JPH05129686A - 半導体レーザ駆動回路 - Google Patents

半導体レーザ駆動回路

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JPH05129686A
JPH05129686A JP28767691A JP28767691A JPH05129686A JP H05129686 A JPH05129686 A JP H05129686A JP 28767691 A JP28767691 A JP 28767691A JP 28767691 A JP28767691 A JP 28767691A JP H05129686 A JPH05129686 A JP H05129686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
semiconductor laser
monitor
signal
Prior art date
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Application number
JP28767691A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ohashi
勉 大橋
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数特性を変えないでモニタダイオードの
感度を補正する。 【構成】 モニタダイオードの光電流を電圧に変換した
のち、半固定抵抗よりなる電圧補正回路によりモニタダ
イオードの感度を補正するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザ駆動回路に
関し、更に詳細には半導体レーザの出力するレーザ光の
光出力を調整可能な半導体レーザ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように半導体レーザは、図2に示
すが如く温度によってその駆動電流−光出力特性が大き
く変化するという特性を有している。また、個々の素子
においてもその特性はばらついている。このため、半導
体レーザを変調駆動する際には、半導体レーザの光出力
を、通常、半導体レーザと同一容器に格納されるモニタ
ダイオードによりモニタして駆動電流を変化させて光出
力を一定に保つ制御動作を行なうようにしていた。
【0003】しかしながら、モニタダイオードの感度特
性は個々の素子で、大きくばらつく(約2倍程度)の
で、この感度の補正を行なわなくてはならず、このた
め、モニタダイオードに発生する光電流を電圧に変換す
る抵抗を可変抵抗とし、この補正をおこなう方法が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな補正方法ではモニタダイオードの負荷抵抗の大きさ
が変化するため、モニタダイオードの接合容量と負荷抵
抗とから決まる周波数特性が変化し、高速に制御動作を
行なう場合には、モニタダイオードの出力が光出力の変
化に追従せず光出力に誤差の発生する恐れがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ駆
動回路においては、上述の問題点を解決するために、モ
ニタダイオードにより得られる光電流をモニタ電圧に変
換する変換回路のあとに、モニタダイオードの感度を補
正する電圧補正回路を設けている。
【0006】
【作用】上述の構成を有する本発明によれば、モニタダ
イオードに発生する光電流は変換回路によりモニタ電圧
に変換されてから電圧補正回路によりモニタダイオード
の感度が補正される。この補正されたモニタ電圧により
光出力を一定にする制御動作が行なわれる。
【0007】したがってモニタ電圧の周波数応答性は補
正の状態によらず一定となり、モニタダイオードの感度
のばらつきにより影響されることがない。このため、高
速な制御動作においても安定な動作が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図1で示すのは本発明の一実施例である半
導体レーザ駆動回路の構成の概略を示す図である。
【0010】すなわち、レーザ光を出力する半導体レー
ザ1と、半導体レーザ1と同一容器に格納され、該レー
ザ光の一部を受光してレーザ光の光出力に比例した光電
流を発生するモニタダイオード2と、該光電流を電圧に
変換して増幅してモニタ信号を出力する増幅変換回路3
と、モニタダイオード2の感度のばらつきによるモニタ
電圧の大きさを補正して出力する電圧補正回路4と、補
正されたモニタ電圧の大きさが所定の基準電圧より大き
いか否かを比較判定する比較回路5と、後述の制御信号
により動作が起動され、該比較回路5の比較結果にもと
づいて、光出力信号が基準電圧より小さいならばアップ
パルスを、大きいならばダウンパルスを発生する制御回
路6と、アップパルス、ダウンパルスに従ってカウント
を行なうアップダウンカウンタ7と、該アップダウンカ
ウンタ7のカウント値をアナログ電圧に変換して制御電
圧として出力するD/A変換回路8と、外部より入力さ
れる変調信号により対応するパルス幅のPWM信号(P
ulse Width Modulation)を出力
する変調回路9と、該PWM信号のタイミングに従い、
制御電圧に対応する電流で半導体レーザ1を電流駆動す
る駆動回路10とから構成されている。
【0011】図3に増幅変換回路3と電圧補正回路4の
具体的な回路構成を示す。
【0012】すなわち、増幅変換回路3は電流−電圧変
換回路で構成され、電圧補正回路4は半固定抵抗回路に
より構成されるものである。
【0013】次に、図1乃至図4を参照して本実施例の
半導体レーザ駆動回路の動作を説明する。
【0014】外部より所定の周期で制御信号が入力され
