JPH051031U - クラツチ装置 - Google Patents
クラツチ装置Info
- Publication number
- JPH051031U JPH051031U JP047713U JP4771391U JPH051031U JP H051031 U JPH051031 U JP H051031U JP 047713 U JP047713 U JP 047713U JP 4771391 U JP4771391 U JP 4771391U JP H051031 U JPH051031 U JP H051031U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- clutch
- hydraulic
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- oil
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速機などに用いられるクラッチ装置に関
し、クラッチを順次押圧することで、発進ショックを低
減することを目的とする。 【構成】 油圧ピストンを第1ピストンおよび第2ピス
トンに分割し、第1ピストンが一定量移動したときオイ
ルを導入する導入孔を第2ピストンに形成するように構
成する。
し、クラッチを順次押圧することで、発進ショックを低
減することを目的とする。 【構成】 油圧ピストンを第1ピストンおよび第2ピス
トンに分割し、第1ピストンが一定量移動したときオイ
ルを導入する導入孔を第2ピストンに形成するように構
成する。
Description
【0001】
本考案は、変速機などに用いられるクラッチ装置に関する。
【0002】
従来の変速機に用いられるクラッチ装置としては、例えば図3に示すようなも のがある。 図3において、1は油圧モータにより回転駆動されるインプットシャフトであ り、インプットシャフト1はベアリング2を介してケース3に回転自在に支持さ れている。
【0003】 インプットシャフト1には遊星歯車機構4の一部を構成するサンギア5が一体 に形成され、また、クラッチドラム6がスプライン結合されている。 7はインプットシャフト1上に設けられた第1クラッチであり、第1クラッチ 7は、前記クラッチドラム6と、クラッチドラム6の内周に組み込まれたアウタ ープレート8と、遊星歯車機構4の一部を構成するキャリア9と一体に形成され たハブ10の外周に組み込まれたインナープレート11と、これらのアウタープ レート8とインナープレート11を押圧する第1油圧ピストン12と、第1油圧 ピストン12のリターンスプリング13を有している。
【0004】 14は第1クラッチ7の外側に設けられた第2クラッチであり、第2クラッチ 14はケース3の内周に組み込まれたアウタープレート15と、遊星歯車機構4 の一部を構成するリングギア16に連結されたハブ17の外周に組み込まれたイ ンナープレート18と、これらのアウタープレート15とインナープレート18 を押圧する第2油圧ピストン19と、第2油圧ピストン19をリターンさせる皿 ばね20を有している。
【0005】 前記サンギア5、サンギア5に噛合するプラネタリギア21、前記キャリア9 および前記リングギア16が全体として低速または高速に切り換える前記遊星歯 車機構4を構成している。 22はキャリア9がスプライン結合されたメインシャフトであり、メインシャ フト22は、ベアリング23,24を介してケース25に支持され、その端部は ベアリング26を介してインプットシャフト1内に挿入されている。
【0006】 メインシャフト22にはギア27がスプライン結合されており、ギア27は、 ドライブシャフト28にスプライン結合したギア29に噛合している。 ドライブシャフト28はベアリング30,31を介してケース3,25に回転 自在に支持されている。 32はブレーキクラッチであり、ブレーキクラッチ32は板ばね33の押圧力 によるブレーキピストン34により、オンとなり駐車ブレーキがかかり、油圧の 導入によりブレーキピストン34を図中右方向に移動させると、ブレーキクラッ チ32はオフとなり、駐車ブレーキが解除される。
【0007】 35はメインシャフト22上に設けたインナーギア36と、その外側に設けた アウターギア37よりなるオイルポンプであり、オイルポンプ35は、メインシ ャフト22の潤滑通路38から各潤滑部位に潤滑油を圧送する。
【0008】
しかしながら、このような従来のクラッチ装置にあっては、クラッチとミート すると、すなわち、油圧室にオイルが充満すると、急激に油圧が上り、油圧ピス トンが作動して、トルクを一気に伝達するため、発進ショックが発生するという 問題点がある。
【0009】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、クラッチ を順次押圧することで、発進ショックを低減することができるクラッチ装置を提 供することを目的としている。
【0010】
前記目的を達成するために、本考案はドラムの内周に組み込まれたアウタープ レートと、ハブの外周に組み込まれたインナープレートと、これらのアウタープ レートおよびインナープレートを押圧する油圧ピストンを備えたクラッチ装置に おいて、前記油圧ピストンを第1ピストンおよび第2ピストンに分割し、第1ピ ストンが一定量移動したときオイルを導入する導入孔を第2ピストンに形成した ものである。
【0011】
油圧ピストンを第1ピストンと第2ピストンに分割し、第1ピストンの押付け 力をP1kg、第2ピストンの押付け力をP2kgとすると、油圧の供給により 、まず、第1ピストンがP1kgの力でクラッチを押圧する。 第1ピストンが一定量移動すると、導入孔が油圧室に開口し、油圧が、第2ピ ストン側に導入される。これにより、第1ピストンと第2ピストンにより、クラ ッチを(P1+P2)kgの力で押圧する。
【0012】 このように油圧ピストンを第1ピストンと第2ピストンに分割し、クラッチを まず、第1ピストンで押圧し、次いで、第1ピストンと第2ピストンで押圧する ので、クラッチのミートするタイミングをずらすことができ、発進ショックを低 減することができる。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2は本考案の一実施例を示す図である。 図1および図2において、41はクラッチ装置のドラムであり、ドラム41は 図示しない入力軸に連結され、入力軸と一体で回転する。ドラム41の内周には スプライン部42が形成されている。
