JPH05100517A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05100517A
JPH05100517A JP3292380A JP29238091A JPH05100517A JP H05100517 A JPH05100517 A JP H05100517A JP 3292380 A JP3292380 A JP 3292380A JP 29238091 A JP29238091 A JP 29238091A JP H05100517 A JPH05100517 A JP H05100517A
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JP
Japan
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photosensitive drum
life
image
image forming
potential
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JP3292380A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Nagao
好倫 長尾
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Canon Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感光ドラムの残寿命を予知して交換時期を的確
に把握し、サービスの向上を図る。 【構成】4色のトナー像をそれぞれ形成する4個の感光
ドラム1(1a,1b,1c,1d)の周囲に帯電装置
2、露光手段4、表面電位計6、現像器7を配設する。
記録材Pを移動体12で担持して各感光ドラム1に順次
搬送する。表面電位計6によって感光ドラム1の静電潜
像の電位を検知し、この検知結果に基づき、寿命検知手
段11が各感光ドラム1の残寿命を検知する。寿命検知
手段11には、感光ドラム1の寿命を算出するための交
換指数算出手段が内装されていて、この交換指数にを介
して感光ドラム1の残寿命を予知し、交換時期を判断す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体として感光ド
ラムを備えた画像形成装置に係り、詳しくは感光ドラム
の残寿命を予知して、その交換時期を的確に判定するよ
うにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な画像形成装置に組み込ま
れている像担持体(感光ドラム)は、帯電、露光等の繰
り返しにより使用時間に対応して劣化することが知られ
ている。そして寿命に達した感光ドラムは、速やかに交
換する。
【0003】感光ドラムの寿命を予知する手段として
は、感光ドラムの劣化と感光ドラムの帯電後の表面電位
とは互いに相関関係があることから、普通感光ドラムの
表面電位を測定することによって、感光ドラムの劣化の
度合い、すなわち感光ドラムが寿命に達したかどうかを
判定している。
【0004】このような、感光ドラムの寿命の予知は、
例えば4個の感光ドラムを有する4色フルカラー複写機
においては、各感光ドラムについてそれぞれ独立に行っ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
ると、感光ドラムの寿命が交換時期に達しているかどう
かは判定できたとしても、これが寿命に達していない場
合、今後どれくらいの残寿命があるかまでは的確に判定
することができず、その交換時期を予知することが困難
であったために、交換時期を逸する等、サービス上の問
題があった。
【0006】特に、複数の感光ドラムを有する、例えば
4色フルカラーの複写機にあっては、4本の感光ドラム
ごとに個別に感光ドラムの特性を検知し個別に画像形成
条件を変更していることもあって、感光ドラム相互の寿
命についての関連性を見出すことができず、結果、1本
の感光ドラムを交換する必要が生じたときに他の感光ド
ラムを、継続して使用したほうがいいのか、あるいは同
時に交換したほうがいいのか、判定しかねる場合が多々
あった。
【0007】そこで、本発明は、寿命予知手段によっ
て、像担持体(感光ドラム)の残寿命を的確に判定する
ことにより、感光ドラムの交換時期を適切に予知し得る
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、像担持体を帯電する帯電装
