JPH05116810A - シート自動給送装置 - Google Patents

シート自動給送装置

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Publication number
JPH05116810A
JPH05116810A JP3285179A JP28517991A JPH05116810A JP H05116810 A JPH05116810 A JP H05116810A JP 3285179 A JP3285179 A JP 3285179A JP 28517991 A JP28517991 A JP 28517991A JP H05116810 A JPH05116810 A JP H05116810A
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JP
Japan
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sheet
feeding
roller
guide
automatic
Prior art date
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Application number
JP3285179A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mori
弘 森
Noboru Kususe
登 楠瀬
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05116810A publication Critical patent/JPH05116810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積載されたシートの最初の1枚目とそれ以外
のシートによって、搬送力を変え、搬送力過大による重
送を防止し、搬送状態の安定したシート自動給送装置を
提供する。 【構成】 シートを載せるガイドと、当該ガイド上にシ
ートがセットされたことを検出するセンサーと、当該ガ
イド上にセットされたシートに当接し当該シートを所定
位置まで搬送する給紙コロと、当該シートを繰り出す給
紙ローラと、当該シートを分離するための分離コロとを
有するシート自動給送装置において、ガイドにシートが
セットされたことを検出する手段を設け、ガイド上のシ
ートの有無を判断し、給紙コロの回転速度を可変にする
手段を備え、シートセット後の1枚目の給送時での給紙
コロの回転速度を、2枚目以降の給送時での回転速度よ
りも低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザープリンタ、複
写機、ファクシミリ等の画像形成装置乃至画像読取装置
に適用されるシート自動給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、シートを画像形成装置本体に搬
送する給送装置においては、従来、図6に示されるよう
に、積載状態にあるシートの背面に接して設けられた給
紙コロ6が回転することによって、当該シートは、分離
コロ7a、給紙ローラ7bの間のニップ部へ搬送されて
いる。
【0003】当該ニップ部への搬送力は、図7に示され
る給紙コロ6とシート23との最初の接触点であるA点
及び当該コロ6の外周とで与えられる。即ち、A点での
周速が速くなるか、底板22からA点までのループ高さ
hが大きくなるほど、前記搬送力は大きくなる。当該搬
送力が或るレベルを越えると、積載されているシート間
の摩擦に抗して、下側にあるシートがニップ部に搬送さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送力
が更に大きくなると、ニップ部への衝突力が増して、複
数のシートが分離しないまま、当該ニップ部にはさま
り、重送が生じ、給紙不良やジャム発生の原因となる。
【0005】図8に示されるように、ピックコロの形状
をD形から小判形に変えたものもあるが、hの寸法が同
じであれば、搬送力の低下は少なく、重送発生の低減の
効果は乏しい。
【0006】重送発生を防止するために、特開平1−2
20649号公報においては、記録紙であるシートに接
触して当該シートを送り出す給紙回転体の外周を径の異
なる二つの円弧部から構成することを提案している。
【0007】本発明者は、上記のような重送の発生が、
シートセット後の1枚目に多いことに着目して、上記公
報とは別の構成で重送発生の低減を実現したものであ
