JPH05105A - 携帯用コツプ - Google Patents

携帯用コツプ

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Publication number
JPH05105A
JPH05105A JP18173791A JP18173791A JPH05105A JP H05105 A JPH05105 A JP H05105A JP 18173791 A JP18173791 A JP 18173791A JP 18173791 A JP18173791 A JP 18173791A JP H05105 A JPH05105 A JP H05105A
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JP
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cup
film
lid
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JP18173791A
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Inventor
Junichi Tomisu
準一 戸簾
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D21/00Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
    • B65D21/08Containers of variable capacity
    • B65D21/086Collapsible or telescopic containers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】不使用時にはコンパクトにしてポケットや小物
入れ等に収納することを可能にし、使い捨てせずに省資
源および環境破壊防止を図ることを可能にするととも
に、薬や香料等を収納することも可能にする。 【構成】支持部材16とフイルム15から成る伸縮可能
な蛇腹構造の中空筒部の下端に底部材14を固着し、中
空筒部の上端に嵌着される蓋部材12と底部材とに掛止
部を設け、収納時には中空筒部を圧縮して蓋部材と底部
材とを掛止させる構造にし、さらに、蓋部材に薬や香料
等を収納するための開閉可能な凹部22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮状態にしてポケッ
トやバッグ等に収納可能な携帯用コップに関する。
【0002】
【従来の技術】食卓で使用される通常のコップは、ガラ
スまたはプラスチックの成形品で作られており、携帯す
るのには不便であり、また、ポケットや小物入れ等に収
納することはほとんど不可能である。そこで、軽くて持
ち運びに便利なコップとして、紙コップや薄肉プラスチ
ックコップなどの使い捨てコップが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の通常の
コップでは、硬くて嵩張るため、持ち運びに不便であっ
た。また、従来の前記使い捨てコップでは、一旦使用し
た後では、一々ごみ箱等に捨てる必要があり、また、ご
み箱が見当たらない場合は、往々にして道路わきや河川
等に投棄され、したがって、資源の無駄になるのみなら
ず、環境破壊の原因にもなっていた。
【0004】本発明は、このような従来の技術的課題に
鑑みてなされたものであり、不使用時にはポケットや小
物入れ等に収納でき、使い捨てせずに、省資源および環
境破壊防止を図ることができる携帯用コップを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題解決のための手段】本発明による携帯用コップ
は、縦方向に圧縮可能な略円筒形の伸縮部の下端に底部
材を固着し、前記伸縮部の上端に嵌着される蓋部材と前
記底部材とに掛止部を設け、収納時には前記伸縮部を圧
縮して前記蓋部材と前記底部材とを掛止させる構成とす
ることにより、不使用時にはポケットや小物入れ等に収
納でき、使い捨てせずに、省資源および環境破壊防止を
図ることができる携帯用コップを提供するものである。
【0006】別の本発明は、上記構成に加えて、前記伸
縮部を、拡開時に略円筒形を成すフイルムと該フイルム
を拡開状態に保持するための伸縮自在な支持部材とで形
成するとともに、該伸縮部の上端にリング状の上縁部材
を固着する構成、あるいは、前記伸縮部を、上下方向に
分割された1個以上の環状の支持部材と該環状の支持部
材および前記底部材に固着された伸縮可能な略円筒状の
フイルムとで形成する構成とすることにより、一層効率
よく上記目的を達成するものである。さらに別の本発明
は、上記構成に加えて、前記蓋部材の上面に補助蓋で開