置と、像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段
と、該静電潜像を現像する現像装置と、を備えた画像形
成装置において、前記静電潜像の電位を検知する電位検
知手段と、該電位検知手段の出力によって前記像担持体
の残寿命を判定する寿命予知手段と、を備えることを特
徴とする。
【0009】この際、前記寿命予知手段が、前記像担持
体の交換指数算出手段を有し、前記像担持体の暗減衰特
性、前記帯電装置のグリッド制御電位、γ特性のうちの
少なくとも1つと、前記像担持体の総帯電時間とによっ
て前記交換指数を算出する、ようにしてもよい。
【0010】また、前記像担持体の総帯電時間は、コピ
ー枚数から換算する、ようにすることもできる。
【0011】
【作用】以上構成に基づき、像担持体上に形成した静電
潜像を電位検知手段によって検知することにより、その
ときの像担持体の感光特性を知ることができる。この感
光特性に基づき、寿命予知手段が感光ドラムの残寿命を
判定する。
【0012】寿命予知手段が交換指数算出手段を有する
ときは、この交換指数を、像担持体の暗減衰特性、帯電
装置のグリッド制御電位、γ特性のうちの少なくとも1
つと、像担持体の総帯電時間とによって算出するように
すれば、像担持体の残寿命を的確に算出することができ
る。すなわち、一般に、暗減衰特性等の値は、像担持体
の感光特性と相関関係をもって変化するものであるか
ら、暗減衰特性等のデータを適宜な交換指数算出手段に
よって処理することにより、像担持体の残寿命が尽きる
時期をほぼ予知することが可能である。
【0013】なお、このときの像担持体の総帯電時間
は、コピー枚数を基準にして、例えばコピー枚数に比例
させて決定すればよい。
【0014】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0015】本発明に係る画像形成装置の第1実施例と
して、図1に4色フルカラーの複写機の画像形成部を図
示する。画像形成部は、像担持体である4個の感光ドラ
ム1a,1b,1c,1dの周囲にそれぞれ画像形成手
段を配して構成さる画像形成ユニットI,II,III ,IV
が4組設けられ、該各画像形成ユニットI,II,III,I
Vにて形成された感光ドラム1a〜1d上の画像が、こ
れらに隣接して移動通過する移動体12に、担持し搬送
される記録材Pに転写される構成となっている。
【0016】画像形成ユニットI,II,III ,IVはそれ
ぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色の画
像を形成する画像形成ユニットであり、これらによる画
像形成は以下の手順で行われる。
【0017】各感光ドラム1a,1b,1c,1dは各
表面がそれぞれ帯電器(帯電装置)2a,2b,2c,
2dによって均一に帯電される。次に感光ドラム1a,
1b,1c,1d上には、記録されるべき画像信号に基
づいて制御された露光手段4a,4b,4c,4dから
照射され、これにより静電潜像が形成される。該静電潜
像は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色ト
ナーで現像器(現像装置)7a,7b,7c,7dによ
って可視像化される。該トナー像は不図示の給紙カセッ
トより供給、搬送されて移動体(担持搬送装置)12上
に担持された記録材P上に転写帯電器8a,8b,8
c,8dからの放電で転写される。該記録材Pは順次画
像形成ユニットI,II,III ,IVへ搬送され、上記行程
を繰り返してマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの
フルカラー画像が形成された後、不図示の定着器により
これらのトナー像が定着される。一方、記録材P上への
トナー像の転写を終えた感光ドラム1a〜1dは、該感
光ドラム1a〜1d上に残留するトナーをクリーナ9
a,9b,9c,9dで除去された後、除電ランプ10
a,10b,10c,10dで表面電位を0V付近に均
一に除電された後、再び帯電器2a〜2dで均一に帯電
される。
【0018】次に各感光ドラム1a,1b,1c,1d
の残寿命の算出手順と他のドラムとの寿命比較について
説明する。
【0019】図2は感光ドラム1(感光ドラム1a,1
b,1c,1dを区別する必要がないときは、単に感光
ドラム1という。他に、帯電器3a,3b,3c,3
d、現像器7a,7b,7c,7d等も同様とする)が
ある一定表面電位例えば500Vからの感光ドラム1の
1回転当りの暗減衰量VDDの変化を感光ドラム1の総帯
電時間Tに対して表わした図である。この図は感光ドラ
