JPH0481732A - Icカードを用いるカメラ - Google Patents

Icカードを用いるカメラ

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JPH0481732A
JPH0481732A JP2195977A JP19597790A JPH0481732A JP H0481732 A JPH0481732 A JP H0481732A JP 2195977 A JP2195977 A JP 2195977A JP 19597790 A JP19597790 A JP 19597790A JP H0481732 A JPH0481732 A JP H0481732A
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mode
switch
data
card
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JP2195977A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshino
吉野 浩士
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカメラに関し、特に撮影情報をタッチパネル
に表示するカメラに関するものである。
[従来の技術] カメラの高機能化、自動化に伴ない表示すべき各種の撮
影情報が増加している。このため、撮影情報を表示する
表示部と、撮影情報を設定する設定部とを効率良くカメ
ラのボディに配置する必要がある。
たとえば、特開昭63−128320において、この表
示部と設定部とが別々に配置されているICカードを用
いたカメラが開示されている。
また、特開昭62−31837において、表示部とタッ
チパネルを用いた設定部とは、別々に配置されているカ
メラが開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のカメラでは、表示部と設定部とが別
々にカメラの本体上に配置されているので、撮影情報の
増加に伴ない、それらの占めるスペースが多く必要とな
る。また、スペースの増加だけではなく、その操作も複
雑となり、機能の向上とは逆に使い勝手が悪くなりやす
い。
さらに、ICカードを用いたカメラでは、ICカードの
装着によって、特定のプログラムモードが設定される。
この場合、設定されたプログラムモードによっては使用
できない撮影情報があるが、この撮影情報がそのまま表
示されていると使用上紐られしい。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、ICカードの装着によって設定されたプログラムモ
ードに応じた撮影情報のみ表示し、この撮影情報を設定
できるカメラを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るICカードを用いるカメラは、予めカメ
ラの機能の追加または変更に関するプログラムを格納し
たICカードを装着可能としたカメラであって、全面ド
ツトマトリクスよりなり、撮影情報を表示することかで
きる表示手段と、表示手段上に表示手段による表示を視
認できる状態で設けられ、表示されている撮影情報に対
応する部分にタッチすることによって、対応した撮影情
報を入力することができるタッチスイッチと、装着され
たICカードの種類を判別し、ICカードに格納された
プログラムに基づいてプログラムモードを設定するモー
ド設定手段と、モード設定手段の設定出力に応答して、
設定されたプログラムモードに対応した撮影情報のみ表
示するように表示手段を制御する制御手段とを備えたも
のである。
[作用] この発明においては、設定されたプログラムモードに応
じて不要な撮影情報を消去する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例によるカメラの回路ブロッ
ク図である。
図において、カメラ全体の制御、種々の演算を行なうマ
イクロコンピュータμC(以下「マイコン」という)は
、時計機能を有し、時間を計時てきるようになっている
。焦点検出を行なう焦点検出回路A F c Tは、C
OD、積分制御回路、A/D変換回路からなり、後述す
る5つの焦点検出エリアに対してそのエリアに存在する
被写体の焦点検出情報を得るとともに、これをA/D変
換して、マイコンμCへ出力する。
測光回路LMは、後述する9つのエリアに対して測光を
行ない、その測光値をA/D変換してマイコンμCへ輝
度情報として与える。表示制御回路DISPCは、マイ
コンμCから表示データおよび表示制御信号を入力して
、カメラ本体上面の表示部DISPに所定の表示を行な
わせる。
フィルム感度読取回路DXは、フィルムパトローネのD
Xコードパターンからフィルム感度を読取り、マイコン
μCへ出力する。ICカードCDはカメラのカードホル
ダ(不図示)に挿入されるものである。ICカードCD
には、撮影状況に応じてカメラの各種機能の制御(AE
プログラム、AEモード等)が自動的に決定されるプロ
グラムカード、特殊機能を付加するファンクションカー
ドの2種のカードがある。本実施例ではプログラムカー
ドとして、スポーツシーンの撮影に適した露出を決定す
るスポーツカードを開示し、また、ファンクションカー
ドとして、自動的に露出ずらし撮影制御を行なうオート
ブラケットカードを開示するが、本発明がこれらのカー
ドのみに限定されないのはもちろんのことである。これ
らのカードに関しては後で詳細に説明する。
外付けのフラッシュST(第44図参照)と、カメラの
マイコンμCとの間にインターフェイスIF(第43図
参照)が設けられる。また、カメラにも内蔵のフラッシ
ュ(第43図参照)が設けられている。
レンズに設けられたレンズ回路LEは、交換レンズ固有
の情報をカメラのマイコンμCに出力するとともに、レ
ンズ内に設けられたズーム用モータ(第46図参照)を
駆動する。
レンズ駆動制御回路LECNは、焦点検出情報に基づい
て撮影レンズを駆動する。シャッタ制御回路TVoTは
、マイコンμCからの制御信号に基づいて、シャッタを
制御する。絞り制御回路AvoTは、マイコンμCから
の制御信号に基づいて、絞りを制御する。巻上げ制御回
路MDは、マイコンμCからの制御信号に基づいて、フ
ィルムの巻上げの制御を行なう。写込み回路IPは、マ
イコンμCから写込みデータを入力し、フィルムへその
データを写込む。
バックアップ電源EBUは、時計回路およびマイコンμ
Cの内部RAMに給電を行なう。
充電用ダイオードD1およびバックアップ用コンデンサ
C1は、電源電位V。0と接地電位との間に接続される
次にカメラに設けられた各スイッチについて説明する。
スイッチ5LJPおよびS。Nは、絞りおよびシャッタ
スピードを変更するためのスイッチである。
スイッチsc A L Lは、後述の各モードデータ設
定のためのメニューを呼出すためのスイッチである。ス
イッチS、は、測光およびAF動作等の撮影に必要な準
備動作を行なうためのものであり、図示しないレリーズ
ボタンの第1のストロークでONとなる。撮影を行なう
ためのレリーズスイッチS2は、上記レリーズボタンの
第2のストローク(第1より深い)でONとなるスイッ
チである。
スイッチ5INFは内蔵フラッシュの機能を0N10F
Fするものである。スイッチSMIは、露出モードがマ
ニュアルモード(以下「Mモード」という)のときに、
このスイッチの操作とアップスイッチSUPまたはダウ
ンスイッチSDNの操作とでシャッタスピードを変更す
るスイッチである。Mモードで上記スイッチSMIの操
作がないときには、アップスイッチSUPまたはダウン
スイッチSDNの操作により絞り値が変更される。
裏蓋が閉められときにONし、開けられるとOFFとな
る裏蓋閉成検出スイッチSRCのONにより、マイコン
μCは後述する割込ルーチンを実行する。いわゆる、シ
ンクロ接点Xは、シャッタの1幕走行完了でONL、図
示しないレリーズ部材のチャージとともにOFFとなる
。第1図において、上記各スイッチに共通する線路WI
は、接地電位GNDに接続されている。
タッチパネル用スイッチS。、〜SC9は、本体上の表
示部DISPに設けられたスイッチで、第2A図に示す
ような構成で配列されている。このタッチパネル用スイ
ッチ(透明)の下には、ドツトマトリクスが構成されて
いる液晶表示があり種々の設定モードでスイッチ下の表
示が変わり、またスイッチS。、〜sc9の機能も設定
モードに応じて変わる。第2B図および第2C図は、タ
ッチパネルの具体的な表示状態(DP−1〜DP−17
)を示した図である。詳細については後述する。
全消灯している表示のどこかを触れば、メインスイッチ
SMとしてスイッチSc、〜S09のいずれかがONし
、第3図に示すように、メインスイッチのONによる割
込SMINTのルーチンを実行する。なお、第5図はマ
イコンμC内のRAMの各アドレスに記憶された情報を
示している。
その中で第5A図は表示制御回路D I SPCに必要
な情報を記憶するアドレスを示し、第5B図はカメラと
ICカードとの交信に関するアドレス、第5C図はカメ
ラとフラッシュとの交信に関するアドレス、第5D図は
カメラとレンズに関するアドレスを示している。
まず、上記スイッチのONによるサブルーチンを実行す
る(#5)。
第4図はこのサブルーチンの内容を示すフローチャート
である。図を参照して、まずタッチスイッチSc1〜S
o9のONによる上記SMINTの割込みを禁止し、表
示用データを全消灯からスタンバイ表示にすべく、マイ
コン内のRAMのアドレス00M(Hは16進数である
ことを示す)のbo−b7ビツトをOIHにし、第5A
図に示した表示データを表示制御回路DISPCに出力
する(#100〜110)。RAMのアドレス00Hの
情報と表示との関係を第53図に示す。
(各表示の詳細は後述する。)スタンバイ表示は、第2
B図のDP−1に示すように表示される(詳細について
は後述する)。そして、外付きのフラッシュの昇圧を開
始すべくFL(フラッシュ)0Nデータをセット(30
Hのbo→1)L(3115)、これらの信号を送ると
ともに、フラッシュからのデータを入力すへく、FLと
のデータ交信■を行ない(#120)、カメラかON状
態であることを示すべくレンズへ出力するカメラのOF
Fデータをリセット(2CHのb0→0)して(# 1
25)  リターンする。
第6図は、上記表示データ出力のフローチャートであり
、第7図はFLデータ交信■を示すフローチャートであ
る。
表示データ出力では、まずデータ交信モードであること
を表示制御回路D I SPCに示すべく、端子C3D
ISPをLレベルとしく#130)、シリアルデータ交
信SIoを16回行ない、つまり、RAMのアドレス0
08〜OFHの情報を表示制御回路D I SPCへ出
力しく#135)、端子C3DISPをHレベルとして
リターンする(1130〜140)。
FLデータ交信工では、まず露出制御であることを示す
データをリセット(30Hのb1→0)し、フラッシュ
へデータ交信モードを示すへく端子C3FLを一瞬Lレ
ベルとし、カメラからRAMのアドレス30.4のデー
タを出力するシリアル交信sroを1回行なう(#14
5〜155)。
そして、入出力切換回路(第43図参照)を入力側に切
換える。次に、フラッシュからデータを入力するシリア
ル交信SIOを3回行ない、入出力切換えを出力側に切
換えてリターンする(#160.162)。このときフ
ラッシュから入力されるデータは35H〜37.にメモ
リされる内容である。
第3図に戻り、メインスイッチSMのONのサブルーチ
ン(#5)を終えると、撮影準備スイッチS、がONさ
れているか否かを判定しく#10)、ONされていれば
、ステップ#15に進み、SlのONのサブルーチンを
実行し、スイッチSc、〜So9のいずれかがONされ
たことを示すフラグS。NFをリセットする。そしてタ
イマのフラグ(タイマF)をセットしてステップ#10
に戻る (#15、#20)。
第8図は、S、ONのサブルーチンを示すフローチャー
トである。図において、まず、コールモード(後述)を
示すフラグ(コールF)をリセットする(1180)。
次に、レンズデータを入力するとともに、ICカードと