閉される収納用凹部を設ける構成とすることにより、さ
らに、固形または粉状の薬や香料などを収納して携帯す
るのに便利な携帯用コップを提供するものである。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明による携帯用コップの一実施例の使
用状態を示す立面図であり、図2は図1の斜視図であ
り、図3は図1の収納状態を示す縦断面図である。図1
〜図3において、携帯用コップ10は、コップ本体11
と蓋部材12で構成されている。コップ本体11は、上
下方向に圧縮可能であり、縦方向に圧縮可能な略円筒形
の伸縮部13と、該伸縮部13の下端に密封固着された
円板状の底部材14と、該伸縮部13の上端に固着され
た上縁部材17と、で構成されている。
【0008】前記伸縮部13は、図1および図2の拡開
時(使用時)に略円筒形を成すフイルム15と、該フイ
ルムを拡開状態に保持するための伸縮自在な支持部材1
6と、で構成されている。前記上縁部材17は、リング
状をしており、コップ本体11の飲み口を形成するもの
である。前記フイルム15および前記支持部材16から
成る伸縮部13の上下端は、前記上縁部材17および前
記底部材14に接着等で密封固着されている。前記フイ
ルム15の材質としては、例えば、防水加工した紙、防
水加工した布、ゴム、ビニール等のプラスチックフイル
ム、アルミ箔等の金属箔など、拡開してコップ形状の側
壁を形成し得る伸縮自在のフイルム材が使用される。
【0009】また、前記支持部材16としてはコイルス
プリングが使用されており、該コイルスプリング16
は、図示の例では、前記フイルム15と一体化されてい
る。すなわち、金属またはプラスチック等の弾性材で製
造された前記コイルスプリング16は、前記フイルム1
5に対し、接着や埋め込み成形等によって一体化されて
いる。また、前記底部材14および前記上縁部材17の
材質としては、例えば、硬質プラスチックが使用され
る。
【0010】前記底部材14の円周方向所定位置(図示
の例では円周方向4等分の位置)には、前記蓋部材12
をパッチン止めするための掛止用穴18が形成されてい
る。前記蓋部材12の下側には、コップ本体11が圧縮
された時に、図3に示すごとく該コップ本体を収納し得
る広さの凹部19が形成されており、また、該凹部19
の開口端近傍の内周面には、前記底部材14の外周の穴
18に対応して、蓋部材12をパッチン止めするための
掛止用突起20が形成されている。さらに、図示の例で
は、蓋部材12の上面には、補助蓋21を有する収納凹
部22が形成されている。この補助蓋21は、蓋部材1
2と一体に開閉可能に形成され、図3に示すように、凹
凸掛止手段(パッチン止め手段)23によって閉じ状態
に固定されるように構成されている。
【0011】以上説明した携帯用コップ10は、図1お
よび図2に示すように、蓋部材12をコップ本体11か
ら分離すれば、コップ本体11内に水等の飲料を注いで
飲むことができる。また、飲料を溜めた状態で保管する
場合は、前記蓋部材12を前記上縁部材17の開口端に
被せて、キャッピングをすることができる。さらに、不
使用時には、前記蓋部材12を前記上縁部材17に押し
当てた状態で、前記伸縮部13を圧縮し、第3図に示す
ごとく、該蓋部材12の前記突起20と前記底部材14
の穴18とをパッチン止め(掛止)することにより、コ
ンパクトな収納状態にすることができる。この収納状態
では、ポケットや小物入れに簡単に収納することができ
る。
【0012】以上説明した携帯用コップ10によれば、
図3に示す収納状態にすることにより、軽くて小さい持
ち運びに便利なコンパクトな寸法のものになるので、ポ
ケットまたは小物入れ等に収納することができて便利で
ある。また、使い捨てせずに繰り返し使用できるので
(必要に応じて水で濯ぐ)、省資源となり、さらに、使
い捨てしないことから、道路、河川、山、公園などに投
棄されることが無く、環境美化運動の一助となる。さら
に、蓋部材12に補助蓋21で開閉可能な収納凹部22
を設けたので、該凹部22を利用して、固形または粉状
の薬や香料などを収納して携帯するのに便利である。
【0013】なお、前記フイルム15(伸縮部13)
は、図示のように、下側が縮小するテーパー円筒形とし
たが、これは、ストレートな円筒形は勿論、断面が楕円
状の円筒形など、コップとして使用可能な類似の形状で
あれば、種々の形状とすることができる。また、図示の
例では、収納用のパッチン止め手段として、底部材14
に穴18を、蓋部材12に突起20を設けたが、これは
逆に、底部材14に突起を、蓋部材12に穴を設けても
よい。
【0014】図4は本発明による携帯用コップの他の実
施例の使用状態を示す立面図であり、図5は図4の斜視
図であり、図6は図4の収納状態を示す縦断面図であ
る。図4〜図6において、携帯用コップ50は、コップ
本体51と蓋部材52で構成されている。コップ本体5
