JPH05124296A - 印刷対象物の印字位置決め方法 - Google Patents

印刷対象物の印字位置決め方法

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JPH05124296A
JPH05124296A JP3288643A JP28864391A JPH05124296A JP H05124296 A JPH05124296 A JP H05124296A JP 3288643 A JP3288643 A JP 3288643A JP 28864391 A JP28864391 A JP 28864391A JP H05124296 A JPH05124296 A JP H05124296A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタを用いて、形状、サイズが必ずしも同
一でない種々のカード類に対して、所定の位置に容易に
印字を可能とする。 【構成】カード類印字見本集から所望の印字見本を選択
し、選択した印字見本に対応したホルダHに開口部位置
でカード類10が露出するようにカード類10を挟み、プリ
ンタ40にホルダHをセットした時、該セット位置に対す
るホルダHの開口部4の所定位置を前記印字見本集の各
印字見本に対応したレイアウト編集ソフトウェアで規定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字対象物の印字位置
決め方法に関し、詳しくは、印刷対象物である小型カー
ド、ラベル等のカード類にワードプロセッサ等で作成し
た所定の文字又は図形等をプリンタで印字する際に、特
定の印字用ホルダを用いて前記印刷対象物を固定し、印
刷対象物の所定の位置に印字する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ワードプロセッサ等で作成した文
書の出力装置として、インパクト方式、サーマル、イン
クジェット等の各種ノンインパクト方式のシリアルプリ
ンタが広く用いられている。これらのワードプロセッサ
等のソフト(ソフトウェア)は、主としてA4、B4等
定形紙を印字対象としており、出力装置であるシリアル
プリンタにおいても、通常、定形紙を印字対象としてい
る。
【0003】従って、小型カード、ラベル等のカード類
に、上記シリアルプリンタを用いて所定の文字又は図形
等を印字しようとする場合、従来、次のような方法が採
られている。即ち、定形紙等のシートを台紙(ホルダ)
として、該台紙の表面の所定位置に、上記カード類を貼
付け固定して印字するか、又は四隅に切込みをいれた台
紙(ホルダ)上に、該切込みを介して上記カード類を固
定して印字する方法が採られている。
【0004】また、上述のような試し印字を必要としな
い製品として、シート等のホルダに貼付け固定したカー
ド類を、印字用ソフトと組み合わせたものも市販されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カード
類を台紙に貼付け固定する方法による場合、カード類を
粘着ラベル状態にしておく必要があり、自ずと印字可能
なカード類は、その種類に大きな制限を受けることにな
り実用的ではない。また、四隅に切込みを入れたホルダ
にカード類を固定する方法による場合、所定の大きさの
カード類しか適用できず、しかもカード類は四隅のみで
固定され且つホルダから浮いた状態で固定されるため、
ホルダに確実に固定され難く印字位置に狂いが生じ、解
像度が低下する等の課題があった。
【0006】また、印字用ソフトとを組み合わされたカ
ード類による場合は、試し印字を必要とせずに正確な印
字が可能であるが、カード類が形状サイズが同一の特定
のものに制限され、しかも印字用ソフトによってカード
類に対する印字位置が特定位置に設定されているため、
印字用ソフトを変更しない限り、印字位置を変更できな
いという問題もあった。
【0007】従って、本発明の目的は、プリンタを用い
て、形状、サイズが必ずしも同一でない印刷対象物であ
