JPH0486571A - 活線下ケーブルシースの絶縁抵抗測定方法 - Google Patents

活線下ケーブルシースの絶縁抵抗測定方法

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JPH0486571A
JPH0486571A JP20203690A JP20203690A JPH0486571A JP H0486571 A JPH0486571 A JP H0486571A JP 20203690 A JP20203690 A JP 20203690A JP 20203690 A JP20203690 A JP 20203690A JP H0486571 A JPH0486571 A JP H0486571A
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都 真人
Yoshio Tsunoda
角田 美伯
Akio Miura
昭夫 三浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、活線状態にあるケーブルのシースの絶縁抵抗
を測定するための方法に関するものである。
し従来技術及び解決しようとする課題]近年、ケーブル
絶縁体の劣化度合を活線下において♂す定する手段とし
て、ケーブル遮蔽層と大地との間を接続する接地線中を
流れる電流成分を解析して劣化診断を行う方法か有望視
されている。
例えばCVケーブル絶縁体中に水トリー劣化部か存在す
る場合、この水トリー劣化度合に応じた大とざて概ね数
Hz以下を主成分とする脈動電流成分が接地線中に発生
するという知見に基づいて、接地線中間部にインピーダ
ンスを強制的に挿入して接地線電流を検出し、ローパス
フィルタ等を使用して前記脈動電流成分を計測すること
により劣化診断を行う手段か提案されている。
上記のようなケーブル絶縁体の劣化診断を行うに際して
は、ケーブル遮蔽層か接地線以外の他の導体で接地され
ていないこと、換言するとケーブルシースの絶縁抵抗か
正常であることか、正確な劣化診断を行う上で重要とな
る。すなわち、該劣化診断は接地線電流を利用して行う
ものであるので、遮蔽層の絶縁状態が悪化していると本
来接地線中を流れるべき電流が全て接地線中を流れなく
なり、測定値の信頼性が著しく低下するからである。
従ってケーブルシースの絶縁抵抗を測定することは意義
あることであるが、従来活線状態にあるケーブルのシー
ス抵抗を測定する有効な手段は提案されていない。また
、ケーブル絶縁体の劣化診断を行うに際し、ケーブルシ
ース抵抗を事前に測定することの有用性か充分認識され
ていないのが現状である。
従って本発明は、接地線電流を解析してケーブル絶縁体
の劣化診断を行うに際して特に有用な、ケーブルシース
の絶縁抵抗♂り定力法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の活線下ケープ、ルシースの絶縁抵抗測定方法は
、ケーブル遮蔽層の接地線に既知の抵抗値の検出インピ
ーダンスが挿入されてなるケーブル線路において、該検
出インピーダンスの両端において測定器で抵抗値を測定
し、前記検出インピーダンスの抵抗値と、測定器により
実?!Iされた測定抵抗値とからケーブルシースの抵抗
値を算出することを特徴とするものである。
[作用コ 上記構成において、ケーブル遮蔽層−大地間の閉ループ
を等価的に考慮すると、検出インピーダンスとシース絶
縁抵抗とが並列に接続されていることとなる。従って、
接地線に実装された状態の前記検出インピーダンスの両
端において測定した測定抵抗値は、検出インピーダンス
とシース抵抗との並列接続抵抗を合成測定した値となる
。而して、検出インピーダンス単体の抵抗値か既知であ
れば、上記測定抵抗値と既知抵抗値とから未知のケーブ
ルシース絶縁抵抗値を算出することができる。
[実施例コ 以下図面に基づいて本発明の一実施例を詳細に説明する
第1図は本発明にかかる測定方法を示す回路図であり、
第2図は第1図の等価回路図である。第1図において、
1はC■ケーブルであり、10はその導体、11は架橋
ポリエチレン絶縁体、12は遮蔽層、13はケーブルシ
ースをそれぞれボしている。導体10には交流電源Eに
より交流電圧か印加されており、ケーブル1は活線状態
とされている。なお、Rsはケーブルシース13の絶縁
抵抗、Csは遮蔽層−大地間の静電容量をそれぞれ示し
ている。遮蔽層12からは接地線2か引と出されて接地
されており、接地線2の中間部には検出インピーダンス
3が挿入されている。そして、検出インピーダンス3の
遮蔽層12側接続端Aと大地側接続端Bとにテスター等
の測定器4の測定端を接続し、検出インピーダンス3の
両端における抵抗値を測定できるよう構成している。
検出インピーダンス3としては、それ自身の抵抗値が既
知である任意の抵抗体を挿入したものであっても良いが
、例えば、接地線2中を流れる接地線電流ieを検出し
て解析することによって、ケーブル絶縁体11の劣化度
合を検出する如き劣化診断装置であっても良い。上記の
ような劣化診断装置は、接地線2の中間部に挿入される