ム1の構造で様々な特性を示すが、同一種ドラムに関し
ては耐久試験等により本図を求めることができる。上述
の暗減衰量VDDは感光ドラム1の総帯電時間Tに比例し
て増加する。該感光ドラム1には、最大許容暗減衰量V
DDLimit が設定されている。VDDLimit は、その値以上
に該暗減衰量VDDが増加すると、高画質形成に支障を来
すことを意味する。
【0020】感光ドラム1の暗減衰量VDDの測定は次の
ようにして行われる。感光ドラム1は帯電器2により上
述した一定のVS 、例えばVSO=500Vに帯電され
る。該工程では露光手段4による露光及び現像器7によ
る現像、転写帯電器8による転写は行わず表面電位計
(電位検知手段)6により、感光ドラム1の表面電位V
S0を測定し、さらに感光ドラム1を1回転させ、同じ位
置の表面電位VS1を測定し、VS0−VS1を計算する。こ
のVS1−VS0がこの時点での感光ドラム1の暗減衰量V
DDである。ここで感光ドラム1の帯電時間Tがゼロ、す
なわち新品の時の暗減衰量をVDDS、あらかじめ設定さ
れたドラム寿命時の暗減衰限界量をVDDLimit とする。
両数値VDDS,VDDLimit と帯電総時間Tとの関係は図
2に図示する寿命検知手段11に内装された記憶判断回
路に記憶されている。ここで新たに暗減衰測定工程が行
われ、結果VDDN例えば52Vを得た。記憶判断回路上
ではVDDN測定時のVDDNを暗減衰特性図、図2上に乗
せて感光ドラム1の総帯電時間T、例えば590時間を
算出する。ここで算出された総帯電時間Tは、VDDLimi
t によって設定された感光ドラム1の寿命、例えば90
0時間と比較され900時間−590時間=310時間
であることを知らせる。
【0021】4組ある画像形成ユニットI〜IVのうちの
いずれか1つの画像形成ユニットの感光ドラム1を交換
しようとする場合、残りの3ユニットの感光ドラム1に
ついて、前記の残寿命算出を行う。算出、比較手段開始
の信号は、サービスモード等の特殊用途の別途プログラ
ムで指示を与えることが好ましく、また残寿命値がメモ
リ等に記憶されているならば比較手段のみを行ってもよ
い。比較方法は、例えば4本の感光ドラム1a,1b,
1c,1dの残寿命をそれぞれa,b,c,d、各感光
ドラムの総寿命時間をL、とした場合、各感光ドラム1
a,1b,1c,1dの交換指数(交換指数算出手段)
Rは次式で示される。
【0022】 Ra =1−{(a+b+c+d)/4L}×(a/L) Rb =1−{(a+b+c+d)/4L}×(b/L) RC =1−{(a+b+c+d)/4L}×(c/L) Rd =1−{(a+b+c+d)/4L}×(d/L) である。上記計算式を用いることにより残り3本の感光
ドラム1b,1c,1dのうちどの感光ドラムを交換す
べきか、あるいは全て同時に交換すべきかの目安とな
る。また、感光ドラム1a,1b,1c,1dのいずれ
かにキズ等がついて寿命前に交換する時は、その感光ド
ラムに対応する変数(例えばa)に0を代入するように
すればよい。代入を実行するにはサビースモードを設定
し、そのモードより実行することが望ましい。上式を利
用することで感光ドラム1の残寿命を考慮に入れて、バ
ランスよく、効果的に他の3本の交換時期を管理するこ
とができる。
【0023】図4は本発明による電位制御手順の概略
を、時間経過と感光ドラム表面電位VS との関係で表わ
したものである。
【0024】図5は本発明による電位制御を行う際に、
感光ドラム1に照射する露光手段4の例えばレーザ光の
強度の変化を時間の推移によって表わしたものである。
【0025】図6は本発明による電位制御を行う際に、
図1の感光ドラム1の表面電位VSを制御するための帯
電装置2のグリッド3に印加する電圧VG (グリッド電
圧)の変化を時間の推移によって表わしたものである。
【0026】図7は後述する3点の電位測定の結果より
あらかじめ設定された画像形成電位を算出するための計
算方法をグラフ化したものである。
【0027】次に本発明における電位制御の方式とその
過程を図4〜図7を用いて説明する。
【0028】複写機本体の電源スイッチがOFFからO
Nになると、感光ドラム1が回転をはじめる。次のt0
〜t1 秒間で順次グリッド電圧VG 例えば−250Vが
印加され、次に帯電器2にマイナス電荷が印加される。
次に、レーザ光がその最大露光量EMAX よりもやや低い
露光量ED で感光ドラム1に照射される。グリッド電圧
g1−250Vで帯電され、露光量ED で露光された後
の感光ドラム1上の表面電位Va は図1の表面電位計6
で読取られ、不図示の計算回路上のグラフ図7Va 点に
