JPH05120554A - セルフスキヤニング型商品販売登録装置 - Google Patents

セルフスキヤニング型商品販売登録装置

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JPH05120554A
JPH05120554A JP28493091A JP28493091A JPH05120554A JP H05120554 A JPH05120554 A JP H05120554A JP 28493091 A JP28493091 A JP 28493091A JP 28493091 A JP28493091 A JP 28493091A JP H05120554 A JPH05120554 A JP H05120554A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシャーの業務負担軽減と不正行為等を未
然防止する。 【構成】操作部(10),搬入・計量部(20),精算
部(30),搬出部(40),ストック・袋詰部(5
0)を商品流れ方向に列配設したセルフスキャニング型
商品販売登録装置において、禁止商品データ記憶手段
(31CGA,31CFA)と商品判別手段(31A,
31B)と売上登録否定手段(31A,31B)と告知
手段(31A,31B)とを設け、セルフスキャニング
された商品が識別符号の付された商品つまりスキャニン
グ禁止商品と自動判別されるとその旨を告知するととも
に自動的な売上登録を拒否する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客自身に買上商品の
商品データをスキャニングさせるセルフスキャニング型
商品販売登録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スーパーマーケットに供される
セルフスキャニング型商品販売登録装置は、買上商品の
商品データのスキャニングはセルフスキャニングシステ
ム装置を用いて顧客自身に行わせ、金銭授受を含む精算
業務は電子キャッシュレジスタ(精算部)を用いて店員
(キャッシャー)が行うように構成したものがある。
【0003】図5に、セルフスキャニング装置1と精算
部30とからなるセルフスキャニング型商品販売登録装
置の一般的構成を示す。
【0004】同図において、1はセルフスキャニングシ
ステム装置で、顧客がスキャニング操作する操作部10
と搬入・計量部20と搬出部40とストック・袋詰部5
0とを商品流れ方向に列配設してなる。操作部10に
は、商品に付されたバーコードを読取るための商品読取
手段(光学的スキャナ等)11とスタートボタン等の各
種スイッチや表示器を含む入力・表示ユニット12とが
設けられている。また、搬入・計量部20は、セルフス
キャニングされた商品を矢印方向に搬入する搬入コンベ
ア21とこの搬入コンベア21に載置された商品の重量
を計量する計量器22とを含み形成されている。搬出部
40は、搬出コンベア41と傾斜シュータ42とを含
み、精算後の商品のストック場所51を有するストック
・袋詰部50に搬出するものと形成されている。
【0005】ここに、電子キャッシュレジスタ31は、
精算部30を形成するもので、搬入・計量部20と搬出
部40との中間に設けられている。電子キャッシュレジ
スタ31は、CPU,ROM,RAM等を含み、商品コ
ード,品名,単価等を記憶した商品データファイル31
CGAを用いて売上登録,金銭授受を含む精算業務を実
行するために必要なキーボード,プリンタ,ドロワ等を
有する。図中の31CRAは売上データファイルであ
る。
【0006】なお、精算部(31)は、複数のセルフス
キャニングシステム装置1と共通使用するように構築さ
れる場合もある。また、商品データファイル31CGA
は図示しないファイルコントローラのそれを代用する場
合もあるが本質は変わらない。
【0007】かかる装置では、図6に示す如く、顧客自
身が操作部10において自己の買上商品をスキャニング
し、その商品を搬送運転されている搬入コンベア21上
に載置すると、読取データがある(ST20)ことを条
件に、計量器22はその商品の重量を自動計量する(S
T21)。一方、電子キャッシュレジスタ31は、スキ
ャニングにより入力されたデータが商品データファイル
31CGAに登録された正規の商品であること(ST2
2のYES)および両重量が合致している(ST23の
YES)ことを条件に、売上データファイル31CRA
に売上登録(ST24)するものとされている。
【0008】一方、正規の商品でない場合(ST22の
NO)やスキャニング入力された商品重量と自動計量さ
れた商品重量とが不一致の場合(ST23のNO)に
は、搬入コンベア21を停止(ST25)するとともに
逆搬送運転(ST26)し、商品を顧客(操作部10)
