JPH048860B2 - - Google Patents

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JPH048860B2
JPH048860B2 JP60176150A JP17615085A JPH048860B2 JP H048860 B2 JPH048860 B2 JP H048860B2 JP 60176150 A JP60176150 A JP 60176150A JP 17615085 A JP17615085 A JP 17615085A JP H048860 B2 JPH048860 B2 JP H048860B2
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disk
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケース内に信号記録用或は再生用の
デイスクを回転可能に収納してなるデイスクパツ
クを、信号記録再生装置の挿入口から装置奥部の
記録再生位置へ移送しセツトするローデイング機
構に関する。
(従来の技術) 斯種デイスクパツクに画像信号を記録し或は該
信号を静止画像として再生する所謂電子スチルカ
メラ装置が開発されつつある。
電子スチルカメラ装置は、例えば画像信号をデ
イスクパツクの磁気デイスクに記録する為のカメ
ラと、記録済み磁気デイスクを再生する為の再生
機とから構成される。
電子スチルカメラに用いられるデイスクパツク
は第9図に示す如く、外周部に複数の位置決め基
準孔11,12を開設した略正方形の偏平な硬質
のデイスクパツクケース10に、磁気デイスク1
6を半径方向及び軸方向に若干の遊びをもつて回
転可能に収容している。ケース表面には磁気デイ
スク16を露出する為の窓17が開設されると共
に、該窓17に対し防塵シヤツター13を開閉可
能に装備している。又ケース両面の中央部には、
デイスク16のセンターハブ14に対応して孔1
5が開設されている。
デイスク16のセンターハブ14の軸孔18
は、一辺が円弧状に湾曲した略三角形状を呈して
おり、駆動モータ(図示省略)に連繋したセンタ
ースピンドル9が締り嵌めの状態で嵌合し、該セ
ンタースピンドル9によつて回転駆動される。
上記デイスクパツク1をカメラ或は再生機内の
信号記録再生位置にセツトする為のローデイング
機構には種々の方式のものが提案されているが、
特に再生機に於いては操作性の良いことが重要な
条件となる。
カセツト式ビデオテープレコーダ(VTR)の
ローデイング装置には、操作性等を考慮して所謂
フロントローデイング機構が採用されている。該
機構に於いては、フロントパネルに設けられたカ
セツト挿入口にテープカセツトを差し込んで奥方
へ僅かに押すことにより、テープカセツトは自動
的に装置内の信号記録再生位置に向かつて水平搬
送及び垂直搬送され、セツトされるのである。
(解決しようとする問題点) そこで出願人は、電子スチルカメラ装置に上記
フロントローデイング方式を採用することを試み
たが、下記の如き問題点があることが判明した。
即ち、デイスクパツク1を水平搬送した後に垂
直搬送して、センターハブ14の軸孔18をセン
タースピンドル9に嵌合せしめる際、軸孔18と
スピンドル9との間には遊びがないので、ハブ1
4をスピンドル9に押し込まなければならず、こ
のときデイスク16がスピンドル9に対して傾い
た状態に押し込まれることがある。
そのため高速回転するデイスク16がケース1
0内にて激しい面振動を起こし、正しい信号の記
録或は再生が出来なくなる問題が生じる。
又、デイスクパツク1のケース下面には複数箇
所に位置決め用の基準面が形成されており、記録
再生装置奥部に設けた位置決めピン及び位置決め
座にデイスクパツクケース10の基準孔11,1
2及び基準面を正確に係合させる必要がある。
ところがVTRに採用されているフロントロー
デイング機構に於いては、カセツトを直接に保持
したホルダーがL字状に開設された案内溝に沿つ
て水平移動から垂直移動へ移行する構成が採られ
ており、ホルダーの搬送方向を途中で水平から垂
