JPH048107Y2 - - Google Patents

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JPH048107Y2
JPH048107Y2 JP5390190U JP5390190U JPH048107Y2 JP H048107 Y2 JPH048107 Y2 JP H048107Y2 JP 5390190 U JP5390190 U JP 5390190U JP 5390190 U JP5390190 U JP 5390190U JP H048107 Y2 JPH048107 Y2 JP H048107Y2
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valve
pulverized coal
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pipe
air
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮空気に不活性ガスを混合した酸素
濃度の低い流体により、タンク内の微粉炭をサイ
ロ等の収容部に安全に強制配送するようにした微
粉炭の輸送装置における混合ガスの供給装置に関
する。
従来から、微粉炭の運搬にはこの微粉炭を収容
するタンクを搭載した車両が用いられている。そ
してかかるタンクから微粉炭を排出するのに、圧
縮空気をタンク内に送り込んで、その微粉炭を空
気圧により攪拌しながら強制的排出をするように
している。
しかるに、一般に空気中に含まれる酸素濃度は
21%と極めて高く、これが静電気による火花を受
けて、着火爆発するという重大な欠点があつた。
一方、各種実験によれば、酸素濃度が13%以下
であれば着火源があつても、メタン濃度が特に高
い場合は別として、爆発を生じないことが確かめ
られている。
本考案はこの点に着目して成されたもので、空
気に不活性ガスを混合してその混合ガス濃度を13
%以下、好ましくは12%〜10%に下げ、これを不
活性ガスを送給するときにのみ空気も送給できる
ようにした制御手段を介してタンク内に圧送し、
以つて炭塵爆発の危険なく微粉炭をタンク外に安
全に排出するようにした微粉炭の輸送装置におけ
る混合ガスの供給装置を提供するものである。
以下に、本考案の実施例を図面について具体的
に説明する。
第1図はタンク内微粉炭の排出システムの全体
説明図である。同図において、1は微粉炭を収容
する例えば鋼板製のタンクで、これの上部に微粉
炭投入口を覆う投入口蓋2および内圧異常時に破
壊されて排圧する破裂板3が設けられている。4
はタンク1内にフイルタ5を介して一端を臨ませ
たエア抜きパイプで、これにエア抜きバルブ6が
介在されている。7は圧力計で、タンク1後端下
部に排出口8が設けられ、これに排出ホース9が
接続されるようになつている。また、この排出口
8部分の適所には、それぞれチエツクバルブを介
してエアバランスバルブ10、エアレーシヨンバ
ルブ11および加圧バルブ12に接続されたパイ
プ端が臨んでいる。これら3つのバルブ10,1
1,12はまたその入力端が一括してスイベルジ
ヨイントバルブ13を介して混合ガスの供給パイ
プ14に接続されている。この供給パイプ14の
途中にはチエツクバルブ15および安全弁6′が
接続され、これらを介して不活性ガスのガスパイ
プ17および圧縮空気のエアパイプ18がその供
給パイプ14に分岐接続されている。
ガスパイプ17には流量調整バルブ19、チエ
ツクバルブ20、定差圧流量計21、低圧調節機
22、高圧調節機23、フイルタ24、集合バル
ブ25をそれぞれ介して複数の不活性ガスボンベ
26が接続されている。27は警報器で、ガスボ
ンベ26内のガス量を知らせるもので、予備警報
と制限警報を出すようになつている。28は高圧
調節器23のバイパスバルブで、ガスボンベ26
内の不活性ガスが少なくなつたとき開いて低圧調
節器22によつてのみ減圧調節するようになつて
いる。
一方、エアパイプ18にはエア抜き用のリリー
フバルブ29、チエツクバルブ30、コンプレツ
サ31が順次接続されている。32はエンジン、
33は重力取出装置、34はドライブシヤフト、
35はチエーンケース、36はポンプ、37はオ
イルタンクである。また、これらポンプ36およ
びオイルタンク37には、コントロールバルブ3
8を介してタンク1の後部車体に取り付けたアウ
トリガ39が接続されている。
なお、40はスイベルジヨイントバルブに接続
した混合ガスの放出バルブで、この放出バルブ4
0を閉じたときに前記流量バルブ19が開くよう
に連動接続されている。
また、前記警報器27はリリーフバルブ29が
エア抜き状態のときにも作動するようになつてい
る。
41は微粉炭を収容するサイロで、このサイロ
41と前記排出ホース9とを結ぶパイプ42両端
にバルブ43,44が接続されている。なお、こ
のサイロ41とタンク1との間にはアース線45
が任意に接続されるようになつている。
次に、前記タンク1に微粉炭を収容する場合に
ついて述べる。
先ず、タンク1を積込み定位置に合せた後、前
記のようにアース線45を接続し、車両のエンジ
ンを停止する。次にエアバランスバルブ10、エ
アレーシヨンバルブ11、加圧バルブ12および
エア抜きバルブ6を全開操作し、投入口蓋2を開
けてタンク1内に微粉炭を収容し、収容後窒素ガ
ス洩れとならないようにその投入口蓋2を密閉す
る。
次に、エアレーシヨンバルブ11のみを開き、