1は、上下方向に圧縮可能であり、縦方向に圧縮可能な
伸縮部53と、該伸縮部53の下端に密封固着された円
板状の底部材54と、該伸縮部53の上端に固着された
リング状の上縁部材57と、を備え、これらを一体化し
た構造を有している。
【0015】前記上縁部材17は、コップ本体11の飲
み口を形成するためのものである。前記伸縮部53は、
図4および図5の拡開時(使用時)に略円筒形を成すフ
イルム55と、該フイルムを拡開状態に保持するための
伸縮自在な支持部材56と、で構成されている。前記フ
イルム55の上下端は、前記上縁部材57および前記底
部材54に密封固着されている。また、前記支持部材5
6は、前記フイルム55の外側の円周方向複数箇所(図
示の例では2箇所)に配置され、各支持部材56の上下
端は前記上縁部材57および前記底部材54に固定され
ている。
【0016】前記底部材14および前記上縁部材17の
材質としては、例えば、硬質プラスチックが使用され
る。また、前記フイルム55の材質としては、例えば、
防水加工した紙、防水加工した布、ゴム、ビニール等の
プラスチックフイルム、アルミ箔等の金属箔など、拡開
してコップ形状の側壁を形成し得る伸縮自在のフイルム
材が使用される。前記支持部材56としては、本実施例
の場合、径の異なるチューブを4段階に嵌合させた伸縮
棒構造が使用されている。この伸縮棒構造56は、長さ
が略等しく径の異なる4本のチューブ81、82、8
3、84を順次スライド可能に嵌合させ、それぞれの嵌
合部に凹凸係合するパッチン止め部(掛止部)85、8
6、87を設けた構造、すなわち、三脚構造を有してい
る。なお、図示の例では、前記各パッチン止め部85〜
87はそれぞれ円周方向2箇所に設けられているが、そ
の数は場合によって適宜選定することができる。また、
前記伸縮棒構造56の各チューブ81〜84の材質とし
ては、金属または硬質プラスチック等を使用することが
できる。
【0017】前記底部材54の円周方向所定位置(図示
の例では円周方向4等分の位置)には、前記蓋部材52
をパッチン止めするための掛止用穴58が形成されてい
る。前記蓋部材52の下側には、コップ本体51が圧縮
された時に、図6に示すごとく該コップ本体を収納し得
る広さの凹部59が形成されており、また、該凹部59
の開口端近傍の内周面には、前記底部材54の外周の掛
止用穴58に対応して、該蓋部材52をパッチン止めす
るための掛止用突起60が形成されている。さらに、図
示の例では、蓋部材52の上面には、補助蓋61を有す
る収納凹部62が形成されている。この補助蓋61は、
蓋部材52と一体に開閉可能に形成され、図6に示すよ
うに、凹凸掛止手段(パッチン止め手段)63によって
閉じ状態に固定されるように構成されている。
【0018】以上説明した携帯用コップ50は、図4お
よび図5に示すように、蓋部材52をコップ本体51か
ら分離すれば、コップ本体51内に水等の飲料を注いで
飲むことができる。また、飲料を溜めた状態で保管する
場合は、前記蓋部材52を前記上縁部材57の開口端に
被せて、キャッピングをすることができる。さらに、不
使用時には、前記蓋部材52を前記上縁部材57に押し
当てた状態で、前記伸縮部53を圧縮し、図6に示すご
とく、該蓋部材52の前記突起60と前記底部材54の
穴58とをパッチン止め(掛止)することにより、コン
パクトな収納状態にすることができる。この収納状態で
は、ポケットや小物入れに簡単に収納することができ
る。
【0019】以上説明した携帯用コップ50によれば、
図6に示す収納状態にすることにより、軽くて小さい持
ち運びに便利なコンパクトな寸法のものになるので、ポ
ケットまたは小物入れ等に収納することができて便利で
ある。また、使い捨てせずに繰り返し使用できるので
(必要に応じて水で濯ぐ)、省資源となり、さらに、使
い捨てしないことから、道路、河川、山、公園などに投
棄されることが無く、環境美化運動の一助となる。さら
に、蓋部材52に補助蓋61で開閉可能な収納凹部62
を設けたので、該凹部62を利用して、固形または粉状
の薬や香料などを収納して携帯するのに便利である。
【0020】なお、本実施例では、前記伸縮棒構造56
をフイルム55の外側に配置したが、場合によっては該
フイルム55の内側に配置することもできる。また、前
記フイルム55は、図示のように、下側が縮小するテー
パー円筒形としたが、これは、ストレートな円筒形は勿
論、断面が楕円状の円筒形など、コップとして使用可能
な類似の形状であれば、種々の形状とすることができ
る。さらに、図示の例では、収納用のパッチン止め手段
として、底部材54に穴58を、蓋部材52に突起60
を設けたが、これは逆に、底部材54に突起を、蓋部材
52に穴を設けてもよい。
【0021】図7は本発明による携帯用コップのさらに
他の実施例の使用状態を示す立面図であり、図8は図7
の斜視図であり、図9は図7の収納状態を示す縦断面図
