JPH05110865A - 映像情報量圧縮及び/又は情報量伸長装置 - Google Patents

映像情報量圧縮及び/又は情報量伸長装置

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JPH05110865A
JPH05110865A JP29811491A JP29811491A JPH05110865A JP H05110865 A JPH05110865 A JP H05110865A JP 29811491 A JP29811491 A JP 29811491A JP 29811491 A JP29811491 A JP 29811491A JP H05110865 A JPH05110865 A JP H05110865A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量子化雑音に基づくノイズを抑圧することを
目的とする。 【構成】 映像信号を分割して得たDCTブロック1a
をDCT変換し、制御信号bbに基づいて得たスケーリ
ングファクタSに応じて量子化し、符号化し、上記スケ
ーリングファクタSを判別するための判別情報を付加し
て情報量圧縮信号21aを出力する符号化手段AAと、
平坦部と輪郭部とを有する入力DCTブロックを検出し
て得た上記制御信号bbを出力する制御手段BBとを有
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像情報量圧縮及び/
又は情報量伸長装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の静止画圧縮装置のブロック
図、図6はジグザグ走査器の動作を説明するための図で
ある。
【0003】図5を用いて、カラー静止画符号化の国際
標準化を推進する機関であるJPEG(Joint Photogra
phic Expert Group )より提案された従来の静止画圧縮
装置(テレビジョン学会誌 P158 Vol44 No2 1990参照)
を説明するに、まず、1画面から縦8個,横8個のデジ
タル画素データを抽出して得たDCTブロックをDCT
変換器1(8×8DCT)に供給し、ここで2次元DC
T変換を施して得た8×8の変換係数を線形量子化器2
に供給する。尚、ここでDCTとは直行変換符号化の1
種であるDiscrete Cosine Transform の略語である。
【0004】そして、量子化マトリックス発生器3より
供給される基準量子化マトリックスに乗算器4にてスケ
ーリングファクタSが乗算されて得た量子化マトリック
スを用いて線形量子化を施して得た直流変換係数2aと
交流変換係数2bとが、1次元予測器5とジグザグ走査
器7とに夫々供給される。
【0005】上記1次元予測器5では、連続する直流変
換係数2aの差分値を得て1次元予測を行うことにより
直流変換係数2aの情報量を圧縮して第1のハフマン符
号器6に供給する。そして、第1のハフマン符号器6は
事象の発生確率の高い順に少ないビットを割り当てるハ
フマン符号を生成して多重化器9の一方の入力に供給す
る。尚、ハフマン符号は事象の発生確率に基づいて成さ
れるためエントロピー符号の1種であると言える。ま
た、事象の発生確率については予め測定した結果を用い
れば良く、符号化の際求める必要はない。
【0006】一方、上記ジグザグ走査器7は、図6に示
すように低周波成分から高周波成分に向けて交流変換係
数2bを走査して、これを第2のハフマン符号器8に供
給する。そして、第2のハフマン符号器8は値が“0”
の変換係数のランレングスと“0”でない変換係数の値
とに基づいて同様にハフマン符号を生成して、多重化器
9の他方の入力に供給する。
【0007】そして、多重化器9は夫々の入力を多重化
して得た多重化出力信号9aを図示せぬ伝送路に出力す
る。
【0008】尚、上記した従来の技術はハフマン符号を
用いるため、一定の入力情報量に対して多重化出力信号
9aの有するデータが変動する。このため、スケーリン
グファクタSを用いて、例えば、1フィールド当たりの