る種々のカード類に対して、所定の位置に容易に印字を
可能とする、印刷対象物の印字位置決め方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、各種
印刷対象物の固有のレイアウトに基づいて予め作成され
た印字見本を集成した印字見本集と、台紙、及び該台紙
上に再剥離性接着剤層を介して脱着自在に積層され且つ
該台紙との間に印字対象物を挟持し貼付け固定するカバ
ーからなり、且つ該カバーの所定位置に、所定の大き
さ、所定の形状及び所定の数の印字用開口部を設け前記
印字見本集の各印字見本の夫々に対応した所定サイズの
印字用ホルダと、前記印字見本集の各印字見本の固有の
レイアウトを夫々規定し、且つ予め設定されたプリンタ
の基準位置に所定サイズの前記印字用ホルダを合わせて
プリンタにセットした時、該セット位置に対する前記印
字用ホルダの印字用開口部の位置を前記印字見本集の各
印字見本に対応して夫々規定したレイアウト編集ソフト
ウェアと、を用い、印字見本集から所望の印字見本を選
択し、この印字見本に対応するレイアウト番号をデータ
入力装置で入力して前記選択した印字見本に対応したレ
イアウト編集ソフトウェアを指定し、印刷対象物に印刷
する文字データを前記データ入力装置に入力した後に、
前記選択した印字見本に対応した印字用ホルダに、カバ
ーの印字用開口部に印字対象物の印字領域が露出するよ
うに印字対象物を挟み、前記印字用ホルダをプリンタの
前記基準位置に合わせてプリンタにセットし、プリンタ
で前記文字データを印刷対象物に印字するようにした。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、印字対象物に印刷する際
に、印字見本集からその印字形態に合った印字見本を選
択する。データ入力装置にレイアウト番号を入力して、
選択した印字見本のレイアウト編集ソフトウェアを指定
し、印刷する文字データをデータ入力装置に入力する。
【0010】次に、前記選択した印字見本に対応し、所
定の大きさ、所定の形状及び所定の数の印字用開口部を
有する所定サイズの印字用ホルダの前記カバーを開き、
前記印字対象物の印字領域が印字用開口部で露出するよ
うにして前記カバーを閉じて印字対象物を印字用ホルダ
に固定する。この印字用ホルダをプリンタの基準位置に
合わせてプリンタにセットする。このようにセットすれ
ば、レイアウト編集ソフトウェアによりセット位置から
印字用開口部まで印字用ホルダが自動的に送られ、プリ
ンタにより印字用ホルダの印字用開口部で露出した印字
対象物の印字領域に前記文字が狙い通り印字される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の印字対象物の印字位置決め方
法の実施例を、図1〜9に基づいて説明する。本発明の
印字対象物の位置決め方法によりカード類印字を行うに
は、印字対象物であるカード類の印字見本集と、印字見
本集の各見本の固有のレイアウト等を夫々規定するレイ
アウト編集ソフトウェアと、カード類を挟持する挟持体
型カード類印字用ホルダと、データ入力装置と、プリン
タと、を用いる。次にこれらについて説明する。
【0012】カード類印字見本集を示す図1のように、
カード類印字見本集には例えばA4サイズのように予め
設定された用紙サイズの中に、席札(A)、のし紙
(B)、名札、年賀状等、長方形の印字見本、また長方
形だけでなくハート型の誕生日カード(C)、その他円
形、三角形、動物型、花型等、不定形な形状のカードの
印字見本が掲載されている。またカード類印字見本集に
は同じ形状であっても様々なサイズのカード類の印字見
本が用意されている。各印字見本には1つまたは複数の
印字領域があり、この印字領域に例えば一般的な明朝体
をはじめゴシック体、その他イラスト印字のような特殊
書体等、様々な文字書体、文字サイズ、文字角度、文字
間隔、文字数、行間隔等が組み合わされた各印字見本に
固有のレイアウトで文字が印字されている。印字領域に
縦書き、横書き、縦横混合などの制限はなく、各印字領
