JPH0510570A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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Publication number
JPH0510570A
JPH0510570A JP3188192A JP18819291A JPH0510570A JP H0510570 A JPH0510570 A JP H0510570A JP 3188192 A JP3188192 A JP 3188192A JP 18819291 A JP18819291 A JP 18819291A JP H0510570 A JPH0510570 A JP H0510570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
compressor
operating frequency
indoor
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP3188192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Kawashima
秀司 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH0510570A publication Critical patent/JPH0510570A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の暖房運転能力の向上を図る。 【構成】 図は空気調和機の制御系の要部ブロック図
で、1は室内温度Trの検出手段、2は室内側熱交換器
温度Tnの検出手段、3は室内側制御部、4は室外側制
御部、5は室外制御部4に制御されるインバータ部、6
はインバータ制御される圧縮機である。暖房運転時に室
内温度Trが予め設定されている温度制御ゾーンの下限
値に達したら、室内側熱交換器の温度(圧縮機6の吐出
管温度)Tnを温度検出手段2で検出する。この温度T
nが55℃より大きいときには圧縮機6の運転周波数を
例えば2秒毎に1ヘルツずつ上昇させ、温度Tnが55
℃より小さいときには圧縮機6の運転周波数を例えば
0.4秒毎に1ヘルツずつ上昇させる。室内温度が上限
値に達したら圧縮機6の運転周波数を1秒毎に1ヘルツ
ずつ下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の暖房運転
時の圧縮機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機においては、暖房運転時の室
内温度が予め設定されている温度制御ゾーンの下限値に
達すると圧縮機の運転周波数を例えば1ヘルツ/0.4
秒の速度で上昇させ、室内温度が上限値に達すると圧縮
機の運転周波数を例えば1ヘルツ/1秒の速度で下降さ
せるように制御している。一方、圧縮機の吐出圧力はそ
の最大許容値が例えば26.5キログラム/平方センチ
メートルG(Gはゲージ圧力であることを表す。)と決
められているので、この最大許容値を越えないように圧
縮機の運転周波数を制御する必要があるが、圧縮機の吐
出圧力を直接検出するには技術的な課題やコスト上の問
題があるため、広くは温度検出手段によって検出される
圧縮機の吐出管温度から推定するようになっている。し
かし、この方法では、図3の(A)に示されるように吐
出圧力がa点からb点に急激に上昇するような場合、温
度検出手段により検出される吐出管温度が吐出圧力の実
際の変化(上昇速度)に追随できず両者間に時間的な遅
れが発生するため、図3の(B)に示される温度制御ゾ
ーンの上限値が図示の位置よりも高めに設定されている
と吐出圧力はその最大許容値26.5キログラム/平方
センチメートルGを越えてしまうことになる。そのた
め、温度制御ゾーンの上限値(動作温度)b’の設定に
あたっては上記の時間的な遅れを考慮して予め低めに設
定しておき、例え過負荷運転になっても吐出圧力がその
最大許容値を越えないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
運転では吐出圧力の上昇が図3の(A)のa−c間に示
されるように緩やかな場合もあり、このように圧力変化
が緩やかな場合には温度検出手段により検出される吐出
管温度と実際の吐出圧力との間に生じる時間的な遅れが
殆どないため、吐出圧力(c点)がその最大許容値に達
する前に吐出管温度が温度制御ゾーンの上限値(動作温
度)c’に達することになる。このような場合の吐出圧
力(c点)はその最大許容値26.5キログラム/平方
センチメートルGに対して十分過ぎる余裕があり、空気
調和機本来の能力を十分に発揮させることができないと
いう問題がある。したがって、本発明においてはこのよ
うな課題を解決し、空気調和機が有する能力を十分に発
揮させることのできる空気調和機の制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、室内温度が予め設
定されている温度制御ゾーンの下限値に達すると圧縮機
の運転周波数を所定の速度で上昇させ、室内温度が上限
値に達すると圧縮機の運転周波数を所定の速度で下降さ
せるように制御してなる空気調和機において、暖房運転
時に温度検出手段により検出される室内側熱交換器温度
が所定値以上の場合は、前記圧縮機の運転周波数の上昇
速度を遅くし、室内側熱交換器温度が所定値以下の場合
は、前記圧縮機の運転周波数の上昇速度を早くするよう
に制御することにした。
【0005】
【作用】上記の制御方法であれば、暖房運転時に室内温
度が温度制御ゾーンの下限値に到達すると圧縮機の運転
周波数は上昇するが、そのとき、室内側熱交換器の温度
が所定値以上であれば、つまり、圧縮機の吐出圧力が急
速に最大許容値に到達可能な状況下にある場合には圧縮
機の運転周波数の上昇速度を遅くするようにしているの
で吐出圧力に対応する室内側熱交換器の温度の検出遅れ
が少なくなり、この検出遅れが少なくなる分だけ温度制
御ゾーンの上限値を引き上げることができる。また、室
内側熱交換器の温度が所定値以下であれば圧縮機の運転
周波数の上昇速度が早められるが、室内側熱交換器の温
度が所定値以下の状態から再上昇する場合には、この室
内側熱交換器の温度は圧縮機の吐出圧力にほぼ追随して
上昇するので、吐出圧力とその最大許容値との差が縮ま
ることになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図2に基づ
いて説明する。図1は空気調和機の制御系の要部ブロッ
ク図である。図において、1は室内温度を検出する温度
検出手段、2は室内側熱交換器の温度を検出する温度検
出手段、3は温度検出手段1,2等からの入力信号に基
づいて室内送風機(図示せず)等の運転制御を行うと共