直に変え、然もスムーズな移動を為すには、ホル
ダーとローデイング機構との間に適当な遊びを設
けざるを得ない。
VTRの場合は、ホルダー従つてテープカセツ
トの位置決め精度が多少悪くても、カセツトから
引き出されるテープのVTRシリンダーへの巻装
精度が高ければ、信号の記録再生に問題はないの
である。
これに対し、電子スチルカメラ装置の場合はデ
イスクパツクのセツテイング位置がそのまま記録
再生位置となるので、前述の如くデイスクパツク
1には位置決め基準孔11が開設されており、該
基準孔11を装置内の位置決めピンに密に嵌合せ
しめることによつてデイスクパツク1の位置決め
を行う様になつている。
従つて、VTRのフロントローデイング機構を
電子スチルカメラ装置に実施すると、ホルダーの
位置決め精度の悪さに起因して、デイスクパツク
1の位置決め基準孔が位置決めピンに嵌まらない
虞れが生じる。
又、VTRのフロントローデイング機構におい
ては、テープカセツトをアンローデイングして、
カセツト挿入口へ排出すると、テープカセツトは
カセツトホルダー内に僅かなバネ力によつて保持
されているに過ぎないから、テープカセツトは排
出移動の勢いでカセツトホルダーから排出方向へ
飛び出すことになる。
従つて、VTRのフロントローデイング機構を
電子スチルカメラ装置に実施すると、排出したデ
イスクパツクを再度、ローデイングして再生せん
とする場合、デイスクパツクをホルダーの奥方へ
押し込んで、装置内部のローデイング開始スイツ
チを動作させねばならない。
(問題点を解決する為の手段) 本発明の目的は、デイスクパツクを正確にセツ
テイングすることが出来、然も、一旦排出したデ
イスクパツクを、例えばリモートコントロールス
イツチ等の遠隔操作によつて、デイスクパツクに
手を触れることなく、再度ローデイングすること
が出来るフロントローデイング機構を提供するこ
とである。
本発明のフロントローデイング機構は、駆動モ
ータに連繋したセンタースピンドル9に対して接
近離間可能に設けた外側ホルダー3と、該外側ホ
ルダー3に対し前記接近離間方向に所定の余裕を
もつて係合しデイスクパツク1を挿脱可能に収納
保持する内側ホルダー4と、該内側ホルダー4の
挿入口から差し込まれたデイスクパツク1をホル
ダー奥部へ搬送し或は挿入口へ排出する第1駆動
手段と、外側ホルダー3を駆動して内側ホルダー
4内のデイスクパツク1のセンターハブ14をセ
ンタースピンドル9に嵌脱せしめる第2駆動手段
と、センタースピンドル9に対するデイスクパツ
ク1の嵌合位置及び姿勢を規定するセツテイング
手段と、前記第1及び第2駆動手段の動作をデイ
スクパツクの位置に応じて制御する手段とから構
成される。
前記第1駆動手段は、デイスクパツク1の表面
に直接に接触して該デイスクパツク1を往復駆動
するローラ50を具え、該ローラ50は、デイス
クパツク1を挿入口から所定長さだけ突出させた
排出状態で、該デイスクパツク1の内側ホルダー
4への挿入先端部に当接可能な位置に設置され
る。
前記制御手段は、デイスクパツク1の排出動作
にて前記デイスクパツク挿入先端部とローラ50
とが当接した時点で、第1駆動手段へ停止指令を
発するものである。
セツテイング手段は、外側ホルダー3がセンタ
ースピンドル9に最も接近したときにセンタース
ピンドル9に嵌まつたデイスクパツク1のセンタ
ーハブ14をスピンドル側へ押圧し且つ外側ホル
ダー3側センタースピンドル9から離間したとき
に前記押圧を解放する押圧片43を具えている。
(作用) ローデイング動作 デイスクパツク1を内側ホルダー4の挿入口へ
差し込むと、制御手段からの指令により第1駆動
手段が動作して、ローラ50が回転を開始し、デ
イスクパツク1は該ローラ50によつてホルダー
奥部へ搬送される。この結果、デイスクパツク1
はセンタースピンドル9の軸上に軸孔18を一致
して位置決めされる。
次に第2駆動手段が動作を開始し、外側ホルダ
ー3をセンタースピンドル9に向かつて駆動す
る。
この過程にて、内側ホルダー4は重力或は必要
に応じて両ホルダー4,3間に介装された圧縮バ
ネの付勢力の作用により外側ホルダー3と共に移
動し、これによつてデイスクパツク1の軸孔18
