JPH048186A - 電動機の速度制御装置 - Google Patents

電動機の速度制御装置

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Publication number
JPH048186A
JPH048186A JP2108605A JP10860590A JPH048186A JP H048186 A JPH048186 A JP H048186A JP 2108605 A JP2108605 A JP 2108605A JP 10860590 A JP10860590 A JP 10860590A JP H048186 A JPH048186 A JP H048186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
waveform
speed control
control parameters
overshoot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2108605A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kawakami
正行 川上
Haruo Naito
内藤 治夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2108605A priority Critical patent/JPH048186A/ja
Publication of JPH048186A publication Critical patent/JPH048186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電動機の速度制御装置に関する。
(従来の技術) 第3図は、電動機の、従来の速度制御装置の機能の1例
を示すブロック図である。この従来例ではアンチオーバ
ーシュート機能を備えたPI制御を用いている。
この速度制御装置を用いて制御仕様をみたす速度制御を
行なうには、調整パラメータである比例ゲインKP、積
分ゲインに工およびアンチオーバーシュートの値を適正
な値に定める調整作業が必要である。
(発明が解決しようとする課題) 上記の調整作業は、例えば調整員が速度のステップ応答
波形を繰り返し観測しながら、比例ゲインKP、積分ゲ
インに、およびアンチオーバーシュートの値を試行錯誤
的に修正し、仕様をみたすようにしていた。このような
方法では、調整員にある程度の経験と勘が必要とされ、
かつ時間がかかる。また、多数の電動機を同一の仕様に
調整しなければならない場合でも、調整結果にある程度
のばらつきが生じるのは避けられない、などの問題点が
あった。
本発明は従来技術における上記の問題点を除去し、電動
機の速度制御の制御パラメータを自動的に調整する機能
をもつ電動機の速度制御装置を提供することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、以下の構成にて
1動機の速度制御パラメータの調整機能をもつ、電動機
の速度制御装置である。
電動機の速度制御装置において、適当な制御論理に基づ
く速度制御ループを備え、速度指令としてステップ入力
を与えて速度制御を行ない、このステップ入力に対応す
る速度のステップ応答波形を記憶するメモリを用意し、
この記憶しておいた速度波形の形状を規定する量を算定
し、速度波形が速度制御仕様を満すように、電動機の速
度制御ループの前記速度制御パラメータを調整し、以上
の過程を、速度波形が適当な裕度内で速度制御仕様を満
したと判定できるまで繰り返して、速度制御の制御パラ
メータを適正な値に調整する機能を付加したことを特徴
とする。
(作 用) 電動機の速度制御系において、制御パラメータが仕様に
対して不適正であると、その影響は、例えば速度のステ
ップ応答波形においてオーバーシュートが大き過ぎると
か、振動が発生するとか。
あるいは整定時間が長過ぎるなどの状態として現れる。
したがって、前記の各部速度制御パラメータの値の増減
とこれらの状態との関係を把握しておき、実際のステッ
プ応答波形を解析して波形の特徴を算定し、前記の関係
に基づき各部速度制御パラメータの値の修正を繰り返せ
ば、仕様を満足する応答が得られる。以上の過程をコン
ピュータにより実行すれば、迅速かつ均一な調整が可能
となる。これにより、(発明が解決しようとする課題)
の項で指摘した従来技術の問題点を解決できる。
(実施例) 以下の本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例に係わる電動機の速度制御装置
のブロック図である。同図において、第3図と同一の構
成要素には同一の記号を付し説明を省略する。
第1図に示した本発明に関わる電動機の速度制御器は、
第3図に示した従来例の速度制御器に水下に説明する要
素を付加して、速度制御の制御パラメータを適正な値に
調整する機能を付与している。すなわち、本発明に関わ
る速度制御器には。
パラメータ調整部11が付加されている。速度の波形は
、波形解析部10に蓄えられ、オーバーシュート、整定
時間、立ち上がり時間などの特徴量が算定される。波形
解析部10ど算定された特徴量は、パラメータ調整部1
1に入力され、速度制御系比例ゲインKP、積分ゲイン
に、およびアンチオーバーシュートの値の修正方向(増
減)とその量が前記特徴量に基づき算定され、速度制御
器5に設定されている比例ゲインKP、積分ゲインに、
およびフィードバック補償器3に設定されているアンチ
オーバーシュートの値を修正する。
第2図は、波形解析部IOの構成例を示している。
速度ωの波形はサンプル−ホールド回路10aでサンプ
ルされ、メモリtabに蓄えられ、マイクロプロセッサ
10cで特徴量を算定する。
マイクロプロセッサ内では、以下の様な演算を行なう。
速度ωの応答波形の場合、メモリtabにはこの速度ω
の応答波形を適当なサンプリング周期でサンプリングし
た値が記憶されている。まず、速度ωの応答の整定値ω
setを求める。メモリ10bに蓄える波形を、速度応
答が十分整定するまでの波形としておけば、この整定値
ωsetは最後にサンプリングした値とすればよい。リ
プルなどの影響を避けるために、最後にサンプリングし
た複数個の値を平均してもよい。次に、サンプリングし
たすべての値の内の最大値ωmat(を求める。ωwa
axとωsetを比較し、ωmaM>ωsetであれば
、オーバ−シュートが発生したことがわかるので、その
オーバーシュート量OVを求める。
である。
ω、□くωsetであれば、オーバーシュートは発生し
ておらず ○v=0 である。この場合は他の特徴量として、整定時間Tse
tを求める。これは、サンプリングした値を初めから順
次調べ、応答の開始からその値が例えば0.95 *ω
set を初めて上回ったときまでの時間を求めればよ
い。
立ち上がり時間も同様にして、定義に従い算出できる。
パラメータ調整部11の構成例は波形解析部1oと同様
