JPH05127467A - 感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置 - Google Patents

感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置

Info

Publication number
JPH05127467A
JPH05127467A JP28675591A JP28675591A JPH05127467A JP H05127467 A JPH05127467 A JP H05127467A JP 28675591 A JP28675591 A JP 28675591A JP 28675591 A JP28675591 A JP 28675591A JP H05127467 A JPH05127467 A JP H05127467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
photosensitive
blade
photosensitive toner
conductive substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28675591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Uehara
政利 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP28675591A priority Critical patent/JPH05127467A/ja
Publication of JPH05127467A publication Critical patent/JPH05127467A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電性基体上のトナーをブレードで掻き取っ
て再利用する場合において、トナーホッパー内のトナー
の帯電性などが低下するのを防止する。それによって、
画像飛散やかぶりが発生することを防止する。 【構成】 導電性基体1上に残留する感光性トナーtを
掻き取るためのブレード14を設ける。このブレード1
4で掻き取られたトナーtを加熱する手段13、または
トナーtに光を照射し得る光照射手段16を設けて、ト
ナーtの帯電性等を初期状態まで回復させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性トナーの画像形
成方法とその方法に使用される感光性トナー回収装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、感光性トナーを用いた画像形成方
法が種々開発されている。その画像形成方法の一例を挙
げると、図3に示すように、内部に磁石が設けられたス
リーブ2と導電性のドラム1とを対向して配置し、スリ
ーブ2の周囲に磁性キャリアと感光性トナーとからなる
磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシをドラム1表面に
接触させると共にドラム1とスリーブ2との間にバイア
ス電圧を印加することにより、クーロン力で磁気ブラシ
にて搬送された感光性トナーtをドラム1周面に層状態
で一様に付着させる。その後、露光部11からドラム1
周面上の感光性トナーの層4に画像が露光されると、こ
の露光により光が照射された感光性トナーtは導電性と
なり、その部分の感光性トナーt1の電荷は減衰する。
これに対して、ドラム1上の光が照射されない部分の感
光性トナーt2は当初の帯電状態を保持している。な
お、図中17は転写ローラーである。
【0003】次いで、このドラム1に上記光が照射され
ていないトナーt2と同極性の転写紙3を圧着すること
により、ドラム1上の露光された部分の感光性トナーt
1は転写紙3に転写し、一方露光されていない感光性ト
ナーt2はドラム1上に残留することで転写紙3上に画
像が形成される。
【0004】このような画像形成方法においては、ドラ
ム1の全面に感光性トナー層4を形成するために、トナ
ーtの消費量が非常に多くなり、従ってトナーtを回収
して再利用する必要があることから、ドラム1上のトナ
ーtをその後ブレード14により掻き落としてトナーホ
ッパー6内へ回収するように構成されている。
【0005】ところで、露光トナーt1は、上記のよう
に転写紙3に転写されるのであるが、100%は転写さ
れず、ドラム1上に残留した露光トナーt1もトナーホ
ッパー6に回収される。この時、回収された露光トナー
t1は帯電量(抵抗)が低下しており、またこの露光ト
ナーt1が露光前の帯電量(抵抗)を有する状態になる
までには所定の時間を要するものである。従って、その
露光トナーt1を上記のようにブレード14で掻き取っ
て再利用すると、トナーホッパー6内には種々の電荷を
有するトナーが収容されることになり、その結果画像飛
散や画像かぶりが発生するという欠点がある。
【0006】さらに、ドラム1上の全面にトナー層4を
形成し、それを転写紙3に直接接触させて転写するため
に紙3の持つ水分や機内の湿度にトナーtが影響され