多重化出力信号9aの有するデータを、一定に保持する
よう制御している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、線形量子化器2で後述する量
子化雑音が発生するため、画質劣化が顕著なDCTブロ
ックが存在し問題であった。以下、問題点の理解を容易
にするため、1次元のDCTを例に挙げ説明する。
【0010】図7は量子化雑音によるDCTを用いた圧
縮伸長に伴う画質劣化を説明するための図、図8は量子
化マトリックスを説明するための図である。以下図面を
参照しつつ、本発明が解決しようとする課題を具体的に
説明する。
【0011】ここで、周期的な変化を有する図7(A)
に示す1次元のデジタル波形データ列と、振幅11と振
幅0との平坦部とによりなる同図(C)に示す1次元の
デジタル波形データ列を考える。尚、逆DCT変換は以
下に示す式1で定義される。また、図7(A)〜(D)
中の縦軸は映像信号のレベルを表している。
【0012】
【数1】 そして、上記したデータ列に、以下に示す式2で定義さ
れる1次元DCT変換を施し、変換係数D(7)だけを
粗い量子化ステップで量子化した後、逆量子化すると共
に逆DCT変換して得た波形データ列を同図(B)と同
図(D)とに夫々示す。
【0013】
【数2】 さてここで、同図(B),(D)中の点線で示した部分
は粗い量子化ステップで量子化したため発生する量子化
雑音に基づくノイズであるが、視覚特性を考慮すると、
同図(B)に示す波形は大きな映像信号レベルの変化が
ある場所に小さなノイズが加算されているので差感度
(吹抜,“画像のデジタル信号処理”日刊工業新聞社(1
987)P23 参照)が低いことからノイズが検知されにく
く、一方、同図(D)に示す波形は検知されやすい平坦
部に現れるノイズで問題となる。
【0014】以上は1次元の場合について説明したが、
2次元の場合も同様である。図8に示す量子化マトリッ
クスは、水平,垂直周波数が高くなる右斜め下方向にい
くにつれ値が大きくなっている。即ち、変換係数の高次
なものほど線形量子化の際の量子化ステップを粗くして
いる。これは、空間周波数が高い部分で視感度が落ちる
ことと斜め方向の波形に対して視感度が落ちることとを
利用して情報量圧縮を図るためである。
【0015】しかしながら、2次元の場合でも図7
(C)のように平坦部と輪郭部とによりなる波形は高い
周波数成分を有しており、そのような波形に2次元DC
T変換を施して得た変換係数を上記量子化マトリックス
を用いて量子化すると、高次(右斜め下)の量子化変換
係数に量子化雑音が混入することになる。そして、これ
を逆量子化し、逆2次元DCT変換した際、量子化雑音
に基づくノイズが発生し、特に平坦部で顕著な妨害とし
て現れる。
【0016】そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、
平坦部と輪郭部とを有するDCTブロックについては周
辺の他のDCTブロックよりも量子化ステップのサイズ
を小さくするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するため以下の構成を提供するものである。
【0018】映像信号を分割して得た入力DCTブロッ
クをDCT変換し、制御信号に基づいて得た量子化ステ
ップに応じて量子化し、符号化し、上記量子化ステップ
を判別するための判別情報を付加して情報量圧縮信号を
出力する符号化手段と、少なくとも平坦部と輪郭部とを
有する上記入力DCTブロックを検出して得た上記制御
信号を出力する制御手段とを有することを特徴とする映
像情報量圧縮又は情報量圧縮伸長装置。
【0019】請求項1に記載した上記情報量圧縮信号に
情報量伸長を施す映像情報量伸長又は情報量圧縮伸長装
置であって、上記判別情報に基づいて逆量子化をするこ
とを特徴とする映像情報量伸長又は情報量圧縮伸長装
置。
【0020】請求項1に記載した映像情報量圧縮又は情
報量圧縮伸長装置であって、上記制御手段に、上記映像
信号にかかる輝度信号のレベルが所定の範囲内であるか
否かを判別する第1の判別手段を備え、上記平坦部と輪