ものであり、本発明を実施するには好適である。なおこ
の場合、該劣化診断装置の入力インピーダンスを事前に
測定しておく必要かある。
第2図の等価回路図において、Caはケーブル絶縁体1
0と遮蔽層12との間の静電容量、Rdは検出インピー
ダンスの抵抗値であり、この抵抗値は既知であることを
前提とする。またCdは検出インピーダンスの入力静電
容量である。この等価回路図に示すように、遮蔽層12
と大地との間の閉ループでは、検出インピーダンスの抵
抗Rdとシース抵抗Rsとは並列接続されていると考え
ることができる。従って、検出インピーダンス3の接地
線2への接続両端A、Bにおいて測定器4てその抵抗値
をδ11定すると、抵抗Rdとシース抵抗Rsとの並列
合成抵抗を測定したことになる。
ここで、測定器4の測定抵抗値Rは R: Rd−R5 Rd十Rs て示されるので、シース抵抗Rsは既知の検出インピー
ダンスの抵抗値Rdと測定抵抗値RよりR8: Rd−
R Rd−R の式て算出することかできる。
測定抵抗値Rは、Rs)Rdならばシース抵抗Rsが充
分大きいことになるのでRdの値に近くなり、Rs(R
dならばシース抵抗Rsが小ざいことになり、劣化した
シース抵抗の抵抗値として読むことができる。
ところで、ケーブル中の水トリー劣化部等において局部
電池作用により直流電位が生成されることが知られてい
る。局部電池作用により電位か発生している場合、第2
図の等価回路においてシース抵抗Rsと直列に直流電源
が接続されていることとなり、本発明法によるシース抵
抗測定値は正確ざに欠ける恐れがある。本発明者らが、
局部電池の影響を考慮した模擬測定回路により実験を行
ったところ、DC±1.0V程度の局部電池が発生して
いる場合はシース抵抗測定に影響が生ずるものの、実線
路において発生する局部電池電位は最大で0.5V程度
であり、またケーブル布設環境によっては局部電池がほ
とんど発生しないこともあり、局部電池電位が極めて小
ざい場合は測定値に与える影響は無視し得、実線路では
充分実用に供し得ることか確認された。
また本実施例は単相測定の場合を例示しているか、この
場合検出インピーダンス3の接地線2への接続両端A、
B間に、線路電圧をケーブル1の静電容量Caと入力静
電容量Cdとで分圧した交流電圧(充電電圧)か発生し
、この充7&電圧の影響で、測定器4として内蔵電源電
圧が小ざいテスター(1,5V程度)を用いると、正確
なシース抵抗測定ができないことかある。
上記問題の解決法として、第1に、単相測定とせず3相
線路の各遮蔽層から接地線を引出しこれらを一括して測
定を行えば、上記充電電圧は3相で平衡してほぼOVと
なる。従って3相−括測定とすれば充電電圧の影響は無
視てきる。第2に、あくまで単相測定を行う場合は、測
定器4として内蔵電源電圧が大といテスター、例えば2
5Vメガ−等を使用すると上記充電電圧の影響は無視で
きることか本発明者らの実験で確認されている。
実験結果によると、ケーブル静電容量Caや対地電圧、
入力静電容量Cdとから計算した充電電圧よりも高い電
源電圧を内蔵するテスターを使用すると、概ね充電電圧
の影響を受けずにシース抵抗Rsの測定が可能であるこ
とが確認された。
以上説明した本発明のシース抵抗測定方法は、前述した
通り、例えば検出インピーダンス3として接地線電流i
eに基づいてケーブル絶縁体11の劣化度合を活線状態
において診断する如き劣化診断装置を用い、該劣化診断
装置にてケーブル絶縁体11の診断を行う前に、シース
13か健全な絶縁抵抗を有しているか否かを確認する場
合に好適である。この場合、絶縁体11の劣化診断か実
施可能かどうか、あるいはその結果が信頼できるもので
あるのかどうかを確認でとるという利点がある。
[効果] 以上説明した通りの本発明の活線下ケーブルシースの絶
縁抵抗測定方法によれば、ケーブル線路が活線状態のま
まで、しかも遮蔽層の接地線を切り離すことなくシース
抵抗の測定が行えるので、ケーブル線路の保守・管理に
極めて有効である。
また、ケーブル絶縁層の活線劣化診断装置が接地線中に
挿入されている場合、本発明で言う検出インピーダンス
として該劣化診断装置を代用することかでき、この場合
はテスター等のζ1定器のみ用意して劣化診断装置の入
力端の抵抗を♂1定すれば容易にシース抵抗値か算出て
ざるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる活線下ケーブルシースの絶縁抵
抗測定方法の一例を示す回路図、第2図は第1図の等価
回路図を夫々示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーブル遮蔽層の接地線に既知の抵抗値の検出インピー
    ダンスが挿入されてなるケーブル線路において、該検出
    インピーダンスの両端において測定器で抵抗値を測定し
    、前記検出インピーダンスの抵抗値と、測定器により実
    測された測定抵抗値とからケーブルシースの抵抗値を算
    出することを特徴とする活線下ケーブルシースの絶縁抵
    抗測定方法。
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