る。シートセット時には、図9に示されるように、シー
ト23の先端が上のものほど前に出ていたり、あるいは
図10に示されるように、先端が揃いがちであり、この
ようにセットされた状態で、大きな搬送力が加えられる
と、分離不良となり、重送が発生する可能性がある。こ
れに対して、1枚給紙した後は、図11に示されるよう
に、分離コロ7aに外周に沿ってシート先端が調整され
るので、以後の分離が容易となると考えられる。
【0008】そこで本発明は、積載されたシートの最初
の1枚目とそれ以外のシートによって、搬送力を変え、
搬送力過大による重送を防止し、搬送状態の安定したシ
ート自動給送装置を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを載せ
るガイドと、当該ガイド上にシートがセットされたこと
を検出するセンサーと、当該ガイド上にセットされたシ
ートに当接し当該シートを所定位置まで搬送する給紙コ
ロと、当該シートを繰り出す給紙ローラと、当該シート
を分離するための分離コロとを有するシート自動給送装
置において、ガイドにシートがセットされたことを検出
する手段を設け、ガイド上のシートの有無を判断し、給
紙コロの回転速度を可変にする手段を備え、シートセッ
ト後の1枚目の給送時での給紙コロの回転速度を、2枚
目以降の給送時での回転速度よりも低減させることによ
り、上記の課題を解決した。
【0010】シート給送時の不送り検出手段を備え、当
該手段によりシートの不送りが検出された時に、給紙コ
ロの回転速度を増大して当該コロを再起動するようにす
れば、好適である。
【0011】シートを載せるガイドと、当該ガイド上に
セットされたシートに当接し当該シートを所定位置まで
搬送する複数の給紙コロと、当該シートを繰り出す給紙
ローラと、当該シートを分離するための分離コロとを有
するシート自動給送装置において、ガイドにシートがセ
ットされたことを検出する手段を設け、ガイド上のシー
トの有無を判断するとともに、複数の給紙コロをそれぞ
れ別駆動可能に構成し、シートセット後の1枚目の給送
時には、当該給紙コロの一部のみを駆動させても、上記
の課題が解決する。
【0012】シートサイズ検出手段を備え、当該手段に
より検出されたシートサイズが所定サイズよりも大きい
場合、若しくは当該手段により検出されたシートサイズ
に応じて、シートセット後の1枚目の給紙速度を低減す
れば好適である。
【0013】更に、セットされたシート量検出手段を備
え、当該手段により検出されたシート量が所定量を越え
ている場合、若しくは当該手段により検出されたシート
量に応じて、シートセット後の1枚目の給送速度を低減
するようにすれば、なお好適である。
【0014】シートを載せるガイドと、当該ガイド上に
セットされたシートに当接し当該シートを所定位置まで
搬送する複数の給紙コロと、当該シートを繰り出す給紙
ローラと、当該シートを分離するための分離コロとを有
するシート自動給送装置において、給紙コロの形状をカ
ム形状にして、当該給紙コロの1回転中のシートとの接
触位置での周速を漸次増速するようにさせても、上記の
課題が解決する。
【0015】シートセット後の1枚目の給紙コロ回転速
度を低速から高速へ徐々に加速すれば、好適である。
【0016】給送されるべきシートが原稿の場合には、
原稿セット後の1枚目の読み取り待機中に給紙コロを微
小時間駆動することも好都合である。
【0017】
【実施例】本発明の詳細を、図に示す実施例に基づいて
説明する。
【0018】図1及び図2に、本発明を適用した画像読
取装置の一構成例を示す。
【0019】図1において、画像読取装置の本体1の上
部に、自動原稿搬送装置(以下「ADF」という)2が
載置され、当該ADF2にセットされた原稿を圧板で押
圧するようになっている。符号3は排紙トレイである。
【0020】図2に示されるように、ADF2は、原稿
載置台5に設けられた半円状の給紙コロ6、当該コロ6
によって搬送される積載原稿を1枚ずつ分離して給紙す
る分離コロ7a、給紙ローラ7b、分離された原稿を搬
送する搬送コロ対8、9、案内コロ10、当該案内コロ
10と搬送コロ対9との間に設けられ原稿をコンタクト
ガラス11に隙間なく押圧する押え板12、排出コロ1
3から基本的に構成されている。
【0021】また画像読取装置の本体1には、光源1
4、反射ミラー15、16、17、レンズ18、電荷結
合素子(以下「CCD」という)からなる読取部19な
どからなる読取手段20が装備されている。
【0022】なお、図4に示されるように、検知センサ
S1によって原稿がセットされたことを検知するように
して、載置台上の原稿の有無を判断する。