郭部とを有する上記入力DCTブロックを検出するに際
し、上記平坦部と見なされている画素であっても上記所
定の範囲外である画素については無効とするよう構成し
たことを特徴とする映像情報量圧縮又は情報量圧縮伸長
装置。
【0021】請求項1に記載した映像情報量圧縮又は情
報量圧縮伸長装置であって、上記制御手段に上記量子化
に伴う量子化雑音に基づくノイズの大きさを判別する第
2の判別手段を備え、上記量子化雑音の基づくノイズの
大きさに応じて上記制御信号を出力する制御手段とを有
することを特徴とする映像情報量圧縮又は情報量圧縮伸
長装置。
【0022】
【実施例】図1は第1実施例の映像情報量圧縮装置の主
要部を説明するためのブロック図、図2は第1実施例の
映像情報量圧縮装置又は情報量伸長装置の主要部を説明
するための数値例を示した図、図3は第1実施例の映像
情報量伸長装置の主要部を説明するためのブロック図、
図4は第2実施例の映像情報量圧縮装置の主要部を説明
するためのブロック図である。以下、図面を参照しつつ
第1実施例より説明することとする。
【0023】(第1実施例)第1実施例は、情報量圧縮
を施す際に、輪郭部と明るすぎたり暗すぎたりしないD
CTブロックを特定し、かかるDCTブロックについて
はスケーリングファクタSを小さくして量子化を施し、
符号化する。そして、情報量伸長を施す際に、上記スケ
ーリングファクタSに応じて逆量子化して復号するもの
である。以下、本発明にかかる映像情報量圧縮装置の主
要部の一例について説明し、その後本発明にかかる映像
情報量伸長装置の主要部の一例について説明することと
する。 (・映像情報量圧縮装置)図1において、映像情報量圧
縮装置の主要部は、入力映像信号に情報量圧縮を施す主
符号化手段AAと、スケーリングファクタSを制御する
ための制御手段BBとによりなる。以下、主符号化手段
AAより順に説明する。
【0024】入力映像信号より縦8個,横8個のデジタ
ル画素データを分割して得たDCTブロック1aが図示
せぬDCTブロック分割器より主符号化手段AA中の2
次元DCT変換器1に供給され、2次元DCT変換して
得た変換係数ブロック1bが量子化器2に供給される。
ここで、DCTブロック1aの一例として、図2(A)
に示すDCTブロックを考えることとし、以下この数値
例に基づいて説明する。尚、同図(A)中のデジタルデ
ータを表す数字は8ビットで量子化されており、−12
8〜127の整数値を取り得るものとする。また、入力
映像信号は、輝度(Y)信号、色差(R−Y、B−Y)
信号等の画像情報を表す信号であればいずれでも良い。
但し、Y信号、R−Y信号、B−Y信号等は別々に符号
化される。
【0025】そして、乗算器4は、量子化マトリックス
発生器3より供給される基準量子化マトリックスとスケ
ーリングファクタSとを乗算して得た量子化マトリック
ス4aを量子化器2に供給し、ここで変換係数ブロック
1bを量子化マトリックス4aで量子化して得た量子化
変換係数2cが第1の符号器10に供給される。ここ
で、上記スケーリングファクタSはスケーリングファク
タ生成器20より供給され、制御手段BBより供給され
る制御信号bbに基づいて得られるものである。
【0026】そして、第1の符号器10は量子化変換係
数2cに周知の符号化を施して得た符号化信号10aを
ID付加器21に供給し、ここで、制御信号bbに基づ
いて得られるスケーリングファクタSを判別するための
判別情報を付加して得た情報量圧縮信号21aを図示せ
ぬ伝送路に出力する。尚、第1の符号器10は、例え
ば、上述した従来の技術中の1次元予測器5と第1,第
2のハフマン符号化器6,8とジグザグ走査器7と多重
化器9とによりなるものであっても良い。但し、直流変
換係数について一次元予測を利用する場合はスケーリン
グファクタの制御を直流変換係数については行わないよ
うにする。
【0027】次に制御手段BBについて説明するに、2
次元HPF11にDCTブロック1aが供給され、空間
的なHPFを施して得た2次元HPF出力ブロック11
aを第1の絶対値化器12に供給する。ここで、2次元
HPF11の一例を図2(B)に示す。同図(B)中太
