JPH048052A

JPH048052A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH048052A
Application number: JP2113078A
Authority: JP
Inventors: Takehiro Ogawa; 小川　剛広
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 1990-04-26
Filing date: 1990-04-26
Publication date: 1992-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産１上■科■丘団本発明は、受信された用紙であることを確実に判別する
ことができるファクシミリ装置に関する。

災来■茨玉上記ファクシミリ装置においは、送信されたか否かを確
認すべく、送信済の用紙に送信終了マークを捺印してい
るが、受信時にはこのような操作は行われない。この場
合、受信用紙が感熱紙であれば、受信内容を複写した用
紙（通常、普通紙が用いられる）と容易に区別できる。

゛　しよ°と　るところが、近年、感熱紙ではなく普通紙に受信内容を記
録するファクシミリ装置が提案されている。このような
ファクシミリ装置では、受信した用紙と、この受信した
用紙を複写した複写紙とが共に普通紙であるため、両紙
の判別ができなくなる。このため、例えば、受信した内
容を再度ファクシミリ送信する場合に、印字品質に劣る
複写紙を送信原稿として用いる場合が生じ、この結果、
受信した記録紙の印字品質が著しく低下するという課題
を有していた。

本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、受信
された用紙であることを確実に判別することができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。

１塁工邂訣まｊα３恒久毛殺本発明は上記目的を達成するために、受信内容を記録す
る用紙に作像する作像手段が用紙搬送経路に設けられた
ファクシミリ装置において、前記用紙に受信済であるこ
とを示す捺印を行う捺印手段が、前記用紙搬送経路中に
設けられていることを特徴とする。

また、本発明は、請求項１記載のファクシミリ装置であ
って、前記捺印手段は、スタンプ部と、このスタンプ部
を駆動する駆動部とから成り、且つ前記用紙の搬送状態
を検出するセンサ部と、このセンサ部からの信号が入力
されてから所定時間経過後に上記駆動部に駆動開始指令
信号を出力する制御部とが設けられていることを特徴と
する。

更に、本発明は、請求項１記載のファクシミリ装置であ
って、前記捺印手段は、定着ローラを駆動する駆動手段
と減速歯車群を介して駆動されるスタンプ部から構成さ
れていることを特徴とする。

作−一里上記の構成であれば、受信された用紙とこの内容を複写
した用紙とを確実に判別することができる。したがって
、例えば、受信された内容を再度ファクシミリ送信する
場合、印字品質に劣る複写紙を用いることを回避でき、
再度の受信による印字品質の低下を抑制しうる。

星１１皇± 本発明の第１実施例を、第１図〜第４図に基づいて、以
下に説明する。第１図は本発明の一適用例であるファク
シミリの外観斜視図を示し、第２図はその正面断面図を
示している。

上記ファクシミリ装置は固定フレーム１００と、この固
定フレーム１００に対し回動により開閉自在な可動フレ
ーム２００とから組立てられている。

上記固定フレーム１００は下部シャーシ１１０とその上
に配されたプリンタ１２０及びプリンタ１２０上に配さ
れた読取部１４０を備えており、−方、上記可動フレー
ム２００はファクシミリ装置の送受信機能を制御する制
御部２１０を備えている。

上記プリンタ１２０は、カセット装着ユニット１２１、
ドラムユニット１２２．露光ユニット１２３、現像器ユ
ニッ）１２４．転写ユニット１２５、定着ローラ１２６
から成る静電記録方式の記録装置であり、各ユニットは
下部シャーシエｌＯＯ上に所定順序で配されている。

カセット装着ユニット１２１は筒形のケーシング１２７
の側壁にカセット１２８の挿抜口が設けられ、ケーシン
グ１２７内部には挿抜口を通じてセットされたカセット
１２８から記録紙を繰出す繰出ローラ１２９、繰出され
た記録紙の重送を防止するための分離ローラ１３０が設
けられている。