域の文字数は文字サイズ、文字間隔の組み合わせによっ
て上限が生じるが、印字領域の外枠が予め印刷されてい
る用紙の記入欄に合わせて印字することも可能である。
この印字領域には入力出来る最大文字数が記載されてい
る。また印字領域には印字領域指定用の領域識別コード
も付記されている。例えば図1における領域識別コード
は席札(A)の領域1〜3のA1〜A3、のし紙
(B)、ハート型の誕生日カード(C)の領域1の夫々
A1である。また各印字見本には各印字見本を指定する
レイアウト番号(例えばB48〜50)が付記されている。
【0013】前記レイアウトの文字を所定の位置に印字
する為のレイアウト編集ソフトウェアは例えばメモリカ
ード等の外部記憶装置、あるいはデータ入力装置内に記
憶させておく。このレイアウト編集ソフトウェアによ
り、印字見本集の各印字見本に固有のレイアウトが夫々
規定され、後述するプリンタの基準位置に所定サイズの
印字用ホルダを合わせてプリンタにセットした時、この
セット位置に対する印字用ホルダの印字用開口部の所定
位置を前記印字見本集の各印字見本に対応して夫々、縦
横の長さが規定されている。
【0014】データ入力装置は前記レイアウト編集ソフ
トウェアを指定して文字データを入力する装置であり、
前記カード類見本集の各印字見本毎に記載され対応した
レイアウト編集ソフトウェア指定用のレイアウト番号と
領域識別コードとが入力可能である。尚、例えば図1の
のし紙(B)、ハート型の誕生日カード(C)のように
印字領域が1つであれば領域識別コード入力を省略する
することも可能である。
【0015】カード類印字用ホルダを示す図2におい
て、カード類印字用ホルダ(以後、ホルダと記す)H
は、印字見本集の各印字見本に対応し、例えばA4用紙
サイズのように予め設定された用紙サイズを有し、台紙
1と、該台紙1上に再剥離性接着剤層2を介して脱着自
在に積層され且つ該台紙1との間にカード類10を挟持し
貼付け固定するカバー3とからなる。
【0016】上記台紙1としては、上記の如くカード類
10を保持して、プリンタに供給された時に、印字に支障
を来すことなくカード類10を安定に保持できるものであ
れば良く、例えば、PET、ポリエチレン等のプラスチ
ック、合成紙、離型紙等の紙、不織布、各種複合材料等
が使用され、厚さ10〜1000μ程度、好ましくは厚さ50〜
500μに形成されたものが挙げられる。
【0017】再剥離性接着剤層2は台紙1上に設けら
れ、カード類10を着脱自在に貼付け固定するものであ
り、カード類10に例えば粘着ラベル形態にして置く必要
はなく、カード類10の種類に大きな制限を受けることが
ない。カバー3は、図2の斜視図である図3、及び平面
図4のIII-III 断面図である図5に示す如く片開き可能
なように台紙1の一縁線の裏側で該カバー3の一側縁部
が固定され、上記台紙1上に上記再剥離性接着剤層2を
介して固定されたカード類10を覆う大きさに形成されて
おり、該カバー3としては、透明又は半透明のプラスチ
ックシートで厚さ10〜1000μ程度、好ましくは50〜500
μのものを用いる。
【0018】該カバー3の中央部の所定位置には、図1
の席札(A)の印字見本の印字領域の形状、寸法に対応
するように、両端が例えば弧状である長方形状の印字用
開口部(以後、開口部と記す)4を例えば3個縦設して
ある。該開口部4は、カバー3の用紙31で閉塞されてお
り、該用紙31は、簡単に切離できるようにミシン目32に
よってカバー3と区割されている。
【0019】プリンタ40は、ワードプロセッサ等で作成
した文書の出力装置として広く用いられている、インパ
クト方式、サーマル、インクジェット等の各種ノンイン
パクト方式のシリアルプリンタ等、であり用途に応じて
選択することが出来る。プリンタ40には図6に示すよう
にプリンタ40の用紙挿入口近傍に、ホルダHとの位置合
わせ用の基準位置として標線Xが刻印されている。
【0020】次にカード類10に印字する操作手順につい
て説明する。まず、図1の各印字見本を集成したカード
類印字見本集を参照して、希望する印字見本を選択す