放出バルブ40を閉じて約1分間酸素濃度計など
を見ながら、タンク1内に窒素ガスなどの不活性
ガスを混入したエアを封入する。封入後は放出バ
ルブ40を開いて、これに連動する流量調整バル
ブ19を閉じ、エアレーシヨンバルブ11、エア
抜きバルブ6を閉じる。続いて、アース線45を
外し、微粉炭の収容作業を終了する。
このように収容した微粉炭をタンク1から排出
してサイロ41に収容する場合には、次のように
行う。
先ず、バルブ43,44を全開とし、排出ホー
ス9を図示のようにセツトすると共に放出バルブ
40を全開にしておき、エンジン32を始動し
て、ガバナーレバを入れさらにクラツチペダルを
踏んで所定の操作開始レバーを引いた後、クラツ
チペタルを徐々に離す。また、レバー操作により
コントロールバルブ38を開いてアウトリガ39
を張る。次に回転数セツトレバーを操作して、コ
ンプレツサ31の回転数を安定回転数にセツトす
る。
ここでエアレーシヨンバルブ11、エアバラン
スバルブ10を全開とし、排出口のバルブ、加圧
バルブ12、エア抜きバルブ6、放出バルブ40
をそれぞれ全閉とすると、窒素ガスなど不活性ガ
スをエアに混合した混合ガスがタンク1内に流入
して、タンク1内が加圧される。この混合ガスは
酸素濃度が13%以下になるように調節される。こ
うして圧力計7の指針が1.7Kgf/cm2になつたら、
排出口のバルブを徐々に開いて排出を開始し、1
〜2分経過後2段ダンプにする。この排出中に、
圧力が1.7Kgf/cm2以上になりそうな場合には、
加圧バルブ12を圧力が1.6Kgf/cm2程度に安定
するまで調節する。
こうして排出し、排出開始後5分経過したら3
段ダンプし、排出圧力が0.2Kgf/cm2程度まで下
がつたとき排出は終了し、その状態のままダンプ
を下げる。
次に、放出バルブ40を全開とし、エアバラン
スバルブ10、エアレーシヨンバルブ11、加圧
バルブ12および排出口のバルブを全閉となし、
コンプレツサ31の回転逓降操作を行う。
更に、操作開始レバーを戻し、ガバナーレバを
切り、エア抜きバルブ6を閉じて、排出ホースを
外す。更に続いて、アース線45を外して、タン
ク1内の微粉炭の排出作業が終了する。
なお、前記各作業において投入口蓋2を開く場
合には、エア抜きバルブ6を開いて圧力計7の指
示が零を確認して行う必要がある。また、排出作
業中はエンジン32の回転数を変化させないよう
にすることが重要である。
また、本考案において特に重要なことは、流量
調整バルブ19の開度を適度に選定して、供給パ
イプ14における混合ガスの酸素濃度を13%以下
に抑えるようにしたことである。
本考案によれば、次の効果がある。
ガスパイプに流量調整バルブが接続されてい
るから、この流量調整バルブによつって不活性
ガスの供給量を調整するから混合ガス中の酸素
濃度を13%以下、好ましくは12%〜10%に調節
でき、炭塵爆発を防止できる。
流量調整バルブを閉じた時は不活性ガスの排
出を防止でき、不活性ガスの無駄な消費を抑え
ることができる。
流量調整バルブは放出バルブの全開、全閉操
作に連動して全閉、全開するから、放出バルブ
の開閉操作のみで流量調整バルブの制御が可能
となり、操作性が向上する。
放出バルブは混合ガスのタンク側の供給を制
御すると共に、全開した時は供給パイプ中に残
つている混合ガスを排出し、コンプレツサから
の圧縮空気を排出し供給パイプの破損を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る装置を示す回
路図である。 1……タンク、14……供給パイプ、17……
ガスパイプ、18……エアパイプ、19……流量
調整バルブ、26……不活性ガスボンベ、31…
…エアコンプレツサ、40……放出バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気に不活性ガスを混合した酸素濃度の低
    い流体によりタンク内の微粉炭を強制配送する微
    粉炭の輸送装置に於て、微粉炭を収容したタンク
    に混合ガスの供給パイプの一端を接続するととも
    に、その供給パイプの他端に不活性ガスボンベお
    よびエア源がそれぞれ接続されたガスパイプおよ
    びエアパイプを分岐接続し、そのガスパイプには
    前記供給パイプにおける混合ガス中の酸素濃度を
    13%以下、好ましくは12%〜10%に調節する流量
    調整バルブを接続し、前記供給パイプには混合ガ
    スの放出バルブを接続すると共に放出バルブが閉
    じた時に流量調整バルブが開くように両者を連動
    させ、該放出バルブを閉じてタンク内に混合ガス
    を供給する場合にのみ、前記流量調整バルブが開
    くようにしたことを特徴とする微粉炭の輸送装置
    における混合ガスの供給装置。
JP5390190U 1990-05-23 1990-05-23 Expired JPH048107Y2 (ja)

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JP5390190U JPH048107Y2 (ja) 1990-05-23 1990-05-23

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JPH02142729U JPH02142729U (ja) 1990-12-04
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