記録される。次のt1 〜t2 秒間では上記工程と同行程
でグリッド電圧Vg2−500V露光量はレーザ光がわず
かに露光するEL で感光ドラム1に照射し、その時の表
面電位Vb がグラフ図7Vb 点に記録される。これらを
まとめると 時間 グリッド電圧 レーザ露光量 表面電位 t0 〜t1 −250V EDa1 〜t2 −250V ELb2 〜t3 −500V EDc3 〜t4 −500V ELd4 〜t5 −750V EDe5 〜t6 −750V ELh となり、全てのVa 〜Vh の6点が計算回路上で図7の
ように記録される。この計算回路上ではVa ,Vc ,V
e 点を結んだ直線とVb ,Vd ,Vh を結んだ直線の2
本の直線を基に、あらかじめ設定された画像形成電位と
等しくなる点を求め、その時のグリッド制御電圧VG
求める。図8に図7と同方法で作成された帯電総時間T
2 =1000時間後の感光ドラム1で行った6点電位制
御の結果を点線で示す。実線は、新しい感光ドラム1で
の6点電位制御の結果である。図8上のRは新感光ドラ
ム1での画像形成電位450Vを示し、この時のグリッ
ド制御電圧VG は、512.5Vである。それに対し図
8上のSは、帯電総時間1000時間後のドラムでの画
像形成電位450Vを示す。この時のグリッド制御電圧
G は703.0Vである。すなわち、一定の画像形成
電位を想定した場合、感光ドラム1の疲労が進むにつれ
て、該画像形成電位を確保するためのグリッド制御電圧
G は上昇する。しかしながら感光ドラム1のグリッド
制御電圧VG を帯電器2より感光ドラム1に印加するこ
とは、帯電器2の構成上また、感光ドラム1の寿命を加
速的に短くするため好ましくない。従って、本発明の例
ではグリッド制御電圧VG =750Vを上限とし、感光
ドラム1の寿命とする。ここで、図1の寿命検知手段1
1の記憶計算回路には、図8の帯電総時間Tと、一定の
画像形成電位、例えば450Vを確保するためのグリッ
ド制御電圧VG との関係図が記憶されている。この関係
図は感光ドラム1の耐久試験等によりあらかじめ求める
ことができる。新しく設定された画像形成電位が600
Vであった時、図1の寿命検知手段11の記憶計算回路
において、図9の帯電総時間Tが求められ、687時間
が算出される。また、ここでグリッド制御電圧VG の上
限は750Vと決定されており、その時の総帯電時間T
は1050時間であるから 1050−687=363時間 が感光ドラム1の残り使用可能な時間であることが解
る。感光ドラム1交換のために行う比較計算は第1実施
例と同じである。 (実施例3)不図示のパターン発生器により、図10に
図示するように画像の白地に対応するビデオ信号00HE
X (16進)、黒に対応するビデオ信号FF HEX、ハー
フトーンに対応するビデオ信号、例えば80HEX のデー
タを発生させ、レーザドライバ(不図示)を駆動させ
て、このとき、レーザの駆動電流をI0 とする。レーザ
23により感光ドラム1上にそれぞれに対応する潜像を
形成する。
【0029】このときの感光ドラム1上の表面電位VS
を、表面電位計6によって測定し、寿命検知手段11に
入力する。ビデオ信号OO、FF、HEXのときの表面
電位をそれぞれVoo,VFF,V80とする。次に図10に
おいて、感光ドラム1の特性係数Rを求める。ここでk
=(V00−V80)/(V00−VFF)であって、感光ドラ
ム1の特性(E−V特性)のリニアリティの程度を表わ
している。
【0030】図10において、k=0.5の場合、ビデ
オ信号に対して感光ドラム1の表面電位がリニアに変化
していることを示す。表面電位の変化が急になるとkが
大きくなる。これは主に、感光ドラム周囲の温度、湿度
や、経時的に変化するものである。
【0031】図10でE−V特性は曲線を示している
が、感光ドラム1の特性が変化しても、これらの曲線は
交わることなく特性係数kによって、一意的にきめるこ
とができる。kが0.5に近いほど、出力画像の階調性
がよいといえる。
【0032】図10上の点線k=7.0は感光ドラムの
総帯電時間1000時間後の階調特性曲線である。感光
ドラム1の総帯電時間Tが増化するに従い、曲線の変化
の大きさを示すkも大きくなる。すなわちkの値に極限
を設け、感光ドラム1の寿命を判断する。
【0033】図11に前記係数kと帯電総時間Tとの関
係図が表わされている。本実施例においても、新しく算
出されたkの値と、あらかじめ設定されたkの上限値と
の差より感光ドラム1の残寿命が算出される。感光ドラ
ム1の交換のために行う比較計算は前述の第1、第2実
施例と同じである。