る。例えば(A)の席札の印字見本を選択した場合、印
字見本に記載されたレイアウト番号B48をデータ入力装
置に入力して席札のレイアウト編集ソフトウェアを指定
する。またのし紙(B)、ハート型の誕生日カード
(C)を選択する場合には、夫々レイアウト番号B49〜
50を指定する。これにより選択した印字見本に対応する
レイアウト編集ソフトウェアが呼び出される。そして印
字見本の印字領域に記載された領域識別コードをデータ
入力装置に入力して印字領域に文字データを入力する。
例えば席札(A)の領域1に文字データ「高村海彦様」
を入力する場合、領域識別コードA1をデータ入力装置
に入力して領域1を指定し、文字データ「高村海彦様」
を入力する。尚、前述のように印字領域が1つである図
1ののし紙(B)、ハート型の誕生日カード(C)であ
れば領域識別コードを指定しないで直接文字を入力する
ことも可能である。
【0021】次に、選択した印字見本に対応したホルダ
H、例えばカード類10に席札を選択した場合には、レイ
アウト番号B48のホルダHを準備する。レイアウト番号
B48のホルダHは例えばA4用紙サイズを有し、このホ
ルダHにカード類10を挟み、ホルダHで固定する。図2
に示す如く、ホルダHの、開口部4を閉塞している用紙
31を切り離した後、図3に示す如く、台紙1上における
上記開口部4の対応位置に、開口部4で席札であるカー
ド類10が露出するようにカード類10を再剥離性接着剤層
2を介して貼付け固定し、図3に示す如くカバー3を上
記カード類10の上方から台紙1上に覆せれば、カバー3
は、再剥離性接着剤層2によって固定されるから、席札
であるカード類10は、図4の平面図のようにホルダHに
より所定位置に確実に固定される。印字見本の印字位置
を変更する場合には、カード類10を微調整して変更すれ
ばよく、カード類10を開口部4の所定位置に対して傾け
て固定すれば斜めに印字される。開口部4の形状、寸法
は印字面積に略等しく、開口部4の全面に文字、イラス
ト等を印字することもできる。
【0022】このカード類10を挟んだホルダHをプリン
タ40にセットする。この時、プリンタ40の基準位置の標
線XにホルダHの端を合わせることによりプリンタ40と
ホルダHとの位置合わせを行う。このようにして印字を
開始すれば、レイアウト編集ソフトウェアにより、ホル
ダHはプリンタ40にセットされたセット位置から、印字
予定位置が開口部4の位置に適合するように自動的に送
られ、例えばカード類10が席札である場合、図1(A)
の席札の印字見本で目視確認した通り、「高山海彦
様」、「田山英也様」、「井谷政一様」等の文字が狙い
通りの位置に正確に印字される。また印字見本の印字位
置を微調整して開口部4から少しずらしてホルダHに挟
んだ時は、紙の中心に印字されている印字見本の印字位
置とは少しずれた位置に印字され、またカード類10を開
口部4に対して傾けた場合には、斜めに印字される。
【0023】かかる構成によれば、カード類印字見本集
から所望の印字見本を選択し、選択した印字見本に対応
したホルダHに開口部位置でカード類10が露出するよう
にカード類10を挟み、プリンタ40にホルダHをセットし
た時、該セット位置に対するホルダHの開口部4の所定
位置を前記印字見本集の各印字見本に対応したレイアウ
ト編集ソフトウェアで規定することにより、印刷対象物
である例えば名札、席札、のし紙、年賀状等のカード類
の所定位置を正確に推定することが出来、カード類の適
正位置を目視確認し易く、所定位置に狙い通り印字する
ことが出来る。またカード類を再剥離性接着剤に貼付け
て固定し且つその周囲をカバーで固定するので、カード
類を所定位置に確実に固定でき、印字中にずれるおそれ
もない。またホルダHのカバー又は台紙に目盛、位置確
認マークを設けておくと更に位置合わせが正確で容易に
なる。印字位置を微調整して変更することも容易であ
り、開口部4の位置に対してカード類を傾けて固定すれ
ばカード類に対して斜めに印字することが簡単に出来
る。
【0024】カード類10には、例えば長方形だけでな
