(t3 〜):この期間では、スイ
ッチSW3のみをオンとする。従って、上述した期間T
1と同一の動作を行なうので説明を省略する。
【0056】尚、線形化ループの帯域は十分拡いが、高
速に追従できる制御範囲は図1のRF可変ATT10の
可変範囲に依存しているので、十分なキャリアオフレベ
ル(−60dBm以下)まで出力電力を下げきることは
困難である。従って、立下げ、立上げ時間だけ、LPF
7,HPF8の時定数を切り替えて、線形化ループのL
PF7を含むルートとHPF8を含むルートの両方を高
速化することにより、RF可変ATT10の減衰量及び
飽和形電力増幅器1の利得の両方を迅速に制御し、キャ
リアオフレベルを確保する。
【0057】具体的には、LPF7,HPF8をそれぞ
れ図12の(A),(B)に示すように構成し、図11
に示すスイッチSW2を切り替えるタイミングと同様の
タイミングを有するバースト制御信号により、図12に
示すスイッチSWを切り替えて、通過帯域を制御する。
即ち、図11に示すto 〜t1 とt2 〜t3 の期間だ
け、LPF7の帯域をfo からf1 (広帯域)に、HP
F8の帯域をfo からスルーにする。これにより、バー
ストの立上げ、立下げ時に、線形化ループのLPF7を
含むルートとHPF8を含むルートの両方とも広帯域と
なり、RF可変ATT10と飽和形電力増幅器1の両者
が機能して、キャリアオフレベル(−60dBm)から
の立上げ、キャリア・オフ・レベルまでの立下げが可能
となる。なお、図13は、LPF7とHPF8の通過域
についての上述の制御方法をまとめて示したものであ
る。
【0058】北アメリカで採用されているデジタルセル
ラ自動車電話システムの場合、立上り及び立下りに3シ
ンボル期間(1シンボル期間は約41μsec)を割り
当てているので、整定期間を考慮して立上り期間を例え
ば82μsecとする。このとき、2次回路14の尖鋭
度Qを、立上り時のオーバーシュートが少ない良好な立
上りを実現できる0.7とすると(図10参照)、図9
に示す2次回路14を構成する各回路素子の値を、例え
ばR1=R2=1kΩ、C1=0.038μF、C2=
0.019μF、R3=10kΩ、Rg=10kΩとす
れば良い。
【0059】以上、切替回路14を設けることによっ
て、バースト制御の立上り及び立下りを滑らかにするこ
とを説明したが、北アメリカで採用されているデジタル
セルラ自動車電話システムの場合には、これに加えて、
次のようにすることで一段と立上り及び立下り波形を滑
らかにすることができる。すなわち、デジタルセルラ方
式の自動車電話システムでは、π/4シフトDQPSK
(differential quadrature phase shift keying)方式
で振幅位相変調された信号(QAM信号の1種)を線形
化増幅しているが、立上げ及び立下げ時間のそれぞれ3
シンボル期間ずつのデータを次のように工夫することに
より、さらに滑らかなバースト制御の過渡応答を得るこ
とができる。
【0060】以下、このことについて説明する。
【0061】図14は、π/4シフトDQPSK変調波
の空間位相遷移図である。図14において、縦軸は直交
変調器(図6参照)に入力するI信号成分を示し、横軸
は直交変調器に入力するQ信号成分を示している。入力
音声信号は、デジタル信号に変換された後、所定ビット
毎のマッピング処理を通じてI信号成分及びQ信号成分
に変換される。I信号成分及びQ信号成分はそれぞれ、
±1,0,±21/2 をとるものであり、これらの組み合
わせのうち振幅が等しい(原点Oからの距離が等しい)
8個を遷移し得る位相ポイントb1〜b8としている。
なお、空間位相遷移図の径(半径)は振幅を表してい
る。また、π/4シフトDQPSK変調波の場合、ある
位相ポイントからは、±45度、±135度ずれた4個
の位相ポイントのいずれかにシフトすることに定まって
いる。例えば、位相ポイントb1からは、位相ポイント
b2,b4,b6又はb8にシフトし得る。
【0062】なお、位相ポイントは約41μsec毎に
