JPH05111471A - 脈波測定装置 - Google Patents
脈波測定装置Info
- Publication number
- JPH05111471A JPH05111471A JP3275200A JP27520091A JPH05111471A JP H05111471 A JPH05111471 A JP H05111471A JP 3275200 A JP3275200 A JP 3275200A JP 27520091 A JP27520091 A JP 27520091A JP H05111471 A JPH05111471 A JP H05111471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse wave
- wave sensor
- unit
- pulse
- sensor section
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脈波測定時の空間ノイズ等の外乱を防止し、
脈波の変化を正確に測定できる脈波測定装置を提供す
る。 【構成】 発光部１０および受光部１１を有する光電変
換素子１２によって指先１３の血液量の増減すなわち脈
波を検出する脈波センサ部９と、その脈波センサ部９の
出力を増幅する増幅器５と増幅された脈波センサ部９の
出力に微分等の演算処理を加えて脈波センサ部９の出力
波形の特徴を検出する演算処理部６とその処理検出結果
を波形または数値等の手段によって表示する表示器７と
を備えた本体部４とから構成し、脈波センサ部９を本体
部４に内蔵して一体構造として脈波測定装置を構成す
る。
脈波の変化を正確に測定できる脈波測定装置を提供す
る。 【構成】 発光部１０および受光部１１を有する光電変
換素子１２によって指先１３の血液量の増減すなわち脈
波を検出する脈波センサ部９と、その脈波センサ部９の
出力を増幅する増幅器５と増幅された脈波センサ部９の
出力に微分等の演算処理を加えて脈波センサ部９の出力
波形の特徴を検出する演算処理部６とその処理検出結果
を波形または数値等の手段によって表示する表示器７と
を備えた本体部４とから構成し、脈波センサ部９を本体
部４に内蔵して一体構造として脈波測定装置を構成す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療機関等において診
断や治療等の際に使用する脈波測定装置に関する。
断や治療等の際に使用する脈波測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の医療用脈波測定装置にお
いては、脈波を検出する脈波センサ部と、この脈波セン
サ部の出力を増幅および微分する等の演算処理をする本
体部（以下単に本体部という）とは分離されていた。
いては、脈波を検出する脈波センサ部と、この脈波セン
サ部の出力を増幅および微分する等の演算処理をする本
体部（以下単に本体部という）とは分離されていた。
【０００３】その一例を図３に示す。図３において、１
は指先に装着する脈波センサ部、２はセンサ部１を本体
３に接続する信号線である。
は指先に装着する脈波センサ部、２はセンサ部１を本体
３に接続する信号線である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の医療用
脈波測定装置の構成では、脈波センサ部で検出した脈波
の電気信号を数１０cmの比較的長い信号線によって本体
に伝送していた。一方、脈波変動を電気信号に変換する
と数ｍＶという極めて微小な電気信号の変化として捕ら
えられる。このため、たとえ信号線としてシールド線を
使用しても、脈波センサ部と本体を分離している限り、
空間ノズルの重畳によって正確な電気信号変化を得るこ
とが困難であるという問題を有していた。また、指先に
装着した脈波センサ部が人体の動きに伴って容易に動く
ため、測定中に人体を動かすと、信号線と本体との接続
部に機械的な外力が加わり易く、これも電気信号を伝送
するための障害となっていた。
脈波測定装置の構成では、脈波センサ部で検出した脈波
の電気信号を数１０cmの比較的長い信号線によって本体
に伝送していた。一方、脈波変動を電気信号に変換する
と数ｍＶという極めて微小な電気信号の変化として捕ら
えられる。このため、たとえ信号線としてシールド線を
使用しても、脈波センサ部と本体を分離している限り、
空間ノズルの重畳によって正確な電気信号変化を得るこ
とが困難であるという問題を有していた。また、指先に
装着した脈波センサ部が人体の動きに伴って容易に動く
ため、測定中に人体を動かすと、信号線と本体との接続
部に機械的な外力が加わり易く、これも電気信号を伝送
するための障害となっていた。
【０００５】本発明は上記の問題を解決しようとするも
ので、脈波測定時の外乱を防止し、電気信号の伝送障害
を排除して、脈波の変化を正確に測定できる脈波測定装
置を提供することを目的とする。
ので、脈波測定時の外乱を防止し、電気信号の伝送障害
を排除して、脈波の変化を正確に測定できる脈波測定装
置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、指先の血液量の増減すなわち脈波を検出す
る脈波センサ部を、その脈波センサ部の出力に増幅およ
び微分等の演算処理を加えてその波形の特徴を検出し、
その検出結果を波形または数値等の手段によって表示す
る本体部とを一体構造として構成したものである。
に本発明は、指先の血液量の増減すなわち脈波を検出す
る脈波センサ部を、その脈波センサ部の出力に増幅およ
び微分等の演算処理を加えてその波形の特徴を検出し、
その検出結果を波形または数値等の手段によって表示す
る本体部とを一体構造として構成したものである。
【０００７】
【作用】上記の構成により、脈波センサ部を本体部に内
蔵し一体構造としたため、空間ノイズ重畳の原因となっ
た信号線が不要となり、また信号線と本体部との接続部
が無くなり、ノイズ等の外乱の影響や信号線が受ける外
力がなく、常に正確な脈波信号を得ることが可能とな
る。
蔵し一体構造としたため、空間ノイズ重畳の原因となっ
た信号線が不要となり、また信号線と本体部との接続部
が無くなり、ノイズ等の外乱の影響や信号線が受ける外
力がなく、常に正確な脈波信号を得ることが可能とな
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の脈波測定装置の一実施例につ
いて図面に基づいて説明する。図１は本発明の脈波測定
装置の一実施例の外観を示す斜視図、図２は脈波センサ
部の詳細断面図を含む上記実施例のブロック構成図であ
る。図１および図２において、４は本体部で、内部に脈
波信号の増幅を行う増幅器５，微分等の演算処理等を行
う演算処理部６を内蔵し、液晶等からなる表示器７，キ
ーボード等からなる操作部８および脈波センサ部９を備
えている。脈波センサ部９は図１に示すように本体部４