の交信工を行なう(# 185.190)。
第9図はレンズデータ入力のサブルーチンを示すフロー
チャートであり、第10図は、カード交信Iの内容を示
すフローチャートである。
第9図において、まず、入力モードデータをセット(2
A Mのbo”l)L、レンズへデータ交信モードを示
すべく、端子C3LEをLレベルとする(#300.3
02)。そして、カメラから1バイトのデータを出力す
べくシリアル交信を1回行ない、続いて5回のシリアル
交信を行なって5バイトのレンズデータを入力し、端子
C3LEをHレベルとして、リターンする(# 305
〜315)。このレンズデータはRAMのアドレス20
H〜24.にメモリされる内容である。なお焦点距離デ
ータは、後述する表示用にOD、のb0〜b7にもメモ
リされる。
第10図に示すカード交信■では交信■モードを示すデ
ータを408のす。、b、にセットし、カードデータ交
信モードを示すべく端子C5CDをLレベルとし、カー
ド交信■を示すデータ(40)I)をシリアル交信を1
回行なって出力し、次にカードから1バイトのデータを
入力する(#330〜340)。このデータはカード有
り/無し、カードの種類を示しており、RAMのアドレ
ス41Hにメモリされる。そして、データ交信モードの
終了を示すべ(端子C3CDをHレベルとし、入力した
データからカードがあるか否かを判定する。カードがな
ければ、カード有りデータをリセットしくOC8のb5
→0)、カードがあれば、カード有りデータをセット(
OCHのb5→1)するとともに、カードの種類をOB
Hのb5にセットし、リターンする(#345〜836
0)。
カード交信Iのルーチンを終了すると、第8図に戻って
測光してオートフォーカスAFを行なう(#195.2
00)。これらの動作を第11図および第12図に基つ
いて説明する。
第11図は、測光のルーチンを示すフローチャートであ
る。なお、測光エリア1〜9は第51図に示すように、
撮影画面を9分割するように配置されている。
第11図に戻ってまず測光回路LMから、各エリア1〜
9のA/D変換されたデジタルデータBv1〜BV9を
入力し、設定された測光モードの判定を行なう(#45
0.455)。この判定は、RAMアドレス07Hのb
5〜b7のデータに基づいて行なわれる。オートモード
であるときは、制御測光値B V cを、全測光値の平
均として、BVc = (BV1+BV2+・+BV9
)/9で求める。次に、制御測光値Bvcと中心部の測
光値BV5との偏差ΔBVを ΔB V = B V c  B V 5から求めてリ
ターンする(#460、#465)。
測光モードが第1モードであれば、画面右側および画面
中央の測光エリアから得られる測光値から以下のように
して制御測光値Bv0を求める。
つまり、 BVc =  (BV3+BV5+BV6+BV9)/
4 測光モードが第2モードであれば、平均測光であり、制
御測光値BVoは、 B Vc =(B V 1 +・・・+B V 9) 
/ 9測光モードが第3モードであれば、下辺部および
画面中央の測光エリアから得られる測光値から以下のよ
うにして制御測光値B V cを求める。つまり、 BVc = (BV5+BV7+BV8+BV9)/4 測光部が第4モードであれば、スポット測光であり、 BVc=BV5 測光モードが第5モードであれば、画面左側および画面
中央の測光エリアから得られる測光値から以下のように
して制御測光値BV、を求める。
つまり、 BVo=  (BV1+BV4+BV5+BV7)/4 としてリターンする(#470〜495)。
なお、データBvoはRAMのアドレス43Hにメモリ
される。
第12図は、AFの制御を示すフローチャートである。
図を参照して、まずスイッチS1がONされているか否
かを判定しく#500) 、ONされていないときはリ
ターンし、ONされているときにはレンズに設けられた
スイッチSQのONによるAFのモードを決定するルー
チンを実行する(#502)。本実施例では、通常、フ
ォーカシング制御はワンショットAFで行なわれており
、焦点検出は選択された焦点検出ゾーン(スポット、ミ
ドル、ワイド・・・ともに後述)で行なわれ、またフォ
ーカスロック制御は行なわれないようになっている。そ
こで、レンズに設けられたスイッチSQがONされたと
きには、上記の各制御に対して、それぞれコンティニュ
アスAF、スポットAF、フォーカスロックが行なえる
ように構成されている。
スイッチSQがONされたときに、これらのうちのどの
制御が実行されるかは、RAMのアドレス09Hのb6
、b7にメモリされている(これについては、第39図
を用いて後述する)データに基づいて決定される。
第13図はスイッチSQによるAFモードの決定ルーチ
ンを示すフローチャートである。
図において、まず、スイッチSQがONであるか否かを
判定しく#590) 、ONであればスイッチSQがO
Nされていることを示すフラグSQFをセットする(#
595)。後述の方法において、コンティニュアスAF
モード、スポットAFモード、フォーカスロックモード
の中から選択されたモードを09□のb6b7のデータ
により判定しく#600)、コンティニュアスAFモー
ド(C−AF)が選択されておれば、現在のフォーカシ
ング制御モードを示す信号AFMの内容、つまり、ワン
ショットAFモードを前回のフォーカシング制御モード
を示す信号LAFMに代入し、レジスタAFMの内容を
コンティニュアスAFモード(C−AF)としく#60
5.610)、リターンする。
選択モードがスポットAFモード(SPOT)であれば
、現在のAFゾーンを示す信号AFZ(07Hのb3b
4)を、前回のAFゾーンを示す信号ALFZに代入し
、現在のAFゾーン信号AFZの内容をスポットAFモ
ードとしてリターンする(#615.620)。
選択モードがフォーカスロックモード(F −L)であ
れば、これを示すフラグ(FLK)をセットし、レンズ
の移動を停止してリターンする(#625.630)。
スイッチSQがOFFのときステップ#635に進み、
フラグSQFがセットされているか否かを判定する。セ
ットされていなければスイッチSQに何の操作もないと
してそのままリターンする。
セットされていればスイッチSQがONからOFFにな
ったとして、フラグSQFをリセットし、スイッチSQ
の操作が行なわれる前のモードに戻すへく、選択された
モードを08)Iのb5、b6より判定する(#640
.645)。コンティニュアスAFモードが選択されて
いたのであれば、スイッチSQがONされる前のフォー
カシング制御モード(LAFM)を現在のフォーカシン
グ制御モード(AFM)としリターンする(# 650
)。スポットAFモードが選択されていたのであれば、
スイッチSQがONされる前のAFゾーン(L A F
 Z)を現在のAFゾーン(AFZ)としリターンする
(#655)。フォーカスロックモードが選択されてい
たのであれば、フラグ(FLKF)をリセットしてリタ
ーンする(#660)。
第12図に戻り、スイッチSQのONのサブルーチンを
終えると、合焦を示すフラグAFEFがセットされてい
るか否かを判定し、セットされていれば、AFモードか
ワンショットAFか否かをAFMの信号に基づいて判定
する(#505. 510)。
ワンショットAPであれば(#510でYES)、リタ
ーンする。フラグAFEFがセットされていないか、あ
るいはワンショットAFでなければ、ステップ#515
に進み、イメージセンサの積分データダンプを行ない、
各焦点検出エリア1〜5のデフォーカス量DF1〜DF
5を算出する(#515〜525)。なお、焦点検出エ
リア1〜5は第52図に示すように配置されている。
次にAFゾーンの判定を行なう($530)。
ゾーンが第1ゾーン(スポット)であれば、制御デフォ
ーカス量(DF)を、焦点検出エリア3のデフォーカス
量(DF3)とする(#535)。
ゾーンが第2ゾーン(ミドル)であれば、焦点検出エリ
ア2.3.4のうちの最大デフォーカス量・・・一番近
い被写体を表わすものであり、正が前ピン、負が後ピン
を示すものとしている・・・を制御デフォーカス量DF
とする(# 540)。ゾーンが第3ゾーン(ワイド)
ならば、全焦点検出エリアのうちの最大デフォーカス量
を制御デフォーカス量DFとする(# 545)。制御
デフォーカス量DFを演算した後、各々ステップ#55
0に進む(# 545)。そして、得た制御デフォーカ
ス量DFが所定量以下か否かを判定し、所定量Cv以下
であれば合焦を示すフラグAFEFをセットしてリター
ンする(#550.555)。
デフォーカス量DFが所定量Cvを越えるときは(#5
50でNO)、フォーカスロックされているか否かをフ
ォーカスロックフラグFLKFにより判定しく#560
)、フォーカスロックされていれば(FLKF=1)そ
のままリターンする。
フォーカスロックされていなければ(FLKF=0)、
フラグAFEFをリセットし、デフォーカス量DFにデ
フォーカス用レンズ変換係数KL(RAMのアドレス2
2.4にメモリされている)を掛けてレンズ駆動量Nを
求め、これに基づいてレンズ駆動を行なってリターンす
る(# 565〜575)。
上記AF制御を終えると、マイコンμCは第8図のオー
トプログラムズームAPZの制御を行なう(#205)
第14図はこの制御のサブルーチンを示すフローチャー
トである。
まず、APZのモードをOB、のb6b7のデータから
判定する(# 670)。そのモードがOFFであれば
、すぐにリターンする。そのモードがP(プログラム)
モードであれば、被写体距離Dvに対する撮影倍率が予
め決められており、したがって、距離Dvに対して焦点
距離fが決められる(#675)。これは被写体距離D
vをアドレスとして、撮影倍率に基づいた焦点距離fを
ROMテーブル等のメモリとして持っていればよい。
次に、上半身モード(畠)であれば、撮影倍率β1を1
/60として、このβ1と被写体距離Dvとからf=β
1・Dvとして焦点距離fを得る(# 680)。全身
モード(芙)であれば撮影倍率β2を1/100として
、この撮影倍率β2と被写体距離Dvとからf=82・
Dvとして焦点距離fを得る(#685)。但し、被写
体距離D7は、レンズから入力され(後述)、RAMの
アドレス238にメモリされているものである。なお、
上記演算で得られた焦点距離fは、ズームレンズ駆動の
ためRAMのアドレス2B)lにメモリされる。
上記のステップで焦点距離fを得た後、この人PZのモ
ードを示すフラグAPZFがセットされているか否かを
判定する(#690)。フラグAPZFがセットされて
いないとき、フラグをセットして変数Nは0とし、さら
にレンズデータを出力した後、変数Nに1を加えてこの
値をNとしリターンする(#695〜710)。
ここで、レンズデータ出力のフローを第15図に示し説
明する。
まずカメラからレンズへのデータ出力モードであること
を示すデータを2A、iのす。にセットし、端子C3L
EをLレベルとする。そして、まず1回SIOを行なっ
て2 A )Iのbo〜b7のデータを出力し、次に2
BH,2C,のデータをSIOを2回行なって出力した
後、端子C3LEをHレベルとしリターンする(# 1
690〜1710)。
第14図に戻って、フラグAPZFがセットされている
とき、N=5か否かを判定する(#715)。N=5で
あれば#700へ、N=5であればステップ#710に
進み、変数Nを1だけインクリメントする。これは測距
ごとにズームレンズを駆動すると、常にズームレンズを
駆動していることになり、感触として良くないので5回
の測距に1回ズームレンズを駆動するようにするためで
ある。続いて、上記レンズデータ出力(28H)に基づ
いて、レンズはズームレンズの駆動を行なった後、第8
図のフローへリターンする(#715)。なお、ズーム
駆動用のモータはレンズ側に設けられている(第46図
参照)。
上記APZの制御を終えると、DXコード付フィルムか
らフィルム感度Svを読取るルーチンを実行する。
第16図はこのルーチンを示すフローチャートである。
まず、フィルムからフィルム感度svを読取り、フィル
ム感度SVのデータを08.のbo −b5にセットす
る。このフィルム感度Svに09oのbo””b4にメ
モリされた補正量ΔSV(後述)を加えて、新たなフィ