る。従って、そのようなトナーtを上記のようにブレー
ド14で掻き取って再利用するとトナーtの帯電性が低
下、画像にかぶりが発生するという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するためになされたものであって、その目的とする
ところは、導電性基体上のトナーを再利用する場合にお
いても、トナーホッパー内のトナーの帯電性等が低下し
たり、トナーの電荷がばらつきということがなく、画像
飛散やかぶりが発生することのない感光性トナーの画像
形成方法と感光性トナー回収装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の感光性トナーの
画像形成方法は、導電性基体の周囲に形成された感光性
トナー層を露光することにより該導電性基体上に感光性
トナー像を形成し、該感光性トナー像を転写紙へ転写す
ると共に、導電性基体上に残留した感光性トナーをブレ
ードにより掻き取ってトナーホッパー内へ回収する感光
性トナーの画像形成方法において、上記ブレードによっ
て掻き取られたトナーを加熱または該トナーに光を照射
することにより該トナーが保持する電荷を減少した後、
該トナーを上記トナーホッパー内に回収することを特徴
とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】本発明の感光性トナー回収装置は、導電性
基体の周囲に形成された感光性トナー層を露光すること
により該導電性基体上に感光性トナー像を形成し、その
感光性トナー像を転写紙へ転写すると共に、導電性基体
上に残留した感光性トナーをブレードにより掻き取って
トナーホッパー内へ回収する画像形成方法に使用される
感光性トナー回収装置において、該ブレードによって掻
き取られたトナーを加熱し得るトナー加熱手段が設けら
れており、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】さらに、本発明の他の感光性トナー回収装
置は、導電性基体の周囲に形成された感光性トナー層を
露光することにより該導電性基体上に感光性トナー像を
形成し、該感光性トナー像を転写紙へ転写すると共に、
導電性基体上に残留した感光性トナーをブレードにより
掻き取ってトナーホッパー内へ回収する画像形成方法に
使用される感光性トナー回収装置において、上記ブレー
ドと上記トナーホッパーとの間に、該ブレードによって
掻き取られたトナーが通過し得る導電性の通過部材が設
けられ、該通過部材上のトナーに光を照射し得る光照射
手段が設けられており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0011】
【作用】上記のように、ブレードで掻き取られた感光性
トナーを加熱または該トナーに光を照射することにより
トナーが保持する電荷を減少した後、トナーをトナーホ
ッパー内に回収するようにすることにより、トナーの帯
電性等を初期状態に回復させることができる。すなわ
ち、感光性トナーを加熱してその電荷を減少する場合に
は、トナーに含まれる水分を除去できると共に、露光ト
ナーの帯電性(メモリー性)の回復を速めることがで
き、トナーに光を照射してその電荷を減少する場合に
は、その使用済みのトナーと未使用のトナーの電荷をば
らつきを減少して、トナーホッパー内に収容されるトナ
ーの電荷を均一とすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0013】図1には本発明の感光性トナー回収装置が
組み込まれた感光性トナーの画像形成装置の一実施例が
示されている。
【0014】この画像形成装置は、アルミ素管などで形
成される導電性基体としての導電性ドラム1と、該スリ
ーブ2の容器となるハウジング7と、該ハウジング7内
に感光性トナーtを供給するトナーホッパー6と、ハウ
ジング7内に配設された攪拌ローラー8およびスリーブ
2と、トナー加熱手段13と、を有している。
【0015】ハウジング7内にはトナーとキャリアとが
混合された現像剤が収容されており、該現像剤は攪拌ロ
ーラー8によって攪拌され、この攪拌により帯電した現
像剤は、内部にマグネットローラが配置されたスリーブ
2に吸引され、該スリーブ2の矢印方向への回転により
スリーブ2上を同方向へ搬送される。
【0016】スリーブ2の回転領域にはスリーブ2上に
吸引された現像剤の層厚を均一にするためのドクターブ
レード5が設けられており、該ブレード5を通過した所
定厚みの現像剤によってスリーブ2上に磁気ブラシが形
成される。そして、このスリーブ2に間隙を介して上記
ドラム1が対向して配設されており、上記磁気ブラシを
ドラム1表面に接触させると共に、ドラム1とスリーブ
2との間にバイアス電圧を印加することにより、クーロ
ン力で磁気ブラシにて搬送された感光性トナーtはドラ
ム1周面に層状態で一様に付着される。
【0017】そして、ドラム1周面上に形成された感光
性トナー層4に露光部11から画像が露光されると、こ
の露光により光が照射された部分の感光性トナーt1は
導電性となり、その部分の感光性トナーt1の帯電電荷
は減衰する。これに対して、ドラム1上の光が照射され
ない感光性トナーt2は当初の帯電状態を保持してい