枠で囲まれた係数“8”は対象とする画素に乗ずるフィ
ルタの係数を表しており、他の係数“−1”は対象とす
る画素の周辺の画素に乗ずるフィルタの係数を表してい
る。即ち、対象とする画素のデジタルデータを8倍する
と共にその周辺の画素のデジタルデータを−1倍して得
られた計9個のデータを加算して2次元HPF出力ブロ
ック11aを構成する夫々のデータとしている。尚、対
象とする画素がDCTブロックの端にあるため周辺に8
個の画素がない場合には、対象とする画素のフィルタ係
数を有効な周辺画素の個数と等しくする。このようにし
て得られた2次元HPF出力ブロック11aを同図
(C)に示す。
【0028】第1の絶対値化器12では2次元HPF出
力ブロック11aを構成する夫々のデータについて絶対
値をとり、これを第1,第2の閾値を夫々有する第1,
第2の比較器16,13に夫々供給する。この第1の比
較器16と第1の計数器17と第3の比較器18とは、
DCTブロック1a中に平坦部があるか否かを検出する
主要部であり、一方、第2の比較器13と第2の計数器
14と第4の比較器15とは、DCTブロック1a中に
輪郭部があるか否かを検出する主要部である。尚、第
5,第6の比較器51,52と第1のNOR回路53と
第2のAND回路54とで構成される後述する第1の判
別手段BB1は輝度信号のレベルが所定レベル範囲外に
ある場合を判別し、これに該当する画素を無効画素とす
るものである。
【0029】第1の比較器16は、絶対値化された2次
元HPF出力ブロック11aを構成する夫々のデータに
ついて第2の閾値より小なる値に設定された第1の閾値
と比較して、第1の閾値より小なる場合は“1”を他の
場合は“0”を夫々のデータについて得た低域ブロック
16aを第2のAND回路54の一方の入力に供給す
る。また、第2のAND回路54の他方の入力には、後
述する第1のNOR回路出力信号53aが供給され、こ
こで輝度信号のレベルを検出して明るすぎる画素又は暗
すぎる画素である場合は低域ブロック16a中の“1”
を“0”に置き換えて得た第2のAND回路出力信号5
4aを第1の計数器17に供給する。この低域ブロック
16a中“1”の値を取る画素は、高域周波数成分を有
さない画素である。
【0030】そして、第1の計数器17にて、第2のA
ND回路出力信号54aの1低域ブロック16a当たり
の“1”の数を累積加算して得た第1の累積加算値17
aを第3の比較器18に供給して、ここで第1の累積加
算値17aと第3の閾値とを比較し、第1の累積加算値
17aが大なる場合は“1”をその他の場合は“0”を
第1のAND19の一方の入力に第3の比較器出力信号
18aとして供給する。 このようにして、1DCTブ
ロック当たりの高域周波数成分を有さない画素数が一定
の値(第3の閾値)を越えるか否かを判別して、夫々の
DCTブロック1a中に平坦部があるか否かを検出して
いる。また、第1,第2の計数器14,17はDCTブ
ロック毎にリセットされるのは当然である。
【0031】一方、第2の比較器13は、絶対値化され
た2次元HPF出力ブロック11aの夫々のデータにつ
いて第2の閾値と比較して、第2の閾値より大なる場合
は“1”を他の場合は“0”を夫々のデータについて得
た高域ブロック13aを、第2の計数器14に供給す
る。この高域ブロック13a中“1”の値を取る画素
は、高域周波数成分を有する画素である。
【0032】そして、第2の計数器14にて1高域ブロ
ック13a当たりの“1”の数を累積加算して得た第2
の累積加算値14aを第4の比較器15に供給して、こ
こで第2の累積加算値15aと第4の閾値とを比較し、
第2の累積加算値15aが大なる場合は“1”をその他
の場合は“0”を第1のAND19の他方の入力に供給
する。
【0033】このようにして、1DCTブロック当たり
の高域周波数成分を有する画素数が一定の値(第4の閾
値)を越えるか否かを判別して、夫々のDCTブロック
1a中に輪郭部があるか否かを検出している。
【0034】そして、第1のAND回路19にて、両入
力の論理積を取ることにより、平坦部と輪郭部とを同時
に有するDCTブロックを特定して得た制御信号bbを