に、室外機側との信号のやりとりを行う室内側制御部、
4は室外機内に設けられている室外側制御部、5は室外
側制御部4に駆動制御されるインバータ部、6はインバ
ータ制御される圧縮機である。
【0007】ところで、室内側制御部3にはリモコン等
により設定される室内温度等を記憶するメモリが有り、
室内側制御部3はこのメモリに記憶されている設定温度
と温度検出手段1から得られる室内温度Trとの温度差
を求め、この温度差に応じた周波数指令コードを室外側
制御部4に転送するとともに、温度検出手段2によって
検出された室内側熱交換器の温度Tnが55℃以上であ
るかどうかを判定し、Tn≧55℃のときは信号”L”
を、Tn<55℃のときは信号”H”を室外側制御部4
へ出力するようになっている。一方、室外側制御部4で
は室内側制御部3からの周波数指令コードに基づいてイ
ンバータ部5を駆動制御するための制御信号(圧縮機6
の運転周波数)を生成し、同インバータ部5を駆動制御
するとともに、上記の信号”L”が入力されたときには
圧縮機6の運転周波数を2秒毎に1Hzずつ増やし、ま
た、上記の信号”H”が入力されたときには圧縮機6の
運転周波数を0.4秒毎に1Hzずつ増やす制御を行う
ようになっている。
【0008】図2は制御の様子を表すフローチャートで
ある。ステップST1で暖房運転が開始され、ステップ
ST2に移ると図1に示す温度検出手段1によって室内
温度Trが検出される。ステップST3ではこの室内温
度Trを設定温度Tsと比較し、温度差を算出する。ス
テップST4ではステップST3で算出された温度差等
に応じて圧縮機6の運転周波数を決定する。つづいて、
ステップST5では図1に示す温度検出手段2で室内側
熱交換器の温度Tnが検出され、ステップST6ではス
テップST5で検出された室内側熱交換器の温度Tnが
例えば55℃以上であるかどうかの判定がなされ、その
判定結果がTn≧55℃であればステップST7に進め
られる。
【0009】すると、このステップST7では圧縮機6
の運転周波数を2秒毎に1Hzずつ上昇させる。もし、
ステップST6での判定結果がTn<55℃であればス
テップST8に進められる。すると、このステップST
8では圧縮機6の運転周波数を0.4秒毎に1Hzずつ
上昇させる。次のステップST9では室内側熱交換器の
温度Tnが温度制御ゾーンの上限値に到達したかどうか
の判定がなされ、上限値に到達していなければステップ
ST2に戻され、一連の動作が繰り返される。そして、
室内側熱交換器の温度Tnが温度制御ゾーンの上限値に
到達するとステップST10に進められ、圧縮機6の運転
周波数は1秒毎に1Hzずつ降下される。なお、ステッ
プST2からステップST5までは主として室内側制御
部3の作業であり、ステップST6以降は主として室外
側制御部4の作業になる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したような空気調和機の制御方
法であるならば、過負荷保護動作温度、つまり、温度制
御ゾーンの上限値を高くすることができるので、空気調
和機の能力を十分に発揮させることができ、暖房運転時
の快適性が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の制御系の
要部ブロック図である。
【図2】本発明の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図3】従来の制御例を表す図である。
【符号の説明】
1 温度検出手段 2 温度検出手段 3 室内側制御部 4 室外側制御部 5 インバータ部 6 圧縮機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 室内温度が予め設定されている温度制御
    ゾーンの下限値に達すると圧縮機の運転周波数を所定の
    速度で上昇させ、室内温度が上限値に達すると圧縮機の
    運転周波数を所定の速度で下降させるように制御してな
    る空気調和機において、暖房運転時に温度検出手段によ
    り検出される室内側熱交換器温度が所定値以上の場合
    は、前記圧縮機の運転周波数の上昇速度を遅くし、室内
    側熱交換器温度が所定値以下の場合は、前記圧縮機の運
    転周波数の上昇速度を早くするようにしてなることを特
    徴とする空気調和機の制御方法。
JP3188192A 1991-07-02 1991-07-02 空気調和機の制御方法 Pending JPH0510570A (ja)

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JP3188192A JPH0510570A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 空気調和機の制御方法

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JP3188192A JPH0510570A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 空気調和機の制御方法

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JPH0510570A true JPH0510570A (ja) 1993-01-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5632156A (en) * 1994-04-25 1997-05-27 Nippondenso Co., Ltd. Automotive air conditioning system
KR100367583B1 (ko) * 1999-06-22 2003-01-10 엘지전자 주식회사 인버터 냉난방장치의 운전주파수 제어방법
WO2018176620A1 (zh) * 2017-03-30 2018-10-04 青岛海尔空调器有限总公司 空调器及其制热控制方法和控制装置
CN108800419A (zh) * 2018-06-15 2018-11-13 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法、装置、空调器和遥控器

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KR100367583B1 (ko) * 1999-06-22 2003-01-10 엘지전자 주식회사 인버터 냉난방장치의 운전주파수 제어방법
WO2018176620A1 (zh) * 2017-03-30 2018-10-04 青岛海尔空调器有限总公司 空调器及其制热控制方法和控制装置
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