る。次いで、このドラム1に光が照射されていないトナ
ーt2と同極性の転写紙3を圧着することにより、ドラ
ム1上の電荷を有しない感光性トナーt1は転写紙3に
転写し、一方電荷を有する感光性トナーt2はドラム1
上に残留することで転写紙3上に画像が形成される。
【0018】上記トナーホッパー6の上方位置には、弾
性体などから形成されるブレード14が設けられてお
り、このブレード14によってドラム1上のトナーtを
掻き落とすようになっている。そして、このブレード1
4によって掻き取られたトナーtを加熱するためのトナ
ー加熱手段13が、トナーホッパー6の上方位置に配設
されている。
【0019】このトナー加熱手段13は赤外線ヒーター
などで略板状に形成され、ブレード14とトナーホッパ
ー6の壁部との間に傾斜して配置されている。トナー加
熱手段13はトナーtが融着せず、かつトナーtに含ま
れる水分を有効に除去できる程度の温度に設定されてい
る。従って、ブレード14で掻き落とされたトナーt
は、ブレード14およびトナー加熱手段13の上面を滑
ってトナーホッパー6へ案内される際に加熱されてそれ
に含まれる水分が除去される。そして、この感光性トナ
ーtは、再びトナーホッパー6から落下されてハウジン
グ7内の現像剤と混合される。また、このトナー加熱手
段13は、トナーホッパー6の上方位置に配設されてい
ることにより、同時にトナーホッパー6内に収容されて
いるトナーを加熱し、また装置内の温度をほぼ一定に調
節することができる。これにより、装置内の湿度にトナ
ーtの感光性等が影響されることもない。
【0020】図3は感光性トナー回収装置の他の実施例
を示したものである。この実施例では、ブレード14と
トナーホッパー6との間にアースされた導電性のトナー
通過部材15が設けられ、このトナー通過部材15上の
トナーtに光を照射し得る光照射手段16が設けられて
いる。光照射手段16から照射される光は上記感光性ト
ナーtが吸収し得る波長領域のものである。
【0021】この装置によれば、ブレード14で掻き取
られた感光性トナーtは、このトナー通過部材15上を
通過する際に、光照射手段16から光が照射されること
により感光性トナーtの電荷が減衰されるものである。
従って、ドラム1上の露光トナーt1および未露光トナ
ーt2のいずれも露光されてその電荷がほぼ一様となる
ため、トナーホッパー6内に回収されるトナーtにばら
つきを生じるような不都合をなくすことができる。
【0022】なお、トナー像が転写紙3に転写された後
のドラム1表面に光が照射し得るように、転写ローラー
17とブレード14との間においてドラム1の上方位置
に光照射手段を配設してもよい。上記トナー加熱手段1
3、トナー通過部材15および光照射手段16の形状等
は目的に応じて種々変更することができる。また、ドラ
ム上に感光性トナー層を形成する手段としては、上記の
ものに限定されず、例えば、キャリアを使用しないで感
光性トナーをドラムに塗布することにより感光性トナー
層を形成する手段でもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、導電性基体上の露光さ
れた感光性トナーを再利用する場合においても、そのト
ナーの帯電性等を初期状態に戻すことができ、またトナ
ーホッパー内に収容されるトナーの帯電量のばらつきを
なくすことにより摩擦帯電の分布幅を小さくすることが
できるので、トナーの画像飛散やかぶりの発生を防止し
て良好な画像を形成することができ、しかも環境依存性
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光性トナーの画像形成装置の概略断面図であ
る。
【図2】感光性トナー回収装置の一実施例の概略断面図
である。
【図3】従来の感光性トナーの画像形成装置の概略断面
図である。
【符号の説明】
1 導電性ドラム 2 スリーブ 3 転写紙 4 トナー層 5 ドクターブレード 6 トナーホッパー 7 ハウジング 8 攪拌ローラー 13 トナー加熱手段 14 ブレード 15 トナー通過部 16 光照射手段 t 感光性トナー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体の周囲に形成された感光性ト
    ナー層を露光することにより該導電性基体上に感光性ト
    ナー像を形成し、該感光性トナー像を転写紙へ転写する
    と共に、導電性基体上に残留した感光性トナーをブレー
    ドにより掻き取ってトナーホッパー内へ回収する感光性
    トナーの画像形成方法において、上記ブレードによって
    掻き取られたトナーを加熱または該トナーに光を照射す
    ることにより該トナーが保持する電荷を減少した後、該
    トナーを上記トナーホッパー内に回収することを特徴と
    する感光性トナーの画像形成方法。
  2. 【請求項2】 導電性基体の周囲に形成された感光性ト
    ナー層を露光することにより該導電性基体上に感光性ト
    ナー像を形成し、該感光性トナー像を転写紙へ転写する
    と共に、導電性基体上に残留した感光性トナーをブレー
    ドにより掻き取ってトナーホッパー内へ回収する画像形
    成方法に使用される感光性トナー回収装置において、該