がセンタースピンドル9の先端部に被さる。
更に外側ホルダー3がセンタースピンドル側に
駆動され、内側ホルダー4は、外側ホルダー3と
の余裕端での係合により或は必要に応じて両ホル
ダー間に介装された前記圧縮バネの付勢により、
センタースピンドル側へ押圧される。これによつ
てデイスクパツク1は軸孔18がセンタースピン
ドル9に嵌まり込むと共に、デイスクパツクケー
スは装置上の基準面に密着して位置決めされる。
又、外側ホルダー3がセンタースピンドル9に
最も接近し、デイスクパツク1の軸孔18がセン
タースピンドル9に略完全に嵌まつたとき、セツ
テイング手段の押圧片43が該デイスクパツク1
のセンターハブ14をスピンドル側へ押圧する。
これによつて、デイスクパツク1のデイスクはス
ピンドル9に対して所定の位置及び姿勢で嵌合
し、セツトされる。
次に制御手段の制御により、第2駆動手段が逆
方向即ち外側ホルダー3をセンタースピンドル9
から離間する方向に所定量だけ駆動して停止す
る。該所定量は外側ホルダー3と内側ホルダー4
との間に設けられた遊びの範囲内に設定されてい
る。従つて、内側ホルダー4は静止したままであ
つて、外側ホルダー3のみがスピンドル9から離
間する。
この際、押圧片43はデイスクパツク1のセン
ターハブ14に対する押圧を解放する。この結
果、デイスク16はデイスクパツクケース10内
にて回転が自由となる。
この状態でセンタースピンドル9が回転駆動さ
れ、デイスク16を高速回転して信号の再生或は
記録を行うのである。
アンローデイング動作 デイスクパツク1を装置から排出する際は、制
御手段の制御によつて第2駆動手段を駆動し、外
側ホルダー3を更にセンタースンピンドル9から
離間する方向の移動端まで移動せしめる。
この際、内側ホルダー4は外側ホルダー3との
遊びが完全に吸収された後、外側ホルダー3との
余裕端での係合によりセンタースピンドル9から
離間する方向に駆動される。これによつてデイス
クパツク1は、軸孔18がセンタースピンドル9
から外れ、第1駆動手段によつて駆動可能な位置
に設定される。
次に制御手段の制御により、第1駆動手段が動
作を開始し、内側ホルダー4内のデイスクパツク
1は、ローラ50によつてホルダー挿入口へ向つ
て搬送される。その後、デイスクパツク1が挿入
口から所定長さだけ突出した時点で、制御手段は
第1駆動手段へ停止指令を発する。これによつて
ローラ50の回転が停止し、デイスクパツク1
は、挿入先端部にローラ50が当接した状態で、
該ローラ50によつて排出位置に係止される。
この状態で、デイスクパツク1は、挿入先端部
がローラ50によつて係止されているに過ぎない
から、該デイスクパツク1を内側ホルダー4から
引き出して、装置外へ取り出すことが出来る。
又、前記ローラ50による係止状態にて、ローデ
イング開始指令を発すれば、ローラ50の駆動に
よつて再度、デイスクパツク1をホルダー奥部へ
搬送することも可能である。
(発明の効果) 本発明のフロントローデイング機構に於いて
は、内側ホルダー4及び外側ホルダー3はセンタ
ースピンドル9に対して接近或は離間する一方向
にのみ駆動され、駆動方向が途中で変わることが
ないから、両ホルダーの位置決め精度を上げるこ
とは容易であり、従つてデイスクパツク1は装置
内の記録再生位置に正確にセツトされる。
又、デイスクパツク1内のデイスク16は押圧
片43の押圧により、センタースピンドル9に対
して正しい姿勢及び位置にて嵌合固定される。従
つて、デイスク16は高速回転する際に面振動を
起こすことはなく、正しい信号の記録再生が行な
われる。
然も、一旦排出したデイスクパツクを、例えば
リモートコントロールスイツチ等の遠隔操作によ
つて、デイスクパツクに手を触れることなく、再
度ローデイングすることが出来、操作性が良好で
ある。
(実施例) 第1図は、本発明に係る回転デイスク装置のフ
ロントローデイング機構を電子スチルカメラ装置
の再生機に実施した一例を示している。
基台2は、上面中央部にセンタースピンドル9
を具えると共に、該スピンドル9を回転駆動する
為のモータ(図示省略)を内蔵している。基台2