である。図7〜図9において、携帯用コップ100は、
コップ本体111と蓋部材112で構成されている。コ
ップ本体111は、上下方向に圧縮可能であり、縦方向
に圧縮可能な伸縮部113と、該伸縮部113の下端に
密封固着された円板状の底部材114とで構成されてい
る。前記伸縮部113は、上下方向に分割された1個以
上の環状の支持部材(図示の例では、2個の支持部材1
16、117)と、これらの支持部材116、117お
よび前記底部材114に固着された略円筒状のフイルム
115とで形成されている。すなわち、図示のように、
可撓性の前記フイルム115により前記支持部材11
6、117および前記底部材114を上下方向所定間隔
ごとに順次接続することによって、伸縮可能なコップ本
体111が構成されている。なお、前記フイルム115
と前記支持部材116、117および底部材114との
接続は、接着等によって行なわれている。
【0022】前記各支持部材116、117および前記
底部材114はそれぞれ硬質の材料、例えば、プラスチ
ック成形品やアルミ成形品等で形成されている。前記フ
イルム115の材質としては、例えば、プラスチックフ
イルム、防水加工した紙、防水加工した布、ゴム、アル
ミ箔等の金属箔など、コップ容器を形成し得る伸縮自在
のフイルム材が使用される。また、コップ本体111の
上縁部分に当たる前記支持部材116は飲み口を形成す
るものでもある。なお、図示の例では、伸縮性のコップ
本体111の骨格部分(枠部分)を2個の支持部材11
6、117と底部材114で形成したが、この支持部材
の数は1個以上であれば、任意の数にすることができ、
該支持部材を前記底部材114に前記円筒状の水密性フ
イルム115で所定間隔をおいて接続することにより、
前述のような伸縮可能なコップ本体111を形成するこ
とができる。
【0023】前記底部材114の円周方向所定位置(図
示の例では円周方向4等分の位置)には、前記蓋部材1
12をパッチン止めするための掛止用穴118が形成さ
れている。前記蓋部材112の下側には、コップ本体1
11が圧縮された時に、図9に示すごとく該コップ本体
を収納し得る広さの凹部119が形成されており、ま
た、該凹部119の開口端近傍の内周面には、前記底部
材114の外周の穴118に対応して、蓋部材112を
パッチン止めするための掛止用突起120が形成されて
いる。さらに、図示の例では、蓋部材112の上面に
は、補助蓋121を有する収納凹部122が形成されて
いる。この補助蓋121は、蓋部材112と一体に開閉
可能に形成され、図9に示すように、凹凸掛止手段(パ
ッチン止め手段)123によって閉じ状態に固定される
ように構成されている。
【0024】以上説明した携帯用コップ100は、図7
および図8に示すように、蓋部材112をコップ本体1
11から分離すれば、コップ本体111内に水等の飲料
を注いで飲むことができる。また、飲料を溜めた状態で
保管する場合は、前記蓋部材112をコップ本体111
の上端開口部(飲み口)に被せることにより、キャッピ
ングすることができる。
【0025】そこで、不使用時には、前記蓋部材112
をキャッピングした状態でコップ本体111を上下から
圧縮し、該蓋部材112の前記突起120と前記底部材
114の穴118とをパッチン止め(掛止)することに
より、コンパクトな収納状態にすることができる。すな
わち、コップ本体111は、蛇腹または提灯と同様の方
法で折りたたむことができる。図9は、携帯用コップ1
00の収納状態を示し、この収納状態では、ポケットや
小物入れに簡単に収納することができる。この場合、図
9に示すように、各支持部材116、117および底部
材114の円筒部の直径は順次小さく(または大きく)
され、収納時には上下方向に重なり得るような構造寸法
になっているので、収納状態の高さ寸法を非常に小さく
することができる。
【0026】以上説明した携帯用コップ110によれ
ば、図9に示す収納状態にすることにより、軽くて小さ
い持ち運びに便利なコンパクトな寸法のものになるの
で、ポケットまたは小物入れ等に収納することができて
便利である。また、使い捨てせずに繰り返し使用できる
ので(必要に応じて水で濯ぐ)、省資源となり、さら
に、使い捨てしないことから、道路、河川、山、公園な
どに投棄されることが無く、環境美化運動の一助とな
る。さらに、蓋部材112に補助蓋121で開閉可能な
収納凹部122を設けたので、該凹部122を利用し
て、固形または粉状の薬や香料などを収納して携帯する
のに便利である。
【0027】なお、前記伸縮部113および前記底部材
114の横断面形状は、円形の他、楕円形、多角形な
ど、コップとして使用可能な形状であれば、種々の形状
とすることができる。また、図示の例では、収納用のパ
ッチン止め手段として、底部材114に穴118を、蓋
部材112に突起120を設けたが、これは逆に、底部
材に突起を、蓋部材に穴を設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