    ブレードによって掻き取られたトナーを加熱し得るトナ
    ー加熱手段が設けられている感光性トナー回収装置。
  3. 【請求項3】 導電性基体の周囲に形成された感光性ト
    ナー層を露光することにより該導電性基体上に感光性ト
    ナー像を形成し、該感光性トナー像を転写紙へ転写する
    と共に、導電性基体上に残留した感光性トナーをブレー
    ドにより掻き取ってトナーホッパー内へ回収する画像形
    成方法に使用される感光性トナー回収装置において、上
    記ブレードと上記トナーホッパーとの間に該ブレードに
    よって掻き取られたトナーが通過し得る導電性の通過部
    材が設けられ、該通過部材上のトナーに光を照射し得る
    光照射手段が設けられている感光性トナー回収装置。
JP28675591A 1991-10-31 1991-10-31 感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置 Withdrawn JPH05127467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28675591A JPH05127467A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28675591A JPH05127467A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05127467A true JPH05127467A (ja) 1993-05-25

Family

ID=17708626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28675591A Withdrawn JPH05127467A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05127467A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4769676A (en) Image forming apparatus including means for removing residual toner
EP0263501B1 (en) Electrophotographic recording apparatus for forming a multicolor image
US3011473A (en) Xerographic apparatus
US5937248A (en) Contact electrostatic printing image forming method and apparatus using image area centered patch of tonerpatches of toner
JPH09288426A (ja) 画像形成装置
JPS5664359A (en) Charging device in electrophotographic copying machine
US5991577A (en) Air breakdown charge and development image forming method and apparatus using image area centered patches of toner
US6466758B2 (en) Developing apparatus having foreign matter accumulating space
US4233381A (en) Method and apparatus for increasing the apparent resolution of developed electrophotographically reproduced images
JPS6022352B2 (ja) 静電潜像の現像装置
US5140373A (en) Electrostatic latent image developing apparatus with bristle height adjusting member
JPH05127467A (ja) 感光性トナーの画像形成方法及びその方法に使用する感光性トナー回収装置
JP2000029304A (ja) 現像装置及びそれを用いた画像形成装置
JPS6333144B2 (ja)
JPH03118563A (ja) 画像形成装置
JPH09185205A (ja) 画像形成装置
JPS6064364A (ja) 画像形成方法および装置
JPH03129372A (ja) 画像形成方法
JPH10221954A (ja) 画像形成装置
JPH11194556A (ja) 画像形成装置
JPS61140972A (ja) クリ−ニング装置
JP3760107B2 (ja) 湿式電子写真装置および現像装置
JPH08248737A (ja) 画像形成装置
JPS61151679A (ja) 飛散トナ−回収装置
JPS62106482A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107