JPH05121963A - 出力保護回路 - Google Patents

出力保護回路

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Publication number
JPH05121963A
JPH05121963A JP3281411A JP28141191A JPH05121963A JP H05121963 A JPH05121963 A JP H05121963A JP 3281411 A JP3281411 A JP 3281411A JP 28141191 A JP28141191 A JP 28141191A JP H05121963 A JPH05121963 A JP H05121963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
state
transmission cable
short
semiconductor amplifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP3281411A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Okuyama
竹博 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05121963A publication Critical patent/JPH05121963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送ケーブルが短絡状態であっても、トランジ
スタや切替回路を劣化させることのなく確実に保護でき
るようにする。 【構成】切替制御回路8は、半導体増幅回路1,2に電
源が印加されてから数秒間、図1に示した状態に切替回
路9を保持する。つまり、発振回路3,4からの試験信
号S1,S2を伝送ケーブル10へ送出する状態(以
下、ミュート状態と称す)とする。この期間にレベル比
較回路7は、試験信号S1,S2のレベルを比較する。
レベル比較回路7は、試験信号S1,S2のレベル差か
ら短絡状態であることを検知し、短絡状態を示す検知信
号Dを切替制御回路8へ送出する。切替制御回路8は、
短絡状態を示す検知信号Dを受けたときは、短絡状態が
解除されるまでミュート状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力保護回路に関し、特
に半導体素子を使用した直結型音声平衡出力増幅器の出
力保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に音声増幅器の出力を伝送ケーブル
に送出する場合、トランスを介して行えば、音声レベル
およびインピーダンス等に注意するだけで、伝送ケーブ
ルの平衡,不平衡に関係なく容易に接続できる。
【0003】しかし、トランスを介して装置間の接続を
行ったのでは、近年のPCMディジタル音声信号化に対
応した音声周波数帯域の広帯域化,低歪率化の要求を満
足させることは非常に困難である。このため、トランス
を介することなく、低インピーダンスの半導体増幅回路
を伝送ケーブルに直結することが行われている。
【0004】しかしながら、平衡出力の半導体増幅回路
を伝送ケーブルに直結した場合、伝送ケーブルの一方が
短絡して不平衡となっているときは、半導体増幅回路が
短絡されて焼損することがある。
【0005】これを防止するために、図2に示すよう
に、伝送ケーブル25に接続された半導体増幅回路2
1,22の終段トランジスタのエミッタ電流を過電流検
知回路23により検知し、電流値が過大となったとき切
替回路24を切替えて、半導体増幅回路21,22と伝
送ケーブル25との接続をオフ状態にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、終段トランジスタのエミッタ電流が過大となるのを
検知し、切替回路を切替えて半導体増幅回路を保護して
いる。しかし、このように電流を検知してから切替回路
を動作させる方法では、どうしても切替回路の動作まで
に時間がかかる。このため、トランジスタおよび切替回
路に過大な電流が流れてこれを劣化させるばかりでな
く、短絡状態が取り除かれるまで切替回路のオンオン動
作が繰り返されて最終的に障害発生につながるという問
題点を有している。
【0007】本発明の目的は、伝送ケーブルが短絡状態
であっても、トランジスタや切替回路を劣化させること
のない出力保護回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の出力保護回路
は、音声信号を増幅して伝送ケーブルへ送出する半導体
増幅回路の出力保護回路において、所定レベルの音声帯
域の試験信号を生成する手段と、前記半導体増幅回路の
出力信号および前記試験信号の内いずれか一方を選択し
て前記伝送ケーブルへ送出する切替回路と、前記試験信
号のレベルを検知して前記伝送ケーブルが短絡状態か否
かを検知し検知信号を送出する手段と、前記検知信号に
応じて前記切替回路を制御する切替制御手段とを備え、
この切替制御手段は、最初に前記試験信号を選択させ、
前記検知信号が短絡状態を示しているときは前記半導体
増幅回路の出力信号を選択させないように前記切替回路
を制御するように構成されている。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、半導体増幅回路1,2を伝送ケーブル10にそ