ルム感度Svを得る(#925〜935)。そして、こ
のフィルム感度Svを44Hのす、−b7 (カードへ
の出力用)にセットして(#937)第8図ヘリターン
する。
第8図に戻ると、カード交信■、FLデータ交信Iのル
ーチンを行なう(#210,215)。
第17図はカード交信Hのルーチンを示すフローチャー
トである。まず、交信モード■を示すデータを408の
す。b、にセットし、端子C5CDをLレベルとして1
回のシリアル交信を行なって40Hのデータを出力する
。次に3回のシリアル交信を行なって、端子C8CDを
Hレベルにしてリターンする(#720〜735)。上
記の3回のシリアル交信では、RAMのアドレス43H
〜45Hにメモリされた情報、すなわち、測光データB
vc1フィルム感度Sv1カード機能の0N10FF(
後述)、レリースノ有/無(β2の0N10FF)、オ
ートブラケットカードの露出ずらし量と撮影枚数(後述
)、スイッチS1の0N10 F Fの機能データをカ
メラからカードへ出力する。FLデータの交信■の説明
は、既に済んでいるので省略する(第7図)。
第8図に戻って、上記FLデータ交信Iを終えると、次
にフラッシュモードのルーチンを実行する。これは内蔵
フラッシュと外付フラッシュとの使用の組合わせを、内
蔵フラッシュのスイッチの0N10 F Fの状態と外
付フラッシュの装着の有/無に応じて決定するものであ
る。
第18図は、この組合わせを決めるためのサブルーチン
を示すフローチャートである。
まず、内蔵フラッシュの発光スイッチ5INFがONさ
れているか否かを判定し、スイッチ5INFがONであ
れば、昇圧を開始すべく端子B5CNをHレベルとし、
外付フラッシュが装着されているかを入力したデータ(
35,)に基づいて判定する(# 735.740)。
外付フラッシュが装着されているとき、このフラッシュ
の発光スイッチがONモードか否かを、OE、のb4の
データに基づいて判定する(# 745)。スイッチが
ONモードであるとき(04)1のb4=1)、フラッ
シュモードFLMを「0」 (両方ON)としてリター
ンする(#750)。外付フラッシュが装着されていな
いとき、あるいは外付フラッシュのスイッチがOFFモ
ードであるとき(OEMのb4=0)は、フラッシュモ
ードFLMを「1」(内蔵フラッシュのみ)としてリタ
ーンする(#755)。内蔵フラッシュのスイッチかO
FFである場合、昇圧を停止すべく端子B5CNをLレ
ベルとし、外付フラッシュが装着されているかを入力し
たデータに基づいて判定する(#760.765)。外
付フラッシュが装着されているときは、発光スイッチが
ONモードであるか否かを判定し、ONされているとき
は、フラッシュモードFLMを「2」 (外部FLのみ
)としてリターンする(#770.775)。外付フラ
ッシュが装着されていないとき、あるいはそのスイッチ
モードがOFFのとき、フラッシュモードFLMを「3
」 (フラッシュ発光なし)としてリターンする(# 
780)。
第8図に戻って、フラッシュモードが決まると、カード
から露出制御用のデータを入力するルーチンを実行する
。第19図は、このルーチンを示すフローチャートであ
る。
まず、カード交信■を示すデータを408のbOblに
セットし、端子C3CDをLレベルとし、40Hの情報
をカメラからカードへ出力する(#1030〜1035
)。
次に、3バイトのデータをカードからRAMのアドレス
49H〜51Hに入力し、端子C8CDをHレベルにし
てリターンする(#1040.1第8図に戻って、露出
演算(AE演算)およびフラッシュの連動範囲の演算(
FL演算)を行なう($225.230)。
第20図および第21図は、これらの各々のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
まずAE演算では、レンズから得た焦点距離データf(
21Hにメモリ)に基づいて、手振れ限界速度TVfを
得る(# 800)。その値としては、焦点距離の逆数
としている。そして露出値EVを E V = S V + B V c  + A V 
で求め、露出補正量ΔEVを加えて制御露出値を求める
(#810.815)。但し、A V oはRAMのア
ドレス20.にメモリされているレンズの開放絞り値で
あり、また、露出補正量ΔEVは後述するように、03
Mのb3〜b7にメモリされている。次に、AEモード
を038のbOblのデータから判定する。プログラム
(P)モードであれば、測光モードはオートモードであ
るので(第11図参照)スポット測光値と平均測光値と
の輝度差ΔBVが2を越えるか否かを判定し、輝度差が
2以下であれば手振れ限界速度TVfと開放絞り値A 
V oとの和EVfを求め、得られた制御露出値EVと
の大小を比較する。EV≧EVfであれば、手振れを起
こさないとして、制御露出値EVに基づいて所定のプロ
グラム線図からシャッタ速度TVおよび絞り値AVを求
め、フラッシュ発光を示すフラグFLFをリセットし、
ステップ#865に進む(#825〜845)。ステッ
プ#825において輝度差が2を越えるときは逆光状態
として、あるいはステップ#835においてEV<EV
fであれば、手振れを起こす可能性が高いとして、各々
ステップ#850に進む。そして、フラッシュ発光が必
要であることを示すフラグFLFをセットし、シャッタ
スピードTVを同調のTVx (1/125)とし、絞
り値AVをAV=EV−TV として求め、ステップ#865に進む(#850〜86
0)。
AEモードがシャッタ優先(S)モードであれば、絞り
値AVをEV−TVで求め、フラッシュモードFLMが
「3」・・・フラッシュ非発光・・・か否かを判定する
。モードが「3」でなければステップ#850に進み、
フラッシュ発光のための制御を行ない、モードが「3」
であればフラッシュ非発光としてステップ#865に進
む(#890.895)。
AEモードが絞り優先(A)モードであれば、シャッタ
速度TVを、EV−AVで求め、フラッシュモードFL
Mが「3」であるか否かを判定する。モードが「3」で
あれば、フラッシュ非発光としてすぐにステップ#86
5に進む(#900.905)。一方、モードか「3」
でなければ、シャッタ速度TVを同調速TVxきして、
フラッシュ発光のフラグFLFをセットしてステップ#
865に進む(#910.915)。
マニュアルモード、すなわちMモードであれば、フラッ
シュモードFLMが「3」か否かを判定する。もし、そ
のモードが「3」であれば、すぐにステップ#865へ
、モードか「3」でなければステップ#915に進む(
# 920)。
ステップ#865では、カードかあるか否かをOCHの
b5で判定し、カードがあれば、その機能がONである
か否かをOCHのb6で判定する(#865.870)
。機能がONであれば、カードから入力したシャッタス
ピード(TVco・・・49H)、絞り値(AVoD−
・・50H)を、各々制御用のシャッタスピード(TV
・・・0114 ) 、絞り値(AV・・・02H)と
してリターンする(#875.880)。カードがない
とき、あるいは機能がOFFであるときはすぐにリター
ンする。
次に、第21図においては、まずカードから入力したデ
ータに基づき、フラッシュ。ff信号(51Hのbo)
があるか否かを判定し、offでなければ、フラッシュ
モードFLMが「3」(非発光)か否かを判定する(#
950.952)。フラッシュモードが「3」でなけれ
ば、フラッシュモードが「1」 (内蔵フラッシュのみ
ON)か否かを判定する(#955)。フラッシュモー
ドが「1」であれば、内蔵フラッシュの最小発光量(I
Vmin)(カメラ内にメモリされている)から最短の
フラッシュの連動距離DVminをDVm i n= 
I Vm i n+5V−AVで算出し、内蔵フラッシ
ュ最大発光量(IVmaX)(カメラ内にメモリされて
いる)から最長のフラッシュ撮影の連動距離(DVma
x)をDVmax=IVmax+5V−AV で算出してステップ#990に進む(#980.985
)。なお、DVmi n、DVmaxは049のb1〜
b6.05Hのす。−b6に各々メモリされる。ステッ
プ#955においてフラッシュモードが「1」でなけれ
ば、ステップ#960に進む。このときには少なくとも
外付フラッシュが装着されてONであり、この実施例に
おいては外付フラッシュが発光可であれば、外付フラッ
シュ優先としている。すなわち、内蔵フラッシュが発光
可であっても、内蔵フラッシュを発光禁止としている。
したがって、ステップ#960では、外付フラッシュか
ら入力した最小発光量IVmin′からフラッシュ最短
の連動距離DVmi nをDVm i n= I Vm
 i n’ +5V−AVで求める。そしてH/L (
H・・・フラッシュの最大発光量まで発光可、L・・・
最大発光量の4段(EV)アンダーまで発光可)のモー
ドをOEHのす。の信号で判定し、Lモードであれば、
最大発光量■Vmax’から4を引いたものを最大発光
量とし、ステップ#975に進む(#970)。ステッ
プ#965でHモードであると判定されたときも、ステ
ップ#975に進む。ステップ#975では、最大発光
量IVmax’から最長連動距離DVmaXを DVmax=IVmax’  +5V−AVで求め、フ
ラッシュ発光が必要であるか否かをフラグFLFより判
定する(#975.990)。
ここでフラッシュ発光か必要であれば(FLF=1)、
連動範囲の表示消灯のためのデータ04Hのbl、05
Hのblを各々「0」にしてリターンする(# 100
5.1010)。ステップ#950でカードからのデー
タがフラッシュ制御モードである場合、あるいはステッ
プ#952でフラッシュモードFLMが「3」である場
合、あるいはステップ#990てフラッシュ発光が必要
ないと判定された場合(FLF=0)、すべて#101
5に進み、連動範囲の表示を消灯(行なわない)すべく
04Hのbl、05Hのblを各々セットしてリターン
する(# 1015.1020)。
FL演算を終えると第8図に戻り、表示部DISPに表
示を行なうためのデータを表示制御回路DISPCに出
力する(#240)(第6図参照)。そしてレリーズス
イッチS2がオンされているか否かを判定する(# 2
45)。スイッチかONされている場合、カードから入
力したデータのうち、レリーズ禁止データがあるか否か
を判定する(51日のblの信号で判定する)(#24
7)。
レリーズ禁止データがない場合、合焦を示すフラグAF
EFがセットされているか否かを判定する(# 250
)。セットされていれば、セルフモードであるか否かを
07.のす、b2のデータに基づいて判定する。セルフ
モードであれば約10秒間待ち、セルフモードでないと
きは、ステップ#260をスキップし、各々ステップ#
265に進む(#255.260)。そして露出制御A
E。
1コマ巻上げの巻上げルーチンを行なった後、連写モー
ドか否かを07.のす、、b2で判定する。
連写モードでなければ撮影準備スイッチS1がOFFに
なるのを待ち、OFFになればリターンする(1265
〜280)。ステップ#275において、連写モードで
あればその中のモードが低速連写モードか否かを判定す
る(# 285)。低速連写モード(秒間3コマ)であ
れば、300m5eC待った後ステップ#185へ、低
速連写モードでなければ、高速連写モードであるのです
ぐにステップ#185に進む。ステップ#245でレリ
ーズスイッチS2がOFF、あるいはカードからのレリ
ーズ禁止データがある場合、あるいはステップ#250
で合焦でなければ(AFEF=O)、すぐにリターンす
る。
第22図は、露出制御のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
まず、マイコンμCはフラッシュとFLデータ交信■を
行なう(#1050)。そしてカメラ側はセットされた
フラッシュ制御データ(OEHのbo””b4)に基づ
いてフラッシュの制御モードを設定(FL制御データセ
ット)シ、露出制御・・・絞りおよびシャッタ制御・・
・を行なってリターンする(# 1055.1060)
第23図は、FLデータ交信Hのサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
まず、露出制御モードであることを示すデータを30.
