JPH0494090A - 誘導電気炉内の磁界制御方法 - Google Patents
誘導電気炉内の磁界制御方法Info
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鉄鋼及び非鉄金属製造分野で広く利用されてい
る誘導電気炉に、局所的に加熱及び撹拌を連続制御する
磁界制御方法に関するものである 〔従来の技術〕 現在普及している誘導電気炉は、大電力を被加熱物に投
入することによる迅速な加熱溶解と、溶融金属内部に発
生する激しい誘導撹拌が特徴であり、金属スクラップの
溶X 合金成分の均−混合及びスラグ投入による溶融金
属の精錬を目的として広く利用されてい。る 〔発明が解決しようとする課題〕 誘導電気炉は優れた加熱及び攪拌機能を有するカt そ
の反面こ局所的な過熱及び流れによる炉材の溶損やスラ
ブの巻き込みによる溶融金属の汚濁化及び非金属介在物
の浮上分離性の劣化などの重大な問題を内包している。
る誘導電気炉に、局所的に加熱及び撹拌を連続制御する
磁界制御方法に関するものである 〔従来の技術〕 現在普及している誘導電気炉は、大電力を被加熱物に投
入することによる迅速な加熱溶解と、溶融金属内部に発
生する激しい誘導撹拌が特徴であり、金属スクラップの
溶X 合金成分の均−混合及びスラグ投入による溶融金
属の精錬を目的として広く利用されてい。る 〔発明が解決しようとする課題〕 誘導電気炉は優れた加熱及び攪拌機能を有するカt そ
の反面こ局所的な過熱及び流れによる炉材の溶損やスラ
ブの巻き込みによる溶融金属の汚濁化及び非金属介在物
の浮上分離性の劣化などの重大な問題を内包している。
近年の鉄鋼及び非鉄金属材料に課せられた高清浄化への
激しい要求を満たすために上記の問題の早急な解決が急
動となっている。この問題を解決するためには 炉内の
局所的な湿度制御または撹拌制御を行う必要がある。し
かし誘導電気炉における加熱と撹拌は、いずれも炉内に
発生する交流磁界によって行われるが、磁界の分布は誘
導電気炉の設計条件によって固定されている。このため
炉内の局所的な温度制御及び撹拌制御は従来の技術では
不可能である。
激しい要求を満たすために上記の問題の早急な解決が急
動となっている。この問題を解決するためには 炉内の
局所的な湿度制御または撹拌制御を行う必要がある。し
かし誘導電気炉における加熱と撹拌は、いずれも炉内に
発生する交流磁界によって行われるが、磁界の分布は誘
導電気炉の設計条件によって固定されている。このため
炉内の局所的な温度制御及び撹拌制御は従来の技術では
不可能である。
本発明はかかる点に鑑み、既存の誘導電気炉に大きな変
更を行うことなく局所的温度制御及び撹拌制御を行うこ
とを目的とする。
更を行うことなく局所的温度制御及び撹拌制御を行うこ
とを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の誘導電気炉内の磁界
制御方法は、誘導電気炉における誘導コイルと被加熱物
との間隙に局所的に磁界制御コイルを挿入し、この磁界
制御コイルに発生する誘導電流の強さを調整、し これ
により前記誘導電気炉内の磁界を局所的に制御し、被加
熱物の温度と撹拌を局所的に制御するようにしたもので
ある。
制御方法は、誘導電気炉における誘導コイルと被加熱物
との間隙に局所的に磁界制御コイルを挿入し、この磁界
制御コイルに発生する誘導電流の強さを調整、し これ
により前記誘導電気炉内の磁界を局所的に制御し、被加
熱物の温度と撹拌を局所的に制御するようにしたもので
ある。
なお上記磁界制御コイルに発生する誘導電流の強さを調
整する手段として、は このコイルに連なりインダクタ
ンスを可変とした外部コイルにより規制すればJい。
整する手段として、は このコイルに連なりインダクタ
ンスを可変とした外部コイルにより規制すればJい。
あるいはこの外部コイルに代えて可変抵抗器により規制
するようにしてもよい。
するようにしてもよい。
また他の発明は、誘導電気炉における誘導コイルと被加
熱物との間隙に局所的に導電性円筒を挿入し、この円筒
内に発生する誘導電流の強さを調整し、これにより前記
誘導電気炉内の磁界を局所的に制御し、被加熱物の温度
と撹拌を局所的に制御するようにしたものである。
熱物との間隙に局所的に導電性円筒を挿入し、この円筒
内に発生する誘導電流の強さを調整し、これにより前記
