JPH0486435A - 熱交換ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はスプリット型空気調和器の室外側ユンットとし
て利用される熱交換ユニットに関するものである。

〈従来の技術〉 従来知られているスプリット型空気調和機の室外側ユニ
ットとして、例えば実公昭５２−９７７２号公報に記載
されているように空冷式熱交換器を内蔵した空冷タイプ
と、水冷式熱交換器を内蔵した水冷タイプとがあり、空
冷タイプの室外側ユニットでは空冷式熱交換器を外気で
強制的に冷却させるための送風機があるため、この送風
機を利用して外気の一部を電装箱に導入して電装箱内の
電気部品を冷却するようにしている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、水冷タイプの室外側ユニットでは空冷タイプと
異なり熱交換器用の送風機がないため、電装箱内の電気
部品が強制的に外気で冷却されず、温度が異常に上昇す
る虞れがあった。

本発明は上記実情に鑑み、電装箱内に外気の流れを構成
し、前記課題を解決する熱交換ユニットを提供すること
を目的としたものである。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、圧縮機と耐熱温度が異なる電気部品及び送風
機を内蔵した電装箱とを備え、電装箱には送風機で外気
が吸入されて排出される通気口を設け、耐熱温度の低い
電気部品を耐熱温度の高い電気部品の風上側に配置した
ものである。

く作　用〉 上記のような構成のため、電装箱内に吸入された外気で
耐熱温度の低い電気部品が先ず冷却され、この冷却作用
により温度上昇した外気で耐熱温度の高い電気部品が冷
却される。このように耐熱温度の低い電気部品は耐熱温
度の高い電気部品の熱影響を受けずに冷却されるため、
耐久性が向上する。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、次
の通りである。

１はインバータて運転周波数が変えられる圧縮機２と水
冷式熱交換器３と、インバータ用パワートランジスタ４
．端子板５．リレー６、コントロール基板７等の電気部
品８と送風機９を内蔵した電装箱１０を配設したち密閉
型熱交換ユニット本体である。この場合、電装箱１０は
、両側板１０ａ、１．Ｏｂと背板１０Ｃ及び上板１０ｄ
と下板１０ｅとから形成され、ユニット本体１のコーナ
一部に配置し、−側板］Ｏａをユニット本体１の一側面
にある側面パネル１ａとフランジ片１３で結合すると共
に、ユニット本体１の他側面にはユニット本体１の前面
パネルを兼ねた電装箱］Ｏのサービス用パネル１４が設
けられている。しかも、電装箱１０の一側板１０ａには
送風機って電装箱１０内に外気を流入出させる通気口と
なる吸気口１５　ａ・と活気口１５ｂを設け、且つ電気
部品８のリード線を導入、導出する透孔１６を設け、ま
た、この排気口１５ｂ側にパワートランジスタ４の放熱
フィン１７が臨むように仕切板１８を設け、該仕切板１
８には一端がヒンジ１って枢支され、他端がネジ２０で
Ｉにまる可動板２１を設けている。

尚、図中、２２は水冷式熱交換器３の内側空間部に配設
する受液器、２３は気液分離器、２４はオイル分離器で
あり、２５は冷媒管である。

また、２６ａ、２６ｂは冷媒管２５の人口端及び出口端
に設けたユニット本体１内に配設されたザービスバルブ
、２７ａ、２７ｂは水冷式熱交換器３と連結された冷却
水管２８ａ、２８ｂの接続口、２９はドレン口である。

次にこの作用を説明すると、先ず圧縮機２が駆動されて
所定の冷房又は暖房運転を開始すれば、これと同時に送
風機９が回転するものである。

ここにおいて、送風機９が電装箱１０の上方に位置した
吸気口１５ａに臨んでいるため、天井空間内の外気Ａが
吸気口１５ａから電装箱１０に流入し、手前側となる可
動板２１の前面に取付いた端子板５．コントロール基板
７に向は流下すると共に、一方、可動板２１の背部に形
成される枠内にも流れ込み、該可動板２］の背面に取付
いたリレー６及び仕切板］８の前面に取付いたパワート
ランジスタ４に向は流れ、更に電装箱１の底部から仕切
板１８の下端３３を経て上昇し放熱フィン１７を冷却し
てから排気口１５ｂより排出される（第３図の点線矢印
参照）。即ち、電装箱１０内に流入した外気は可動板２
１で前後方向に分配されて一方の外気流１０ａＪ熱温度
の低いコントロール基板７を紅で耐熱温度の高い端子板
５へ流れると共に、他方の外気流が耐熱温度の低いパワ
ートランジスタ４を紅で耐熱温度の高いリレー６へ流れ
るため、これら耐熱温度の低いコントロール基板７及び
パワートランジスター４は耐熱温度の高い端子板５及び
リレー６の熱影響を受けずに冷却されるため耐久性が向
上する。尚、端子板５はコントロール基板７の冷却によ
り温度上昇１７た外気で、また、リレー６はパワートラ
ンジスタ４の冷却により温度上昇した外気で夫々冷却さ
れるが何れも耐熱温度が高いため何ら支障はない。

因みに、耐熱温度は、例えばコントロール基板７が６０
℃、パワートランジスタ４が２９℃。

端子板５が１２０℃、リレー６が１２０℃となっている
。

また、電気部品８のサービス点検時、端子板５やコント
ロール基板７にあってはサービス用パネル］４を取り外
すと、電装箱１０の前面開口部が開放されるためサービ
ス点検がユニット本体ｌの前方より容易に行え、リレー
６やパワートランジスタ５のサービス点検はネジ２０を
取り外した後、ヒンジ１９を支点として可動板２１を第
１−図に示す矢印方向（手前側）に回動することで、ユ
ニット本体１の前方より容易に行える。

〈発明の効果〉 上述のように、本発明によれば、電装箱内に耐熱温度の
低い電気部品（コントロール基板。

パワートランジスタ）を耐熱温度の高い電気部品（端子
板、リレー）の風上側に配置したので、耐熱温度の低い
電気部品は耐熱温度の高い電気部品の影響を受けずに冷
却されるため、耐久性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は熱交換ユ
ニットの内部を示す平面図、第２図は熱交換ユニットの
内部を示す正面図、第３図は熱交換ユニットの側面図で
ある。 １・・・熱交換ユニット本体、２・・・圧縮機、３・・
・水冷式熱交換器、４・・・パワートランジスタ・５１
１．端子板、６・・・リレー　７・・・コントロール基
板１８・・・電気部品、９・・・送風機、１０・・・電
装箱、１５ａ・・吸気口、１５　ｂ・・・排気口。 特　許　出　願　人　　三洋電機株式会社代　　理　　
人 尾　　股　　行　　雄 第　１　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、圧縮機と耐熱温度が異なる電気部品及び送風機を内
   蔵した電装箱とを備え、電装箱には送風機で外気が吸入
   されて排出される通気口を設け、耐熱温度の低い電気部
   品を耐熱温度の高い電気部品の風上側に配置したことを
   特徴とする熱交換ユニット。