のblにセットし、C3FLを一瞬Hとし、アドレス3
0.4のデータをフラッシュに出力してリターンする(
#1065〜1075)。
第24図は、FL制御データセットのサブルーチンを示
すフローチャートである。
これらのモードを示すデータはアドレスOEHのbo−
b4にメモリされ、このデータに基づいてフラッシュ制
御モードをセットする。まず後幕シンクロか否かをOE
、のblの信号で判定し、後幕シンクロであれば、端子
STPをHレベル、後幕シンクロでなければ、端子ST
PをLレベルとして各々ステップ#1095に進む。ス
テップ#1095ではマニュアル(フル発光)かオート
(調光)かをOEHのb2で判定し、オートであれば、
端子STPをH1マニュアルであれば、端子STPをL
とし、ステップ#1110に進む(#1095〜110
5)。ステップ#1110では、スポット調光か否かを
OE、のb3のデータに基づいて判定する。スポット調
光であれば端子SPをL1スポット調光でなければ端子
SPをHレベルとしてステップ$1125に進む(#1
110〜1120)。ステップ#1125では、フラッ
シュ発光が必要であるか否かをフラグFLFから判定す
る。フラッシュ発光が必要であれば(FLF=1) 、
端子LEをH1フラッシュ発光が必要でなければLレベ
ルとし、ステップ#1140に進む(# 1125〜1
135)。ステップ#1140ではフラッシュモードが
「1」・・・内蔵フラッシュON、外付フラッシュ非装
着あるいはOFF・・・か否かを判定する。モードが「
1」であれば、端子INFLをHレベル、モードが「1
」でなければLレベルとしてリターンする(#1140
〜1150)。なお、各端子の説明は第43図に基づい
て後述する。
第25図は第8図のステップ#270の巻上げの制御を
示すフローチャートである。
まず、1コマの巻上げを行ない、巻上げが完了すると、
カウントアツプモードか否かをOCHのb7のデータに
基づいて判定する。カウントアツプモードであれば、フ
ィルム枚数を示すカウントNをN+1とし、一方、カウ
ントダウンモードであれば、カウントNをN−4にして
リターンする(#1160〜1175)。なお、フィル
ム枚数はRAMのアドレス06.のす。〜b6にもメモ
リされる。
第26図は、裏蓋が閉成されたときに実行される割込(
RCINT)ルーチンを示すフローチャートである。
まず、フィルムを3コマ巻上げ、DXコードの付いたフ
ィルム裏蓋からフィルム枚数を読取り、これをNFCと
する。次に、カウントアツプモードか否かが判定され、
カウントアツプモード(OCHのb7=1)であれば、
N=1とし、フィルムカウントダウンモード(oC)I
のb7=o)であれば、N = N F Cとして各々
リターンする(#1180〜1200)。
第3図に戻り、ステップ#10において、撮影準備スイ
ッチS1がOFFであれば、APZモードを示すフラグ
APZFをリセットし、コールモード・・・種々のデー
タ、撮影モード等をセットするモード・・・を呼出すス
イッチ5callがONされているか否かを判定する(
#25.30)。スイッチSca l lがONされて
いれば、ONされたことを示すコールONのフローを実
行しく#35)、表示データを表示制御回路DISPC
へ出力して表示部DISP上で所定のコールモードの表
示を行なってステップ#20に進む(#50)。上記ス
イッチSea l lがOFFであれば、コールモード
であることを示すフラグ(コールF)がセットされてい
るか否かを判定する。コールフラグがセットされている
場合、セットモードとしてのフローを実行し、表示デー
タを出力してステップ#20に進む(#40.45.5
0)。
第27図は、上記コールONのサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。まず、スイッチ5callがONさ
れたことを示すフラグ(コールF)をセットし、カード
交信■を行なう(# 1205゜1210)、このカー
ド交信Iによってカードから入力されるデータに基づき
カードが装着されているか否かを判定し、装着されてい
れば(OCHのb5=1)、カード機能がONか否かを
判定し、ONであれば(OCRのb8=1)オートブラ
ケットカードが装着されているか否かを判定する(#1
215〜1222)。オートブラケットカードが装着さ
れていなければ(OB、のb5 =O)、コールモード
■であることを示すようアドレス08、のb5、b6を
設定し、表示をコールモード■用(アドレスOOHのす
。−b7=14H)とし、コールモード時のデータ設定
のときにセットされる(詳細は後述する)フラグSc 
N Fをリセットし、AEブラケット(段階露出撮影)
の設定を示すフラグAEBFをリセットしてリターンす
る(# 1225〜1229)。一方、カード非装着(
OCHのb5=0)、カード機能が0FF(OCRのb
6二〇)、あるいはオートブラケットカードが装着(O
BHのb5=1)であれば、コールモードIであること
を示すようアドレス08Hのb5、b6を設定し、表示
をコールモードI用(00Hの6〜b7=12M)とし
、フラグ5oNFおよびフラグAEBFをリセットして
リターンする(# 1230.1232.1228、1
229)。なお、各コールモードについての詳細は後述
する。
第28A図〜第28D図は、第3図のステップ#45の
セットルーチンを示すフローチャートである。
まず、コールモード■か否かを088のb5b6のデー
タで判定し、コールモード■でなければ、コールモード
■かコールモード■であり、表示部DISP上の表示は
第2B図のDP−2(コールモード■)あるいはDP−
3(コールモード■)になっており、コールモードの変
更を指示するタッチスイッチS。9がONか否かを判定
し、ONされていればこのスイッチS。9がONされた
ことを示すフラグ(S69ONF)をセットしリターン
する(# 1235〜1245)。
スイッチS。9がOFFのとき上記フラグS。
9ONFがセットされているか否かを判定する。
セットされている場合、スイッチS。9がONからOF
Fになり、したがって、コールモードの変更だとして現
在のコールモードがIか否かを08□のb5 b6のデ
ータで判定する。コールモードが■であればコールモー
ドを■にし、コールモードが■であればコールモード■
として各々08Hのb5 b6.00Mのす。〜b7を
変更し、フラグS。9ONFをリセットしてリターンす
る(#1250〜1270)。
ステップ#1235でコールモードが■、あるいはステ
ップ#1250でフラグ5c9ONFがセットされてい
ないとき(スイッチsc9か一度も操作されていないと
きを意味する)、各々ステップ#1275に進み、コー
ルモードか何であるかを08.のb5b6で判定する。
続いて、コールモードエ、■、■に応じて各々ルートA
、B。
Cに進む。
まずコールモード■に対するルートAを第28B図に示
し説明する。
コールモードIでは第2B図のDP−2に示すスイッチ
構成および表示になっている。この制御を説明すると、
まずスイッチS。1がONのとき露出補正(+/−)モ
ードとして00Hのす。〜b7にデータ(o 4M )
をセットしてステップ#1370に進む。スイッチSC
4がOFFで、スイッチSc2がONのとき、ドライブ
モードとしてOOHのbo−b7にデータ(06H)を
セットし、ステップ#1370に進む(# 1280〜
1292)。スイッチSc1、およびS。2がOFFの
とき、カードが装着されているか否かをOCMのb5で
判定し、装着されていないとき(b5二〇)はステップ
#1305に進み、カードモードを示すデータが008
にセットされないようにしている。カードが装着されて
いるとき(b51)にスイッチS。3がONされていれ
ば、カードモードとしてOOHのす。−b7にデータ(
OBM )をセットして、ステップ#1370に進む(
# 1295〜1305)。カードが装着されていない
場合、あるいは、カードが装着されていてもスイッチS
C3がOFFされている場合には、続いてスイッチSC
4〜SCaの状態をチエツクする。ここでスイッチS。
4がONされているときには、セレクトモードとして、
OOHのす。〜b7にデータ(ODH)を設定し、スイ
・ソチSC7かONのときは、AEモードとして、00
Hのす、−b7にデータ(05M )を設定し、スイッ
チS。8がONのときは、ISOモードとして00.の
す。−b7にデータ(03H)をセ・ソトしてステップ
#1370に進む(# 1310〜1330)。ステッ
プ#1370では、Sc1〜Sc9のいずれかのスイッ
チかONされたことを示すフラグS。NFをセットして
リターンする。
いずれのスイッチS。、〜Sc9もONされていないと
きには、ステップ#1332でスイ・yチSCI〜SC
9のいずれかが前回ONされていたか否かをフラグS。
NFで判定する。ONされていなかったとき(ScNF
=0)はすぐにリターンする(#1332)。いずれか
のスイ・ソチが前回ONされていたとき(Sc N F
 =1)は、008のb0〜b7のデータを判定し、そ
のモードに応じた制御を行なってリターンする(この内
容については後述する)(#1335〜1365)。
コールモード■の制御を示すルートBの説明を第28C
図に従って行なう。表示は第2B図のDP−3に示すも
のである。
図において、まず、スイッチSc、かONされているか
否かを判定し、ONされていれば、写し込モードとして
00)1のす、−b7にデータ(09、)をセットして
ステップ#1485に進むC# 1380.1385)
。スイッチS0.がOFFであれば、外付フラッシュが
装着されているか否かをデータ(35Hのbo)で判定
し、フラッシュが装着されていればスイッチS。2かO
Nされているか否かを判定する。ONされていれば、フ
ラッシュモードとしてデータ(llH)を004のbo
−b、に設定して、ステップ#1485に進む(# 1
390〜1400)。フラッシュが装着されていないと
き、あるいはスイッチS02がONされていないときは
、ステップ#1405に進む。ステップ#1405以降
、RAMのアドレス00Hのす。−b7に、スイッチS
。3がONされているときは、APZモードとしてデー
タ0A)Iを、スイッチS。7がONされているときは
、AFゾーンモードとしてデータ07Hを、スイッチ5
CIIIがONされているときは、測光ゾーンモードと
してデータ08Mをセットして各々ステップ#1485
に進む。
スイッチS。5がONされているときは、カメラの電源
をOFFするホールト制御を行なってリターンする。
第29図は、このホールト制御を示すフローチャートで
ある。
まず、コールモードを示すフラグ(コールF)をリセッ
トし、メインスイッチON(スイッチSC7〜sC9の
いずれかがON)の割込みSMINTを許可し、モード
信号(00Hのす。−bO)を全消灯モード(00M)
とし、表示データを出力する(#1650〜1665)
次にカメラ動作がOFFになったことを示す、つまりレ
ンズをOFFにするデータを2C,のbOにセットし、
レンズにデータを出力し、フラッシュをOFFにするデ
ータを30.のす。にセットして、フラッシュとのデー
タ交信工を行なってリターンする(# 1675〜16
85)。
第28C図に戻って、スイッチS。5かOFFであれば
、フラグS。NFがセットされているか否かを判定し、
フラグS。NFがセットされていないときはリターンし
、セットされているときにはOOHのデータに基づいて
モードを判定し、コールモード■で設定されたモードの
制御を行なってリターンする(# 1445〜1480
)。なお、設定されたモードの制御は後述する。ステッ
プ#1485では、スイッチS。1〜So9の(スイッ
チSC5は除く)のいずれかがONされたとして、フラ
グS。NFをセットしてリターンする。
コールモード■はカードが装着されているときに、設定
変更不要なモード・・・たとえばAEモード・・・を除
き、設定のために必要なもの(変更可のもの)を簡単に
わかりやすくしたものである。この表示は第2B図のD
P−4で示されており、その制御ルーチンが第28D図
に示されている。
まず、スイッチS。、がONされているか否かを判定す
る。ONされているときは露出補正モードとしてデータ
(o 4M )をモード信号(00Hのbo−bO)に
セットし、ステップ#1625に進む(# 1490.