に戻す。そして、顧客に“スキャニングし直して下さ
い”とか“スキャニングした商品をコンベア上に載置し
て下さい”などのメッセージを表示する(ST27)も
のとされている。
【0009】したがって、キャッシャーは、精算部30
においてスキャニング後の顧客に対して精算業務だけを
行えばよい。その後、顧客はストック場所51において
袋詰することになる。
【0010】よって、キャッシャーは、精算業務のみに
専念できるから業務能率が向上する。一方、顧客も長蛇
の列を待つことなく迅速な買物ができる。かくして、故
意・過失の不正を未然防止しつつ業務能率とサービス向
上を図ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多種多
様な商品を取扱う大型店舗等にあっては、次のような問
題点が指摘されつつある。
【0012】すなわち、商品読取手段11でセルフスキ
ャニングされた商品は、ST22,23でNO判断され
ない限り、全て売上登録される(ST24)。つまり、
商品販売を是認したことになる。
【0013】しかし、例えば、酒類やタバコは未成年者
に販売すべきでない。また、特に高額な商品についても
ある種不正行為の防止の注意を要する。さらに、商品の
中には特殊外形,水もの等の如く、搬入コンベア21で
搬入することが好ましくないものや、自動計量が難しい
ものもある。かかる事項を全てキャッシャーのチェック
負担とすることは酷であり、また結果として販売登録業
務の遅延化も招く。
【0014】ここに、本発明の目的は、未成年者へのあ
る種商品の自動販売禁止,不正的行為の未然防止,商品
の最適取扱等をキャッシャーに過度な負担を強いること
なく実遂できるセルフスキャニング型商品販売登録装置
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品流れ方向
に列配設された商品読取手段を含む操作部と、搬入コン
ベア,計量器を有する搬入・計量部と、商品データファ
イルを有する精算部と、搬出コンベアを含む搬出部と、
ストック場所を有するストック・袋詰部とからなるセル
フスキャニング型商品販売登録装置において、前記商品
データファイルに記憶されている商品のうちセルフスキ
ャニングを禁止する商品についてその商品データにその
旨の識別符号を付して記憶する禁止商品データ記憶手段
と、セルフスキャニング商品が識別符号が付された商品
であるか否かを判別する商品判別手段と、この商品判別
手段で識別符号が付された商品であると判別されたこと
を条件に自動売上登録を否定する売上登録否定手段と、
識別符号が付された商品であると判別されたことを条件
に顧客へ適宜なメッセージを告知する告知手段と、を設
けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成の本発明では、禁止商品データ記憶手
段に、セルフスキャニングを禁止したい商品についてそ
の旨の識別符号を予め設定記憶させておく。顧客が商品
読取手段でセルフスキャニングを行うと、商品判別手段
が禁止商品データ記憶手段を参照してセルフスキャニン
グ商品が識別符号の付された商品であるか否かを自動判
別する。識別符号の付された商品であると判別される
と、売上登録否定手段はその商品については自動的売上
登録を否定する、と同時に告知手段が例えば“この商品
はレジに持って行って下さい”等のメッセージを表示す
る。したがって、キャッシャーが未成年者の買上商品の
中にタバコが入っているか否か等のチェックをする必要
がなくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本セルフスキャニング型商品販売登録装置は、図
3に示す如く、2台のセルフスキャニングシステム1
A,1Bを並列配設し、中間に共通の精算部30〔2台
の電子キャッシュレジスタ31(A),31(B)〕を
配設したいわゆる2レーン方式のチェックアウト装置を
構成するものとして供される。
【0018】このセルフスキャニング型商品販売登録装
置1A(1B),30は、基本的構成が従来例(図5)
と同様とされているが、禁止商品データ記憶手段(31
CGA,31CFA)と商品判別手段(31A,31
B)と売上登録否定手段(31A,31B)と告知手段
(31A,31B,14)とを設け、顧客がセルフスキ
ャニングした商品がセイルフスキャニングを禁止する識
別符号の付された商品である場合には、自動的売上登録
を否定(拒否)する、とともにその旨を表示等により顧
客に告知するように構成されている。
【0019】なお、従来例(図5)と同一または共通す
る部分については、同一の符号を付しその説明は簡略ま
たは省略するものとする。
【0020】ところで、この実施例における禁止商品デ
ータ記憶手段,商品判別手段、売上登録否定手段,告知