スケーリングファクタ生成器20に供給する。即ち、制
御信号bbが“1”の場合には当該DCTブロックは平
坦部と輪郭部とを同時に有しており、“0”の場合には
有していない。
【0035】ここで、第5,第6の比較器51,52と
第1のNOR回路53と第2のAND回路とにより構成
される第1の判別手段BB1ついて説明するに、まずD
CTブロック1aが、輝度信号のレベルが高レベルであ
る場合を判別する第5の比較器51と輝度信号のレベル
が低レベルである場合を判別する第6の比較器52とに
供給される。そして、第5の比較器51にて、DCTブ
ロック1a中のデジタル輝度信号データを後述する第6
の閾値より大きい第5の閾値と夫々比較して、これを越
える場合は“1”を、それ以外の場合は“0”を第1の
NOR回路53の一方の入力にデジタル画素データ毎に
供給する。ここでデジタル画素データはある画素の輝度
信号あるいは色差信号等を表すものであり、輝度信号の
場合はそのデータ自体を、色差信号の場合はその画素の
輝度信号データを利用する。また、第6の比較器52に
て、DCTブロック1a中のデジタル輝度信号データを
第6の閾値と夫々比較して、これを越えない場合は
“1”を、それ以外の場合は“0”を第1のNOR回路
53の他方の入力にデジタル画素データ毎に供給する。
この第1のNOR回路53にて、両入力の論理和を取り
反転して得た第1のNOR回路出力信号53aを得てい
る。
【0036】両入力の論理積を求めたのは、低域ブロッ
ク16a中“1”の値を取る画素は高域周波数成分を有
さない画素であるが、第1のNOR回路出力信号53a
が“0”の場合は、輝度信号のレベルが高すぎるか、ま
たは低すぎるため、平坦部であったとしても視覚的にノ
イズが抑圧される画素であるのでかかる場合は無効画素
とするためである。尚、低域ブロック16aと第1のN
OR回路出力信号53aとのタイミングは周知のタイミ
ング調整回路にて調整されていることは勿論である。ま
た、第1の判別手段は特に設けなくとも良いことは勿論
である。
【0037】このようにして、量子化雑音に基づくノイ
ズが問題となる平坦部と輪郭部とを有するDCTブロッ
クを特定でき、更に、平坦部と輪郭部とを有するDCT
ブロックであっても視覚的に量子化雑音に基づくノイズ
が目立たないDCTブロックを除去して得た制御信号b
bに基づいてスケーリングファクタSを決定できる。そ
して、例えば、制御信号bbが“1”の場合にはスケー
リングファクタSを“0.5”とし、制御信号bbが
“0”の場合にはスケーリングファクタSを“1”とす
ることにより、情報量を削減した情報量圧縮信号21a
を得ることができる。 (・映像情報量伸長装置)図3を用いて映像情報量伸長
装置を説明するに、図1と同一の構成には同一の符号を
付しその説明を省略する。尚、映像情報量伸長装置は図
1に図示する映像情報量圧縮装置中の第1の符号化器1
0は従来の技術で述べた1次元予測器5と第1,第2の
ハフマン符号化器6,8とジグザグ走査器7と多重化器
9とによりなるものである場合に対応するものである。
【0038】まず、情報量圧縮出力信号21aが第1の
選択器22に供給され、ここで上記ID付加器21にて
付加された判別情報と映像情報とを分離して、前者をI
Dデコード器23に後者を第2の選択器24に夫々供給
する。
【0039】そして、IDデコード器23は判別情報を
デコードして得たIDデコード器出力信号23aを後述
するスケーリングファクタ生成器20に供給する。一
方、第2の選択器24は上述したDCTブロック全体の
直流変換係数に対応する直流変換係数信号24aと交流
変換係数信号24bとを第1,第2のハフマン復号器2
5,26に夫々供給する。
【0040】そして、第1のハフマン復号器25は直流
変換係数信号24aを復号して得た復号直流変換係数信
号25aを1次元予測復号器27に供給する。また、第
2のハフマン復号器26は交流変換係数信号24bを復
号して得た復号交流変換係数信号26aを逆ジグザグ走
査器28に供給する。
【0041】この1次元予測復号器27は上記した1次
元予測器5に対応するものであり、直流変換係数を得て
