JPH051206Y2 - - Google Patents

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JPH051206Y2
JPH051206Y2 JP1984097732U JP9773284U JPH051206Y2 JP H051206 Y2 JPH051206 Y2 JP H051206Y2 JP 1984097732 U JP1984097732 U JP 1984097732U JP 9773284 U JP9773284 U JP 9773284U JP H051206 Y2 JPH051206 Y2 JP H051206Y2
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JP
Japan
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tilling
cover
covered
soil
tiller
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JP1984097732U
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JPS6112307U (ja
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Priority to JP9773284U priority Critical patent/JPS6112307U/ja
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は土壌表面を列状に耕耘する部分耕耘
装置に関する。
特に、牧草地等において列状に耕起した個所に
播種を行なつて牧草の簡易更新を行ない、耕起し
ていない部分の草はそのまま家畜の飼料として利
用し得る装置を提供せんとするものである。
[従来技術] 従来技術を示すものとして例えば実開昭60−
1205号公報に記載されたものがある。
この公報に記載された装置は2つの耕耘爪1,
1を1組とし、4組の耕耘爪1……が適当間隔を
あけてロータリ軸2に取り付けられ、耕耘部の左
右横側方を半円状のカバー3aで覆つたものであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] この公報に記載されたものは、半円状のカバー
3aの中部後方が切り欠かれているために、耕耘
爪1,1によつて後方に放てきされた耕起土の一
部が後方のみならず左右横方向にも飛散する恐れ
があり、非播種条列部分、言い換えると耕起され
ずに草が残つている部分にも飛んでくることがあ
つた。したがつて家畜の飼料としてわざわざ残し
ていた草が土の下に隠れてしまう不具合があつ
た。
[問題を解決するための手段] この考案は前記した問題点を解決するために提
案するものであつて、次のような技術的手段を講
じた。即ち、左右横向きに架設された耕耘軸1上
に、爪取付フランジ5とこれに固着された溝開け
用の耕耘爪2とからなる耕耘体6を複数組配設し
てなる部分耕耘装置において、前記耕耘体6の上
方を耕耘カバー7で被覆すると共に、各耕耘体6
の左右横側方を略半円状の側部カバー3で被覆
し、さらに耕耘体6の後部を、前後回動自由に枢
着されたリヤカバー13とその左右にあつて前記
側部カバー3に連接するように後方へ延設された
側板12とで被覆したことを特徴とする部分耕耘
装置の構成とする。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。まず、構成から説明すると、4はロータリ
ー耕耘装置を示すものであつて、図示を省略した
トラクターに適宜の昇降リンク機構を介して昇降
自在に連結されている。図中符号イは牽引方向を
示す。ロータリー耕耘装置4の伝動ケース22と
支持プレート25との間に架設された中空パイプ
からなる耕耘軸1には円形の爪取付フランジ5が
左右横方向に適当間隔Aをあけて複数個固着さ
れ、このフランジ5に3枚の耕耘爪2をボルト締
めしている。なお、この実施例では板状のフラン
ジに耕耘爪2をボルト締めする方式を採用した
が、従来周知の爪ホルダー型のフランジに耕耘爪
を差し込んでボルト締めしてもよい。
爪取付フランジ5と耕耘爪2とで1組の耕耘体
6が形成され、耕耘体6の上方は耕耘カバー7で
被覆し、又、各耕耘体6の左右両横側部は側面か
ら見て略半円状の側部カバー3で覆つている。
この側部カバー3は耕耘爪2が耕起した泥土C
が未耕地8上に飛散するのを防止するもので、地
表面から僅かに隙間Bをあけている。
第3図に示すようにこの側部カバー3の下端に
長孔10を有する土流出防止板9を上下移動調節
自在に取り付ければ耕深の大小に応じて隙間Bを
一定に調節することができる。
すなわち、耕深を浅くしたときには、地面との
隙間が大きくならないように土流出防止板9を下
げ、反対に耕深を深くするときにはこの土流出防
止板9を上方に引き上げる。
又、側部カバー3の後部にあつては、耕起した
土の後方への飛散を防止し、且つその上面を押圧
均平にするリヤカバー13を回動自由に枢支して
設け、リヤカバー13の左右両側にはこれと一体
で前後に揺動する側面視三角状の側板12を固着
して設け、左右一対の側板12とリヤカバー13
とで前方と下方が開放された箱型状の覆い体を形
成している。
側板12の一端と機枠27との間にはリヤカバ
ー13を下向きに押圧するための弾性押圧体29
が介装され、溝開けされた土壌表面をリヤカバー
13の下縁で押圧する構成としている。
このような構成のため、耕耘体6によつて後方
に飛ばされた土がリヤカバー13に衝突し、一部
の土が横に飛散しようとしても、その左右両側に
位置して設けられた側板12によつて横方向への
飛び出しが阻止されるので、耕起土が未耕地部分
に流出することがない。
14は中に肥料を収容している肥料ホツパーで
あつて、この肥料ホツパー14内の肥料はロール
等の繰出具15によつて順次繰り出され、その下
方に設けたホース16を介して耕耘体6の直前に
放出される。17はホース16の下端を支持する
ホース受けである。
18はロータリー耕耘装置4の後部上方に取り
付けられた播種ホツパーであつて、これに充填さ