【0023】図2において、ADF2は本体1のコンタ
クトガラス11の表面を閉鎖した状態にある。ADF2
の原稿載置台5に積載された原稿は、そのセットが検知
センサによって検出された後、半円状コロ6によって分
離コロ7aまで搬送され、分離され且つ給送されて、搬
送コロ対8と案内コロ10とにより、コンタクトガラス
11と押え板12との間に送り込まれる。この押え板1
2にある読取位置で、原稿に対して読取手段20による
画像データの読み取り動作が、公知のように行われる。
この読み取り動作後、原稿は搬送コロ対9と排出コロ1
3とにより、図1に示される排紙トレイ3へ排出され
る。
【0024】なお、給紙コロ6、分離コロ7a、給紙ロ
ーラ7bは、同一駆動モータ(図示せず)により駆動さ
れており、ソレノイド(図示せず)によって給紙コロ6
に回転が与えられている。給紙コロ6に回転が与えられ
ると、その一回転で原稿が分離コロ7a、給紙ローラ7
b間に繰り出される。
【0025】画像読取装置の制御について説明すれば、
図3において、CCDによって読み取られたデータが、
増幅器、A/D変換器、画像補正部、二値化部を経て外
部機器に出力される。当該装置を制御する中央演算部
(CPU)が、原稿検知センサS2や原稿セット検知セ
ンサS1等の入力情報に基づいて、駆動モータ、ソレノ
イド等の制御を行い、原稿の搬送制御及び読取制御を順
次実行していく。
【0026】図12のフローチャートで理解されるよう
に、原稿がADFにセットされると、原稿セット検知セ
ンサS1は、そのセットを検出するとともに、そのセッ
トにより原稿載置台が空の状態から原稿積載状態になっ
たのか、言い替えれば、原稿載置台が原稿無しから原稿
有りの状態に変化したか否かを判断する。原稿無しから
原稿有りの状態に変化したと判断した場合、その後最初
に給紙する原稿が原稿セット後1枚目であるとの情報を
保持するために、flagをセットする。次いで給紙命
令を受けると、flagセットのチェックをして、セッ
トされていれば、給紙コロの回転速度を低速にした上で
給紙を開始する。flagがセットされていない場合に
は、給紙命令後に給紙される原稿を2枚目以降の給紙と
判断して、給紙コロの回転速度を高速にして給紙を行
う。
【0027】これにより連続読取時の速度を低下させず
に重送の発生しやすい1枚目の搬送力を弱め、重送の防
止をする。
【0028】更に、図4に示されるように、搬送コロ対
8と案内コロの間に原稿検知センサS2を設けて、給紙
を開始された原稿に対する不送りのチェックを行う。即
ち、給送開始後所定時間を経過しても給紙されるべき原
稿がセンサS2まで到達しない場合に、原稿の不送りが
生じたものと判断する。この場合、従来技術では、給紙
コロ6を同じ回転速度で再起動して、それでもなお原稿
がセンサS2に到達しない場合には、オペレータに原稿
の再セットを促すような制御がなされていた。しかしな
がら、本実施例では、所定時間を経過しても原稿がセン
サまで到達しない場合、これが不送り1回目であれば、
回転速度を最初よりも高速にした上で給紙コロの再起動
を行う。この際、flagは解除されているので、最初
とは異なり、高い回転速度にして給紙を行うのである。
これによって1回目よりも搬送力を強め、初回のような
搬送力不足による不送りを防止する。不送りが1回目で
なければ、オペレータに原稿の再セットを促す制御を行
う。
【0029】図12には、給紙コロの回転速度を2段階
にして、不送りが生じた場合の給紙コロの再起動を2枚
目以降の原稿給紙と同じ回転速度で行うように示してい
るが、このような態様に限定されるものではなく、回転
速度を多段階に変更可能として、不送りが生じた場合に
順次、回転速度を上げるようにすることもありうる。
【0030】このようにすることで、重送しやすい原稿
に対しては、搬送力を弱めて重送を防止しつつ、重送し
にくく搬送力を弱めると不送りを生じやすい原稿に対し
ては、搬送力を強めて不送りを生じにくくする。したが
って、原稿に合わせて、より安定した原稿給送が可能と
なる。
【0031】別駆動可能に構成された複数の給紙コロを
備える場合には、図13のフローチャートで理解される
ように、原稿セット検知センサS1が、原稿無しから原
稿有りの状態に変化したと判断した場合、その後最初に
給紙する原稿が原稿セット後1枚目であるとの情報を保
持するために、flagがセットされる。次いで給紙命
令を受けると、flagセットのチェックをして、セッ
トされていれば、複数の給紙コロのうち一部のみを駆動
して給紙を開始する。flagがセットされていない場
合には、2枚目以降の給紙と判断して、全ての給紙コロ
