JPH0512009A - デイジタル信号処理装置 - Google Patents

デイジタル信号処理装置

Info

Publication number
JPH0512009A
JPH0512009A JP16731391A JP16731391A JPH0512009A JP H0512009 A JPH0512009 A JP H0512009A JP 16731391 A JP16731391 A JP 16731391A JP 16731391 A JP16731391 A JP 16731391A JP H0512009 A JPH0512009 A JP H0512009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
register
transfer
data
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16731391A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikau Yamagishi
誓 山岸
Hiroki Ichimura
宏樹 市村
Noboru Kobayashi
登 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP16731391A priority Critical patent/JPH0512009A/ja
Publication of JPH0512009A publication Critical patent/JPH0512009A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advance Control (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプライン構成を有するDSPのアドレス
更新方法の改善に関し、インデックスレジスタへのイミ
ディエイトデータ転送命令の後に、NOP命令を挿入し
ないで済むようにしてプログラムの物理ステップ数を削
減することを目的とする。 【構成】 イミディエイトデーDをインデックスレジス
タXo 〜Xnに転送することのみを指令する専用転送命令
(LXX)8と、イミデイエイトデータDを第一の命令
レジスタIR1 からインデックスレジスタXn に直接転送
する専用バス7とを設ける。そして、転送命令8に基づ
くインデックスレジスタXnへのイミディエイトデータ
Dの転送を前記専用バス7を介して行うことによって、
命令デコードサイクル内でテータ転送を完了させるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプライン処理方式
を採用したディジタル信号処理装置(以下DSPと称
す)に係り、特にインデックスレジスタの更新方法を改
善したDSPに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDSPは、図4に示すように、命
令を逐次読み出して各部の制御を行うシーケンス制御部
1、データを格納するデータRAM2、データRAMか
らのデータを使用して所要の演算を行う演算処理部3、
データRAMや命令ROMのアドレス計算を行うアドレ
ス演算部4、これら各部の間のデータを転送する内部デ
ータバス5とを有する。
【0003】シーケンス制御部1は、プログラムカウン
タPC、命令ROM IROM,2段の命令レジスタIR1,IR2 、
デコーダDECとを有し、プログラムカウンタPCの指定に
より、命令ROM32から命令が逐次読み出されて1段目
の命令レジスタIR1 にラッチされ、次のマシンサイクル
で2段目の命令レジスタIR2 に移される。 アドレス演
算部4は、複数のインデックスレジスタXO , X1 ,X
2 と、インデックスレジスタにセットするデータを選択
する入力セレクタSELX0 〜SELX2 と、いずれか
のインデックスレジスタの出力を選択して実効アドレス
をデータRAMに出力するアドレスセレクタSELX
と、インデックスレジスタの更新値がセットされる更新
値レジスタIと、実効アドレスに更新値を加えてインデ
ックスレジスタXO , X1 ,X2 の値を更新する加算器
ADDを有する。
【0004】そして、インデックスレジスタXO , X
1 ,X2 にデータを転送するには、内部データバス5を
介したデータパスによって行われる。一方、DSPのデ
ータ処理は2段のパイプラインにより処理されるように
なっており、図5に示す如く、一つの命令は以下の3つ
のサイクルを経て実行される。図はプログラムカンウタ
PCで指定された命令と、二つの命令レジスタがそれぞ
れ保持する命令の推移を示すタイムチャートである。
【0005】命令フェッチサイクル:プログラムカウ
ンタPCの指定により、命令ROM IROM から命令が読み
出されて、サイクルの最後で第一の命令レジスタIR1 に
ラッチされる。
【0006】命令デコードサイクル:第一の命令レジ
スタIR1 の命令コードをデコードして各部を制御するた
めの制御信号を発生するとともに、サイクルの最後でそ
の命令を第二の命令レジスタIR2 にラッチする。またア