の両側に立設された側板20,20には、互いに
上下方向の遊びをもつて係合する内側ホルダー4
と外側ホルダー3とが昇降可能に支持されてい
る。
内側ホルダー4は、内面両側部にデイスクパツ
ク1の水平方向の移動を案内する案内溝40,4
0を具え、該案内溝の入口側から差し込まれたデ
イスクパツク1は後述する第1駆動手段により案
内溝に沿つてホルダー奥部へ搬送され保持され
る。
内側ホルダー4の両側面にはスライドピン4
1,41が外向きに突設され、外側ホルダー3の
両側壁に縦方向に開設されたスライド孔31,3
1に嵌まつて、内側ホルダー4はスライド孔31
の範囲内で上下方向の移動が可能である。外側ホ
ルダー3は、内側ホルダー4を上記の如く所定の
範囲内で上下動可能に収容保持すると共に、両側
壁に外向きに突設された複数本のピン32,3
3,34,37が基台2の側板20,20の前後
方向の端部に夫々縦方向に開設した前方案内孔2
1及び後方案内孔22に嵌まつて、案内孔の範囲
内で上下方向の移動が可能である。
更に外側ホルダー3の両側壁には、後述する駆
動アーム60,60が係合する主軸30,30を
夫々外向きに突設している。
内側ホルダー4の上面と外側ホルダー3の内面
との間には、第1乃至第5のコイルバネ7,7
2,73,74,75が介装されている。これに
よつて両ホルダー3,4は互いに上下に離間する
方向に付勢され、デイスクパツク1が装填されて
いない通常時には、内側ホルダー4は、前記スラ
イドピン41がスライド孔31の下方端縁に当
り、外側ホルダー3と最も離間した位置にて保持
される。
尚、前記第1コイルバネ7、第2コイルバネ7
2及び第5コイルバネ75は第5図に示す如く、
夫々外バネ70と内バネ71とを同軸に具えて構
成したものである。外バネ70は外側ホルダー3
と内側ホルダー4との間に介装され、内バネ71
は上端部が外側ホルダー3に固定されると共に、
下端部が内側ホルダー4に開設された孔44に対
応している。
第1図及び第2図に示す如く、内側ホルダー4
の上方には、ローラ支持枠51が配設され、該支
持枠51には一対のローラ50,50が枢支され
ると共に、該ローラ50,50に回転力を伝える
為の平歯車機構54が装備されている。両ローラ
50,50は、内側ホルダー4の上壁に開けた孔
の外側から、内側ホルダー4中へ装填されるべき
デイスクパツク1の上面に所定の圧力で当接する
位置に配備されており、デイスクパツク1をホル
ダー内部へ搬送することが可能である。
前記平歯車機構54には動力軸52が連結さ
れ、該動力軸52の両端部は基台2の側板20,
20に軸支されると共に、左側端部には傘歯車機
構53を介して第1モータ5が連結している。
ローラ支持枠51は動力軸52を中心として所
定範囲の回動が自由であり、フレームとの間に介
装したバネ(図示省略)によつて常に下圧されて
いる。
又、基台2の両側板20,20の奥部下方に
は、先端部に溝64を有するL字状のアーム60
を両端に突設したシヤフト61が回転自由に架設
されている。
両アーム60,60の溝64には、外側ホルダ
ー3の両側壁に突設された主軸30,30が係合
している。
前記シヤフト61には、基台右側板20から突
出した先端部に扇形ギア63が固定され、第2モ
ータ6の出力軸に突設されたウオームギア62と
噛合している。
第2図及び第6図に示す如く、内側ホルダー4
の上面中央部には、先端部に一対の押圧片43,
43を下向きに突設した板状のバネ片42の基端
部が固定され、両押圧片43,43は、内側ホル
ダー4の奥部に装填されたデイスクパツク1のセ
ンターハブ14の上方に位置し、バネ片42の弾
性変形によりセンターハブ14を下圧することが
可能である。
一方、外側ホルダー3の内面には、前記バネ片
42の自由端側に対向して、当り片36が下向き
に突設されている。
第1図及び第8図a〜cに示す如く、内側ホル
ダー4にはデイスクパツク1の挿入空間に対向し
て夫々発光部83及び受光部82からなる3組の
フオトセンサー8,80,81が配設されてい
る。各フオトセンサーの位置は、後述の如くデイ
スクパツク1の水平搬送モードに応じて決められ
る。
又、外側ホルダー3の右側壁後方に突設された