れぞれ接続する切替回路9と、切替回路9の動作を制御
する切替制御回路8と、所定レベルの音声帯域の信号を
生成し抵抗5,6を介して試験信号S1,S2として送
出する発振回路3,4と、試験信号S1,S2を受信し
てレベルを比較するレベル比較回路7とを備えている。
【0011】ここで、切替回路9は、半導体増幅回路
1,2の出力信号および発振回路3,4からの試験信号
S1,S2をそれぞれ受け、いずれか一方を同時に選択
して伝送ケーブル10へ送出する。
【0012】次に動作を説明する。
【0013】切替制御回路8は、半導体増幅回路1,2
に電源が印加されてから数秒間、図1に示した状態に切
替回路9を保持する。つまり、発振回路3,4からの試
験信号S1,S2を伝送ケーブル10へ送出する状態
(以下、ミュート状態と称す)とする。この期間にレベ
ル比較回路7は、試験信号S1,S2のレベルを比較す
る。
【0014】いま、図1に示したように、伝送ケーブル
10の一方が短絡されて不平衡となっている場合、レベ
ル比較回路7は、試験信号S1,S2のレベル差から短
絡状態であることを検知し、短絡状態を示す検知信号D
を切替制御回路8へ送出する。切替制御回路8は、短絡
状態を示す検知信号Dを受けたときは、短絡状態が解除
されるまでミュート状態を保持する。
【0015】伝送ケーブル10が平衡状態の場合、レベ
ル比較回路7は、試験信号S1,S2が同一レベルであ
ることを検知し、平衡状態を示す検知信号Dを切替制御
回路8へ送出する。切替制御回路8は、平衡状態を示す
検知信号Dを受けたときは、半導体増幅回路1,2の出
力信号を選択して伝送ケーブル10へ送出する。 な
お、発振回路が生成する試験信号の代りに、商用交流電
源を使用しても同様な効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体増幅回路の出力側に切替回路を設け、半導体増幅回
路の出力信号を伝送ケーブルへ送出するに際し、事前に
切替回路を切替えて所定レベルの音声帯域の試験信号を
伝送ケーブルへ送出し、この試験信号のレベルを比較す
ることにより伝送ケーブルが短絡状態であるか否かを検
知し、伝送ケーブルが短絡状態であるときは半導体増幅
回路と伝送ケーブルとの接続を中止することにより、伝
送ケーブルが短絡状態であっても、トランジスタや切替
回路を劣化させることのなく確実に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の出力保護回路の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,2 半導体増幅回路 3,4 発振回路 7 レベル比較回路 8 切替制御回路 9 切替回路 10 伝送ケーブル S1,S2 試験信号 D 検知信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を増幅して伝送ケーブルへ送出
    する半導体増幅回路の出力保護回路において、所定レベ
    ルの音声帯域の試験信号を生成する手段と、前記半導体
    増幅回路の出力信号および前記試験信号の内いずれか一
    方を選択して前記伝送ケーブルへ送出する切替回路と、
    前記試験信号のレベルを検知して前記伝送ケーブルが短
    絡状態か否かを検知し検知信号を送出する手段と、前記
    検知信号に応じて前記切替回路を制御する切替制御手段
    とを備え、この切替制御手段は、最初に前記試験信号を
    選択させ、前記検知信号が短絡状態を示しているときは
    前記半導体増幅回路の出力信号を選択させないように前
    記切替回路を制御することを特徴とする出力保護回路。
JP3281411A 1991-10-28 1991-10-28 出力保護回路 Pending JPH05121963A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3281411A JPH05121963A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 出力保護回路

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JP3281411A JPH05121963A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 出力保護回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555274B1 (ko) * 2001-08-13 2006-03-03 야마하 가부시키가이샤 펄스폭 변조 증폭기에 있어서의 트랜지스터를 위한 전류검출 및 과전류 보호
JP2008546273A (ja) * 2005-05-24 2008-12-18 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 自己整合結合式共振器フィルタ回路およびそれを組み込む広帯域チューナ回路

Cited By (3)

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US7689193B2 (en) 2005-05-24 2010-03-30 Freescale Semiconductor, Inc. Self-aligning resonator filter circuits

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