を駆動して給紙を行う。不送りが生じた場合には、図1
3で理解されるように、全ての給紙コロを駆動してもよ
いが、駆動される給紙コロの数を増やすこともできる。
【0032】原稿サイズ検出手段を備える場合には、図
14のフローチャートで理解されるように、原稿がセッ
トされると、紙サイズのチェックを行う。その方法とし
は、例えば、操作パネル等を設けてサイズを入力した
り、サイドフェンスの位置をセンサで読み取って判断す
る方法等が考えられる。
【0033】更に、原稿セット検知センサS1が、原稿
無しから原稿有りの状態に変化したと判断した場合、そ
の後最初に給紙する原稿が原稿セット後1枚目であると
の情報を保持するために、flagがセットされる。次
いで給紙命令を受けると、flagセットのチェックを
して、セットされていれば、チェックされた原稿サイズ
に応じて給紙コロの回転速度を選択する。原稿サイズs
が所定サイズSよりも大きい場合には、給紙コロの回転
速度を低速にして給紙を開始する。flagがセットさ
れていない場合、若しくは原稿が所定サイズS以下の場
合には回転速度を高速にして給紙を行う。
【0034】図14には、給紙コロの回転速度を2段階
にして、唯一の所定サイズとの比較により給紙コロの回
転速度を選択するように示しているが、当然ながらこの
ような態様に限定されるものではなく、原稿セット後の
1枚目の給紙コロの回転速度を多段階に変更可能とし
て、原稿サイズ検出手段により検出されたシートサイズ
に応じて、回転速度を選択するようにすることもありう
る。また、複数の給紙コロを別駆動可能にしておいて、
駆動する給紙コロの数を調整してもよい。
【0035】セットされた原稿量検出手段を備える場合
には、図15のフローチャートで理解されるように、原
稿がセットされると、原稿量のチェックを行う。その方
法としは、例えば、図4に示されるように、原稿セット
検知センサS1を複数個設けて原稿の量を判断する方法
等が考えられる。
【0036】更に、センサS1が、原稿無しから原稿有
りの状態に変化したと判断した場合、その後最初に給紙
する原稿が原稿セット後1枚目であるとの情報を保持す
るために、flagがセットされる。次いで給紙命令を
受けると、flagセットのチェックをして、セットさ
れていれば、チェックされた原稿量に応じて給紙コロの
回転速度を選択する。原稿量hが所定量Hよりも多い場
合には、給紙コロの回転速度を低速にして給紙を開始す
る。flagがセットされていない場合、若しくは原稿
が所定量H以下の場合には回転速度を高速にして給紙を
行う。
【0037】図15には、給紙コロの回転速度を2段階
にして、唯一の所定量との比較により給紙コロの回転速
度を選択するように示しているが、当然ながらこのよう
な態様に限定されるものではなく、原稿セット後の1枚
目の給紙コロの回転速度を多段階に変更可能として、原
稿量検出手段により検出された原稿量に応じて、回転速
度を選択するようにすることもありうる。また、複数の
給紙コロを別駆動可能にしておいて、駆動する給紙コロ
の数を調整してもよい。
【0038】このようにすることで、原稿量が多くなる
ほど原稿間の摩擦力が増えて重送を発生しやすく事態に
対応することができる。
【0039】給紙コロを、例えば、図5に示されたカム
線図に沿った形状にしてもよい。給紙コロが下ガイド板
から突き出す量を、その1回転中で漸次大きくなるよう
に設定すると、原稿との接触位置でのコロの周速を漸次
増速するようになり、原稿の搬送力が急激に大きくなる
ことを避けることができる。給紙コロの回転角に対する
径増加の勾配は、できるだけ小さくとるのがよい。
【0040】原稿セット後の1枚目の場合には、給紙コ
ロの回転速度をその1回転中で低速から高速へ徐々に増
加するようにしてもよい。この場合、図16のフローチ
ャートで理解されるように、原稿セット検知センサS1
が、原稿無しから原稿有りの状態に変化したと判断する
と、その後最初に給紙する原稿が原稿セット後1枚目で
あるとの情報を保持するために、flagがセットされ
る。次いで給紙命令を受けると、flagセットのチェ
ックをして、セットされていれば、給紙コロの回転速度
を徐々に上げて給紙を開始する。flagがセットされ
ていない場合には、2枚目以降の給紙と判断して回転速
度を高速にして給紙を行う。
【0041】これによって連続給送速度を低下させずに
重送の発生しやすい1枚目の搬送力を弱め、重送の防止
をする。
【0042】原稿セット後の1枚目の読み取り待機中に
給紙コロを微小時間駆動するようにしてもよい。この場
合、図17のフローチャートで理解されるように、原稿
セット検知センサS1が、原稿無しから原稿有りの状態