第3ビン34及び第4ピン37には遮へい板35
が固定されると共に、基台2の右側板20には3
組のフオトセンサー84,85,86が前記遮へ
い板35の移行路に対向して配設されている。各
フオトセンサーの位置は、後述の如くデイスクパ
ツク1の垂直搬送モード及びセツテイング完了時
の外側ホルダーの位置に応じて決められている。
前記第1及び第2モータ5,6は、制御回路
(図示省略)に接続されて回転方向及び回転角度
が制御される。又該制御回路には、前記第1乃至
第6のフオトセンサー8,80,81,84,8
5,86からの信号が制御切替指令信号として入
力される。
斯して、第1モータ5からゴムローラ50,5
0へ至る一連の駆動機構は第1駆動手段を構成
し、第2モータ6から主軸30,30へ至る一連
の駆動機構は第2駆動手段を構成する。又、押圧
片43を具えたバネ片42及び当り片36はセツ
テイング手段を構成する。更に第1乃至第6のフ
オトセンサー及び前記制御回路は制御手段を構成
するのである。
以下、上記フロントローデイング機構の動作に
ついて詳述する。
ローデイング動作 デイスクパツク1を内側ホルダー4の挿入口へ
差し込むと、該デイスクパツク1は先端部がロー
ラ50に当接する直前にて第1フオトセンサー8
の光路を遮断し(第8図a参照)、これによつて
第1モータ5が起動してローラ50,50を回転
せしめる。更にデイスクパツク1をホルダー奥方
へ押し込むと、該デイスクパツク1は、先端部が
回転ローラ50,50に食い込み、以後は該ロー
ラの駆動によつて奥部へ搬送される。
デイスクパツク1が内側ホルダー4に完全に装
填されると、第3フオトセンサー81の光路がデ
イスクパツク1によつて遮断される(第8図b参
照)。これによつて第1モータ5が停止してロー
ラ50,50の回転は止まる。この結果、内側ホ
ルダー4内のデイスクパツク1は、センターハブ
14の軸孔18をセンタースピンドル9の軸上に
一致して位置決めされる(第2図参照)。
第1モータ5が停止する直前に第2モータ6が
起動し、アーム60,60が第1図中矢印の方向
へ回動する。これによつて外側ホルダー3が、第
1乃至第4のピン32,33,34,37を前方
及び後方案内孔21,22に案内されて、下方へ
押し下げられる(第3図参照)。
この際、内側ホルダー4は第1乃至第5のバネ
7,72〜75によつて下方へ押圧される。
又第1、第2及び第5バネ7,72,75の内
バネ71は先端部が夫々内側ホルダー4に開設さ
れた孔44を通過してデイスクパツク1の上面を
下圧する。これによつてデイスクパツク1は、軸
孔18がセンタースピンドル9に嵌められ、基準
孔11,12が基台1上の位置決めピン90に係
合すると共に、デイスクパツクケース10の下面
に形成した基準面が位置決め座91に密着して、
位置決め固定される。
又外側ホルダー3の降下に伴つて、当り片36
がバネ片42を下方に押圧する。外側ホルダー3
の第2ピン33及び第4ピン37が、夫々側板2
0の前方案内孔21及び後方案内孔22の下端縁
に当たり、外側ホルダー3が下方の移動端に位置
した状態に於いては、バネ片42の押圧片43,
43はデイスクパツク1のセンターハブ14を下
圧する(第6図参照)。
この結果、デイスクパツク1内の磁気デイスク
16は、センタースピンドル9に対して直交する
所定の姿勢及び位置に正確にセツトされるのであ
る。
外側ホルダー3が上述の如く下方移行端に達し
たとき、遮へい板35が第6フオトセンサー86
の光路を遮断する。これによつて第2モータ6が
一旦停止し、その後は逆方向の回転を開始する。
第2モータ6の駆動により、外側ホルダー3は
上昇を始め、略2mm上昇した位置で遮へい板35
が第5フオトセンサー85の光路を遮断し、これ
によつて第2モータ6は停止する(第4図参照)。
この際、内側ホルダー4は第1乃至第5バネ
7,72〜75の付勢により下圧されたままであ
り、外側ホルダー3につれて上昇することはな
い。
これに対し、当り片36はバネ片42から離間
し、バネ片42は弾性復帰して押圧片43,43
によるセンターハブ14の下圧を解放する。
この結果、デイスクパツク1のデイスク16は