る。制御動作は本来の変調動作の合間に行なわれるもの
であり、変調動作に影響のないタイミングで制御信号が
入力される。
【0015】制御信号が入力されると以下に述べる制御
動作を行い、半導体レーザ1の光出力を制御する。
【0016】すなわち、変調回路9はPWM信号を生成
する動作を停止し、常に半導体レーザが点灯するように
変調信号を発生する。駆動回路10はD/A変換回路8
の出力するアナログ電圧に対応する電流で半導体レーザ
1を駆動する。半導体レーザ1は該電流に対応する光出
力でレーザ光を発生する。
【0017】発生したレーザ光の一部はモニタダイオー
ド2により受光され、発生する光電流は増幅変換回路3
により電圧増幅されてモニタ信号として出力され、モニ
タ信号は電圧補正回路4によりその大きさが補正され
る。
【0018】電圧補正回路4は後述するようにあらかじ
め調整されているので補正されたモニタ電圧はモニタダ
イオード2の感度によらずレーザ光の光出力と一定の関
係がある。
【0019】補正されたモニタ電圧は比較回路5により
基準電圧との大小が比較判定される。
【0020】その比較結果は制御回路6に出力され、制
御回路6は、光出力信号が基準電圧より小さいならばア
ップパルスを、大きいならばダウンパルスをアップダウ
ンカウンタ7に出力する。
【0021】アップダウンカウンタ7は、アップパル
ス、ダウンパルスに従ってカウント値を更新する。アッ
プダウンカウンタ7のカウント値はD/A変換回路8に
よりアナログ電圧に変換され制御電圧として駆動回路1
0に出力される。
【0022】この結果、半導体レーザ1が発生するレー
ザ光の光出力はモニタダイオード2の感度によらず比較
回路5の基準電圧に相当する所定の光出力に制御され
る。
【0023】次に電圧補正回路4の調整方法について説
明する。
【0024】変調信号を半導体レーザ1が点灯するよう
に固定して回路を動作させる。半導体レーザ1の出力す
るレーザ光の光出力をパワーメータにより測定しながら
電圧補正回路4の半固定抵抗を調整し所定の光出力にな
るようにする。なおこのとき半固定抵抗を最大側から調
整すれば光出力は徐々に大きくなるので安全である。
【0025】このように電圧補正回路4が調整されたな
らば、モニタダイオード2の感度のばらつきによらずレ
ーザ光の光出力と補正されたモニタ電圧の関係は一定の
もにとなり、しかもモニタ電圧の周波数特性もモニタダ
イオード2の感度のばらつきによらず一定となる。
【0026】また、電圧調整回路4はモニタダイオード
2の感度のばらつきを補正するものとしたが、この回路
によりレーザ光の光出力を調整することも出来る。
【0027】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ものではなく種々の変形、改良が可能である。たとえば
本実施例では増幅変換回路を図3に示すような構成とし
たが図4のような構成でもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の半導体レーザ駆動回路では、受光素子により発生
する光電流を電流に変換する変換回路のあとに、電圧補
正回路を設け、受光素子の感度のばらつきを補正するよ
うにしたので、検出されるレーザ光の光出力の周波数特
性は感度のばらつきによらず一定となり、高速な制御動
作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体レーザ駆動回路の構成を示す図
である。
【図2】半導体レーザの特性を示す図である。
【図3】増幅変換回路と電圧補正回路の構成を示す回路
図である。
【図4】増幅変換回路のその他の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 モニタダイオード 3 増幅変換回路 4 電圧補正回路 5 比較回路 6 制御回路 7 アップダウンカウンタ 8 D/A変換回路 9 変調回路 10駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を発生する半導体レーザと、該
    半導体レーザを変調信号に従って電流駆動する駆動回路
    と、レーザ光の一部を受光素子によって受光することに
    よりレーザ光の光出力を検出してレーザ光の光出力を安
    定化する安定化回路とを有する半導体レーザ駆動回路に
    おいて、 前記受光素子により発生する光電流を電圧に変換する変
    換回路のあとに、電圧補正回路を設けたことを特徴とす
    る半導体レーザ駆動回路。
JP28767691A 1991-11-01 1991-11-01 半導体レーザ駆動回路 Pending JPH05129686A (ja)

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JP28767691A JPH05129686A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 半導体レーザ駆動回路

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ID=17720280

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115275758A (zh) * 2022-09-19 2022-11-01 上海三菲半导体有限公司 一种宽带脉冲调制光源

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115275758A (zh) * 2022-09-19 2022-11-01 上海三菲半导体有限公司 一种宽带脉冲调制光源

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