手段は、精算部30を構成する電子キャッシュレジスタ
31(A)〔31(B)〕の構成要素とそれらの持つ機
能を兼用して構築している。そこで、まず、電子キャッ
シュレジスタ31について説明する。
【0021】図1において、電子キャッシュレジスタ3
1は、演算,判断,命令等を司るCPU31A、各種プ
ログラムや固定データを格納するROM31B、各種デ
ータを一時記憶するRAM31C、キーボード32(コ
ントローラ32C)、スキャナ33(コントローラ33
C)、プリンタ37(コントローラ37C)、ドロワ3
4(コントローラ34C)、オペレータ用表示器35
(コントローラ35C)、顧客用表示器36(コントロ
ーラ36C)、インターフェース31Dを含み形成され
ており、一般的設定モード,登録モード,点検モード,
精算モードのデータ処理ができ、かつ図示しないホスト
コンピュータとデータ伝送可能とされている。
【0022】RAM31Cには、ある処理中のデータを
一時記憶させるワークエリア31CWA,売上登録エリ
アすなわち売上データファイル31CRA,図2に示す
商品データファイル(エリア)31CGAおよび禁止フ
ラグエリア31CFAがある。この商品データファイル
31CGAには、商品コード,品名,単価の他に当該商
品の重量が予め設定記憶されている。但し、この商品デ
ータファイル31CGAは、別個のファイルコントロー
ラのファイルを代用してもよい。また、禁止フラグエリ
ア31CFAには、セルフスキャニングを禁止する旨の
識別符号が設定記憶される。識別符号(フラグ“1”)
がセルフスキャニング禁止とされる。
【0023】ここに、商品データファイル(エリア)3
1CGAと禁止フラグエリア31CFAとから、禁止商
品データ記憶手段が形成されていると理解される。すな
わち、禁止商品データ記憶手段(31CGA,31CF
A)は、図2に示す如く、商品データファイル31CG
Aに記憶されている商品のうちセルフスキャニングを禁
止する識別符号(フラグ“1”)を付して記憶する。
【0024】また、ワークエリア31CWAは、スキャ
ニング商品データ記憶手段を形成するものである。さら
に、売上データファイル31CRAには、操作部10で
顧客がセルフスキャニングした商品データの他に、図1
に示すスキャナ33あるいはキーボード32をキャッシ
ャーが操作して入力した商品データも記憶される。
【0025】一方、インターフェース31Dには、セル
フスキャニングシステム装置1を形成する以下の機器が
接続されている。すなわち、操作部10を形成する商品
読取手段11と、4桁の表示器14,スタートスイッチ
15,ストップスイッチ16を有する入力・表示ユニッ
ト12と、が接続されている。スタートスイッチ15は
顧客が商品読取手段11を用いて自己買上の商品データ
を入力開始を行う旨の宣言用で、ストップスイッチ16
はその終了宣言用である。
【0026】したがって、スタートスイッチ15をON
すれば、セルフスキャンされた商品データは、インター
フェース31Dを介して電子キャッシュレジスタ31に
自動入力され、そのスキャニング商品データはRAM3
1Cのワーキングエリア31CWAに一時記憶される。
【0027】また、計量器22は、顧客が停止中の搬入
コンベア21上に載置したセルフスキャニング済商品の
重量を自動計量する手段で、計量重量はRAM31Cの
ワークエリア31CWAに一時記憶される。ここに、R
AM31CWAは、計量商品重量データ記憶手段をも形
成する。
【0028】さらに、インターフェース31Dに接続さ
れたコンベアコントローラ29は、搬入コンベア21と
搬出コンベア41とを運転制御する手段である。搬入コ
ンベア21は後記コンベア運転制御手段によって搬送運
転開始され、搬入コンベ21の下流側に設けたセンサー
23(図1、図3)が商品を検出したときに、このコン
ベアコントローラ29により停止される。一方、搬出コ
ンベア41は、上記スタートスイッチ15がONされて
から搬送運転される。
【0029】また、このコンベアコントローラ29は、
図1に示す如く、キャッシャーが操作可能な範囲に配設
されたフットスイッチ38で搬入コンベア21を搬送運
転可能とされ、かつエマージェンシー用スイッチ39で
緊急停止可能とされている。
【0030】かかる商品読取手段11,入力・表示ユニ
ット12,計量器22,コンベアコントローラ29は、
ROM31Bに格納されたプログラムに基づき、CPU
31Aのコントロール支配下において連関をもって実行
される。
【0031】また、比較判断手段は、商品重量データつ
まり図2の商品データファイル31CGAに設定入力さ
れた入力重量と計量器22で自動計量された計量重量デ
ータとを比較して、両重量が等しいか否かを判断する手
段で、この実施例ではCPU31AとROM31Bとか
ら形成されている。具体的には、図4のST14で実行