誘導電気炉内の磁界を局所的に制御し、被加熱物の温度
と撹拌を局所的に制御するようにしたものである。
なお上記円筒に発生する誘導電流の強さを調整する手段
としては、この円筒の一部を切欠し、その両端を可変抵
抗器に接続、し この可変抵抗器により規制すればよい
。
としては、この円筒の一部を切欠し、その両端を可変抵
抗器に接続、し この可変抵抗器により規制すればよい
。
あるいはこの可変抵抗器に代えてインダクタンスを可変
とした外部コイルにより行うようにしてもよい。
とした外部コイルにより行うようにしてもよい。
磁界制御コイルまたは導電性円筒に生じる誘導電流は被
加熱物に印加される交流磁界を減少させも 従って上記
磁界制御コイルまたは導電性円筒に対向する被加熱物は
局所的に温度及び撹拌は制御される。
加熱物に印加される交流磁界を減少させも 従って上記
磁界制御コイルまたは導電性円筒に対向する被加熱物は
局所的に温度及び撹拌は制御される。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示す。誘導電
気炉lは雰囲気を調整するための反応容器2の外周に誘
導コイル3を、また中心部にるつぼ4を備える。5はる
つぼ内に収納される溶鉄であり、通常の誘導電気炉は上
記要領にて構成されている。
気炉lは雰囲気を調整するための反応容器2の外周に誘
導コイル3を、また中心部にるつぼ4を備える。5はる
つぼ内に収納される溶鉄であり、通常の誘導電気炉は上
記要領にて構成されている。
6は磁界制御コイルを示し誘導コイル3と溶鉄5との間
に配備され、かつその高さは誘導コイル3に比して短く
、溶鉄5を局所的に覆う長さを有し、かつ溶鉄5に対し
適所例えば表面近傍に設置し、その両端は外部に取出し
、インダクタンスを可変とした外部コイル7に接続する
。
に配備され、かつその高さは誘導コイル3に比して短く
、溶鉄5を局所的に覆う長さを有し、かつ溶鉄5に対し
適所例えば表面近傍に設置し、その両端は外部に取出し
、インダクタンスを可変とした外部コイル7に接続する
。
これにより外部コイル7のインダクタンスを変化させ、
磁界制御コイル6に流れる誘導電流を変化させ、これに
よって炉内の磁界分布を制御することが可能となる。
磁界制御コイル6に流れる誘導電流を変化させ、これに
よって炉内の磁界分布を制御することが可能となる。
第2図は上記装置を用いて制御した磁界の様子の1例を
、但し誘導コイル中心軸上の軸方向磁束密度分布を外部
コイルのインダクタンスをパラメータとして示したもの
である。図の条件は炉の周波数が30KHz、誘導コイ
ルの巻数は129−ン、内径11cm、磁界制御コイル
の巻数4ターン、外形8C−で磁界制御コイル6を誘導
コイル3の中央に置き、被加熱物がない状態で測定した
。図より磁束密度は磁界制御コイル6の回路を開いたと
氏 即ち磁界制御コイルを設置しない状態では(図の白
丸印)中央部は最大であるが、磁界制御コイルの回路を
閉じることにより中央部で減少しており、減少の度合は
外部コイル7のインダクタンスI:よって変化している
。
、但し誘導コイル中心軸上の軸方向磁束密度分布を外部
コイルのインダクタンスをパラメータとして示したもの
である。図の条件は炉の周波数が30KHz、誘導コイ
ルの巻数は129−ン、内径11cm、磁界制御コイル
の巻数4ターン、外形8C−で磁界制御コイル6を誘導
コイル3の中央に置き、被加熱物がない状態で測定した
。図より磁束密度は磁界制御コイル6の回路を開いたと
氏 即ち磁界制御コイルを設置しない状態では(図の白
丸印)中央部は最大であるが、磁界制御コイルの回路を
閉じることにより中央部で減少しており、減少の度合は
外部コイル7のインダクタンスI:よって変化している
。
このように磁界制御コイル6を用へ 外部コイル7をm
いインダクタンスを制御することにより、炉内の磁束密
度を制御することができ、これにより被加熱物の温度ま
たは攪拌を局所的に制御できる。
いインダクタンスを制御することにより、炉内の磁束密
度を制御することができ、これにより被加熱物の温度ま
たは攪拌を局所的に制御できる。
次にこの磁界制御を溶鉄の局所的撹拌制御に適用した例
を第3図に示す。なお溶鉄内部の撹拌強度を定量的に測
定することは難しい。そこで溶鉄中にグラファイトの丸
棒1−浸漬し、その直径変化から溶解量の分布を求め、