く、円形、三角形、動物型、花型等、種々の形状、サイ
ズのカード類を必要に応じて随意に使用することが出
来、また粘着ラベル等のような特定種類のカード類であ
る必要もなく、カード類印字の位置決め方法をあらゆる
カード類に適用することが出来る。尚、ホルダHの開口
部4に、図7に示すように位置確認マーク21、22を設け
てもよい。この場合、開口部4における印字予定位置を
示す位置確認マーク21、22を上記開口部4の上下左右に
設ければ、開口部4を覆っている用紙31を切り離した後
でも、位置確認マーク21、22により点線内の印字予定位
置20を確認できるから、目視確認により、カード類10に
おける所望の印字位置に適正な印字ができるように該カ
ード類10を固定できる。
【0025】本実施例では、プリンタ40の標線Xにホル
ダHの端を合わせたが、プリンタ40の標線Xに合わせる
ホルダHの位置を、ホルダHの端の代わりにホルダHに
位置合わせ用の特定のマークを印刷し、このマークの位
置としてもよい。またプリンタ40に位置合わせ用の基準
位置を示す標線Xを設けずにプリンタ40により自動給紙
されて停止した印字開始位置でホルダHと位置合わせを
行うようにしてもよい。
【0026】本実施例では、レイアウト編集ソフトウェ
アの印字領域とホルダHの開口部4の位置とは一致する
ように予め設定されていたが、これに限らず、予め設定
されたレイアウト編集ソフトウェアの印字領域に一致す
るようにホルダHの開口部4の位置を調整するか、ホル
ダHの開口部4の位置を予め設定し、レイアウト編集ソ
フトウェアで印字領域の位置を調整するか、あるいは双
方で位置合わせの調整をするようにしてもよい。
【0027】ホルダHは、図8のように1枚の台紙1
に、例えば3枚のカバー3a、3b、3cを、それぞれ
同方向に中開きできるように、それぞれの縁部を台紙1
に固定したものであっても構わない。異なる複数種類の
カード類に印字する場合のホルダHとして特に便利であ
る。さらにホルダHは、図9のように1枚の台紙1に、
例えば4枚のカバー3d、3e、3f、3gを、2対の
観音開きカバーを形成するように、それぞれの縁部を台
紙1に固定したものでもよい。この場合、比較的大きな
カード類に印字する場合のホルダとして特に便利であ
る。
【0028】また、前記実施例では、再剥離性接着剤層
を台紙上に設けたが、台紙と接する側のカバー内面に設
けても良く、また台紙及びカバーの両者に設けてもよ
い。また、開口部4を、カバーの用紙とは別の紙で覆っ
ても良く、カバーの用紙で覆って置く場合には、ミシン
目ではなく切れ目を設けて置いても良く、また、所定の
位置に所望の大きさ及び形状の開口部4を形成すること
もできる。
【0029】また、カバー又は(及び)台紙に適宜目盛
りを付して置けば、カード類の所定位置への固定が便利
となる。更に、再剥離性接着剤層は、台紙又はカバー全
面に設けるのが好ましいが、例えば帯状、網目状等のよ
うに必要に応じカード類の固定に支障を来さない限度に
おいて一部省略でき、またカバーは不透明なものを用い
ることもできるが、この場合には、上記の如く目盛りを
付して置くことが好ましい。
【0030】また、前記データ入力装置とプリンタ40と
を分離してメモリカードを両方に着脱可能とし、例えば
メモリカードにレイアウト編集ソフトウェアを記憶させ
てメモリカードを入出力媒体とする構成にしてもよい。
これにより、携帯性を有することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字見本集から所望の印字見本を選択し、選択した印字見
本と対応した印字用ホルダの所定印字用開口部位置で印
字対象物を挟み、プリンタの基準位置に所定サイズの前
記印字用ホルダを合わせてプリンタにセットした時、該
セット位置に対する前記印字用ホルダの印字用開口部の
所定位置を前記印字見本集の各印字見本に対応したレイ
アウト編集ソフトウェアで規定することにより、印字対
象物の印字位置を正確に推定することが出来、印字対象
物の適正位置を目視確認し易く、印字対象物の所定位置