に一体に組み込まれた構成となっており、脈波センサ部
９の内部には、発光部１０および受光部１１からなる光
電変換素子１２を備えている。なお、１３は被測定者の
指先である。
いて図面に基づいて説明する。図１は本発明の脈波測定
装置の一実施例の外観を示す斜視図、図２は脈波センサ
部の詳細断面図を含む上記実施例のブロック構成図であ
る。図１および図２において、４は本体部で、内部に脈
波信号の増幅を行う増幅器５，微分等の演算処理等を行
う演算処理部６を内蔵し、液晶等からなる表示器７，キ
ーボード等からなる操作部８および脈波センサ部９を備
えている。脈波センサ部９は図１に示すように本体部４
に一体に組み込まれた構成となっており、脈波センサ部
９の内部には、発光部１０および受光部１１からなる光
電変換素子１２を備えている。なお、１３は被測定者の
指先である。
【０００９】次に、この脈波測定装置の動作について説
明する。被測定者の指先１３が脈波センサ部９に挿入さ
れると、発光部１０から出射された光は被測定者の指先
１３を透過し受光部１１により受光される。このとき、
被測定者の指先１３を通過する血液によって発光部１０
から出射された光の一部が吸収されるため、受光部１１
に達する光量は被測定者の指先１３を通過する血液の量
によって増減する。この光量の増減を検出することによ
り、指先１３を通過する血液の増減は脈波として検出さ
れる。このようにして検出された脈波は、増幅器５によ
って増幅され、演算処理部６により演算処理され、その
結果が表示器７に表示される。
明する。被測定者の指先１３が脈波センサ部９に挿入さ
れると、発光部１０から出射された光は被測定者の指先
１３を透過し受光部１１により受光される。このとき、
被測定者の指先１３を通過する血液によって発光部１０
から出射された光の一部が吸収されるため、受光部１１
に達する光量は被測定者の指先１３を通過する血液の量
によって増減する。この光量の増減を検出することによ
り、指先１３を通過する血液の増減は脈波として検出さ
れる。このようにして検出された脈波は、増幅器５によ
って増幅され、演算処理部６により演算処理され、その
結果が表示器７に表示される。
【００１０】前述したように脈波センサ部９からの出力
は数ｍＶの微小信号であるが、本発明においては脈波セ
ンサ部９が本体部４に一体に組み込まれているので空間
ノイズの影響を受けることがなく、また信号線も不要で
あり、取扱いの容易な脈波測定装置を実現できる。
は数ｍＶの微小信号であるが、本発明においては脈波セ
ンサ部９が本体部４に一体に組み込まれているので空間
ノイズの影響を受けることがなく、また信号線も不要で
あり、取扱いの容易な脈波測定装置を実現できる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
脈波測定装置は、脈波センサ部を本体部に一体で組み込
んだ構成であるから、脈波センサ部の出力信号が空間ノ
イズの影響をうけることがなく、また信号線が外部に露
出しないので、信号線と本体部の接続箇所に無理な外力
を受けることもなく、確実な信号処理が行え、測定誤差
が発生しない、正確な医療データが得られる信頼性の高
い脈波測定装置を提供することができる。
脈波測定装置は、脈波センサ部を本体部に一体で組み込
んだ構成であるから、脈波センサ部の出力信号が空間ノ
イズの影響をうけることがなく、また信号線が外部に露
出しないので、信号線と本体部の接続箇所に無理な外力
を受けることもなく、確実な信号処理が行え、測定誤差
が発生しない、正確な医療データが得られる信頼性の高
い脈波測定装置を提供することができる。
【図１】本発明の脈波測定装置の一実施例の外観を示す
斜視図
斜視図
【図２】脈波センサ部の詳細断面図を含む同実施例のブ
ロック構成図
ロック構成図
【図３】従来の脈波測定装置の外観を示す斜視図
４ 本体部 ５ 増幅器 ６ 演算処理部 ７ 表示器 ９ 脈波センサ部 １０ 発光部 １１ 受光部 １２ 光電変換素子 １３ 指先
Claims (1)
- 【請求項１】 発光部および受光部を有する光電変換素
子によって指先の血液量の増減すなわち脈波を検出する
脈波センサ部と、その脈波センサ部の出力を増幅する増
幅器と増幅された脈波センサ部の出力に微分等の演算処
理を加えてその波形の特徴を検出する演算処理部とその
処理検出結果を波形または数値等の手段によって表示す
る表示器とを備えた本体部とからなり、脈波センサ部を
本体部に内蔵して一体構造として構成した脈波測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3275200A JPH05111471A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 脈波測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3275200A JPH05111471A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 脈波測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111471A true JPH05111471A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17552085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3275200A Pending JPH05111471A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 脈波測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111471A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749430A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-23 | Matsushita Electric Works Ltd | Cardiac pulse meter |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3275200A patent/JPH05111471A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749430A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-23 | Matsushita Electric Works Ltd | Cardiac pulse meter |
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