ドレス演算部4では実効アドレスの算出およびアドレス
更新のためのアドレス計算を行う。
【0007】命令実行サイクル:制御信号に従って命
令処理の実行や、データの転送を行う。このサイクルで
第二の命令レジスタIR2 が保持する命令のオペランドが
内部データバス5を介して各種レジスタ等に転送され
る。
【0008】ここで、例えば、図6に示すように、イミ
ディエイトデータDをインデックスレジスタX0 に転送
するデータ転送命令「LDI D,X0 」が実行される
場合を説明する。の命令デコードサイクルで命令コー
ドがデコードされ、この制御信号により、の実行サイ
クルで命令レジスタIR2 に保持されている命令のオペラ
ンドであるイミディエイトデータDが内部バス5を介し
てインデックスレジスタX0 に転送される。
【0009】しかし、パイプライン処理の構成上、の
実行サイクルでは、アドレス演算部において次の命令の
アドレス計算が行われる。この場合に、直前の命令によ
るデータ転送中のインデックスレジスタXO が、次の命
令のアドレス計算に使われる場合がある。例えば、次の
命令が「MOV B,(X0 +I)」即ち、インデック
スレジスタXO の保持内容で指定されるデータRAMの
番地へ汎用レジスタBのデータを転送し、インデックス
レジスタX0 の値をIだけインリクメントして置き換え
る命令の場合には、マシンサイクルでDがインデック
スレジスタX0 に転送されるため、のサイクルの最初
の時点ではXO のデータは確定しておらず、マシンサイ
クルにおける次の命令のアドレス計算で正しいX0
IがインデックスレジスタX0 にラッチされない。
【0010】そこで、これを避けるため、インデックス
レジスタへのデータ転送命令の後には、無処理命令「N
OP」を挿入し、の実行サイクルでは次の命令のアド
レス計算が行なわれないようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のNOP命令の挿
入は、命令実行のプログラムステップ数が増加して、処
理時間が長くなるという問題と、特定命令の後には無処
理命令を挿入しなければならないのでプログラミングが
複雑になるるという問題がある。
【0012】本発明は上記問題に鑑み創出されたもの
で、パイプライン構成を有するDSPにおいて、インデ
ックスレジスタへのイミディエイトデータ転送命令の後
に、NOP命令を挿入しないで済むようにすることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のDSPの
原理構成図である。上記課題は、図1に示すように、第
一の命令レジスタIR1 に逐次読み出される命令のデコー
ドとインデックスレジスタXを用いたアドレス計算とを
行う命令デコード処理と、デコード結果に基づいて第二
の命令レジスタIR2 が保持するイミディエイトデータを
内部データバス5を介して各種レジスタに転送する命令
実行処理とが並行して行われる2段のパイプライン構成
のディジタル信号処理装置において、イミディエイトデ
ータDをインデックスレジスタXn に転送することのみ
を指令する専用転送命令8(例えばLXX)と、イミデ
イエイトデータDを第一の命令レジスタIR1 からインデ
ックスレジスタXn に直接転送する専用バス7とを設
け、該専用転送命令8に基づくインデックスレジスタX
n へのイミディエイトデータDの転送を前記専用バス7
を介して行うことにより命令デコードサイクル内で完了
させるようにしたことを特徴とする本発明のディジタル
信号処理装置により解決される。
【0014】
【作用】インデックスレジスタXnへのデータ転送がイ
ミディエイトデータの場合には、第一の命令レジスタIR
1 から専用バス7を介して、インデックスレジスタXn
へデータ転送が直接行われ、第二の命令レジスタIR2 と
内部データバス5とを介さないので、命令デコードサイ
クル内で転送が完了する。即ち、該命令の実行は命令デ
コードサイクル内で行われるので、次の命令のアドレス
計算時のインデックスレジスタの使用に対して影響しな
い。従って、イミディエイトデータ置数命令の後にNO
P命令を挿入する必要がなくなり、プログラムのステッ
プ数を減らすことができ,またプログラミングが容易に
なる。
【0015】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例を説明す
る。図2は、本発明のDSPの要部を示すブロック図、
図3は本発明によるLXX命令実行時のタイムチャート
である。なお、全図を通じて、同一符号は同一対象物を
表す。
【0016】本発明のDSPの特徴は、アドレス演算部
の各レジスタにイミディートデータを転送する専用バス
と、その処理を指令する専用の転送命令を設けたことに
あり、それ以外の構成および機能は、図4で前述した従
来例と同じであるので説明を省略する。
【0017】図2において、従来の汎用レジスタへのイ
ミディエイトデータ転送命令LDIとは別に、インデッ
クスレジスタおよび更新レジスタへのイミディエイトデ
ータ転送を指示する専用の転送命令8(例えば「LXX
D,Xn 」:インデックスレジスタXn にイミディエ
イトデータDを転送する)を新たに設ける。そして、ハ