溶鉄内の高さ方向の流動状態を類推することにする。
を第3図に示す。なお溶鉄内部の撹拌強度を定量的に測
定することは難しい。そこで溶鉄中にグラファイトの丸
棒1−浸漬し、その直径変化から溶解量の分布を求め、
溶鉄内の高さ方向の流動状態を類推することにする。
第3図は縦軸にグラファイトの溶解量を表す指数である
局所物質移動係数をとり、横軸にるつぼ底からの高さを
とって磁界制御コイルの効果を溶鉄温度1400°C1
溶鉄* f 500gの場合について示したものである
。但し磁界制御コイルは溶鉄上部龜ご対向設置して実験
した。これによるとき番よ 溶鉄上部における撹拌は磁
界制御コイルの回路を開いたとき即ちインダクタンスを
無限大としたとき、換言すると磁界制御コイルを挿入し
ない場合は最大であっ、て インダクタンス2を減少す
るに従って撹拌強度は弱められ°る。
局所物質移動係数をとり、横軸にるつぼ底からの高さを
とって磁界制御コイルの効果を溶鉄温度1400°C1
溶鉄* f 500gの場合について示したものである
。但し磁界制御コイルは溶鉄上部龜ご対向設置して実験
した。これによるとき番よ 溶鉄上部における撹拌は磁
界制御コイルの回路を開いたとき即ちインダクタンスを
無限大としたとき、換言すると磁界制御コイルを挿入し
ない場合は最大であっ、て インダクタンス2を減少す
るに従って撹拌強度は弱められ°る。
これは前述の如く磁界*J ijコイルにより炉内の磁
界を制御したことにより撹拌強度を減少したものである
。
界を制御したことにより撹拌強度を減少したものである
。
次に第4図は第2実施例を示す。本実施例は前例の外部
コイル7に代えて可変抵抗I18を取付けたものである
。その他の構造は前例と同一であり、同一部品には同一
符号を付して説明を省略する。
コイル7に代えて可変抵抗I18を取付けたものである
。その他の構造は前例と同一であり、同一部品には同一
符号を付して説明を省略する。
前記実施例は磁界制御コイル6のインダクタンスを外部
コイル7のインダクタンスにより規制したものであり、
本実施例は可変抵抗器8によるIi流規制により行うよ
うにしたもので、実験の結果は上記第2図及び第3図と
同等の制御が可能であった。従ってその実験結果は上記
第1実施例と重複するので説明を省略する。
コイル7のインダクタンスにより規制したものであり、
本実施例は可変抵抗器8によるIi流規制により行うよ
うにしたもので、実験の結果は上記第2図及び第3図と
同等の制御が可能であった。従ってその実験結果は上記
第1実施例と重複するので説明を省略する。
次に第5図及び第6図は第3実施例を示す。
本実施例は前記各実施例の磁界制御コイル6に代えて導
電性円筒ioを誘導コイル3と被加熱物5との間に挿入
し、この円筒1oに銹起される誘導電流を規制するよう
にしたもので、誘導電気炉1の構成は前記各実施例と同
一であり、同一部品に対しては同一符号を付して説明を
省略する。
電性円筒ioを誘導コイル3と被加熱物5との間に挿入
し、この円筒1oに銹起される誘導電流を規制するよう
にしたもので、誘導電気炉1の構成は前記各実施例と同
一であり、同一部品に対しては同一符号を付して説明を
省略する。
実験に際しては円筒10はモリブデン製とし、誘導電流
を制御するため、この円筒10の一箇所tご切欠IIを
形成し、円筒1oの両端を外部の可変抵抗器12に接続
した。
を制御するため、この円筒10の一箇所tご切欠IIを
形成し、円筒1oの両端を外部の可変抵抗器12に接続
した。
本実施例の場合も、円筒10による磁界分布の制御は
上記各実施例と同様であり、円筒1oによる局所的攪拌
制御終了の実験結果を第6図に示す。
上記各実施例と同様であり、円筒1oによる局所的攪拌
制御終了の実験結果を第6図に示す。
本実施NJごおいても導電性円筒18を設置した溶鉄上
部において、抵抗変化tこ伴う溶解量の顕著な変化が認
められる。
部において、抵抗変化tこ伴う溶解量の顕著な変化が認
められる。
次に第7図は第4実施例を示す。本実施例は上記第3実
施例の可変抵抗器12に代えてインダクタンス可変の外
部コイルを取付けたものである。この外部コイル13に
よる円筒10に銹起される銹導II流及びこれに伴う磁
界分布のf#lJ御は上記第1実施例と同様であり説明
を省略する。
施例の可変抵抗器12に代えてインダクタンス可変の外