1495)。スイッチS01がOFFであり、スイッチ
S。2がONされているときは、ドライブモードとして
データ(06H)を、モード信号(00Hのb6〜b7
)にセットし、ステップ#1625に進む(# 150
0.1502)。
スイッチS。1およびSc2がOFFであれば、ステッ
プ#1505においてカードが装着されているか否かを
判定する。カードが装着されていれば、スイッチS。3
がONされているか否かを判定し、ONされていれば、
モード信号(00Hのす、−b7)にカードモードとし
てデータ(OBH)をセットして、ステップ#1625
に進む(#1505〜1515)。
カードが装着されていない場合、あるいはスイッチS。
3がOFFの場合、スイッチS。4がONされているか
否かを判定する(#1520)。
モード信号(00Hのbo=by)に、スイッチSC4
かONされているときはISOモードとしてデータ(0
3H)を、スイッチS。5がONされているときはAP
Zモードとしてデータ(OA、)を、スイッチS。6か
ONされているときは、写込みモードとしてデータ(0
9H)を、各々セットしてステップ#1625に進む(
61520〜:1545)。
スイッチS。6がOFFのとき、外付フラッシュが装着
されているか否かを判定する。フラッシュか装着されて
いれば、スイッチSC7がONされているか否かを判定
し、スイッチSC7がONされていれば、フラッシュモ
ードとしてデータ(IIH)をモード信号(00Hのb
o−by)にセットして、ステップ#1625に進む(
#1550〜1560)。外付フラッシュが装着されて
いないとき、あるいはスイッチS07がOFFのときは
、ステップ#1565に進みスイッチS。9かONされ
ているか否かを判定する。ONされていれば、メインス
イッチOFFのためのホールト制御を行なってリターン
する(# 1565.1570) 。
スイッチS。9がOFFであれば、フラグS。
NFかセットされているか否かを判定し、セラrされて
いなければ何も操作されていないとしてすぐにリターン
する(#1575)。フラグ5cNFがセットされてい
るか否かを判定し、セットされていなければ何も操作さ
れていないとしてすぐにリターンする(# 1575)
。フラグS。NFがセットされているときは、モードを
判定してそのモードに応じた変更の制御を行なう(詳細
は後述する)(#1575〜1620)。
ステップ#1625では、コールモード■て有効なスイ
ッチS。、〜sc9のいずれかがONされたことを示す
フラグをセットしてリターンする。
次に、上記した各モードの詳細について説明する。
露出補正モードの設定時の表示は第2B図のDP−5に
示されている。表示のr十/−’−2,0」は現在の露
出補正量の数値表示であり、その下の表示は中央を補正
量「0」とし、0. 5EVの単位で目盛を打っている
数直線で、指標「凸」かそのときの補正量を示している
。両端の1%J、「◇」の中抜きの表示(ネガ表示)は
、各々−側、+側の補正を行なうためのスイッチとなっ
ている。
第30図はこの露出補正モードの補正の制御を示すフロ
ーチャートである。まず、スイッチS。
3がONされているか否かを判定する。ONされていれ
ば補正量を ΔEv=ΔEV−0,5 とし、スイッチS。3がOFFのときで、かつスイッチ
S。9がONのとき補正量を ΔEV=AEV+0.5 としてリターンし、両方のスイッチがOFFのとき、何
もせずにリターンする(# 1700〜1715)。こ
の補正量は63)(のb3〜b7にセットされる。
次に、AEモードの設定時の表示について、第2B図の
DP−6に示して説明する。
rPSA、S、MJとなっているネガ表示となっている
部分は、スイッチとなっており、指標が示している部分
がそのときに設定されているAEモードを示す。
第31図は、このAEモード設定のフローチャートであ
る。
まず、スイッチS。2がONであればPモード、スイッ
チS。3がONであればAモード、スイッチS。8がO
NであればSモード、スイッチSC9がONであればM
モードとするためのデータを03、のbo、b+にセッ
トしてリターンし、いずれのスイッチもONされていな
いときは、何もせずにリターンする(#1720〜17
55)。
次に、フィルム感度の設定の表示を第2B図のDP−7
に示して説明する。
数値rIsO200Jは読込んだDXフィルムのフィル
ム感度、その下は感度の補正量ΔSvを示す数直線で、
1/3EV単位で補正が行なえるように目盛が打っであ
る。中央の目盛が補正量「0」であり、指標がそのとき
の補正量を示す。
左側が露出オーバ側(フィルム感度の小さい側)、右側
が露出アンダ側(フィルム感度の大きい側)である。左
右のネガ表示は、各々オーバ側、アンダ側の設定を行な
うスイッチである。
第32図は、この設定の制御を示すフローチャートであ
る。
スイッチS。3がONされていれば、フィルム感度補正
量ΔSVを、 ΔSV=Δ5V−1/3 スイッチS。9がONされていれば、 Δ5V=4SV+1/3 としてリターンし、いずれもONでないときは、すぐに
リターンする(#1760〜1775)。
この補正量のデータは09FIのす。−b4にセットさ
れる。
ドライブモードの設定の表示を第2B図のDP−8に示
し説明する 「S」が単写モード、「θ」が低速連写モード(秒3コ
マ)、r夕Jが高速連写モード(秒5コマ)、「○」は
セルフモードを示す。そして各々が設定スイッチとなっ
ている。指標は現在のモードを示しているものである。
第33図は、この設定の制御を示すフローチャートであ
る。
まず、スイッチS。2がONてあれば単写モード、スイ
ッチS。3がONであれば高速連写モード、スイッチS
。8がONであれば低速連写モード、スイッチS。9か
ONであればセルフモードとして各々のデータをアドレ
ス078のす、 、b2にセットしてリターンし、いず
れのスイッチもONでないときは、すぐにリターンする
(#1780〜1815)。
AFゾーンの設定の表示を第2B図のDP−9に示して
説明する。
[[[0]]」の表示かAFゾーンのワイド、ミドル、
スポットの各々を示し、設定されているゾーンのみが表
示される。ネガ表示のr [[−]] JはAFゾーン
の設定のスイッチである。
第34図は、この設定の制御を示すフローチャートであ
る。
まず、スイッチS。6がONされているか否かを判定し
、ONされていればスポットゾーン→ミドルゾーン→ワ
イドゾーン→スポットゾーンとサイクリックに変更して
リターンする(# 1820.1825)。このデータ
はアドレス07Hのb3、b4にセットされる。何も操
作されていないときは、すぐにリターンする。
次に、カードモードの設定の表示を第2C図のDP−1
0に示し説明する。
ネガ表示のrONJ  rOFFJは、カード機能のO
N10 F Fを設定するのためのスイッチで、rAD
Bはオートブラケットカード・・・露出をずらしながら
撮影を行なう・・・での設定のために操作されるスイッ
チである。左下のポジ表示の「ON」は現在のカード機
能がONであることを示し、機能がOFFであればこの
表示をroFFJとしている。
第35図はこの制御を示すフローチャートである。
まず、スイッチSc7がONされていると、機能ONと
して、逆にスイッチS。8がONであると、機能OFF
としてリターンする(#1830〜1845)。このデ
ータはアドレスOCRのb6にセットされる。どちらの
スイッチもONでない場合には、ブラケットカードが装
着されているか否かを判定し、装着されていなければ(
OBHのb5=0)、リターンする(# 1850)。
ブラケットカードが装着されていれば(OBHのbs 
=1) 、スイッチS09がONか否かを判定し、ON
されていればフラグAEBFをセットし、データ設定の
制御を行なってリターンする(#1855〜1865)
、スイッチS09がOFFのとき、フラグAEBFがセ
ットされているか否かを判定する。セットされていなけ
ればリターンし、セットされていればステップ$186
5に進む(# 1870)。
上記のオートブラケットのデータ設定の表示を第2C図
のDP−12に示し説明する。
r+/−Jの横の表示は露出のずらし量であり、rEX
P、Jの横の表示は撮影するフィルム枚数を示している
第36図は、この制御のフローチャートである。
スイッチS。2がONされていれば、ずらし量を0.5
EV−1,OEV→1.5EV→0,5EVとしてサイ
クリックに変更する(J1930.1935)。このデ
ータはアドレスOFHのす。、b、にセットする。また
マイコンは、このデータをカード交信用データの458
のb2、bBにもセットしてリターンする。スイッチS
。3がONされていれば、1枚→3枚−5枚→1枚とサ
イクリックに変更する(#1940.1943)。なお
このデータは、アドレスOFHのb2、bBにセットす
る。またマイコンは、このデータをカード交信用データ
の45Hのb4、b5にもセットしリターンする(#1
945)。1枚のセットが行なわれた場合は適正露出の
みである。両スイッチが共にOFFであれば何もせずリ
ターンする。
次に測光ゾーン設定の表示のモードを第2C図のDP−
11に示し説明する。
中央上部の大きなポジの表示は、現在の測光ゾーンの表
示であり、6つのネガ表示は測光ゾーンの設定を行なう
ための設定スイッチである。
第37図は、この制御のフローチャートである。
まず、スイッチS。2かONであれば、左方測光モード
(第5モード)、スイッチSc3がONであれば、スポ
ット測光モード(第4モード)、スイッチS。6がON
であれば下方測光モード(第3モード)、スイッチS。
7がONであればオート測光モード(AUTO) 、ス
イ・yチS。6がONであれば、右方測光モード(第1
モード)、スイッチS。9がONであれば平均測光モー
ド(第2モード)として、アドレス07.のb5〜b7
のデータを測光モードに応じてセットしてリターンする
(#1870〜1925)。何の操作もなければすぐに
リターンする。
次に、写込みモードの設定の表示を第2C図のDP−1
3に示して説明する。
ネガ表示のr+J  r−1は、各々年、月、日のアッ
プ、ダウンを設定するスイッチである。ネガ表示の「凸
」は、年、月、日のいずれかを選択するためのスイッチ
である。r12/ABJは、月の表示を示す数字で行な
うか、アルファベットで行なうかを選択するためのスイ
ッチである。「89  MAY  25Jは、設定され
ている年、月、日を順に示している。
第38図は、この写込みモードの制御を示すフローチャ
ートである。まず、スイッチS。、がONされているか
否かを判定し、ONされていれば、選択スイッチ「凸」
で選択されているのが年、月、日のいずれであるかをア
ドレスOD HのbB、b7で判定する。年モードであ