【0014】 43はハブであり、ハブ43は、図示しない出力軸に連結され、出力軸と一体 で回転する。ハブ43の外周にはスプライン部44が形成されている。 45はアウタープレートであり、アウタープレート45はドラム41の内周に スプライン結合されている。46はインナープレートであり、インナープレート 46はハブ43の外周にスプライン結合されている。インナープレート46とア ウタープレート45は交互に組み付けられており、これらのインナープレート4 6およびアウタープレート45を油圧ピストン47で押圧することによりクラッ チ装置が締結される。
【0015】 油圧ピストン47は、第1ピストン48と第2ピストン49にそれぞれ分割さ れている。 第1ピストン48には突部48Aが一体に形成され、第2ピストン49には突 部48Aが係合する段部49Aが一体に形成されている。 また、第1ピストン48と第2ピストン49の間には、空間部50が形成され 、空間部50内にはスプリング51が収納されている。
【0016】 52は第2ピストン49に形成された導入孔であり、導入孔52は、第1ピス トン48が一定量移動したとき、油圧室53に連通するようになっている。導入 孔52から導入されたオイルは、第2ピストン49に形成した油圧室54に入る 。油圧室53は油孔55を介して油路56に連結している。57はリテーナであ り、リテーナ57と第1ピストン48の間にはリターンスプリング58が介装さ れている。
【0017】 次に、作用を説明する。 油圧室53に油圧が供給されない状態は図1に示され、第1ピストン48と第 2ピストン49は突部48Aと段部49Aが当接し、係合している。なお、ここ では第1ピストン48の押付け力をP1kg、第2ピストン49の押付け力をP 2kgとする。
【0018】 この状態において、油路56から油孔55を介して油圧室53に油圧が供給さ れると、第1ピストン48が図中左方向に移動してクラッチをP1kgで押圧す る。この第1ピストン48の移動量が一定量になると図2に示すように、油圧室 53と油圧室54が導入孔52を介して連通する。 油圧室54に油圧が導入されると、第2ピストン49はスプリング51に抗し て、図中左方向に移動し、クラッチを第1ピストン48と第2ピストン49によ り(P1+P2)kgの力で押す。
【0019】 このように、まずクラッチを第1ピストン48により押圧し、次いで、第1ピ ストン48と第2ピストン49でクラッチを押圧するようにしたため、クラッチ のミートするタイミングをずらすことができ、発進ショックを低減することがで きる。
【0020】
以上説明してきたように、本考案によれば、油圧ピストンを第1ピストンと第 2ピストンに分割して、クラッチを順次押圧するようにしたため、発進ショック を低減することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す図
【図2】ピストンの移動を示す図
【図3】従来例を示す図
41……ドラム 42……スプライン部 43……ハブ 44……スプライン部 45……アウタープレート 46……インナープレート 47……油圧ピストン 48……第1ピストン 48A……突部 49……第2ピストン 49A……段部 50……空間部 51……スプリング 52……導入孔 53,54……油圧室 55……油孔 56……油路 57……リテーナ 58……リターンスプリング
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】ドラムの内周に組み込まれたアウタープレ
ートと、ハブの外周に組み込まれたインナープレート
と、これらのアウタープレートおよびインナープレート
を押圧する油圧ピストンを備えたクラッチ装置におい
て、前記油圧ピストンを第1ピストンおよび第2ピスト
ンに分割し、第1ピストンが一定量移動したときオイル
を導入する導入孔を第2ピストンに形成したことを特徴
とするクラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP047713U JPH051031U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | クラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP047713U JPH051031U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | クラツチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051031U true JPH051031U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12782952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP047713U Pending JPH051031U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | クラツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051031U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002089656A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Nsk Warner Kk | 湿式摩擦係合装置 |
WO2023057005A1 (de) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Druckmittelbetätigte kupplung mit doppelkolben und drehmomentverteileinrichtung für ein kraftfahrzeug mit zwei derartigen kupplungen |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP047713U patent/JPH051031U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002089656A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Nsk Warner Kk | 湿式摩擦係合装置 |
WO2023057005A1 (de) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Druckmittelbetätigte kupplung mit doppelkolben und drehmomentverteileinrichtung für ein kraftfahrzeug mit zwei derartigen kupplungen |
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