これを多重化器29の一方の入力に供給する。また、逆
ジグザグ走査器28は、上記したジグザグ走査器7で行
われた1DCTブロック毎のジグザグ走査を元に戻すた
めのものであり、データを並べ換えるためのメモリ等で
構成されている。そして、元に戻された交流変換係数が
多重化器29の他方の入力に供給される。
【0042】そして、多重化器29は、直流変換係数と
交流変換係数とを多重化して得た8×8のデータで構成
される多重化器出力信号29aを逆量子化器30に供給
する。この逆量子化器30は、逆量子化マトリックスを
用いて多重化器出力信号29aに逆量子化を施して得た
逆量子化出力信号を逆DCT変換器32に供給する。
尚、逆量子化マトリックスは乗算器4にてスケーリング
ファクタ生成器20より出力されるスケーリングファク
タSと逆量子化マトリックス発生器31より供給される
基準逆量子化マトリックスとを乗算して得たものであ
る。
【0043】そして、逆DCT変換器32は逆量子化出
力信号に逆DCTを施して得た情報量伸長信号32aを
図示せぬ伝送路に出力する。
【0044】ここで、スケーリングファクタSの相違に
よるノイズについて説明するに、図2(D),(E)
は、スケーリングファクタをS=0.5,S=1として
同図(A)のDCTブロックをDCT変換し、量子化
し、逆DCT変換して得た結果を夫々図示したものであ
る。両図を比較するとS=0.5の場合はノイズが抑圧
されていることが明らかである。
【0045】上述したように、本実施例では平坦部と輪
郭部とを有するDCTブロックについてスケーリングフ
ァクタSを小さくすることで、視覚的に目立ちやすいノ
イズの発生を抑圧することができる。 (第2実施例)第1実施例は、2次元DCT変換して得
た変換係数ブロックを量子化する際、量子化変換係数に
混入する量子化雑音に起因して発生するノイズを平坦部
で抑圧するため、平坦部と輪郭部とを有するDCTブロ
ックを特定し、かかる場合はスケーリングファクタSを
小さくして多くの情報を伝送し、その他の場合はスケー
リングファクタSを大きくして情報量を削減するもので
あった。
【0046】しかし、量子化変換係数に混入する量子化
雑音が夫々十分小さく、且つ、その絶対値の総和が十分
小さい場合は、量子化雑音に起因して発生するノイズも
やはり小さく問題とならない。
【0047】そこで、第2実施例においては、かかる場
合を検出して、平坦部と輪郭部とを有するDCTブロッ
クであってもスケーリングファクタSを大きくして情報
量を削減することとした。
【0048】図4を用いて第2実施例の映像情報量圧縮
装置について説明するに、図1と同一の構成には同一の
符号を付しその説明を省略する。また、映像情報量伸長
装置についても第1実施例と同一の構成であるためその
説明を省略する。
【0049】同図中、第1実施例にかかる映像情報量圧
縮装置と相違するのは、制御手段BB中に量子化変換係
数に混入する量子化雑音が夫々十分小さく、且つ、その
絶対値の総和が十分小さいDCTブロック1aを判別す
る第2の判別手段BB2が設けられた点である。
【0050】そこで、第2の判別手段BB2について説
明するに、2次元DCT変換して得た変換係数ブロック
1bが第2の量子化器39に供給される。第2の量子化
器39は常に大きいスケーリングファクタS(第1実施
例のS=1)により得られる量子化マトリックスを用い
て量子化を施して得た第2の量子化器出力信号39aを
逆量子化器40に供給する。
【0051】そして、逆量子化器40において第2の量
子化器39に対応する逆量子化が施された後、減算器4
1の一方の入力に供給されここで他方の入力に供給され
る変換係数ブロック1bとの間で減算が施され得た量子
化雑音が第2の絶対値化器42に供給される。このよう
にして補助制御手段BB1は、大きいスケーリングファ
クタSを用いた場合の量子化雑音について判別するもの
である。
【0052】そして、第2の絶対値化器42にて量子化
雑音を絶対値化して得た絶対値化量子化雑音42aが加
算器43の一方の入力と第7の比較器46とに供給され
る。ここで、加算器43とレジスタ44と第9の比較器