ードウエアには、第一の命令レジスタIR1から各インデ
ックスレジスタX0 〜X2 および更新値レジスタIに命
令のオペランドのみを直送する専用のバス7を内部デー
タバス5とは別に設け、各レジスタに対応して設けられ
ている入力セレクタSELXn を3入力にしてその一つ
に入力する。また、アドレス加算器ADDに入力するアド
レス更新値として、更新値レジスタI のデータとは別に
イミディエートデータが使えるようにするため、更新値
セレクタSELDを新たに設ける。各入力セレクタはLXX
命令デコード出力信号で制御されて、複数の入力データ
から選択されたデータがインデックスレジスタにラッチ
されるようにする。なお、シーケンス制御部1のデコー
ダDEC は通常、命令実行サイクルまでデコードされた
制御信号を保持するためのフリップフロップ回路を有す
るが、LXXをデコードする部分はデコーダ内部の組合
せ論理回路のみで構成し、マシンサイクルの時間内に
デコード出力が得られるようにする。
【0018】図3は、上記構成になるDSPで専用転送
命令LXXを実行した時のタイムチャートである。マシ
ンサイクルで、イミディエイトデータDをインデック
スレジスタX0 に転送する命令「LXX D,X0
が、プログラムカウンタの指定により第一の命令レジス
タIR1 にフェッチされる。マシンサイクルで、命令の
オペランドDが専用バス7を介して入力セレクタSEL
X0 に入力され、この命令コードのデコード信号に基づ
いてSELX0 はこの入力Dを選択するので、インデッ
クスレジスタX0 はマシンサイクルの最後にDをラッ
チして処理を完了する。このサイクルで、インデック
スレジスタX0 を用いるアドレス計算を含む次の命令
「MOV B,(X0 +I)」がフェッチされ、サイク
ルでアドレス計算が行われるが、この時には、インデ
ックスレジスタX0 には、正規の数値Dがラッチされて
いるので、X0 の内容はD+Iに正しく更新される。
【0019】なお、更新値セレクタSELDを新たに設け、
命令レジスタIR1 からの専用バス7をこの更新値セレク
タにも入力して、LXX命令で制御することにより、イ
ンデックスレジスタの更新が更新値レジスタIの値のみ
でなく、イミディエイトデータDでも可能となり、プロ
グラムのステップ数を減らすことができる。
【0020】また、内部バスを介してインデックスレジ
スタに数値をセットする従来の転送命令も残しておくの
で、従来のプログラムで従来同様に動作させることもで
きる。
【0021】以上説明した如く、本発明によれば、イン
デックスレジスタをイミディエイトデータの転送により
更新する際の命令ステップ数を減らすことができ、また
イミディエイトデータの累算による更新が可能となっ
た。また従来の方式を残すことによって、LDI D,
0 命令とNOP命令との組合せを用いた従来のプログ
ラムを変更することなく実行することもでき、プログラ
ミングの混乱を回避することも可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、パイ
プライン構成を有するDSPにおいて、インデックスレ
ジスタへのイミディエイトデータ転送命令の後に、NO
P命令を挿入しないで済むので、プログラムのステップ
数を削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のDSPの原理構成図
【図2】 本発明のDSPの要部を示す図
【図3】 本発明によるLXX命令実行時のタイムチャ
ート
【図4】 従来のDSPの要部を示す図
【図5】 パイプライン処理方式における命令レジスタ
の内容推移のタイムチャート
【図6】 従来技術の問題点を示すタイムチャート
【符号の説明】
1─シーケンス制御部、2─データRAM、3─演算処
理部、4─アドレス演算部、5─内部データバス、7─
専用バス、8─専用転送命令、Xn ─インデックスレジ
スタ、IR1 ─第一の命令レジスタ、IR2 ─第二の命令レ
ジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第一の命令レジスタ(IR1) に逐次読み出
    される命令のデコードとインデックスレジスタ(Xn)を
    用いたアドレス計算とを行う命令デコード処理と、デコ
    ード結果に基づいて第二の命令レジスタ(IR2) が保持す
    るイミディエイトデータを内部データバス5を介して各
    種レジスタに転送する命令実行処理とが並行して行われ
    る2段のパイプライン構成のディジタル信号処理装置に
    おいて、 イミディエイトデータ(D) を前記インデックスレジス
    タ(Xn)に転送することのみを指令する専用転送命令
    (8) と、前記イミデイエイトデータDを前記第一の命令
    レジスタ(IR1) からインデックスレジスタ(Xn)に直接
    転送する専用バス(7) とを設け、該転送命令(8) に基づ
    く前記インデックスレジスタ(Xn)への前記イミディエ
    イトデータ(D)の転送を、前記専用バス(7) を介して
    行うことにより命令デコードサイクル内で完了させるよ
    うにしたことを特徴とするディジタル信号処理装置。