に狙い通り印字することが出来る。また印字対象物を再
剥離性接着剤に貼付けて固定し且つその周囲をカバーで
固定するので、印字対象物を所定位置に確実に固定で
き、印字中にずれるおそれもない。また印字用ホルダの
カバー又は台紙に目盛、位置確認マークを設けておくと
更に位置合わせが正確で容易になる。印字位置を微調整
して変更することも容易であり、印字用開口部の位置に
対して印字対象物を傾けて固定すれば印字対象物に斜め
に印字することが簡単に出来る。
【0032】印字対象物は不定形のものでもよく、種々
の形状、サイズの印字対象物を必要に応じて随意に使用
することが出来、また印字対象物の種類にも大きな制限
はなく、印字対象物の印字位置決め方法をあらゆる印字
対象物に適用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用するカード類印字見本を示す図
【図2】本発明に使用するカード類印字用ホルダを、印
字用開口部を覆うカバー用紙を一部剥離した状態と共に
示す斜視図
【図3】図1のホルダによるカード類の固定態様を示す
斜視図
【図4】図1のホルダによるカード類の固定状態を示す
平面図
【図5】図3のIII-III 線における断面図
【図6】カード類を保持した時の図1のホルダの要部を
示す平面図
【図7】プリンタの基準位置を示すプリンタ外観図
【図8】ホルダの別の実施態様を示す図
【図9】ホルダのさらに別の実施態様を示す図
【符号の説明】
H カード類印字用ホルダ 1 台紙 2 再剥離性接着剤層 3 カバー 4 (印字用)開口部 10 カード類 40 プリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種印刷対象物の固有のレイアウトに基づ
    いて予め作成された印字見本を集成した印字見本集と、 台紙、及び該台紙上に再剥離性接着剤層を介して脱着自
    在に積層され且つ該台紙との間に印字対象物を挟持し貼
    付け固定するカバーからなり、且つ該カバーの所定位置
    に、所定の大きさ、所定の形状及び所定の数の印字用開
    口部を設け前記印字見本集の各印字見本の夫々に対応し
    た所定サイズの印字用ホルダと、 前記印字見本集の各印字見本の固有のレイアウトを夫々
    規定し、且つ予め設定されたプリンタの基準位置に所定
    サイズの前記印字用ホルダを合わせてプリンタにセット
    した時、該セット位置に対する前記印字用ホルダの印字
    用開口部の位置を前記印字見本集の各印字見本に対応し
    て夫々規定したレイアウト編集ソフトウェアと、を用
    い、 印字見本集から所望の印字見本を選択し、この印字見本
    に対応するレイアウト番号をデータ入力装置で入力して
    前記選択した印字見本に対応したレイアウト編集ソフト
    ウェアを指定し、印刷対象物に印刷する文字データを前
    記データ入力装置に入力した後に、前記選択した印字見
    本に対応した印字用ホルダに、カバーの印字用開口部に
    印字対象物の印字領域が露出するように印字対象物を挟
    み、前記印字用ホルダをプリンタの前記基準位置に合わ
    せてプリンタにセットし、プリンタで前記文字データを
    印刷対象物に印字することを特徴とする印刷対象物の印
    字位置決め方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198489A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 セイコーエプソン株式会社 印刷物の生産方法、印刷システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020198489A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 セイコーエプソン株式会社 印刷物の生産方法、印刷システム

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