部コイルを取付けたものである。この外部コイル13に
よる円筒10に銹起される銹導II流及びこれに伴う磁
界分布のf#lJ御は上記第1実施例と同様であり説明
を省略する。
なお上記各実施例はグラファイトの溶解量の変化につい
ては説明したが、この溶解量の変化は溶鉄の局所的撹拌
強度の変化と対応するものであり、本発明による局所的
攪拌制御を示すものである。
ては説明したが、この溶解量の変化は溶鉄の局所的撹拌
強度の変化と対応するものであり、本発明による局所的
攪拌制御を示すものである。
なお局所的温度制御も撹拌制御と同様に第2図に示す炉
内磁界制御により行い得ることは明かである。
内磁界制御により行い得ることは明かである。
また上記実施例は周波数30KHzの小型誘導電気炉を
用い実験した結果を示したが、必ずしもこれに限らず本
発明による磁界制御の原理は炉の周波数及び炉の大きさ
の如何によらず適用可能である 〔発明の効果〕 本発明による時は、誘導電気炉の誘導コイルと被加熱物
との間に磁界制御コイルまたはこれに代えて導電性円筒
を局所的に挿入し、それぞれに誘起される誘導電流の強
さを調節することにより、電気炉内の磁界のこれら磁界
制御コイルまたは円筒に対向する部分を制御するように
したから、被加熱物の温度及び撹拌を局所的に制御する
ことができる。
用い実験した結果を示したが、必ずしもこれに限らず本
発明による磁界制御の原理は炉の周波数及び炉の大きさ
の如何によらず適用可能である 〔発明の効果〕 本発明による時は、誘導電気炉の誘導コイルと被加熱物
との間に磁界制御コイルまたはこれに代えて導電性円筒
を局所的に挿入し、それぞれに誘起される誘導電流の強
さを調節することにより、電気炉内の磁界のこれら磁界
制御コイルまたは円筒に対向する部分を制御するように
したから、被加熱物の温度及び撹拌を局所的に制御する
ことができる。
また上記誘導電流の強さの調節はこれら制御コイルまた
は円筒を切欠してそれぞれ外部コイルまたは可変抵抗器
に接続して!II節することにより、炉の運転を止めず
に必要な時期に必要な程度の加熱、撹拌制御を行うこと
ができる。
は円筒を切欠してそれぞれ外部コイルまたは可変抵抗器
に接続して!II節することにより、炉の運転を止めず
に必要な時期に必要な程度の加熱、撹拌制御を行うこと
ができる。
しかも上記磁界制御コイルまたは導電性円筒の取付けは
、既存の誘導電気炉に大きな変更を行うことなく、容易
に改造することができる。
、既存の誘導電気炉に大きな変更を行うことなく、容易
に改造することができる。
第1図乃至第3図は第1実施例に関し、第1図は誘導電
気炉の縦断説明、図 第2図は磁界制御コイルによる磁
界制御要領を示すグラフ、第3図は磁界制御コイルにょ
る溶鉄の撹拌制御要領を示すグラフ、第4図は第2実施
例に関し、誘導電気炉の縦断説明図、第5図及び第6図
は第3実施例に関し、第5図は誘導電気炉の縦断説明は
第6図は導電性円筒による撹拌制御要領を示すグラフ
、第7図は第4実施例に関し、誘導電気炉の縦断説明図
であ。る 1は誘導電気炉、3は誘導コイル、5は溶鉄、6は磁界
制御コイル、7,13は外部コイル、8゜12は可変抵
抗器、10は導電性円筒である。 第3図 第2図 ろ913:島jかう^高さ(Cm) フイルヤ・じからの距裏値(cm) 第6図 るっ1γ愈争うめたさ(cm)
気炉の縦断説明、図 第2図は磁界制御コイルによる磁
界制御要領を示すグラフ、第3図は磁界制御コイルにょ
る溶鉄の撹拌制御要領を示すグラフ、第4図は第2実施
例に関し、誘導電気炉の縦断説明図、第5図及び第6図
は第3実施例に関し、第5図は誘導電気炉の縦断説明は
第6図は導電性円筒による撹拌制御要領を示すグラフ
、第7図は第4実施例に関し、誘導電気炉の縦断説明図
であ。る 1は誘導電気炉、3は誘導コイル、5は溶鉄、6は磁界
制御コイル、7,13は外部コイル、8゜12は可変抵
抗器、10は導電性円筒である。 第3図 第2図 ろ913:島jかう^高さ(Cm) フイルヤ・じからの距裏値(cm) 第6図 るっ1γ愈争うめたさ(cm)
Claims (6)
- (1)誘導電気炉における誘導コイルと被加熱物との間
隙に局所的に磁界制御コイルを挿入し、この磁界制御コ
イルに発生する誘導電流の強さを調整し、これにより前
記誘導電気炉内の磁界を局所的に制御し、被加熱物の温
度と撹拌を局所的に制御することを特徴とする誘導電気