【0034】前記3つの実施例では全て、感光ドラム1
の寿命を帯電総時間Tによって計算した。さらに感光ド
ラムの寿命予知を現実的な数値とするために、総帯電時
間Tをコピー枚数に変換することが有効である。例えば
感光ドラム1の寿命が1000時間、現在のコピー枚数
が35000枚、計算後の現在の総帯電時間が650時
間であったとすると総帯電時間1時間当りのコピー枚数
は35000/650=53.4枚/時である。従っ
て、残寿命350時間では350×53.8=1883
0枚と計算できる。寿命を時間からコピー枚数へ変換す
ることで、本体の使用環境下の違いによる感光ドラム1
の寿命差がおのずから修正されることになる。
【0035】本発明において感光ドラム1の寿命判断と
なる基準は始めの3つの実施例に3通り述べたが、これ
ら判断基準は単独に用いられても、また、複数組み合わ
せてもよいことはもちろんである。また、複数組み合わ
せた場合、重点度をどの基準に設けるか等のさらに計算
回路を追加させてもよい。また各実施例で用いた、表面
電位VS 、グリッド制御電圧VG 等は一例であり、その
数値に限定するものではなく、状況に応じて各自設定を
行えばよい。また、感光ドラム1の寿命判断、予知に使
用した図表は、使用する感光ドラム1の構造により基本
的な特性や数値が変化するが、感光ドラムの算出方法に
は変化はない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、例えば像担持体
(感光ドラム)寿命に関する交換指数を算出する寿命予
知手段を装着することにより、像担持体の残寿命を的確
に把握し、感光ドラムの交換時期を適切に知ることがで
き、メインテナンス等のサービス性を向上させることが
できる。
【0037】特に複数の像担持体を有するものにあって
は、1つの像担持体を交換する際に、残りのものについ
てこの交換指数を算出することにより、同時に交換した
ほうがよいかあるいはそのまま継続して使用したほうが
よいかを的確に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の概略
を示す縦断面図。
【図2】感光ドラムの暗減衰量と総帯電時間との関係を
示す図。
【図3】感光ドラムの表面電位と周回数との関係を示す
図。
【図4】電位制御を行う際の感光表面電位の状態を示す
図。
【図5】電位制御を行う際の露光量の状態を示す図。
【図6】電位制御を行う際のグリッド制御電位の状態を
示す図。
【図7】電位制御を行う際の画像形成電位の状態を示す
図。
【図8】表面電位とグリッド制御電位と関係を示す図。
【図9】グリッド制御電位と総帯電時間との関係を示す
図。
【図10】感光ドラムの特性係数を示す図。
【図11】感光ドラムの特性係数と総帯電時間との関係
を示す図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 像担持体(感光ドラ
ム) 2,2a,2b,2c,2d 帯電装置(帯電器) 4,4a,4b,4c,4d 露光手段 6,6a,6b,6c,6d 電位検知手段(表面電
位計) 7,7a,7b,7c,7d 現像装置(現像器) 11 寿命予知手段 R,Ra ,Rb ,Rc ,Rd 交換指数算出手段(交
換換指数) VG グリッド制御電位 T 総帯電時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を帯電する帯電装置と、像担持
    体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該静電潜
    像を現像する現像装置と、を備えた画像形成装置におい
    て、 前記静電潜像の電位を検知する電位検知手段と、 該電位検知手段の出力によって前記像担持体の残寿命を
    判定する寿命予知手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記寿命予知手段が、前記像担持体の交
    換指数算出手段を有し、前記像担持体の暗減衰特性、前
    記帯電装置のグリッド制御電位、γ特性のうちの少なく
    とも1つと、前記像担持体の総帯電時間とによって前記
    交換指数を算出する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体の総帯電時間は、コピー枚
    数から換算する、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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