遷移するものである。
【0063】ここで、このようなπ/4シフトDQPS
K変調波について位相遷移と振幅波形との関係を、立上
り及び立下り期間である3シンボル期間について考え
る。
【0064】図15は位相遷移が45度ずつの場合を示
しており、図16は位相遷移が135度ずつの場合を示
している。
【0065】位相遷移が45度ずつの場合には、図15
(A)に示すように原点Oからほぼ等距離で位相が遷移
していくため、通常期間であれば図15(B)に示すよ
うに振幅波形の変化は少なく、立上り期間に適用したと
しても図15(C)に示すようにその変動は少ない。
【0066】これに対して、位相遷移が135度ずつの
場合には、図16(A)に示すように原点Oの近くを通
って次の位相ポイントに遷移していくため、通常期間で
あれば図16(B)に示すように振幅波形の変動が大き
く、立上り期間に適用したとしても図16(C)に示す
ようにその変動は大きい。
【0067】このような位相遷移と振幅変化との関係
は、立下り期間についても同様に成り立つ。
【0068】そこで、この実施例の場合、立上げ期間で
は+45度(又は−45度)ずつで位相遷移させ、立下
げ期間では−45度(又は+45度)ずつで位相遷移さ
せることにした。これにより非常に滑らかな過渡応答が
実現できる。
【0069】ところで、波形整形回路14として図9に
示すような2次回路を用いた場合、2次回路のステップ
応答の性質から、バーストの立下り時において規定時間
内に出力電力がキャリア・オフ・レベル(例えば−60
dBm)まで減衰しないという問題がある。
【0070】即ち、2次回路の時定数やQは、立上り、
立下り時における応答が最終値に出来るだけ滑らかに、
振動しないで移行するように選択するものの、多少の残
差電圧や振動は存在する。立上げ時は、最終出力電力値
にある程度の許容幅(±3dB)があるので問題となら
ない。しかし、立下げ時には、最終値に至るまでに微小
な残差電圧、振動などが存在し、これらがキャリアオフ
レベルにまで下がり切るのを妨げる。
【0071】例えば、北アメリカで採用されているディ
ジタルセルラ自動車電話システムにおいては、図4
(B)に示す立下り時の3シンボル(=120μse
c)で出力電力を−60dBm以下に立下げる必要があ
る。しかし、2次回路の立下がり応答では、3シンボル
を過ぎても数%の振幅が残っており、−60dBm以下
に立下げることは出来ない。
【0072】このような場合は、立下げ開始時から一定
時間経過後に、強制的に制御端子15とゲイン可変端子
16への電圧を0Vにするキャリア・オフ回路を設ける
のがよい。
【0073】図17は本発明の他の実施例を示す回路図
であって、図1に示す線形化電力増幅装置の制御端子1
5とゲイン可変端子16にそれぞれキャリア・オフ回路
18,19を接続したものである。
【0074】図18はキャリア・オフ回路18,19の
実施例を示す回路図であり、以下その動作を説明する。
図18において、制御信号(バーSW2)は図11に示
すSW2を切り替えるタイミングと逆の関係にあり、t
0 でHレベルからLレベルになり、t2 でLレベルから
Hレベルになる。まず、定常状態における動作を考え
る。送信バーストがオンの時、即ち制御信号(バーSW
2)がLレベルの時、トランジスタ(Tr)はオフとな
るのでTrのコレクタ電圧はHレベルになる。送信バー
ストがオフの時、即ち制御信号がHレベルの時、Trは
オンとなるのでTrのコレクタ電圧はLレベル即ち0V
(厳密に残留電圧がある)になる。Trのコレクタ電圧
が0Vになると、図17に示す制御端子15、ゲイン可
変端子16の電圧が0Vになりキャリア・オフが実行さ
れる。
【0075】次に過渡状態における動作を考える。図1
9(A)に示すように、バーストの立上り時(t1 )、
即ち制御信号(バーSW2)がHレベルからLレベルに
変化する時、Trのベース電圧は(R1+Diのon抵
抗)とCで決まる時定数τ1 で放電するので、図19
(B)に示すように0.6V(TrのVBE)から時定数