分離ローラ１３０で分離された記録紙はレジストローラ
１３１で、感光体ドラム１３２の回転と同期して搬送さ
れ転写部１２５で感光ドラム１３２からトナー像を転写
され、定着ローラ１２６へ送られて熱定着処理された後
、機体左側に設けられた排紙トレー１３３上に排出され
る。

ドラムユニット１２２は感光体ドラム１３２とクリーナ
１３４と帯電器（不図示）が一体的に組付けられた構成
をしている。従って感光体ドラム１３２の周りには帯電
器、露光部、現像部、クリーナがその順に配されること
になって静電記録方式による印字が行われる。

ところで、前記繰出ローラ１２９と分離ローラ１３０と
の間にはセンサＳ１が設けられており、このセンサＳ１
はカセット１２８から記録紙が繰出されるとＯＮ状態と
なる。更に、分離ローラ１３０とレジストローラ１３１
との間にはセンサＳ２が設けられており、このセンサＳ
２はプリント状態となって分離ローラ１３０により分離
された複写紙が繰り出されるとＯＮ状態となる。

第３図はファクシミリ装置の概略的な回路構成を示すブ
ロック図であり、該ファクシミリ装置は、上記センサＳ
１．Ｓ２と、ＲＯＭＩと、このＲＯＭ１に格納された制
御プログラムに基づき、ファクシミリ装置の送受信動作
の全体を制御する制御中枢となる制御部２１０、モデム
２、Ｎ　ＣｔＪ　３、捺印装置駆動回路４、捺印装置５
、前記ドラムユニット１２２等から成る記録部６とから
構成されている。上記捺印装置５は受信済の記録紙に押
印するために用いられ、第４図に示すように、定着ロー
ラ１２６の記録紙搬送方向下流側に設けられる。また、
捺印装置５は＠マークが刻設されたスタンプ１３と、こ
のスタンプ１３にインクを供給するスタンプ台１２と、
上記スタンプを駆動するモータ（図示せず）とから構成
されている。上記モータの回転数は、スタンプの周速と
記録紙の搬送速度とが同速となるように設定される。

尚、スタンプ１３の駆動は、別途設けられたモータによ
る駆動に限定するものではなく、定着ローラ１２６を駆
動するモータに電磁クラッチやワ電磁クラッチやワンウ
ェイクラッチとソレノイドとを組み合わせた機構により
接続して駆動させることも可能である。

ここで、上記ファクシミリ装置の受信動作は以下のよう
にして行われる。

電話回線１１、ＮＣＵ３、モデム２を介して相手先から
受信情報が着信すると、制御部２１０が記録部６を駆動
させて受信情報の記録が開始される。具体的には、先ず
、繰出ローラ１２９が回転してカセット１２８から複数
の記録紙が送り出され、更に分離ローラ１３０で分離さ
れて１枚の記録紙だけ送り出されると、センサＳ２から
制御部２１０には記録紙送出信号が出力される。そうす
ると、制御部２１０に内蔵されたタイマＭ１が作動を開
始する。次いで、記録紙は感光体ドラム１３２０回転と
同期するレジストローラ１３１から送り出されて現像処
理が行われた後、定着ローラ１２６で定着される。この
後、記録紙の先端がスタンプ１３の上方まで搬送される
と、モータの駆動によりスタンプ１３がＡ方向に回転し
、記録紙に■マークが捺印され、しかる後、排紙トレイ
１３３上に排出される。

ここで、上記モータの駆動は、タイマＭ１が作動を開始
した後、予め設定された時間（ＲＯＭＩに格納されてい
る）が経過した後に、制御部２工０から捺印装置駆動回
路４に駆動開始指令信号が出力されることによって開始
される。上記予め設定された時間Ｔの具体的内容は、記
録紙がセンサＳ２を通過してからレジストローラ１３１
に達スるまでの時間をｔ、、レジストローラ１３１の待
機時間をＬｔ、レジストローラ１３１から捺印装置５ま
での記録紙搬送時間をｆ１３、記録紙が捺印装置５を通
過してから捺印位置に達するまでの時間をｔ４とすると
、Ｔ＝ｔ＋　＋ｔｚ　＋ｔｓ　＋ｔａで表される。