に変化したと判断すると、給紙コロを微小時間低速で駆
動する。そして給紙命令を受けると、給紙を行う。
【0043】
【発明の効果】請求項1のシート自動給送装置において
は、シートセット1枚目のみ給紙コロの回転速度を減速
するので、複数シートの連続給送時間を変えることな
く、シートの重送が防止できる。
【0044】請求項2のシート自動給送装置において
は、不送り発生時に、給紙コロを再度回転する際に、そ
の回転速度を増加させるので、請求項1の搬送力低下に
よる不送りの再発を防止できる。
【0045】請求項3のシート自動給送装置において
は、シートセット1枚目に対しては、一部の給紙コロの
み駆動するので、シートの搬送力を低下させ、複数シー
トの連続給送時間を変えることなく、シートの重送を防
止できる。
【0046】シート給送時の重送は、シートサイズが大
きくなるほどシート間の摩擦力が大きくなるため、発生
しやすくなるが、請求項4のシート自動給送装置におい
ては、シートサイズに応じて給紙コロの回転速度を可変
にするので、搬送力をより正確に調整でき、重送及び不
送りが防止でき、安定した給送がなされる。
【0047】請求項5のシート自動給送装置において
は、シート量の多い場合に、シートセット1枚目の給紙
コロの回転速度を低下させ、搬送力をより正確に調整で
きるため、重送及び不送りが防止でき、安定した給送が
なされる。
【0048】請求項6のシート自動給送装置において
は、給紙コロの径が漸次増加するので、シート搬送力が
急激に大きくならず、シートの重送を防止できる。
【0049】請求項7のシート自動給送装置において
は、給紙コロの回転速度が漸次増加するので、シート搬
送力が急激に大きくならず、シートの重送を防止でき
る。
【0050】請求項8のシート自動給送装置において
は、原稿挿入時に給紙コロを微小時間駆動するので、シ
ート先端が図11のように分離ローラ表面に沿う状態と
なり、給紙開始時から給紙コロを高速で回転させても、
重送の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像読取装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の画像読取装置の概略端面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る給送装置を備えた画像
読取装置の制御ブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係る給送装置の概略端面図
である。
【図5】本発明の別の実施例に係る給紙コロの形状を示
すカム線図である。
【図6】公知のシート給送装置の断面概略図である。
【図7】図6の装置の給紙コロ領域の拡大概略図であ
る。
【図8】図7とは異なる形状の給紙コロの概略図であ
る。
【図9】シートを積載した状態での給送装置の断面概略
図である。
【図10】図9とは異なる状態でシートを積載した給送
装置の断面概略図である。
【図11】1枚給紙した後の積載シートの状態を示す概
念図である。
【図12】本発明の一実施例に係る給送装置の作動フロ
ーチャートである。
【図13】本発明の別の実施例に係る給送装置の作動フ
ローチャートである。
【図14】図12のものから改良された給送装置の作動
フローチャートである。
【図15】図12のものから改良された給送装置の作動
フローチャートである。
【図16】図12のものから改良された給送装置の作動
フローチャートである。
【図17】図12のものから改良された給送装置の作動
フローチャートである。
【符号の説明】
6 給紙コロ 7a 分離コロ S1 原稿セット検知センサ S2 原稿検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 107 8530−2H 110 7369−2H H04N 1/00 108 L 4226−5C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを載せるガイドと、当該ガイド上
    にセットされたシートに当接し当該シートを所定位置ま
    で搬送する給紙コロと、当該シートを繰り出す給紙ロー
    ラと、当該シートを分離するための分離コロとを有する
    シート自動給送装置において、 前記ガイドにシートがセットされたことを検出する手段
    を設け、ガイド上のシートの有無を判断し、前記給紙コ
    ロの回転速度を可変にする手段を備え、シートセット後
    の1枚目の給送時での給紙コロの回転速度を、2枚目以
    降の給送時での回転速度よりも低減させることを特徴と