τ1 に従って減少してゆく。Trのベースの電圧がベー
ス・エミッタ間電圧VBEより下がると、Trは即刻オフ
になり、コレクタ電圧はHレベル(オープン)になる。
従って、出力電力は本来の線形化ループの作用により2
次回路14のステップアップ曲線に従って立ち上がって
ゆく。
【0076】一方、バーストの立下り時(t2 )、即ち
制御信号がLレベルからHレベルに変化する時、Trの
ベース電圧は図19(B)に示す(R1+R2)とCで
決まる時定数τ2 で、最終目標電圧値5Vに向けて変化
する。しかし、Trのベース電圧がTrのオンとなる電
圧(VBE=0.6V)に達すると、その瞬間にTrはオ
ンとなり、図19(C)に示すようにコレクタ電圧はL
レベルになる。なお、t2 からTrがオンになるまでの
時間t0 (遅延時間)は、ベース電圧の立上りが一次直
線(V=5t/CR)で近似できることからt0 =0.
6×CR/5で算出することができる。従って、(R1
+R2)とCの値を選定することにより、Trのコレク
タ電圧をバーストが立下がる時(t2 )から希望の遅延
時間t0 で0Vにすることができる。
【0077】例えば、上記の遅延時間t0 を100μs
ec程度に選ぶと、送信出力は図11のt2 より2次回
路14のステップダウン曲線で滑らかに立ち下がってゆ
き、t2 +100μsecでキャリア・オフ回路18,
19の上述の動作で急速に強制的にキャリアオフレベル
まで立下げられる。つまり、立下げ動作を2つのステッ
プに分けていると言って良い。主な立下げは2次回路1
4のステップダウン応答と線形化ループとによる作用で
あり、100μsec経過後はキャリア・オフ回路1
8,19によって、急速に強制的にキャリアオフレベル
まで立下げているわけである。
【0078】以上説明したように、キャリア・オフ回路
を併用することで、2次回路のステップダウン応答の残
差による問題を回避できる。
【0079】尚、図17において、RF可変ATT1
0,HPF8,LPF9を含む帰還ルート及びLPF7
を除いた場合、即ち帯域分割形を採用しない場合におい
ても、制御端子15に接続したカット・オフ回路により
上述と同様の効果が得られる。
【0080】なお、上述の実施例は、北アメリカで採用
されているデジタルセルラ自動車電話システムに対する
ものを示したが、他のシステム(自動車電話システムに
限定されない)に適用される電力増幅装置や、電力増幅
装置を備えている送信装置(無線有線を問わない)に対
しても本発明を適用することができる。
【0081】また、電力増幅されるQAM信号も、π/
4シフトDQPSK変調信号に限定されるものではな
い。他のQAM信号であっても、位相遷移による振幅変
動が最小になるように、立上り及び立下り期間のデータ
を定めることが重要である。
【0082】さらに、QAM信号の立上り及び立下り期
間のデータ選定は、電力増幅装置が切替回路を備えてい
ない場合にも有効である。
【0083】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
切替回路を設けて、送信期間の立上り及び立下り期間で
は波形整形された入力包絡線信号を比較器に与えるよう
にしたので、立上り時及び立下り時が滑らかなバースト
制御が可能となり、スペクトラムの拡がりを防止できて
他チャンネルへの妨害を未然に防止することができる。
【0084】また、第2の本発明によれば、カット・オ
フ回路を設け、バースト立下り時に電力増幅器の制御端
子等を強制的に零電圧に保持したので、電力増幅装置を
キャリアオフレベルに迅速に立下げることができる。
【0085】また、第3の本発明によれば、電力増幅装
置に与える入力信号の振幅変動が最小となるように立上
り時及び立下り時の入力信号の内容を定めたので、立上
り時及び立下り時が滑らかなバースト制御が可能とな
り、スペクトラムの拡がりを防止できて他チャンネルへ
の妨害を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】従来の線形化電力増幅装置の回路図である。
