JPH0511490Y2 - - Google Patents

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JPH0511490Y2
JPH0511490Y2 JP15066285U JP15066285U JPH0511490Y2 JP H0511490 Y2 JPH0511490 Y2 JP H0511490Y2 JP 15066285 U JP15066285 U JP 15066285U JP 15066285 U JP15066285 U JP 15066285U JP H0511490 Y2 JPH0511490 Y2 JP H0511490Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、自動試料ろ過装置に関し、特に生
体試料などを液体クロマトグラフなどの分析装置
に導入する場合に、分析用カラムに目詰りをおこ
してカラム性能の劣化をもたらすような微小浮遊
物・粒子などを自動的にろ過できる自動試料ろ過
装置に関する。
(ロ) 従来の技術 血液や尿などの生体試料を液体クロマトグラフ
(LC)によつて分析しようとする場合など、試料
中に含まれる微小粒状物はLCのカラムに送られ
ると目詰りを起こし、カラムの性能劣化の原因と
なるため、従来はLCに導入するに先立つて注射
器の先端に専用のカートリツジタイプのフイルタ
素子を装着して、プランジヤによつて試料を押し
出してろ過作業をするのが常であつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし上述のような試料のろ過方法は簡便であ
るが自動化されていないためかなりの経験と熟練
を要するうえ、時間がかかる欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段及びその作用 この考案はフイルタと、筒状で、略垂直に配置
され、上方に前記フイルタの装着部を、下方にプ
ランジヤ部を、側胴に試料注入用枝管部をそれぞ
れ有する試料ろ過用シリンダと、前記プランジヤ
部の駆動手段と、試料用密封容器と、前記枝管部
に連結された試料供給管と、加圧ガス供給管と、
ろ過済試料用容器と、ろ過済試料搬送管と、前記
加圧ガス供給管と試料供給管とを併せて試料用密
封容器に切換接続し、更にろ過済試料搬送管を、
フイルタとろ過済試料用容器との間に切換接続す
る各管路の切換接続手段とからなる装置本体と、 前記フイルタをシリンダにおける装着部に装・
脱着し、試料用密封容器及びろ過済試料用容器を
ハウジングの所定位置に装・脱着しうるロボツト
機構と、 このロボツト機構、加圧ガス供給管及びシリン
ダのプランジヤ部の各作動を指令し、それによつ
て、試料用密封容器中の試料をフイルタに通して
ろ過し、得られたろ過済試料をろ過済試料用容器
に導くことができる制御手段を備えてなる自動試
料ろ過装置である。
すなわち、この考案は、特定のシリンダを用
い、且つこのシリンダへのフイルタの装・脱着、
試料密封容器、ろ過済試料用容器の所定位置への
装・脱着などを行なう特定のロボツト機構を採用
することによつて、試料のろ過操作を簡単な構成
にて自動化できる。
(ホ) 実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
まず第1〜2図において、自動試料ろ過装置1
は、装置本体2と、ロボツト機構3と、これらの
作動を指令するマイクロコンピユータよりなる制
御回路4ろから主としてなる。
装置本体2は、シリンダとしてのマイクロシリ
ンダ5と、サンプルビン6と、洗浄液ビン7と、
加圧ガス供給管8と、試料・洗浄液供給管9と、
ろ過済試料用容器(バイアルビン)10と、廃液
ビン11と、ろ過済試料・廃液搬送管12と、フ
イルタ(“ミリポア”:登録商標)13と、排出チ
ツプ14と、これらを装着するハウジング15
と、各管路と各ビンとの切換接続を行なう切換接
続手段20とからなる。
そしてマイクロシリンダ5は、垂直に配置さ
れ、上方に前記フイルタ13を装着しうる装着部
16を、下方にエアシリンダ17より駆動される
プランジヤ部(シリンジヘツド)18を、側胴に
試料注入用枝管部19をそれぞれ有する。前部排
出チツプ14は、ろ過済試料・廃液搬送管12の
上端に接続されている。なお、21は加圧ガス供
給管8の調圧器、22,23は同じく電磁開閉
弁、24はろ過ユニツト増設用配管である。
一方切換接続手段20は、前記加圧ガス供給管
8と試料・洗浄液供給管9とを併せてサンプルビ
ン6か、洗浄液ビン7に切換接続し、更にろ過済
試料・廃液搬送管12をこの管の先端に装着され
た排出チツプ14をフイルタ13に、その管12
の後端をバイアルビン10か廃液ビン11にそれ
ぞれ切換接続できる。具体的には図示を省略する
が、回転、昇降可能なアームである。
次にロボツト機構3はフイルタ13を装着部1
6に装・脱着できると共に、サンプルビン6、洗
浄ビン7、バイアルビン10及び廃液ビン11を
ハウジング15の置台25の所定位置にセツトで
きる。
なお、加圧ガス供給管8及び試料・洗浄液供給
管9の先端並びにろ過済試料搬送管12の先端は
注入針状であり、容易に角ビンの蓋に付きさし可
能である。
次に制御回路4は、加圧ガス供給管8の作動、