れば、00→01→・・・→98→99→00とサイク
リックに変更してリターンする(#1950〜1960
)。月モードであれば、数値モードであるか否かをOB
Hのb4から判定し、数値モードであれば、1−2−・
・・−11−12−1、数値モードでなければ、JAN
−FEB→・・・→NOV→DEC−JANとサイクリ
ックに変更させてリターンする(# 1965〜198
0)。月モードでなければ、日モードとして1→2→・
・・→30→31→1とサイクリックに変化させてリタ
ーンする(# 1985)。上記のように設定されたデ
ータは、0A)I〜OCHにメモリされる。
スイッチS。2がONされているときは、上記スイッチ
S01のONと変化方向が反対であるだけなのでここで
の説明は省略する。
スイッチS。6がONであれば、変更モードを年→月→
日→年とサイクリックに変化させてリターンする(#2
030.2035)。このデータはOD、のbB、b7
にメモリされる。スイッチsc9がONであれば、数値
→アルファベット(A L F)と順に変更させる(#
2040・2045)。このデータはOB、のb4にメ
モリされる。いずれのスイッチS。7、So。、S06
、およびS。9がOFFであれば何もせずリターンする
次に、セレクトモードの表示を第2C図のDP−14お
よびDP−15に示して説明する。
マス、DP−14はフィルムカウントの数え方をカウン
トアツプとするかカウントダウンとするかを示している
ので、rl、2,3.・・・」の数値表示の横と、r2
4,23・・・」の数字の横のネガの指標は各々カウン
トアツプ、カウントダウンを選択するためのスイッチで
ある。下のrl、2゜3、・・・」の表示は、現在のフ
ィルムカウントのモードを示す。右下隅のrNEXTJ
のネガ表示はレンズに設けられたスイッチの操作による
フォーカスモードを選択するモードに移行するためのス
イッチである。
一方、DP−15は上記フォーカスモードの選択の表示
を示すものであり、r [OE JはスポットAFモー
ドを選択するためのスイッチ、rC,AFJはコンティ
ニュアスAFモードを選択するためのスイッチ、rF、
L、Jはフォーカスロックモードを選択するスイッチで
ある。rNEXTJの表示は、上記フィルムカウントの
選択モードに移行するスイッチである。左下隅のrC,
AFJは現在の選択モードを示す。
第39図は、これらの制御を示すフローチャートである
まず、フィルムカウント選択モードか否かをOEHのb
7で判定する。フィルムカウントモードであってスイッ
チS。7かONであればカウントアツプモード、スイッ
チS。♂かONであれば、カウントダウンモードとし、
OCHのb7のデータに各々を示す信号をセットしてリ
ターンする(#2050〜2070)。スイッチS。9
かONであれば、フォーカスモードを選択するモートと
してOEMのb7のデータをセットした後リターンし、
何の操作もなければリターンする(#2075.208
0)。
ステップ#2050でフィルムカウント選択モードでな
く、スイッチS。4がONであれば、スポットAFモー
ドと、スイッチS。7がONであればコンティニュアス
AFモードと、スイッチSc8がONであればフォーカ
スロックモードとし、各々を示す信号を09.のb6、
b7にセットしてリターンする(#2085〜2110
)。スイッチS。4 +  SC7+  SC♂のいず
れもがONでなく、スイッチS。9がONであれば、O
EHのb7のデータをフィルムカウント選択モードに変
更してリターンし、何の操作もなければそのままリター
ンする(#2115.2120)。
次に、外付きのフラッシュが装着されているときにフラ
ッシュの機能で変更できるモードの表示を第2C図のD
P−16(DP−16’ )に示して説明する。
rHIGH/LOWJは、最大発光量を切換えるスイッ
チで、現在見えるrHIGHJ or rLOWJが今
のモードである。rW/(Jについては、「渉」は先幕
シンクロ発光、「(」は後幕シンクロ発光を切換えるス
イッチで、現在見える方がそのモードを示している。r
MAN/AUTOjは、フル発光(MAN・・・マニュ
アル)と調光(AUTO・・・自動調光)を切換えるス
イッチで、現在見える方がそのモードを示している。右
上の「!」は調光範囲をスポットとワイドとの間で切換
えるスイッチであり、そのスイッチが示している範囲、
つまり、DP−16に示す表示の場合なら画面中央部が
、DP−16’ に示す表示の場合なら画面全体がその
調光範囲である。rONloFFJについては、「ON
」はストロボの電源ON、r。
FFJはストロボの電源OFFを意味し、相互に切換え
るスイッチである。現在見えるスイッチかそのモードを
示している。
第40図はこの制御を示すフローチャートである。
スイッチsc I 、sc 2、So3、So7、S。
9のうちのONされているスイッチに従って、ストロボ
の各機能か切換えられる。すなわち、スイッチS。1が
ONであればrHIGH−LOWJを切換え、スイッチ
S。2がONであれば「先幕シンクロ発光→後幕シンク
ロ発光」を、スイッチSc3がONであればrMAN、
AUTOJを、スイッチS。7がONであれば「スポッ
ト調光→ワイド調光」を、スイッチSc9がONであれ
ば「0N−OFFJをそれぞれ切換えている。また変更
された機能に関する情報は、OE、のbo〜b4にメモ
リされる。さらに、rHIGH−LOW」の切換えの情
報、rON−OFFJの切換えの情報は、フラッシュ側
に送信すべく30Hのb2、boにもそれぞれメモリさ
れる(#2125〜2175)。
次ニ、APZモードのモード設定の表示を第2C図のD
P−17に示し説明する。
ネガ表示のうち、「灸」のネガ表示は、全身モード(撮
影倍率β2=1/100)にするためのスイッチ、「ρ
」は、上半身モード(撮影倍率β、=1/60)にする
ためのスイッチ、rPJはプログラムモードを設定する
ためのスイッチである。roFFJは、このモードをO
FFとするスイッチである。指標がそのときに設定され
ているモードを示す。
第41図は、この制御を示すフローチャートである。
まず、スイッチS。2がONされていれば、全身モード
(「矢」モード)、スイッチS。3がONであれば、プ
ログラムモード、スイッチS。5がONであれば上半身
モード(「畠」モード)、スイッチS。9がONであれ
ば、OFFモードとし、OB、のb6、b7に各々設定
されたデータかセットされる(#2180〜2215)
。何の操作もなければすぐにリターンする。
ところで、表示にデータを出力すると表示制御回路DI
SPCは入力したデータに基づき、DP−1〜DP−1
6に示す表示を表示部DISP上に行なうが、上述の説
明でどのように表示か行なわれているかが明白であるの
で、ここでは、表示の図でわかりにくい部分を重点的に
説明する。
DP−1およびDP−1’ の表示において、フラッシ
ュの調光連動範囲の表示はフラ・ソシュ撮影のとき、ま
た焦点距離表示はレンズが装着されているときに表示さ
れ、各々04Hのb7.05Hのb 7 、ODHのb
5のデータで判定される。
DP−2の表示において、rcARDJの表示は、カー
ドが装着されているときのみ表示され、DP−3の表示
では、rFLAsHJは、外付フラッシュが装着されて
いるときのみ表示され、各々OCMのb5、OEHのb
5で判定される。
また、DP−1におけるrBRAKTJまたはrsPO
RTJのネガ表示は、カードが装着されかつ機能がON
のとき表示されスイッチ構成となっている。すなわち、
rBRAKTJの表示がされているときにONすると、
直接第36図のオートブラケット撮影に必要なデータ設
定処理が行なわれ、rsPORTJの表示がされている
ときONするとコールモード■の表示(第28図DP−
4)が行なわれる。
第3図に戻ってステップ#45のセットルーチンを終え
ると、表示データ出力のサブルーチン(#50)を行な
ってステップ#20に進む。
ステップ#40でコールフラグ(コールF)がセットさ
れていないとき、ステップ#55に進む。
タイマ計時をリセットスタートさせるためのフラグ(タ
イマF)がセットされているとき、このフラグをリセッ
トし、タイマをリセットスタートさせステップ#70に
進む(#55〜65)。ステップ#55でフラグ(タイ
マF)がセットされていないときにもステップ#70に
進み、#70では上記タイマか5分経過したか否かを判
定し、経過していればホールト制御を行なってホールト
となる(#70.75)。5分が経過していなければ、
データ設定のサブルーチン(#76)を実行し、スイッ
チS1のONのサブルーチンを実行してステップ#10
に戻る。このデータ設定のサブルーチンは、カメラボデ
ィ上に設けられたアップダウンスイッチおよびカード機
能変更sc6スイツチによって行なわれ、シャッタスピ
ード、絞り値の変更およびカードモードでの変更がなさ
れる(#76)。
第42図は、この設定のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
このときの表示はたとえば第2B図に示すDP−1、D
P−1’ のような表示であり、rsP。
RTJまたはrBRAKTJと表示されているネガ表示
の部分は、スイッチとなっており、カードがあり、かつ
その機能のモードがONされているとき表示される。ま
ず、このフローではそのスイッチS。6がONされてい
るか否かが判定される。
ONされていないときは、上記スイッチがONされてい
ることを示すフラグS。NFがセットされているか否か
を判定し、セットされていないときはステップ#390
に進む。フラグS。NFがセットされているときは、ス
イッチS。6がONからOFFになったとして、各種設
定を行なうべくステップ#387に進む。続いて、ブラ
ケットモードか否かを判定し、ブラケットモードてあれ
ばサブルーチンAEBを実行し、ブラケットモードでな
ければコールモード■を実行してリターンする(838
6〜389)。
ステップ#379てスイッチS。6がONされている場
合にはステップ#380へ進む。ステップ#380でカ
ードが装着され(OCHのbs)、かつカード機能がO
N (QC,(のbs)である場合、ステップ#382
に進み、装着されたカードがブラケットカードか否かを
判定する(OB)lのbs)。ブラケットカードである
場合、00Hのb0〜b7にブラケットモードとしてデ
ータ(10H)をセットし、ブラケットカードが装着さ
れていないときはコールモード■としてデータ(14H
)をセットする。続いて、スイッチS。6がONされた
ことを示すフラグ5cNFをセットしリターンする(#
379〜385)。一方、カードが装着されていない、
あるいはカード機能かOFFである場合、そのままリタ