される。
【0032】次に、コンベア運転制御手段は、CPU3
1A,ROM31Bから形成され、比較判断手段(31
A,31B)で両重量が等しいと判断されたことを条件
に、コンベアコントローラ29に搬入コンベア21の搬
送運転指令信号を出力するものである。つまり、顧客が
自己買上商品をセルフスキャニングし、かつその商品を
搬入コンベア21に載置させた場合にのみ、搬送コンベ
ア21を始めて搬送運転するのである。したがって、搬
送コンベア21の無駄運転がなくなり、搬送コンベア2
1を逆搬送運転させる必要性は全くなくなる。しかも、
正規買上商品のみを搬送することになるので、高速運転
することが可能となる。
【0033】一方、CPU31Aは、セルフスキャニン
グが不調の場合、セルフスキャニングしないで商品を搬
入コンベア21上に載置した場合、顧客がセルフスキャ
ニングした商品と異なる商品を搬入コンベア21上に載
置した場合には、搬入コンベア21を搬送運転しない。
このため、顧客の過失,故意による不正を商品を逆搬送
するという不愉快感を与えずに未然防止できるわけであ
る。
【0034】なお、図3中の棚15は、セルフスキャニ
ング不調であった商品等を一時載置するものである。
【0035】ここにおいて、商品判別手段は、セルフス
キャニングされた商品が識別符号が付された商品である
か否かを判別する手段である。すなわち、スキャニング
商品データ記憶手段(RAM31CWA)に記憶された
スキャニング商品データと商品データファイルRAM3
1CGAに記憶されている図2の商品データとを比較し
て、スキャニング商品が禁止商品データ記憶手段たる禁
止フラグエリア31CFAに記憶された識別符号“1”
の付された商品、つまりセルフスキャニングが禁止され
た商品であるか否かを判別する。この実施例では、CP
U31A,ROM31Bとから形成され、図4のST1
1で実行される。
【0036】この商品判別手段(31A,31B)で識
別符号が付された商品と判別されると、告知手段はその
旨を顧客に表示,発音等により告知する。この実施例で
は、図1に示すCPU31A,ROM31Bおよび表示
器14とから形成されている。すなわち、入力・表示ユ
ニット12の表示器14には、“この商品はキャッシャ
ーに持って行って購入して下さい”,“この商品はスキ
ャニングできませんので、レジに持って行って下さい”
等のメッセージが表示される。具体的には、図4のST
19で実行される。
【0037】なお、各種メッセージは、ROM31Bに
格納されている。さらに、この実施例では、オペレータ
用表示器35にも、同じメッセージが表示される(ST
19)ものと形成されている。キャッシャーに注意喚起
するためである。
【0038】また、商品判別手段(31A,31B)で
識別符号(禁止フラグ“1”)が付された商品であると
判別される(ST11のYES)と、売上登録否定手段
(31A,31B)は、先にワークエリア31CWAに
一時記憶された当該商品データを消去する。つまり、禁
止フラグ“1”の付された商品が売上データファイル3
1CRAに、自動的に売上登録されてしまうことを防止
する(ST19)。
【0039】次に、この実施例の作用を説明する。多数
の買上商品をカートに納めた顧客は、操作部10に立寄
り、スタートスイッチ15をONする。
【0040】すると、CPU31Aは、表示器14に
“商品をスキャンして下さい”とのメッセージを表示さ
せる。顧客が商品読取手段11を用いてセルフスキャン
した商品データは、スキャニング商品データ記憶手段
(RAM31CWA)に一時記憶される。図4のST1
0はYESとなる。この際、CPU31Aは、スキャニ
ング商品データに対応する商品の入力重量を、図2の商
品データファイルRAM31CGAから読出して、その
ワークエリア13CWAに一時記憶しておく。
【0041】ここに、商品判別手段を形成するCPU3
1Aは、ワークエリア13CWAに一時記憶された商品
が、禁止商品データ記憶手段を形成する図2の禁止フラ
グエリア31CFAに識別符号(禁止フラグ“1”)の
付された商品であるか否かを自動判別する(ST1
1)。
【0042】すなわち、禁止フラグ“1”がセットされ
ている商品と判別される(ST11のYES)と、告知
手段(31A,31B,14)を形成する表示器14に
“この商品はスキャンできないので、レジに持って行っ
て下さい”等のメッセージを表示する(ST19)。と
同時的に、売上登録否定手段(31A,31B)は、一
旦セルフスキャニングされてスキャニング商品データ記
憶手段としてのワークエリア31CWAに一時記憶され
ていた当該読取データを消去する(ST19)。つま
り、売上データファイル31CRAに記憶することを否
定する。つまり、図2に示す例えば商品コード02,品