炉内の磁界制御方法。 - (2)磁界制御コイルにはインダクタンス可変の外部コ
イルを接続し、この外部コイルにより磁界制御コイルに
発生する誘導電流を連続的に規制することを特徴とする
請求項1に記載の誘導電気炉内の磁界制御方法。 - (3)磁界制御コイルには可変抵抗器を接続し、この可
変抵抗器により磁界制御コイルに発生する誘導電流を連
続的に規制することを特徴とする請求項1に記載の誘導
電気炉内の磁界制御方法。 - (4)誘導電気炉における誘導コイルと被加熱物との間
隙に局所的に導電性円筒を挿入し、この円筒内に発生す
る誘導電流の強さを調整し、これにより前記誘導電気炉
内の磁界を局所的に制御し、被加熱物の温度と撹拌を局
所的に制御することを特徴とする誘導電気炉内の磁界制
御方法。 - (5)導電性円筒の一部を切欠し、その両端を可変抵抗
器に接続し、この可変抵抗器により上記円筒内に発生す
る誘導電流を連続的に規制することを特徴とする請求項
4に記載の誘導電気炉内の磁界制御方法。 - (6)導電性円筒の一部を切欠し、その両端をインダク
タンスを可変とした外部コイルに接続し、この外部コイ
ルにより導電性円筒内に発生する誘導電流を連続的に規
制することを特徴とする請求項4に記載の誘導電気炉内
の磁界制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21278590A JPH0494090A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 誘導電気炉内の磁界制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21278590A JPH0494090A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 誘導電気炉内の磁界制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494090A true JPH0494090A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16628345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21278590A Pending JPH0494090A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 誘導電気炉内の磁界制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494090A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011119658A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-06-16 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
US9313872B2 (en) | 2009-10-27 | 2016-04-12 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
US9899191B2 (en) | 2009-10-27 | 2018-02-20 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing apparatus |
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1990
- 1990-08-10 JP JP21278590A patent/JPH0494090A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011119658A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-06-16 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
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