尚、捺印装置５の位置は、受信された記録紙のみに捺印
すべく、定着ローラ１２６の記録紙搬送方向下流側に設
けるのが好ましいが、この位置に限定するものではない
。

また、受信紙であるか否かの判別を容易にすべ（、捺印
の色は印字される色と異なった色であることが好ましい
。

更に、捺印は記録紙の表裏どちらの面でも良いが、表面
に行う場合には、複写時の見栄えが悪くなるのを防止す
べく、複写装置で複写することができない色であること
が好ましい。

第１ス薯丘− 上記第１実施例では捺印のタイミングを電気的に制御し
ているが、本実施例では機械的に行う場合について説明
する。

第５図（ａ）（ｂ）は捺印装置の駆動系を示す図であっ
て、同図（ａ）は側面図、同図（ｂ）は正面図である。

該捺印装置は、歯車機構３０・３１を介してモータ２０
により駆動される定着ローラ１２６の歯車２１と、スタ
ンプ１３を駆動する歯車２２と、上記両歯車２１・２２
を繋ぐ減速歯車機構２３とを有している。この減速歯車
機構２３は、捺印装置５０周速と紙送り速度とを一致さ
せるために設４゜けられ、具体的には歯車２４〜２８及び間欠歯車２９か
ら構成されている。上記間欠歯車２９は、記録紙１枚に
対して１回転するような構造であり、且つ間欠歯車２９
の歯数は歯車２２の歯数と同一に形成されている。これ
により、スタンプ１３は記録紙１枚に対して１つだけ捺
印を行うことができ、且つ歯車２２は記録紙が排出され
る毎に同じ位置で待機しているので、同一部位に捺印す
ることが可能となる。

光亙至盈来以上説明したように本発明によれば、受信された用紙と
この内容を複写した用紙とを確実に判別することができ
るので、ファクシミリ装置の使い勝手を飛躍的に向上さ
せることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一適用例であるファクシミリの外観斜
視図、第２図は第１図の正面断面図、第３図はファクシ
ミリ装置の概略的な回路構成を示すブロック図、第４図
は捺印装置の側面図、第５図（ａ）（ｂ）はスタンプの
駆動系の変形例を示す図であって、同図（ａ）は側面図
、同図（ｂ）は正面図である。１・・・ＲＯＭ、４・・・捺印装置駆動回路、５・・・
捺印装置、１３・・・スタンプ、２０・・・モータ、２
２・・・歯車、２３・・・減速歯車機構、２９・・・間
欠歯車、２１０・・・制御部、Ｓ２・・・センサ、Ｍｌ
・・・タイマ。特許出願人：村田機械　株式会社第４図第５図（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）受信内容を記録する用紙に作像する作像手段が用
紙搬送経路に設けられたファクシミリ装置において、前記用紙に受信済であることを示す捺印を行う捺印手段
が、前記用紙搬送経路中に設けられていることを特徴と
するファクシミリ装置。
（２）請求項１記載のファクシミリ装置であって、前記
捺印手段は、スタンプ部と、このスタンプ部を駆動する
駆動部とから成り、且つ前記用紙の搬送状態を検出する
センサ部と、このセンサ部からの信号が入力されてから
所定時間経過後に上記駆動部に駆動開始指令信号を出力
する制御部とが設けられていることを特徴とするファク
シミリ装置。
（３）請求項１記載のファクシミリ装置であって、前記
捺印手段は、定着ローラを駆動する駆動手段と減速歯車
群を介して駆動されるスタンプ部から構成されているこ
とを特徴とするファクシミリ装置。