名B(タバコ5個パック)を購入しようとしてセルフス
キャニングしても、そのセルフスキャニングは無効とさ
れる。したがって、未成年者がセルフスキャニングによ
り無条件でタバコを購入してしまうことを未然に防止で
きる。
【0043】一方、セルフスキャニングされた商品が、
図2に示す商品コード03の商品Cのように禁止フラグ
(“1”)がセットされていない場合には、商品判別手
段(31A,31B)はST11でNO判別する。
【0044】続いて、表示器14には、“スキャンした
商品を搬送コンベアの枠内に置いて下さい”のメッセー
ジが表示される。搬入コンベア21上に載置された商品
は、計量器22で自動計量(ST12)され、その計量
商品重量は、計量商品重量データ記憶手段を形成するR
AM31CWAに記憶される。
【0045】ここに、比較判断手段(CPU31A,R
OM31B)は、読取データを含む入力データが正常で
ある(ST13のYES)と、入力重量データと計量重
量データとの同一性を判断する(ST14)。両重量が
等しいと判断されると、コンベア運転制御手段を形成す
るCPU31Aは、コンベアコントローラ29に搬送運
転指令信号を出力し、搬入コンベア21を運転開始させ
る。
【0046】一方、ST14でNO判断されると、搬入
コンベア21は停止(ST16)後、逆搬送(ST1
7)される。そして、CPU31Aは表示器14に“ス
キャンした商品を搬入コンベア上に載置して下さい”等
のメッセージを表示させる。なお、ST13でNO判断
された場合も同様である。
【0047】さて、セルフスキャンした商品と搬入コン
ベア21上に載置された商品とが同じ(同重量)である
(ST14のYES)と判断された当該商品は、搬入コ
ンベア21により図3で下方に送られ、搬出コンベア4
1を介してストック場所51に送られる。
【0048】商品搬送の途中に、センサー23が商品を
検出すると、先にスキャニング商品データ記憶手段(R
AM31CWA)に一時記憶されていたスキャニング商
品データは、CPU31Aによって売上データファイル
31CRAに登録される(ST15)。と同時的に、コ
ンベアコントローラ29は搬入コンベア21を停止させ
る。
【0049】その後、CPU31Aは、表示器14に
“次の商品をスキャンして下さい”および“ストップス
イッチを押して下さい”等のメッセージを表示させる。
次の商品は、同様に取扱われる。全商品についてセルフ
スキャニング終了し、ストップスイッチ16が押される
と、セルフスキャニング作業は終了する。
【0050】しかる後は、電子キャッシュレジスタ31
の表示器36に総金額等が表示され、顧客は精算部30
において支払を行う。セルフスキャニング不調等により
棚15に一時載せた商品は、キャッシャーがキーボード
32あるいはスキャナ33を用いて手動入力される。
【0051】また、先にセルフスキャニングが拒否され
た商品については、キャッシャーがキーボード32ある
いはスキャナ33で手動入力する。この手動入力による
商品データは、売上データファイル31CRAに登録さ
れかつ総金額にも加算される。かくして、キャッシャー
と顧客とは、精算部30において対応し精算する。
【0052】しかして、この実施例によれば、操作部1
0,搬入・計量部20,精算部30,搬出部40,スト
ック・袋詰部50を商品流れ方向に列配設したセルフス
キャニング型商品販売登録装置において、禁止商品デー
タ記憶手段(31CFA,31CGA)と商品判別手段
(31A,31B)と売上登録否定手段(31A,31
B)と告知手段(31A,31B,14)とを設け、セ
ルフスキャニングされた商品が識別符号の付された商品
つまりセルフスキャニングが禁止された商品であると自
動判別されると、その旨を顧客に告知するとともに自動
的には売上登録しない構成とされているので、キャッシ
ャーに過酷な負担を強いることなく、未成年者へのタバ
コ販売やある種の不正行為を未然防止しつつ円滑な精算
業務を可能とできる。
【0053】禁止商品データ記憶手段は、商品データフ
ァイル31CGAと一体的な禁止フラグエリア31CF
Aとして形成されているので、全ての商品について個々
にセルフスキャニングを禁止できるから、特殊形状商
品,ガラス製品等々についても妥当性ある取扱ができ適
用性が広い。
【0054】また、売上登録否定手段(31A,31
B)は、商品判別手段(31A,31B)でセルフスキ
ャニング禁止商品と判別された場合に、売上データファ
イル31CRAに自動登録されることを拒否する構成と
されているので、予想より高額であったために購入キャ
ンセルしたい旨の申出があった際にキャンセル操作を強
いられた従来例の煩雑さを一掃できる運用が可能とな
る。未成年者が酒類,タバコをセルフスキャニングによ
り購入したことを発見した場合の注意業務等も発生する
余地がなくなる。