【図3】送信バーストの制御タイミング例を示す図であ
る。
【図4】バースト制御の説明図である。
【図5】従来のバースト制御の円滑化の説明図である。
【図6】従来のバースト制御の円滑化の説明図である。
【図7】HPF,LPFの周波数特性を示す図である。
【図8】HPF,LPFの回路図である。
【図9】波形整形回路の回路図である。
【図10】波形整形回路のステップ応答の特性図であ
る。
【図11】切替回路の動作タイミングチャートである。
【図12】LPF7,HPF8の回路図である。
【図13】LPF7,HPF8の通過域制御の説明図で
ある。
【図14】π/4シフトDQPSK変調方式の空間位相
遷移図である。
【図15】45度ずつの位相遷移の説明図である。
【図16】135度ずつの位相遷移の説明図である。
【図17】本発明の他の実施例の回路図である。
【図18】キャリア・オフ回路の回路図である。
【図19】キャリア・オフ回路の各部波形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 飽和形電力増幅器 2 出力検波器 3,6 ゲイン可変器 4 比較器 7,9 LPF 8 HPF 10 RF可変ATT 11 切替回路 14 波形整形回路 25,26 カット・オフ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲイン可変端子を有し入力信号を減衰さ
    せる可変アッテネータと、制御端子を有し前記可変アッ
    テネータの出力を電力増幅する飽和形電力増幅器と、前
    記入力信号の包絡線信号を規準とした、前記電力増幅器
    からの出力信号の包絡線信号の誤差信号のうち直流成分
    を前記制御端子に入力し交流成分を前記ゲイン可変端子
    に入力するフィードバックループとを備え、前記入力信
    号を線形電力増幅する包絡線帰還を用いた送信装置用電
    力増幅装置であって、 前記入力信号の包絡線信号を円滑化する波形整形回路を
    備えた切替回路を設け、 この切替回路が、バースト送信の過渡期間では、前記波
    形整形回路を介した前記入力信号の包絡線信号を前記フ
    ィードバックループ内の比較器に入力するようにしたこ
    とを特徴とする電力増幅装置。
  2. 【請求項2】 前記波形整形回路として、2次のローパ
    スフィルタを適用したことを特徴とする請求項1に記載
    の電力増幅装置。
  3. 【請求項3】 バースト送信の立下げ開始から一定時間
    経過後、前記制御端子及びゲイン可変端子における電圧
    を強制的に一定期間零に設定するキャリア・オフ回路を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の電力増幅装
    置。
  4. 【請求項4】 バースト送信の過渡期間のみ、前記誤差
    信号の直流成分と交流成分の両方を、前記制御端子及び
    ゲイン可変端子に入力する手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電力増幅装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電力増幅装置を備え、
    前記電力増幅装置への入力信号がQAM信号である送信
    装置において、 バースト送信の過渡期間の送信データを、前記QAM信
    号の振幅変動が最小となるデータにしたことを特徴とす
    る送信装置。
  6. 【請求項6】 前QAM信号が、π/4シフトDQPS
    K変調信号であって、バースト送信の立上り期間では位
    相遷移を+45度(又は−45度)とし、立下り期間で
    は位相遷移を−45度(又は+45度)とする送信デー
    タとしたことを特徴とする請求項5に記載の送信装置。
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