ーンする。
ステップ#390に進んでいる場合、ステップ#390
では現在のAEモードかPモードか否かを判定する(#
 390)。このAEモードの判定(以下のPモード以
外も同様である)は、03Hのす。、b、に基づいて行
なわれる。Pモードであればそのままリターンする。P
モードでなければ、スイッチSMIかONされた状態(
モードエとする)か否かを判定する(6391)。モー
ドエでは、Mモードのときに、上記アップダウンスイッ
チ5UP1SDNの操作でシャッタスピードの変更を行
ない、モードIでなければ、上記アップダウンスイッチ
SUP、SDNの操作で絞り値を変更する。ステップ#
391において、モードIでなければ、Sモードか否か
を判定する(#392)。Sモードであれば、アップス
イッチSUPがONされていれば、シャッタスピードを
TV=TV+0.5 ダウンスイッチSDNがONされていればTV=TV−
0,5 としリターンする(#400〜415)。いずれのスイ
ッチの操作もなければ、すぐにリターンする。
ステップ#392でSモードでなければ、すなわちMモ
ードあるいはAモードであれば、アップスイッチS U
 P %ダウンスイッチSDNの操作に応じて、絞り値
を各々 AV=AV+0.5 AV=AV−0,5 としてリターンし、いずれの操作もなければすぐにリタ
ーンする(#420〜435)。
ステップ#391において、モードIであればMモード
か否かを判定する。Mモードであれば、ステップ#40
0へ進みシャッタスピードの変更を行ない、Mモードで
なければ、ステップ#392に進む(# 395)。
次に調光回路および内蔵フラッシュの回路を第43図に
示し説明を行なう。
まず、データ交信に関する回路の説明を行なう。
端子C3FLから一瞬Hレベルの信号か8カされると、
オア回路OR2からこの信号かフラッシュへ出力される
。次に端子SCKからデータ交信用クロックが出力され
、オア回路OR2を介してフラッシュへ接続される。こ
のクロックに同期してカメラ側からデータが出力される
ときには、端子5OUTからオア回路ORI、入出力切
換回路(■10切換)を介してフラッシュへ出力される
このとき入出力切換回路は、出力側に切換えられている
。データ入力のときには、端子ST2から入出力切換回
路を介して端子SINに入力される。
次に調光回路の説明を行なう。調光回路LACに接続さ
れた受光素子5PCIは撮影画面周辺の範囲を調光し、
受光素子5PC2は撮影画面中央を調光する。そして受
光素子5PCIに接続されたスイッチSPがONのとき
両方の範囲で調光(ワイド調光)が行なわれ、スイッチ
がOFFのとき撮影画面中央だけに基づいたスポット調
光が行なわれる。この調光回路LACはフィルム感度の
データをアナログに変更した信号に基づいて、フィルム
感度に応じて調光量を変更することができるようになっ
ている。端子STPからは、調光するかどうか(オート
モードか否か)に基づき、オートモードのときHレベル
の信号が8カされる。
そして受光素子の受光量か所定のレベルになると、調光
回路LACの端子STPからHレベルのストップ信号が
出力され、アンド回路ANI、オア回路ORI、入出力
切換回路を介してフラッシュへ伝達される。内蔵フラッ
シュへは、アンド回路AN1から発光制御回路ECCl
の端子STPに送られる。
内蔵フラッシュは、昇圧回路BS1、整流ダイオードR
DI、発光用コンデンサMCI、フラッシュの発光停止
を行なう発光制御回路ECClからなっている。
先幕走行が完了のとき、X接点がONL、この信号は、
インバータINIで反転され、アンド回路AN3に出力
されるとともに、遅延回路DLIで遅延された信号がア
ンド回路AN2に出力される。アンド回路AN2および
AN3には、端子STTから後幕シンクロ発光か否かを
示す信号(後幕シンクロ発光であればHレベルの信号)
が入力され、後幕シンクロ発光であれば、アンド回路A
N2から、先幕シンクロ発光であれば、アンド回路AN
3から発光信号がアンド回路AN4に出力される。アン
ド回路AN4には端子LEから発光可/不可の信号が入
出力され、不可のときにはLレベルの信号が入力される
。可のときにはHレベルの信号が入力され、アンド回路
AN4が開かれて発光信号が外付フラッシュに入力され
る。この信号はアンド回路AN5にも入力される。アン
ド回路AN5は内蔵フラッシュのみに関する発光可不可
の信号が端子INFLから入力され、発光が不可でなけ
れば、すなわち、端子INFLからHレベルの信号が出
力されておれば、発光信号が出力される。
第44図は、外付フラッシュの回路図である。
図において、フラッシュ回路は、電池E F L 1ダ
イオードD3、バックアップコンデンサBUC。
フラッシュの制御を行なうマイコンμC2、昇圧回路B
S2、発光用コンデンサMC2、整流ダイオードD2、
および発光制御回路ECC2からなっている。
第45図は、このマイコンμC2の動作を示したフロー
チャートである。
以下、第44図を参照してその動作を説明する。
端子STIからどの信号が入力すると、第45図の割込
みが実行される。まず、このフローへの割込みを禁止し
、カメラとの間でデータ交信を行なって1バイトのデー
タ(RAMのアドレス30)1のデータ)を入力する(
#FL−5,10)。このときに、転送用クロックを端
子STIから人力し、これに同期して端子ST2からデ
ータを入力する。このとき、アンド回路AN6の一方の
入力へはマイコンμC2の端子5TENからrLJレベ
ルの信号が入力するので、発光制御回路ECC2には信
号が到達しない。端子ST2に入力されたデータに基づ
いて、マイコンμC2は露出制御か否かを判定し、露出
制御でなければ、データを3バイト(RAMのアドレス
35.〜37Hの内容)出力する(#FL−15,20
)。なおそのデータ内容については既に説明しているの
で、ここではその説明を省略する。さらに、入力したデ
ータに基づき、フラッシュの0N10FFを判定し、O
Nであれば、昇圧を開始すべく端子BCNをHレベルと
し、OFFであれば昇圧を停止すへく端子BCHをLレ
ベ゛ルとし、割込み可としてリターンする(#FL−2
5〜40)。
ステップ#FL−15において、露出制御であると判断
されると、端子5TENをHレベルとして、カメラ側か
らの発光停止信号がオア回路OR3、アンド回路AN6
を介して発光制御回路ECC2の端子STPに入力可能
なようにするとともに、X接点がONになるのを待ち、
ONになればタイマを開始する(#FL−45〜55)
。入力したデータに基づいてrH/LJ・・・rHJは
最大発光が可、rLJは最大発光量の1/16の発光が
可・・・を判定し、rLJでなければ、ステップ#FL
−75に進む。rLJであれば、T=TA(これか発光
量か1/16になる時間)になるのを待ち、T=TAに
なれば、端子STPから発光停止のための「只」の信号
を出力し、ステップ#FL−75に進む。ステップ#F
L−75では一定時間待ち、端子5TENをLレベルと
した後、割込み可としてホールト状態となる(#FL−
75.80、#FL−40)。
第46図はレンズの回路ブロック図であり、第47図お
よび第48図は、レンズの動作制御を行なうレンズ内マ
イコンμC3のフローチャートである。
以下、図を参照してその動作を説明する。
カメラから端子C3LEにLレベルになる信号が入力す
ると、第47図の割込み動作を実行する。
まず、端子SCKに入力するクロックに同期して端子S
INからRAMのアドレスOAHのデータを1バイト入
力する(#L−5)。続いて、入力したデータに基づき
、データの出力モードか否かを判定する。出力モードで
あれば、カメラから入力されるクロックに基づき、端子
S。Uアからデータを5バイト出力し、次にズームの制
御(Z制御)を行なう(SEL−10,20)。
このズーム制御を第48図を参照して説明すると、カメ
ラから入力したデータ(RAMのアドレス2CH)に基
づき、APZモードか否かを判定し、APZモードであ
ればカメラから入力した焦点距離データ(RAMのアド
レス28H)に基づき、焦点距離fの制御を行なってリ
ターンする。
APZモードでなければ、テレ側ズームスイッチSZT
あるいはワイド側ズームスイッチSzwの操作に応じて
、各々テレ側ズーム、ワイド側ズームの制御を行なって
リターンする(#L−40〜65)。
上記のズームの制御は、ズームの駆動方向および開始、
停止の信号をズーム駆動回路Z。Nに出力することによ
って行ない、ズーム駆動回路は入力した信号に基づき、
ズームレンズ駆動のためのモータを駆動する。そして所
定の焦点距離への制御は、現在の焦点距離を示すズーム
エンコーダZ・ENからの信号を入力することにより行
なう。
第47図のステップ#L−10において、出力モードで
なければ(SL−10でNo)、端子SINからデータ
を2バイト(RAMのアドレス2BH,2CH)入力す
る(#L−25)。この入力したデータに基づき、カメ
ラの電源のON10FFを判定し、ONであれば、ステ
ップ#L−20に進み、OFFであればカメラが電源O
FFであるとしてズームを停止し、マイコンμC3はそ
の動作を停止する(#L−35)。
第46図において、エンコーダDVENは、レンズのピ
ントの合っているところの被写体距離D7を示す信号を
出力する。このデータはカメラ側に出力される。また、
ズーム制御回路Z。Nは、特定の電源ライン(Vc c
 5GND2)を有する。
それ以外は、従来の電源ライン(Voo、GNDl)を
有している。
第49A図〜第49C図は、スポーツカードおよびブラ
ケットカードの2種類のカードにおいてカードが行なう
制御を示すフローチャートである。
まず、カメラの端子C8CDからLレベルの信号が入力
すると、第49A図の割込みの制御を実行する。カメラ
の端子SCKから入力するクロックに同期して、端子S
INに1バイトのデータ(RAMのアドレス40M)を
入力する(#CD5)。この入力データに基づいて、モ
ードI(カメラ側での交信Iに対応)であれば、カード
の種類を示すデータを1バイト(RAMのアドレス41
H)出力してリターンする(#CD40.15)。モー
ドエでなければ、モード■(カメラ側での交信■に対応
)か否かを判定する。モード■であれば、カメラから測
光データ、フィルム感度のデータ、カメラのスイッチ状
態およびオートブラケットのデータ等の信号を3バイト
(RAMのアドレス43H〜45H)入力し、入力した
データからカード機能がOFFか否かを判定する。
カード機能がOFFであればリターンし、ONであれば
、サブルーチン露出演算を行なってホールト状態となる
(#CD−20〜35)。モード■でなければ、モード
■(カメラ側での交信■に対応)として、シャッタスピ