マイクロプロセッサとメモリである。これはサンプル−
ホールド回路が無い点を除き第2図と同じなので図は省
略する。この場合、メモリには特徴量に基づいた調整ル
ールを記憶させておく。
調整ルールの例を以下に説明する。
一般に、整定時間と復帰時間が決まれば応答の特性を決
める折れ魚屑波数ω。が求まる。本実施例では極零相殺
により速度系PIの折れ魚屑波数ωpxとアンチオーバ
ーシュートの折れ魚屑波数ωANDをω。に一致させ、
このω。よりアンチオーバーシュートゲイン等を算呂す
る。その状態で比例ゲインKPを決めればよいのだが電
動機や負荷のイナーシャ−が不確定なため位相がずれ、
比例ゲインKPの値により速度の応答波形にオーバーシ
ュートが現れる。これを比例ゲインKPを調整すること
でオーバーシュートのないステップ状の波形にする。つ
まり速度指令の応答波形にオーバーシュートが発生した
ら、比例ゲインKPを大きくし、そうでなければ比例ゲ
インKPを小さくする。このときωpx ” Kr/に
Pから積分ゲインに工の値も決められる。 以上で説明
したように、前記比例ゲインKP、積分ゲインに工およ
びアンチオーバーシュートの値の誤設定は、 1)速度指令としてステップ入力を与えて速度制御を行
ない、 2) その間の速度指令の応答にオーバーシュートが発
生したら、比例ゲインKPを大きくし、3) その間の
速度指令の応答が遅れ、整定時間が長くなったら、比例
ゲインKPを小さくシ。
4)速度指令の応答波形を適当な裕度内でステップ状の
波形に近づけ。
5)比例・積分制御系折れ魚屑波数、アンチオーバーシ
ュート折れ魚屑波数をTQetの値により微調整する。
という調整ルールで、修正できる。
このようにして比例ゲインKPを修正して、前記の電動
機速度のステップ応答を再度行なう。
以上の手順を、調整が終了したと判定できるまで繰り返
す。調整終了の判定法は、種々考えられるが、それが確
認できる方法ならどんな方法でもよい。
例えば、 1 オーバーシュートがなく、かつT8et’−裕度<
 T s e t < T s e t ”十裕度。
2 オーバーシュートが所定の裕度(例えば1%)内に
納まる。
3 所定のステップ状の波形と調整過程の応答波形との
誤差の時間積分が所定の値より小さくなる。(時間積分
する量としては、単なる誤差の他、誤差の絶対値、誤差
の自乗値などが考えられる。) などの方法がある。
前記の実施例では、速度指令ないしは速度の応答波形の
特徴量として、オーバーシュートと整定時間を用いたが
、比例ゲインKP、積分ゲインに、およびアンチオーバ
ーシュートの誤設定を反映できるのであれば特徴量とし
て何を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように1本発明では、電動機の速度制御
装置に関連した各部制御パラメータの誤設定による影響
を、電動機の速度にステップ状の応答をさせたときの速
度指令または速度の応答波形のステップ状の波形からの
ずれとして定量化し、その結果に基づいて前記各部制御
パラメータの設定を調整している。これにより、電動機
の速度制御装置に関連した制御パラメータを自動的に調
整する機能をもつ電動機の速度制御装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わる電動機の速度制
御装置のブロック図、第2図は第1図の波形解析部10
の構成図、第3図は従来の電動機の速度制御装置のブロ
ック図である。 1・・・電動機、    2:・・速度検出器、3・・
・フィードバック補償器、 4・・・減算器、    5・・・速度制御器。 6・・・電流検出器、  7・・・減算器、8・・・電
流制御器、  9・・・制御電源、10・・・波形解析
部、  11・・・パラメータ算出部。 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 速度指令値と速度検出値との偏差を求め、適当な制御論
    理に基づき制御指令を出す速度制御ループを備えた電動
    機の速度制御装置において、速度指令としてステップ入
    力を与えて速度制御を行ない、このステップ入力に対応
    する速度応答波形を記憶するメモリを用意し、この記憶
    しておいた速度波形の形状を規定する量を算定し、速度
    波形が速度制御仕様を満すように、電動機の各部係数を
    調整し、 以上の過程を、速度波形が適当な裕度内で速度制御仕様
    を満したと判定できるまで繰り返して、速度制御の制御
    パラメータを適正な値に調整する機能を付加したことを
    特徴とする、電動機の速度制御装置。
JP2108605A 1990-04-26 1990-04-26 電動機の速度制御装置 Pending JPH048186A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2108605A JPH048186A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 電動機の速度制御装置

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JP2108605A JPH048186A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 電動機の速度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH048186A true JPH048186A (ja) 1992-01-13

Family

ID=14489039

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JP2108605A Pending JPH048186A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 電動機の速度制御装置

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JP (1) JPH048186A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015141210A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 セイコーエプソン株式会社 アクチュエーター制御装置、光学モジュール、電子機器、及びアクチュエーター制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015141210A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 セイコーエプソン株式会社 アクチュエーター制御装置、光学モジュール、電子機器、及びアクチュエーター制御方法

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