れた種子はロール等の繰出具19によつて順次繰
り出され、ホース20内を流下してリヤカバー1
3の後方下部に播種されるように構成している。
21は播種部分を鎮圧する押圧ロールである。
次に上例の作用を説明する。農用トラクター側の
駆動力をロータリー耕耘装置4側に伝達して耕耘
作業を開始すると、耕耘軸1及びこれに取り付け
られたいる耕耘爪2が回転し、地面を掘削し始め
る。耕耘体6の直前には肥料を流下案内するため
のホース16が設けられているので、肥料ホツパ
ー14から繰り出された肥料がホース16内を流
下し、土中で耕耘爪2によつて攪拌される。この
場合、各耕耘体6の左右両側方は側部カバー3で
覆われているので土が隣接する未耕地部分に飛散
流出することがない。
そして、耕耘体6によつて後方に飛ばされた土
はリヤカバー13内面で受け止められ、その下縁
で均平に押圧される。この場合も、リヤカバー1
3の左右両側部にはこれと一体で側板12が固着
され、リヤカバー13と共に側板12が前後方向
に揺動する構成としているので耕耘体6の後方横
側部から土が流出する恐れかない。そして、リヤ
カバー13の下縁で押圧された地面の上部に種子
が落され、その上を押圧ロール21で鎮圧するの
である。
このように、この実施例によれば耕耘体6の横
側部は側部カバー3により、又その後方はリヤカ
バー13と側板12とで構成された箱型状の覆い
体で被覆されているので、耕耘体6によつて後方
に放てきされた土は箱型状の覆い体の中に一時的
に溜められ、その間、土が横から流出しないよう
に側板12によつてガードされながら徐々に溝開
けされた部分に埋め戻しされ、最後にリヤカバー
13で均平に押圧される。
[考案の効果] この考案は前記の如く構成したので次の技術的
効果を奏する。即ち、左右横向きに架設された耕
耘軸1上に、爪取付フランジ5とこれに固着され
た溝開け用の耕耘爪2とからなる耕耘体6を複数
組配設してなる部分耕耘装置において、前記耕耘
体6の上方を耕耘カバー7で被覆すると共に、各
耕耘体6の左右横側方を略半円状の側部カバー3
で被覆し、さらに耕耘体6の後部を、前後回動自
由に枢着されたリヤカバー13とその左右にあつ
て前記側部カバー3に連接するように後方へ延設
された側板12とで被覆する構成としたので、耕
耘体6によつて後方に放出された土が側部カバー
3の後端から左右横方向に流出して未耕地部分に
植えられている牧草等に振り掛かり、これらの牧
草等を土中に埋め込んだり傷付けたりするといつ
た不具合が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は一部を
破断した全体側面図、第2図はその正面図、第3
図は部分拡大正面断面図である。 符号の説明、1……耕耘軸、2……耕耘爪、3
……側部カバー、4……ロータリー耕耘装置、6
……耕耘体、12……側部カバー、13……リヤ
カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右横向きに架設された耕耘軸1上に、爪取付
    フランジ5とこれに固着された溝開け用の耕耘爪
    2とからなる耕耘体6を複数組配設してなる部分
    耕耘装置において、前記耕耘体6の上方を耕耘カ
    バー7で被覆すると共に、各耕耘体6の左右横側
    方を略半円状の側部カバー3で被覆し、さらに耕
    耘体6の後部を、前後回動自由に枢着されたリヤ
    カバー13とその左右にあつて前記側部カバー3
    に連接するように後方へ延設された側板12とで
    被覆したことを特徴とする部分耕耘装置。
JP9773284U 1984-06-28 1984-06-28 部分耕耘装置 Granted JPS6112307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9773284U JPS6112307U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 部分耕耘装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9773284U JPS6112307U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 部分耕耘装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6112307U JPS6112307U (ja) 1986-01-24
JPH051206Y2 true JPH051206Y2 (ja) 1993-01-13

Family

ID=30657292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9773284U Granted JPS6112307U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 部分耕耘装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244258A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 部分耕耘直播装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601205B2 (ja) * 1981-02-09 1985-01-12 雅保 高見 梱包方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601205U (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 セイレイ工業株式会社 耕耘カバ−

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601205B2 (ja) * 1981-02-09 1985-01-12 雅保 高見 梱包方法

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JPS6112307U (ja) 1986-01-24

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