45とは、量子化雑音の絶対値の総和が十分小さい場合
を判別し、第7の比較器46と第3の計数器47と第8
の比較器48とは、量子化雑音が夫々十分小さい場合を
判別する役割を担う。
【0053】上記した加算器43にて、画素データごと
の絶対値化量子化雑音42aとレジスタ44から他方の
入力に供給される累積加算量子化雑音44aとがレジス
タ44にて加算される。そして、累積加算量子化雑音4
4aが第9の比較器45に供給され、ここでDCTブロ
ック毎に累積加算量子化雑音44aを第9の閾値と比較
してこれを越える場合は“1”を、それ以外の場合は
“0”を第9の比較器出力信号45aとして第1のOR
回路49の一方の入力に供給する。その後、レジスタ4
4がDCTブロック毎にクリアされることは当然であ
る。
【0054】一方、第7の比較器46にて、絶対値化量
子化雑音42aを画素データ毎に第7の閾値と比較し
て、これを越える場合は“1”を、それ以外の場合は
“0”を第3の計数器47に供給し、ここで“1”の数
を累積してその結果を第8の比較器48にてDCTブロ
ック毎に第8の閾値と比較してこれを越える場合は
“1”を、それ以外の場合は“0”を第8の比較器出力
信号48aとして第1のOR回路49の他方の入力に供
給する。
【0055】そして、第1のOR回路49にて第8,第
9の比較器出力信号48a,45aの論理和を取り得た
第1のOR回路出力信号49aを、第1のAND出力信
号19aが一方の入力に供給されるの第3のAND回路
50の他方の入力に供給し、ここで両者の論理積を取り
得た制御信号bbをスケーリングファクタ生成器20と
ID付加器21に供給する。
【0056】尚、上述した実施例において、1つの2次
元HPF11の出力を絶対値をとり、第1,第2の閾値
と比較していたが、特性の相違する2つの2次元HPF
を設け、それらの出力の絶対値をとり、夫々第1,第2
の閾値と比較しても良いことは勿論である。
【0057】尚、上述した実施例において、基準量子化
マトリックスにスケーリングファクタSを乗じて量子化
ステップを可変していたが、量子化マトリックスを複数
種類用意してそのうちの1つを選択するようにしても良
い。また、逆量子化についても同様である。例えば、複
数種類用意する量子化マトリックスの1つは図8に図示
したものとし、他の1つをこの量子化マトリックスの右
斜め下の値をより小さくしたマトリックスとして平坦部
と輪郭部とを有するDCTブロックの場合は後者を選択
すれば良い。
【0058】尚、上述した実施例において、映像情報量
圧縮装置と映像情報量伸長装置とは個別に説明したが、
両者を統合した情報量圧縮伸長装置であっても良いこと
は勿論である。
【0059】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、入力D
CTブロックをDCT変換し、少なくとも平坦部と輪郭
部とを有する入力DCTブロックを検出して得た制御信
号に基づいて得た量子化ステップに応じて量子化して得
た映像情報量圧縮信号を出力する映像情報量圧縮又は情
報量圧縮伸長装置を提供することができるので、量子化
に伴う量子化雑音に基づくノイズが顕著な妨害として現
れる入力DCTブロックについては多くの情報を伝送出
力することができるという効果がある。
【0060】また、量子化ステップを判別するための判
別情報に基づいて逆量子化をする映像情報量伸長又は情
報量圧縮伸長装置を提供できるので、上記映像情報量圧
縮信号を復号した際、量子化雑音に基づくノイズを抑圧
することができるという効果がある。
【0061】また、制御手段に、映像信号にかかる輝度
信号のレベルが所定の範囲内であるか否かを判別する第
1の判別手段を備え、上記平坦部と輪郭部とを有する上
記入力DCTブロックを検出するに際し、上記所定の範
囲外である画素については無効とするよう構成したこと
を特徴とする映像情報量圧縮又は情報量圧縮伸長装置を
提供することができるので、量子化雑音に基づくノイズ
が視覚的に目立たない場合、映像情報量圧縮信号の情報
量を削減することができるという効果がある。
【0062】また、制御手段に、上記量子化に伴うの量