回転自由となり、ローデイングが完了するのであ
る。デイスク16はセンタースピンドル9に対し
正確に直交して嵌合しているから、センタースピ
ンドル9の回転に伴つて面振動を起こすことなく
高速回転する。
アンローデイング動作 再生機の前面パネルに装備されたエジエクト釦
(図示省略)を操作すると、第4図に示す状態か
ら更に第2モータ6が外側ホルダー3を上昇せし
める方向に回転を開始する。これによつて外側ホ
ルダー3は遮へい板35が第4図フオトセンサー
84の光路を遮断するまで上昇駆動され、第2図
に示す降下開始時の状態に戻る。
この過程で、先ず外側ホルダー3のスライド孔
31,31の下方端縁がスライドピン41,41
に当接し、更に外側ホルダー3が上昇することに
より、内側ホルダー4は外側ホルダー3と共に上
昇駆動される。これによつてデイスク16はセン
タースピンドル9から離脱し、デイスクパツク1
は外側ホルダー3の上昇端にてゴムローラ50,
50に当接する。
第4フオトセンサー84からの指令により、第
2モータ6が停止すると同時に、第1モータ5が
ローデイング時とは逆方向に回転を開始する。
デイスクパツク1は、ゴムローラ50,50の
駆動によりホルダー挿入口に向かつて搬送され
る。第8図cに示す如く、デイスクパツク1が第
2フオトセンサー80の光路を開通せしめたと
き、第1モータ5が停止し、デイスクパツク1は
挿入先端部からの距離1が略1〜2mmの位置をロ
ーラ50によつて係止された状態となる。このと
き、デイスクパツク1は第1図に示す如く装置か
ら臨出して取出可能な状態となる。
又前記のデイスクパツク係止状態から、前面パ
ネルに装備されたローデイング開始釦(図示省
略)を操作することにより、第1モータ5が再び
ローデイング方向に回転を開始し、上記同様のロ
ーデイング動作が行なわれる。
従つて、再生機をリモートコントロールスイツ
チによつて遠隔操作する場合、デイスクパツクに
手を触れることなくローデイング動作及びアンロ
ーデイング動作を繰り返すことが出来る。
上記フロントローデイング機構は操作性、信頼
性に優れているばかりでなく、第1駆動手段と第
2駆動手段とが夫々コンパクトに構成されている
から、装置全体の小形化が可能である。
尚、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術範囲内で種々の変形
が可能であるのは勿論である。
例えば第7図に示す如く、ゴムローラ50の下
方に従動ローラ55を配設し、デイスクパツク1
の搬送を容易にすることも出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転デイスク装置のフロ
ントローデイング機構の一実施例を示す一部破断
斜面図、第2図は水平搬送完了時の正面図、第3
図は垂直搬送完了時の正面図、第4図はセツテイ
ング完了時の正面図、第5図は外側ホルダーと内
側ホルダーとの間に介装されたバネの断面図、第
6図はセツテイング手段の斜面図、第7図は他の
実施例の要部を示す側面図、第8図は制御手段の
一連の動作を説明するための側面図、第9図はデ
イスクパツクの斜面図である。 1……デイスクパツク、14……センターハ
ブ、3……外側ホルダー、4……内側ホルダー、
43……押圧片、50……ゴムローラ、9……セ
ンタースピンドル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動モータに連繋したセンタースピンドル9
    に対して接近離間可能に設けた外側ホルダー3
    と、該外側ホルダー3に対し前記接近離間方向に
    所定の余裕をもつて係合してデイスクパツク1を
    挿脱可能に収容保持する内側ホルダー4と、該内
    側ホルダー4の挿入口から差し込まれたデイスク
    パツク1をホルダー奥部へ搬送し或いは挿入口へ
    排出する第1駆動手段と、外側ホルダー3をセン
    タースピンドル9へ向けて搬送駆動して内側ホル
    ダー4内のデイスクパツク1のセンターハブ14
    をセンタースピンドル9に嵌脱せしめる第2駆動
    手段と、センタースピンドル9に対するデイスク