ードTVo81絞り値AVoDおよびカメラ制御用のデ
ータを計3バイト(RAMのアドレス49H〜51H)
出力してリターンする(#CD−40)。なお、スポー
ツカードもオートブラケットカードも、この制御は同じ
である。
第49B図は、スポーツカードの露出演算サブルーチン
を示している。
まず、カメラから入力された情報をもとに露出値を EV=BVc +SV で求め、この露出値から、あらかじめ定められたプログ
ラムによりシャッタスピードTvoD、絞り値AVc、
を決定し、これをカメラへの出力データトシテセットす
る(#CD−45,50)。
そしてフラッシュ発光の有無、レリーズ禁止、連写の有
無等を第50図の表に表示するように設定した後リター
ンする(#CD−55)。この露出プログラムはスポー
ツシーンに対応したものであるので、高速シャッタスピ
ードを優先するプログラムとなっている。
第49C図は、オートブラケットカードの露出演算サブ
ルーチンを示している。
まず、カメラから入力された情報をもとに撮影準備スイ
ッチS1がONか否かを判定し、ONであればカード内
でレリーズ禁止データかセットされているか否かを判定
する。セットされていれば撮影禁止としてリターンする
(#CD−57,58)。スイッチS1がONでなけれ
ば、レリーズ禁止データをリセットし、ステップ#CD
−60に進む(#CD−59)。ステップ#CD−58
でレリーズ禁止データがセットされていないときにも、
ステップ#CD−60に進む。ステップ#CD−60で
はレリーズスイッチS2がONされているか否かを判定
し、ONされていなければ露出値EVを EV=BVo+SV で演算し、変数NをOにする。さらに、第50図の表に
示すように制御データをセットし、上記で求めた露出E
VからシャッタスピードTVco1絞り値AVCDを求
めて、出力用のデータとじてリターンする(#CD−6
5〜80)。ここで、この露出プログラムは露出値の変
化に対して、シャッタスピードと、絞り値との変化が1
対1となっている。なお、制御データのレリーズ禁止の
データはここではセットされない。
ステップ#CD−60でレリーズスイッチS2がONで
あれば、変数を N=N+1 とし、カメラから入力した露出ずらし量からずらし量の
ΔEVを演算した後、変数Nを判定する(#CD−85
,88,90)。N=1であれば、ΔEVだけ露出オー
バにすべく露出値EVをEV=EV−ΔEV で演算して、撮影セット枚数N82Tが1であるか否か
を判定し、1であればレリーズ禁止にデータをセットし
てステップ#CD−75に進む(#CD−95〜105
)。これは、フローがこのステップ#CD−100にく
るときには、必ず1枚目の撮影が完了しているからであ
る。つまり、フィルム撮影枚数が1であるときは、2枚
目の撮影を禁止している。撮影セット枚数N5ETが1
でなければ、何もせずステップ#CD−75に進む。
N=2であればΔEVだけ露出アンプにすべく露出値E
Vを EV=EV+2ΔEV としてステップ#CD−75に進む(#CD−110,
115)、N=3でJ5tLば、2ΔEvだけ露出オー
バにすべく露出値EVを EV=EV−3ΔEV として、撮影セット枚数N5ETが3か否かを判定する
。3であれば、レリーズ禁止のデータをセットし、そう
でないときはすぐにステップ#CD−75に進む(#C
D−120〜130)。N22であれば、2ΔEVだけ
露出アンプにすべく露出値EVを EV=EV+Δ4EV として、N22でなければレリーズ禁止データをセット
して、ステップ#CD−75に進む(#CD−150)
。したがって、オートブラケットカードによる露出ずら
し撮影は、適正露光、ΔEVオーバ、ΔEVアンダ、2
ΔEVオーバ、2ΔEVアンダの順で行なわれる。
E発明の効果コ この発明は以上説明したとおり、ICカードの装着によ
って設定されたプログラムモードに応じた撮影情報のみ
表示し、これを設定することができるので使用勝手が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第53図はすべてこの発明の一実施例によるも
のであり、第1図はカメラの回路ブロック図、第2A図
はタッチパネル用スイッチSc1〜SCgの配列を示す
構成図、第2B図および第2C図は、タッチパネルの具
体的な表示状態を示した図、第3図はメインスイッチの
ONによる割込SMINTのルーチンを示すフローチャ
ート図、第4図は第3図におけるタッチパネルスイッチ
のONによるサブルーチンの内容を示すフローチャート
図、第5A図〜第5D図は、カメラ内のRAMに格納さ
れたデータを示す図、第6図は表示データ出力のサブル
ーチンを示すフローチャート図、第7図はFLデータ交
信Iのサブルーチンの内容を示すフローチャート図、第
8図は5IONのサブルーチンの内容を示すフローチャ
ート図、第9図はレンズデータ入力のサブルーチンの内
容を示すフローチャート図、第10図はカード交信■の
サブルーチンの内容を示すフローチャート図、第11図
は測光のサブルーチンの内容を示すフローチャート図、
第12図はAFの制御のサブルーチンの内容を示すフロ
ーチャート図、第13図は第12図のAFのモードを決
定するルーチンを示すフローチャート図、第14図はオ
ートプログラムズームAPZの制御のサブルーチンの内
容を示すフローチャート図、第15図はレンズデータ出
力のサブルーチンを示すフローチャート図、第16図は
フィルム感度Svを読取るサブルーチンの内容を示すフ
ローチャート図、第17図はカード交信■のサブルーチ
ンの具体的内容を示すフローチャート図、第18図はフ
ラッシュFLモードのサブルーチンの具体的内容を示す
フローチャート図、第19図はカード交信■のサブルー
チンの具体的内容を示すフローチャート図、第20図は
露出演算のサブルーチンの具体的内容を示すフローチャ
ート図、第21図はフラッシュモードの調光連動範囲の
演算のサブルーチンの具体的内容を示すフローチャート
図、第22図は露出制御のサブルーチンの具体的内容を
示すフローチャート図、第23図はフラッシュデータ交
信Hのサブルーチンの具体的内容を示すフローチャート
図、第24図はフラッシュFL制御データセットのサブ
ルーチンの具体的内容を示すフローチャート図、第25
図は巻上げの制御のサブルーチンの具体的内容を示すフ
ローチャート図、第26図は裏蓋が閉成されたときに実
行される割込ルーチンの具体的内容を示すフローチャー
ト図、第27図はコールONのサブルーチンの具体的内
容を示すフローチャート図、第28A図〜第28D図は
セットルーチンの具体的内容を示すフローチャート図、
第29図はホールト制御のサブルーチンの具体的内容を
示すフローチャート図、第30図は露出補正モードの具
体的内容を示すフローチャート図、第31図はAEモー
ド設定の内容を示すフローチャート図、第32図はIS
Oモードの設定の制御を示すフローチャート図、第33
図はドライブモードでの設定の制御を示すフローチャー
ト図、第34図はA#Fゾーンにおける設定の制御を示
すフローチャート図、第35図はカードにおける設定制
御を示すフローチャート図、第36図はブラケットカー
ドが装着されている場合のデータ設定の制御を示すフロ
ーチャート図、第37図は測光ゾーンモードにおける設
定制御を示すフローチャート図、第38図は写し込みモ
ードにおける設定制御を示すフローチャート図、第39
vAはセレクトモードにおける設定制御を示すフローチ
ャート図、第40図はフラッシュモードにおける設定制
御を示すフローチャート図、第41図はAPZモードに
おける設定制御を示すフローチャート図、第42図はデ
ータ設定のサブルーチンの具体的内容を示すフローチャ
ート図、第43図は調光回路および内蔵フラッシュ回路
を示す構成図、第44図は外付フラッシュの回路図、第
45図は外付フラッシュ回路の動作を示すフローチャー
ト図、第46図はレンズの回路ブロック図、第47図は
第46図のマイコンにおける割込ルーチンの具体的内容
を示すフローチャート図、第48図はズーム制御のサブ
ルーチンの具体的内容を示すフローチャート図、第49
A図〜第49C図は、スポーツカードおよびブラケット
カードの2種のカードの制御を示すフローチャート図、
第50図はセットされる制御データを示す図、第51図
は測光エリア1〜9の具体的な配置を示す構成図、第5
2図は焦点検出エリア1〜5の具体的な配置を示す構成
図、第53図は第1図のRAMに格納されたモード信号
と表示モードとの関係を示す図である。 図において、μCはマイクロコンピュータ、S。1〜S
C9はタッチパネル用スイッチ、DP−1〜D P −
1−7は各種撮影情報の表示状態、CDはICカード、
STは外付フラッシュである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第2A図 DP−1 pρ−1′ DP−2 DP−3 DP−4 $2B図 DP−5 DP−6 p−7 DP−8 DP−Q DP−0 DP−11 DP−12 DP−13 DP−14 渠20口 DP−15 DP−16 DP−16’ DP−IT 第4図 第5B図 第5A図 第5C図 第5D図 第6図 第7図 第14の 萬口図 渠18図 萬19圀 第21図 第27図 渠25図 第26図 第28’A口 単2BC図 第2qの 第30図 第33図 第34図 渠31の 第32図 第36図 第41図 第45図 第46図 第47(2) 第48図 第4’7A図 第498図 第50図 第51図 第52図 第53図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  予めカメラの機能の追加または変更に関するプログラ
    ムを格納したICカードを装着可能としたカメラであっ
    て、 全面ドットマトリクスよりなり、撮影情報を表示するこ
    とができる表示手段と、 前記表示手段上に前記表示手段による表示を視認できる
    状態で設けられ、表示されている撮影情報に対応する部
    分にタッチすることによって、対応した撮影情報を入力
    することができるタッチスイッチと、 装着されたICカードの種類を判別し、ICカードに格
    納されているプログラムに基づいたプログラムモードを
    設定するモード設定手段と、前記モード設定手段の設定
    出力に応答して、設定されたプログラムモードに対応し
    た撮影情報のみ表示するように前記表示手段を制御する
    制御手段とを備えた、ICカードを用いるカメラ。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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