子化雑音に基づくノイズの大きさを判別する第2の判別
手段を備え、上記量子化雑音に基づくノイズの大きさに
応じて上記制御信号を出力するよう構成した情報量圧縮
又は情報量圧縮伸長装置を提供できるので、上記量子化
雑音に基づくノイズが小さい場合、映像情報量圧縮信号
の情報量を削減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の映像情報量圧縮装置の主要部を説
明するためのブロック図である。
【図2】第1実施例の映像情報量圧縮装置又は情報量伸
長装置の主要部を説明するための数値例を示した図であ
る。
【図3】第1実施例の映像情報量伸長装置の主要部を説
明するためのブロック図である。
【図4】第2実施例の映像情報量圧縮装置の主要部を説
明するためのブロック図である。
【図5】従来の静止画圧縮装置のブロック図である。
【図6】ジグザグ走査器の動作を説明するための図であ
る。
【図7】量子化雑音によるDCTを用いた圧縮伸長に伴
う画質劣化を説明するための図である。
【図8】量子化マトリックスを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1a DCTブロック 21a 情報量圧縮信号 bb 制御信号 AA 符号化手段 BB 制御手段 BB1 第1の判別手段 BB2 第2の判別手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を分割して得た入力DCTブロッ
    クをDCT変換し、制御信号に基づいて得た量子化ステ
    ップに応じて量子化し、符号化し、上記量子化ステップ
    を判別するための判別情報を付加して情報量圧縮信号を
    出力する符号化手段と、 少なくとも平坦部と輪郭部とを有する上記入力DCTブ
    ロックを検出して得た上記制御信号を出力する制御手段
    とを有することを特徴とする映像情報量圧縮又は情報量
    圧縮伸長装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した上記情報量圧縮信号に
    情報量伸長を施す映像情報量伸長又は情報量圧縮伸長装
    置であって、 上記判別情報に基づいて逆量子化をすることを特徴とす
    る映像情報量伸長又は情報量圧縮伸長装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した映像情報量圧縮又は情
    報量圧縮伸長装置であって、 上記制御手段に、上記映像信号にかかる輝度信号のレベ
    ルが所定の範囲内であるか否かを判別する第1の判別手
    段を備え、 上記平坦部と輪郭部とを有する上記入力DCTブロック
    を検出するに際し、上記平坦部と見なされている画素で
    あっても上記所定の範囲外である画素については無効と
    するよう構成したことを特徴とする映像情報量圧縮又は
    情報量圧縮伸長装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載した映像情報量圧縮又は情
    報量圧縮伸長装置であって、 上記制御手段に上記量子化に伴う量子化雑音に基づくノ
    イズの大きさを判別する第2の判別手段を備え、 上記量子化雑音の基づくノイズの大きさに応じて上記制
    御信号を出力する制御手段とを有することを特徴とする
    映像情報量圧縮又は情報量圧縮伸長装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02105792A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直交変換係数量子化回路

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JPH02105792A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直交変換係数量子化回路

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