    パツク1の嵌合位置及び姿勢を規定するセツテイ
    ング手段と、前記第1及び第2駆動手段の動作を
    制御する制御手段とから構成され、前記第1駆動
    手段は、デイスクパツク1の表面に直接に接触し
    て該デイスクパツク1を往復駆動するローラ50
    を具え、該ローラ50は、デイスクパツク1を挿
    入口から所定長さだけ突出させた排出状態で、該
    デイスクパツク1の内側ホルダー4への挿入先端
    部に当接可能な位置に設置され、前記制御手段
    は、デイスクパツク1の排出動作にて前記デイス
    クパツク挿入先端部とローラ50とが当接した時
    点で、第1駆動手段へ停止指令を発し、前記セツ
    テイング手段は、外側ホルダー3がセンタースピ
    ンドル9に最も接近したときにセンタースピンド
    ル9に嵌まつたデイスクパツク1のセンターハブ
    14をスピンドル側へ押圧し且つ外側ホルダー3
    がセンタースピンドル9から離間したときに前記
    押圧を解放する押圧片43を具えている回転デイ
    スク装置のフロントローデイング機構。 2 セツテイング手段は、内側ホルダー4に一端
    が固定されたバネ片42の自由端に押圧片43を
    具え、外側ホルダー3には内側ホルダー4との相
    対移動によつて前記バネ片42を押圧可能な当り
    片36が穿設されている特許請求の範囲第1項に
    記載のフロントローデイング機構。
JP60176150A 1985-08-10 1985-08-10 回転ディスク装置のフロントロ−ディング機構 Granted JPS6236778A (ja)

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JP60176150A JPS6236778A (ja) 1985-08-10 1985-08-10 回転ディスク装置のフロントロ−ディング機構
DE8686110993T DE3672000D1 (de) 1985-08-10 1986-08-08 Frontladevorrichtung fuer plattengeraet.
US06/894,543 US4774608A (en) 1985-08-10 1986-08-08 Front loading apparatus for disc drive unit
EP86110993A EP0212500B1 (en) 1985-08-10 1986-08-08 Front loading apparatus for disc drive unit

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Publication Number Publication Date
JPS6236778A JPS6236778A (ja) 1987-02-17
JPH048860B2 true JPH048860B2 (ja) 1992-02-18

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021097509A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 株式会社マキタ 鉄筋結束機および電動作業機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129451A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気シ−トパツクの着脱装置
JPS6228970A (ja) * 1985-07-30 1987-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスクカセツト***装置

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JPS6236778A (ja) 1987-02-17

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