【0055】また、告知手段(31A,31B,14)
は、操作部10においてその顧客のみにメッセージを告
知するので、タバコを購入しようとした未成年者に面と
向かって注意する不愉快感を与えずかつキャッシャーも
受けないですむ。
【0056】さらに、禁止商品データ記憶手段,商品判
別手段,売上登録否定手段,告知手段,は、精算部30
を構成する電子キャッシュレジスタ31のCPU31
A,ROM31B,RAM31C等を兼用した構成とさ
れているので、有機的かつ高速処理が可能で、商品販売
登録装置全体の低コスト化を図れる。
【0057】さらにまた、商品判別手段が識別符号の付
された商品であると判別した場合に表示器14に表示さ
せるメッセージと同様なメッセージをオペレータ用表示
器35にも表示するものと構成されているので、キャッ
シャーは事前にその旨を知ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、操作部,
搬入・計量部,精算部,搬出部,ストック・袋詰部を商
品流れ方向に列配設したセルフスキャニング型商品販売
登録装置において、禁止商品データ記憶手段と商品判別
手段と売上登録否定手段と告知手段とを設け、セルフス
キャニングされた商品が識別符号の付された商品つまり
スキャニング禁止商品と自動判別されるとその旨を告知
するとともに自動的売上登録を拒否する構成とされてい
るので、キャッシャーの業務負担を軽減しかつ未成年者
への酒類,タバコ数の販売やある種不正行為を未然防止
しつつ円滑な精算業務を可能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】同じく、商品データファイルおよび禁止商品デ
ータ記憶手段を説明するための図である。
【図3】同じく、本装置全体の平面図である。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】従来例を示す平面図である。
【図6】従来例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1,1A,1B セルフスキャニングシステム装置 10 操作部 11 商品読取手段 12 入力・表示ユニット 14 表示器(告知手段) 15 棚 20 搬入・計量部 21 搬入コンベア 22 計量器 23 センサー 29 コンベアコントローラ 30 精算部 31,31A,31B 電子キャッシレジスタ 31A CPU(商品判別手段,売上登録否定手段,告
知手段) 31B ROM(商品判別手段,売上登録否定手段,告
知手段) 31C RAM 31CWA ワークエリア 31CGA 商品データファイル(禁止商品データ記憶
手段) 31CFA 禁止フラグエリア(禁止商品データ記憶手
段) 31CRA 売上データファイル 31D インターフェース 32 キーボード 33 スキャナ 34 ドロワ 35 オペレータ用表示器 35C 表示器コントローラ 36 顧客用表示器 37 プリンタ 38 フットスイッチ 39 エマージェンシースイッチ 40 搬出部 41 搬出コンベア 50 ストック・袋詰部 51 ストック場所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品流れ方向に列配設された商品読取手
    段を含む操作部と、搬入コンベア,計量器を有する搬入
    ・計量部と、商品データファイルを有する精算部と、搬
    出コンベアを含む搬出部と、ストック場所を有するスト
    ック・袋詰部とからなるセルフスキャニング型商品販売
    登録装置において、 前記商品データファイルに記憶されている商品のうちセ
    ルフスキャニングを禁止する商品についてその商品デー
    タにその旨の識別符号を付して記憶する禁止商品データ
    記憶手段と、 セルフスキャニング商品が識別符号が付された商品であ
    るか否かを判別する商品判別手段と、 この商品判別手段で識別符号が付された商品であると判
    別されたことを条件に自動売上登録を否定する売上登録
    否定手段と、 識別符号が付された商品であると判別されたことを条件
    に顧客へ適宜なメッセージを告知する告知手段と、 を設けたことを特徴とするセルフスキャニング型商品販
    売登録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61128397A (ja) * 1984-11-28 1986-06-16 東芝テック株式会社 商品販売デ−タ処理装置
JPH01163899A (ja) * 1987-12-21 1989-06-28 Omron Tateisi Electron Co 電子式キャッシュレジスタ

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