つまりその供給管に設置された電磁開閉弁23の
作動、マイクロシリンダのプランジヤ部18の作
動、つまりこのプランジヤ部を作動させるべく連
結されたエアシリンダ17の作動、ロボツト機構
3の作動、並びに切換接続手段20の作動をそれ
ぞれ指令できる。
次いで、制御回路4の指令による装置本体2及
びロボツト機構3の作動を簡単に説明する(特に
第3図a,b、第4図参照)。
〔ろ過モード〕
まずロボツト機構3は、サンプルビン6、バイ
アルビン10及び廃液ビン11をハウジング15
の置台25にセツトし、次いでフイルタ13をマ
イクロシリンダ5の装着部16にセツトする。
次いで、排出チツプ14が切換接続手段20の
作動によりフイルタ13に結合され、更に加圧ガ
ス供給管8と、試料・洗浄液供給管9とをサンプ
ルビン6に結合される。そして直ちにサンプルの
ろ過を行なう場合は、ろ過済試料搬送管12をバ
イアルビン10に結合される。
続いて、加圧ガス供給管8の電磁開閉弁23の
作動及びプランジヤ、つまりシリンジヘツド18
の作動により、サンプルがサンプルビン6からマ
イクロシリンジ5へ、そしてフイルタ13を通つ
てろ過される。かくしてろ過されたサンプルはこ
こでバイアルビン10に導入される。
ここで、シリンジヘツド18の作動が押し切れ
ない場合は、フイルタ13は、最初のろ過の場合
に、孔径が大きいフイルタに、そうでない場合に
孔径が同じフイルタに、ロボツト機構3によつて
取りかえられる。
上述のごときろ過を行なう前に、流路洗浄を行
なう場合は、ろ過済試料搬送管12が廃液ビン1
1に結合され、少量のサンプルがシリンジヘツド
18の作動によりろ過時にサンプルが通る流路を
通り、流路洗浄して廃液ビン11に至る。
そして、ろ過が終了すると、排出チツプ14が
フイルタ13から取外され、更にロボツト機構3
によりフイルタ13がマイクロシリンジ5から取
外され、続いてサンプルビン6、バイアルビン1
0及び廃液ビン11が取外される。
〔洗浄モード〕
ロボツト機構3が、洗浄液ビン7と廃液ビン1
1を置台25にセツトする。そして各ビンにそれ
ぞれ配管が接続され、その後ろ過モードの場合の
サンプル洗浄と同様の操作が行なわれる。但し、
この洗浄は通常複数回くり返し行なわれる。
なお、以上の実施例とは異なり、ろ過済試料搬
送管の途中に吸着剤カラムなどを介設し、ろ過モ
ードにおいてサンプル中の希薄成分を一旦トラツ
ブし、次いで洗浄モードにおいて洗浄液によつて
廃液ビンに取り出すこともでき、自動抽出装置と
しても使用できる。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、試料のろ過操作を簡単な構
成にて自動化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成説明
図、第2図はその外観斜視図、第3図a,bはろ
過モードのフローチヤート、第4図は洗浄モード
のフローチヤートである。 1……自動試料ろ過装置、2……装置本体、3
……ロボツト機構、4……制御回路、5……マイ
クロシリンジ、6……サンプルビン、7……洗浄
液ビン、8……加圧ガス供給管、9……試料・洗
浄液供給管、10……ろ過済試料用容器、11…
…廃液ビン、12……ろ過済試料・廃液搬送管、
13……フイルタ、16……装着部、18……プ
ランジヤ、19……試料注入用枝管部、20……
切換接続手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フイルタと、筒状で、略垂直に配置され、上方
    に前記フイルタの装着部を、下方にプランジヤ部
    を、側胴に試料注入用枝管部をそれぞれ有する試
    料ろ過用シリンダと、前記プランジヤ部の駆動手
    段と、試料用密封容器と、前記枝管部に連結され
    た試料供給管と、加圧ガス供給管と、ろ過済試料
    用容器と、ろ過済試料搬送管と、前記加圧ガス供
    給管と試料供給管とを併せて試料用密封容器に切
    換接続し、更にろ過済試料搬送管を、フイルタと
    ろ過済試料用容器との間に切換接続する各管路の
    切換接続手段とからなる装置本体と、 前記フイルタをシリンダにおける装着部に装・
    脱着し、試料用密封容器及びろ過済試料用容器を
    ハウジングの所定位置に装・脱着しうるロボツト
    機構と、 このロボツト機構、加圧ガス供給管及びシリン
    ダのプランジヤ部の各作動を指令し、それによつ
    て、試料用密封容器中の試料をフイルタに通して
    ろ過し、得られたろ過済試料をろ過済試料用容器
    に導くことができる制御手段を備えてなる自動試
    料ろ過装置。
JP15066285U 1985-09-30 1985-09-30 Expired - Lifetime JPH0511490Y2 (ja)

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JP15066285U JPH0511490Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6258733U JPS6258733U (ja) 1987-04-11
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