    するシート自動給送装置。
  2. 【請求項2】 シート給送時の不送り検出手段を備え、
    当該手段によりシートの不送りが検出された時に、前記
    給紙コロの回転速度を増大して当該コロを再起動するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシート自動給送装置。
  3. 【請求項3】 シートを載せるガイドと、当該ガイド上
    にセットされたシートに当接し当該シートを所定位置ま
    で搬送する複数の給紙コロと、当該シートを繰り出す給
    紙ローラと、当該シートを分離するための分離コロとを
    有するシート自動給送装置において、 前記ガイドにシートがセットされたことを検出する手段
    を設け、ガイド上のシートの有無を判断し、前記複数の
    給紙コロをそれぞれ別駆動可能に構成し、シートセット
    後の1枚目の給送時には、当該給紙コロの一部のみを駆
    動させることを特徴とするシート自動給送装置。
  4. 【請求項4】 シートサイズ検出手段を備え、当該手段
    により検出されたシートサイズが所定サイズよりも大き
    い場合、若しくは当該手段により検出されたシートサイ
    ズに応じて、シートセット後の1枚目の給紙速度を低減
    することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のシ
    ート自動給送装置。
  5. 【請求項5】 セットされたシート量検出手段を備え、
    当該手段により検出されたシート量が所定量を越えてい
    る場合、若しくは当該手段により検出されたシート量に
    応じて、シートセット後の1枚目の給送速度を低減する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のシート
    自動給送装置。
  6. 【請求項6】 シートを載せるガイドと、当該ガイド上
    にセットされたシートに当接し当該シートを所定位置ま
    で搬送する複数の給紙コロと、当該シートを繰り出す給
    紙ローラと、当該シートを分離するための分離コロとを
    有するシート自動給送装置において、 前記給紙コロの形状をカム形状にして、当該給紙コロの
    1回転中のシートとの接触位置での周速を漸次増速する
    ようにしたことを特徴とするシート自動給送装置。
  7. 【請求項7】 シートセット後の1枚目の給紙コロ回転
    速度を低速から高速へ徐々に加速することを特徴とする
    請求項1、請求項3又は請求項6のいずれか一項に記載
    のシート自動給送装置。
  8. 【請求項8】 シートセット後の1枚目の読み取り待機
    中に前記給紙コロを微小時間駆動することを特徴とする
    請求項1、請求項3又は請求項6のいずれか一項に記載
    のシート自動給送装置。
JP3285179A 1991-10-30 1991-10-30 シート自動給送装置 Pending JPH05116810A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3285179A JPH05116810A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 シート自動給送装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345817B1 (en) 1999-08-17 2002-02-12 Fujitsu Limited Document sheet separator and optical document reader
JP2008081254A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008162718A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置の重送防止機構、及びこれを備えた画像形成装置
US7635127B2 (en) 2006-06-26 2009-12-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus
JP2017055198A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 キヤノン電子株式会社 シート処理装置及び画像読取装置

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