の携帯用コップによれば、縦方向に圧縮可能な略円筒形
の伸縮部の下端に底部材を固着し、前記伸縮部の上端に
嵌着される蓋部材と前記底部材とに掛止部を設け、収納
時には前記伸縮部を圧縮して前記蓋部材と前記底部材と
を掛止させる構成としたので、不使用時にはポケットや
小物入れ等に収納でき、使い捨てせずに、省資源および
環境破壊防止を図り得る携帯用コップが提供される。
【0029】請求項2の発明は、上記構成において、前
記伸縮部を、拡開時に略円筒形を成すフイルムと該フイ
ルムを拡開状態に保持するための伸縮自在な支持部材と
で形成するとともに、前記伸縮部の上端にリング状の上
縁部材を固着したので、上記効果に加えて、不使用時に
は、前記蓋部材の内部に圧縮状態で収納保持し得る携帯
用コップが提供される。また、請求項3の発明は、上記
構成において、前記伸縮部を、上下方向に分割された1
個以上の環状の支持部材と該支持部材および前記底部材
に固着された伸縮可能な略円筒状のフイルムとで形成す
るので、上記効果に加えて、不使用時には、前記蓋部材
の内部に圧縮状態で収納保持し得る携帯用コップが提供
される。請求項4の発明は、上記構成においては、さら
に、前記蓋部材の上面に補助蓋で開閉される収納用凹部
を設ける構成としたので、上記効果に加えて、薬や香料
等も収納し得る携帯用コップが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯用コップの一実施例の使用状
態を示す立面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図1の携帯用コップの収納状態を示す縦断面図
である。
【図4】本発明による携帯用コップの他の実施例の使用
状態を示す立面図である。
【図5】図4の斜視図である。
【図6】図4の携帯用コップの収納状態を示す縦断面図
である。
【図7】本発明による携帯用コップのさらに他の実施例
の使用状態を示す立面図である。
【図8】図7の斜視図である。
【図9】図7の携帯用コップの収納状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
10 携帯用コップ 11 コップ本体 12 蓋部材 13 伸縮部 14 底部材 15 フイルム 16 支持部材(コイルスプリング) 17 上縁部材 18 掛止用穴 19 凹部 20 掛止用突起 21 補助蓋 22 収納凹部 50 携帯用コップ 51 コップ本体 52 蓋部材 53 伸縮部 54 底部材 55 フイルム 56 支持部材(伸縮棒構造) 57 上縁部材 58 掛止用穴 59 凹部 60 掛止用突起 61 補助蓋 62 収納凹部 100 携帯用コップ 111 コップ本体 112 蓋部材 113 伸縮部 114 底部材 115 フイルム 116 支持部材 117 支持部材 118 掛止用穴 119 凹部 120 掛止用突起 121 補助蓋 122 収納凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に圧縮可能な略円筒形の伸縮部
    の下端に底部材を固着し、前記伸縮部の上端に嵌着され
    る蓋部材と前記底部材とに掛止部を設け、収納時には前
    記伸縮部を圧縮して前記蓋部材と前記底部材とを掛止さ
    せることを特徴とする携帯用コップ。
  2. 【請求項2】 前記伸縮部は、拡開時に略円筒形を成
    すフイルムと、該フイルムを拡開状態に保持するための
    伸縮自在な支持部材と、から成り、前記伸縮部の上端に
    リング状の上縁部材を固着することを特徴とする請求項
    1の携帯用コップ。
  3. 【請求項3】 前記伸縮部は、上下方向に分割された
    1個以上の環状の支持部材と、該環状の支持部材および
    前記底部材に固着された伸縮可能な略円筒状のフイルム
    と、から成ることを特徴とする請求項1の携帯用コッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記蓋部材の上面に補助蓋で開閉され
    る収納用凹部を設けることを特徴とする請求項1の携帯
    用コップ。
JP18173791A 1990-06-26 1991-06-26 携帯用コツプ Pending JPH05105A (ja)

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JP18173791A JPH05105A (ja) 1990-06-26 1991-06-26 携帯用コツプ

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JP2-167525 1990-06-26
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