JPH0479480A - 自動画質調整回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカラーテレビジョン受像機のチューナの帯域
特性によるチャンネル間の画質のバラツキを補正する自
動画質調整回路に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は従来のカラーテレビジョン受像機の映像ブロッ
ク図であって、同図において、（１）はチューナ、（２
）は中間周波増幅回路、（３）は映像検波回路、（４）
は画質調整回路、（５）は映像増幅回路を示す。

つぎに、上記構成の動作を第２図にもとづいて説明する
。

まず、チューナ（１）でテレビ電波から希望する電波を
選択・増幅するとともに、中間周波信号（映像５８．７
５　Ｍ　Ｈｚ　）に変換する。中間周波増幅回路（２）
で受像機に必要な利得、帯域幅、選択度などの特性の大
部分を受は負う。映像検波回路（３）で検波・増幅され
た中間周波信号からカラーテレビ信号を取り出す。つづ
いて、画質調整回路（４）では、映像信号の補正をおこ
なう。最後に、映像増幅回路（５）では受像管に加える
信号を作る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記したような従来の画質調整回路は手
動で調整しなければならないので、帯域特性のバラツキ
の大きい安価なチューナを用いた場合、個々のチューナ
による調整が必要であり、また、同一チューナにおける
チャンネル間においても微妙な画質調整をおこなわなけ
ればならないという問題があった。

この発明は上記のような問題を解消するためになされた
ものであって、安価なチューナを使用した場合の帯域特
性のバラツキに対処できるとともに、チャンネル切替時
の画質調整を不要とする自動画質調整回路を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するため、この発明では、従来の映像
処理回路に、ビデオ信号より同期信号を取り出す同期信
号検出回路と、同期信号のノイズ量を算出するためのノ
イズ成分算出回路と、ビデオ信号よりバースト信号を取
り出し、その振幅を算出するバースト信号検出・算出回
路とを付加し、検波出力点の画質状態を上記画質調整回
路へフィードバックするように構成することにより、画
質の均一化をはかろうというものである。

〔作用］ この発明によれば、映像検波回路と画質調整回路とのあ
いだに、ビデオ信号より同期信号を取り出す同期信号検
出回路と、同期信号のノイズ量を算出するためのノイズ
成分算出回路と、ビデオ信号よりバースト信号を取り出
し、その振幅を算出するバースト信号検出・算出回路と
を付加し、検波出力点の画質状態を上記画質調整回路へ
フィードバンクするように構成したので、画質の均一化
が図れ、チャンネル切替時の調整不要、さらに、チュー
ナの帯域特性のバラツキを抑えることができるため、安
価なものを使用でき、結果的に、製造上のコストダウン
を図ることができる。

〔発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

第１図はこの発明の一実施例による自動画質調整回路を
含むテレビジョン受像機の映像信号ラインのブロック図
であり、同図において、（１）はテレビ電波より希望の
電波を選択・増幅し、中間周波数（５８，７５ＭＨｚ）
に変換するチューナ、（２）はチューナからの中間周波
数を増幅する中間周波増幅回路、（３）は中間周波信号
を復調し、ビデオ信号に変換する映像検波回路、（４）
は画質（ビデオ信号）を調整する画質調整回路、（５）
は受像管に加えるためにビデオ信号を増幅する。

上記のように構成される既存の回路において、この実施
例で例示されるこの発明では、とくに、ビデオ信号より
同期信号を取り出す同期信号検出回路（６）、同期信号
のノイズ量を算出するノイズ成分算出回路（７）、ビデ
オ信号よりバースト信号を取り出し、その振幅を算出す
るバースト信号検出・算出回路（８）をイ］加した点が
特徴部分となっている。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

まず、チューナ（１）でテレビ電波より希望の電波を選
択・増幅し、中間周波信号（５８，７５Ｍ　ＨＺ　）に
変換する。ついで、中間周波増幅回路（２）でチケーナ
（１）より得た信号の帯域の適正化・増幅をおこなう。

映像検波回路（３）で中間周波信号を復調し、ビデオ信
号を出力する。このビデオ信号を画質調整回路（４）で
オーバーシュート、プリシュート等の画質の補正をおこ
ない、映像増幅回路（５）で受像管に加える信号レベル
に増幅をおこなう。このとき、チューナの帯域のバラツ
キにより、チャンネル間の微妙な画質のバラツキを映像
検波回路（３）で得られたビデオ信号のバースト部分を
バースト信号検出・算出回路（８）にて検出・算出し、
その値を画質調整回路へフィードバックすることにより
、自動で画質を一定に保つことができる。

しかし、バースト振幅ζ画質となるのは、電界がある程
度強い範囲であるので、弱電界時には効果がない。そこ
で、電界の状態を知るために同期信号検出回路（６）、
ノイズ成分算出回路（７）を設け、同期信号部分のノイ
ズ量を検出し、バースト信号検出・算出回路で得られた
値とワイヤード○Ｒし、画質回路へフィードバックする
ことにより、弱電界時でも対応できるようにしている。

また、上記実施例では、カラーテレビジョン受像機の場
合について説明したが、ＶＴＲや他の受信機であっても
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。

（発明の効果〕 以上、発明したように、この発明によれば、検波出力点
の画質の状態を画質調整回路へフィードバックするよう
に構成したので、安価なチューナを用いても、チャンオ
ル間の画質を自動で均一化でき、また、調整の簡潔化を
得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画質調整回路を含む
テレビジョン受像機の映像信号ラインのブロック図、第
２図は従来のカラーテレビジョン受像機の映像ブロック
図を示す。 （］）・・・チューナ、（２）・・・中間周波増幅回路
、（３）・・・映像検波回路、（４）・・・画質調整回
路、（５）・・・映像増幅回路、（６）・・・同期信号
検出回路、（７）・・・ノイズ成分算出回路、（８）・
・・バースト信号検出・算出回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）チューナと、上記チューナからの中間周波数を増
   幅する中間周波増幅回路と、中間周波信号を復調し、ビ
   デオ信号に変換する映像検波回路と、上記ビデオ信号を
   調整する画質調整回路と、受像管に加える信号レベルに
   増幅をおこなうための映像増幅回路とを備えた映像処理
   回路において、ビデオ信号より同期信号を取り出す同期
   信号検出回路と、同期信号のノイズ量を算出するための
   ノイズ成分算出回路と、ビデオ信号よりバースト信号を
   取り出し、その振幅を算出するバースト信号検出・算出
   回路とを付加し、検波出力点の画質状態を上記画質調整
   回路へフィードバックするように構成したことを特徴と
   する自動画質調整回路。