JP16731391A 1991-07-09 1991-07-09 デイジタル信号処理装置 Withdrawn JPH0512009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16731391A JPH0512009A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 デイジタル信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16731391A JPH0512009A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 デイジタル信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0512009A true JPH0512009A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15847436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16731391A Withdrawn JPH0512009A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 デイジタル信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512009A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388943B1 (ko) * 2000-10-23 2003-06-25 아스텔 주식회사 디지털 신호 처리 프로세서의 즉시 데이터 처리 장치
US11314505B2 (en) 2020-04-08 2022-04-26 Fujitsu Limited Arithmetic processing device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388943B1 (ko) * 2000-10-23 2003-06-25 아스텔 주식회사 디지털 신호 처리 프로세서의 즉시 데이터 처리 장치
US11314505B2 (en) 2020-04-08 2022-04-26 Fujitsu Limited Arithmetic processing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4539635A (en) Pipelined digital processor arranged for conditional operation
US5313644A (en) System having status update controller for determining which one of parallel operation results of execution units is allowed to set conditions of shared processor status word
JPS633337B2 (ja)
JPS6351287B2 (ja)
JPH03286332A (ja) デジタルデータ処理装置
US4598358A (en) Pipelined digital signal processor using a common data and control bus
US4580238A (en) Arithmetic operating system
US5479620A (en) Control unit modifying micro instructions for one cycle execution
US5586337A (en) Programmable controller with timing control
JPH0512009A (ja) デイジタル信号処理装置
JP2577023B2 (ja) 情報処理装置のアドレス拡張制御方式
US20020083293A1 (en) Register file circuitry
JP3000857B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP3055139B2 (ja) マイクロプログラム制御方式
JPH024010B2 (ja)
JPH0793151A (ja) 命令供給装置
JP2825315B2 (ja) 情報処理装置
JPS63298633A (ja) パイプライン処理装置における命令フェッチ制御方式
JPH06162067A (ja) ベクトル命令制御装置および制御方法
JPH04338825A (ja) 演算処理装置
KR100515039B1 (ko) 조건부 명령어를 고려한 파이프라인 상태 표시 회로
JP2856373B2 (ja) データ処理装置
JPH04251332A (ja) 演算処理装置
JPH07191845A (ja) 即値データ転送装置
JPS5927351A (ja) デ−タ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008